JP2009024920A - 給湯装置 - Google Patents

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heat exchanger
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Takahiro Nunokawa
隆弘 布川
Taketoshi Tamura
竹年 田村
Teruaki Kojima
輝明 小島
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Corona Corp
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Corona Corp
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Abstract

【課題】潜熱回収用の二次熱交換器を、ドレンによるピンホールが絶対に空かないような構成とした給湯装置を提供する。
【解決手段】燃焼室3内で燃焼する下向きのバーナ2と、該バーナ2の燃焼ガスの流れ方向上流側には、燃焼ガスの顕熱による通水との熱交換を行う一次熱交換器4と、該一次熱交換器4通過後の燃焼ガスをUターンさせた後に蛇行路を形成する排気経路7と、該排気経路7の外側に水管を巻回して排気経路7を流通する燃焼ガスの潜熱と熱交換する二次熱交換器8と、該二次熱交換器8が備えられた排気経路7の下方でドレンを収集して中和する中和器10とを備えたので、酸性の強いドレンで二次熱交換器8にピンホールが出来て水漏れする心配がなく、安心して使用出来るものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、バーナの燃焼によって発生した燃焼ガスから熱交換器で熱回収を行い給湯に用いる給湯装置に関するものである。
ところで従来よりこの種の給湯装置では、下向きのバーナを備え、その下方に顕熱回収用の一次熱交換器と、潜熱回収用の二次熱交換器を設け、更にその下方にドレン回収用の中和器を備えて、コンパクトでありながら熱回収率を向上した給湯装置を提供しようとするものであった。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−267261号公報
しかし、この従来のものでは、排気経路内に二次熱交換器が備えられているので、燃焼ガスとの熱交換により発生する酸性の強いドレンによって、二次熱交換器にピンホールが発生して水漏れの原因となる危険性を有するものであった。
そこで、この発明は上記欠点を解決するため、特にその構成を、燃焼室内で燃焼する下向きのバーナと、該バーナの燃焼ガスの流れ方向上流側には、燃焼ガスの顕熱による通水との熱交換を行う一次熱交換器と、該一次熱交換器通過後の燃焼ガスをUターンさせた後に蛇行路を形成する排気経路と、該排気経路の外側に水管を巻回して排気経路を流通する燃焼ガスの潜熱と熱交換する二次熱交換器と、該二次熱交換器が備えられた排気経路の下方でドレンを収集して中和する中和器とを備えたものである。
以上のように、この発明によれば、二次熱交換器を排気経路の外側に水管を巻回して設けたことにより、酸性の強いドレンで二次熱交換器にピンホールが出来て水漏れする心配がなく、安心して使用出来るものであり、更にピンホール防止用に高価なステンレス材や特殊加工をした熱交材料を使用する必要もないので、二次熱交換器を安価に提供出来ると言う効果も有するものである。
次にこの発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1は給湯機本体で、内方には上端にガンタイプ式のバーナ2を下向きに取り付けた燃焼室3が備えられており、更にこの燃焼室3内にはバーナ2の燃焼ガスの顕熱回収用の一次熱交換器4が備えられている。
5は燃焼室3の底部を一端に連通する連絡路で、他端には上部に排気口6を有する排気経路7が連通し、燃焼室3からの燃焼ガスを連絡路5でUターンさせて排気経路7を介して排気口6から排出するものである。
8は前記排気経路7の外側に水管を巻回して形成された二次熱交換器で、排気経路7内を流通する燃焼ガスと給水とを熱交換させて潜熱回収を行うものであり、一次熱交換器4及び入水管9と接続し熱交換で温度上昇した温水を一次熱交換器4に流し、更に昇温させて適宜給湯として出湯するものである。
10は排気経路7の下部に備えられた中和器で、二次熱交換器8による潜熱回収で発生する強酸性のドレンを収集し、中和して排水管11から排水させるもので、排気経路7の底板12と連通している。
13はバーナ2内に備えられた燃料噴霧用のノズル、14は燃焼空気を供給するバーナ2と一体の送風機、15は炎検知用のフォトIC、16は点火用にスパークを飛ばす点火器、17はオイルフィルター、18は燃焼室3上端でバーナ2近傍に備えられ該バーナ2の温度を検知するバーナサーモである。
次にこの一実施形態の作動について説明する。
今適宜箇所の給湯栓(図示せず)が開栓されて給湯が開始されると、このお湯の流をフローセンサ(図示せず)が検知してバーナ2が燃焼を開始し、この燃焼で発生した燃焼ガスは燃焼室3内を流通することで、該燃焼室3内に備えられた一次熱交換器4と熱交換し中の通水を昇温させ給湯として給湯栓から出湯するものである。
更に一次熱交換器4と熱交換後の燃焼ガスは、まだ十分な熱量を保持したまま連絡路5でUターンして排気経路7に流入し、ここで燃焼ガスは排気経路7を流通することで、該排気経路7外側に水管を巻回して形成された二次熱交換器8内に流入して来る給水と熱交換器て完全に温度低下されて排気口6から排気されるものである。
この二次熱交換器8で温度上昇した温水は、前の一次熱交換器4に流入しここでバーナ2の燃焼で発生した次の燃焼ガスとの熱交換で更に加熱されて、給湯として給湯栓から出湯されるものであり、燃焼ガスの熱を効率よく有効に使用することが出来るものであり、又この時のバーナ2の燃焼量(火力)は、一次熱交換器4を出た温水温度を温度センサ(図示せず)で検知し、この温度が使用者自身が設定する給湯設定温度になるように調節したり、ミキシング弁(図示せず)を設けて給水と混合した温水温度が給湯設定温度になるように調節するものである。
次に排気経路7の二次熱交換器8の給水と燃焼ガスとの潜熱回収で発生する強酸性のドレンは、排気経路7下方に備えられた中和器10に溜められ、炭酸カルシウムなどの中和剤で中和された後、排水管11を介して排出されるものである。
このように、二次熱交換器8を排気経路7の外側に水管を巻回して設けたことにより、酸性の強いドレンで二次熱交換器8にピンホールが出来て水漏れする心配がなく、安心して使用出来るものであり、更にピンホール防止用に高価なステンレス材や特殊加工をした熱交材料を使用する必要もないので、二次熱交換器8を安価に提供出来ると言う効果も有するものである。
この発明の一実施例を付した給湯装置を示す概略構成図。
符号の説明
2 バーナ
3 燃焼室
4 一次熱交換器
7 排気経路
8 二次熱交換器
10 中和器

Claims (1)

  1. 燃焼室内で燃焼する下向きのバーナと、該バーナの燃焼ガスの流れ方向上流側には、燃焼ガスの顕熱による通水との熱交換を行う一次熱交換器と、該一次熱交換器通過後の燃焼ガスをUターンさせた後に蛇行路を形成する排気経路と、該排気経路の外側に水管を巻回して排気経路を流通する燃焼ガスの潜熱と熱交換する二次熱交換器と、該二次熱交換器が備えられた排気経路の下方でドレンを収集して中和する中和器とを備えた事を特徴とする給湯装置。
JP2007187704A 2007-07-19 2007-07-19 給湯装置 Pending JP2009024920A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276282A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Noritz Corp 給湯装置
JP2011058671A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Mizoguchi Shigeru 結露回収装置を備えた熱交換器

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