JP2009039341A - 伸縮材切断ロール及び使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents

伸縮材切断ロール及び使い捨ておむつの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】伸縮材を高い精度で切断することができることに加え、切断刃の耐用時間を長くすることができ、切断刃の交換頻度を低減させることができる伸縮材切断ロールを提供する。
【解決手段】複数個の切断刃52a,52b,52cを有する第1ロール54Aと、第1ロール54Aと相対向するように配置された第2ロールとを備え、第1ロール54A及び第2ロールの少なくとも一方は、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサー72が付設されたものである伸縮材切断ロール50A。
【選択図】図5

Description

本発明は、2つのロール間に、伸縮材が付設されたシートを挟み込み、加圧することによって伸縮材の切断を行う、伸縮材切断ロール及び使い捨ておむつの製造方法に関するものである。
使い捨ておむつとしては、例えば、図1に示す使い捨ておむつ100のように、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部10と一対の脚周り開口部12(12a,12b)が形成されたパンツ型の使い捨ておむつが知られている。
このようなパンツ型使い捨ておむつにおいては、図1に示すように、ウエスト周り開口部10と脚周り開口部12に沿って、更にはウエスト周り開口部10と脚周り開口部12との間の部分に、糸ゴム等の伸縮材(ウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44)を配置する構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
上記のような使い捨ておむつは、例えば、図2に示すように、不織布等からなる長尺のシート材49(49a,49b)に、長尺のウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44を連続的に付設していき、吸収体22を備えた吸収性本体14を固定し、後に脚周り開口部となる孔24を形成し、シート材49を二つ折りに折り返した後、ヒートシール等の手段により接合部8を形成し、接合部8の部分で切り離すことにより、複数のパンツ型使い捨ておむつを得るといった方法等により、連続的に製造される。
前記のような製造方法を採用した場合、ウエスト周り伸縮材、脚周り伸縮材、腹周り伸縮材等の伸縮材は、おむつの周方向に連続的に付設されるため、これらの伸縮材による伸縮力はおむつ周方向全体から作用することになる。
しかしながら、おむつの中には伸縮材による伸縮力を作用させたくない部分も存在する。例えば、吸収体が配置された部分は、伸縮力が作用して吸収体が収縮してしまうと、おむつのフィット性や着用感を阻害するため好ましくない。
そこで、伸縮材がおむつの周方向の一部にのみ付設され、伸縮力が作用しない部分が形成された使い捨ておむつが提案されている。例えば、図3に示す使い捨ておむつ110は、腹周り伸縮材44は、吸収体22が配置された部分には付設されておらず、その部分に腹周り伸縮材44の伸縮力が作用しないように構成した使い捨ておむつである。
前記のような使い捨ておむつの製造方法としては、例えば、伸縮材をシート状の支持体に接合した伸縮テープを用い、この伸縮テープを長尺の不織布シートに間欠的に配置することにより、伸縮力が作用しない部分を形成可能とした吸収性物品の製造方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、長尺のシート材に対して、長尺の伸縮材を連続的に付設した後、その伸縮材が付設されたシート材を、複数の切断凸部を配列した第1のロールと、切断凸部が挿入される凹部が形成された第2のロールとの間に挟みこみ、伸縮材を事後的に切断する、伸縮性シートの製造方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
登録実用新案第3024357号公報 特許第3156251号公報 特開2002−178428号公報
しかしながら、特許文献2に記載の製造方法は、伸縮材をシート状の支持体に接合した伸縮テープを作成する工程が別途必要となることに加え、この伸縮テープを間欠的に不織布シートに配置する必要がある。従って、工程的に煩雑で、生産性が高い方法ではなかった。
一方、特許文献3に記載の製造方法は、2つのロール間に伸縮材が付設されたシート材を挟み込むだけで済むので、特許文献2に記載の製造方法より工程を簡素化することができるという利点がある。しかしながら、この製造方法では、伸縮材を高い精度で切断することが困難であり、また、切断凸部(切断刃)の耐用時間が短く、短期間で交換を余儀なくされるという点において、未だ解決すべき課題を残すものであった。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、伸縮材を高い精度で切断することができることに加え、切断刃の耐用時間を長くすることができ、切断刃の交換頻度を低減させることができる伸縮材切断ロール及び使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
