JP2009039205A - 内視鏡システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷却装置のエア供給チューブが接続されるベース口金24を設け、ベース口金24にシース21と内視鏡挿入部10を脱着可能に固定する。ベース口金24のシース固定穴27には、円筒状のゴム弾性体31を嵌入し、ゴム弾性体31にシース21を嵌合した状態で押圧調整ねじ35を締め込む。ベース口金24の挿入部固定穴28には、円筒状のゴム弾性体32を嵌入し、ゴム弾性体32に内視鏡挿入部10を嵌合した状態で押圧調整ねじ36を締め込む。外径の異なるシースや内視鏡挿入部と交換する場合には、ゴム弾性体31,32との嵌合部の外径を一定にしておく等によってベース口金24に隙間無く取り付ける。
【選択図】図3
Description
したがって、ユーザーの多様なニーズに応えるためには、そのニーズの数だけ専用の冷却ユニットを用意する必要があり、ユーザーによる不要な大型部品の管理や出費を余儀なくされる。
この場合、硬質シース芯材をベース口金のシース固定部に固定することによって強固な固定が可能になる。また、軟質シース表皮を硬質シース芯材から単独で延出させ、その内部に内視鏡挿入部の湾曲部を配置することにより、湾曲部の柔軟な湾曲操作を許容し得るようになる。
この場合、シース側ギャップ閉塞壁を換えることにより、外径や形状、機能等の異なるシースをベース口金に固定することができる。シース側ギャップ閉塞壁は、シースと一体構造であっても、別体部品として形成してシースに固定するようにしても良い。
この場合、シースにシース側ギャップ閉塞壁をねじ固定することにより、シースとベース口金の間の隙間を無くすことができる。
この場合、シースにゴム弾性体から成るシース側ギャップ閉塞壁を嵌合することにより、シースとベース口金の間のギャップを容易に無くすことができる。
この場合、押圧調整ねじによってゴム弾性体を軸方向に押圧して内周側に膨出変形させることにより、ベース口金とシースの間のギャップがゴム弾性体によって埋められる。ゴム弾性体の内周側への膨出変形量は押圧調整ねじの締込み量によって容易に調整することができる。したがって、一種のゴム弾性体と押圧調整ねじによって多様な径のシースに対応することが可能になる。
この場合、外シースと内シースは、ベース口金のシース固定部に対して外シース用ギャップ調整手段と内シース用ギャップ調整手段を介して固定される。外シースと内シースを新たなものに換えるときには、外シース用ギャップ調整手段と内シース用ギャップ調整手段によって各シースとベース口金とのギャップを埋めて新たな各シースをベース口金に固定する。
この場合、第1のギャップ調整手段により、ベース口金とシースとのギャップだけでなく、ベース口金と内視鏡挿入部とのギャップも埋めることが可能になるため、部品点数の削減が可能になる。
この場合、内視鏡挿入部は、ベース口金の挿入部固定部に第2のギャップ調整手段を介して固定される。また、内視鏡挿入部を換えるときには、第2のギャップ調整手段によって内視鏡挿入部とベース口金とのギャップを埋めて新たな内視鏡挿入部をベース口金に固定する。
この場合、挿入部側ギャップ閉塞壁を換えることにより、外径や形状の異なる内視鏡挿入部をベース口金に固定することができる。挿入部側ギャップ閉塞壁は内視鏡挿入部と一体構造であっても、別体部品として形成して内視鏡挿入部に固定するようにしても良い。
この場合、押圧調整ねじによってゴム弾性体を軸方向に押圧して内周側に膨出変形させることにより、ベース口金と内視鏡挿入部の間のギャップがゴム弾性体によって埋められる。したがって、一種のゴム弾性体と押圧調整ねじによって多様な径の内視鏡挿入部に対応することができる。
図1は、この発明にかかる内視鏡システム1の全体の概略構成を示すものである。同図に示すように、この内視鏡システム1は、エンジン等の観察対象に挿入される長尺な内視鏡挿入部10と、ボックス状のシステム本体部11と、システム本体部11と内視鏡挿入部10の間にあって観察者が把持して内視鏡挿入部10を操作する操作部12と、冷却用流体として空気を流通させて内視鏡挿入部10の先端側を冷却する冷却装置13(冷却手段)と、を備えている。なお、この例では、冷却装置13は、空気によって冷却するものとして説明するが、空気に換えて冷却水によって冷却するものであっても良い。
