JP2009031729A - 曲がり調整機構、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

曲がり調整機構、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】感光体表面上における潜像書込用光ビームの主走査線の湾曲をより長期間に渡って補正することができる光書込ユニットを提供する。
【解決手段】光ビームを発射する図示しないレーザーダイオードと、光ビームを主走査方向に偏向せしめる図示しないポリゴンミラーと、光ビームを反射させる第3反射鏡46Yと、第3反射鏡46Yを強制的に湾曲させた状態で保持するホルダー52Yと、これに保持される第3反射鏡46Yを鏡面と直交する方向に押し込むことで第3反射鏡46に対してホルダー52Yによる強制湾曲方向とは逆方向への湾曲力を付与する曲がり調整パルスモータ65Y等からなる押込手段とを有する光書込ユニットにおいて、ホルダー52Yとして、第3反射鏡46Yよりも剛性の強いものを用いた。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の走査対象物をそれぞれ光走査する光走査装置の主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構、並びにこれを用いる光走査装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、レーザービームプリンタ、デジタル複写機、レーザーファクシミリ等の画像形成装置において、画像情報に基づいて生成した光ビームによって感光体等の潜像担持体を光走査することで、潜像担持体上に潜像を形成するものが知られている。かかる画像形成装置における光走査装置は、一般に、レーザーダイオード等の光源、ポリゴンミラー等からなる偏向手段、fθレンズ、反射鏡などを有している。そして、光源から発射した光ビームを、偏向手段によって主走査方向に偏向せしめたり、fθレンズで集光したりしながら、反射鏡による反射によって潜像担持体の表面に導く。
かかる構成の光書込装置においては、それを構成する光学系部品や支持体などに、製造時の加工誤差などによる微妙な歪みがどうしても発生する。また、モータの発熱を伴う光走査動作中には、光学系部品や支持体の微妙な熱変形が生ずる。更には、光学系部品や支持体には組付誤差が少なからず発生する。そして、これら歪み、熱変形、組付誤差などにより、潜像担持体の表面上の主走査線を湾曲させてしまうことがある。このような湾曲が生ずると、正常な画像を形成することができなくなる。
上述した主走査線の湾曲は、光走査装置を構成する様々な部品の歪み、熱変形、組付誤差などの交差が積み重なったものであるため、湾曲量や湾曲方向が製品毎に異なってくる。このため、正常な光走査を行うためには、主走査線が潜像担持体の表面上で副走査方向(潜像担持体表面移動方向)の上流側、下流側の何れの方向に湾曲したとしても、それを補正できるようにする必要がある。
そこで、本出願人は、特許文献1において、主走査線が何れの方向に湾曲していてもそれを補正できるようにした湾曲補正機構を設けた光走査装置を提案した。この湾曲補正機構は、ホルダーによって反射鏡を厚み方向に強制的に湾曲させた状態で保持している。そして、このようにして保持した反射鏡をアジャスタによって押し込む押込装置により、反射鏡に対してホルダーによる強制湾曲方向とは逆方向への湾曲力を付与している。この押込装置によって反射鏡を僅かに押し込むと、ホルダーによって強制的に湾曲せしめられている反射鏡の湾曲量が減少する。また、反射鏡を更に押し込んでいくと、反射鏡が初期の状態とは逆方向に湾曲する。このように、反射鏡を何れの方向にも湾曲させることができる湾曲補正機構により、主走査線の湾曲を反射鏡の逆方向の湾曲で相殺することで、主走査線の湾曲を補正することができる。
特開2006−17881号公報
しかしながら、本発明者らが、上述した湾曲補正機構を試作して実機に搭載したところ、搭載当初に湾曲を良好に補正した主走査線が経時的に湾曲していき、やがて、湾曲補正機構で湾曲を補正することができなくなってしまった。そして、その後の調査により、反射鏡を強制的に湾曲させた状態で保持しているホルダーが反射鏡の腰の強さに負けて徐々に変形していたことが原因であることがわかった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、主走査線の湾曲をより長期間に渡って補正することができる湾曲補正機構、並びにこれを用いる光走査装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、 光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡とを有し、該光ビームによって走査対象物を光走査する光走査装置に用いられ、該反射鏡を強制的に湾曲させた状態で保持する保持体と、該保持体によって強制湾曲せしめられた湾曲方向と逆方向に湾曲させるように該保持体に保持された反射鏡を押し込む押込手段とを具備し、該押込手段による押込量の調整によって走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構において、上記保持体として、上記反射鏡よりも剛性の強いものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の湾曲補正機構において、上記反射鏡の長手方向の両端部でそれぞれ、該反射鏡を支持部材で支えながら該支持部材よりも端側で該反射鏡を押圧部材によって押圧することで、該反射鏡を強制的に湾曲させた状態で保持するように、上記保持体を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の湾曲補正機構において、上記支持部材によって上記反射鏡の鏡面を支えつつ、上記押圧部材によって該反射鏡を裏面側から押圧するように、上記保持体を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2又は3の湾曲補正機構において、上記反射鏡をその長手方向の両端部でそれぞれ支持する支持部材よりも該長手方向の中央寄りで該反射鏡を押し込むように、上記押込手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の湾曲補正機構において、上記反射鏡を裏面側から押し込むように、上記押込手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