JP2009026895A - 透光性導電フィルム及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電性パターンの交点部分の太りを防止する。
【解決手段】透明フィルムと、このフィルム上に形成された網目状導電性パターンとを有し、この導電性パターンは、有機バインダー(A)と導電性粉末(B)とを含み、90度以上の角度で交わるパターンの交点における曲率半径が40μm以下であることを特徴とする透光性導電フィルム。
【選択図】図1

Description

本発明は、透光性導電フィルム及びその製造方法に係り、特に、CRT(ブラウン管)、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(エレクトロルミネッセンス)、パネルなどのディスプレイ前面から発生する電磁波を遮断するディスプレイ用透光性導電フィルムに関する。
従来は、ディスプレイと言うと、CRT(ブラウン管)ディスプレイが代表的であったが、最近はこれに代わって、フラットパネルディスプレイ(FPD)が薄型テレビ等として普及が本格化している。FPDのなかでも、LCD( 液晶ディスプレイ)とPDP(プラズマディスプレイパネル)とが先駆的に普及しだしているが、今後は、これら以外にも更に、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等として注目を集めるFED(フィールド・エミッション・ディスプレイ)の普及も予想されている。
この様な各種ディスプレイに於いては、画素の駆動信号等から電磁波が発生する。これらディスプレイから発生する電磁波をシールドする為に、例えば上記のうちPDP、CRTで説明すれば、電磁波シールドフィルタをディスプレイ前面に配置することが知られている。この様な用途に用いる電磁波シールドフィルタでは電磁波シールド性能と共に光透過性も要求される。そこで、基材に樹脂フィルムやガラス等の透明フィルムを用い、この透明フィルム上に金属箔のエッチングや金属めっきにより、導電性と光透過性を両立させたメッシュ層を設けた透光性導電メッシュフィルタが知られている。金属層からなるメッシュ層は、その層自体が光不透明性なので、平面視形状がメッシュ状となるように層をパターン状に形成し多数の小さい穴(開口部)を設けることで、光透過性を確保している。ただし、メッシュがあまりに大きければ、目に付いてディスプレイ画像の邪魔になり、またメッシュの穴の総面積(開口率)が小さければ、やはりディスプレイ画像を邪魔して暗くなる。一方、メッシュを構成するラインを細くし過ぎれば、メッシュの面積抵抗が増える上、断線等が生じ、本来の電磁波シールド性能を損ねてしまう。
また、メッシュ層は、その面が光反射性だと、外光等の不要光を反射し、透視画像の明室コントラストを低下させるので、通常、メッシュ層の層自体の面は黒化処理による黒化層で黒くする事も知られている。
ところで、PDP用電磁波シールドフィルタに用いられている導電性パターンは、大半がフォトエッチング法により製造されている(特許文献1)。フォトエッチング法によれば高精細の導電性パターンが形成可能である。しかし、エッチング工程に起因して導電性パターンの交点部分の太りが発生してしまう。すなわち、工業的に用いられるエッチング方法は、等方性のエッチング方法である「ウエットエッチング」である。この方法では、表層から段階的に溶解除去するため、縦方向では富士山のような形状となる。また、面方向においては広い部分は早期に除去され、逆に狭い部分は除去される速度が相対的に遅くなる。その結果、線の交点である角の部分のエッチング速度が遅くなり、特に交点の角度が90度又は90度を超える角度(鈍角)の場合、その曲率半径が大きくなる傾向が高い。これが導電性パターンの交点部分の太りという現象である。導電性パターンの交点部分の太りがあると、これに起因して画面のモアレが生じるという問題がある。
ちなみに、本件発明者は市販のPDPパネルを購入し、前面に貼り付けられた、フォトエッチング法により製造された導電メッシュパターンを光学顕微鏡で観察した結果、導電性パターンの交点部分の太りが発生し、交点の曲率半径は45μmであった。
特開平10−335884号公報、(実施例等)
