JP2009030306A - 突き出し窓のロック装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 部品点数の減少及び可動障子の完璧なロック状態の実現。
【解決手段】X型の開閉アームを介して可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の回転操作に関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、該突き出し窓のロック装置Xは、可動障子側のロックピン7と係脱するフック5を有する可動ブラケット4を窓枠11側に上下動可能に有し、この可動ブラケット4には、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする突き出し窓のロック装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、突き出し窓のロック装置に関し、特に室内側の操作手段の操作力によって鋏み揺動するように窓枠側のブラケットと可動障子側のブラケットとに両端部がそれぞれ軸支されたX型の開閉アームとを備えた突き出し窓のロック装置に関する。
特許文献1には、「開閉用オペーレータ(操作手段)1により上下動させられる連結杆(スライド部材)4と、この連結杆に固定されたブラケット5を有し、このブラケットの上部には前記連結杆の長さ方向に長孔5aが形成され、前方への張り出し部にはほぼ円弧状のガイド孔が形成されると共に、このガイド孔の下端には前記連結杆の長さ方向にロック用長孔5cが連設され、先端部を窓障子10のX型の開閉アーム7に枢支した変換用アーム6の後端部が、前記ブラケットの上部の長孔5aに枢支ピン6aを介して上下動可能に係合され、かつ変換用アーム6の中央より前端寄りの部分が、前記ブラケット5のガイド孔5b及びロック用長孔5cに枢支ピン6bを介して摺動可能に係合された窓のロック装置」が記載されている(符号は特許文献、以下の特許文献も同様)。
特許文献1のロック装置は、動力変換アーム6が必要である点、可動障子の閉鎖位置にて一箇所(ロック用長孔5c)のみでロックする点等から、幾つか改良すべき問題点があった。
ところで、特許文献2には、窓枠側に配設された操作手段と、この操作手段の操作力によって鋏み揺動するように窓枠側のブラケットと可動障子側のブラケットとに枢軸を介して両端部がそれぞれ軸支されたX型の開閉アームが記載され、同時に「可動障子の閉鎖位置にて、可動障子3側に設けられたく字形状の動力変換機能を有するロック手段50が、窓枠1側のスライド部材5に設けた突起53に常時係合(嵌合)している事項」が記載されているが、この特許文献2に記載されたロック装置は、部品点数が非常に多いので、特許文献1と同様に改良すべき問題点があった。
また、特許文献3には、窓枠側のフック25と可動障子側のロックピン28が係脱する事項が記載されている。しかしながら、特許文献3は、本願発明のようにX型の開閉アームを前提とするものではなく、かつ本願発明の特徴部分(中核)を示唆する動機付けが全く記載されていない。加えて、出願人は、X型の開閉アームを前提とするものに於いて、窓枠側のフックと可動障子側のロックピンが係脱する事項が周知事項であることを認定する特許文献を複数件発見することができなかった。
実公平7−23503号公報 特開2002−227511号公報 特開平4−146385号公報
本発明の所期の目的は、「部品点数を極力少ないことを前提として、可動障子のロック時、窓枠側の離間する複数のロック手段が、開閉アーム乃至可動障子の複数の箇所を同時にロックすることにより、可動障子が容易に前進しない或いはガタガタしないこと」、である。その余の目的(閉鎖位置で可動障子を確実かつ安定的にロックすること。)は従属項の構成により限定的に特定し得る。
本発明の突き出し窓のロック装置は、X型の開閉アームを介して可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の操作力又は駆動モータの駆動力のいずれかに関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、該ロック装置Xは、可動障子側のロックピン7と係脱するフック5を有する可動ブラケット4を窓枠11側に上下動可能に有し、さらにこの可動ブラケット4には、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする。
