JP2009022537A - レバー装置及び回胴式遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】レバー装置の操作感を好みに合わせて自由に調整できるようにする。
【解決手段】レバー装置であるスタートレバー20は、略棒状のレバー本体40を有している。レバー本体40は、揺動自在、かつ前後方向に移動自在にケース44に保持される。レバー本体40には、スライダー53が取り付けられる。スライダー53は、レバー本体40に形成された雄ネジに螺合している。レバー本体40を手前に引くと、ケース44の内部に形成された係合部55cとスライダー53とが係合し、スライダー53の回転が規制される。この状態でレバー本体40を中心軸回りに回転させると、スライダー53が前後方向に移動する。この移動により、コイルバネ52の縮み量が変化し、スタートレバー20の押下操作の操作感が調整される。
【選択図】図4

Description

本発明は、初期位置と離間位置との間で揺動する略棒状のレバー本体を有するレバー装置、及びこのレバー装置を備えた回胴式遊技機に関する。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンは、パチスロ機と称されている。パチスロ機では、一般にメダルが遊技媒体として用いられる。遊技者は、メダル貸出機などからメダルを借り、貸し出されたメダルよりも多くのメダルを獲得することを目的に遊技を行う。メダルには、一定の価値が与えられており、獲得したメダルの枚数に応じて様々な景品と交換することができる。
パチスロ機は、外周面に複数の図柄が配列された3個のリールと、各リールを回転させるためのスタートレバーと、各リールのそれぞれに対応して設けられた3個の停止ボタンとを備えている。各リールは、スタートレバーの押下操作に応じて回転を始める。そして、回転した各リールは、対応する停止ボタンの押圧操作に応じて、それぞれ個別に停止する。また、パチスロ機は、スタートレバーの押下操作時に、複数種類の当選役及びハズレの中からいずれかを決定する当選役抽選を行っている。この当選役抽選で当選役に当選した状態で、入賞有効ライン上に各リールの同じ図柄を揃えることにより、当該当選役の入賞を得ることができる。パチスロ機は、入賞を検出すると、その当選役に対応した枚数のメダルを遊技者に払い出す。
特開平11−353047号公報
スタートレバーは、遊技毎に毎回押下操作される。また、前述のように、当選役の抽選は、スタートレバーの押下操作に応じて行われる。このように、スタートレバーの押下操作は、遊技者にとって重要なものであり、その操作感が遊技者に与える印象は大きい。こうした背景から、スタートレバーを好みの操作感で押下操作できるようにしたいという要望がある。スタートレバーの操作感は、レバーを保持する弾性体の弾性力などによって決まる。従って、各遊技者の好みの操作感を統計的に割り出し、その操作感に合わせて弾性力などを設計することによって、操作感を各遊技者の好みに近づけることができる。しかしながら、近年、パチスロ機は、老若男女を問わず幅広い層の人々に楽しまれており、各遊技者によって力などが大きく異なるため、全ての遊技者が満足するように弾性力などを決めることは、極めて困難である。
全ての遊技者が好みの操作感でスタートレバーを押下操作できるようにする方法として、操作感を任意に調整できるようにすることが考えられる。レバーの操作感を調整する技術としては、例えば、特許文献1の操作入力装置が知られている。ところが、特許文献1の操作入力装置では、パチスロ機の前扉などを開けて機器の内側から操作感の調整を行わなければならず、遊技者などが自由に操作感を調整できるものではなかった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、遊技者などが自分の好みに合わせて自由に操作感を調整することができるレバー装置、及びこのレバー装置を備えた回胴式遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のレバー装置は、略棒状に形成されたレバー本体と、前記レバー本体の中心軸回りに回転可能、かつ前記中心軸に略直交する支点を中心に初期位置とこの初期位置から離れた離間位置とに揺動可能に前記レバー本体を支持する支持手段と、前記レバー本体を前記初期位置に向けて付勢する付勢部材と、前記レバー本体の前記中心軸回りの回転に応じて前記付勢部材の付勢力を調整する調整部とを備えたことを特徴とする。