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、導電性パターンの交点部分の太りを防止することができる透光性導電フィルムの製造方法及びその製法により得られる新規な透光性導電フィルムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、以下の構成を備えている。
(1)透明フィルムと、このフィルム上に形成された網目状導電性パターンとを有し、この導電性パターンは、有機バインダー(A)と導電性粉末(B)とを含み、90度以上の角度で交わるパターンの交点における曲率半径が40μm以下であることを特徴とする透光性導電フィルム。
(2)導電性パターンは、質量%で、70〜95%の導電性粉末と5〜30%の有機バインダー樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の透光性導電フィルム。
(3)前記導電性パターンに含まれる導電性粉末は、全導電性粉末100質量部に対して、50〜95質量部の球状の導電性粉末を含むことを特徴とする(1)または(2)に記載の透光性導電フィルム。
(4)導電性パターンは、着色されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の透光性導電フィルム。
(5)導電性パターンは、グラビア印刷法により形成されていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の透光性導電フィルム。
(6)透明フィルム上に、グラビア印刷法により導電性パターンを形成して、(1)〜(4)のいずれかに記載の透光性導電性フィルムを製造することを特徴とする透光性導電フィルム。
(定義)
本明細書及び特許請求の範囲の記載において、
本発明の「透明フィルム」には、無色透明に限らず淡色であっても透明性を有するものも含まれる。
本発明における「網目状」とは、幾何学的パターンに限らず不定形などの非幾何学的パターンでもよく、その形態を問わない。幾何学的パターンとしては、典型的には、互いに交差する直線列で形成された格子状のパターンが挙げられるが、三角形、四角形、五角形、六角形以上、丸型、葉型等のパターンも含む。
本発明における「球状の導電性粉末」の「球状」とは、アスペクト比で、1.0〜1.5の範囲内の粉末をいう。
本発明によれば、導電性パターンの交点部分の太りがなく、画面のモアレが生じることのない、透光性導電フィルムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(透明フィルム)
透明フィルムの材質としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリプロピレン樹脂、トリアセチルセルロース樹脂、シクロペンタジエン樹脂、ノルボルネン樹脂、ウレタン樹脂のような樹脂が挙げられる。フィルムの表面には、必要に応じて、ハードコート層、易接着層、離形処理層、導電性ポリマー層等が設けられていてもよいし、また、プラズマ処理等が施されていてもよい。透明フィルムの厚みは通常20μm〜10mmである。
有機バインダー(A)
本発明に係る導電性パターンの成分を構成する有機バインダー樹脂(A)は、導電性ペーストを乾燥、硬化後も塗膜に残存し、密着性、耐屈曲性、硬度などの諸物性を付与したり、さらには印刷性を付与したりするために必要な重要な成分である。有機バインダー樹脂(A)はペーストに印刷適性を付与できるものであれば、その種類は限定されない。例示すれば、ポリエステル樹脂、ウレタン変性ポリエステル樹脂、エポキシ変性ポリエステル樹脂、アクリル変性ポリエステルなどの各種変性ポリエステル樹脂、ポリエーテルウレタン樹脂、ポリカーボネートウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリアミド、ニトロセルロース、セルロース・アセテート・ブチレート(CAB)、セルロース・アセテート・プロピオネート(CAP)などの変性セルロース類などが挙げられる。
例示した有機バインダー樹脂(A)は、耐屈曲性とフィルムに対する密着性の面から、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、変性ポリエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、共重合ポリエステル樹脂などが好ましいが、後述する架橋剤との反応部位を有しているポリエステル樹脂、アクリル樹脂、またはポリビニルブチラール樹脂がより好ましい。
