JP5128984B2 - 自由扉用のラッチ錠 - Google Patents

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本発明は、自由扉用のラッチ錠に関する。
特許文献1には、錠箱内に延出する操作部材側の駆動片により、付勢バネのバネ力に抗してラッチ枠内の反転式ラッチの拘束を解く方向に移動するロッキングピースを備えたラッチ錠が記載されている。
また、特許文献2には、錠箱内に延出する操作部材側の駆動片により、第1・第2の磁性体の極性に対応して反発しながらラッチ枠内の反転式ラッチの拘束を解く方向に移動するロッキングピースを備えたラッチ錠が記載されている。
これらの特許文献1、2に記載のラッチ錠は、ラッチ枠内に組み込んだ反転式のラッチに対して、単数又は複数個のロッキングピースでラッチを拘束し又は拘束を解くものの、自由扉(基端部が枢着され、自由端部にラッチを有する扉のこと)に適用することができない。そこで、現在、例えば反転式のラッチを用いることを前提として、自由扉に適用することができるラッチ錠の出現が期待されている。その場合、閉扉時にラッチングを阻害しない工夫が望まれる。
特開平11−141207号公報 特開2004−270132号公報
本発明の所期の目的は、由扉に反転式ラッチを有するラッチ錠を取付けた場合に於いて、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作しても、ロッキングピースが反転式ラッチを拘束し続け(反転式ラッチの傾斜面が受け金具に摺接しても反転しない状態を保持すること)して、扉の閉鎖位置にてラッチングを確実に行うことができることである。本発明の二次的な目的は、閉扉時、操作部材から手を放すと、トリガー部材の水平杆部分にスライド自在に設けられた可動式ロック手段が自動的に中立位置へと戻ることである。その他の目的は、閉扉時、操作手段から手を放すと、ロッキングピースが反転式ラッチを完全にロックする位置へと戻ることである。
本発明の自由扉用のラッチ錠は、錠箱に、反転式ラッチと、該反転式ラッチと係脱するロッキングピースと、該ロッキングピースの先端部を前記反転式ラッチの後端部に係合する方向へと常時付勢するロッキングピース用の押圧手段と、この押圧手段の係合解除方向へと動きを規制する可動式のロック手段を備えたトリガー部材と、操作部材の操作力により作動しかつ前記ロッキングピースを前記係合解除方向へと作動させる係合作用構成部材とをそれぞれ配設し、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作すると、前記ロッキングピースは前記係合作用構成部材を介して前記係合解除方向へと若干作動するものの、前記押圧手段の押圧片が相変わらずロッキングピースの先端部側と可動式ロック手段との間に挟まった状態となっており、ロッキングピースは反転式ラッチとの係合状態を保ったままであることを特徴とする。
(a)自由扉に反転式ラッチを有するラッチ錠を取付けた場合、閉鎖位置にてラッチングを確実に行うことができる(ラッチング機能を阻害しない)。例えば操作部材がプッシュ・プル方式である場合、ハンドルをプッシュしながら閉扉操作しても、反転式ラッチが受け具の係入穴に入り込まない限り、前記係入穴を形成する係合部に反転式ラッチの先端部がそれぞれ衝突状態に摺接(衝接)しても、反転式ラッチは、ロッキングピースの先端部で保持されたままなので反転することなく、そのままの姿勢を維持する。したがって、反転式ラッチは、常にラッチング可能な態勢で受け具の係入穴に入り込む(係合する)。
(b)閉扉時、操作部材から手を放すと、トリガー部材の水平杆部分にスライド自在に設けられた可動式ロック手段が自動的に中立位置へと戻る。
(c)また、閉扉時、操作手段から手を放すと、ロッキングピースが反転式ラッチを完全にロックする位置へと戻る。
(d)上下一対のロッキングピースを、一芯軸を介して連係させた実施例の場合には、少なくとも1つのトリガー部材が存在すれば、上下一対のロッキングピースに対してトリガー部材の操作部材用のロック手段を作用させることができる。
以下、図1乃至図13に示す本発明を実施するための最良の形態(第1実施例)により説明する。なお、部材や部材の各部位に対して不番の用語も存在する。
(1)発明の実施の環境