の湾曲補正機構において、前記押込手段は、一つ以上の調節ネジであり、該調節ネジの先端を前記反射鏡の裏面に当接させて、該調整ネジの回転方向および回転量を調整することによって、上記反射鏡に対する押込量を調整することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5の湾曲補正機構において、前記押込手段は、カム部材であり、該カム部材を前記反射鏡の裏面に当接させて、前記カム部材の回転角度を調整することによって、上記反射鏡に対する押込量を調整することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの湾曲補正機構において、鏡面と直交する方向に引いた仮想線に対して角度をなす方向から前記反射鏡を、押し込むよう前記押込手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項2乃至8の何れかの湾曲補正機構において、上記保持体として、本体に上記支持部材が一体形成されたものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡と、走査対象物の表面上における主走査線の湾曲を補正する湾曲補正手段とを備え、該光ビームによって該走査対象物を光走査する光走査装置において、上記湾曲補正手段として、請求項1乃至9の何れかの湾曲補正機構を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の光走査装置において、上記湾曲補正機構として、請求項2乃至9の何れかの湾曲補正機構を用い、且つ、上記保持体の上記支持部材を上記光ビームの主走査方向の有効範囲からはずした位置に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項10又は11の光走査装置において、上記光ビームを反射させる反射鏡を複数備え、該光ビームは、複数の反射鏡に反射されて上記走査対象物に光走査されるよう構成されており、複数の反射鏡のうち、反射鏡に入射する光ビームと、前記反射鏡で反射した光ビームとのなす角度が最も鈍角とる反射鏡を上記湾曲補正機構によって湾曲させるよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項10乃至12の何れかの光走査装置において、上記ビーム発射手段として、それぞれ異なる走査対象物を光走査するための上記光ビームを発射する複数のものを設けるとともに、上記反射鏡として、それらビーム発射手段にそれぞれ個別に対応する複数のものを設け、且つ、上記湾曲補正機構をそれらビーム発射手段と同数あるいはビーム発射手段よりも1つ少ない個数だけ設けたことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、上記光走査手段として、請求項10乃至13の何れかの光走査装置を用いたことを特徴とするものである。
これらの発明においては、反射鏡を強制的に湾曲させた状態で保持する保持体が反射鏡よりも強い剛性を発揮することにより、同じ剛性あるいは反射鏡よりも弱い剛性のものに比べて、保持体の経時的な変形を抑える。よって、主走査線の湾曲をより長期間に渡って補正することができる。
以下、本発明を、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタは、筐体1と、この筐体1から引き出し可能な給紙カセット2とを備えている。筐体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像(可視像)を形成するための作像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
図2は、イエロー(Y)用の作像ステーションを示す概略構成図である。なお、他の作像ステーションも同様の構成である。
図1及び図2に示すように、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、図中矢印A方向に回転する潜像担持体としてのドラム状の感光体10Y,10C,10M,10Kを備えている。感光体10Y,10C,10M,10Kは、直径40[mm]のアルミニウム製の円筒状基体と、その表面を覆う、例えばOPC(有機光半導体)感光層とから構成されている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、それぞれ、感光体10Y,10C,10M,10Kの周囲に、感光体を帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11Kを備えている。また、感光体に形成された潜像を現像する現像手段としての現像装置12Y,12C,12M,12K、感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置13Y,13C,13M,13Kも感光体の周囲に備えている。
各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの下方には、感光体10Y,10C,10M,10Kに対し、書込光Lによる光走査を行う光走査装置としての光書込ユニット4を備えている。また、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの上方には、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kによって形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト20を具備する中間転写ユニット5を備えている。また、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を転写体としての記録紙Pに定着せしめる定着ユニット6を備えている。また、筐体1の上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナーを収容するトナーボトル7Y,7C,7M,7Kが装填されている。このトナーボトル7Y,7C,7M,7Kは、筐体1の上部に形成される排紙トレイ8を開くことにより、筐体1から脱着可能になっている。