本発明者は、前記のような従来技術の課題を解決するために鋭意検討した結果、使い捨ておむつの伸縮材を切断するロールにおいて、第1ロール及び第2ロールの少なくとも一方に、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーを付設することによって、上記課題が解決されることに想到し、本発明を完成させた。具体的には、本発明により、以下の伸縮材切断ロール及び使い捨ておむつの製造方法が提供される。
[1] 複数個の切断刃を有する第1ロールと、前記第1ロールと相対向するように配置された第2ロールとを備え、前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方は、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものである伸縮材切断ロール。
[2] 前記スペーサーは、ロールの周方向全域に、連続的に付設されている前記[1]に記載の伸縮材切断ロール。
[3] 前記スペーサーとして、付設されるロールに比して外径が大である円環体を少なくとも2枚備え、2枚の前記円環体が、ロールの両端に、そのロールと中心軸を同じくするように付設されている前記[1]又は[2]に記載の伸縮材切断ロール。
[4] 前記スペーサーは、高さ方向の先端面に模様が彫刻されたものである前記[1]〜[3]のいずれかに記載の伸縮材切断ロール。
[5] 複数個の前記切断刃が、ロールの周方向にずれて配置されている前記[1]〜[4]のいずれかに記載の伸縮材切断ロール。
[6] 複数個の切断刃を有する第1ロールと、前記第1ロールと相対向するように配置された第2ロールとを備えた伸縮材切断ロールを用いて、使い捨ておむつを構成するシート材に固定された伸縮材を切断する伸縮材切断工程を備え、前記伸縮材切断工程は、前記伸縮材切断ロールとして、前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方に、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものを用い、前記第1ロールと前記第2ロールとの間に、前記伸縮材が固定された前記シートを挟み込み、加圧することによって、前記伸縮材の切断を行うものである使い捨ておむつの製造方法。
[7] 前記第1ロールとして、複数個の前記切断刃が、ロールの周方向にずれて配置されたものを用い、前記伸縮材を、前記第1ロールの回転に応じて順次切断する前記[6]に記載の使い捨ておむつの製造方法。
本発明の伸縮材切断ロールは、伸縮材を高い精度で切断することができることに加え、切断刃の耐用時間を長くすることができ、切断刃の交換頻度を低減させることが可能である。そして、本発明の使い捨ておむつの製造方法は伸縮材を切断する際に、製品の設計通りに高い精度で伸縮材を切断することができるため、皺や破れも発生し難い。従って、不良の発生率が低く、高品質の使い捨ておむつを製造することができる。また、煩瑣な切断刃の交換作業を少なくすることができるため、生産性に優れ、生産コストも低減することができる。
以下、本発明の伸縮材切断ロール及び使い捨ておむつの製造方法を実施するための最良の形態について具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備える伸縮材切断ロール及び製造方法を広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
なお、本明細書において「パンツ型おむつ」というときは、図1に示す使い捨ておむつ100のように、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士を接合することによって、接合部8、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12a,12bが形成され、予めパンツ型に構成されたおむつを意味するものとする。
そして、「2ピースタイプ」とは、着用者の排泄物を吸収し、保持する機能(吸収・保持機能)を担う吸収性本体と、着用者の身体を被包する機能(装着機能)を担う外装部材とから構成され、外装部材の内側に吸収性本体が配置されたタイプのおむつを意味するものとする。吸収性本体は吸収体、トップシート及びバックシートを構成要素として備えた部材である。
また、本明細書において、「前身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分、「股下部」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の股下を覆う部分、「後身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分を意味するものとする。
[1]伸縮材切断ロール:
