JP5488960B2 - 湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法 - Google Patents

湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5488960B2
JP5488960B2 JP2009144146A JP2009144146A JP5488960B2 JP 5488960 B2 JP5488960 B2 JP 5488960B2 JP 2009144146 A JP2009144146 A JP 2009144146A JP 2009144146 A JP2009144146 A JP 2009144146A JP 5488960 B2 JP5488960 B2 JP 5488960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
light beam
curvature
mirror
main scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009144146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011002554A (ja
Inventor
進 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009144146A priority Critical patent/JP5488960B2/ja
Publication of JP2011002554A publication Critical patent/JP2011002554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5488960B2 publication Critical patent/JP5488960B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

本発明は、湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法に関するものである。
従来、レーザービームプリンタ、デジタル複写機、レーザーファクシミリ等の画像形成装置において、画像情報に基づいて生成した光ビームによって感光体等の潜像担持体を光走査することで、潜像担持体上に潜像を形成するものが知られている。かかる画像形成装置における光走査装置は、一般に、レーザーダイオード等の光源、ポリゴンミラー等からなる偏向手段、fθレンズ、反射鏡などを有している。そして、光ビーム発射手段たる光源から発射した光ビームを、偏向手段によって主走査方向に偏向せしめたり、fθレンズで集光したりしながら、反射鏡による反射によって潜像担持体の表面に導く。
上述の構成の光書込装置においては、それを構成する光学系部品や支持体などに、製造時の加工誤差などによる微妙な歪みがどうしても発生する。また、光学系部品や支持体には組付誤差が少なからず発生する。そして、これら歪み、組付誤差などにより、潜像担持体の表面上の主走査線を湾曲させてしまうことがある。このような湾曲が生ずると、正常な画像を形成することができなくなる。
主走査線の湾曲は、光走査装置を構成する様々な部品の歪み、組付誤差などの交差が積み重なったものであるため、湾曲量や湾曲方向が製品毎に異なってくる。このため、正常な光走査を行うためには、主走査線が潜像担持体の表面上で副走査方向(潜像担持体表面移動方向)の上流側、下流側の何れの方向に湾曲したとしても、それを補正できるようにする必要がある。
そこで、走査光学系の反射鏡を湾曲させながらその湾曲量を調整することで、感光体上における主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構を設けた光書込装置が知られている。
図21は、反射鏡46と、湾曲補正機構とを示す拡大構成図である。反射鏡46は、図示しない書込用の光ビームを複数回に渡って折返し反射させることで最終的に図示しない感光体に導く複数の反射鏡の1つである。反射鏡46は、その裏面(非鏡面)側に配設された保持体たるホルダー52によって保持されている。
ホルダー52の長手方向の両端部には、それぞれ反射鏡46に向けて突出する支持突起52aが設けられており、支持突起52aが反射鏡46の裏面に当接している。ホルダー52の端部の支持突起52aよりも長手方向の中央側には、押圧部材たる板バネ部材54が取り付けられている。それぞれの板バネ部材54は、反射鏡46を鏡面側から裏面側に向けて押圧している。これにより、反射鏡46は、長手方向の中央部を鏡面側から裏面側に向けて撓ませるような形状で湾曲してホルダー52に保持される。ホルダー52の背面側には、ホルダー52を介して、反射鏡46の長手方向の中央部を反射鏡46の湾曲方向とは逆方向(図中矢印Bの方向)に押し込む強制湾曲手段たる押込装置64が配設されている。
図22は、反射鏡46の初期湾曲状態を示す模式図である。図示しない押込装置(図20の64)が反射鏡46を押し込んでいない状態では、反射鏡46が図中矢印Rで示すように、鏡面側から裏面側に向けて湾曲している。この状態から、反射鏡46を押込装置64によって図中矢印B方向に僅かに押し込むと、反射鏡46の湾曲量が減少する。反射鏡46を押込装置64によって更に押し込むと、反射鏡46が初期の状態とは逆方向に湾曲する。このように、反射鏡46を裏面側、鏡面側の何れの方向にも湾曲できるようにすることで、図23の実線で示す主走査線Lb、1点鎖線で示す主走査線Lcの何れの湾曲も点線で示す基準線Laに補正することができる。
反射鏡46は、湾曲が容易に行えるように、剛性が低く、その両端を支持突起52aと板バネ部材54とで挟むようにしてホルダー52に保持されているだけであり、剛性の高い部材などに固定などはされていない。このため、モータなどの振動源の振動によって反射鏡46が振動した場合、振幅が大きくなり、形成される画像にバンディングなどが発生し、品質が劣化する。このため、反射鏡46の振動を低減させることが極めて重要な課題となっている。反射鏡46の振動を低減させる方法として、図24や図25に示すように、反射鏡46に補強部材70を固定して、反射鏡の剛性を高める方法が知られている(例えば、特許文献1)。反射鏡46の剛性を高めることで、振動時の振幅を低減することができる。
また、特許文献2では、図26に示すように、反射鏡46の背面46aの長手方向中央部と補強部材70との間に一定の隙間が形成されるように、反射鏡46の背面46aの両端に接着剤130を介して補強部材70を固定して反射鏡の剛性を高める方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載のように、主走査線の湾曲を補正するための反射鏡46に補強部材70を固定すると反射鏡46の剛性が増してしまい、反射鏡46を湾曲させ難くなってしまう。その結果、主走査線の湾曲を良好に補正することができない。また、特許文献2においても反射鏡46の端部は、補強部材70と固定されているので、反射鏡46の端部の剛性が高まってしまい反射鏡46を湾曲させ難い。また、ホルダー52と反射鏡46との間に補強部材70を設けることになるため、ホルダー52と反射鏡46との間に補強部材70を設けるためのスペースが必要となり、装置の大型化、レイアウトの余裕度が低下してしまう。さらに、補強部材70で補強するため、部品点数が増加して、装置のコストアップに繋がる。また、反射鏡の中央部は固定されていないため、補強部材による補強効果が弱く、反射鏡の剛性を十分に高めることができず、振動抑制効果が十分に得られない。