光走査装置としての光書込ユニット4は、光源であるレーザーダイオードを有しており、このレーザーダイオードから、回転駆動される正多角柱構造のポリゴンミラーに向けて光ビームとしての書込光Lを発射する。発射された書込光Lは、回転するポリゴンミラーの鏡面によって主走査方向に偏向せしめられながら反射する。そして、複数の反射鏡によって折り返された後、帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様帯電せしめられた感光体10Y,10C,10M,10Kの周面を走査する。これにより、潜像担持体としての感光体10Y,10C,10M,10Kの周面に、それぞれY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット4の詳しい説明は後述する。
転写手段たる中間転写ユニット5の中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、テンションローラ22及び従動ローラ23に掛け回されながら、所定タイミングで図中反時計回り方向に回転駆動される。また、中間転写ユニット5は、感光体10Y,10C,10M,10Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト20に1次転写する1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kを備えている。また、中間転写ベルト20上に1次転写されたトナー像を記録紙Pに転写する2次転写ローラ25、記録紙P上に転写されなかった中間転写ベルト20上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置26も備えている。
次に、本プリンタにおいて、カラー画像を得る工程について説明する。
まず、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、感光体10Y,10C,10M,10Kが帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様に帯電される。その後、画像情報に基づいて生成された書込光Lによって走査露光されて、感光体10Y,10C,10M,10Kの表面に静電潜像が形成される。これらの静電潜像は、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像ローラ15Y,15C,15M,15K上に担持された各色のトナーによって現像されて、Y,C,M,Kトナー像となる。感光体10Y,10C,10M,10K上のY,C,M,Kトナー像は、各1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kの作用によって反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト20上に順次重ねて1次転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト20上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト20の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
1次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニングブレード13aによってその表面がクリーニングされて、次の画像形成に備えられる。
トナーボトル7Y,7C,7M,7Kに充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの現像装置12Y,12C,12M,12Kに所定量補給される。
一方、上記給紙カセット2内の記録紙Pは、給紙カセット2の近傍に配設された給紙ローラ27によって、筐体1内に搬送され、レジストローラ対28によって所定のタイミングで2次転写部に搬送される。そして、2次転写部において、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像が記録紙Pに転写される。トナー像が転写された記録紙Pは、定着ユニット6を通過することでトナー像が定着せしめられた後、排出ローラ29によって排紙トレイ8に排出される。感光体10と同様に、中間転写ベルト20上に残った転写残のトナーは、中間転写ベルト20に接触するベルトクリーニング装置26によってクリーニングされる。
次に、光書込ユニット4の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係るプリンタおける光書込ユニット4を、4つの感光体とともに示す概略構成図である。この光書込ユニット4は、正多角柱構造の形状からなる2つのポリゴンミラー41a,41bを備えている。これらポリゴンミラー41a,41bは、その6つの側面に反射鏡を有しており、互いに正多角柱の中心を重ねるようにして上下方向に接続されている。そして、図示しないポリゴンモータによって同一回転軸線上で高速回転する。これにより、その側面にレーザーダイオード(光ビーム発射手段)からの書込光(レーザー光)が入射すると、この書込光が偏向・走査される。なお、ポリゴンミラー41aは、それに対して互いに反対方向から進んでくるC,M用の書込光Lc,Lmを主走査方向に偏向せしめるものである。また、ポリゴンミラー41bは、それに対して互いに反対方向から進んでくるY,K用の書込光Ly,Lkを主走査方向に偏向せしめるものである。
図示の光書込ユニット4においては、ポリゴンミラー41a,41bや図示しないポリゴンモータ等により、光ビームとしての書込光Lを偏向せしめる偏向手段が構成されている。光書込ユニット4は、かかる偏向手段の他、4つの反射光学系、防音ガラス42a,42b、走査レンズ43a,43b、防塵ガラス48a,48b,48c,48dなども有している。
ポリゴンモータやポリゴンミラー41a,41bは、防音のためにポリゴンカバー部材によって覆われている。このポリゴンカバー部材の内外で書込光を通過させる目的から、ポリゴンカバーには、防音ガラス42a,42bが設けられている。光ビームとしての書込光は、この防音ガラス42a,42bを透過することで、ポリゴンカバーの内外を行き来することが可能になっている。なお、防音ガラス42aは、Y,C用の書込光Ly,Lcを透過させるためのものである。また、防音ガラス42bは、M,K用の書込光Lm,Lkを透過させるためのものである。
ポリゴンミラーによって主走査方向に偏向せしめられながら、防音ガラス42aを透過したY,C用の書込光Ly,Lcは、それぞれ上下方向に並んだ状態で走査レンズ43aを透過する。この走査レンズ43aは、書込光Ly,Lcを主走査線方向および副走査線方向に集光することでポリゴンミラーによる主走査方向の等角度運動を等速直線運動へと変えるとともに、ポリゴンミラーの面倒れ補正を行う役割を担っている。防音ガラス42bを透過したM,K用の書込光Lm,Lkは、ポリゴンカバーを介して前述の走査レンズ43aとは反対側に位置している走査レンズ43bを透過する。