図1は、完全閉扉時において操作部材から手を放した結果、係合作用構成部材31が初期位置へと戻り、かつロッキングピース15Aが押圧手段41(押圧片42と付勢バネ43を含む)に押圧されて、その先端部15aで反転式ラッチ5Aを完全に保持(係合)した状態を示す。この時、押圧手段41を構成する押圧片42が付勢バネ43のバネ力により矢印方向(時計方向)へと回転するので、該押圧片42の係止部分で係止されていたトリガー部材21のブロック状のロック手段24が、前後の制御バネ25,26のバネ力により、トリガー部材21の水平杆部分23を矢印方向(右方向)へスライドしながら中立位置へと戻る。さて、Xはラッチ錠で、このラッチ錠Xは、自由扉Yに取付けられる錠本体1と、この錠本体の反転式ラッチ(以下、単に「ラッチ」ともいう)に対向するように戸枠Zの縦枠に固定される受け具50とから成る。自由扉Yは、その基端部が戸枠Zの縦枠に蝶番を介して軸支され、水平方向に揺動する。自由扉Yの自由端部に錠本体1が固定されている。
まず、錠本体1の構成を説明する。2は自由扉Yにねじ等で取り付けられた錠箱で、周知のように、錠箱2は、ケース身2aと、ケース蓋2bから構成されている。錠箱2は、不番のフロント板を有し、このフロント板の中央部には不番のトリガー部材用開口が形成されている。また、フロント板の上下端部には、不番の固着具用の取付け孔が形成されている。さらに、フロント板の中央部には、不番の上下一対のラッチ用開口が形成されている。
なお、錠箱2のケース身2a及びケース蓋2bには、トリガー部材を案内する案内長孔、係合作用片用の軸孔、駆動片用の開口等が適宜に形成されている。ここでは、細部的事項の符号や説明は割愛し、主な部材について説明する。
(2)ラッチ枠3
ラッチ枠3は錠箱2の中央部に固定的に設けられているが、本実施例では、不番の中央仕切り板を基準にして、上側と下側のラッチ枠部(ラッチ枠)3内に上下方向に位置する同一構成の反転式ラッチ5A、5Bを、そのラッチングする係止面6が相互に対称となるように組込んでいる。
上側と下側のラッチ枠部(ラッチ枠)3は同一構成である。これらのラッチ枠部は、それぞれ水平対向壁と、該水平対向壁に直交する垂直壁とを有している。そして、水平対向壁には、ロッキングピース15A、15Bの先端部15a、15aを受け入れる切欠状の開口4が形成され、一方、水平対向壁に直交する垂直壁の内面には、バネ端支持部が突出形成されている。
(3)ラッチ
ラッチ枠部(ラッチ枠)3内にそれぞれ配設された上下一対のラッチ5A、5Bは、それぞれ反転式のラッチであり、その後端部がラッチ枠3内に収まるようにフロント板の中央部のラッチ用開口にそれぞれ配設されている。
これらのラッチ5A、5Bは、自由扉Yの自由端面から見た場合、或は図11及び図12の水平断面説明図を平面視から見た場合を基準にすると、ラッチングする係止面6が相互に対称に位置するように配設されている。なお、図11は上方のラッチ5Aを基準にした断面であり、一方、図12は下方のラッチ5Bを基準にした断面である。
したがって、図1、図4等では、上位のラッチ5Aの係止面6は手前側(図11では上位のラッチ5Aはハッチングされている)に位置し、一方、下位のラッチ5Bの係止面6は向こう側(図12では下位のラッチ5Bはハッチングされている)に位置している。
ところで、反転式のラッチの構造に関しては、例えば特開平8−100559号公報、特許公開平9−325248号公報、特許公開平10−311173号公報、特開平11−141207号公報、特許公開2003−74245号公報等に記載されているように、当業者にとって周知事項である。
反転式のラッチは、平面形状がほぼ菱形に形成され、前述したラッチングの係止面6、受け具50の係合部51に対する傾斜面7、ストッパー用突起、係合受け部等を有している。上下のラッチ5A、5Bは、それぞれラッチバネ8により錠箱2のフロント板から突出する方向に付勢されている。
普通一般に、反転式のラッチは、自由扉Yの開閉時、受け具の係合部に摺接すると、ラッチの後端部(内端部)に嵌め込まれた平面門形形状のラッチ受け9及びラッチバネ(圧縮コイルばね)8を介して反転かつ進退動する。
また、ラッチ5A、5Bとラッチ受け9との間はラッチバネ8で押し付けられて組み付けられた状態にあるが、相対的な回動(ラッチ受けに対するラッチの反転)は許容されている。さらに、ラッチ5A、5Bは、閉扉時から開扉時の場合、ラッチバネ8のバネ力に抗して反転しながら後退した後は、前記ラッチバネ8のバネ力により、当初の位置へと戻る。