なお、反射鏡を湾曲させずにホルダーに保持し、反射鏡を強制湾曲手段たる押込装置で反射鏡を裏面側、鏡面側の何れの一方に湾曲できるようにした湾曲補正機構についても上述と同様な課題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、主走査線の湾曲補正を良好に行うことのでき、かつ、反射鏡の剛性を高めるための部材を新たに設けずに、反射鏡の振動を抑制することのできる湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡とを有し、該光ビームによって走査対象物を光走査する光走査装置に用いられ、前記反射鏡を湾曲可能に保持する保持体と、前記保持体に保持された反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段とを具備し、前記強制湾曲手段による押込量の調整によって前記走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構において、前記主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡を該反射鏡よりも高剛性の前記保持体に固定する両面テープを設け、前記反射鏡が、両面テープにより保持体に固定される前の状態において、前記反射鏡は、前記反射鏡の両面テープが貼り付けられる面に対して直交する方向に移動可能に、前記保持体に保持されることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡とを有し、該光ビームによって走査対象物を光走査する光走査装置に用いられ、前記反射鏡を湾曲可能に保持する保持体と、前記保持体に保持された反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段とを具備し、前記強制湾曲手段による押込量の調整によって前記走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構において、前記主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡を該反射鏡よりも高剛性の前記保持体に固定する固定手段を設け、前記固定手段として遅効性両面テープを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1または2の湾曲補正機構において、前記反射鏡の鏡面と直交する前記反射鏡の長手方向側面が、前記保持体に固定されることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、光ビーム発射手段と、前記光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、前記光ビームを反射させる反射鏡と、走査対象物の表面上における主走査線の湾曲を補正する湾曲補正手段とを備え、前記光ビームによって前記走査対象物を光走査する光走査装置において、前記湾曲補正手段として、請求項1乃至いずれかの湾曲補正機構を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、前記光走査手段として、請求項の光走査装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、光ビーム発射手段と、前記光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、前記光ビームを反射させる反射鏡と、前記反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段を具備し、前記強制湾曲手段による押込量の調整によって前記走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正手段とを備え、前記光ビームによって前記走査対象物を光走査する光走査装置の製造方法において、前記湾曲補正手段による主走査線の湾曲を補正した後、前記主走査線の湾曲補正後の反射鏡を、両面テープによって前記反射鏡を保持する保持体に固定する工程を有することを特徴とするものである
本発明によれば、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡が固定手段によって反射鏡よりも剛性の高い保持体に固定されるので、保持体によって反射鏡の剛性を高めることができる。これにより、反射鏡が振動した際の振幅が低減される。その結果、バンディングなどの画像劣化を抑制することができる。また、湾曲補正時においては、反射鏡は、湾曲可能に保持体に保持されているだけで、保持体に固定はされていない。よって、湾曲補正時においては、反射鏡は、剛性を高められていないので、反射鏡を容易に湾曲させることができ、主走査線の湾曲を良好に補正することができる。
また、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡を保持体に固定することによって、反射鏡の剛性を高めるので、反射鏡の剛性を高めるための部材を新たに設けるものに比べて、部品点数の増加を抑制し、装置のコストアップを抑制することができる。また、反射鏡の剛性を高めるための部材を反射鏡に固定するためのスペースを確保する必要もないので、装置の大型化、レイアウトの余裕度の低下を抑制することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタにおけるY用の作像ステーションを示す概略構成図。 同プリンタおける光書込ユニットを、4つの感光体とともに示す概略構成図。 同光書込ユニットのY用の第2反射鏡とその周囲構成とを、第2反射鏡の鏡面側から示す斜視図。 同第2反射鏡の縦断面と、その周囲構成とを示す構成図。 同第2反射鏡の上面と、その周囲構成とを示す構成図。 同第2反射鏡の長手方向中央部付近の横断面と周囲構成とを示す構成図。 同第2反射鏡の強制的な撓みを説明する模式図。 湾曲調整機構の押込手段によって強制的な湾曲を直される状態の第2反射鏡を示す模式図。 反射鏡の裏面を支持部材で支持し、第2反射鏡の鏡面を押圧部材で裏面側に向けて付勢する構成を示す構成図。 実施例1の湾曲補正機構と第2反射鏡とを示す上面図。 主走査線湾曲補正前における実施例1の湾曲補正機構と第2反射鏡とを示す断面図。 実施例1の湾曲補正機構におけるホルダーの斜視図。 主走査線湾曲補正後における実施例1の湾曲補正機構と第2反射鏡とを示す断面図。 実施例2の湾曲補正機構の長手方向中央部付近の拡大構成図。 主走査線湾曲補正後における実施例2の湾曲補正機構と第2反射鏡とを示す断面図。 実施例2の湾曲補正機構の変形例を示す断面図。 実施例3の湾曲補正機構の長手方向端部付近の拡大構成図。 実施例3の湾曲補正機構におけるホルダーの斜視図。 実施例3の湾曲補正機構の変形例を示す斜視図。 反射鏡と、湾曲補正機構とを示す拡大構成図。 強制的に湾曲せしめられている状態の同反射鏡を示す模式図。 感光体の表面上における補正後の主走査線を示す模式図。 反射鏡に補強部材を取り付けた一例を示す図。 反射鏡に補強部材を取り付けた他の例を示す図。 反射鏡に補強部材を取り付けたさらに他の例を示す図。
以下、本発明を、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタは、筐体1と、この筐体1から引き出し可能な給紙カセット2とを備えている。筐体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像(可視像)を形成するための作像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