なお、前記付勢部材は、前記レバー本体が挿通され、一端を前記支持手段に接触させるとともに、他端を前記調整部に接触させ、両者の間に押し縮められるように組み込まれるコイルバネであり、前記レバー本体には、雄ネジがが形成され、前記調整部には、前記レバー本体に形成された前記雄ネジと螺合する雌ネジが設けられ、前記レバー本体が前記中心軸周りに回転した際に、前記雄ネジとの螺合によって前記調整部が前記コイルバネを押圧、又は離れる方向に移動し、前記付勢力を調整することが好ましい。
また、前記レバー本体は、前記中心軸回りに回転可能、かつ前記初期位置と前記離間位置との間で揺動可能であるとともに、前後方向に移動可能に前記支持手段に支持され、前記調整部は、前記レバー本体が前方に移動した際に前記支持手段と係合し、この係合によって回転が規制されることにより、前記レバー本体の前記中心軸回りの回転に応じて移動することが好ましい。
さらに、レバー装置の押下操作に応じてリールの回転を開始する本発明の回胴式遊技機は、前記レバー装置が、略棒状に形成されたレバー本体と、前記レバー本体の中心軸回りに回転可能、かつ前記中心軸に略直交する支点を中心に初期位置とこの初期位置から離れた離間位置とに揺動可能に前記レバー本体を支持する支持手段と、前記レバー本体を前記初期位置に向けて付勢する付勢部材と、前記レバー本体が前記離間位置に移動したことを検出する検出手段と、前記レバー本体の前記中心軸回りの回転に応じて前記付勢部材の付勢力を調整する調整部とからなることを特徴とする。
本発明によれば、レバー本体の中心軸回りの回転に応じて付勢部材の付勢力を調整できるようにしたので、遊技機の前扉などを開ける必要がなく、遊技者などが自分の好みに合わせて自由に操作感を調整することができる。
なお、支持手段と調整部との間に押し縮められるように組み込まれるコイルバネを付勢部材とし、ネジ機構によって移動する調整部で付勢部材の付勢力を調整することで、複雑な機構を必要とせず、操作感の調整にともなうコストアップを抑えることができる。
また、レバー本体を前後方向に移動可能にし、レバー本体が前方に移動して調整部と支持手段とが係合したときにだけ操作感の調整を行えるようにすることにより、レバー本体を押下操作した際などに不意に操作感が変わってしまうことなどを防止することができる。
図1に示すように、スロットマシン(回胴式遊技機)10は、上扉11及び下扉12と、収納箱13とからなる筐体14を備えている。上扉11には表示窓15が設けられている。表示窓15の奥には、第1リール16a、第2リール16b、第3リール16cが、それぞれ回転自在に組み込まれている。第1〜第3リール16a〜16cの外周面には、複数種類の図柄が複数個配列されている。第1〜第3リール16a〜16c、及び表示窓15は、第1〜第3リール16a〜16cが停止した状態で、1リール当たり3個の図柄が観察できるように構成されている。これにより、横方向に延びる3本の入賞有効ラインと、斜め方向に延びる2本の入賞有効ラインとの合計5本の入賞有効ラインが設定される。また、表示窓15の側方には、例えば、演出用の画像や動画などを表示するLCDパネル17が設けられている。
表示窓15及びLCDパネル17の下方には、種々の操作ボタンなどが配列された操作パネル18が設けられている。操作パネル18には、例えば、スタートレバー(レバー装置)20、第1停止ボタン21a、第2停止ボタン21b、及び第3停止ボタン21c、MAXベットボタン22、1ベットボタン23、ペイアウトボタン24、及びメダル投入口25などが設けられている。また、操作パネル18の下方には、当選役が入賞した際などにメダルを払い出すためのメダル払出し口26と、このメダル払出し口26から払い出されたメダルを受けるメダル受け皿27とが設けられている。
