JP2009032857A - 半導体集積回路および半導体装置 - Google Patents

半導体集積回路および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体チップに内蔵されたインターコネクトを介して転送されるパケットを、三次元結合技術を用いてチップ間で送受信することによって、半導体チップに搭載されたIPから、別の半導体チップに搭載されたIPに対するアクセスを効率的に行うインターコネクト構成技術を提供する。
【解決手段】アクセス要求を送信するイニシエータと、前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するルータ(ルータA105)と、外部との通信を行う三次元結合回路(三次元送受信部A1301)とを備え、前記三次元結合回路が前記ルータに隣接して配置されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、半導体集積回路と、複数の半導体集積回路をパッケージ内に封止して形成される半導体装置(SiP等)に関する。
本発明者が検討した技術として、例えば、SiP(System in Package)等の半導体装置においては、以下の技術が考えられる。
半導体製造技術の微細化に伴い、半導体チップのI/O性能不足が深刻化しつつある。これは、微細化に伴って半導体チップに搭載される回路が増加し、さらに動作が速くなるため、半導体チップが機能を実現するために必要なI/O処理量(本数、速度等)が増加する一方、半導体チップの端子数はワイヤーボンディングなどに制約されるために基本的にはチップサイズによって決まり、微細化によっては増加しないためにI/O処理能力が向上しないためである。
そこで、半導体チップのI/O性能不足を解決するために、端子を半導体チップの上面や下面に二次元状に配置し、半導体チップを複数個積層することによって積層されたチップ間で情報の伝送を行う、三次元結合技術の開発が盛んに行われている。
このため、三次元結合技術を搭載した半導体チップを積層してSiPを形成する場合には、三次元結合と従来から存在する半導体チップ内のインターコネクト網(回路間の接続回路、ルータ等)との結合をしなければならない。
例えば、誘導結合方式の三次元結合技術によってチップ間のデータ通信を行う技術の一例として、特許文献1記載の技術が挙げられる。
また、容量結合方式の三次元結合技術によってチップ間のデータ通信を行う技術の一例として、特許文献2記載の技術が挙げられる。
特開2006−066454号公報 特開2004−253816号公報
ところで、前記のような半導体装置の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、三次元結合技術によって半導体チップ内部と半導体チップ外部との通信を少ない消費電力でありながら、低レイテンシ(遅延)かつ高スループットで実行することができることが開示されている。
しかしながら、上記技術には、半導体チップ内に存在するオンチップインターコネクトと三次元結合技術との結合については言及されていない。
そこで、本発明の1つの目的は、半導体集積回路および半導体装置において、半導体チップに内蔵されたインターコネクトを介して転送されるパケットを、三次元結合技術を用いてチップ間で送受信することによって、半導体チップに搭載されたIP(Intellectual Property)から、別の半導体チップに搭載されたIPに対するアクセスを効率的に行うインターコネクト構成技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、半導体集積回路および半導体装置において、複数の半導体チップにスキューの少ないクロックツリーを構築する技術を提供することによって、半導体チップ間の同期転送を実現し、三次元結合技術を用いた半導体チップ間転送のレイテンシを低減することができる技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明による半導体集積回路および半導体装置は、アクセス要求を送信するイニシエータと、前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するルータと、外部との通信を行う三次元結合回路とを備え、前記三次元結合回路が前記ルータに隣接して配置されているものである。
また、本発明による半導体集積回路および半導体装置は、アクセス要求を送信するイニシエータと、前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するルータと、外部との通信を行う三次元結合回路と、前記ルータが送信する前記アクセス要求および前記アクセス応答を直列化して前記三次元結合回路に供給する直列化回路と、前記三次元結合回路が送信する前記アクセス要求および前記アクセス応答を並列化して前記三次元結合回路に供給する並列化回路とを備え、前記直列化回路と前記並列化回路が、前記ルータおよび前記三次元結合回路に隣接して配置されているものである。
また、本発明による半導体集積回路および半導体装置は、アクセス要求を送信するイニシエータと、前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するローカルルータと、前記ローカルルータが送信および受信する前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するグローバルルータと、外部との通信を行う三次元結合回路とを備え、前記三次元結合回路が、前記ローカルルータに隣接して配置されているものである。
また、本発明による半導体集積回路および半導体装置は、アクセス要求を送信するイニシエータと、前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するローカルルータと、アクセス要求を送信し、メモリコピー動作を行うDMAコントローラと、前記ローカルルータ間において前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するグローバルルータと、外部との通信を行う三次元結合回路とを備え、前記DMAコントローラおよび前記三次元結合回路が、前記ローカルルータに隣接して配置されているものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
異なるLSI(半導体集積回路)間を最短距離で接続することが可能となり、異なるLSI間での大容量通信を低電力で行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態1においては、1つのパッケージに収容され、三次元結合によって結合された2つの半導体集積回路について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における2つの半導体集積回路の構成と、その接続形態を示すブロック図である。
本実施の形態1においては、同一の機能であり同一の構成を採る2つの半導体集積回路を2つ接続して、それぞれの半導体集積回路を単独で使用する場合に比して処理能力を2倍とした回路を構成する場合を説明する。
まず図1により、本実施の形態1による半導体集積回路(以下、単に「集積回路」ともいう。)および半導体装置の構成を説明する。
集積回路A10は、CPUA101と、DSPA102と、DMACA103と、メモリA104と、ルータA105と、直列化回路1A106と、並列化回路1A107と、並列化回路2A108と、直列化回路2A109と、リクエスト送信回路A110と、レスポンス受信回路A111と、リクエスト受信回路A112と、レスポンス送信回路A113を含んで構成される。
集積回路B20は、CPUB131と、DSPB132と、DMACB133と、メモリB134と、ルータB135と、並列化回路1B136と、直列化回路1B137と、直列化回路2B138と、並列化回路2B139と、リクエスト受信回路B140と、レスポンス送信回路B141と、リクエスト送信回路B142と、レスポンス受信回路B143を含んで構成される。
リクエスト送信結合AB121は、リクエスト送信回路A110とリクエスト受信回路B140を結合する誘導結合である。
レスポンス受信結合BA122は、レスポンス受信回路A111とレスポンス送信回路B141を結合する誘導結合である。
リクエスト受信結合BA123は、リクエスト受信回路A112とリクエスト送信回路B142を結合する誘導結合である。
レスポンス送信結合AB124は、レスポンス送信回路A113とレスポンス受信回路B143を結合する誘導結合である。
CPUA101は、ルータA105を介してメモリA104にアクセスし、当該メモリに保持されているプログラムを実行することによって、集積回路A10および集積回路B20の制御を行うプロセッサである。集積回路A10内のアクセスは、アクセスを要するモジュールがアクセス要求を含むリクエストパケットを送信し、アクセス要求を受信したモジュールがアクセスを要求したモジュールに対してアクセス応答を含むレスポンスパケットを送信することによって完結するスプリットプロトコルにて行われる。なお、本明細書においては、アクセスを要求するモジュールをイニシエータといい、アクセスに応答するモジュールをターゲットという。
次に、本実施の形態1におけるルータA105と、CPUA101およびDSPA102およびDMACA103およびメモリA104と、直列化回路1A106と、並列化回路1A107と、並列化回路2A108と、直列化回路2A109との間で転送されるリクエストパケットおよびレスポンスパケットと、当該リクエストパケットと当該レスポンスパケットを送受信するために用いられる信号を、図面を参照して説明する。ここでいう直列化回路、並列化回路とは、データ幅を含めた通信形式を変換する機能回路を指す。
図2は、本実施の形態1におけるスプリットプロトコルを用いて、ライトアクセスとリードアクセスをそれぞれ1回行う場合のタイミングチャートである。