有機バインダー樹脂(A)は、数平均分子量(Mn)が3000〜50000、より好ましくは5000〜30000の範囲のものを用いるのが好適である。数平均分子量が3000未満であると、印刷時の転移不良が発生し易くなり良好な導電パターンの形成が困難となるので好ましくない。一方、数平均分子量が50000を超えると印刷時にペーストの糸引きに起因するヒゲ欠陥やラインのうねり等が発生し易くなり印刷適性を損なうので好ましくない。なお、数平均分子量は、ゲルパーメーションクロマトグラフィー(GPC)にて測定した標準ポリスチレン換算の値である。
導電性粉末(B)
導電性粉末(B)としては、組成物において導電性を付与するものであればいかなるものでも用いることができる。このような導電性粉末としては、Ag、Au、Pt、Pd、Ni、Cu、Al、Sn、Pb、Zn、Fe、Ir、Os、Rh、W、Mo、Ru等を挙げることができ、これらの中でもAg(銀粉末)が好ましい。これらの導電性粉末は、単体の形態で用いるものに限らず、合金や、酸化物の形態で用いてもよい。さらに、酸化錫(SnO2)、酸化インジウム(In23)、ITO(Indium Tin Oxide)などを用いることもできる。導電性粉末(B)は、球状、フレーク状、デントライト状など種々の形状のものを用いることができるが、特に印刷適性や分散性を考慮すると球状のものを主体として用いることが好ましい。しかしながら、球状のみでは有機バインダー中での導電性粉末同士の接触が不十分であり、所望の導電性を発揮することが困難となるのでフレーク状など粒子同士の接触がおきやすい導電性粉末を混合することが好適である。
球状の導電性粉末の混合割合は、印刷適性と導電性を両立させるために好適な範囲が存在する。その混合割合は、導電性粉末の配合量全体に対して球状の導電性粉末が50〜95質量%、好ましくは球状の導電性粉末が60〜95質量%である。球状の導電性粉末の割合が50質量%を下回ると、ペーストのチキソ性が高くなりすぎて印刷適性を損なうので、好ましくない。一方、球状の導電性粉末の割合が95%を超えると、比抵抗値の低下が起き、所望の導電性を発現しないので好ましくない。
導電性粉末(B)に球状を用いる場合は、電子顕微鏡(SEM)を用いて10,000倍にて観察したランダムな10個の導電性粉末の平均粒径で、0.1〜5μm、好ましくは0.4〜2.0μmの大きさのものを用いることが好ましい。この平均粒径が0.1μm未満の場合、導電性粉末同士の接触が起き難くなり導電性が低下する、一方、平均粒径が5μmを超える場合、印刷した場合のラインエッジの直線性が得られ難くなるので好ましくない。なお、マイクロトラックによって測定した平均粒径では、0.5〜3.5μmの大きさのものを用いることが好ましい。
また、導電性粉末(B)にフレーク状を用いる場合は、電子顕微鏡(SEM)を用いて10,000倍にて観察したランダムな10個の導電性粉末の平均粒径で、0.1〜10μm、好ましくは0.4〜5.0μmの大きさのものを用いることが好ましい。この平均粒径が0.1μm未満の場合、導電性粉末同士の接触が起き難くなり導電性が低下する、一方、平均粒径が10μmを超える場合、ペーストのチキソ性が高くなり印刷適性が悪化するため、印刷パターンの直線性が得られ難くなるので好ましくない。なお、マイクロトラックによって測定した平均粒径では、0.5〜7.0μmの大きさのものを用いることが好ましい。
導電性粉末(B)としては銀粉末が好ましく、この場合、銀粉末(B)は、比表面積が0.01〜2.0m/g、好ましくは0.1〜1.0m/gのものを用いることが好ましい。この比表面積が0.01m/g未満の場合、保存時に沈降を引き起こし易く、一方、比表面積が2.0m/gを超える場合、吸油量が大きくなってペーストの流動性が損なわれるため好ましくない。
(着色剤)