発明の構成要件を詳細に限定すると、本発明の突き出し窓のロック装置は、窓枠側に配設された操作手段と、この操作手段の操作力によって鋏み揺動するように窓枠側のブラケットと可動障子側のブラケットとに枢軸を介して両端部がそれぞれ軸支されたX型の開閉アームとを備え、この開閉アームと前記操作手段の操作力によりに上下動するように窓枠に設けられたスライド部材との間に介在し、かつ可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の操作力又は駆動モータの駆動力のいずれかに関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、該突き出し窓のロック装置Xは、可動障子21の閉鎖位置にて、開閉アーム8と可動障子21の両方を同時にロックすることができるように、窓枠側の可動ブラケット4と、この可動ブラケットのフック5と係脱する前記可動障子側のブラケット6に設けたロックピン7から成り、さらに前記可動ブラケット4には、開閉アーム8の係合ピン9と常時係合すると共に該係合ピンを係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の突き出し窓のロック装置は、X型の開閉アームを介して可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の操作力又は駆動モータの駆動力のいずれかに関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、前記開閉アーム8の突起状の中央枢軸29Aと係脱するフック5Aを有する可動ブラケット4Aを窓枠11側に上下動可能に有し、さらにこの可動ブラケット4Aには、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする。
同様に発明の構成要件を詳細に限定すると、本発明の突き出し窓のロック装置は、窓枠側に配設された操作手段と、この操作手段の操作力によって鋏み揺動するように窓枠側のブラケットと可動障子側のブラケットとに枢軸を介して両端部がそれぞれ軸支されたX型の開閉アームとを備え、この開閉アームと前記操作手段の操作力によりに上下動するように窓枠に設けられたスライド部材との間に介在し、かつ可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の操作力又は駆動モータの駆動力のいずれかに関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、該突き出し窓のロック装置Xは、可動障子21の閉鎖位置にて、開閉アーム8の離間する二箇所の部材9、29Aを同時にロックすることができるように、窓枠側の可動ブラケット4Aは、前記開閉アーム8の中央支軸(一箇所の部材)29Aに係脱するフック5Aと、開閉アーム8の枢支端部寄りの部位に設けられた係合ピン(もう一箇所の部材)9と常時係合すると共に該係合ピンを係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17とを有することを特徴とする。
本願発明は、独立項に記載の構成を採用することにより、部品点数を極力少ないことを前提として、可動障子のロック時、窓枠側の離間する複数のロック手段が、開閉アーム乃至可動障子の複数の箇所を同時にロックすることにより、可動障子が容易に前進しない或いはガタガタしないという目的を達成することができる。付言すると、コロンブス的発想により、部品点数の減少及び可動障子の完璧なロック状態の図ることができる。なお、本発明は、部品点数を極力少ないことを前提として、X型の開閉アームの開く幅(突き出す範囲)を大きできるという効果もある。
以下、図1乃至図6に示す本発明を実施するための最良の形態(第1実施例)により説明する。
(1)発明の特徴的部分―中核
図1は全開状態における発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1に於いて、Xは突き出し窓のロック装置(以下、「ロック装置」という)で、このロック装置Xは、窓枠側に配設された操作手段1、この操作手段1の操作力を窓枠のガイドに設けたスライド部材3に伝える動力伝達機構2、前記スライド部材3によって上下動するように該スライド部材3に連結された窓枠側の可動ブラケット4と、可動ブラケット4のフック5と係脱する前記可動障子側のブラケット6に設けたロックピン7から成り、前記可動ブラケット4には、開閉アーム8の軸支端部寄りの部位に突設した係合ピン9と常時係合する動力変換溝17が形成されている点に特徴的部分(中核)がある。