光書込ユニット4における4つの反射光学系は、それぞれ、上述したレーザーダイオード、反射鏡等から構成されている。具体的には、Y,C,M,Kの各色のうち、Y用の反射光学系を例にすると、これは、図示しないY用のレーザーダイオード、第1反射鏡44Y、第2反射鏡45Y、第3反射鏡46Y等を有している。これら反射鏡は、何れもレンズ機能を有さないミラーである。C,M,K用の反射光学系も、同様にして、レーザーダイオード、第1反射鏡(44C〜K)、第2反射鏡(45C〜K)、第3反射鏡46(C〜K)を有している。
走査レンズ43a,43bを透過したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、Y,C,M,K用の反射光学系の各反射鏡に向かう。例えば、走査レンズ43aを透過したY用の書込光Lyは、第1反射鏡44Y、第2反射鏡45Y、第3反射鏡46Yの鏡面を順次反射することで3回折り返されることで、Y用の感光体10Yの表面に導かれていく。C,M,K用のレーザー光Lc,Lm,Lkも同様にしてそれぞれ専用の3つの反射鏡で折り返されることで、C,M,K用の感光体10C,M,Kの表面に導かれていく。なお、第3反射鏡46Y,C,M,Kの鏡面で反射したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、光書込ユニット4の上面に設けられた防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kを透過した後、感光体10Y,M,C,Kの表面に到達する。
次に、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
本プリンタの光書込ユニット4は、Y,C,M,K用の反射光学系にそれぞれ、何れか1つの反射鏡の湾曲状態を調整することで主走査線の湾曲方向や湾曲量を調整する湾曲補正機構と、その反射鏡の傾きを調整する傾き補正機構とを設けている。以下、Y用の反射光学系を例にして、湾曲補正機構や傾き補正機構について説明する。
図4は、Y用の第3反射鏡46Yとその周囲構成とを、第3反射鏡46Yの鏡面側から示す斜視図である。また、図5は、Y用の第3反射鏡46Yの縦断面と、その周囲構成とを示す構成図である。これらの同図において、第3反射鏡46Yは、その裏面側に存在するコの字状の断面形状を有するホルダー52Yによって保持されている。そして、長手方向の両端部をそれぞれホルダー52Yの長手方向両端から突出させている。
第3反射鏡46Yの長手方向の一端部裏面には、傾き補正機構が当接している。そして、この傾き補正機構は、図6に示すように、傾き調整パルスモータ56Y、モータホルダ57Y、傾き調整アジャスタ58Y等を有している。
また、図4や図5に示すように、第3反射鏡46Yの長手方向の中央部裏面には、湾曲調整機構の押込手段が当接している。この押込手段は、曲がり調整パルスモータ65Y、モータホルダ67Y、曲がり調整アジャスタ68Y等を有している。
図7は、傾き補正機構の傾き調整パルスモータ56Y及び傾き調整アジャスタ58Yを側面側から示す側面図である。また、図8は、傾き補正機構のモータホルダ57Y及び傾き調整アジャスタ58Yを示す平面図である。図7に示すように、傾き調整パルスモータ56Yの回転軸56aYには、雄ネジ部56bYが設けられている。傾き調整アジャスタ58は自らに設けられた雌ネジ部が前述の雄ネジ部56bYに螺合せしめられることで、回転軸56aYに固定される。傾き調整アジャスタ58Yは、図8に示すように、断面D形状をしており、モータホルダ57に設けられたD形状のアジャスタ挿入口57aYに挿入されている。傾き調整アジャスタ58Yは、傾き調整パルスモータ56Yの回転軸56aYが回転してもアジャスタ挿入口57aYに係止されるので回転することがない。そして、回転軸56aYの回転に伴うネジ送りによって図4の矢印D方向に昇降する。なお、上述した押込手段も、傾き補正機構と同様の構成になっている。
先に示した図5において、傾き調整パルスモータ56Yを保持しているモータホルダ57Yは、図示しないプリンタ本体のハウジングに固定されている。この傾き調整パルスモータ56Yの回転軸のネジ部に螺合せしめられた傾き調整アジャスタ58Yの頂部は、第3反射鏡46Yの端部の鏡面に当接している。
一方、第3反射鏡46Yにおける傾き調整パルスモータ56Yとは反対側の端部(以下、「支点側端部」という。)は、図示しないプリンタ本体のハウジングに形成された支持部66の上に載せられている。この状態で、図示しないハウジングに固定された板バネ69が裏面に押し当てられることで、支持部と板バネ69との間に挟み込まれている。
傾き調整パルスモータ56Yの回転軸に螺合せしめられた傾き調整アジャスタ(図7の58Y)が回転軸の回動に伴って昇降すると、第3反射鏡46Yの一端部に対する傾き調整アジャスタの押込量が変化する。これにより、第3反射鏡46Yのモータ側端部が、支持部66と板バネとの間に挟み込まれている支点側端部を支点にして、図9に示すようにアジャスタ昇降方向に揺動する。そして、この揺動によって第3反射鏡46Yの傾きが変化する。つまり、図示の第3反射鏡46Yは、傾き調整パルスモータ56Yの回動量の調整によって傾きが調整される。
先に示した図5において、押込手段は、曲がり調整アジャスタ68Yの頂部を第3反射鏡46Yの長手方向の中央部裏面に当接させている。そして、先に説明した傾き補正機構と同様の原理によって曲がり調整アジャスタ68Yを昇降させるのに伴って、第3反射鏡46Yの長手方向中央部に対する押込量を変化させる。
図10は、ホルダー52Yの両端部を示す部分拡大斜視図である。先に示した図4において、第3反射鏡46Yの裏面側に位置しながら第3反射鏡46Yを保持しているホルダー52Yは、図10に示すように、第3反射鏡46Yの幅方向に並ぶ2つの爪52aYを、長手方向の両端部にそれぞれ有している。これらの爪52aYは、ホルダー52Yの本体に一体形成されたものである。ホルダー52Yは、図4に示したようにそれぞれの爪52aYを第3反射鏡46Yの鏡面に引っ掛けることで、第3反射鏡46Yを鏡面側で支持している。また、図5に示したように、ホルダー52Yは、長手方向の両端部にそれぞれ押圧部材としての板バネ52bYを有している。これら板バネ52bYはそれぞれ、支持部材たる爪52aYよりも長手方向の端側で、第3反射鏡46Yの裏面(非鏡面)を鏡面側に向けて付勢している。なお、図10に示したように、ホルダー52Yの両端部には、それぞれ板バネ(52bY)を固定するためのネジ穴52cYが設けられている。