図2は、イエロー(Y)用の作像ステーションを示す概略構成図である。なお、他の作像ステーションも同様の構成である。
図1及び図2に示すように、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、図中矢印A方向に回転する潜像担持体としてのドラム状の感光体10Y,10C,10M,10Kを備えている。感光体10Y,10C,10M,10Kは、直径40[mm]のアルミニウム製の円筒状基体と、その表面を覆う、例えばOPC(有機光半導体)感光層とから構成されている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、それぞれ、感光体10Y,10C,10M,10Kの周囲に、感光体を帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11Kを備えている。また、感光体に形成された潜像を現像する現像手段としての現像装置12Y,12C,12M,12K、感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置13Y,13C,13M,13Kも感光体の周囲に備えている。
各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの下方には、感光体10Y,10C,10M,10Kに対し、書込光Lによる光走査を行う光走査装置としての光書込ユニット4を備えている。また、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの上方には、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kによって形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト20を具備する中間転写ユニット5を備えている。また、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を転写体としての記録紙Pに定着せしめる定着ユニット6を備えている。また、筐体1の上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナーを収容するトナーボトル7Y,7C,7M,7Kが装填されている。このトナーボトル7Y,7C,7M,7Kは、筐体1の上部に形成される排紙トレイ8を開くことにより、筐体1から脱着可能になっている。
光走査装置としての光書込ユニット4は、光源であるレーザーダイオードを有しており、このレーザーダイオードから、回転駆動される正多角柱構造のポリゴンミラーに向けて光ビームとしての書込光Lを発射する。発射された書込光Lは、回転するポリゴンミラーの鏡面によって主走査方向に偏向せしめられながら反射する。そして、複数の反射鏡によって折り返された後、帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様帯電せしめられた感光体10Y,10C,10M,10Kの周面を走査する。これにより、潜像担持体としての感光体10Y,10C,10M,10Kの周面に、それぞれY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット4の詳しい説明は後述する。
転写手段たる中間転写ユニット5の中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、テンションローラ22及び従動ローラ23に掛け回されながら、所定タイミングで図中反時計回り方向に回転駆動される。また、中間転写ユニット5は、感光体10Y,10C,10M,10Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト20に1次転写する1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kを備えている。また、中間転写ベルト20上に1次転写されたトナー像を記録紙Pに転写する2次転写ローラ25、記録紙P上に転写されなかった中間転写ベルト20上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置26も備えている。
次に、本プリンタにおいて、カラー画像を得る工程について説明する。
まず、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、感光体10Y,10C,10M,10Kが帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様に帯電される。その後、画像情報に基づいて生成された書込光Lによって走査露光されて、感光体10Y,10C,10M,10Kの表面に静電潜像が形成される。これらの静電潜像は、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像ローラ15Y,15C,15M,15K上に担持された各色のトナーによって現像されて、Y,C,M,Kトナー像となる。感光体10Y,10C,10M,10K上のY,C,M,Kトナー像は、各1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kの作用によって反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト20上に順次重ねて1次転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト20上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト20の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
1次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニングブレード13aによってその表面がクリーニングされて、次の画像形成に備えられる。
トナーボトル7Y,7C,7M,7Kに充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの現像装置12Y,12C,12M,12Kに所定量補給される。
一方、上記給紙カセット2内の記録紙Pは、給紙カセット2の近傍に配設された給紙ローラ27によって、筐体1内に搬送され、レジストローラ対28によって所定のタイミングで2次転写部に搬送される。そして、2次転写部において、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像が記録紙Pに転写される。トナー像が転写された記録紙Pは、定着ユニット6を通過することでトナー像が定着せしめられた後、排出ローラ29によって排紙トレイ8に排出される。感光体10と同様に、中間転写ベルト20上に残った転写残のトナーは、中間転写ベルト20に接触するベルトクリーニング装置26によってクリーニングされる。