ところで、本実施例のラッチ5A、5Bは、上述した機能を有するものの、開扉時から閉扉時の場合、例えばハンドルをプッシュしながら閉扉操作した場合、上下のラッチ5A、5Bが同時に受け具50の係入穴52に入り込まない限り、前記係入穴を形成する係合部(例えば側壁部分の傾斜状表面とアール乃至平表面)51にそれらの先端部がそれぞれ衝突状態に摺接しても、上下の反転式ラッチは、反転することなく、そのままの姿勢を維持する。この点については後述する。
(4)上下のロッキングピース
ロッキングピース15A、15Bは、ラッチ枠3の外から、その指状先端部15aが、上下のラッチ5A、5Bの不番の係合受け部に同時に係脱するように上下の固定枢軸16をそれぞれ介して、かつ各固定枢軸16の間に位置する可動の一芯軸17を介して互いに連係するように配設されている。
各ロッキングピースは、例えば鉤状(L字形態)に成形され、その指状或いは鉤状先端部15aが、ラッチ枠3A、3Bの水平対向壁に形成した開口に臨むように配設されている。これらのロッキングピース15A、15Bは、それぞれ上方の固定枢軸16と、下方の固定枢軸16を介して所定量回動可能に軸支されている。そして、先端部15aが、ラッチ枠3の水平対向壁の各開口を介して各ラッチ5A、5Bの係合受け部に選択的に係脱する。
さて、ロッキングピース15A、15Bは同一構成なので、ここでは、図2を参照にして、上方のロッキングピース15Aを説明する。なお、ロッキングピース15A(15B)、該ロッキングピースに対して作用する係合作用構成部材(係合作用片を含む構成部材)31に関しては簡単に説明する。
まず、図2に於いて、ロッキングピース15Aは、先端部15aと、これに連設する基端部15bとから成り、前記基端部15bは固定枢軸16に軸支されている。また、基端部15bにはアーム部15cが垂直方向に延在し、該アーム部15cの先端部が可動の一芯軸17を介して下方のロッキングピース15Bに互いに連係するように連結されている。なお、本明細書の「先端部15a側」とは、基端部15bから指先状の先端部までの範囲である。
次に、図1、図4で示すように、係合作用構成部材31は、ロッキングピース15A、15Bの後方(錠箱2内部の後方側)に配設され、L字形状に成形された一組の係合作用片32と、該係合作用片に連結された一組の揺動片33とから成る。しかして、前記係合作用片32及び揺動片33は、一芯軸17の水平線上に位置する第1固定軸と第2固定軸にそれぞれ軸支されている。そして、前記第1固定軸と第2固定軸の間には、係合作用片32と揺動片33を互いに連結する可動の連結軸34が位置している。なお、係合作用構成部材31の具体的構成についての符号は割愛するが、係合作用構成部材31は、合計4枚の揺動レバー片を左右一対の支軸を介してロッキングピース15A、15Bの垂直アーム部15cの後方に配設され、錠箱内に入り込んでいる操作部材の駆動片によって押圧されると、図面上、左側の揺動レバー片が前記垂直アーム部15cを押圧し、その結果、ロッキングピース15A、15Bは、ラッチ5A、5Bの係止状態を解く方向へと回動する。
次に、操作部材側の複数個の駆動片11は、錠箱2の側壁に形成した複数個の開口12を介してそれぞれ錠箱2内に延出しているが、本実施例では、係合作用片32と揺動片33の間であって、かつ前述した可動の連結軸34の上方と下方に合計2個位置付けられている。
しかして、一つの駆動片11が内外いずれかの操作部材の操作力により所定方向(実施例では水平方向)に移動して、係合作用片32又は揺動片33のいずれかの受け部に当たると、係合作用構成部材31は、図1に示す初期位置の状態から、付勢バネ35のバネ力に抗しながら第1固定軸と第2固定軸をそれぞれ支点に所定量回転し、図4で示すような作動状態となる。
その時、ロッキングピース15A、15Bの垂直アーム部15cが係合作用片32の突起部に押圧されるので、ロッキングピース15A、15Bは、後述するトリガー部材側に配設した付勢バネ43の付勢力に抗して、かつ固定枢軸16を支点に係合解除(ラッチの拘束を解く)方向へと回転する。
(5)トリガー部材
図3を参照にしてトリガー部材21の構成を説明する。本実施例のトリガー部材21は、断面コ字形状のトリガーヘッド22と、このトリガーヘッド22からロッキングピース15Aの先端部15aに所要空間を有して対向する水平杆部分23と、この水平杆部分23にスライド可能に嵌合し、かつ自由扉Yを開いた状態で操作部材の完全操作を不可とするようにロッキングピース15Aに押圧手段41の押圧片42を介して係合し、かつ該ロッキングピース15Aをロックするロック手段24と、このロック手段24の位置を制御するように該ロック手段24に対して錠箱2内に水平方向に配設された前後の制御バネ25、26とから成る。