図2におけるライトアクセスでは、イニシエータが時刻T1にアクセス要求内容であるアドレス“A1”、コマンド“C1”、ライトデータ“D1”、リクエストID“R1”を出力し、さらに当該アクセス要求内容が出力されていることを示すリクエストバリッド信号をHIGHレベルにすることによって、ターゲットにアクセス要求内容を出力していることを通知する。リクエストIDは、ルータがレスポンスパケットをターゲットからイニシエータに中継するとき、イニシエータを識別するための識別情報である。ターゲットは、レスポンスパケットを送信するとき、対応するリクエストパケットのリクエストIDを、レスポンスパケットのレスポンスIDとして出力する。
以下、本明細書では、前記リクエストバリッド信号などの1ビットの制御信号を出力する回路が、前記制御信号が有意な状態であることを示す値に遷移させることを「アサートする」と表現し、有意ではない状態であることを示す値に遷移させることを「ディアサートする」と表現する。また、1ビットの制御信号が有意な状態であることを示す値であることを「アサート状態」と表現し、2値の制御信号が有意な状態でないことを示す値であることを「ディアサート状態」と表現する。さらに、本明細書では、アクセス要求内容であるアドレス、コマンド、ライトデータと、リクエストバリッドをリクエストパケットといい、アクセス応答内容をステータス、リードデータとレスポンスバリッドを指してレスポンスパケットという。
ターゲットは、リクエストパケットの受信が可能である場合、リクエストパケットの受信が可能であることを示すリクエストグラントをアサートする。クロックの立ち上がりエッジにおいて、リクエストバリッドとリクエストグラントが両方ともアサート状態にあるときに、リクエストパケットがイニシエータからターゲットに転送される。図2においては、ターゲットは時刻T1においてリクエストバリッド信号がアサート状態であることを検出し、アクセス要求内容であるアドレス、コマンド、ライトデータ、リクエストIDを取り込み、アドレス“A1”で示されるアドレス領域に値“D1”を書き込むことによりライトアクセスを実行する。そして、時刻T5においてアクセス応答情報が有効であることを示すレスポンスバリッド信号をアサートして、当該ライトアクセスが正常に実行されたか否かを示すステータス“S1”とレスポンスID“R1”を、アクセス応答としてイニシエータに送信する。イニシエータは、レスポンスパケットを受信可能であるときにはレスポンスグラント信号をアサートしてレスポンスパケットを受信可能であることをターゲットに通知する。クロックの立ち上がりエッジにおいて、レスポンスバリッドとレスポンスグラントが両方ともアサート状態にあるときに、レスポンスパケットがターゲットからイニシエータに転送される。
次に、リードアクセスについて説明する。
図2におけるリードアクセスでは、イニシエータが時刻T9にアクセス要求内容であるアドレス“A2”、コマンド“C2”、リクエストID“R2”を出力し、さらにリクエストバリッド信号をアサートする。
ターゲットは、時刻T9においてリクエストバリッド信号がアサート状態であることを検出し、アクセス要求内容であるアドレス、コマンド、リクエストIDを取り込み、アドレス“A2”で示されるアドレス領域から値“D2”を読み出す。そして、時刻T15においてアクセス応答情報が有効であることを示すレスポンスバリッド信号をアサートして、当該リードアクセスが正常に実行されたか否かを示すステータス“S2”とリードデータ“D2”とレスポンスID“R2”をアクセス応答としてイニシエータに送信する。
集積回路A10に含まれるモジュールの説明に戻る。
DSPA102は、ルータA105を介してメモリA104にアクセスし、当該メモリに保持されているプログラムを実行することによって演算を行い、当該演算結果をメモリA104に格納するDSP(Digital Signal Processor)である。
DMACA103は、ルータA105を介してメモリA104とメモリB134にアクセスし、メモリA104とメモリB134の間でデータのコピーを行うDMAC(Direct Memory Access Controller)である。
メモリA104は、ルータA105からリクエストパケットを受信し、当該リクエストパケットに基づいてレスポンスパケットを生成し、当該レスポンスパケットをルータA105に送信する記憶装置である。
ルータA105は、CPUA101、DSPA102、DMACA103、メモリA104、直列化回路1A106、並列化回路1A107、並列化回路2A108および直列化回路2A109が送受信するリクエストパケットおよびレスポンスパケットを中継する中継回路である。
続いて、直列化回路1A106について説明する。
直列化回路1A106は、ルータA105から受信したリクエストパケットをシリアル化してシリアル化されたリクエストパケットを生成し、当該シリアル化されたリクエストパケットをリクエスト送信回路A110に送信する変換回路である。以下、本明細書では、シリアル化されたリクエストパケットをシリアルリクエストパケットという。なお、ここで、シリアル化とは、単に、複数ビット幅のデータを1ビット幅のデータに変換するのみならず、広く、データのビット幅を細くすることをいう。
次に、シリアルリクエストパケットのフォーマットを、図面を参照して説明する。
図3はシリアルリクエストパケットのフォーマットを示す図である。
シリアルリクエストパケットは、先に説明したリクエストパケットから、リクエストバリッド、アドレス、コマンド、ライトデータ、リクエストIDを抽出して、MSB(Most Significant Bit)であるビット3から順に、4ビットずつ配置することによって生成される。シリアルリクエストパケットは、リクエストバリッドを含む4ビットから順に転送される、シリアルリクエストパケットの転送に要するサイクル数は10サイクルである。10サイクル目に転送されるシリアルリクエストパケットのビット1からビット0までは“00”である。
続いて、並列化回路1A107について説明する。並列化回路1A107は、シリアル化されたレスポンスパケットをレスポンス受信回路A111から受信し、当該シリアル化されたレスポンスパケットをレスポンスパケットに変換し、当該レスポンスパケットをルータA105に送信する変換回路である。以下、本明細書では、シリアル化されたレスポンスパケットをシリアルレスポンスパケットという。
ここで、シリアルレスポンスパケットのフォーマットを、図面を参照して説明する。
図4はシリアルレスポンスパケットのフォーマットを示す図である。
シリアルレスポンスパケットは、先に説明したレスポンスパケットから、レスポンスバリッド、ステータス、リードデータ、レスポンスIDを抽出して、MSB(Most Significant Bit)であるビット3から順に、4ビットずつ配置することによって生成される。シリアルレスポンスパケットは、レスポンスバリッドを含む4ビットから順に転送される、シリアルレスポンスパケットの転送に要するサイクル数は6サイクルである。6サイクル目に転送されるシリアルレスポンスパケットのビット1からビット0までは“00”である。
並列化回路2A108は、リクエスト受信回路A112からシリアルリクエストパケットを受信し、当該シリアルリクエストパケットをリクエストパケットに変換し、当該リクエストパケットをルータA105に送信する変換回路である。
直列化回路2A109は、ルータA105からレスポンスパケットを受信し、当該レスポンスパケットをシリアルレスポンスパケットに変換し、当該シリアルレスポンスパケットをレスポンス送信回路A113に送信する変換回路である。
続いて、リクエスト送信回路A110について、図面を参照して説明する。
図5はリクエスト送信回路A110の構成を示すブロック図であり、図6はリクエスト送信回路A110に含まれるトランシーバの回路図であり、図7はリクエスト送信回路A110に含まれるトランシーバの動作を示すタイミングチャートである。
リクエスト送信回路A110は、5個のトランシーバを内蔵する。トランシーバのうちの4個はシリアルリクエストパケットの送信に使用され、1個はクロックの送信に使用される。4個のトランシーバは、直列化回路1A106から供給される信号にそれぞれ接続され、残りの1個のトランシーバはクロックに生成されている。各トランシーバは、バッファ601〜604と、コイル605により構成される。
続いて、トランシーバの動作を、図6を用いて説明する。トランシーバは、供給される電気信号の電位の変化を、磁束の変化に変換する。
図6におけるA点の電位は、供給される信号の電位であり、B点の電位はバッファ601〜604の遅延により、A点に対して遅れて変化する。
このため、B点の電流を、A点からB点に流れる方向を正として表現すれば、バッファ601〜604の遅延により、A点の電位がLOWレベルからHIGHレベルに変化するときにバッファ601〜604の遅延時間だけ正となり、A点の信号がHIGHレベルからLOWレベルに変化するときに、バッファ601〜604の遅延時間だけ負となる。
コイル605には、B点の電流に比例した磁束が発生するため、A点の信号がLOWレベルからHIGHレベルに変化するときにバッファ601〜604の遅延時間だけ磁束が発生し、A点の信号がHIGHレベルからLOWレベルに変化するときに、バッファ601〜604の遅延時間だけ負の方向の磁束が発生する。
続いて、レスポンス受信回路A111について、図面を参照して説明する。
図8はレスポンス受信回路A111の構成を示すブロック図であり、図9はレスポンス受信回路A111に含まれるクロックレシーバの回路図であり、図10はレスポンス受信回路A111に含まれるレシーバの回路図であり、図11はレスポンス受信回路A111に含まれるレシーバの動作を示すタイミングチャートである。