シース21を交換する前においては、シース固定穴27側のゴム弾性体31の内周面は、前述した硬質シース芯材21aの基端のシース側ギャップ閉塞壁30Aに密接することになるが、内径と外径の小さい別のシース121に交換した場合には、ゴム弾性体31の内周面は、シース側ギャップ閉塞壁30Aと同外径のシース側ギャップ閉塞壁130Aの外周面に密接する。また、挿入部固定穴28側のゴム弾性体32の内周面は、内視鏡挿入部10を交換前においては内視鏡挿入部10の外周の挿入部側ギャップ閉塞壁30Bに密接することになるが、内視鏡挿入部10を外径の小さい別の内視鏡挿入部110に交換した場合には、ゴム弾性体32の内周面は、内視鏡挿入部110の外周面に嵌合固定した挿入部側ギャップ閉塞壁130B(第2のギャップ調整手段)に密接する。この挿入部側ギャップ閉塞壁130Bは、ゴム弾性体や金属,樹脂等によって形成されるが、その外径は挿入部側ギャップ閉塞壁30Bの外径と同径に設定されている。
特に、この内視鏡システム1にあっては、内視鏡挿入部10,110の外径に応じて最適径のシース21,121に交換することができるため、シース21,121内の冷却用流路20の断面積を最適値に設定し、内視鏡挿入部10,110を最適な流速でもって効率良く冷却することができる。
この第2の実施形態の内視鏡システム201は、内視鏡挿入部10,110や冷却装置の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるが、ベース口金24のシース固定穴27とシース21,221の間のギャップを埋める第1のギャップ調整手段と、ベース口金24の挿入部固定穴28と内視鏡挿入部10,210の間のギャップを埋める第2のギャップ調整手段の構成が異なっている。
この第3の実施形態の内視鏡システム301は、やはり基本的な構成は第1の実施形態と同様であるが、内視鏡挿入部10,110とシース21,321をベース口金24に固定するためのゴム弾性体331,332と押圧調整ねじ35,36が第1のギャップ調整手段と第2のギャップ調整手段を兼ねるようになっている点が第1の実施形態のものと異なっている。
つまり、図9の標準径のシース21と内視鏡挿入部10では、図11の標準径よりも径の小さいシース321と内視鏡挿入部110に比べて押圧調整ねじ35,36の締め込み量が少なく、ゴム弾性体331,332の径方向の変形が少ない。細くなるほど押圧調整ねじ35,36の締め込み量が大きくなる。
なお、図10,11中321a,321bは、それぞれ硬質シース芯材と軟質シース表皮である。
この第4の実施形態の内視鏡システム401は、基本的な構成は第3の実施形態と同様であるが、前述した他の実施形態と構造の異なるシース421を用いている。
この第5の実施形態の内視鏡システム501は、シース521を構成するシース本体521aの基部のうちの、ゴム弾性体331によって押圧固定される部分の内周側に金属製の補強リング55が嵌入され、ゴム弾性体331による押圧時にこの補強リング55によってシース本体521aの潰れが阻止されるようになっている。そして、シース本体521aの前端部は保護管521bから前方側に大きく突出し、その突出部分の内側に内視鏡挿入部10の湾曲部が配置されるようになっている。
この第6の実施形態の内視鏡システム601は、前述した他の実施形態とは第2のギャップ調整手段の構成が異なっている。この実施形態の第2のギャップ調整手段は、外径の小さいの内視鏡挿入部110に適用する場合に隙間調整ゴム640を用いるが、この隙間調整ゴム640は、ゴム弾性体32と押圧調整ねじ36の内周部に跨って嵌入される筒部640aと、筒部640aの外周から径方向外側に延出するフランジ部640bとから成り、フランジ部640bがゴム弾性体32の端面とワッシャ37の間に介装されて、押圧調整ねじ36のねじ操作によって軸方向に押圧されるようになっている。この実施形態の場合、隙間調整ゴム640が挿入部側ギャップ閉塞壁とされている。