本明細書にいう「伸縮材切断ロール」とは、使い捨ておむつを構成するシート材に固定された伸縮材を切断するためのロールであり、伸縮材が固定されたシートを2つのロール間に挟み込み、加圧することによって、伸縮材の切断を行うものである。この伸縮材切断ロールは使い捨ておむつ製造装置の一部に設置して用いられる。このような伸縮材切断ロールを用いることによって、特許文献2に記載されるような製造方法と比較して、工程を簡素化することができ、生産性の向上を図ることができる。
そして、本発明の伸縮材切断ロールは、複数個の切断刃を有する第1ロールと、前記第1ロールと相対向するように配置された第2ロールとを備え、前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方は、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものである。
例えば、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aは、複数個の切断刃52a,52b,52cを有する第1ロール54Aと、第1ロール54Aと相対向するように配置された第2ロール70とを備え、第1ロール54Aは、ロール表面から一定の高さで突出し、第2ロール70との間隔を保持するスペーサー72が付設されたものである。
以下の説明では、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aのように、第1ロールにスペーサーが付設された伸縮材切断ロールの例により、本発明を説明する。但し、本発明の伸縮材切断ロールは、スペーサーが第1ロールに付設されている必要はなく、第2ロールに付設されていてもよいし、第1ロールと第2ロールの双方に付設されていてもよい。これらの構造も、第1ロールと第2ロールとの間隔を一定の間隔に保持するという本発明の効果を奏するものであり、本発明の範囲に含まれる。これらの構造においても、スペーサーの構成は、第1ロールに付設する場合に準じて構成すればよい。
[1−1]スペーサー:
本発明の伸縮材切断ロールは、第1ロール及び第2ロールの少なくとも一方に、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されている点に特徴がある。
第1ロール及び第2ロールの少なくとも一方にスペーサーを付設すると、伸縮材が固定されたシートを2つのロール間に挟み込み、加圧する際に、仮に第1ロールがガタついた場合でも、シート材を介してスペーサーの先端が相対向するロールの表面に接触するため、過度のガタつきを抑制することができる。従って、第1ロールの切断刃をシート材に対して正確に押圧することができ、伸縮材を高い精度で切断することができる。また、第1ロールのガタつきによる切断刃の摩滅や破損を有効に防止することができるため、切断刃の耐用時間を長くすることができ、切断刃の交換頻度を低減させることが可能である。
スペーサーは、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するものである。スペーサーを第1ロールに付設する場合には、スペーサーの「高さ」は、伸縮材の切断を可能とするため、切断刃の先端と同じ高さかそれより低く構成する。そして、切断刃の先端高さとスペーサーの先端高さとの差(Δh)を0〜50μmとすることが好ましい。
Δhを0μm以上とすることにより、伸縮材が固定されたシートを第2ロールとの間に挟み込み、加圧した際に、切断刃の先端がシート材に十分に食い込み、伸縮材を確実に切断することが可能となる。一方、Δhを50μm以下とすることにより、スペーサーの先端を確実に第2ロールに接触させることができ、第1ロールのガタつきを有効に防止することができる。前記効果をより確実に得るためには、Δhを0〜30μmとすることが更に好ましい。
例えば、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aは、第1ロール54Aに、ロール表面から一定の高さで突出し、第2ロールとの間隔を保持するスペーサー72が付設されたものである。そして、切断刃52a,52b,52cの先端高さとスペーサー72の先端高さとの差(Δh)を30μmとした例である。
また、スペーサーは、ロールの周方向全域に、連続的に付設されていることが好ましい。このような構成により、第1ロールが回転しながら伸縮材を切断する際に、周方向のどの部分についても、ガタつき防止の効果を得ることができる。
スペーサーの形状や配置位置については、ロールの表面から一定の高さで突出し、切断刃と重複しない位置に配置されている限り、いかなる形状、配置位置であってもよい。例えば、図8に示す伸縮材切断ロール50Bのように、第1ロール54Bの一端から他端に向かう螺旋状に、第1ロール54Bの表面に凸部72cを形成し、凸部72cをスペーサー72としてもよい。
但し、本発明の伸縮材切断ロールとしては、スペーサーとして、付設されるロールに比して外径が大である円環体を少なくとも2枚備え、2枚の前記円環体が、ロールの両端に、そのロールと中心軸を同じくするように付設されていることが好ましい。