レスポンス受信回路A111は、クロックレシーバ801と、4個のレシーバからなるレシーバ群802を内蔵する。各レシーバの出力端子は、並列化回路1A107のシリアルレスポンスパケット入力端子と並列化回路1A107のクロック入力端子にそれぞれ接続されている。
クロックレシーバ801を、図面を参照して説明する。図9は、クロックレシーバの回路構成を示す回路図である。
クロックレシーバ801は、コイル901と、抵抗902〜903と、トランジスタ904〜905により構成されている。
コイル901は、磁束の変化率に応じて電位差を発生させる。本実施の形態1においては、コイル901にかかる磁束が強まるときに、トランジスタ904〜905がそれぞれON状態となるようにコイル901とトランジスタ904〜905のゲート端子を接続する。このため、コイル901にかかる磁束が強まるときにクロックレシーバ801はHIGHレベルの信号を出力する。本図において、VbiasはVdd/2など固定値である。
続いて、レスポンス受信回路A111に含まれるレシーバについて説明する。レシーバは、コイル1001と、抵抗1002〜1003と、トランジスタ1004〜1013と、NAND回路1014〜1015と、インバータ1016によって構成されている。
レシーバは、クロック信号の立ち上がりエッジにおいて、コイル1001がさらされている磁束の変化を検出し、当該変化を受信対象信号に変換し、さらに受信対象信号のレベルを次のクロックエッジまで保持する回路である。
以下、レシーバの動作を説明する。
コイル1001は、磁束の変化率に応じて電位差を発生させる。本実施の形態1においては、コイル1001にかかる磁束が強まるときにC点の電位がD点の電位よりも高くなってトランジスタ1005をオン状態とし、コイル1001にかかる磁束が弱まるときにD点の電位がC点の電位よりも高くなってトランジスタ1006をオン状態とする。
クロック信号がLOWレベルであるときには、トランジスタ1010および1013がオン状態であり、当該2つのトランジスタのドレイン側に位置するE点およびF点の電位は、それぞれHIGHである。このため、NAND回路1014〜1015の出力レベルは保持され、受信対象信号の電位、すなわち信号レベルは変化しない。また、E点およびF点の電位がHIGHであるため、トランジスタ1008および1009はオン状態であり、トランジスタ1005および1006のソース側電位はHIGHである。
クロック信号がHIGHレベルであるときには、トランジスタ1004がオン状態となり、トランジスタ1005および1006のドレイン側電位がLOWとなる。一方、トランジスタ1010〜1013はオフ状態である。
このとき、コイル1001が磁束の変化によって電位差を発生させてトランジスタ1005をオン状態に変化させると、トランジスタ1005のドレイン側電位がLOWレベルであって、かつトランジスタ1012、1013がオフ状態であるため、トランジスタ1008のソース側電位(E点の電位)はLOWとなる。E点の電位がLOWであるため、トランジスタ1009はオフ状態となる。さらにトランジスタ1006もオフ状態であるので、トランジスタ1009のソース側電位(F点の電位)はHIGHレベルのままである。
以上から、NAND回路1014の出力は、クロック信号がHIGHに遷移する以前の出力値に関わらずHIGHとなる。
一方、このとき、コイル1001が磁束の変化によって電位差を発生させてトランジスタ1006をオン状態に変化させると、トランジスタ1006のドレイン側電位がLOWレベルであって、かつトランジスタ1010、1011がオフ状態であるため、トランジスタ1009のソース側電位(F点の電位)はLOWとなる。F点の電位がLOWであるため、トランジスタ1008はオフ状態となる。さらにトランジスタ1005もオフ状態であるので、トランジスタ1008のソース側電位(E点の電位)はHIGHレベルのままである。
以上から、NAND回路1014の出力は、クロック信号がHIGHに遷移する以前の出力値に関わらずLOWとなる。
すなわち、クロックがHIGHレベルにあるときにコイル1001が検出する磁束の変化によって、受信対象信号のレベルが決定される。
リクエスト受信回路A112は、レスポンス受信回路A111と同一の機能および構成であり、後述のリクエスト送信回路B142が発生させた磁束を検出してシリアルリクエストパケットを生成し、当該シリアルリクエストパケットを並列化回路2A108に送信する。
レスポンス送信回路A113は、リクエスト送信回路A110と同一の機能および構成であり、直列化回路2A109から受信したシリアルレスポンスパケットに応じて磁束を発生させる。
続いて、集積回路B20に含まれるモジュールについて説明する。
CPUB131は、ルータB135を介してメモリB134にアクセスし、当該メモリに保持されているプログラムを実行することによって、集積回路B20および集積回路A10の制御を行うプロセッサである。集積回路B20内のアクセスは、集積回路A10内のアクセスと同様のスプリットプロトコルにて行われる。
DSPB132は、ルータB135を介してメモリB134にアクセスし、当該メモリに保持されているプログラムを実行することによって演算を行い、演算結果をメモリB134に格納するDSPである。
DMACB133は、ルータB135を介してメモリB134とメモリA104にアクセスし、メモリB134とメモリA104の間でデータのコピーを行うDMACである。
メモリB134は、ルータB135からリクエストパケットを受信し、当該リクエストパケットレスポンスパケットを生成し、当該レスポンスパケットをルータB135に送信する記憶装置である。
ルータB135は、CPUB131、DSPB132、DMACB133、メモリB134、並列化回路1B136、直列化回路1B137、直列化回路2B138および並列化回路2B139が送受信するリクエストパケットおよびレスポンスパケットを中継する中継回路である。
並列化回路1B136は、リクエスト受信回路B140からシリアルリクエストパケットを受信し、当該シリアルリクエストパケットをリクエストパケットに変換し、当該リクエストパケットをルータB135に送信する変換回路である。
直列化回路1B137は、ルータB135からレスポンスパケットを受信し、当該レスポンスパケットをシリアルレスポンスパケットに変換し、当該シリアルレスポンスパケットをレスポンス送信回路B141に送信する変換回路である。
直列化回路2B138は、ルータB135からリクエストパケットを受信し、当該リクエストパケットをシリアルリクエストパケットに変換し、当該シリアルリクエストパケットをリクエスト送信回路B142に送信する変換回路である。
並列化回路2B139は、レスポンス受信回路B143からシリアルレスポンスパケット受信し、当該シリアルレスポンスパケットをレスポンスパケットに変換し、当該レスポンスパケットをルータB135に送信する変換回路である。
リクエスト受信回路B140は、リクエスト受信回路A112と同一の機能および構成であり、リクエスト送信回路A110が発生させた磁束を検出してシリアルリクエストパケットを生成し、当該シリアルリクエストパケットを並列化回路1B136に送信する。
レスポンス送信回路B141は、直列化回路1B137からシリアルレスポンスパケットを受信し、当該シリアルレスポンスパケットに応じて磁束を発生させる。
リクエスト送信回路B142は、直列化回路2B138からシリアルリクエストパケットを受信し、当該シリアルリクエストパケットに応じて磁束を発生させる。
レスポンス受信回路B143は、リクエスト受信回路B140と同一の機能および構成であり、レスポンス送信回路A113が発生させた磁束を検出してシリアルレスポンスパケットを生成し、当該シリアルレスポンスパケットを並列化回路2B139に送信する。
続いて、集積回路A10に含まれるモジュールの物理的配置と、集積回路B20に含まれるモジュールの物理的配置を、図面を参照して説明する。
図12は、集積回路A10に含まれるモジュールの物理的配置を示すフロアプラン図である。集積回路B20は、集積回路A10と同一のフロアプランである。
集積回路A10は、長方形である。三次元送受信部A1301は、リクエスト送信回路A110とレスポンス受信回路A111とリクエスト受信回路A112とレスポンス送信回路A113を含む領域であり、さらに集積回路A10の中心点A1302(図示しない)を含む。
図13は、三次元送受信部A1301におけるリクエスト送信回路A110とレスポンス受信回路A111とリクエスト受信回路A112とレスポンス送信回路A113と、前記中心点A1302の位置関係を示す部分フロアプラン図である。
三次元送受信部A1301において、リクエスト送信回路A110とレスポンス送信回路A113とは、中心点A1302を中心点とする点対称の位置に配置される。
また、三次元送受信部A1301において、レスポンス受信回路A111とリクエスト受信回路A112とは、中心点A1302を中心点とする点対称の位置に配置される。
次に、三次元送受信部A1301に含まれる送受信端子とシリアルリクエストパケットおよびシリアルレスポンスパケットの関係を、図面を参照して説明する。
図14は、三次元送受信部A1301に含まれる送受信端子(コイル)の位置を示す図である。
リクエスト送信回路A110に含まれる送信コイルTQ1〜TQ5とシリアルリクエストパケットおよびクロックの伝送信号との関係は、図15に示す通りである。
レスポンス受信回路A111に含まれる受信コイルRS1〜RS5とシリアルレスポンスパケットおよびクロックの伝送信号との関係は、図16に示す通りである。
リクエスト受信回路A112に含まれる受信コイルRQ1〜RQ5とシリアルリクエストパケットおよびクロックの伝送信号との関係は、図17に示す通りである。
レスポンス送信回路A113に含まれる送信コイルTS1〜TS5とシリアルレスポンスパケットおよびクロックの伝送信号との関係は、図18に示す通りである。
続いて、集積回路A10と集積回路B20の積層方法について、図面を参照して説明する。
集積回路A10と集積回路B20の積層方法を図19に示す。