この第7の実施形態の内視鏡システム701は、前述した他の実施形態とは第2のギャップ調整手段の構成が異なっている。この実施形態の第2のギャップ調整手段は、外径の小さい内視鏡挿入部110に適用する場合に、脱着可能な専用のギャップ調整ユニット60(挿入部側ギャップ閉塞壁)が用いられる。このギャップ調整ユニット60は、内視鏡挿入部110の外周に嵌挿される樹脂や金属から成る円筒体61と、この円筒体61の軸方向の一端側外周に脱着可能に螺合される有底円筒状の蓋体62と、円筒体61の軸方向の一方の端面と蓋体62の内側端面の間に介装される円筒状のゴム弾性体63と、によって構成されている。なお、蓋体62には、内視鏡挿入部110が嵌挿される貫通孔62aが形成されている。
この第8の実施形態の内視鏡システム801は、前述した他の実施形態とは第1のギャップ調整手段の構成が異なっている。この実施形態の第1のギャップ調整手段は、外径の小さいシース121に適用する場合に、脱着可能な専用のギャップ調整ユニット65(シース側ギャップ閉塞壁)が用いられる。このギャップ調整ユニット65の構成は、前述した第7の実施形態のギャップ調整ユニット60とほぼ同様であり、シース121の外周に嵌挿される樹脂や金属から成る円筒体66と、この円筒体66の軸方向の一端側外周に脱着可能に螺合される有底円筒状の蓋体67と、円筒体66の軸方向の一方の端面と蓋体67の内側端面の間に介装される円筒状のゴム弾性体68と、によって構成されている。
この第9の実施形態の内視鏡システム901は、前述した他の実施形態とはベース口金924の構成が大きく異なり、ベース口金924を共通のゴム弾性体70と押圧調整ねじ71によって内視鏡挿入部10とシース21,921に固定できるようになっている。
また、ゴム弾性体70の軸方向の一端側の内周面には、ゴム弾性体70の一般部の内径より径の大きい段差穴77が設けられ、この段差穴77内にシース21,921の基端が嵌合されるようになっている。なお、図中78は、ベース口金924の軸心孔72内に配置されて、軸心孔72とシース21,921の間をシールする環状シール部材である。
次に、この状態から押圧調整ねじ71を締め込み、それによってゴム弾性体70の内周面を径方向内側に膨出変形させ、それによって段差穴77部分に嵌合されているシース21の外周面を押圧固定する。さらに、押圧調整ねじ71を締め込むことにより、一般部の内周面に嵌合されている内視鏡挿入部10の外周面を押圧固定する。これにより、ベース口金924はシース21と内視鏡挿入部10とに固定される。
つまり、押圧調整ねじ71の締め込み量により、段階的にシース21を固定したり、内視鏡挿入部10を固定したりする。この場合は、はじめにシース21を固定して、その後、内視鏡挿入部10を固定するものである。
この内視鏡システム1001の全体構成は、図1に示した第1の実施形態ものとほぼ同様であるが、内視鏡挿入部の外側に被着されるシース1021の構造と機能が異なっている。
したがって、この内視鏡システム1001においては、高温環境下での使用によって内視鏡挿入部10が規定温度以上に上昇するのを抑制することができるとともに、曲がり形状部80の形状が外部の高温によって変化するのを未然に防止することができる。
この実施形態で用いるシース1121は、シース本体部85が外部から規定値以上の入力荷重を受けたときに容易に変形し、入力荷重が規定値に満たない間は形状を保持し得る金属材料等によって形成されており、シース本体85の基端部には、ベース口金24のシース固定穴に接続し得る筒状部86aを備えた連結口金86が接続されている。この連結口金86の筒状部86aの外径は、標準径のシースの外径とほぼ同径に形成されている。
このような形状保持機能を備えたシース1121においても、共通のベース口金24を用いて内視鏡挿入部の外側に容易に取り付けることができる。
この実施形態で用いるシース1221は、シース本体部1285が矩形断面の筒状に形成され、そのシース本体部1285の基端が環状シール87を介して連結口金1286に接続されている。連結口金1286には、標準径のシースの外径とほぼ同径の円形の筒状部1286aが設けられ、その筒状部1286aがベース口金24のシース固定穴に接続し得るようになっている。
このような異形断面のシース1221においても、共通のベース口金24を用いて内視鏡挿入部の外側に容易に取り付けることができる。
この第13の実施形態の内視鏡システム1301は、ベース口金1324を通して内視鏡挿入部10の先端側に供給された冷却空気が先端側で折り返し循環し、ベース口金1324から図示しないエア排出チューブを介して外部に排出されるようになっている。