第3反射鏡46Yの両端部がそれぞれ板バネ(52bY)によって裏面側から付勢されると、図11に点線で示すように、第3反射鏡46Yが、爪52aYを支点にして長手方向の中央部を裏面側に向けて撓ませるように強制的に湾曲せしめられる。つまり、保持体としてのホルダー52Yは、第3反射鏡46Yを強制的に裏面側に向けて湾曲させた状態で保持している。
この状態で、先に図4や図5に示した曲がり調整パルスモータ65Y等からなる押込手段が第3反射鏡46Yの長手方向の中央部裏面を押し込む。すると、図12に矢印Bで示すように、第3反射鏡46Yの長手方向の中央部に対し、両端部側の板バネ52aYに打ち勝って逆方向に湾曲させ始めるほどの押込力が付与される。そして、一点鎖線や点線で示すように、第3反射鏡が裏面側への湾曲量を減少させたり、逆方向に湾曲したりする。
かかる構成の反射光学系では、既に説明したように、第3反射鏡46Yを裏面側、鏡面側の何れの方向にも湾曲できるようにすることで、図示しない感光体の表面上の主走査線における副走査方向の上流側、下流側に向けての湾曲を何れも補正することができる。
ホルダー52Yとしては、第3反射鏡46Yよりも剛性の強いものを用いている。具体的には、ホルダー52Yとしては、ヤング率E=2×100000[MPa]の電気亜鉛メッキ鋼板(SECC)からなるものを用いている。これに対し、第3反射鏡46Yは、ヤング率E=7×10000[MPa]のガラスからなるものを用いている。更に、ホルダー52Yをコの字状の断面形状にすることでより大きな断面2次モーメントを発揮するようにした。これにより、ホルダー52Yの変形量を第3反射鏡46Yに比べて小さくした。材料力学の梁の式より、変形量はヤング率Eと断面2次モーメントに反比例することから、ホルダー52Yの変形量は第3反射鏡46Yよりも遙かに小さくなる。
なお、剛性は、部材の断面形状、長さ、厚さ、ヤング率などによって影響される。本例では、第3反射鏡46Yをホルダー52Yによって強制的に湾曲させたときに、第3反射鏡46Yの湾曲量に対して、ホルダー52Yをその1/100以下しか変形させないように、ホルダーの厚さ、断面形状、断面2次モーメント等を設定した。より詳しくは、ホルダー52Yとして厚み1[mm]のものを用い、第3反射鏡46Yの強制湾曲による反力でホルダー52Yを大きく変形させないように、ホルダー52Yの断面形状を「コ」の字状にして断面2次モーメントを大きくした。図15や図16に示すような「コ」の字状の断面にすることで、通常の平板形状に比べて断面2次モーメントを3倍以上にすることができる。なお、図16における厚みtは1[mm]である。また、幅Wは8[mm]、高さHは13[mm]である。
かかる構成においては、第3反射鏡46Yを強制的に湾曲させた状態で保持するホルダー52Yが第3反射鏡46Yよりも強い剛性を発揮することにより、同じ剛性あるいは第3反射鏡46Yよりも弱い剛性のものに比べて、ホルダー52Yの経時的な変形を抑える。よって、主走査線の湾曲をより長期間に渡って補正することができる。
Y用の反射光学系における傾き補正機構や湾曲補正機構(ホルダー及び押込手段)について説明したが、C,M,K用の反射光学系も同様の構成になっている。また、傾き調整機構や湾曲補正機構を第3反射鏡に設けた例について説明したが、第1反射鏡や第2反射鏡に設けてもよい。また、Y,C,M,K用の全ての反射光学系に傾き補正機構や湾曲補正機構を設けた例について説明したが、何れか1つの反射光学系における主走査線の傾きや湾曲に合わせて、他の反射光学系における主走査線の傾きや湾曲を補正する場合には、基準となる反射光学系に傾き補正機構や湾曲補正機構を設ける必要はない。この場合、レーザーダイオードの数よりも1つ少ない数だけ、傾き補正機構や湾曲補正機構を設ければよいのである。
感光体上での主走査線の傾き調整は、本プリンタの出荷時に行われるとともに、本プリンタの稼働時において例えばプリント枚数が所定枚数に達したタイミングやユーザー指示を受けたタイミング等の所定のタイミングでも行われる。傾き調整では、まず、図3に示した各色の感光体10Y,10C,10M,10K上に通常の画像形成動作時と同じ動作で、予め決められた位置ずれ検知用の静電潜像が形成される。そして、通常の画像形成動作時と同じ動作で、各色の位置ずれ検知用の静電潜像が現像されて、各色の位置ずれ検知用のトナー像となる。これらトナー像が中間転写ベルトの互いにずれた位置に1次転写されると、各色のトナー像が所定パターンで並ぶ位置ずれ検知用パターン像となる。その後、中間転写ベルトの無端移動に伴って、ベルト上の位置ずれ検知用パターン像の各トナー像が図示しない光学センサによって検知される。本プリンタの図示しない制御部は、この光学センサによる各トナー像の検知タイミングに基づいて、各トナー像の相対的位置ずれを把握する。そして、把握結果に基づいて、各トナー像の位置ズレ量を最小にし得る黒(K)用の主走査線に対する他色(Y、C、M)用の主走査線の傾き量をそれぞれ算出する。次に、算出結果に基づいて、傾き調整パルスモータ(例えば56Y)を所定の回転角度だけ正回転又は逆回転させる。これによって反射鏡の傾きが変化すると、鏡面に対する書込光Lの入射位置が変わるため、感光体上での主走査線の傾きが変化する。この結果、調整前に生じていた主走査線の傾きを補正することができる。
感光体上での主走査線の湾曲調整は、傾き調整と同様のタイミングで行われる。装置組立直後の初期状態では、反射鏡が先に示した図11に示した点線のような姿勢で湾曲している。このような初期状態においては、主走査線も湾曲した形状になる。この初期状態から、湾曲補正機構の押込手段の曲がり調整パルスモータ(例えば65Y)を回転させて、曲がり調整アジャスタ(例えば68Y)を反射鏡(例えば46Y)の長手方向の中央部裏面に当接させ、その後のアジャスタの上昇量を調整することで、主走査線の湾曲を補正することができる。
このような湾曲調整は、傾き調整と並行して行われる。具体的には、制御部は、上述した位置ずれ検知用パターン像の検知結果に基づいて、各色(K、Y、C、M)の主走査線の湾曲量を把握する。そして、把握した各湾曲量を最小にする各色(K、Y、C、M)用の鏡曲湾曲量を算出した後、算出結果に基づいて、曲がり調整パルスモータ(例えば65Y)を所定の回転角度だけ正回転又は逆回転させる。これにより、主走査線の湾曲が補正される。