導電性パターンを着色する場合、パターンを形成する導電性ペーストに着色剤を配合することが好ましい。着色剤としては、その種類や形状において特に制限はなく、公知慣用のものが使用可能である。着色剤の色は、ディスプレイ用途として好適な色であれば、いかなるものも使用可能であるが、好ましくは青、黒、3色混色による黒などが挙げられるが、より好ましくは黒色が好適であり、入手の容易さなどから色材用カーボンブラックが適している。カーボンブラックとしては、例えば、チャンネルブラック、ファーネスブラックあるいはランプブラックなどの色材用カーボンブラック、および導電性カーボンブラック、アセチレンブラックなどが挙げられるが、なかでも平均粒子径が30nm以下の微粉体が好ましい。その他、チタンブラック、四三酸化鉄(鉄黒)、四三酸化コバルトなどの無機顔料も挙げられる。また、染料を用いる場合は、ソルベントブラック、オイルブラックなど有機溶剤に可溶な染料を適用することができる。
着色剤のうち特にカーボンブラック等の黒色着色剤は、導電性ペーストを黒色に着色しディスプレイの視認性を向上させる目的で使用する。カーボンブラックの配合量は、目的とする明度(黒色度を規定する)に着色可能であればいかなる配合量でも構わないが、有機バインダー樹脂100質量部に対して、5〜100質量部、好ましくは10〜80質量部が好ましい。
カーボンブラック等の黒色着色剤は配合量が5質量部未満の場合は、ペーストの明度が高くなり、ディスプレイの視認性が悪化するので好ましくない。一方、100質量部を超えて多量に配合しても、著しい粘度の上昇やチキソ性が高くなりすぎる等の問題が生じるので好ましくない。
なお、明度はJIS Z8729に規定される、L表色系の明度L値で定量化することができ、ペーストを印刷・乾燥した後、色差計にて測定されるL値が5〜40、好ましくは10〜30となるようにカーボンブラック等の黒色着色剤の配合量を5〜100質量部の範囲内で適宜選択することも可能である。
上記導電性パターンは、上述したように導電性ペーストを乾燥、硬化して形成される。この導電性ペーストには、有機バインダー、導電性粉末と共に以下の成分が含まれる。
(導電性ペーストに含まれる有機溶剤)
有機溶剤としては、有機バインダーを溶解できるものであれば公知慣用のものが使用可能である。例えば、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、1 − ブタノール、ジアセトンアルコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、テルピネオール、メチルエチルケトン、カルビトール、カルビトールアセテート、ブチルカルビトール、ブチルカルビトールアセテート、等が挙げられ、必要に応じてそれらの2種以上が含まれていてもよい。導電性ペーストの印刷がグラビア印刷で行われる場合には、インキ中の溶剤は比較的揮発性が高いものであるのが望ましい。
有機溶剤の添加量は、導電性ペーストがグラビア印刷法にて印刷するために適切な粘度となるように方法に応じて適宜選択することができる。
(導電性ペーストに含まれる架橋剤)
本発明の導電性ペーストには架橋剤を配合して使用することが好ましい。有機バインダー樹脂に反応し得る硬化剤は、種類は限定しないが接着性、耐屈曲性、硬化性、耐溶剤性などから一分子中に2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物が特に好ましい。なお、これらのイソシアネート化合物は、貯蔵安定性を確保するためにブロック化して使用してもよい。
イソシアネート化合物としては、芳香族、脂肪族のジイソシアネート、3価以上のポリイソシアネートがあり、低分子化合物、高分子化合物のいずれでもよい。例えば、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートあるいはこれらのイソシアネート化合物の3量体、及びこれらのイソシアネート化合物の過剰量と、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ソルビトール、エチレンジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の低分子活性水素化合物または各種ポリエステルポリオール類、ポリエーテルポリオール類、ポリアミド類の高分子活性水素化合物などと反応させて得られる末端イソシアネート基含有化合物が挙げられる。