換言すると、第1実施例の特徴的部分は、ロック装置Xは、可動障子側のロックピン7と係脱するフック5を有する可動ブラケット4を窓枠11側に上下動可能に有し、この可動ブラケット4には、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることである。以下、本発明の特定要件について順次説明するが、細部的な事項は図面及びその説明を割愛する。
(2)操作手段1と動力伝達機構2
操作手段1と動力伝達機構2は、周知事項なので、図面及び詳細な説明を割愛する。特許文献1の第1図、特許文献2の図1、特許文献3の第1図等に記載されているように、ハンドル操作装置と称される操作手段1は、普通一般に窓枠側のたて枠の屋内側面に配設されている。操作手段1はギヤボックス内にセクタ歯車等の駆動歯車を有し、この駆動歯車の駆動力(操作力)は駆動レバー(第1リンク)、レバーを有する水平連結軸、単数又は複数の従動リンクで構成された動力伝達機構2に伝えられる。
(3)スライド部材3
図6で示すように窓枠11のたて枠11aには縦方向にカイド12が設けられている。このカイド12にスライド杆、スライドプレート等の長尺状スライド部材3が上下動自在に嵌め込まれている。操作手段1の操作力は、図1で示すように動力伝達機構2を介して該スライド部材3に伝わる。
(4)窓枠側のブラケット4、13
窓枠側のブラケットは、本実施例では、スライド部材3に一体的に連結された可動ブラケット4と、この可動ブラケット4に対して離間するようにたて枠11aに設けられた固定ブラケット13とから成る。付言すると、図6で示すように、可動ブラケット4はたて枠11aの一側の側にスライド部材3と共に上下動するように該スライド部材に連結され、一方、固定ブラケット13はたて枠11aの他側の側に可動ブラケット4とは別個独立に不番の固着具を介して所定位置に固定されている。
図2を参照にして可動ブラケット4と固定ブラケット13の構成を説明する。4aはその上端部が固着具、溶着等の固定手段を介してスライド部材3に連結される長板状の垂直板で、この垂直板4aの他端部(下端部)には固着具、溶着等の固定手段を介して上向き鉤状のフック5が一体的に設けられている。したがって、可動ブラケット4は全体として下端部にフック5を有する長板状部材である。
しかして、この長板状部材(可動ブラケット)4は、一端部(上端部)にスライド部材3に連結される取付け部分14を有し、この取付け部分14には不番の取付け小孔が形成されている。また、この取付け部分14に不番の第1折り曲げ部分を介して連設する幅広の動力変換部分15を有し、この動力変換部分15には、軸支及び係止機能を有する垂直案内長孔の軸孔16と動力変換溝17がそれぞれ形成されている。
前記垂直案内長孔の軸孔16は、取付け部分14と動力変換溝17との間に形成され、本実施例では垂直板4aの一端部(上端部)寄りの部位に形成されている。
一方、前記動力変換溝17は、本実施例では垂直板4aの中央部寄りの部位に鈍角形状(アングル形状)に形成され、例えば幅広動力変換部分15(垂直板4a)の中央部から外方向(可動障子側)に半円弧状に膨出するに部位に斜に形成された駆動ガイド孔17aと、この駆動ガイド孔17aに連通するように動力変換部分15の中央部に縦方向に形成された垂直ロック孔17bとから成る。
さらに、可動ブラケット4は、不番の第2折り曲げ部分を介して連設するアーム部分18を有し、このアーム部分18の下端部は、開閉アーム8の中央部枢軸を若干越える所(中央部枢軸付近)まで延在している。そして、アーム部分18の下端部に前述したフック5が設けられている。
これに対して、固定ブラケット13は、普通一般の取付け具のように小さな取付け金具であり、たて枠11に固定される固定部分13aと、この固定部分13aに直交するように折り曲げ形成され、かつ開閉アーム用の軸孔を有する軸受13bとから成る。
(5)可動障子側のブラケット6
可動障子側のブラケット6は、可動障子21のたて框21aに固着手段を介して固定的に設けられている。図1で示すように、可動障子側のブラケット6は窓枠側の可動ブラケット4よりも長い。前述したように、本実施例では、長板状部材(ブラケット)6の略中央部に窓側の可動ブラケット4のフック5と係脱するロックピン7を有している。このロックピン7を基準にしてブラケット6の上端部には垂直案内長孔22が形成され、一方、ブラケット6の下端部には開閉アーム用の軸孔23が形成されている。なお、ブラケット6の両端部には固着具用の取付け部分が形成されている。