各色の反射光学系の湾曲補正機構におけるホルダーでは、図13に示すように、主走査線の主走査方向の有効範囲A1よりも外側に、支持部材である爪52aを設けている。かかる構成では、傾き補正機構によって第3反射鏡を大きく傾けたり、湾曲補正機構によって第3反射鏡を大きく湾曲させたりしたことに伴って、爪52aを書込光の光路に位置させたとしても、それによる画質の乱れを回避することができる。
図14は、実施形態に係るプリンタの変形例装置におけるホルダー52の両端部を第3反射鏡46とともに示す部分拡大斜視図である。このホルダー52は、本体に一体形成された爪の代わりに、支持金物52dを長手方向の両端部にそれぞれ有している。この支持金物52dは、ホルダー52の本体とは別体となっており、第3反射鏡46がホルダー52の本体内に収められた後に、ホルダー52の両端部に係止される。かかる構成では、実施形態のホルダーのように爪がホルダー本体に一体形成されたものに比べて、第3反射鏡46の組付作業性を向上させることができる。但し、支持部材たる支持金物52dをホルダー本体と別体にしたことにより、一体形成したものに比べてコスト高になる。逆に、実施形態のように、爪をホルダー本体に一体形成することで、低コスト化を図ることができる。
図17は、押込手段を調整ネジ165とした例を示す第3反射鏡46の裏面側から見た斜視図である。
図に示すように、ホルダー52の長手方向中央部には、ネジ穴が設けらており、このネジ穴に調整ネジ165が螺合している。図示してないが、調整ネジ165の頂部は、第3反射鏡46の長手方向の中央部裏面に当接させている。そして、図18に示すように、調整ネジ165を回転させる治具166により、調整ネジ165を締めたり緩めたりすることによって、第3反射鏡46の長手方向中央部に対する押込量を変化させる。これにより、先の図12の一点鎖線や点線で示すように、第3反射鏡46が裏面側への湾曲量を減少させたり、逆方向に湾曲したりすることができる。
押込手段を調整ネジ165とすることで、パルスモータなどで押込手段を構成するものに比べて、簡単な構成にすることができ、装置を安価にすることができる。
また、図19に示すように、ホルダー52の長手方向中央部に、第3反射鏡46の裏面に対して傾斜する面を有する調整ネジ取り付け面52fを設け、この調整ネジ取り付け面52fに、調整ネジ取り付け面52fに対して直交する方向に開けたネジ穴を設け、このネジ穴に調整ネジ165を螺合させてもよい。これにより、第3反射鏡46の裏面に対して斜め方向から、第3反射鏡46を押し込むこととなる。このように構成することで、図17に示すように、第3反射鏡46に対して垂直方向に第3反射鏡46を押し込むよりも、調整ネジ165の回転量に対する第3反射鏡46の押込量が少なくなる。これにより、押込手段の調整分解能を高めることができ、精度のよい湾曲補正を行うことができる。
先の図3に示すように、第3反射鏡46の裏面側には、光書込ユニット4のハウジングが、第3反射鏡46の裏面と対向している。このため、先の図17、図18に示すように、調整ネジ165を第3反射鏡46の裏面に対して垂直になるように取り付けた場合は、治具166を調整ネジ165の頭部にはめ込むときに、ハウジングが邪魔になり調整作業が困難である(図20の矢印M参照)。一方、図19に示すように、調整ネジ165を第3反射鏡46の裏面に対して斜めになるように取り付けた場合は、図20の矢印Nに示すように、治具166を調整ネジ165の頭部にはめ込むときの方向が、光書込ユニット4のハウジングが邪魔にならない方向となるように調整ネジ取り付け面52fを設けることで、調整ネジ165を第3反射鏡46の裏面に対して垂直になるように取り付けた場合に比べて、湾曲調整の作業を容易にすることができる。
なお、図17〜図19においては、調整ネジを第3反射鏡の長手方向中央部にひとつ設けた場合について説明しているが、調整ネジを第3反射鏡の長手方向に複数設けて、各調整ネジの押込量をそれぞれ調整することで、反射鏡の湾曲補正を行ってもよい。
図21は、押込手段をカム部材265とした例を示す第3反射鏡46の裏面側から見た斜視図である。
図に示すように、ホルダー52の長手方向中央部には、長穴52eが設けられており、この長穴52eにカム部材265が回転自在に取り付けられている。そして、図22に示すように、ホルダー52の上下面に回転自在に取り付けられたカム軸266を治具などを用いて回転させることで、カム部材による第3反射鏡の押込量が変化し、先の図12の一点鎖線や点線で示すように、第3反射鏡46が裏面側への湾曲量を減少させたり、逆方向に湾曲したりすることができる。
図21に示すような構成とすることで、図20の矢印Lに示すように、第3反射鏡を押込む方向に対して直交する方向からカム軸266にアクセスすることができるため、湾曲調整の作業を容易にすることができる。
また、上述では、第3反射鏡46に湾曲補正機構を設けているが、第1〜第3反射鏡のうち、反射鏡への入射光と反射鏡で反射した反射光とのなす角度が最も鈍角となる反射鏡に湾曲補正機構を設けるのが好ましい。
以下に、第3反射鏡46を例にして、反射鏡への入射光と反射鏡で反射した反射光とのなす角度が鈍角の場合と鋭角の場合とについて説明する。
図23は、第3反射鏡46への入射光と第3反射鏡46で反射した反射光とのなす角度を鋭角にした場合における第3反射鏡中央部を所定量湾曲させたときの主走査線の湾曲量について説明する図である。図24は、第3反射鏡46への入射光と第3反射鏡46で反射した反射光とのなす角度を鈍角にした場合における第3反射鏡中央部を所定量湾曲させたときの主走査線の湾曲量について説明する図である。
図23、図24からわかるように、第3反射鏡中央部を同じ量(α)湾曲させたとき、鈍角にした方が、鋭角にしたものに比べて、主走査線の湾曲が大きくなることがわかる。よって、感光体上の主走査線の湾曲を補正するため、第3反射鏡を湾曲させたとき、鈍角にした方が、鋭角にしたものに比べて、第3反射鏡46の湾曲量が少なくて済む。よって、湾曲調整後、反射鏡の長手手方向中央部の光路長が大きく異なることが抑制され、ビームスポット特性の劣化を抑制することができる。
よって、第1〜第3反射鏡のうち、反射鏡への入射光と反射鏡で反射した反射光とのなす角度が最も鈍角となる反射鏡に湾曲補正機構を設けることで、湾曲調整後、反射鏡の長手手方向中央部の光路長が大きく異なることが抑制され、ビームスポット特性の劣化を抑制することができる。