前記制御バネ25、26は、本発明の目的を考慮して、前側の制御バネ25は、後側の制御バネ26よりも弱い(扉の開閉の際におけるロック手段24の位置変位のタイミングやバランスを考慮)。
しかして、トリガーヘッド22には受け具50の表面50aを摺動する水平のローラ27が軸支されている。また、ロック手段24は、図7で示すように、錠箱2の内面に設けられた水平案内部に適宜に案内されるように、例えば断面矩形状に形成され、かつ水平杆部分23の中央部に外嵌合している。そして、図3で示すように、その下端部には、ロック手段係止用の押圧手段41を構成する押圧片42の上辺に突出形成された係止部分(或いは吸着部分)42aと係脱(離脱も含む)可能な杆状係合突起24aを有している。したがって、ロック手段24は、押圧手段41の押圧片42を介してロッキングピース15Aの背側の係合部(係合面)に間接的に係脱可能である。
さらに、前後の制御バネ25、26は、水平杆部分23の延在方向にロック手段24を挟むように配設されており、例えばトリガーヘッド22と可動のロック手段24との間に介在する前側の制御バネ25と、ロック手段24と錠箱内部の後端部側に固定したバネ端受け兼用支持片28との間に介在する後側の制御バネ26に区分けされ、前後の制御バネ25、26のバネ力は適宜に設定されている。
(6)ロッキングピース用の押圧手段31−押圧片42と付勢バネ43本実施例では、開扉時、ロッキングピース15A、15Bをラッチ5A、5Bを拘束する位置へと移動させるため、また、開扉状態から閉扉状態に変える際、望ましくはトリガー部材21のロック手段24を一時的に係止して、開扉時のラッチ5A、5Bに対するロッキングピース15A、15Bのロック状態を確実に維持するために、押圧手段41をロック手段24とロッキングピースとの所要空間に介在させている。なお、本実施例では、望ましくは下方のロッキングピース15B側にも同様に付勢バネ43を含む押圧手段(下方はもっぱら付勢手段)41を配設している。
図3は、押圧片42と付勢バネ43を含む上方の押圧手段41の一例を示している。ここでは上方の押圧手段41の構成を説明する。
さて、本実施例の押圧手段41は、ロック手段24と係脱可能な押圧片42と、この押圧片42をロッキングピース15Aに付勢する付勢バネ43と、前記押圧片42を軸支する軸44とから成る。
しかして、押圧片42の基端部(或いは軸孔を有する軸部)はフロントの内面近傍に設けられた軸44に軸支され、該基端部から指先状に延びる自由端部は、トリガー部材21の水平杆部分23の先端部側とロッキングピース15Aの先端部15a側との間に位置している。自由端部は、前述したように上辺に小突片状の係止部分42a(設計如何によっては吸着部分)を有し、一方、下辺中央部に突起状の押圧部42bを有する。押圧部42bは、押圧片42の基端部に中央部が巻装された付勢バネ43のバネ力により、ロッキングピース15Aを、ラッチ拘束方向へと常時付勢している。
なお、付勢バネ43の一端部はフロントの内面側に圧接し、一方、他端部は押圧片42の切欠部に圧接している。また押圧片42は、例えば二股状の基端部を有する肉厚の板状態に形成している。
(7)閉扉時−図1
図1は閉扉時の状態を示す。閉扉時、上下の反転式のラッチ5A、5Bは、受け具50の係合部51を越えると、ラッチバネ8のバネ力により前進する。つまり、ラッチ5A、5Bは、受け具50の係入穴52に入り込む。また閉扉時、トリガーヘッド22のローラ27が受け具50の表面50aに圧接すると、トリガー部材21の水平杆部分23は支持片28等に案内されて後退動する。前述したように、図1は、完全閉扉時において操作部材から手を放した結果、係合作用構成部材31が初期位置へと戻り、かつロッキングピース15Aが押圧手段41(押圧片42と付勢バネ43を含む)に押圧されて、その先端部15aで反転式ラッチ5Aを完全に保持(係合)した状態を示す。この時、押圧手段41を構成する押圧片42が付勢バネ43のバネ力により矢印方向(時計方向)へと回転するので、該押圧片42の係止部分で係止されていたトリガー部材21のブロック状のロック手段24が、前後の制御バネ25,26のバネ力により、トリガー部材21の水平杆部分23を矢印方向(右方向)へスライドしながら中立位置へと戻る。