(6)開閉アーム8
X型の開閉アーム8は、操作手段1の操作力によって鋏み揺動するように窓枠11側の2個の可動と固定のブラケット4、13と可動障子21側の1個の固定のブラケット6とに両端部がそれぞれ枢軸25〜28を介して軸支されている。
したがって、開閉アーム8は、図1で示すように可動障子11の全開状態では上下の端部が互いに離れるように所定の位置まで開き、一方、図3乃至図5で示すように可動障子11の全閉状態では上下の端部が互いに接近するように閉じる。
ここで、図1を参照にして開閉アーム8用の枢軸25〜28を簡単に説明する。まず、25は窓側の可動ブラケット4の垂直案内長孔の軸孔16に係合する第1枢軸、26は可動ブラケット6の下端部の円形軸孔23に設けられた第2枢軸である。これらの第1枢軸25と第2枢軸26とで第1アーム8aの両端部をそれぞれ軸支している。
次に、27は可動ブラケット6の上端部の垂直案内長孔22に設けられた第3枢軸、28は窓枠の固定ブラケット13の軸受13bの円形軸孔に設けられた第4枢軸である。これらの第3枢軸27と第4枢軸28とで第2アーム8bの両端部をそれぞれ軸支している。それ故に、X型の開閉アーム8は、中央枢軸29を支点にしながら合計4本の枢軸25〜28を介して鋏み揺動(開閉)する。
(7)ロック装置X
本発明のロック装置Xの特徴的部分(中核)は、前述したとおりであるが、さらに付言すると、(a)閉アームと前記操作手段の操作力によりに上下動するように窓枠に設けられたスライド部材との間に介在し、かつ(b)図3乃至図5で示すように、可動障子21が全閉状態の位置になると、操作手段1の回転操作に関連させて、その操作力により窓枠11側のフックを有する可動ブラケット4をロック方向に移動させて可動障子21側のロックピン7を前記フックで捕捉する(自動的に係止する)点に特徴がある。
であるから、(c)実施例の可動ブラケット4は、幅広の動力変換部分15と、この動力変換部分15に連設し、かつ開閉アーム8の中央部枢軸近付まで延在するアーム部分18と、このアーム部分18の端部に設けられたフック5とを有し、前記動力変換部分15は、開閉アーム用の垂直案内長孔の軸孔16を有している点も特徴(新規事項)がある。これにより、著しく部品点数を少なくすることができる。
(8)作用
図1は全開状態、図3は全閉状態におけるロック直前の状態、図4は全閉状態におけるロックの状態をそれぞれ示す。ここでは、図1の全開状態から図4の閉鎖位置におけるロックの状態までを説明する。
図1の全開状態に於いて、今仮に操作手段1の図示しない操作ハントルを回すと、動力伝達機構2を介してスライド部材3が上昇する。スライド部材3が上昇すると、可動ブラケット4は矢印A方向に移動する。可動ブラケット4が矢印A方向に移動すると、動力変換溝17の駆動ガイド孔17aの下側の斜面が第1枢軸25を持ち上げる。
そうすると、第1アーム8aの第1枢軸25は傾斜状の駆動ガイド孔17aに案内されながら垂直ロック孔17bの方向へと摺動する。この時X型の開閉アーム8は、中央枢軸29を支点にしながら合計4本の枢軸25〜28を介して閉じる方向へと鋏み揺動する。そして、本実施例では、第1アーム8aの第1枢軸25が垂直ロック孔17bの上端部まで位置変位すると、可動障子21は水平状態で戻り、いわば全閉状態におけるロック直前の状態となる。そこで、操作手段1の操作ハンドルを回し続けると、操作手段1の回転操作に関連する可動ブラケット4は、図3の矢印Aにさらに移動する。その結果、(あ) 可動ブラケット4の動力変換溝17の垂直ロック孔17bは第1アーム8aの第1枢軸25を係止(捕捉)すると同時に、(い) 可動ブラケット4のフック5は可動障子21のロックピン7を係止(捕捉)する。
このように第1実施例のロック装置Xは、可動障子21の閉鎖位置にて、開閉アーム8と可動障子21の両方を同時にロックする。
本発明の所期の目的は、「部品点数を極力少ないことを前提として、可動障子21のロック時、窓枠側の離間する複数のロック手段5、17が、開閉アーム8乃至可動障子21の複数の箇所を同時にロックすることにより、該可動障子21が容易に前進しない或いはガタガタしないこと」である。