以上、実施形態に係るプリンタにおいては、第3反射鏡の長手方向の両端部でそれぞれ、第3反射鏡46を支持部材たる爪52aで支えながらその爪52aよりも端側で第3反射鏡46を押圧部材たる板バネ52bによって押圧することで、第3反射鏡46を強制的に湾曲させた状態で保持するように、保持体としてのホルダー52を構成している。かかる構成では、第3反射鏡46を、強制的な湾曲の支点となる爪52aよりも長手方向の端側で板バネ52bによって押圧することで、第3反射鏡46の中央部を強制的に湾曲させることができる。また、第3反射鏡46の長手方向の両端部をそれぞれ板バネ52bによって押圧することで、中央部に向けてのモーメントを発生させて、第3反射鏡46を両端部の板バネ52bの間で安定して保持することができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、爪52aによって第3反射鏡46の鏡面を支えつつ、バネ52bによって第3反射鏡46を裏面側から押圧するように、ホルダー52を構成している。かかる構成では、第3反射鏡46の強制的な湾曲の支点となる爪52aを、第3反射鏡46の鏡面に当接させた状態で、爪52aよりも長手方向の端側でバネ52bによって第3反射鏡46の裏面を鏡面に向けて押圧することで、第3反射鏡46の長手方向の中央部を鏡面側から裏面側に向けて強制的に湾曲させることができる。また、ホルダー52と第3反射鏡46との間で発生させた押圧力によって第3反射鏡46を強制的に湾曲させることが可能なので、押圧部材として、板バネやコイルバネなどといった簡単な構成の市販品を用いることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、第3反射鏡46をその長手方向の両端部でそれぞれ支持する爪52aよりも長手方向の中央寄りで第3反射鏡46を押し込むように、曲がり調整パルスモータ等からなる押込手段を構成している。かかる構成では、ホルダー52によって強制的に湾曲せしめられている第3反射鏡46の中央側を押込手段によって強制的な湾曲方向とは逆方向に押し込むことで、それまで強制的な湾曲の支点となっていた爪52aを支点として、第3反射鏡46を逆方向に向けて湾曲させることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、第3反射鏡46を裏面側から押し込むように、押込手段を構成している。かかる構成では、押込手段を第3反射鏡46の鏡面に接触させずに第3反射鏡46を押し込むことで、押込手段と鏡面との接触部で鏡面を破損してしまうといった事態を回避することができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、押込手段を調整ネジ165とし、調節ネジ165の先端を第3反射鏡46の裏面に当接させて、調整ネジ165の回転方向および回転量を調整することによって、第3反射鏡46に対する押込量を調整するようにしてもよい。かかる構成では、パルスモータなどで押込手段を構成するものに比べて、簡単な構成にすることができ、装置を安価にすることができる。
また、調整ネジ165のピッチを変えるだけで湾曲調整の分解能を変更することができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、押込手段をカム部材265とし、カム部材265を第3反射鏡46の裏面に当接させて、カム部材265の回転角度を調整することによって、第3反射鏡46に対する押込量を調整するようにしてもよい。かかる構成とすることで、第3反射鏡を押込む方向に対して直交する方向に設けられたカム部材が固定されたカム軸を回転させることで、押込量の調整が可能となる。よって、第3反射鏡の裏面側に光書込ユニットのハウジングが対向して、第3反射鏡の裏面側から、湾曲調整のためのアクセスが困難な構成のプリンタにおいて、押込手段としてカム部材を採用すれば、第3反射鏡を押込む方向に対して直交する方向から、湾曲調整のためのアクセスができ、湾曲調整の作業性が向上する。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、第3反射鏡の鏡面と直交する方向に引いた仮想線に対して角度をなす方向から第3反射鏡を、押し込むように構成することで、第3反射鏡の鏡面と直交する方向に押し込んだ場合に比べて、湾曲調整の分解能を高めることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、ホルダー52として、ホルダー本体に爪52aが一体形成されたものを用いているので、爪52aの代わりに別体の支持部材を用いる場合に比べて、低コスト化を図ることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、ホルダー52の爪52aを光ビームたる書込光の主走査方向の有効範囲A1からはずした位置に設けている。かかる構成では、既に説明したように、傾き補正機構によって第3反射鏡を大きく傾けたり、湾曲補正機構によって第3反射鏡を大きく湾曲させたりしたことに伴って、爪52aを書込光の光路に位置させたとしても、それによる画質の乱れを回避することができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、複数の反射鏡のうち、反射鏡に入射する光ビームと、反射鏡で反射した光ビームとのなす角度が最も鈍角とる反射鏡である第3反射鏡を湾曲補正機構によって湾曲させる。かかる構成によれば、湾曲調整後、反射鏡の長手手方向中央部の光路長が大きく異なることが抑制され、ビームスポット特性の劣化を抑制することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタにおけるY用の作像ステーションを示す概略構成図。 同プリンタおける光書込ユニットを、4つの感光体とともに示す概略構成図。 同光書込ユニットのY用の第3反射鏡とその周囲構成とを、第3反射鏡の鏡面側から示す斜視図。 同第3反射鏡の縦断面と、その周囲構成とを示す構成図。 同光書込ユニットのY用の傾き調整機構を示す拡大斜視図。 同傾き補正機構の傾き調整パルスモータ及び傾き調整アジャスタを側面側から示す側面図。 同傾き補正機構のモータホルダ及び傾き調整アジャスタを示す平面図。 同第3反射鏡の縦断面を、同傾き補正機構及びホルダーとともに示す拡大構成図。 同ホルダーの両端部を示す部分拡大斜視図。 同ホルダーによって保持される同第3反射鏡の強制的な撓みを説明する模式図。 湾曲調整機構の押込手段によって強制的な湾曲を直される状態の第3反射鏡を示す模式図。 同光書込ユニットの主走査線の有効範囲と、ホルダーの爪との位置関係を説明する説明図。 実施形態に係るプリンタの変形例装置におけるホルダーの両端部を第3反射鏡とともに示す部分拡大斜視図。 同ホルダーを鏡支持面側から示す斜視図。 同ホルダーを図15の矢印E方向から示す側面図。 押込手段を調整ネジとした例における第3反射鏡の裏面側から見た斜視図。 同押込手段を調整ネジとした例における第3反射鏡の湾曲調整について説明する図。 同押込手段を調整ネジとした例における変形例を示す図。 治具のアクセス方向について説明する図。 押込手段をカム部材とした例における第3反射鏡の裏面側から見た斜視図。 同押込手段をカム部材とした例における第3反射鏡の湾曲調整について説明する図。 第3反射鏡への入射光と第3反射鏡で反射した反射光とのなす角度を鋭角にした場合における第3反射鏡中央部を所定量湾曲させたときの主走査線の湾曲量について説明する図。 第3反射鏡への入射光と第3反射鏡で反射した反射光とのなす角度を鈍角にした場合における第3反射鏡中央部を所定量湾曲させたときの主走査線の湾曲量について説明する図。