イソシアネート基のブロック化剤としては、例えばフェノール、チオフェノール、メチルチオフェノール、エチルチオフェノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシノール、ニトロフェノール、クロロフェノールなどのフェノール類、アセトキシム、メチルエチルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシムなどのオキシム類、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどのアルコール類, エチレンクロルヒドリン、1,3−ジクロロ−2−プロパノールなどのハロゲン置換アルコール類、t−ブタノール、t−ペンタノールなどの第三級アルコール類、ε−カプロラクタム、δ−バレロラクタム、γ−ブチロラクタム、β−プロピロラクタムなどのラクタム類が挙げられ、その他にも芳香族アミン類、イミド類、アセチルアセトン、アセト酢酸エステル、マロン酸エチルエステルなどの活性メチレン化合物、メルカプタン類、イミン類、イミダゾール類、尿素類、ジアリール化合物類、重亜硫酸ソーダ等も挙げられる。このうち、硬化性よりオキシム類、イミダゾール類、アミン類がとくに好ましい。
これらの架橋剤には、その種類に応じて選択された公知の触媒あるいは促進剤を併用することもできる。
架橋剤の添加量は、有機バインダー中の官能基(水酸基、カルボキシル基など)1モル当量あたり、0.1〜2.0モル当量となるよう適宜選択すればよいが、有機バインダー100質量部に対して1〜100質量部、より好ましくは5〜50質量部が好適である。
架橋剤の作用としては、有機バインダー樹脂中の官能基と反応して3次元網目鎖構造を形成し、耐溶剤性、密着性に優れた皮膜を形成することである。3次元網目鎖構造を形成することで、後工程の粘着剤塗布、色変換層塗布、および反射防止膜塗布などにおいて、形成された導電性パターンの形状保持や外観の保持に有効となり、フィルムの品質を良好に保つことが可能となる。
(導電性ペーストに含まれる助剤)
本発明の導電性ペーストには、印刷適性を損なわない範囲で、金属分散剤、チクソトロピー性付与剤、消泡剤、レべリング剤、希釈剤、可塑化剤、酸化防止剤、金属不活性化剤、カップリング剤や充填剤などの添加剤を配合してもよい。
(導電性ペーストの配合比)
有機バインダー樹脂(A)、導電性粉末(B)と共に、着色剤(C)、および架橋剤(E)を配合した場合、印刷適性と導電性を両立させるためには、前記有機バインダー樹脂(A)、導電性粉末(B)、着色剤(C)、および架橋剤(E)との合計量の質量比が、[(B)+(C)]/[(A)+(E)]=7/1〜14/1、より好ましくは10/1〜15/1を満たす範囲であることが好ましい。[(B)+(C)]/[(A)+(E)]が7/1未満の場合は、乾燥塗膜中の導電性粉末の量が少なくなり導電性が悪化するので好ましくない。一方、17/1を超える場合は、導電性ペースト中の有機バインダー樹脂の割合が少なくなり過ぎるため印刷適性が悪化し、グラビア印刷時において転移不良などの故障が発生し易くなるので好ましくない。
(導電性ペーストの粘度)
導電性ペーストの粘度範囲は、50〜1000dPa・s、好ましくは100〜500dPa・sである。なお、この値は、コーンプレート型粘度計を用い25℃にて測定した場合の値である。
(導電性パターンの形態)
導電性パターンの印刷は、通常、そのパターンが網目状となるように、典型的には格子状なるように行われる。このパターンの線幅は、通常10〜80μm、好ましくは10 〜40μmであり、また、このパターンの線間隔は、通常100〜500μm、好ましくは125〜500μmである。線幅や線間隔をあまり大きくすると、得られる透光性導電フィルムの導電パターンが目に付きやすくなり、ディスプレイ前面板として用いたときに、画面の視認性が低下する傾向にある。また、線間隔をあまり小さくすると、得られる電磁波シールド材の導電性パターンが細かくなり(単位面積あたりの線の本数が多くなり)、可視光線の透過率が低下し、ディスプレイ前面板として用いたときに、画面が暗くなる傾向にある。なお、線幅が小さいほど、均一なパターンの形成が困難になる傾向にあるので、上記のように10μm以上であるのが適当である。
導電性パターンの交点は、図1に例示するように、90度(直角)又は90度超(鈍角部分)の曲率半径を40μm以下、特に好ましく30μm以下とする。このことにより、色むらやモアレのない導電性パターンを得ることができる。なお、製造効率、作業性等の観点からすれば、曲率半径5μm以上とするのがよい。