スタートレバー20は、遊技を開始する際に押下操作されるものである。スタートレバー20が押下操作されると、第1〜第3リール21a〜21cがそれぞれ回転を開始する。第1停止ボタン21aは、回転する第1リール16aを停止させる際に操作され、第2停止ボタン21bは第2リール16bを、第3停止ボタン21cは第3リール16cを停止させる際に操作される。
メダル投入口25の奥には、適正なメダルと不正なメダルとを選別するセレクタ(図示は省略)が組み込まれている。セレクタは、投入された不正なメダルを選別してメダル受け皿27に排出する。また、セレクタは、ゲームの途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態など、不適切なタイミングで投入された適正なメダルについても同様にメダル受け皿27に排出する。
スロットマシン10は、例えば、ゲームに必要なメダルの枚数が1〜3枚であるときに、4枚目以降に投入された適正なメダルをメダル受け皿27に排出するオフ状態と、4枚目以降に投入された適正なメダルを、例えば50枚を限度に内部に貯蔵(クレジット)するオン状態とで切り替えが可能なクレジット機能を備えている。オン状態とオフ状態とは、ペイアウトボタン24を操作する毎に切り替えられる。また、クレジット機能がオン状態にあるときには、ゲームの結果に応じて払い出される配当メダルもクレジットされる。クレジットされたメダルは、ペイアウトボタン24の操作に応じてメダル受け皿27に排出される。
メダルがクレジットされた状態でMAXベットボタン22を操作すると、ベット可能な最大のメダルの枚数がベットされる。また、メダルがクレジットされた状態で1ベットボタン23を操作すると、その操作回数に応じたメダルの枚数がベットされる。メダルがベットされると、ベットされたメダルの枚数がクレジットされたメダルの枚数から減算されるとともに、ベットされたメダルの枚数に対応する入賞有効ラインが有効化される。
図2は、スタートレバー20の構成を概略的に示す分解斜視図である。スタートレバー20は、略丸棒状に形成されたシャフト41とこのシャフト41の先端に取り付けられた略球形の操作部42とからなるレバー本体40と、このレバー本体40を揺動可能に支持するケース44と、レバー本体40の揺動を検出するフォトインタラプタ(検出手段)46とを有している。レバー本体40のシャフト41には、レバー受け部材50、バネ受け部材51、コイルバネ(付勢部材)52、スライダー(調整部)53、プッシュナット54が取り付けられる。
レバー受け部材50には、矢線Aで示すシャフト41の前後方向(以下、単に前後方向と称す)に形成された第1貫通孔50aと、前後方向と略直交する方向に形成された第2貫通孔50bとが設けられている。第1貫通孔50aは、シャフト41の外径と同じか、僅かに大きく形成されている。これにより、第1貫通孔50aには、前後方向に移動可能かつシャフト41の中心軸回りに回転可能にシャフト41が挿通される。
バネ受け部材51は、中心に貫通孔51aが設けられた円板状に形成されている。貫通孔51aは、シャフト41の外径と同じか、僅かに大きく形成されている。この貫通孔51aにも、レバー受け部材50と同様に、前後方向に移動可能かつ中心軸回りに回転可能にシャフト41が挿通される。
スライダー53は、中心に貫通孔53aが設けられた略円板状に形成されている。また、スライダー53には、外周面の一部を平面状に研削(いわゆる、Dカット)した一対の平面部53bが形成されている。各平面部53bは、略平行に形成されている。貫通孔53aは、シャフト41の外径と略同一の径で形成されている。また、貫通孔53aによって構成されるスライダー53の内側面には、雌ネジが形成されている。シャフト41の一部には、雄ネジが形成されたネジ部41aが設けられている。スライダー53は、内側面に形成された雌ネジをシャフト41のネジ部41aに螺合させ、レバー本体40の中心軸回りの回転に応じて前後方向に移動する。プッシュナット54は、シャフト41に挿通された後、シャフト41に形成されたくびれ部41bに係合する。これにより、プッシュナット54は、シャフト41に挿通された各部品が、シャフト41から抜け落ちることを防止する。