符号の説明
4:光書込ユニット(光走査装置)
5:中間転写ユニット(転写手段)
10Y,C,M,K:感光体(走査対象物、潜像担持体)
12Y,C,M,K:現像装置(現像手段)
41a,b:ポリゴンミラー(偏向手段の一部)
44Y,C,M,K:第1反射鏡
45Y,C,M,K:第2反射鏡
46Y,C,M,K:第3反射鏡
52Y:ホルダー(保持体、湾曲補正機構の一部)
52aY:爪(支持部材)
52bY:板バネ(押圧部材)
56Y:傾き調整パルスモータ(傾き補正機構の一部)
57Y:モータホルダ(傾き補正機構の一部)
58Y:傾き調整アジャスタ(傾き補正機構の一部)
65Y:曲がり調整パルスモータ(押圧手段の一部、湾曲補正機構の一部)
67Y:モータホルダ(押圧手段の一部、湾曲補正機構の一部)
68Y:曲がり調整アジャスタ(押圧手段の一部、湾曲補正機構の一部)

Claims (14)

  1. 光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡とを有し、該光ビームによって走査対象物を光走査する光走査装置に用いられ、該反射鏡を強制的に湾曲させた状態で保持する保持体と、該保持体によって強制湾曲せしめられた湾曲方向と逆方向に湾曲させるように該保持体に保持された反射鏡を押し込む押込手段とを具備し、該押込手段による押込量の調整によって走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構において、
    上記保持体として、上記反射鏡よりも剛性の強いものを用いたことを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1の湾曲補正機構において、
    上記反射鏡の長手方向の両端部でそれぞれ、該反射鏡を支持部材で支えながら該支持部材よりも端側で該反射鏡を押圧部材によって押圧することで、該反射鏡を強制的に湾曲させた状態で保持するように、上記保持体を構成したことを特徴とする湾曲補正機構。
  3. 請求項2の湾曲補正機構において、
    上記支持部材によって上記反射鏡の鏡面を支えつつ、上記押圧部材によって該反射鏡を裏面側から押圧するように、上記保持体を構成したことを特徴とする湾曲補正機構。
  4. 請求項2又は3の湾曲補正機構において、
    上記反射鏡をその長手方向の両端部でそれぞれ支持する支持部材よりも該長手方向の中央寄りで該反射鏡を押し込むように、上記押込手段を構成したことを特徴とする湾曲補正機構。
  5. 請求項4の湾曲補正機構において、
    上記反射鏡を裏面側から押し込むように、上記押込手段を構成したことを特徴とする湾曲補正機構。
  6. 請求項5の湾曲補正機構において、
    前記押込手段は、一つ以上の調節ネジであり、該調節ネジの先端を前記反射鏡の裏面に当接させて、該調整ネジの回転方向および回転量を調整することによって、上記反射鏡に対する押込量を調整することを特徴とする湾曲補正機構。
  7. 請求項5の湾曲補正機構において、
    前記押込手段は、カム部材であり、該カム部材を前記反射鏡の裏面に当接させて、前記カム部材の回転角度を調整することによって、上記反射鏡に対する押込量を調整することを特徴とする湾曲補正機構。
  8. 請求項1乃至7いずれかの湾曲補正機構において、
    鏡面と直交する方向に引いた仮想線に対して角度をなす方向から前記反射鏡を、押し込むよう前記押込手段を構成したことを特徴とする湾曲補正機構。
  9. 請求項2乃至8の何れかの湾曲補正機構において、
    上記保持体として、本体に上記支持部材が一体形成されたものを用いたことを特徴とする湾曲補正機構。
  10. 光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡と、走査対象物の表面上における主走査線の湾曲を補正する湾曲補正手段とを備え、該光ビームによって該走査対象物を光走査する光走査装置において、
    上記湾曲補正手段として、請求項1乃至9の何れかの湾曲補正機構を用いたことを特徴とする光走査装置。
  11. 請求項10の光走査装置において、
    上記湾曲補正機構として、請求項2乃至9の何れかの湾曲補正機構を用い、且つ、上記保持体の上記支持部材を上記光ビームの主走査方向の有効範囲からはずした位置に設けたことを特徴とする光走査装置。
  12. 請求項10又は11の光走査装置において、
    上記光ビームを反射させる反射鏡を複数備え、
    該光ビームは、複数の反射鏡に反射されて上記走査対象物に光走査されるよう構成されており、
    複数の反射鏡のうち、反射鏡に入射する光ビームと、前記反射鏡で反射した光ビームとのなす角度が最も鈍角とる反射鏡を上記湾曲補正機構によって湾曲させるよう構成したことを特徴とする光走査装置。
  13. 請求項10乃至12の何れかの光走査装置において、
    上記ビーム発射手段として、それぞれ異なる走査対象物を光走査するための上記光ビームを発射する複数のものを設けるとともに、上記反射鏡として、それらビーム発射手段にそれぞれ個別に対応する複数のものを設け、且つ、上記湾曲補正機構をそれらビーム発射手段と同数あるいはビーム発射手段よりも1つ少ない個数だけ設けたことを特徴とする光走査装置。
  14. 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    上記光走査手段として、請求項10乃至13の何れかの光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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