次に、光書込ユニット4の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係るプリンタおける光書込ユニット4を、4つの感光体とともに示す概略構成図である。この光書込ユニット4は、正多角柱構造の形状からなる2つのポリゴンミラー41a,41bと、これらポリゴンミラー41a,41bを回転せしめる不図示のポリゴンモータとを有する走査手段たる不図示のポリゴンスキャナを備えている。これらポリゴンミラー41a,41bは、その6つの側面に反射鏡を有しており、互いに正多角柱の中心を重ねるようにして上下方向に接続されている。そして、図示しないポリゴンモータによって同一回転軸線上で高速回転する。これにより、その側面にレーザーダイオード(光ビーム発射手段)からの書込光(レーザー光)が入射すると、この書込光が偏向・走査される。なお、ポリゴンミラー41aは、それに対して互いに反対方向から進んでくるC,M用の書込光Lc,Lmを主走査方向に偏向せしめるものである。また、ポリゴンミラー41bは、それに対して互いに反対方向から進んでくるY,K用の書込光Ly,Lkを主走査方向に偏向せしめるものである。
図示の光書込ユニット4においては、ポリゴンミラー41a,41bや図示しないポリゴンモータ等により、光ビームとしての書込光Lを偏向せしめる偏向手段が構成されている。光書込ユニット4は、かかる偏向手段の他、4つの反射光学系、防音ガラス42a,42b、走査レンズ43a,43b、防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kなども有している。
ポリゴンモータやポリゴンミラー41a,41bは、防音のためにポリゴンカバー46によって覆われている。このポリゴンカバー46の内外で書込光を通過させる目的から、ポリゴンカバー46には、防音ガラス42a,42bが設けられている。光ビームとしての書込光は、この防音ガラス42a,42bを透過することで、ポリゴンカバー46の内外を行き来することが可能になっている。なお、防音ガラス42aは、Y,C用の書込光Ly,Lcを透過させるためのものである。また、防音ガラス42bは、M,K用の書込光Lm,Lkを透過させるためのものである。
ポリゴンミラーによって主走査方向に偏向せしめられながら、防音ガラス42aを透過したY,C用の書込光Ly,Lcは、それぞれ上下方向に並んだ状態で走査レンズ43aを透過する。この走査レンズ43aは、書込光Ly,Lcを主走査線方向および副走査線方向に集光することでポリゴンミラーによる主走査方向の等角度運動を等速直線運動へと変えるとともに、ポリゴンミラーの面倒れ補正を行う役割を担っている。防音ガラス42bを透過したM,K用の書込光Lm,Lkは、ポリゴンカバーを介して前述の走査レンズ43aとは反対側に位置している走査レンズ43bを透過する。
光書込ユニット4における4つの反射光学系は、それぞれ、上述したレーザーダイオード、反射鏡等から構成されている。具体的には、Y,C,M,Kの各色のうち、Y用の反射光学系を例にすると、これは、図示しないY用のレーザーダイオード、第1反射鏡44Y、第2反射鏡45Y等を有している。これら反射鏡は、何れもレンズ機能を有さないミラーである。C,M,K用の反射光学系も、同様にして、レーザーダイオード、第1反射鏡(44C〜K)、第2反射鏡(45C〜K)を有している。
走査レンズ43a,43bを透過したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、Y,C,M,K用の反射光学系の各反射鏡に向かう。例えば、走査レンズ43aを透過したY用の書込光Lyは、第1反射鏡44Y、第2反射鏡45Yの鏡面を順次反射することで2回折り返されることで、Y用の感光体10Yの表面に導かれていく。C,M,K用のレーザー光Lc,Lm,Lkも同様にしてそれぞれ専用の2つの反射鏡で折り返されることで、C,M,K用の感光体10C,M,Kの表面に導かれていく。なお、第2反射鏡46Y,C,M,Kの鏡面で反射したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、光書込ユニット4の上面に設けられた防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kを透過した後、感光体10Y,M,C,Kの表面に到達する。
次に、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
本プリンタの光書込ユニット4は、Y,C,M,K用の反射光学系にそれぞれ、何れか1つの反射鏡の湾曲状態を調整することで主走査線の湾曲方向や湾曲量を補正する補正手段たる湾曲補正機構と、その反射鏡の傾きを調整して主走査線の傾きを補正する傾き補正機構とを設けている。以下、Y用の反射光学系を例にして、湾曲補正機構や傾き補正機構について説明する。
図4は、Y用の第2反射鏡45Yとその周囲構成とを、第2反射鏡45Yの鏡面側から示す斜視図である。また、図5は、Y用の第2反射鏡45Yの縦断面と、その周囲構成とを示す構成図である。図6は、Y用の第2反射鏡45Yの上面と、その周囲構成とを示す構成図である。これらの同図において、第2反射鏡45Yは、その裏面側に存在するコの字状の断面形状を有するホルダー52Yによって保持されている。そして、長手方向の両端部をそれぞれホルダー52Yの長手方向両端から突出させている。
第2反射鏡45Yの長手方向の一端部裏面には、傾き補正機構が当接している。そして、この傾き補正機構は、図5に示すように、傾き調整パルスモータ56Y、モータホルダ57Y、傾き調整アジャスタ58Y等を有している。
一方、第2反射鏡45Yにおける傾き調整パルスモータ56Yとは反対側の端部(以下、「支点側端部」という。)は、図示しないプリンタ本体のハウジングに形成された支持部66の上に載せられている。この状態で、図示しないハウジングに固定された板バネ69が裏面に押し当てられることで、支持部と板バネ69との間に挟み込まれている。
傾き調整パルスモータ56Yの回転軸に螺合せしめられた傾き調整アジャスタ(図5の58Y)が回転軸の回動に伴って昇降すると、第2反射鏡45Yの一端部に対する傾き調整アジャスタの押込量が変化する。これにより、第2反射鏡45Yのモータ側端部が、支持部66と板バネ69との間に挟み込まれている支点側端部を支点にして、アジャスタ昇降方向に揺動する。そして、この揺動によって第2反射鏡45Yの傾きが変化する。つまり、図示の第2反射鏡45Yは、傾き調整パルスモータ56Yの回動量の調整によって傾きが調整される。
図7は、第2反射鏡45Yの長手方向中央部付近の横断面と周囲構成とを示す構成図である。
図7に示すように、ホルダー52の長手方向中央部には、第2反射鏡45Yの裏面に対して傾斜する面を有する調整ネジ取り付け面52fYが設けられている。この調整ネジ取り付け面52fYにはネジ穴(不図示)が設けられており、このネジ穴に調整部材たる調整ネジ165Yが螺合し、調整ネジ165Yの先端が第2反射鏡45Yの長手方向の中央部裏面に当接している。
図4に示すように第2反射鏡45Yの裏面側に位置しながら第2反射鏡45Yを保持しているホルダー52Yは、第2反射鏡45Yの幅方向に並ぶ2つの爪52aYを、長手方向の両端部にそれぞれ有している。これらの爪52aYは、ホルダー52Yの本体に一体形成されたものである。ホルダー52Yは、図4に示すようにそれぞれの爪52aYを第2反射鏡45Yの鏡面に引っ掛けることで、第2反射鏡45Yを鏡面側で支持している。また、図5に示すように、ホルダー52Yは、長手方向の両端部にそれぞれ押圧部材としての板バネ52bYを有している。これら板バネ52bYはそれぞれ、支持部材たる爪52aYよりも長手方向の端側で、第2反射鏡45Yの裏面(非鏡面)を鏡面側に向けて付勢している。
第2反射鏡45Yの両端部がそれぞれ板バネ(52bY)によって裏面側から付勢されると、図8に点線で示すように、第2反射鏡45Yが、爪52aYを支点にして長手方向の中央部を裏面側に向けて撓ませるように強制的に湾曲せしめられる。つまり、保持体としてのホルダー52Yは、第2反射鏡45Yを強制的に裏面側に向けて湾曲させた状態で保持している。