付言すると、ロッキングピース15Aは、他方のロッキングピース15Bと連係しているので、両方のロッキングピースの各先端部15aは、同時に上下のラッチ5A、5Bの係合受け部に完全に係合する(閉扉時の初期位置)。そして、完全係合と同時に押圧片42の係止部分42aはロック手段24の係合突起24aからは離れる。押圧片42は矢印で示す時計方向へ若干回転することにより、ロック手段24との係合関係を解く。そうすると、ロック手段24は、制御バネ25,26により矢印方向へスライドして初期位置(中立位置)へと戻る。このように、閉扉時、ロック手段24はトリガー部材21の後退した後に、押圧片42からの拘束(係止)が解かれると、制御バネ25,26により押圧片42から離れて図1の状態と成る。
(8)閉扉時における操作部材の操作力−図4
図4は、閉扉における操作部材の操作力が、駆動片11を介して係合作用構成部材31に伝わり、該係合作用構成部材31を介して、前記操作力がさらに上下のロッキングピース15A、15Bに伝わり、その結果、上下のロッキングピース15A、15Bの各先端部15aが上下のラッチ5A、5Bの各係合受け部からは離れたことを示す。扉Yを閉扉時から開扉状態へと変える際、ロッキングピース15Aは、反転式ラッチ5Aの拘束を解く必要がある。何故ならば、反転式ラッチ5Aの受け具50にラッチングしている係止面6が水平方向へ回転変位しないと、扉Yを開けることができないからである。
そこで、前述したように、可動式ロック手段24は、制御バネ25、26の制御により、ロッキングピース15Aの背側係合部から離れているので、操作部材に対するロックは解消されている。したがって、閉扉時、係合作用構成部材31によって作動する上下のラッチ5A、5Bは上下のロッキングピース15A、15Bが矢印で示す方向(係合解除方向)へ作動すると、反転式ラッチ5Aの完全保持(係合)状態を解く。こりにより、仮施錠状態が簡単に解消する。
(9)開扉時−図5
開扉時に於いて、操作部材から手を放し、操作部材の操作力が係合作用構成部材31に伝わらなく成ると、上下のロッキングピース15A、15Bは、係合作用構成部材31から解放されることになるから、押圧手段41の上下の付勢バネ43の付勢力により、上下のラッチ5A、5Bの係合受け部に完全に係合する初期位置へと戻る。
また、トリガー部材21のローラ27には障害物(戸枠)が存在しなくなったことから、トリガー部材21は後側の制御バネ26のバネ力により前進動する。トリガー部材21が前進動すると、そのロック手段24もトリガー部材の前進動に伴って押圧片42と係合可能な位置へと接近する。本実施例では、図7で示すように、ロック手段24の係合突起24aの下面と押圧片42の係止部分42aの上端面との間に若干の間隙(例えば0.58mm〜1mm)が存在するので、ロック手段24は、その係合突起24aが押圧片42の係止部分42aを越える前進位置へと接近する。
(10)開扉から閉扉へ−図10
図10は、操作部材に手を触れて開扉状態から閉扉状態へと移行する際の説明図である。図5の状態に於いて、今仮に操作部材に手を触れて操作すると、操作部材の操作力は、図4を参照にして既に説明したように、上下のロッキングピース15A、15Bにも作用することから、例えば図10で示すロッキングピース15Aの先端部15aは、ラッチ5Aの係合受け部から若干浮き上がる。
しかして、若干浮き上がり状態になっても、ラッチ5Aはロッキングピース15Aの先端部15aに未だ拘束されており、該ラッチ5Aは回転することができない(ラッチ5Bも同様)。
換言すると、ロッキングピース15Aは、操作部材の操作力により若干位置変位することにより、付勢バネ43のバネ力に抗して時計方向へと若干回転した押圧片42の係止部分42aがロック手段24の係合突起24aに係合関係になるものの、相変わらずラッチ5Aを拘束したままの状態となっている。
それ故に、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、上下の反転式ラッチ5A、5Bは、上下のロッキングピース15A、15Bに反転することができないように相変わらず拘束されていることから、例えば操作部材がプッシュ・プル方式である場合、操作部材を操作(例えばプッシュ)すると、上下の反転式のラッチ5A、5Bの先端部は、図9で示すように、受け具50の係入穴52を形成する係合部(側壁部分の傾斜状表面とアール乃至平表面)に衝突状態に摺接するものの、反転することなく、そのままの姿勢を維持しながら、受け具50の係入穴52に同時に入り込む。このように、本発明の自由扉用のラッチ錠Xは、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作すると、ロッキングピースは係合作用構成部材を介して若干係合解除方向へと作動するものの、押圧手段の押圧片が該ロッキングピースの先端部側と可動式ロック手段に挟まった状態となり、ロッキングピースは反転式ラッチとの係合状態を保ったままになることを特徴とする。
(11)受け具
図11、図12は、錠本体1に対応する受け具50の一例を示す。本実施例の錠本体1は、錠箱2のラッチ枠3内に上下方向に前述した反転式ラッチ5A、5Bを配設し、かつそのラッチングする係止面6が相互に対称となるように組み込んでいる。
したがって、揺動する自由扉Yの自由端部の中央に対応する箇所、つまり、受け具50の中央部に縦長状の係入穴52を形成している。そして、係入穴52の左右の側壁部分がラッチ用の係合部51となっている。
なお、本発明は受け具50の具体的構成について権利を要求するものでないから、その具体的構成に関しては簡単に説明するが、前記左右の係合部51は、それぞれ回転対称であって、かつ、上下に区分された二つの係合部分から成っている。付言すると、一方の係合部分51aはラッチの係止面(先端)6が摺接する傾斜状のカム面(傾斜状表面)であり、他方(右側)の係合部分51bはラッチの傾斜面7が摺接するアングル形のカム面(アールを有する平表面)となっている。しかも、前記一方の傾斜状表面の係合部分51aは、他方のアールを有する平表面の係合部分51bよりも底壁53側に多少落ち込んでいる。
本実施例に於いて、ロック手段24の形状は断面矩形状であるが、ドーナツ形状、菱形形状等、発明の目的を達成することができる範囲で任意に設計変更をすることができる。
また、本実施例では、錠箱2のフロント板の上部に一つのトリガー部材21を進退動自在に配設しているが、このトリガー部材21は、フロント板の下部に配設しても良い。ところで、トリガー部材21の数に関して付言すると、上下一対のロッキングピースを、可動の一芯軸17を介して連係させた実施例の場合には、少なくとも1つのトリガー部材が存在すれば、上下一対のロッキングピースに対してトリガー部材21の操作部材用のロック手段24を作用させることができるので、少なくともフロント板の上部又は下部のいずれかに配設すれば良い。もちろん、フロント板の上部と下部にそれぞれ配設することもできる。
さらに、押圧手段41の押圧片42は、軸44に軸支された指先形状の回転係合体であるが、該押圧片42の係止部分42aをロック手段24の係合突起と吸着する磁性体にしても良い。付言すると、押圧手段41とロック手段24との係脱関係は、制御バネ25,26のバネ係数を考慮した上で、互いの極性に対応して吸着するような構成することもできる。
なお、図1で示した押圧手段41は軸44に巻装した付勢バネ43を含んでいるが、例えば図13で示すように、押圧手段41の付勢バネ43をロッキングピース側に配設しても良い。図13では、ロッキングピース用の付勢バネ43は、上下の固定枢軸16にそれぞれ巻装され、上下のロッキングピース15A、15Bをラッチ5A、5Bを拘束する方向へと付勢している。
次に、図14乃至図19を参照にして、本発明の第2実施例に相当する自由扉用のラッチ錠X1を説明する。この第2実施例が前記第1実施例と異なる点は、第1実施例の押圧手段41の押圧片42とトリガー部材22のロック手段24との一時的な係止手段に代えて、前記押圧手段41とは全く別個の部材であるストッパー手段46をトリガー部材21の水平杆部分23の後端部側と係合作用構成部材31側或はロッキングピース15Aの基端部側との間に配設したことである。
すなわち、第1実施例では、ロック手段24は、トリガー部材21の水平杆部分23に制御バネ25、26に挟まれた状態でかつ中立位置へと位置変位するように前記水平杆部分にスライド自在に嵌合し、操作部材の操作力により係合作用構成部材31が作動すると、押圧片42に設けた係合部分42aが一時的に可動式ロック手段24を係止し、該係止状態は、閉扉時、前記操作部材から手を放して係合作用構成部材31が初期位置へと戻ると押圧手段41の付勢バネ43のバネ力により、前記押圧片42が係合解消の方向へと回転し、これにより可動式ロック手段24は中立位置へと戻るのに対して、第2実施例のロック手段24Aは、トリガー部材21の水平杆部分23に制御バネ25、26に挟まれた状態でかつ中立位置へと位置変位するように前記水平杆部分にスライド自在に嵌合し、操作部材の操作力により係合作用構成部材31が作動すると、錠箱内の固定軸47に軸支したストッパー片48を含むストッパー手段46が一時的に前記可動式ロック手段24Aの後端面を係止し、該係止状態は、閉扉時、操作部材から手を放して係合作用構成部材31が初期位置へと戻ると、該係合作用構成部材31によって前記ストッパー片48の係止が解かれ、これにより可動式ロック手段は中立位置へと戻る。
第2実施例のロック手段24Aは、第1実施例のロック手段24のように、その背面(図面上、下面)に杆状係合突起を有していない。したがって、押圧手段41の押圧片42は、自由端部の上面に係止部分42aを有していても、前記ロック手段24Aの背面に係止状態に係合することはない。第2実施例では、第1実施例の可動式のロック手段24の杆状係合突起24aと押圧手段41の押圧片42の係止関係は、ロック手段24が制御バネ25、26に制御されるスライド部材であることから、係止のタイミングに相当の配慮を払わなければならないという問題点に鑑み、ロック手段24Aの後方に待ち構えた状態でタイミング良く確実にロック手段24Aを一時的に拘束して、かつ押圧手段41の押圧片42を介してロッキングピース15Aの反転ラッチの拘束状態を保持しようとするものである。
そこで、前記ストッパー手段46は、ロッキングピース15A用の固定枢軸16の付近の固定軸47に軸支されていると共に、その後端部には係合作用構成部材31の係合作用片32の自由端部に押圧される板状受け部分48aを有すると共に、該板状受け部分48aに連設して先端部側に人差し指状に延在する板状係止指部分48bとを有するストッパー片48と、前記固定軸47にその中央部が巻装され、一端部が前記固定軸47に支持されていると共に他端部が前記板状係止指部分48bに形成したバネ端支持部48cに支持され、かつストッパー片48をロック手段24Aに係合する方向へと付勢するバネ49とから構成されている。
ここで、各図面について説明する。図14は完全閉扉時において操作部材から手を放した状態であるから、第1実施例の図1に相当する説明図である。したがって、図14は、完全閉扉時において操作部材から手を放した結果、係合作用構成部材31が初期位置へと戻り、かつロッキングピース15Aが押圧手段41(押圧片42と付勢バネ43を含む)に押圧されて、その先端部15aで反転式ラッチ5Aを完全に保持(係合)した状態を示す。この時、押圧片42とロック手段24の杆状係合突起24aとの係止手段に代えたストッパー片48が、係合作用構成部材31の係合作用片32の自由端部(図面では上端部)32aによって押圧されることから、バネ49のバネ力に抗して係止解除の位置へと戻る。したがって、ストッパー片48の板状係止指部分48bで後端面がストッパーされていたロック手段24Aは、前後の制御バネ25,26のバネ力により、トリガー部材21の水平杆部分23を矢印方向(右方向)へスライドしながら中立位置へと戻る。
一方、図15は完全開扉時において操作部材から手を放した状態であるから、第1実施例の図5に相当する説明図である。したがって、トリガー部材21のローラ27には障害物(戸枠)が存在しなくなったことから、トリガー部材21のロック手段24Aは後側の制御バネ26のバネ力により前進動し、押圧手段41の押圧片42の上方に位置する。
次に、図18の(a)と(b)は、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作すると、ロッキングピース15Aは係合作用構成部材31を介して若干係合解除方向へと作動するものの、押圧手段41の押圧片42が該ロッキングピース15Aの先端部側と可動式ロック手段24Aに挟まった状態となり、ロッキングピース15Aは反転式ラッチとの係合状態を保ったままになることを示している。したがって、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、ロッキングピース15Aの反転式ラッチに対する拘束態様は第1実施例のそれと同一である。
そして、最後に、図19は、閉扉状態に於いて操作部材を操作した場合である。この場合、図14で説明したように、ロック手段24Aは中立位置に存在すると共に、押圧手段41の押圧片42の係合解除方向への動き(したがって、ロッキングピース15Aの係合解除方向への動き)を規制していないから、閉扉時、係合作用構成部材31によって作動する上下のラッチ5A、5Bは上下のロッキングピース15A、15Bが係合解除方向へ作動すると、反転式ラッチ5Aの完全保持(係合)状態を解く。こりにより、仮施錠状態が簡単に解消する。
本発明は、主に錠前や建具の業界で利用される。
図1乃至図13は本発明の最良の実施例(第1実施例)を示す各説明図。図14乃至図19は本発明の最良の実施例を示す各説明図(第2実施例)。
第1実施例の閉扉時の概略説明図。 図1における付勢バネを含む要部の説明図。 付勢バネを含む要部の斜視図。 閉扉時における操作部材の操作力の説明図。 開扉時の概略説明図。 フロント側から見た説明図。 付勢バネを含む要部の縦断面説明図。 閉扉の際の受け具とトリガー部材との関係を示す説明図。 閉扉の際の受け具と上下のラッチとの関係を示す説明図。 操作部材に手を触れて開扉状態から閉扉状態へと移行する際の説明図。 受け具と上側のラッチとの関係を示す説明図。 受け具と下側のラッチとの関係を示す説明図。 ロッキングピース用の付勢バネ43の配設位置を変更した一例を示す図1と同様の概略説明図。 第2実施例の閉扉時の概略説明図。 第1実施例の図5(開扉時で手を放す)に相当する説明図。 ストッパー手段46の説明図。 ストッパー手段46の分解斜視図。 図18(a)と図18(b)は、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作した時の説明図。 閉扉状態に於いて操作部材を操作した場合の説明図である。
符号の説明
X、X1…ラッチ錠、Y…扉(自由扉)、Z…戸枠、1…錠本体、2…錠箱、3…ラッチ枠、4…切欠状の開口、5A、5B…ラッチ、6…ラッチの係止面、7…ラッチの傾斜面、8…ラッチバネ、9…ラッチ受け、11…駆動片、12…駆動片用の開口、15A、15B…ロッキングピース、15a…先端部、15b…後端部、15c…アーム部、16…固定枢軸、17…可動の一芯軸、21…トリガー部材、22…トリガーヘッド、23…水平杆部分、24、24A…ロック手段、24a…係合突起、25…前側の制御バネ、26…後側の制御バネ、27…ローラ、28…バネ端受け兼用支持片、31…係合作用構成部材、32…一組の係合作用片、32a…係合作用片32の自由端部(図面では上端部)、33…一組の揺動片、34…可動の連結軸、35…係合作用構成部材の付勢バネ、41…押圧手段、42…押圧片、42a…係止部分、42b…押圧部、43…付勢バネ、50…受け具、51…係合部、51a…係合部分(傾斜状表面)、51b…係合部分(平表面)、52…係入穴、53…底壁、46…ストッパー手段、47…固定軸、48…ストッパー片、48a…板状受け部分、48b…板状係止指部分、49…バネ。

Claims (3)

  1. 錠箱に、反転式ラッチと、該反転式ラッチと係脱するロッキングピースと、該ロッキングピースの先端部を前記反転式ラッチの後端部に係合する方向へと常時付勢するロッキングピース用の押圧手段と、この押圧手段の係合解除方向へと動きを規制する可動式のロック手段を備えたトリガー部材と、操作部材の操作力により作動しかつ前記ロッキングピースを前記係合解除方向へと作動させる係合作用構成部材とをそれぞれ配設し、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作すると、前記ロッキングピースは前記係合作用構成部材を介して前記係合解除方向へと若干作動するものの、前記押圧手段の押圧片が相変わらずロッキングピースの先端部側と可動式ロック手段との間に挟まった状態となっており、ロッキングピースは反転式ラッチとの係合状態を保ったままであることを特徴とする自由扉用のラッチ錠。
  2. 請求項1に於いて、可動式のロック手段24は、トリガー部材21の水平杆部分23に制御バネ25、26に挟まれた状態でかつ中立位置へと位置変位するように前記水平杆部分にスライド自在に嵌合し、操作部材の操作力により係合作用構成部材が作動すると、押圧片に設けた係止部分が一時的に可動式ロック手段を係止し、該係止状態は、閉扉時、前記操作部材から手を放して係合作用構成部材31が初期位置へと戻ると押圧手段の付勢バネのバネ力により前記押圧片が係合解消の方向へと回転し、これにより可動式ロック手段は中立位置へと戻ることを特徴とする自由扉用のラッチ錠。
  3. 請求項1に於いて、可動式のロック手段24Aは、トリガー部材21の水平杆部分23に制御バネ25、26に挟まれた状態でかつ中立位置へと位置変位するように前記水平杆部分にスライド自在に嵌合し、操作部材の操作力により係合作用構成部材が作動すると、錠箱内に軸支したストッパー片を含むストッパー手段が一時的に可動式ロック手段を係止し、該係止状態は、閉扉時、前記操作部材から手を放して係合作用構成部材が初期位置へと戻ると、該係合作用構成部材によって前記ストッパー片の係止が解かれ、これにより可動式ロック手段は中立位置へと戻ることを特徴とする自由扉用のラッチ錠。
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