導電ペーストの導電性粉末のうち球状の導電性粉末の配合量を多くし、球状の導電性粉末の粒径を小さくすることにより、導電性パターンの交点の直角又は鈍角部分の曲率半径を小さくさせることができる。また、グラビア印刷法を用いることにより、他の印刷法に比較して、印刷品位や生産性に優れ、曲率半径を40μm以下にすることができる。この理由は、グラビア印刷法では、凹版からフィルムへの転写工程が一回であるため、版のパターンを正確にトレースしやすく、シャープな画線の形成が容易である。これに対し、他の印刷法、例えば、グラビアオフセット印刷法では、凹版からブランケット、ブランケットからフィルムへとの2回の転写工程を経ている。転写の際は印圧をかけるため、圧縮応力によりパターンのつぶれや変形が起こりやすい。このため、曲率半径を40μm以下とすることが困難である。
(導電性ペーストの印刷方法)
インキ(導電性ペースト)を網目状にパターン印刷する方法として、グラビア印刷法を用いる。グラビア印刷に用いる凹版は、銅、42アロイ、ガラス等からなるシリンダーや平板の表面に、写真製版やレーザー等の手法を用いて製版することにより、作製することができる。更には、必要に応じてクロームめっき処理やDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)処理を施し凹版の耐久性を向上させても良い。
パターン状に印刷されたインキは、溶剤を含むものであれば、加熱処理や遠赤外線処理により溶剤を蒸発させて除去し、また、そこに含まれるバインダー樹脂成分が重合・硬化性のものであれば、重合・硬化処理を行うことにより、導電性粉末を含有する樹脂組成物のパターンが形成される。
なお、本発明の導電性ペーストは予め着色(例えば黒色に着色)することにより、黒化処理が不要であり印刷・乾燥(または硬化)のみで導電性に優れた透光性導電フィルムを得ることができ、該フィルムは電磁波シールドなどの用途として好適に用いることが可能である。
このようにして形成されたディスプレイ用透光性導電フィルムには、必要に応じて反射防止処理、色補正のための着色処理、近赤外線吸収処理などの後処理が施されてもよい。また、ディスプレイに貼り付けるための粘着剤が塗布されていることが好ましい。
以下に実施例および比較例を示して本発明について具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものではないことはもとよりである。
(透明フィルムの準備)
透明フィルムとしては、125μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、易接着層が形成されたもの(パナック社製、AC−L)を使用した。
(銀ペースト組成物1の作製)
ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業製 エスレックBL−S,Mn=19000)100質量部、球状銀粉末(平均粒径=1.6μm)975質量部、フレーク状銀粉末(平均粒径=5μm)325質量部、カーボンブラック(三菱化学製 カーボンMA−100,粒径24nmのファーネスブラック)30質量部、および有機溶剤(カルビトールアセテート)200質量部を混合し、3本ロールミルにて練肉して、球状銀粉末とフレーク状銀粉末の割合が質量部で、75/25の銀ペースト組成物を得た。
(銀ペースト組成物2の作製)
ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業製 エスレックBL−S,Mn=19000)100質量部、球状銀粉末(平均粒径=1.6μm)1170質量部、フレーク状銀粉末(平均粒径=5μm)130質量部、カーボンブラック(三菱化学製 カーボンMA−100,粒径24nmのファーネスブラック)30質量部、および有機溶剤(カルビトールアセテート)200質量部を混合し、3本ロールミルにて練肉して、球状銀粉末とフレーク状銀粉末の割合が質量部で、90/10の銀ペースト組成物を得た。
(実施例1)