感光体上での主走査線の傾き調整は、本プリンタの出荷時に行われるとともに、本プリンタの稼働時において例えばプリント枚数が所定枚数に達したタイミングやユーザー指示を受けたタイミング等の所定のタイミングでも行われる。傾き調整では、まず、図3に示した各色の感光体10Y,10C,10M,10K上に通常の画像形成動作時と同じ動作で、予め決められた位置ずれ検知用の静電潜像が形成される。そして、通常の画像形成動作時と同じ動作で、各色の位置ずれ検知用の静電潜像が現像されて、各色の位置ずれ検知用のトナー像となる。これらトナー像が中間転写ベルトの互いにずれた位置に1次転写されると、各色のトナー像が所定パターンで並ぶ位置ずれ検知用パターン像となる。その後、中間転写ベルトの無端移動に伴って、ベルト上の位置ずれ検知用パターン像の各トナー像が図示しない光学センサによって検知される。本プリンタの図示しない制御部は、この光学センサによる各トナー像の検知タイミングに基づいて、各トナー像の相対的位置ずれを把握する。そして、把握結果に基づいて、各トナー像の位置ズレ量を最小にし得る黒(K)用の主走査線に対する他色(Y、C、M)用の主走査線の傾き量をそれぞれ算出する。次に、算出結果に基づいて、傾き調整パルスモータ(例えば56Y)を所定の回転角度だけ正回転又は逆回転させる。これによって反射鏡の傾きが変化すると、鏡面に対する書込光Lの入射位置が変わるため、感光体上での主走査線の傾きが変化する。この結果、調整前に生じた走査線の傾きを補正することができる。
感光体上での主走査線の湾曲調整は、本プリンタの出荷時に行われる。装置組立直後の初期状態では、反射鏡が先に示した図8の点線のように湾曲している。このような初期状態においては、主走査線も湾曲した形状になる。この初期状態から、図7に示す調整治具である6角レンチ166を調整ネジに設けられた不図示の6角穴165cYに係合させて、6角レンチ166で調整ネジ165Yを回転させて第2反射鏡45Yの長手方向の中央部裏面を押し込む。すると、図9に矢印Bで示すように、第2反射鏡45Yの長手方向の中央部に対し、両端部側の板バネ52bYに打ち勝って逆方向に湾曲させ始めるほどの押込力が付与される。そして、一点鎖線や点線で示すように、第2反射鏡45Yが裏面側への湾曲量を減少させたり、逆方向に湾曲したりする。
かかる構成の反射光学系では、既に説明したように、第2反射鏡45Yを裏面側、鏡面側の何れの方向にも湾曲できるようにすることで、図示しない感光体の表面上の主走査線における副走査方向の上流側、下流側に向けての湾曲を何れも補正することができる。
また、上述においては、反射鏡45Yの鏡面を支持部材で支持し、第2反射鏡45Yの裏面(非鏡面)を押圧部材で鏡面側に向けて付勢する構成について説明したが、図10に示すように、反射鏡の裏面を支持部材で支持し、第2反射鏡45Yの鏡面を押圧部材で裏面側に向けて付勢する構成でもよい。
Y用の反射光学系における傾き補正機構や湾曲補正機構(ホルダー及び押込手段)について説明したが、C,M,K用の反射光学系も同様の構成になっている。また、Y,C,M,K用の全ての反射光学系に傾き補正機構や湾曲補正機構を設けた例について説明したが、何れか1つの反射光学系における主走査線の傾きや湾曲に合わせて、他の反射光学系における主走査線の傾きや湾曲を補正する場合には、基準となる反射光学系に傾き補正機構や湾曲補正機構を設ける必要はない。この場合、レーザーダイオードの数よりも1つ少ない数だけ、傾き補正機構や湾曲補正機構を設ければよいのである。
画像形成の際のポリゴンモータの回転による振動や駆動装置のギヤの振動、クラッチを繋いだときなどの衝撃による突発的な振動がハウジングに伝播する。これらハウジングに伝播される振動は、一般的に低周波である。このような低周波振動が、ハウジングを介して、第2反射鏡45Yに伝播する。
第2反射鏡45Yの傾き調整パルスモータ56Y側端部は、傾き調整アジャスタ58Yと不図示の比較的弱いバネとの間に挟み込まれて支持されているため、傾き調整パルスモータ56Y側端部が、ハウジングに伝播した振動の影響を受けて、第2反射鏡45Yが振動しやすくなっている。第2反射鏡45Yは、湾曲可能なように、保持体たるホルダー52Yに保持されているだけであるのであり剛性の高い部材に固定されておらず、また、第2反射鏡45Yは、長手方向に長いため剛性が低い。このため、第2反射鏡45Yが振動した際の振幅が大きい。また、第2反射鏡は、剛性が低く、長手方向に長いため、固有振動数が低いため、ハウジングの伝播する低周波の振動と共振しやすい。その結果、第2反射鏡は、大きく振動してしまう。また、ホルダー52Yは、ハウジングに対しては、何ら固定されておらずに第2反射鏡45Yを保持している。このため、第2反射鏡45Yが振動すると、その振動によりホルダー52Yも振動してしまう。そして、ホルダー52Yの振動が第2反射鏡45Yに伝播し、第2反射鏡45Yが、一次の単純なモードではなく複雑なモードで振動してしまう。
そこで、第2反射鏡45Yの厚みを厚くしたり、第2反射鏡45Yに補強部材を取り付けたりして、反射鏡45Yの剛性を高めて、振動(振動時の振幅)を低減するとともに、第2反射鏡45Yの固有振動数を上げて、ハウジングに伝播する低周波振動と共振し難くすることも考えられる。しかし、第2反射鏡45Yの剛性を高めると、強制湾曲し難くなってしまい、良好な走査線の湾曲補正が出来なくなってしまう。
そこで、本実施形態においては、湾曲補正後の第2反射鏡45Yをホルダー52Yに固定して、ホルダー52Yによって第2反射鏡45Yの剛性を高めて、第2反射鏡の振動を低減する。以下に、本実施形態の特徴点である湾曲補正後の第2反射鏡45Yをホルダー52Yに固定する構成について、実施例を用いて具体的に説明する。
図11は、実施例1の湾曲補正機構と第2反射鏡とを示す上面図であり、図12は、湾曲補正前における図11のA−A断面図である。図13は、実施例1の湾曲補正機構のホルダー52Yの斜視図である。
この実施例1においては、図12、図13に示すように、ホルダー52Yの下面に長手方向にわたって固定手段たる両面テープ120Yが貼り付けられている。また、図11に示すように、ホルダー52Yの上面の長手方向中央部から長手方向へ所定距離離れた位置に切り欠き部52cYが形成されており、切欠き部52cYから反射鏡の上面が露出している。
装置組立直後の初期状態では、図12に示すように、反射鏡45Yの下面と両面テープ120Yとの間に所定の隙間が形成されている。そして、この状態で、上述したように感光体上での主走査線の湾曲調整を行う。主走査線の湾曲調整を行った後、ホルダー52Yの切り欠き部52cYの部分から棒状の治具を用いて、反射鏡45Yの上面を下方へ押し込む。反射鏡45Yは、ホルダー52Yの爪52aYと板バネとによって光軸方向に挟持されているだけであり、反射鏡45Yは、ホルダー52Yに対して上下方向に移動可能である。よって、ホルダー52Yの切り欠き部52cYの部分から棒状の治具を用いて、反射鏡45Yの上面を下方へ押し込むと、反射鏡45Yが、下方へ移動する。そして、反射鏡45Yの下面が、両面テープ120Yに圧接し、反射鏡45Yの下面が、両面テープ120Yによって、ホルダー52Yの下面に固定される(図14参照)。このように、第2反射鏡45Yがホルダー52Yに固定されることで、第2反射鏡45Yの剛性が高められ、第2反射鏡45Yが振動した際の振幅を抑えることができる。また、第2反射鏡45Yの固有振動数が高まり、ハウジングに伝播される低周波振動から第2反射鏡45Yの固有振動数を離すことができる。その結果、第2反射鏡45Yがハウジングに伝播される低周波の振動と共振しなくなり、第2反射鏡45Yの振動を抑制することができる。