集積回路B20は、集積回路A10の直上に積層される。また、集積回路A10の端子面と反対側の面が、集積回路B20の端子面と反対側の面に接するように積層される。さらに、集積回路B20は、集積回路B20の中心点を中心に、180度水平方向に回転させた状態で積層される。
これにより、集積回路A10の送信端子TQN(Nは1から5までの整数)は、集積回路B20の受信端子RQNの直下に位置し、集積回路A10の送信端子TSN(Nは1から5までの整数)は、集積回路B20の受信端子RSNの直下に位置する。
よって、集積回路A10の全ての三次元送信端子が、当該端子と対となる集積回路B20の三次元受信端子の直下に位置し、集積回路A10の全ての三次元受信端子が、当該端子と対となる集積回路B20の三次元送信端子の直下に位置する。
これにより、集積回路A10と集積回路B20には三次元結合が形成され、集積回路A10と集積回路B20は互いにシリアルリクエストパケットとシリアルレスポンスパケットを送受信できる。
また、集積回路A10および集積回路B20の内部においては、ルータと三次元結合回路とを隣接させて配置する。これにより、集積回路内のパケット伝送距離が最短となり、パケット転送に伴う遅延時間を最小とすることができる。
以上説明したように集積回路A10と集積回路B20に含まれる各モジュールを構成し、さらに中心点を中心にして集積回路B20を180度回転させて集積回路A10の上に積層することにより、以下の効果が得られる。
集積回路A10に搭載されたイニシエータと集積回路B20に搭載されたターゲットの間の転送を、少ないレイテンシで実行可能となる。また、多数端子の取得も容易であるため、データ転送容量の向上も可能である。
集積回路B20に搭載されたイニシエータと集積回路A10に搭載されたターゲットの間の転送を、少ないレイテンシで実行可能となる。また、多数端子の取得も容易であるため、データ転送容量の向上も可能である。
積層したときに下に位置する集積回路A10と、積層したときに上に位置する集積回路B20を同一設計とすることが可能となる。これにより、積層したときに下になるチップと積層したときに上になるチップを個別に設計するときに比して設計コストやマスクコストを削減できる。
(実施の形態2)
本実施の形態2においては、1つのパッケージに収容され、3次元結合回路によって結合された2つの半導体集積回路について説明する。
図20は、本実施の形態2における2つの半導体集積回路の構成と、その接続形態を示すブロック図である。
本実施の形態2においては、同一の機能であり同一の構成を採る2つの半導体集積回路を2つ接続して、それぞれの半導体集積回路を単独で使用する場合に比して処理能力を2倍とした回路を構成する場合を説明する。
さらに、本実施の形態2においては、両集積回路のクロックを共通化し、同期化およびパケットのシリアル化およびパラレル化に伴うレイテンシ増加を解消することを目的とする。
集積回路A210は、CPUA2101と、DSPA2102と、DMACA2103と、メモリA2104と、ルータA2105と、リクエスト送信回路A2106と、レスポンス受信回路A2107と、リクエスト受信回路A2108と、レスポンス送信回路A2109と、クロック制御部A2110とを含んで構成される。
集積回路B220は、CPUB2121と、DSPB2122と、DMACB2123と、メモリB2124と、ルータB2125と、リクエスト受信回路B2126と、レスポンス送信回路B2127と、リクエスト送信回路B2128と、レスポンス受信回路B2129と、クロック制御部B2130とを含んで構成される。
リクエスト送信磁界結合AB2141は、リクエスト送信回路A2106とリクエスト受信回路B2126を結合する誘導結合である。
レスポンス受信磁界結合BA2142は、レスポンス受信回路A2107とレスポンス送信回路B2127を結合する誘導結合である。
リクエスト受信磁界結合BA2143は、リクエスト受信回路A2108とリクエスト送信回路B2128を結合する磁界結合である。
レスポンス送信磁界結合AB2144は、レスポンス送信回路A2109とレスポンス受信回路B2129を結合する磁界結合である。
集積回路A210に含まれるCPUA2101、DSPA2102、DMACA2103、メモリA2104およびルータA2105は、それぞれ実施の形態1のCPUA101、DSPA102、DMACA103、メモリA104およびルータA105と同一の機能および構成を有する。
集積回路B220に含まれるCPUB2121、DSPB2122、DMACB2123、メモリB2124およびルータB2125は、それぞれ実施の形態1のCPUB131、DSPB132、DMACB133、メモリB134およびルータB135と同一の機能および構成を有する。
また集積回路A210内および集積回路B220内で転送されるリクエストパケットおよびレスポンスパケットのフォーマットは実施の形態1と同一である。
続いて、リクエスト送信回路A2106について図面を参照して説明する。
リクエスト送信回路A2106は、ルータA2105が送信するリクエストパケットを集積回路B220に送信する中継回路である。
図21はリクエスト送信回路A2106の構成を示すブロック図である。
リクエスト送信回路A2106は、ルータA2105から供給されるリクエストパケット送信信号の本数と同じ数、すなわち39個のトランシーバからなるトランシーバ群2201と、レシーバ2202と微分回路2203を内蔵する。トランシーバ群2201に含まれる各トランシーバは、ルータA2105から供給されるリクエストパケット送信信号にそれぞれ接続され、レシーバ2202の出力端子は、ルータA2105のリクエストグラント入力端子に接続される。レシーバ2202の入力端子は微分回路2203の出力端子に接続され、微分回路2203の入力端子は、クロック制御部A2110が出力するクロック信号に接続される。
前記トランシーバは、実施の形態1において説明したリクエスト送信回路A110に含まれるトランシーバと同一の機能および構成である。
図22は微分回路2203の構造を示す回路図である。
微分回路2203は、バッファ2301〜2303とインバータ2304とAND回路2305によって構成され、入力したクロックの立ち上がりエッジを、HIGHレベルである期間が当該バッファ2301〜2303およびインバータ2304の遅延時間に等しい正のパルスに変換する回路である。
レシーバ2202は、実施の形態1において説明したレスポンス受信回路A111に含まれるレシーバと同一である。
続いて、レスポンス受信回路A2107について図面を参照して説明する。
レスポンス受信回路A2107は、集積回路B220が送信するレスポンスパケットをルータA2105に送信する中継回路である。
図23はレスポンス受信回路A2107の構成を示すブロック図である。
レスポンス受信回路A2107は、トランシーバ2401と、ルータA2105のレスポンスパケット受信用入力端子と同じ数、すなわち23個のレシーバからなるレシーバ群2402と、微分回路2403を内蔵する。
トランシーバの入力端子は、ルータA2105のレスポンスグラント出力端子に接続される。各レシーバの出力端子は、ルータA2105のレスポンスパケット受信用入力端子にそれぞれ接続される。微分回路2403の入力端子はクロック制御部A2110が出力するクロック信号に接続されれ、微分回路2403の出力端子は、各レシーバのクロック端子に接続される。
トランシーバ2401は、実施の形態1において説明したリクエスト送信回路A110に含まれるトランシーバと同一である。
レシーバ群2402のレシーバは、実施の形態1において説明したレスポンス受信回路A111に含まれるレシーバと同一の機能および構成である。
微分回路2403は、微分回路2203と同一の機能および構成である。
リクエスト受信回路A2108は、レスポンス受信回路A2107と類似の機能および構成であり、集積回路B220が送信したリクエストパケットをルータA2105に送信する中継回路である。
レスポンス送信回路A2109は、ルータA2105が送信するレスポンスパケットを集積回路B20に送信する中継回路である。
クロック制御部A2110は、集積回路A210が使用するクロック信号を生成する回路である。以下、クロック制御部A2110について図面を参照して説明する。
図24は、クロック制御部A2110の構成を示すブロック図である。
クロック制御部A2110は、PLLA2501、分周器A2502、スピードセレクタA2503、クロック受信回路A2504、モードセレクタA2505、クロック送信回路A2506を備えて構成されている。
PLLA2501は、外部クロック信号生成部2148から外部クロック信号を取り込み、当該外部クロック信号と同じ周波数、周期のPLL出力クロック信号を生成し、当該PLL出力クロック信号を分周器A2502およびスピードセレクタA2503に供給するPLL(Phase Locked Loop)回路である。
分周器A2502は、前記PLLA2501から取り込んだPLL出力クロック信号から、周波数が当該PLL出力クロック信号の半分の分周クロックを生成し、当該分周クロックをスピードセレクタA2503に供給する分周回路である。
スピードセレクタA2503は、モード信号生成部2147から供給されるクロックスピード信号がHIGHレベルの場合には前記PLL出力クロックをモードセレクタA2505に供給し、当該クロックスピード信号がLOWレベルの場合には前記分周クロックをモードセレクタA2505に供給する選択回路である。
モードセレクタA2505は、モード信号生成部2147から供給されるクロックモード信号がHIGHレベルの場合にはスピードセレクタA2503から供給されたクロック信号をクロック制御部A2110外部のクロックツリーに供給し、当該クロックモード信号がLOWレベルの場合にはクロック受信回路A2504から供給されたクロック信号をクロック制御部A2110外部のクロックツリーに供給する選択回路である。