前記のような構造であれば、例えば、既存のロールの回転軸に挿通し得る中心孔が形成された円環体(リング)を用意し、この中心孔にロールの回転軸を挿通し、そのロールの端面に固定することで、極めて容易にスペーサーが付設されたロールを構成することができる。
この際、前記円環体を少なくとも2枚用意し、この2枚の円環体を、ロールの両端に、そのロールと中心軸を同じくするように付設すると、ロールと円環体の外径の差に相当する部分がそのロールの外縁からはみ出すため、円環体の外縁部をロールの表面から一定の高さで突出させることができる。特に、スペーサーが第1ロールの両端部に位置し、この2点が第2ロールの表面に直接的又は間接的に接触する形態は、第1ロールのガタつきを防止する効果が高い点において好ましい。
例えば、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aは、スペーサー72として、第1ロール54Aに比して外径が大である円環体72a,72bを少なくとも2枚備え、2枚の円環体72a,72bが、第1ロール54Aの両端に、第1ロール54Aと中心軸を同じくするように付設されている例である。この例では、スペーサー72として、厚さ10mm、外径120mmφ、中心孔の孔径100mmφの金属製の円環体72a,72bを、第1ロール54Aの両端部に固定している。そして、スペーサー72の外周が、第1ロールの周方向全域に、連続的に張り出して、ロールの表面から一定の高さで突出している。
なお、「少なくとも2枚」であるから、円環体を2枚以上備えていてもよい。例えば、図9に示す伸縮材切断ロール50Cは、2枚の円環体72a,72bを第1ロール54Aの両端に付設することに加えて、領域56aと領域56bの間、及び領域56bと領域56cとの間に、円環体72a,72bと平行するように、追加的に円環体72d,72eを付設した例である。
前記のような形態では、第1ロール54Cの中央寄りに追加的に付設した円環体72d,72eが、伸縮材が配置されたシート材を確実に押さえ、伸縮材に起因するシート材の縮みやよれの発生を抑制するため、より高い精度で伸縮材を切断することができる。なお、図8に示す伸縮材切断ロール50Bのように、螺旋状にスペーサー72を配置した場合も、第1ロール54Bの中央部にスペーサー72が存するため、これと同様の効果を得ることができる。
スペーサーは、高さ方向の先端面に模様が彫刻されたものであることが好ましい。模様を彫刻することにより、伸縮材を配置したシート材を確実に押さえ、伸縮材に起因するシート材の縮みやよれの発生を抑制するため、より高い精度で伸縮材を切断することができる。また、スペーサーによって押さえられた部分が単なる凹部とならず、模様を形成することができるため、デザイン的な観点からも好ましい。
模様の形状について特に制限はなく、例えば、縞模様、格子模様、ドットパターン等を挙げることができる。図5及び図6に示す伸縮材切断ロール50Aにおける第1ロール54Aは、スペーサー72の高さ方向の先端面に斜線状の縞模様が彫刻されている例である。
[1−2]第1ロール:
第1ロールは、伸縮材切断ロールを構成する一つのロールであり、複数個の切断刃を有するロールである。
第1ロールにおいては、前記複数の切断刃をロールの周方向に向かってずらして配置する形態が採用される場合がある。複数の切断刃をロールの周方向に向かってずらすことにより、各々の切断刃は、伸縮材が固定されたシート材に対して一時に当たることがない。即ち、ロールの回転に従って、切断刃が逐次シート材に当たるため、全ての切断刃がロールの回転軸方向に沿って一列に付設され、切断刃がシート材(ひいては伸縮材)に対して一時に当たるような構成と比較して、ロールの加圧力が分散せず、シート材や伸縮材に対してロールの加圧力を十分に作用させることができるからである。
本発明の伸縮材切断ロールは、前記のような複数個の切断刃が、ロールの周方向にずれて配置されている第1ロールに適用することが好ましい。複数の切断刃がロールの周方向にずれて配置されている場合、即ち、複数の切断刃がロールの軸方向に直線的に配置されていない場合、伸縮材が配置されたシート材に対して押圧力をかけると、その押圧力の方向に対して、切断刃が配置されている部分と配置されていない部分が存在することになる。従って、伸縮材の切断時に第1ロールのガタつきが発生し易いという問題がある。この場合、第1ロールのガタつきによって、切断刃の損耗は激しくなり、切断刃の交換頻度は増加せざるを得ない。また、第1ロールのガタつきによって、伸縮材を高い精度で切断することも困難となる。本発明の伸縮材切断ロールは、スペーサーによって第1ロールのガタつきを効果的に抑制できるので、このような問題の解決に極めて有効である。
例えば、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aは、第1ロール54Aにおいて、切断刃52を付設する領域を、ロールの回転軸方向(O−O’方向)に向かって、使い捨ておむつの前身頃側の腹周り伸縮材、股下部の脚周り伸縮材、後身頃側の腹周り伸縮材の配置部位に対応する3つの領域56a,56b,56cに区分している。そして、その3つの領域56a,56b,56cを、ロールの周方向に向かって、ロールの回転角にして40°ずつ、順次ずらして配置した例である。