また、主走査線の湾曲補正前においては、第2反射鏡45Yは、ホルダー52Yに固定されていないので、主走査線の湾曲補正時においては、第2反射鏡45Yを良好に湾曲させることができる。これにより、良好に主走査線の湾曲を補正することができる。
また、上記両面テープ120Yとして、遅効性の両面テープを用いてもよい。遅効性の両面テープは、貼り付け直後は、十分な接着力を有さず、時間経過とともに、接着力が高まる両面テープである。よって、この遅効性の両面テープを用いた場合、組付け時(湾曲補正前)に反射鏡45Yの下面を両面テープ120Yに密着させて、反射鏡45Yの下面を、遅効性の両面テープによって、ホルダー52Yの下面に仮固定しておく。そして、遅効性両面テープの接着力が上がる前に、主走査線の湾曲補正を実行する。主走査線の湾曲補正実行後、時間経過とともに遅効性両面テープの接着力が上がり、反射鏡45Yの下面が、両面テープ120Yによって、ホルダー52Yの下面に固定される。遅効性の両面テープを用いることで、主走査線の湾曲補正後に、反射鏡45Yの下面を両面テープ120Yに圧接させる作業を必要としない利点がある。
また、上述では、反射鏡45Yを治具で押して、反射鏡45Yをホルダー52Yに対して移動させて、両面テープ120Yに固定しているが、ホルダー52Yを治具で押して、ホルダー52Yを反射鏡45Yに対して移動させて、両面テープ120Yで固定してもよい。また、実施例1では、ホルダー52Yの下面に両面テープ120Yを貼り付けているが、ホルダー52Yの上面に両面テープ120Yを貼り付けて、反射鏡45Yを上方へ押し込んで、ホルダー52Yの上面と反射鏡45Yの上面とを両面テープ120Yで固定してもよい。
図15は、実施例2の湾曲補正機構の長手方向中央部付近の拡大構成図であり、図16は、実施例2の湾曲補正機構の断面図である。
実施例2の湾曲補正機構は、押付部材たるネジ121Yで第2反射鏡45Yをホルダー52Yの下面に押し付けて、反射鏡45Yをホルダー52Yの下面とネジ121Yとでホルダー52Yに挟持固定するものである。
図15に示すように、ホルダー上面の長手方向中央には、内周面にネジ溝が形成されたネジ穴が形成されており、このネジ穴にネジ121Yがネジ留めされている。
装置組立直後の初期状態では、ネジ121Yの先端は、反射鏡45Yの上面とは当接しておらず、この状態で、上述したように感光体上での主走査線の湾曲調整を行う。主走査線の湾曲調整を行った後、ネジ121Yを締めていくと、ネジ121Yの先端が、反射鏡45Yの上面と当接する。さらに、ネジ121Yを締めていくと、ネジ121Yが、反射鏡45Yを下方へ押し込んでいき、図16に示すように、反射鏡45Yの下面がホルダー52Yの下面へ押し付けられる。これにより、反射鏡45Yが、ホルダー52Yの下面とネジ121Yとでホルダー52Yに挟持固定される。この実施例2においても、第2反射鏡45Yがホルダー52Yに固定されることで、第2反射鏡45Yの剛性が高められ、第2反射鏡45Yの振動を低減できる。また、ハウジングに伝播される低周波振動から第2反射鏡45Yの共振周波数(固有振動数)を離すことができる。その結果、第2反射鏡45Yがハウジングに伝播される低周波の振動と共振しなくなり、第2反射鏡45Yの振動を抑制することができる。また、第2反射鏡45Yの長手方向中央が、最も振幅が大きくなるため、反射鏡の長手方向中央をネジ121Yでホルダー52Yに固定して、補強することによって、第2反射鏡45Yの振動を効果的に抑制することができる。
なお、上述では、ネジ121Yは、ホルダー上面の長手方向中央にのみ設けられているが、ホルダー上面の長手方向に等間隔で複数設けてもよい。複数のネジで第2反射鏡45Yをホルダー52Yに固定することによって、固定効果が高くなり、より反射鏡の振動を抑制することができる。
また、図17に示すように、ホルダーの下面に弾性部材たるゴムシート122Yを貼り付けてもよい。ネジ121Yによる挟持固定の場合は、ホルダー52Yの下面と反射鏡下面との摩擦力により第2反射鏡45Yの光軸方向の振動を抑制することになる。ホルダー52Yの下面にゴムシート122Yを貼り付けることで、ネジ121Yにより第2反射鏡45Yを下方へ押し込んだとき、第2反射鏡45Yの下面が、ゴムシート122Yに圧接することになる。その結果、ホルダー52Yの下面に大2反射鏡45Yの下面を圧接させたときに比べて、摩擦力を向上させることができ、ネジ121Yによる固定効果を高めることができ、より第2反射鏡45Yの振動を低減することができる。
図18は、実施例3の湾曲補正機構の要部拡大構成図である。
実施例3の湾曲補正機構は、接着剤130を用いて、第2反射鏡45Yをホルダー52Yの下面に固定するものである。
図19に示すように、ホルダー52Yの第2反射鏡45Yの裏面と対向する面の2箇所に接着剤130を塗布するための塗布穴52dYが形成されている。塗布穴52dYは、それぞれホルダー52Yの長手方向中央部と端部との間に形成されている。
主走査線の湾曲調整を行った後、塗布穴52dYからホルダー下面と第2反射鏡45Yの下面との隙間に接着剤130を塗布して、第2反射鏡45Yの端部と中央部との間をホルダー52Yに接着固定する。この実施例3においても、第2反射鏡45Yがホルダー52Yに固定されることで、第2反射鏡45Yの剛性が高められ、反射鏡の振動を低減(振動時の振幅を抑えることが)できるとともに、第2反射鏡45Yの共振周波数(固有振動数)を上げることができる。これにより、ハウジングに伝播される低周波の振動から第2反射鏡45Yの共振周波数(固有振動数)を離すことができる。その結果、第2反射鏡45Yがハウジングに伝播される低周波の振動と共振しなくなり、第2反射鏡45Yの振動を抑制することができる。
また、ホルダー52Yの第2反射鏡45Yの裏面と対向する面に設けた塗布穴52dYから接着剤130を塗布することで、第2反射鏡45Yの鏡面側から接着剤130を塗布する場合に比べて、第2反射鏡45Yの鏡面を接着剤130で汚すおそれを低減することができる。また、接着剤130で固定することにより、実施例1、2のように第2反射鏡45Yをホルダー52Yに固定する際に、第2反射鏡45Yをホルダー52Yに対して相対的に移動させることなく固定することができる。また、第2反射鏡45Yの下面の平面度が、多少悪くても、第2反射鏡45Yを強固にホルダー52Yに固定することができる。
また、接着剤130として、紫外線硬化型接着剤130’を用いてもよい。この場合、塗布穴52dYから紫外線硬化型接着剤130’を、湾曲補正前の第2反射鏡45Yの下面とホルダー52Yの下面との間の隙間に塗布する。次に、主走査線の湾曲補正を実行する。主走査線の湾曲補正実行後、図20に示すように、塗布穴52dYを通して紫外線硬化型接着剤130’に対して紫外線を照射する。これにより、紫外線硬化型接着剤130’が硬化し、第2反射鏡45Yがホルダー52Yに接着固定する。なお、図20に示すように、紫外線が、確実に紫外線硬化型接着剤130’に照射されるよう、塗布穴52dYを大きくしている。
また、ホルダーの中央部に塗布穴52dYを設け、ホルダー52Yの長手方向中央部と反射鏡45Yの長手方向中央部とを接着剤で固定してもよい。上述したように、反射鏡45Yの長手方向中央が、最も振幅が大きくなるため、反射鏡の長手方向中央を接着剤でホルダー52Yに固定することによって、第2反射鏡45Yの振動を効果的に抑制することができる。
紫外線硬化型接着剤を用いることで、走査線の湾曲補正後に紫外線を当てるだけで第2反射鏡45Yをホルダー52Yに接着固定できるため、光走査装置外から、光の通り道さえ確保できれば接着固定できるメリットを持つ。