クロック受信回路A2504は、集積回路A210の外部から三次元結合を介してクロック信号を受信するための受信回路である。以下、図面を参照してクロック受信回路A2504とクロック送信回路A2506の構成および動作を説明する。
図25は、クロック受信回路A2504の構成を示す回路図である。
クロック受信回路A2504は、集積回路B220が発信する磁束を受信し、当該磁束から集積回路A210が使用するクロック信号を生成する回路であり、コイル2601と、抵抗2602〜2603と、トランジスタ2604〜2607と、NAND回路2608〜2609と、インバータ2610を備えて構成されている。
コイル2601は、磁界の変化率に応じて電位差を発生させる。本実施の形態2においては、コイル2601が電位差を発生させていないときには、トランジスタ2604はオフ状態であり、トランジスタ2606はオン状態である。このためコイル2601が電位差を発生させていないとき、K点の電位はHIGHである。同様に、コイル2601が電位差を発生させていないときには、トランジスタ2605はオフ状態であり、トランジスタ2607はオン状態である。このためコイル2601が電位差を発生させていないとき、L点の電位はHIGHである。
したがって、コイル2601が電位差を発生させていないときには、NAND回路2608、2609の出力値は保持され、NAND回路2609の出力レベルを反転させるインバータ2610の出力値も保持される。
コイル2601にかかる磁界が増加すると、H点の電位がJ点の電位よりも高くなってトランジスタ2604をオン状態として同時にトランジスタ2606をオフ状態とする。一方、コイル2601にかかる磁束が減少すると、J点の電位がH点の電位よりも高くなってトランジスタ2605をオン状態としてトランジスタ2607をオフ状態とする。
このため、コイル2601にかかる磁界が増加するとK点の電位がLOWレベルに遷移し、インバータ2610の出力レベルはHIGHに遷移し、コイル2601にかかる磁束が減少するとL点の電位がLOWレベルに遷移し、インバータ2610の出力レベルはLOWレベルに遷移する。
図26は、クロック送信回路A2506の構成を示す回路図である。
クロック送信回路A2506は、前記スピードセレクタA2503が出力するクロック信号を、三次元結合を介して集積回路A210の外部に出力するための回路であり、AND回路2701、コイル2702、抵抗2703を備えて構成されている。
クロック送信回路A2506は、クロックモード信号がHIGHであるときには、スピードセレクタA2503が出力するクロック信号がHIGHであるときに磁界を発生させ、スピードセレクタA2503が出力するクロック信号がLOWであるときには磁束を発生させない。
クロック送信回路A2506は、クロックモード信号がLOWであるときには、磁束を発生させない。
続いて、クロック送信回路A2506が生成する磁界をクロック受信回路A2504が受信してクロック信号を生成するときの動作を、図面を参照して説明する。
なお、コイル2601とコイル2702は、上下に重ね合わせて配置され、コイル2601が発生させる磁束をコイル2702が捕捉できるようにする。
図27は、クロック送受信の様子を示すタイミングチャートである。
スピードセレクタA2503が生成するクロック信号はAND回路2701を介してコイル2702に供給される。このため、スピードセレクタA2503が生成するクロック信号の電位に比例した磁界が発生する。
コイル2702は、磁界の変化率に応じてコイル2601の両端に電位差を発生させる。スピードセレクタA2503が生成するクロック信号がLOWからHIGHに遷移するときに正の向きの電位差を発生し、スピードセレクタA2503が生成するクロック信号がHIGHからLOWに遷移するときに負の向きの電位差を発生する。
先に説明したように、クロック受信回路A2504は、コイル2702が正の向きの磁界を発生したときには、HIGHレベルの信号を出力して保持し、コイル2702が負の向きの磁界を発生したときには、LOWレベルの信号を出力して保持する。
結果として、スピードセレクタA2503が生成するクロック信号に対してクロック送信回路A2506およびクロック受信回路A2504に含まれる回路の遅延時間分だけ遅れた信号がクロック受信回路A2504から出力される。
続いて、モード信号生成部2147について説明する。モード信号生成部2147は、集積回路A210および集積回路B220に、使用するクロックを指定するクロックモード信号とクロック周波数を通知するクロックスピード信号を供給する。
本実施の形態2においては、モード信号生成部2147は、集積回路A210にはクロックスピード信号としてHIGHレベルの信号を、集積回路B20にはクロックスピード信号としてLOWレベルの信号をそれぞれ供給する。
また、本実施の形態2においては、モード信号生成部2147は、集積回路A210にはクロックモード信号としてHIGHレベルの信号を、集積回路B220にはクロックモード信号としてLOWレベルの信号をそれぞれ供給する。
外部クロック信号生成部2148は、外部クロックを集積回路A210に供給する。
以上説明したモード信号生成部2147および外部クロック信号生成部2148により、集積回路A210のクロックツリーには、外部クロックを用いてクロック制御部A2110が生成した外部クロックと同一周波数のクロック信号が供給される。集積回路B220のクロックツリーには、集積回路A210から三次元結合回路を介して供給されたクロックが供給される。
ここで、集積回路A210のスピードセレクタA2503から集積回路B220にクロックを供給する利点を、図面を参照して説明する。
図28は、本発明による集積回路A210と集積回路B220のクロック系統図である。
集積回路A210内部のフリップフロップ2507には、外部クロック信号生成部2148からPLLA2501、分周器A2502、スピードセレクタA2503、クロック送信回路A2506、クロック受信回路A2504、クロックツリーA2508を経由してクロックが供給される。
同様に、集積回路B220内部のフリップフロップ2907には、外部クロック信号生成部2148からPLLA2501、分周器A2502、スピードセレクタA2503、クロック送信回路A2506、クロック受信回路B2905、クロックツリーB2906を経由してクロックが供給される。
前述のように、本実施の形態2においては、集積回路A210と集積回路B220の間でパケットの送受信が行われるため、集積回路A210のフリップフロップと集積回路B220のフリップフロップには、クロックの遅延時間差、すなわちクロックスキューが小さいクロックが供給されるべきである。
クロックスキューは、クロック伝播経路が共通化されていれば抑えやすく、クロック伝播経路が別であれば抑えにくい。
本実施の形態2においては、集積回路A210内のフリップフロップに至るクロックの伝播経路と、集積回路B220内のフリップフロップに至るクロックの伝播経路のうち、PLLA2501、分周器A2502、スピードセレクタA2503、クロック送信回路A2506は共通であり、異なるのは、クロック受信回路A2504、クロックツリーA2508およびクロック受信回路B2905、クロックツリーB2906のみである。
一方、従来は、図29に示すように外部クロックをそれぞれのチップに供給することが一般的であるから、外部クロック信号生成部2148から各集積回路までのクロック信号配線、PLL、分周器、セレクタ、クロック受信回路、クロックツリーが全て独立であり、クロックスキュー抑制は本発明のクロック構成よりも困難である。
続いて、本実施の形態2のデータ転送経路の論理的構造を図面を参照して説明する。
図30は、本発明の集積回路A210および集積回路B220のデータ転送経路を示すブロック図である。
先に説明したように、三次元結合送信回路および三次元結合受信回路の伝播遅延は、クロック周期に比して小さい。
よって、図20に示したように、三次元結合送受信回路を各集積回路のルータに隣接して配置することにより、複数の集積回路にまたがるイニシエータからターゲットまでのリクエストパケット転送を、短いレイテンシで行うことができる。
続いて、集積回路A210搭載の各機能モジュールの集積回路A210における位置を、図面を参照して説明する。
図31は、集積回路A210搭載の各機能モジュールの集積回路A210における位置を示すフロアプラン図である。
三次元送受信部A3201は、リクエスト送信回路A2106、レスポンス受信回路A2107、リクエスト受信回路A2108、レスポンス送信回路A2109と、クロック制御部A2110のクロック受信回路A2504およびクロック送信回路A2506からなる三次元送受信部である。
図32は、三次元送受信部A3201におけるリクエスト送信回路A2106、レスポンス受信回路A2107、リクエスト受信回路A2108およびレスポンス送信回路A2109の位置関係を示す図である。中心点A3301は、集積回路A210の中心点である。クロック受信回路A2504およびクロック送信回路A2506のコイルは、それぞれのコイルの中心点を中心点A3301に合わせて配置される。
リクエスト送信回路A2106とレスポンス送信回路A2109は、中心点A3301を挟んで点対称の位置に配置され、レスポンス受信回路A2107とリクエスト受信回路A2108は中心点A3301を挟んで点対称の位置に配置される。
クロック受信回路A2504に含まれるコイルおよびクロック送信回路A2506に含まれるコイルは、それぞれのコイルをチップ端子面の上方からみたときの重心が中心点A3301と一致するように配置される。
図33は、リクエスト送信回路A2106に含まれる送信コイルおよび受信コイルの構成を示す図である。
図34は、リクエスト受信回路A2108に含まれる送信コイルおよび受信コイルの構成を示す図である。
図35は、レスポンス送信回路A2109に含まれる送信コイルおよび受信コイルの構成を示す図である。