図7は、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aにより、伸縮材の切断を行った使い捨ておむつを展開した状態を示す図である。図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aによれば、使い捨ておむつの前身頃2側の腹周り伸縮材44、股下部4の脚周り伸縮材40、後身頃6側の腹周り伸縮材44が順次切断され、切断痕64a,64b,64cが形成される。
なお、前記のように切断刃を付設する領域を複数の領域に区分した場合には、それらの領域のうち少なくとも一つの領域に、その領域に配置された切断刃の高さを調整する高さ調整機構を設けることが好ましい。高さ調整機構を設けることにより、シート材の部位ごとの厚み、ロールの撓み変形や熱膨張による変形、ロールの高速回転による変形の程度を考慮して、領域ごとに切断刃を適切な高さに調整することが可能となる。従って、シート材に対して均一に切断刃を押圧することができ、伸縮材を確実に切断することが可能となる。
切断刃の高さを調整できる限り、高さ調整機構の形態について特に制限はない。例えば、複数の切断刃が付設され、貫通孔が形成されたブロック(支持体)と、前記貫通孔を貫通させたネジ(ボルト等)からなる高さ調整機構を挙げることができる。この形態は、第1ロールに前記ネジを固定し得るネジ穴を形成しておき、前記ブロックを前記ネジにより、前記第1ロールに固定するものである。
前記の高さ調整機構は、ネジの締め付け具合のみによって前記ブロックの高さ、ひいては切断刃の高さを調整するものであってもよいが、前記ブロックと前記第1ロールとの間にシム(金属製の薄板)を挟み込む構造のものが好ましい。このような高さ調整機構は、シムの厚さや枚数によってより精密な高さ調整が可能となるという利点がある。
例えば、図4〜図6に示す第1ロール54Aの高さ調整機構58a,58b,58cは、複数の切断刃52が付設され、貫通孔が形成されたブロック(支持体)と、前記貫通孔を貫通させたネジ62からなる高さ調整機構の例であり、前記ブロックを第1ロール54Aに対して押さえつける枠状の押さえ板60を更に備えたものである。この例では、第1ロール54Aにネジ62を固定し得るネジ穴が形成されており、前記ブロックがネジ62により、第1ロール54Aに固定されている。そして、この高さ調整機構58a,58b,58cは、ブロックと第1ロール54Aの間にネジ62を挿通し得る貫通孔が形成されたシムを挟み込み、そのシムの枚数で高さを調整することができるように構成されている。
また、高さ調整機構としては、前記ブロックをロールに対して押さえつける枠状の押さえ板を更に備え、前記押さえ板は、前記領域の中央で分割された、2枚の押さえ板から構成されており、前記高さ調整機構は、2枚の押さえ板の各々に対応する形状のシムを挟みこむ構造のものであることがより好ましい。
例えば、図4〜図6に示す第1ロール54Aの領域56a,56cの高さ調整機構58a,58cは、押さえ板60が領域56a,56cの中央で分割された、2枚の押さえ板60a,60bから構成されており、2枚の押さえ板60a,60bの各々に対応する形状のシムを挟み込むことが可能な構造となっている。このような構成は、加熱や加圧でロールの中央側が撓んだ場合でも、中央側の押さえ板60aの下に挟み込むシムの枚数を側縁側の押さえ板60bの下側に挟み込むシムの枚数より多くすることで、切断刃52が正確にシート材に対して当たるようにすることができる。
第1ロールは切断刃を複数個有している。少なくとも区分された領域の数に対応する個数が必要であるが、上限は特に制限されない。例えば、前記複数の領域の各領域に、前記切断刃が複数個ずつ付設されている形態も好ましい形態の一つである。例えば、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aは、第1ロール54Aにおける切断刃52の付設領域56が3つの領域56a,56b,56cに区分されており、領域56a,56cには板状の切断刃52が10個付設され、領域56bには板状の切断刃52が4個付設された例である。
前記のように、前記複数の領域の各領域に、前記切断刃が複数個ずつ付設されている形態においては、ロールの周方向(回転方向)に向かって、複数の切断刃が存在するように付設されている形態がより好ましい。このような形態は、万が一、1個の切断刃によって、伸縮材を切断できない場合でも、2個目以降の切断刃が伸縮材を切断するので、より確実に伸縮材を切断することが可能となる。
例えば、図4〜図6に示す第1ロール54A、図8に示す第1ロール54B、図9に示す第1ロール54Cは、板状の切断刃52をロールの周方向(回転方向)に対して傾斜するように配置するとともに、その傾斜して配置された板状の切断刃52がロールの周方向(回転方向)に対して一部重なるようにして配置された例である。
切断刃の形状は特に限定されず、矩形状、点状、円形状、格子状等の各種形状を採用することができる。中でも、伸縮材を切断する効果が高い、板状の切断刃を好適に用いることができる。