ケース44は、略筒状に形成され、上記各部品を内部に収容する本体部55と、スタートレバー20をスロットマシン10などに取り付ける際に用いられるフランジ部56とで構成されている。本体部55の側面には、前後方向と略直交する方向に形成された貫通孔55aが設けられている。貫通孔55aは、レバー受け部材50の第2貫通孔50bと略同一の径で形成されている。
レバー受け部材50は、第2貫通孔50bと貫通孔55aとの位置が合うように本体部55に収容される。ケース44には、両側から一対のピン58が第2貫通孔50bと貫通孔55aとに挿通される。これにより、レバー受け部材50が、各ピン58を軸にケース44に回動自在に支持される。レバー本体40は、レバー受け部材50の第1貫通孔50aにシャフト41を挿通することで、ケース44に取り付けられる。これにより、レバー本体40が、各ピン58を支点として揺動可能、かつ前後方向に移動可能にケース44に支持される。すなわち、ケース44とレバー受け部材50とによって、請求項記載の支持手段が構成される。
図3は、スタートレバー20の構成を概略的に示す垂直方向の断面図である。バネ受け部材51は、レバー本体40がケース44に保持された後にシャフト41に挿通される。ケース44の本体部55の内部には、内径を狭めるように突出した張出部55bが形成されている。シャフト41に挿通されたバネ受け部材51は、張出部55bに接触し、前後方向の位置が規制される。バネ受け部材51をシャフト41に挿通した後、続いてコイルバネ52とスライダー53とが挿通される。
コイルバネ52は、一端がバネ受け部材51に接触し、他端がスライダー53に接触する。そして、コイルバネ52は、これらに挟み込まれ、押し縮められるようにしてケース44内に組み込まれる。このコイルバネ52の付勢力により、バネ受け部材51と張出部55bとが接触し、かつ操作部42がレバー受け部材50に接触した初期位置(図3(a)に示す位置)にレバー本体40が保持される。
フォトインタラプタ46は、略コの字型に形成され、検出溝46aを有している。フォトインタラプタ46は、検出溝46aを横切るように検出光を照射する発光部と、前記検出光を受光する受光部と(いずれも図示は省略)をさらに有しており、検出光が遮られたか否かを光学的に検出する。
このフォトインタラプタ46は、レバー本体40が初期位置にある際に、シャフト41の後端部分が検出溝46aに入り込み、シャフト41によって検出光が遮られるように配置される。すなわち、フォトインタラプタ46は、検出光が遮られている際に、レバー本体40が初期位置にあり、レバー本体40が操作されていない状態にあることを検出する。なお、フォトインタラプタ46は、例えば、図示を省略したブラケットなどを介してケース44に取り付けてもよいし、筐体14などに取り付けてもよい。
コイルバネ52の付勢力に抗してレバー本体40を押下操作すると、各ピン58を支点にレバー本体40が揺動し、レバー本体40とケース44との接触によって押下が規制された離間位置(図3(b)に示す位置)にレバー本体40が移動する。レバー本体40が離間位置に移動すると、シャフト41がフォトインタラプタ46の検出溝46aから抜け出る。これにより、フォトインタラプタ46の受光部によって検出光が受光され、レバー本体40が押下操作された状態にあることが検出される。なお、フォトインタラプタ46は、例えば、スロットマシン10の制御回路などに電気的に接続される。制御回路は、フォトインタラプタ46によってレバー本体40の押下操作が検出されたことに応じて、前述のように第1〜第3リール21a〜21cの回転を開始する。また、離間位置に移動したレバー本体40は、押下操作の解除とともに、コイルバネ52の付勢力によって初期位置に戻る。
図4は、スタートレバー20の構成を概略的に示す水平方向の断面図である。コイルバネ52の付勢力に抗してレバー本体40を手前に引くと、レバー受け部材50の第1貫通孔50aに案内され、コイルバネ52を押し縮めながらレバー本体40が前方に移動する。そして、バネ受け部材51とスライダー53との接触によって前方への移動が規制された調整位置(図4(a)に示す位置)にレバー本体40が移動する。なお、レバー本体40、及びフォトインタラプタ46は、レバー本体40が調整位置に移動した際にも、シャフト41が検出溝46aから抜け出ないように、配置や構成が決められている。これにより、レバー本体40を調整位置に移動させた際に、不意に第1〜第3リール21a〜21cが回転してしまうことを防止することができる。
ケース44の本体部55の内部には、スライダー53の各平面部53bに対応して形成された一対の係合部55cが形成されている。係合部55cは、平面部53bと同様の平面を有している。各係合部55cの各平面の間隔は、各平面部53bの間隔に合わせられている。レバー本体40が調整位置に移動すると、各係合部55cの間にスライダー53が入り込み、各係合部55cとスライダー53とが係合する。レバー本体40が調整位置にある状態で、シャフト41の中心軸回りにレバー本体40を回転させると、各係合部55cとの係合によってスライダー53の回転が規制され、シャフト41に形成されたネジ部41aによってスライダー53が前後方向(コイルバネ52を押圧、又は離れる方向)に移動する。
回転に対するスライダー53の移動方向は、ネジ部41aの巻き方向に対応している。つまり、ネジ部41aが一般的なネジであれば、スライダー53は、レバー本体40を右方向に回転させた際にシャフト41の先端側(操作部42側)に移動し、レバー本体40を左方向に回転させた際にシャフト41の後端側に移動する。一方、レバー本体40が初期位置などにある状態で、シャフト41の中心軸回りにレバー本体40を回転させた場合、シャフト41とともにスライダー53が回転してしまうため、スライダー53が前後方向に移動することはない。
レバー本体40を調整位置にして右方向に回転させ、図4(b)に示すようにスライダー53をシャフト41の先端側に移動させると、図3(a)に示す状態よりもコイルバネ52の縮み量(変化量)が大きくなる。これにより、コイルバネ52の付勢力が強くなるため、図4(b)に示す状態では、図3(a)に示す状態に比べ、レバー本体40を離間位置に移動させる際の操作感が硬くなる。
このように、本実施形態のスタートレバー20によれば、スライダー53を前後方向に移動させてコイルバネ52を伸縮させることにより、押下操作の操作感を任意に調整することができる。この際、レバー本体40の回転に応じてスライダー53が前後方向に移動するようにしたので、上扉11や下扉12などを開ける必要がなく、遊技者などが自分の好みに合わせて自由に操作感を調整することができる。
また、レバー本体40が調整位置に移動したときにだけ操作感の調整を行えるようにしたので、レバー本体40を押下操作した際などに不意に操作感が変わってしまうことなどを防止することができる。また、スタートレバー20は、ゲームを行う毎に毎回操作する必要があるため、スタートレバー20の押下操作が遊技者に与える疲労の影響は、比較的大きい。この際、本実施形態のスタートレバー20によれば、疲労度に合わせて操作感を柔らかくすることなどができるため、遊技者の疲労の軽減を図ることもできる。
なお、上記実施形態では、レバー本体40が調整位置に移動したときにだけ操作感の調整を行えるようにしたが、これに限ることなく、例えば、図5に示すスタートレバー60のように、レバー本体40が初期位置などにある際にもスライダー53の回転を規制することにより、初期位置などでも操作感の調整が行えるようにしてもよい。また、上記実施形態では、各平面部53bと各係合部55cとを係合させることによってスライダー53の回転を規制するようにしているが、回転を規制する方法は、これに限ることなく、例えば、突起と溝とを係合させるなど、スライダー53の回転を規制できるものであれば、如何なる機構を用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、検出手段としてフォトインタラプタ46を示したが、検出手段は、これに限ることなく、他の光学式センサや磁気センサ、さらには機械式のスイッチなど、レバー本体40の移動を検出できるものであれば、如何なるものでもよい。また、上記実施形態では、付勢部材として、コイルバネ52を示したが、付勢部材は、これに限ることなく、例えば、他の形状のバネやゴム弾性体などでもよい。