上記で作製した銀ペースト組成物1を、版深=10μm、線幅=20μm、ピッチ=300μm、バイアス角(印刷方向に対するラインのなす角)=45°でラインが直交した格子状パターンが形成されたクロームめっき凹版を用い、グラビア印刷にてフィルムの易接着面に印刷し、130℃にて30分間乾燥した。この様にして得られた透光性導電フィルムのラインの交差部分を光学顕微鏡で観察し、交点の曲率半径(R)を算出したところ、R=20μmでありラインの直進性に優れるものであった。
この透光性導電フィルムをPDPに貼り付けて、画面の状態を目視にて観察したところ、色むらやモアレは観察されなかった。
(実施例2)
上記で作成した銀ペースト組成物2を、実施例1と同様の条件にて印刷をおこなったところ、交点の曲率半径R=15μmでありラインの直進性に優れるものであった。
この透光性導電フィルムをPDPに貼り付けて、画面の状態を目視にて観察したところ、色むらやモアレは観察されなかった。
(比較例1:グラビアオフセット印刷法)
上記で作製した銀ペースト組成物1を、版深=10μm、線幅=20μm、ピッチ=300μm、バイアス角(印刷方向に対するラインのなす角)=45°で格子状パターンが形成されたクロームめっき凹版を用い、グラビアオフセット印刷にて、上記透明フィルムの易接着面に印刷し、130℃にて30分間乾燥した。なお、ブランケットには硬度40°のシリコーンゴムを使用した。この様にして得られた透光性導電フィルムのラインの交差部分を光学顕微鏡で観察し、交点の曲率半径(R)を算出したところ、R=45μmで交点の太りが見られ、ラインの直進性も悪かった。
この透光性導電フィルムをPDPに貼り付けて、画面の状態を目視にて観察したところ、全体に色むらがみられ、部分的にモアレが観察された。
(比較例2:フォトエッチング法)
プラスチックフィルムとして厚さ125μmの透明PETフィルムを用い、その上に接着層となるエポキシ系接着シート(ニカフレックスSAF;ニッカン工業(株)製、厚み20μm)を介して導電性材料である厚さ18μmの電解銅箔を、その粗化面がエポキシ系接着シート側になるようにして、180℃、30kgf/cmの条件で加熱ラミネートして接着させた。得られた銅箔付きPETフィルムにフォトリソ工程(レジストフィルム貼付け−露光−現像−ケミカルエッチング−レジストフィルム剥離)を経て、ライン幅20μm、ライン間隔300μmの銅格子パターンをPETフィルム上に形成し、透光性導電フィルムを得た。この様にして得られた透光性導電フィルムのラインの交差部を光学顕微鏡で観察し、交点の曲率半径(R)を算出したところ、R=45μmであった。
この透光性導電フィルムをPDPに貼り付けて、画面の状態を目視にて観察したところ、全体に色むらがみられ、部分的にモアレが観察された。
導電性パターンの各種交点の形状、及び交点における曲率半径を示す説明図。

Claims (6)

  1. 透明フィルムと、このフィルム上に形成された網目状導電性パターンとを有し、この導電性パターンは、有機バインダー(A)と導電性粉末(B)とを含み、90度以上の角度で交わるパターンの交点における曲率半径が40μm以下であることを特徴とする透光性導電フィルム。
  2. 導電性パターンは、質量%で、70〜95%の導電性粉末と5〜30%の有機バインダー樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の透光性導電フィルム。
  3. 前記導電性パターンに含まれる導電性粉末は、全導電性粉末100質量部に対して、50〜95質量部の球状の導電性粉末を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の透光性導電フィルム。
  4. 導電性パターンは、着色されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の透光性導電フィルム。
  5. 導電性パターンは、グラビア印刷法により形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の透光性導電フィルム。
  6. 透明フィルム上に、グラビア印刷法により導電性パターンを形成して、請求項1〜4のいずれかに記載の透光性導電フィルムを製造することを特徴とする透光性導電フィルムの製造方法。
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