第1ロールの全体形状は特に限定されないが、通常は円柱状のもの、例えば、従来公知のエンボスロール類似の形状のものが用いられる。材質も特に限定されないが、金属製のものを好適に用いることができる。また、第1ロールは、伸縮材を圧力のみならず熱を加えて切断するためのヒーター、ロールの温度を測定するための熱電対が備えられたものであってもよい。
[1−3]第2ロール:
第2ロールは、第1ロールと同様、前記伸縮材切断ロールを構成する一つのロールであり、前記第1ロールと相対向するように配置されたものである。基本的な構成は、第1ロールと同様であるので説明を割愛し、第1ロールと異なる部分について説明する。
第2ロールの具体的な形態としては、第1ロールに付設された前記切断刃と嵌合し得る凹部が形成されたエンボスロール及びプレーンロールを挙げることができる。
第2ロールとして用いるエンボスロールの凹部の形状は、第1ロールの切断刃と嵌合し得る形状、例えば、切断刃の凸形状と相補的な形状に形成される。但し、必ずしも一つの切断刃に対して一つの凹部が対応している必要はなく、例えば、2以上の切断刃を包摂して嵌合し得るような一つの凹部が形成されていてもよい。プレーンロールは、エンボスロールとは異なり、表面に凹凸が形成されておらず、平滑な面となっている。従って、第1ロールの切断刃の形状に合わせて凹部を形成するという作業が不要であり、製造が容易であるという利点がある。また、エンボスロールと比較して、第1ロールの切断刃との位置合わせも不要であり、機械の調整も容易である点において好ましい。
本発明の伸縮材切断ロールは、第1ロールと第2ロールの間に、伸縮材が固定されたシート材を挟みこむことによって、伸縮材を切断するものであるので、第2ロールは第1ロールと相対向するように配置される。この際、第1ロールの切断刃と、第2ロールの凹部がかみ合うような位置に両ロールを配置し、両ロール間にシート材を挟みこみ、そのシート材をロールで押圧することによって、伸縮材の切断を行うことができる。
なお、第1ロールとして、図4〜図6に示すような、ロールの両端部にスペーサー72を付設したものを用いる場合、両スペーサー72を第2ロールに対して確実に接触させるため、第2ロールの幅を第1ロールの幅よりも広く構成することが好ましい。
[2]使い捨ておむつの製造方法:
本発明の使い捨ておむつの製造方法は、複数個の切断刃を有する第1ロールと、前記第1ロールと相対向するように配置された第2ロールとを備えた伸縮材切断ロールを用いて、使い捨ておむつを構成するシート材に固定された伸縮材を切断する伸縮材切断工程を備え、前記伸縮材切断工程は、前記伸縮材切断ロールとして、前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方に、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものを用い、前記第1ロールと前記第2ロールとの間に、前記伸縮材が固定された前記シートを挟み込み、加圧することによって、前記伸縮材の切断を行うものである。
[2−1]伸縮材切断工程:
本発明の製造方法における伸縮材切断工程は、前記伸縮材切断ロールとして、前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方に、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものを用いる点に特徴がある。このような方法によれば、伸縮材を切断する際に、第1ロールのガタつきを防止することができ、製品の設計通りに高い精度で伸縮材を切断することができるため、皺や破れも発生し難い。従って、不良の発生率が低く、高品質の使い捨ておむつを製造することができる。また、煩瑣な切断刃の交換作業を少なくすることができるため、生産性に優れ、生産コストも低減することができる。
本発明の製造方法は、例えば、既に説明した本発明の伸縮材切断ロールを用いて行うことができる。例えば、図4〜図6に示すような、複数個の切断刃52a,52b,52cを有するとともに、スペーサー72として、第1ロール54Aに比して外径が大である円環体72a,72bを少なくとも2枚備え、2枚の円環体72a,72bが、第1ロール54Aの両端に、第1ロール54Aと中心軸を同じくするように付設されているもの等を好適に用いることができる。
本発明の製造方法においては、前記第1ロールとして、複数個の前記切断刃が、ロールの周方向にずれて配置されたものを用い、前記伸縮材を、前記第1ロールの回転に応じて順次切断することが好ましい。このような方法により、各々の切断刃は、伸縮材が固定されたシート材に対して一時に当たることがない。即ち、ロールの回転に従って、切断刃が逐次シート材に当たるため、全ての切断刃がロールの回転軸方向に沿って一列に付設され、切断刃がシート材(ひいては伸縮材)に対して一時に当たるような構成と比較して、ロールの加圧力が分散せず、シート材や伸縮材に対してロールの加圧力を十分に作用させることができる。
また、伸縮材の切断時における第1ロールのガタつきを効果的に防止し、切断刃の損耗を抑制し、切断刃の交換頻度を低減することができる。更に、第1ロールのガタつきを防止することによって、伸縮材を高い精度で切断することが可能となる。