以上、本実施形態の湾曲補正機構は、光ビーム発射手段たるレーザーダイオードと、レーザーダイオードから発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段(ポリゴンミラー41a,41bや図示しないポリゴンモータ等により構成)と、光ビームを反射させる反射鏡とを有し、光ビームによって走査対象物たる感光体を光走査する光走査装置に用いられる。そして、湾曲補正機構は、反射鏡を保持する保持体たるホルダー52Yと、ホルダー52の支持突起と板バネ部材54とで構成され、ホルダー52Yに保持された反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段たる押込装置64とを具備し、押込装置64による押込量の調整によって感光体表面上での主走査線の湾曲を補正するものである。このような構成の湾曲補正機構において、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡をホルダー52に固定する固定手段を設けている。このように、固定手段によって、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡がホルダー52に固定されるので、ホルダーによって反射鏡の剛性を高めることができ反射鏡が振動した際の振幅が低減される。その結果、バンディングなどの画像劣化を抑制することができる。また、湾曲補正時においては、反射鏡は、湾曲可能にホルダーに保持されているだけで、固定されていないため、反射鏡の剛性が低い。よって、反射鏡を良好に湾曲させることができ、主走査線の湾曲を良好に補正することができる。また、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡をホルダーによって補強するので、ホルダーと反射鏡との間に補強部材を設ける必要がなくなり、装置の大型化、レイアウトの余裕度の低下を抑制することができる。さらに、補強部材を用いずに、反射鏡の剛性を高めることができるので、部品点数の増加を抑制し、装置のコストアップを抑制することができる。
また、実施例1に示したように、上記固定手段として両面テープを用い、反射鏡が、両面テープにより保持体に固定される前の状態において、反射鏡は、反射鏡の両面テープが貼り付けられる面に対して直交する方向に移動可能に、ホルダーに保持されている。このように構成することによって、湾曲補正後の反射鏡を反射鏡の両面テープが貼り付けられる面に対して直交する方向に移動させることによって、反射鏡を両面テープに圧接させることができ、反射鏡を両面テープでホルダーに固定することができる。
また、実施例2に示したように、固定手段として、反射鏡をホルダーに押し付ける押付部材たるねじ121を用い、ねじで、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡をホルダーに押し付けることで、主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡を、保持体に固定してもよい。
さらに、実施例2に示したように、ホルダーの反射鏡が押し付けられる面に、弾性を有するシート部材を取り付けてもよい。これにより、ねじで、反射鏡をホルダーに押し付けた際、反射鏡が、弾性部材に圧接して固定される。その結果、ホルダーと反射鏡との摩擦力が上がり、より強固に反射鏡をホルダーに固定することができる。
また、実施例3に示したように、固定手段として、接着剤を用いてもよい。固定手段として、接着剤を用いることにより、反射鏡45Yがホルダー52Yに接着固定される。接着剤130で固定することにより、実施例1、2のように反射鏡をホルダーに固定する際に、反射鏡をホルダーに対して相対的に移動させることなく固定することができる。また、反射鏡のホルダーに固定される面の平面度が、多少悪くても、反射鏡を強固にホルダーに固定することができる。
また、接着剤として、紫外線硬化型接着剤を用いてもよい。紫外線硬化型接着剤を用いることで、紫外線を当てるだけで反射鏡をホルダーに接着固定できる。このため、光走査装置外から、光の通り道さえ確保できれば接着固定できる。
また、ホルダーに紫外線が透過する透過部たる塗布穴52dを設けることにより、紫外線硬化型接着剤に紫外線を良好に当てることができる。紫外線が透過する透過部を設けることにより、紫外線の照射方向の自由度を高めることが可能となる。
さらに、固定手段として遅効性両面テープを用いてもよい。遅効性両面テープを用いることで、反射鏡を、遅効性の両面テープによって、ホルダーに仮固定した状態で湾曲補正を行うことができ、湾曲補正後の反射鏡を反射鏡の両面テープが貼り付けられる面に対して直交する方向に移動させる作業を行なう必要がなくなる。よって、作業工数が削減でき、製造コストの削減に繋がる。
また、反射鏡の鏡面と直交する前記反射鏡の長手方向側面である反射鏡の上面または下面が、ホルダーに固定される。反射鏡が湾曲した状態であっても、反射鏡の上面または下面は、平面である。よって、安定して反射鏡をホルダーに固定することができる。
4:光書込ユニット
10Y,10C,10M,10K:感光体
44:第1反射鏡
45:第2反射鏡
52:ホルダー
52a:爪(支持突起)
52b:板バネ
52c:切り欠き部
52d:塗布穴
52f:調整ネジ取り付け面
64:押込装置
120:両面テープ
121:ネジ
122:ゴムシート
130:接着剤
特開平10−282399号公報 特開2006−259368号公報

Claims (6)

  1. 光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡とを有し、該光ビームによって走査対象物を光走査する光走査装置に用いられ、
    前記反射鏡を湾曲可能に保持する保持体と、
    前記保持体に保持された反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段とを具備し、
    前記強制湾曲手段による押込量の調整によって前記走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構において、
    前記主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡を該反射鏡よりも高剛性の前記保持体に固定する両面テープを設け、
    前記反射鏡が、両面テープにより保持体に固定される前の状態において、前記反射鏡は、前記反射鏡の両面テープが貼り付けられる面に対して直交する方向に移動可能に、前記保持体に保持されることを特徴とする湾曲補正機構
  2. 光ビーム発射手段と、該光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、該光ビームを反射させる反射鏡とを有し、該光ビームによって走査対象物を光走査する光走査装置に用いられ、
    前記反射鏡を湾曲可能に保持する保持体と、
    前記保持体に保持された反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段とを具備し、
    前記強制湾曲手段による押込量の調整によって前記走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正機構において、
    前記主走査線の湾曲補正された状態の反射鏡を該反射鏡よりも高剛性の前記保持体に固定する固定手段を設け、
    前記固定手段として遅効性両面テープを用いたことを特徴とする湾曲補正機構。
  3. 請求項1または2の湾曲補正機構において、