図36は、レスポンス受信回路A2107に含まれる送信コイルおよび受信コイルの構成を示す図である。
CLKは、クロック受信回路A2504に含まれるコイルと、クロック送信回路A2506に含まれるコイルである。
三次元送受信部A3201において、TQ1はTS1と中心点A3301を挟んで点対称に配置され、RQ1はRS1と中心点A3301を挟んで点対称の位置に配置される。以下同様に、TQ‘N’端子(Nは2から39までの整数)とTS‘M’端子(Mは2から23までの整数)は中心点A3301を挟んで互いに点対称に配置され、RQ‘N’端子(Nは2から39までの整数)とRS‘M’端子(Mは2から23までの整数)は、中心点A3301を挟んで互いに点対称の位置に配置される。
続いて、集積回路A210と集積回路B220の積層方法について、図面を参照して説明する。
図37は、集積回路A210と集積回路B220の積層方法を示す図である。
集積回路B220は、集積回路A210の直上に積層される。
集積回路A210および集積回路B220は、端子面と、その裏側の非端子面を持つ。端子面には、ボンディングワイヤやマイクロバンプが接続される。集積回路A210の非端子面が、集積回路B220の非端子面に接するように積層される。さらに、集積回路B220は、集積回路B220の中心点を中心に、180度水平方向に回転させた状態で積層される。
これにより、集積回路A210のTQ‘N’(Nは1から39までの整数)端子は、集積回路B220のRQ‘N’端子の直下に位置し、集積回路A210のTS‘M’(Mは1から23までの整数)端子は、集積回路B220のRS‘M’端子の直下に位置する。さらに、集積回路A210のCLK端子には集積回路B220のCLK端子が重なる。
よって、集積回路A210の全ての三次元送信端子が、当該端子と誘導結合によって通信する集積回路B220の三次元受信端子と重なり、集積回路A210の全ての三次元受信端子が、当該端子と誘導結合によって通信する集積回路B220の三次元送信端子と重なる。
これにより、集積回路A210と集積回路B220には誘導結合が形成され、集積回路A210と集積回路B220は互いにクロックとリクエストパケットとレスポンスパケットを送受信できる。
以上説明したように集積回路A210と集積回路B220を構成し、さらに集積回路B220を中心点を中心に180度回転させて集積回路A210の上に積層することにより、以下の効果が得られる。
集積回路A210に搭載されたイニシエータと集積回路B220に搭載されたターゲットの間の転送が、低レイテンシで実行可能である。また、集積回路B220に搭載されたイニシエータと集積回路A210に搭載されたターゲットの間の転送も、低レイテンシで実行可能である。
積層したときに下に位置する集積回路A210と、積層したときに上に位置する集積回路B220を同一設計とすることが可能となる。これにより、積層したときに下になるチップと積層したときに上になるチップを個別に設計する場合に比して、集積回路の設計コストやマスクコストを削減できる。
集積回路A210と集積回路B220のクロックスキューを容易に小さくできるため、集積回路A210と集積回路B220の間の転送を同期転送化したときの動作周波数限界が高い。このため、集積回路A210と集積回路B220の間の転送スループットを高めるときにも、非同期転送方式やソース同期転送方式を用いる必要がなくなり、これらの方式に必要なタイミング吸収のためのパケットキューを廃止することができ、回路搭載量が少なくチップ製造コストが安い。
(実施の形態3)
本実施の形態3においては、1つのパッケージに収容され、三次元結合によって結合された5つの半導体集積回路について説明する。
図38は、本実施の形態3における半導体集積回路の構成と、その接続形態を示すブロック図である。
本実施の形態3においては、SoC(System on a Chip)に複数のメモリを接続して、SoCのメモリアクセス能力を高め、SoCの処理能力を高めることを目的とする。本実施の形態3において、集積回路40は、圧縮された画像データとグラフィックス描画コマンドをハードディスクから読み出し、当該データと当該コマンドから表示データを作成し、表示デバイスに表示する機能を有する。
集積回路40は、CPUA4001と、ATAA4002と、三次元送受信部A4003と、ブリッジA4004とルータA4005と、DMACA4006と、DMACB4011と、デコーダB4012と、三次元送受信部B4013と、ブリッジB4014と、ルータB4015と、DMACC4021と、描画部C4022と、三次元送受信部C4023と、ブリッジC4024と、ルータC4025と、表示部D4032と、三次元送受信部D4033と、ブリッジD4034と、ルータD4035と、グローバルルータ4041とを備えて構成される。
CPUA4001は、ルータA4005を介してメモリA41にアクセスし、当該メモリに保持されているプログラムを実行することによって、集積回路40全体の制御を行うプロセッサである。集積回路40内のアクセスは、実施の形態1における集積回路A10内のアクセスと同様に、アクセスを要するモジュールがアクセス要求を含むリクエストパケットを送信し、アクセス要求を受信したモジュールがアクセスを要求したモジュールに対してアクセス応答を含むレスポンスパケットを送信することによって完結するスプリットプロトコルにて行われる。
ATAA4002は、ハードディスクを制御する制御回路であり、当該ハードディスクから読み出したデータをメモリA41に格納する。
DMACA4006は、ルータA4005に接続され、メモリA41からメモリB42およびメモリC43へデータコピーを行うDMAコントローラである。
三次元送受信部A4003は、ルータA4005とメモリA41との間でリクエストパケットおよびレスポンスパケットを送受信する中継回路である。
三次元送受信部B4013は、ルータB4015とメモリB42との間でリクエストパケットおよびレスポンスパケットを送受信する中継回路である。
三次元送受信部C4023は、ルータC4025とメモリC43との間でリクエストパケットおよびレスポンスパケットを送受信する中継回路である。
三次元送受信部D4033は、ルータD4035とメモリD44との間でリクエストパケットおよびレスポンスパケットを送受信する中継回路である。
三次元送受信部A4003、三次元送受信部B4013、三次元送受信部C4023および三次元送受信部D4033は、それぞれ実施の形態1で説明した直列化回路1A106と、並列化回路1A107と、並列化回路2A108と、直列化回路2A109と、リクエスト送信回路A110とレスポンス受信回路A111とリクエスト受信回路A112とレスポンス送信回路A113を含む。
ブリッジA4004、ブリッジB4014、ブリッジC4024、ブリッジD4034は、それぞれルータA4005、ルータB4015、ルータC4025、ルータD4035に接続され、各ルータとグローバルルータ4041との間でリクエストパケットとレスポンスパケットを中継する中継回路である。
DMACB4011は、ルータB4015に接続され、メモリB42からメモリC43およびメモリD44へデータコピーを行うDMAコントローラである。
デコーダB4012は、メモリB42に格納された圧縮データを圧縮して画像データを生成し、当該画像データをメモリB42に格納する画像復号回路である。
DMACC4021は、ルータC4025に接続され、メモリC43からメモリD44へデータコピーを行うDMAコントローラである。
描画部C4022は、メモリC43に格納された描画コマンドを読み出し、当該描画コマンドに従ってグラフィックスオブジェクトを生成し、当該グラフィックスオブジェクトをメモリC43に格納するグラフィックスアクセラレータである。
表示部D4032は、メモリD44に格納された表示データを読み出し、当該表示データを表示デバイスに出力する表示コントローラである。
グローバルルータ4041は、ルータA4005、ルータB4015、ルータC4025、ルータD4035の間でリクエストパケットとレスポンスパケットの中継を行う中継回路である。
続いて、メモリA41、メモリB42、メモリC43、メモリD44を説明する。
メモリA41、メモリB42、メモリC43、メモリD44は同一構成および同一機能のメモリである。
各メモリは、三次元送受信部と制御部とメモリセルを備え、集積回路40からリクエストパケットを受信し、当該リクエストパケットの内容にしたがってアクセスを行い、当該アクセスの結果をレスポンスパケットとして集積回路40に送信する。
図38のように、各ルータに隣接して三次元送受信部を接続し、三次元送受信部にメモリを直結することによって、集積回路内部のイニシエータから各メモリへのアクセスレイテンシを小さくすることができる。また、グローバルルータ4041が中継するリクエストパケットとレスポンスパケットの量を最小とすることができ、グローバルルータ4041を構成する回路および配線量およびグローバルルータ4041の消費電力を最小限度とすることができる。
上記集積回路40の利点は、集積回路40に搭載される各モジュールを以下のように連携して機能させることによってより顕著に得られる。以下、集積回路40の動作を説明する。
ATAA4002は、ハードディスクから読み出したデータをメモリA41に格納し、CPUA4001は当該格納されたデータのタイプを識別して、当該格納されたデータが圧縮画像データであればDMACA4006を用いてメモリB42にコピーし、グラフィックスコマンドであればDMACA4006を用いてメモリC43にコピーする。
デコーダB4012が生成した画像データは、当該デコーダB4012と同じルータB4015に接続されたDMACB4011によってメモリD44にコピーされ、さらに表示部D4032によって読み出されて表示デバイスに送信される。
描画部C4022が生成したグラフィックスオブジェクトは、当該描画部C4022と同じルータC4025に接続されたDMACC4021によってメモリD44にコピーされ、さらに表示部D4032によって読み出されて表示デバイスに送信される。
以上説明したように、各ルータにDMACを接続することにより、メモリ間のデータコピーを効率よく実行することができる。
上記動作においては、ATAA4002、デコーダB4012、描画部C4022、表示部D4032は、それぞれの最寄りのメモリに対してのみアクセスを行う。よって、ATAA4002、デコーダB4012、描画部C4022、表示部D4032のアクセスは、グローバルルータ4041を経由しない。
ATAA4002、デコーダB4012、描画部C4022が生成したデータは、これらのモジュールと同じルータに接続されたDMACによって読み出され、DMA転送先のメモリにコピーされる。これらのメモリコピー動作においては、リードアクセスのパケット転送経路が、ライトアクセスのパケット転送経路よりも通過するモジュールが少ない分短いため、リードアクセスが高速である。リードアクセスが高速であるため、DMA転送のスループットを高めやすい。リードアクセスが高速であるとDMA転送のスループットを高めやすい理由は、ライトアクセスは、遅延書き込みによってアクセスレイテンシを隠蔽できるが、リードアクセスはリードデータがレスポンスパケットによって返されない限り完結しないためである。リードアクセスのスループットを高めるには、リードアクセスのアクセス単位を大きくする必要があるが、アクセス単位を大きくするためにはパケットキューなど大量のリードデータを保持する回路が必要であり回路コストが上昇する。つまり、スループットとコストはトレードオフの関係にある。
以上説明した実施の形態3によれば、以下の効果を実現できる。
ローカルルータに三次元結合回路を直結することにより、モジュールのアクセスレイテンシを短くでき、グローバルルータを経由するアクセスを最小限にできる。グローバルルータを経由するアクセスを最小限にできるため、グローバルルータの回路コストと消費電力を小さくできる。
ローカルルータにDMACを結合することにより、メモリ間のデータコピーのスループットを高めやすい。
本実施の形態3においてはCPUなどを含む集積回路とメモリとの接続を示したが、メモリではない複数の集積回路を、実施の形態3と同様の三次元送受信部により接続することもある。接続する集積回路は、同一の集積回路であることも、異なる集積回路であることもある。複数の集積回路間の通信を低消費電力で行うことができ、ひとつの集積回路に集積していた機能を複数の集積回路に分割して実装することが可能となる。例としては、汎用のプロセッサと製品固有のASICの接続などがある。歩留まりの向上や、機能毎の異なるプロセスでの製造が可能となり、コストの削減や性能向上につながる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態1に係る2つの半導体集積回路の構成と、その接続形態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るスプリットプロトコルのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係るシリアルリクエストパケットのフォーマットを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るシリアルレスポンスパケットのフォーマットを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るリクエスト送信回路Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るリクエスト送信回路Aに含まれるトランシーバの回路図である。 本発明の実施の形態1に係るリクエスト送信回路Aに含まれるトランシーバの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係るレスポンス受信回路Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るレスポンス受信回路Aに含まれるクロックレシーバの回路構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係るレスポンス受信回路Aに含まれるレシーバの回路図である。 本発明の実施の形態1に係るレスポンス受信回路Aに含まれるレシーバの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る集積回路Aに含まれるモジュールの物理的配置を示すフロアプラン図である。 本発明の実施の形態1に係る三次元送受信部Aに含まれるモジュールの物理的配置を示す部分フロアプラン図である。 本発明の実施の形態1に係る三次元送受信部Aに含まれる送受信端子(コイル)の位置を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るリクエスト送信回路Aに含まれる送信コイルTQ1〜TQ5とシリアルリクエストパケットおよびクロックの伝送信号の関係図である。 本発明の実施の形態1に係るレスポンス受信回路Aに含まれる受信コイルRS1〜RS5とシリアルレスポンスパケットおよびクロックの伝送信号の関係図である。 本発明の実施の形態1に係るリクエスト受信回路Aに含まれる受信コイルRQ1〜RQ5とシリアルリクエストパケットおよびクロックの伝送信号の関係図である。 本発明の実施の形態1に係るレスポンス送信回路Aに含まれる送信コイルTS1〜TS5とシリアルレスポンスパケットおよびクロックの伝送信号の関係図である。 本発明の実施の形態1に係る集積回路Aと集積回路Bの積層方法を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る2つの半導体集積回路の構成と、その接続形態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るリクエスト送信回路Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る微分回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係るレスポンス受信回路Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るクロック制御部Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るクロック受信回路Aの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係るクロック送信回路Aの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係るクロック送受信の様子を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る集積回路Aと集積回路Bのクロック系統図である。 本発明の前提として検討した2つの集積回路のクロック系統図である。 本発明の実施の形態2に係る集積回路Aおよび集積回路Bのデータ転送経路を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る集積回路Aに搭載された各機能モジュールの集積回路A内における位置を示すフロアプラン図である。 本発明の実施の形態2に係る三次元送受信部Aの配置を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るTQ1〜TQ39と信号名の対応を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るRQ1〜RQ39と信号名の対応を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るTS1〜TS23と信号名の対応を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るRS1〜RS23と信号名の対応を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る集積回路Aと集積回路Bの積層方法を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体集積回路の構成と、その接続形態を示すブロック図である。
符号の説明
10 集積回路A
20 集積回路B
40 集積回路
41 メモリA
42 メモリB
43 メモリC
44 メモリD
101 CPUA
102 DSPA
103 DMACA
104 メモリA
105 ルータA
106 直列化回路1A
107 並列化回路1A
108 並列化回路2A
109 直列化回路2A
110 リクエスト送信回路A
111 レスポンス受信回路A
112 リクエスト受信回路A
113 レスポンス送信回路A
121 リクエスト送信結合AB
122 レスポンス受信結合BA
123 リクエスト受信結合BA
124 レスポンス送信結合AB
125 ルータB
131 CPUB
132 DSPB
133 DMACB
134 メモリB
135 ルータB
136 並列化回路1B
137 直列化回路1B
138 直列化回路2B
139 並列化回路2B
140 リクエスト受信回路B
141 レスポンス送信回路B
142 リクエスト送信回路B
143 レスポンス受信回路B
210 集積回路A
220 集積回路B
601〜604 バッファ
605,901,1001 コイル
801 クロックレシーバ
802 レシーバ群
902〜903 抵抗
904〜905,1004〜1013,2604〜2607 トランジスタ
1002〜1003,2602〜2603,2703 抵抗
1014〜1015,2608〜2609 NAND回路
1016,2304,2610 インバータ
1301 三次元送受信部A
1302 中心点A
2101 CPUA
2102 DSPA
2103 DMACA
2104 メモリA
2105 ルータA