本発明の製造方法は、前記のような伸縮材切断工程を備える限り、他の工程については特に制限はなく、従来公知の方法に準じて製造することができる。以下、図10に示す製造方法の例により、本発明の製造方法を説明する。なお、図10は、作図の都合上、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材及び腹周り伸縮材の一部を捨象した形で描画した。また、図10では、伸縮材切断ロール50Aのうち、第2ロール70のみが図示されているが、第2ロール70と相対向する位置に、図示されない第1ロールが配置されている。
[2−2]吸収性本体の形成:
まず、図10に示すような、吸収体22がトップシートとバックシートとの間に介装された、パッド状の吸収性本体14を製造する。例えば、バックシートの上面に、親水性シートに包まれた吸収体22を配置し、更にその上面にトップシートを配置する。次いで、吸収体22の周縁部をトップシートとバックシートとで挟み込むように封着することによって吸収性本体14を得る。この吸収性本体14は別途シート材を貼り合わせることにより、立体的に起立可能な防漏壁である立体ギャザー26が形成されている。これらの工程は、各々の部材の構成材料として長尺のシート材を用いることにより、連続的な製造工程により製造することができる。
[2−3]外装部材連続体の形成:
次いで、2枚のシート材49(49a,49b)からなり、その層間に長尺のウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44が連続的に付設された外装部材連続体を形成する。長尺のウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44は、ホットメルト接着剤等を用いて不織布等からなるシート材49に固定する。この際、吸収性本体14(特に吸収体22)と重なる位置についてはホットメルト接着剤を塗布せず、又は塗布量を少なくし、伸縮材がシート材49に固定されない状態としておく。こうすることにより、後に伸縮材を切断した際に伸縮材がスナップバックするため、吸収体と重なる部分には伸縮力が作用せず、それ以外の部分については必要な伸縮力を作用させることが可能となる。
[2−4]伸縮材の切断:
更に、前記のように形成した外装部材連続体を、伸縮材切断ロール50Aに挟み込んで加圧し、少なくとも腹周り伸縮材44、好ましくは更に脚周り伸縮材40の切断を行う。この際、ヒーターが内蔵されたロールを用い、加熱しながら伸縮材の切断を行うことも好ましい。図示の例では、伸縮材切断ロールとして、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aを用い、外装部材連続体に付設された腹周り伸縮材44の他、脚周り伸縮材40についても切断した例である。この例では、図示されない第1ロールによって、シート材49の裏面側(おむつの外表面となる側)の面に切断痕64a,64b,64cが形成されている。
[2−5]おむつ連続体の形成:
更にまた、外装部材連続体の長手方向に向かって、吸収性本体14を断続的に配置・固定した後、脚周り開口部に相当する部分を切除して、孔24を形成する。その後、吸収性本体14が固定された外装部材連続体の側縁同士が互いに重なるように折り畳んだ後、断続的に配置・固定された吸収性本体14の間隙部を接合することにより、おむつ側縁の接合部8を形成しておむつ連続体を形成する。
図10に示す例では、外装部材連続体の側縁同士が互いに重なるように(図面上側の縁部と図面下側の縁部が重なるように)折り畳んだ後、断続的に配置・固定された吸収性本体14の間隙部をヒートシールでライン状に接合し、おむつ側縁の接合部8を形成することによっておむつ連続体を形成している。
[2−6]パンツ型使い捨ておむつの製造:
最後に、おむつ連続体を接合部8の部分で切り離すことにより、複数のパンツ型使い捨ておむつを得ることができる。
図11及び図12に示す使い捨ておむつ1は、図10に示す製造方法によって製造された使い捨ておむつである。具体的には、吸収体22と、前記吸収体の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート18と、前記吸収体22の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシート20とを備えるとともに、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、前記前身頃2と前記後身頃6の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12(12a,12b)が形成され、前記ウエスト周り開口部10と前記脚周り開口部12(12a,12b)との間の部分に配置される腹周り伸縮材44とを更に備え、前記腹周り伸縮材44が、前記吸収体22の配置領域と重なる領域において切断されている。