また、シース1321は、内シース94の外周側に外シース95が同軸に配置された二重構造とされており、内視鏡挿入部10と内シース94の間の空間部が供給側の流路96とされ、内シース94と外シース95の間の空間部が排出側の流路97とされている。内シース94と外シース95は、夫々シース本体部94a,95aの基端側に接続管94b,95bが接続され、接続管94b,95b部分がベース口金1324に接続されるようになっている。
また、口金固定穴98は、ゴム弾性体43が嵌入される大径穴98bと、その大径穴98bの底部に連設された小径穴98cとから成り、小径穴98cには、第1口金90を軸方向に貫通した内シース94の接続管94bが嵌入され、その先端部が突き当てられるようになっている。このように、小径穴98cに接続管94bが嵌入された状態において接続ボス部42の締め込みによってゴム弾性体43が軸方向に押圧されると、ゴム弾性体43の内周面が径方向内側に膨出し、それによって接続管94bがゴム弾性体43を介して第2口金91に気密に固定される。これにより、内視鏡挿入部10と内シース94の間に形成される供給側の流路96は、第2口金91側の第1の接続継手92に接続される。
なお、ゴム弾性体43と接続ボス部42は内シース94側の第1のギャップ調整手段を構成している。
また、シース固定穴44は、ゴム弾性体45が嵌入される大径穴44bと、その大径穴44bの底部に連設された小径穴44cとから成り、小径穴44cには、外シース95の接続管95bが嵌入されて、その先端部が突き当てられるようになっている。小径穴44cに接続管95bが嵌入された状態において押圧調整ねじ46が締め込まれると、ゴム弾性体45が押圧調整ねじ46によって軸方向に押圧されて内周面が径方向内側に膨出し、その結果、接続管95bがゴム弾性体45を介して第1口金90に気密に固定される。これにより、内シース94と外シース95の間に形成される排出側の流路97は、第1の口金90側の第2の接続継手93に接続される。
なお、ゴム弾性体45と押圧調整ねじ46は外シース95側の第2のギャップ調整手段を構成している。
すなわち、例えば、図31における内シース94だけを取り付けて用いる場合には、内シース94の接続管94bを口金固定穴98に入れてゴム弾性体43により固定し、第1の接続継手92から供給された冷却空気を内シース94と内視鏡挿入部10の間に形成される流路を通して先端部側に向かって流す。また、図31における外シース95だけを取り付けて用いる場合には、第2の接続継手93を閉塞するとともに内シース94の接続管94bに変えて軸長の短い支持リング(内径、外径は同サイズで長さ違いは図示せず。)をゴム弾性体45の内側にあてがい、第1の接続継手92から供給された冷却空気を外シース95と内視鏡挿入部10の間に形成される流路を通して先端部側に向かって流す。
したがって、この内視鏡システム1301においては、ベース口金1324を共用したまま、ユーザーのさらに多様なニーズ対応することができる。
この第14の実施形態の内視鏡システム1401は、第13の実施形態のものと同様に、ベース口金1424を通して内視鏡挿入部10の先端側に供給された冷却空気を再度ベース口金1424に戻す循環タイプのものであるが、ベース口金1424の本体部分が単一の筒状部材によって構成されるとともに、一つの押圧調整ねじ46によって内シース94と外シース95がベース口金1424に同時に固定されるようになっている点が第13の実施形態のものと大きく異なっている。
なお、この実施形態の場合、第1,第2ゴム弾性体57,59と押圧調整ねじ46が第1のギャップ調整手段を構成している。
10,110…内視鏡挿入部
13…冷却装置(冷却手段)
21,121,221,421,521,921,1021,1121,1221,1321…シース
21a…硬質シース芯材
21b…軟質シース表皮
21d,921d…基端側領域(シース側ギャップ閉塞壁,第1のギャップ調整手段)
24,924,1324,1424…ベース口金
27…シース固定穴(シース固定部)
28…内視鏡固定穴(内視鏡固定部)
30A,130A…シース側ギャップ閉塞壁(第1のギャップ調整手段)
30B,130B…挿入部側ギャップ閉塞壁(第2のギャップ調整手段)
31,32,331,332…ゴム弾性体
35,36…押圧調整ねじ