なお、上記実施形態では、ケース44でレバー本体40などを支持するようにしたが、これに限ることなく、例えば、スロットマシン10の筐体14などで直接レバー本体40などを支持するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スロットマシン10に本発明のレバー装置を適用した例を示したが、本発明は、これに限ることなく、例えば、ゲーム機の操作レバーなどに適用してもよい。
スロットマシンの構成を概略的に示す外観斜視図である。 スタートレバーの構成を概略的に示す分解斜視図である。 スタートレバーの構成を概略的に示す垂直方向の断面図である。 スタートレバーの構成を概略的に示す水平方向の断面図である。 レバー本体が初期位置にある際にも操作感の調整が行えるようにしたスタートレバーの構成を概略的に示す水平方向の断面図である。
符号の説明
10 スロットマシン(回胴式遊技機)
16a、16b、16c リール
20、60 スタートレバー(レバー装置)
40 レバー本体
44 ケース
46 フォトインタラプタ(検出手段)
50 レバー受け部材
52 コイルバネ(付勢部材)
53 スライダー(調整部)
53b 平面部
55 本体部
55c 係合部

Claims (4)

  1. 略棒状に形成されたレバー本体と、
    前記レバー本体の中心軸回りに回転可能、かつ前記中心軸に略直交する支点を中心に初期位置とこの初期位置から離れた離間位置とに揺動可能に前記レバー本体を支持する支持手段と、
    前記レバー本体を前記初期位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記レバー本体の前記中心軸回りの回転に応じて前記付勢部材の付勢力を調整する調整部とを備えていることを特徴とするレバー装置。
  2. 前記付勢部材は、前記レバー本体が挿通され、一端を前記支持手段に接触させるとともに、他端を前記調整部に接触させ、両者の間に押し縮められるように組み込まれるコイルバネであり、
    前記レバー本体には、雄ネジがが形成され、
    前記調整部には、前記レバー本体に形成された前記雄ネジと螺合する雌ネジが設けられ、前記レバー本体が前記中心軸周りに回転した際に、前記雄ネジとの螺合によって前記調整部が前記コイルバネを押圧、又は離れる方向に移動し、前記付勢力を調整することを特徴とする請求項1記載のレバー装置。
  3. 前記レバー本体は、前記中心軸回りに回転可能、かつ前記初期位置と前記離間位置との間で揺動可能であるとともに、前後方向に移動可能に前記支持手段に支持され、
    前記調整部は、前記レバー本体が前方に移動した際に前記支持手段と係合し、この係合によって回転が規制されることにより、前記レバー本体の前記中心軸回りの回転に応じて移動することを特徴とする請求項2記載のレバー装置。
  4. レバー装置の押下操作に応じてリールの回転を開始する回胴式遊技機において、
    前記レバー装置が、略棒状に形成されたレバー本体と、前記レバー本体の中心軸回りに回転可能、かつ前記中心軸に略直交する支点を中心に初期位置とこの初期位置から離れた離間位置とに揺動可能に前記レバー本体を支持する支持手段と、前記レバー本体を前記初期位置に向けて付勢する付勢部材と、前記レバー本体が前記離間位置に移動したことを検出する検出手段と、前記レバー本体の前記中心軸回りの回転に応じて前記付勢部材の付勢力を調整する調整部とからなることを特徴とする回胴式遊技機。
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