このように、前記腹周り伸縮材を、吸収体の配置領域と重なる領域において切断することにより、吸収体に対して伸縮力が作用し、吸収体が収縮してしまう不具合を防止することができる、従って、おむつのフィット性や着用感に優れる。前記腹周り伸縮材に加えて、脚周り伸縮材を切断すると、この効果が更に向上する。
例えば、図11及び図12に示す使い捨ておむつ1は、図4〜図6に示す伸縮材切断ロール50Aによって、前記脚周り伸縮材40及び前記腹周り伸縮材44を、前記吸収体22の配置領域と重なる領域において切断した使い捨ておむつの例である。この例では、第1ロール54Aにおける切断刃52a,52b,52cに対応する切断痕64a,64b,64cが形成されている。
本発明の伸縮材切断ロール及び本発明の製造方法は、乳幼児用、或いは介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の使い捨ておむつの製造に好適に用いることができる。
従来の使い捨ておむつの一の実施形態を示す概略斜視図であり、従来の使い捨ておむつをその前方から見た状態を示す図である。 従来の使い捨ておむつの製造方法の一の実施形態を示す概略平面図である。 従来の使い捨ておむつの別の実施形態を示す概略斜視図であり、従来の使い捨ておむつをその前方から見た状態を示す図である。 本発明の使い捨ておむつの製造方法の一の実施形態を模式的に示す概略断面図であり、ロールの中央部で切断した断面を示す概略断面図である。 本発明の伸縮材切断ロールの一の実施形態を示す概略正面図である。 本発明の伸縮材切断ロールの一の実施形態を示す概略斜視図であり、図5に示す伸縮材切断ロールを示す図である。 図5に示す伸縮材切断ロールを用いて製造された使い捨ておむつを展開した状態を示す概略平面図である。 本発明の伸縮材切断ロールの別の実施形態を示す概略正面図である。 本発明の伸縮材切断ロールの更に別の実施形態を示す概略正面図である。 本発明の使い捨ておむつの製造方法の一の実施形態を示す概略平面図である。 本発明の製造方法により得られた使い捨ておむつの一の実施形態を示す正面図である。 図11に示す使い捨ておむつの背面図である。
符号の説明
1,100,110:使い捨ておむつ、2:前身頃、4:股下部、6:後身頃、8:接合部、10:ウエスト周り開口部、12,12a,12b:脚周り開口部、14:吸収性本体、16:外装部材、18:トップシート、20:バックシート、22:吸収体、24:孔、26:立体ギャザー、40:脚周り伸縮材、42:ウエスト周り伸縮材、44:腹周り伸縮材、49,49a,49b:シート材、50A,50B,50C:伸縮材切断ロール、52,52a,52b,52c:切断刃、54A,54B,54C:第1ロール、56a,56b,56c:領域、58,58a,58b,58c:高さ調整機構、60,60a,60b:押さえ板、62:ネジ、64,64a,64b,64c:切断痕、70:第2ロール、72:スペーサー、72a,72b,72d,72e:円環体、72c:凸部。

Claims (7)

  1. 複数個の切断刃を有する第1ロールと、前記第1ロールと相対向するように配置された第2ロールとを備え、
    前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方は、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものである伸縮材切断ロール。
  2. 前記スペーサーは、ロールの周方向全域に、連続的に付設されている請求項1に記載の伸縮材切断ロール。
  3. 前記スペーサーとして、付設されるロールに比して外径が大である円環体を少なくとも2枚備え、
    2枚の前記円環体が、ロールの両端に、そのロールと中心軸を同じくするように付設されている請求項1又は2に記載の伸縮材切断ロール。
  4. 前記スペーサーは、高さ方向の先端面に模様が彫刻されたものである請求項1〜3のいずれか一項に記載の伸縮材切断ロール。
  5. 複数個の前記切断刃が、ロールの周方向にずれて配置されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の伸縮材切断ロール。
  6. 複数個の切断刃を有する第1ロールと、前記第1ロールと相対向するように配置された第2ロールとを備えた伸縮材切断ロールを用いて、使い捨ておむつを構成するシート材に固定された伸縮材を切断する伸縮材切断工程を備え、
    前記伸縮材切断工程は、前記伸縮材切断ロールとして、前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方に、ロール表面から一定の高さで突出し、相対向するロールとの間隔を保持するスペーサーが付設されたものを用い、
    前記第1ロールと前記第2ロールとの間に、前記伸縮材が固定された前記シートを挟み込み、加圧することによって、前記伸縮材の切断を行うものである使い捨ておむつの製造方法。
  7. 前記第1ロールとして、複数個の前記切断刃が、ロールの周方向にずれて配置されたものを用い、
    前記伸縮材を、前記第1ロールの回転に応じて順次切断する請求項6に記載の使い捨ておむつの製造方法。
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