    前記反射鏡の鏡面と直交する前記反射鏡の長手方向側面が、前記保持体に固定されることを特徴とする湾曲補正機構。
  4. 光ビーム発射手段と、前記光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、前記光ビームを反射させる反射鏡と、走査対象物の表面上における主走査線の湾曲を補正する湾曲補正手段とを備え、前記光ビームによって前記走査対象物を光走査する光走査装置において、
    前記湾曲補正手段として、請求項1乃至いずれかの湾曲補正機構を用いたことを特徴とする光走査装置。
  5. 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    前記光走査手段として、請求項の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 光ビーム発射手段と、
    前記光ビーム発射手段から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、
    前記光ビームを反射させる反射鏡と、
    前記反射鏡を鏡面と直交する方向に押し込んで強制湾曲させる強制湾曲手段を具備し、前記強制湾曲手段による押込量の調整によって前記走査対象物表面上での主走査線の湾曲を補正する湾曲補正手段とを備え、前記光ビームによって前記走査対象物を光走査する光走査装置の製造方法において、
    前記湾曲補正手段による主走査線の湾曲を補正した後、前記主走査線の湾曲補正後の反射鏡を、両面テープによって前記反射鏡を保持する保持体に固定する工程を有することを特徴とする光走査装置の製造方法
JP2009144146A 2009-06-17 2009-06-17 湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5488960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144146A JP5488960B2 (ja) 2009-06-17 2009-06-17 湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144146A JP5488960B2 (ja) 2009-06-17 2009-06-17 湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011002554A JP2011002554A (ja) 2011-01-06
JP5488960B2 true JP5488960B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=43560572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009144146A Expired - Fee Related JP5488960B2 (ja) 2009-06-17 2009-06-17 湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5488960B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10282399A (ja) * 1997-04-11 1998-10-23 Ricoh Co Ltd 光折り返しミラー
JP3935281B2 (ja) * 1999-02-05 2007-06-20 株式会社リコー 画像形成装置のミラー支持構造
JP4467822B2 (ja) * 2001-03-08 2010-05-26 キヤノン株式会社 走査光学装置
JP4537285B2 (ja) * 2004-07-29 2010-09-01 キヤノン株式会社 走査線湾曲補正機構を有する光学走査装置
JP2007249002A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 光走査装置・画像形成装置・光走査装置の調整方法
JP4978951B2 (ja) * 2006-04-24 2012-07-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2008185723A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Brother Ind Ltd 光走査装置
JP2008216438A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011002554A (ja) 2011-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5354323B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP6489410B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP5403432B2 (ja) 主走査線湾曲補正機構、光走査装置および画像形成装置
JP5016997B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP4476047B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP5207132B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP4887268B2 (ja) 湾曲補正機構、光走査装置及び画像形成装置
JP5170629B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5081511B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5448035B2 (ja) 湾曲補正機構、光走査装置および画像形成装置
JP2009258449A (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP5488960B2 (ja) 湾曲補正機構、光走査装置、画像形成装置および光走査装置の製造方法
JP5505753B2 (ja) 湾曲補正機構、光走査装置及び画像形成装置
JP5152641B2 (ja) 湾曲補正機構、光走査装置及び画像形成装置
JP5721002B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置および光学素子組み付け方法
JP4830821B2 (ja) 光走査光学装置
JP2008076460A (ja) 光走査装置と画像形成装置
JP4946395B2 (ja) 光走査光学装置
JP5223692B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5455085B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP4830818B2 (ja) 光走査光学装置
JP4830820B2 (ja) 光走査光学装置
JP6752644B2 (ja) 光走査装置
JP4830819B2 (ja) 光走査光学装置
JP4940913B2 (ja) 光走査光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140213

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees