JP5128984B2 - 自由扉用のラッチ錠 - Google Patents
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Description
(b)閉扉時、操作部材から手を放すと、トリガー部材の水平杆部分にスライド自在に設けられた可動式ロック手段が自動的に中立位置へと戻る。
(c)また、閉扉時、操作手段から手を放すと、ロッキングピースが反転式ラッチを完全にロックする位置へと戻る。
(d)上下一対のロッキングピースを、一芯軸を介して連係させた実施例の場合には、少なくとも1つのトリガー部材が存在すれば、上下一対のロッキングピースに対してトリガー部材の操作部材用のロック手段を作用させることができる。
図1は、完全閉扉時において操作部材から手を放した結果、係合作用構成部材31が初期位置へと戻り、かつロッキングピース15Aが押圧手段41(押圧片42と付勢バネ43を含む)に押圧されて、その先端部15aで反転式ラッチ5Aを完全に保持(係合)した状態を示す。この時、押圧手段41を構成する押圧片42が付勢バネ43のバネ力により矢印方向(時計方向)へと回転するので、該押圧片42の係止部分で係止されていたトリガー部材21のブロック状のロック手段24が、前後の制御バネ25,26のバネ力により、トリガー部材21の水平杆部分23を矢印方向(右方向)へスライドしながら中立位置へと戻る。さて、Xはラッチ錠で、このラッチ錠Xは、自由扉Yに取付けられる錠本体1と、この錠本体の反転式ラッチ(以下、単に「ラッチ」ともいう)に対向するように戸枠Zの縦枠に固定される受け具50とから成る。自由扉Yは、その基端部が戸枠Zの縦枠に蝶番を介して軸支され、水平方向に揺動する。自由扉Yの自由端部に錠本体1が固定されている。
ラッチ枠3は錠箱2の中央部に固定的に設けられているが、本実施例では、不番の中央仕切り板を基準にして、上側と下側のラッチ枠部(ラッチ枠)3内に上下方向に位置する同一構成の反転式ラッチ5A、5Bを、そのラッチングする係止面6が相互に対称となるように組込んでいる。
ラッチ枠部(ラッチ枠)3内にそれぞれ配設された上下一対のラッチ5A、5Bは、それぞれ反転式のラッチであり、その後端部がラッチ枠3内に収まるようにフロント板の中央部のラッチ用開口にそれぞれ配設されている。
ロッキングピース15A、15Bは、ラッチ枠3の外から、その指状先端部15aが、上下のラッチ5A、5Bの不番の係合受け部に同時に係脱するように上下の固定枢軸16をそれぞれ介して、かつ各固定枢軸16の間に位置する可動の一芯軸17を介して互いに連係するように配設されている。
図3を参照にしてトリガー部材21の構成を説明する。本実施例のトリガー部材21は、断面コ字形状のトリガーヘッド22と、このトリガーヘッド22からロッキングピース15Aの先端部15aに所要空間を有して対向する水平杆部分23と、この水平杆部分23にスライド可能に嵌合し、かつ自由扉Yを開いた状態で操作部材の完全操作を不可とするようにロッキングピース15Aに押圧手段41の押圧片42を介して係合し、かつ該ロッキングピース15Aをロックするロック手段24と、このロック手段24の位置を制御するように該ロック手段24に対して錠箱2内に水平方向に配設された前後の制御バネ25、26とから成る。
図1は閉扉時の状態を示す。閉扉時、上下の反転式のラッチ5A、5Bは、受け具50の係合部51を越えると、ラッチバネ8のバネ力により前進する。つまり、ラッチ5A、5Bは、受け具50の係入穴52に入り込む。また閉扉時、トリガーヘッド22のローラ27が受け具50の表面50aに圧接すると、トリガー部材21の水平杆部分23は支持片28等に案内されて後退動する。前述したように、図1は、完全閉扉時において操作部材から手を放した結果、係合作用構成部材31が初期位置へと戻り、かつロッキングピース15Aが押圧手段41(押圧片42と付勢バネ43を含む)に押圧されて、その先端部15aで反転式ラッチ5Aを完全に保持(係合)した状態を示す。この時、押圧手段41を構成する押圧片42が付勢バネ43のバネ力により矢印方向(時計方向)へと回転するので、該押圧片42の係止部分で係止されていたトリガー部材21のブロック状のロック手段24が、前後の制御バネ25,26のバネ力により、トリガー部材21の水平杆部分23を矢印方向(右方向)へスライドしながら中立位置へと戻る。
図4は、閉扉における操作部材の操作力が、駆動片11を介して係合作用構成部材31に伝わり、該係合作用構成部材31を介して、前記操作力がさらに上下のロッキングピース15A、15Bに伝わり、その結果、上下のロッキングピース15A、15Bの各先端部15aが上下のラッチ5A、5Bの各係合受け部からは離れたことを示す。扉Yを閉扉時から開扉状態へと変える際、ロッキングピース15Aは、反転式ラッチ5Aの拘束を解く必要がある。何故ならば、反転式ラッチ5Aの受け具50にラッチングしている係止面6が水平方向へ回転変位しないと、扉Yを開けることができないからである。
開扉時に於いて、操作部材から手を放し、操作部材の操作力が係合作用構成部材31に伝わらなく成ると、上下のロッキングピース15A、15Bは、係合作用構成部材31から解放されることになるから、押圧手段41の上下の付勢バネ43の付勢力により、上下のラッチ5A、5Bの係合受け部に完全に係合する初期位置へと戻る。
図10は、操作部材に手を触れて開扉状態から閉扉状態へと移行する際の説明図である。図5の状態に於いて、今仮に操作部材に手を触れて操作すると、操作部材の操作力は、図4を参照にして既に説明したように、上下のロッキングピース15A、15Bにも作用することから、例えば図10で示すロッキングピース15Aの先端部15aは、ラッチ5Aの係合受け部から若干浮き上がる。
図11、図12は、錠本体1に対応する受け具50の一例を示す。本実施例の錠本体1は、錠箱2のラッチ枠3内に上下方向に前述した反転式ラッチ5A、5Bを配設し、かつそのラッチングする係止面6が相互に対称となるように組み込んでいる。
Claims (3)
- 錠箱に、反転式ラッチと、該反転式ラッチと係脱するロッキングピースと、該ロッキングピースの先端部を前記反転式ラッチの後端部に係合する方向へと常時付勢するロッキングピース用の押圧手段と、この押圧手段の係合解除方向へと動きを規制する可動式のロック手段を備えたトリガー部材と、操作部材の操作力により作動しかつ前記ロッキングピースを前記係合解除方向へと作動させる係合作用構成部材とをそれぞれ配設し、開扉状態から閉扉状態へと移行する際、操作部材を操作すると、前記ロッキングピースは前記係合作用構成部材を介して前記係合解除方向へと若干作動するものの、前記押圧手段の押圧片が相変わらずロッキングピースの先端部側と可動式ロック手段との間に挟まった状態となっており、ロッキングピースは反転式ラッチとの係合状態を保ったままであることを特徴とする自由扉用のラッチ錠。
- 請求項1に於いて、可動式のロック手段24は、トリガー部材21の水平杆部分23に制御バネ25、26に挟まれた状態でかつ中立位置へと位置変位するように前記水平杆部分にスライド自在に嵌合し、操作部材の操作力により係合作用構成部材が作動すると、押圧片に設けた係止部分が一時的に可動式ロック手段を係止し、該係止状態は、閉扉時、前記操作部材から手を放して係合作用構成部材31が初期位置へと戻ると押圧手段の付勢バネのバネ力により前記押圧片が係合解消の方向へと回転し、これにより可動式ロック手段は中立位置へと戻ることを特徴とする自由扉用のラッチ錠。
- 請求項1に於いて、可動式のロック手段24Aは、トリガー部材21の水平杆部分23に制御バネ25、26に挟まれた状態でかつ中立位置へと位置変位するように前記水平杆部分にスライド自在に嵌合し、操作部材の操作力により係合作用構成部材が作動すると、錠箱内に軸支したストッパー片を含むストッパー手段が一時的に可動式ロック手段を係止し、該係止状態は、閉扉時、前記操作部材から手を放して係合作用構成部材が初期位置へと戻ると、該係合作用構成部材によって前記ストッパー片の係止が解かれ、これにより可動式ロック手段は中立位置へと戻ることを特徴とする自由扉用のラッチ錠。
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- 2008-02-25 JP JP2008042741A patent/JP5128984B2/ja not_active Expired - Fee Related
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