40,240,640…隙間調整ゴム(挿入部側ギャップ閉塞壁,第2のギャップ調整手段)
42…接続ボス部(第1のギャップ調整手段)
43,45…ゴム弾性体(第1のギャップ調整手段)
44…シース固定穴(第1のギャップ調整手段)
46…押圧調整ねじ(第1のギャップ調整手段)
47…挿入部固定穴(挿入部固定部)
48…ゴム弾性体(第2のギャップ調整手段)
49…押圧調整ねじ(第2のギャップ調整手段)
421b,521b…保護管
57…第1ゴム弾性体
59…第2ゴム弾性体
60…ギャップ調整ユニット(挿入部側ギャップ閉塞壁)
65…ギャップ調整ユニット(シース側ギャップ閉塞壁)
70…ゴム弾性体
94…内シース
95…外シース
98…口金固定穴(内側シース固定部)
Claims (11)
- 観察対象に挿入される内視鏡挿入部の外周側にシースが配置されるとともに、このシースの内側に流体を供給して前記内視鏡挿入部を冷却する冷却手段が設けられた内視鏡システムであって、
前記冷却手段の流体配管が接続され、かつ前記シースが少なくとも脱着可能に取り付けられるベース口金と、
前記ベース口金のシース固定部と前記シースとの間に設けられ、前記シース固定部とシースとのギャップを埋める第1のギャップ調整手段と、を備えていることを特徴とする内視鏡システム。 - 前記シースは、軟質シース表皮と硬質シース芯材とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
- 前記第1のギャップ調整手段は、前記シースに設けられる筒状のシース側ギャップ閉塞壁によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡システム。
- 前記シース側ギャップ閉塞壁は、前記シースに脱着可能にねじ固定されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
- 前記シース側ギャップ閉塞壁は、前記シースに脱着可能に嵌合されるゴム弾性体によって構成されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
- 前記第1のギャップ調整手段は、前記ベース口金の内周面に嵌合される円筒状のゴム弾性体と、このゴム弾性体を軸方向に押圧して内周側に膨出変形させる押圧調整ねじとによって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡システム。
- 前記シースは、外シースと内シースとから構成され、
前記第1のギャップ調整手段は、前記外シースのギャップを調整する外シース用ギャップ調整手段と、前記内シースのギャップを調整する内シース用ギャップ調整手段と、から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡システム。 - 前記ベース口金は、前記内視鏡挿入部が脱着可能に構成されており、
前記挿入部固定部と内視鏡挿入部とのギャップを、前記シース固定部とシースとのギャップを埋める前記第1のギャップ調整手段で埋めることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。 - 前記ベース口金は、前記内視鏡挿入部が脱着可能で、前記ベース口金の挿入部固定部と前記内視鏡挿入部との間に設けられ、前記挿入部固定部と内視鏡挿入部とのギャップを埋める第2のギャップ調整手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
- 前記第2のギャップ調整手段は、前記内視鏡挿入部の外周に脱着可能に固定される円筒状の挿入部側ギャップ閉塞壁によって構成されていることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡システム。
- 前記第2のギャップ調整手段は、前記ベース口金の内周面に嵌合される円筒状のゴム弾性体と、このゴム弾性体を軸方向に押圧して内周側に膨出変形させる押圧調整ねじとによって構成されていることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡システム。
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