そこで、発明の実施の形態で示した第1実施例のロック装置Xは、可動障子21側のロックピン7と係脱するフック5を有する可動ブラケット4を窓枠11側に上下動可能に有し、この可動ブラケット4には、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする。
図7乃至図9に示す第2実施例も本発明の所期の目的を達成する設計変更例である。この第2実施例に示すロック装置X1は、第1実施例のように、可動障子21側はロックピン7を有せず、その代わりに、開閉アーム8の突起状の中央枢軸29Aと係脱するフック5Aを有する可動ブラケット4Aを窓枠11側に上下動可能に有し、この可動ブラケット4Aには、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていること特徴とする。第2実施例のフック5Aの外方向への突出量が第1実施例のフック5のそれとは若干相違するものの、基本的な構成及び作用は第1実施例と同じなので、重複する説明を割愛する。
なお、本発明の各実施例の突き出し窓のロック装置は、X型の開閉アームを介して可動障子21が全閉状態の位置になると操作手段の操作手段の操作力(例えば回転操作による力)に関連させて可動障子21を自動的に係止するが、もちろん、駆動モータの駆動力に関連させて可動障子21を自動的に係止させても良い。後者の場合には、図示しない駆動モータを窓側に横状態に配設し、駆動モータの駆動力を動力伝達手段(ピニオンとラックとの噛合、ピニオンのチェーンとの噛合など)や動力連結手段を介して窓枠側の可動ブラケット(4、4A)を上下動させる。
本発明は、主に錠前や建具の業界で利用される。
図1乃至図6は本発明の第1実施例を示す各説明図。図7乃至図9は本発明の第2実施例を示す各説明図。
第1実施例の可動障子の全開状態を示す環境説明図。 要部(窓側のブラケット)の説明図。 全閉状態におけるロック直前の状態を示す説明図。 図3に於いて、ロックした状態を示す説明図。 図4を基準にした右側面からの説明図。 平面視からの環境説明図。 第2実施例の可動障子の全開状態を示す環境説明図。 全閉状態におけるロック直前の状態を示す説明図。 図8に於いて、ロックした状態を示す説明図。
符号の説明
X、X1…突き出し窓のロック装置(ロック装置)、1…操作手段、2…動力伝達機構、3…スライド部材、4、4A…窓枠側の可動ブラケット、4a…垂直板、5…フック、6…可動障子側のブラケット、7…ロックピン、8…開閉アーム、9…係合ピン、11…窓枠、11a…たて枠、13…固定ブラケット、14…取付け部分、15…動力変換部分、16…垂直案内長孔の軸孔、17…動力変換溝、17a…駆動ガイド孔、17b…垂直ロック孔、18…アーム部分、21…可動障子、21a…たて框、22…垂直案内長孔、23…軸孔、25〜28…枢軸、29、29A…中央枢軸。

Claims (3)

  1. X型の開閉アームを介して可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の操作力又は駆動モータの駆動力のいずれかに関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、該ロック装置Xは、可動障子側のロックピン7と係脱するフック5を有する可動ブラケット4を窓枠11側に上下動可能に有し、さらにこの可動ブラケット4には、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする突き出し窓のロック装置。
  2. 請求項1に於いて、可動ブラケット4は、動力変換部分15に連設しかつ開閉アーム8の中央部枢軸近付まで延在するアーム部分18と、このアーム部分18の端部に設けられたフック5とを有し、前記動力変換部分15は、開閉アーム用の枢軸25を係止し得る垂直案内長孔の軸孔16を有していることを特徴とする突き出し窓のロック装置。
  3. X型の開閉アームを介して可動障子が全閉状態の位置になると操作手段の操作力又は駆動モータの駆動力のいずれかに関連させて該可動障子を自動的に係止する突き出し窓のロック装置であって、前記開閉アーム8の突起状の中央枢軸29Aと係脱するフック5Aを有する可動ブラケット4Aを窓枠11側に上下動可能に有し、さらにこの可動ブラケット4Aには、開閉アーム8の係合ピン9を係止する垂直ロック孔17bを有する動力変換溝17が形成されていることを特徴とする突き出し窓のロック装置。
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