2106 リクエスト送信回路A
2107 レスポンス受信回路A
2108 リクエスト受信回路A
2109 レスポンス送信回路A
2110 クロック制御部A
2121 CPUB
2122 DSPB
2123 DMACB
2124 メモリB
2125 ルータB
2126 リクエスト受信回路B
2127 レスポンス送信回路B
2128 リクエスト送信回路B
2129 レスポンス受信回路B
2130 クロック制御部B
2141 リクエスト送信磁界結合AB
2142 レスポンス受信磁界結合BA
2143 リクエスト受信磁界結合BA
2144 レスポンス送信磁界結合AB
2147 モード信号生成部
2148 外部クロック信号生成部
2201 トランシーバ群
2202 レシーバ
2203,2403 微分回路
2301〜2303 バッファ
2305,2701 AND回路
2401 トランシーバ
2402 レシーバ群
2501 PLLA
2502 分周器A
2503 スピードセレクタA
2504 クロック受信回路A
2505 モードセレクタA
2506 クロック送信回路A
2507,2907 フリップフロップ
2508 クロックツリーA
2601,2702 コイル
2905 クロック受信回路B
2906 クロックツリーB
3201 三次元送受信部A
3301 中心点A
4001 CPUA
4002 ATAA
4003 三次元送受信部A
4004 ブリッジA
4005 ルータA
4006 DMACA
4011 DMACB
4012 デコーダB
4013 三次元送受信部B
4014 ブリッジB
4015 ルータB
4021 DMACC
4022 描画部C
4023 三次元送受信部C
4024 ブリッジC
4025 ルータC
4032 表示部D
4033 三次元送受信部D
4034 ブリッジD
4035 ルータD
4041 グローバルルータ

Claims (18)

  1. アクセス要求を送信するイニシエータと、
    前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、
    前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するルータと、
    外部との通信を行う三次元結合回路とを備え、
    前記三次元結合回路が、前記ルータに隣接して配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合回路は、前記半導体集積回路の中央部に配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合回路は、第1および第2の送信コイル群と、前記第1および第2の送信コイル群と対となる第1および第2の受信コイル群とを含み、
    前記第1および第2の送信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を挟んで点対称の位置に配置され、
    前記第1および第2の受信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を挟んで点対称の位置に配置され、
    前記第1の送信コイル群および前記第1の受信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を含む中心線を挟んで線対称の位置に配置され、
    前記第2の送信コイル群および前記第2の受信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を含む中心線を挟んで線対称の位置に配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合回路による外部との通信が、データを送信する側がデータとクロックを合わせて送信するソース同期方式で行われることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項1記載の半導体集積回路が複数個積層されていることを特徴とする半導体装置。
  6. アクセス要求を送信するイニシエータと、
    前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、
    前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するルータと、
    外部との通信を行う三次元結合回路と、
    前記ルータが送信する前記アクセス要求および前記アクセス応答を直列化して前記三次元結合回路に供給する直列化回路と、
    前記三次元結合回路が送信する前記アクセス要求および前記アクセス応答を並列化して前記ルータに供給する並列化回路とを備え、
    前記直列化回路と前記並列化回路が、前記ルータおよび前記三次元結合回路に隣接して配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合回路は、前記半導体集積回路の中央部に配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項6記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合回路は、第1および第2の送信コイル群と、前記第1および第2の送信コイル群と対となる第1および第2の受信コイル群とを含み、
    前記第1および第2の送信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を挟んで点対称の位置に配置され、
    前記第1および第2の受信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を挟んで点対称の位置に配置され、
    前記第1の送信コイル群および前記第1の受信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を含む中心線を挟んで線対称の位置に配置され、
    前記第2の送信コイル群および前記第2の受信コイル群は、前記半導体集積回路の中心点を含む中心線を挟んで線対称の位置に配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項6記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合回路による外部との通信が、データを送信する側がデータとクロックを合わせて送信するソース同期方式で行われることを特徴とする半導体集積回路。
  10. 請求項6記載の半導体集積回路が複数個積層されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 三次元結合によってクロック信号を送信する三次元結合クロック送信回路と、
    三次元結合によってクロック信号を受信する三次元結合クロック受信回路とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項11記載の半導体集積回路において、
    クロック入力端子とモード信号入力端子とを備え、
    前記モード信号入力端子から供給される信号に基づいて、前記三次元結合クロック受信回路から受信したクロックと前記クロック入力端子から入力したクロックからいずれか一方を選択する手段を有することを特徴とする半導体集積回路。
  13. 請求項11記載の半導体集積回路において、
    前記三次元結合クロック受信回路は受信コイルを含み、
    前記三次元結合クロック送信回路は送信コイルを含み、
    前記受信コイルの中心点と前記送信コイルの中心点とが、前記半導体集積回路において同一の位置に配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  14. 請求項11記載の半導体集積回路が複数個積層されていることを特徴とする半導体装置。
  15. アクセス要求を送信するイニシエータと、
    前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、
    前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するローカルルータと、
    前記ローカルルータが送信および受信する前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するグローバルルータと、
    外部との通信を行う三次元結合回路とを備え、
    前記三次元結合回路が、前記ローカルルータに隣接して配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  16. アクセス要求を送信するイニシエータと、
    前記アクセス要求を受信し、アクセス応答を送信するターゲットと、
    前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するローカルルータと、
    アクセス要求を送信し、メモリコピー動作を行うDMAコントローラと、
    前記ローカルルータ間において前記アクセス要求および前記アクセス応答を中継するグローバルルータと、
    外部との通信を行う三次元結合回路とを備え、
    前記DMAコントローラおよび前記三次元結合回路が、前記ローカルルータに隣接して配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
  17. 請求項15記載の半導体集積回路と、メモリチップとが積層されていることを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項16記載の半導体集積回路と、メモリチップとが積層されていることを特徴とする半導体装置。
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