JP2009020759A - 入力装置、記憶媒体、情報入力方法及び電子機器 - Google Patents

入力装置、記憶媒体、情報入力方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract


【課題】指のような操作体の押圧加減や摺動状態に応じて、複数の異なる入力モードに基づく入力処理を実行できるようにする。
【解決手段】表示画面を操作体により遮光操作され、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する光学式の入力装置であって、所定の入力情報を表示する表示部10を有して、表示部10に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出する表示画面11と、表示画面11の検出結果に基づいて表示部10及び入力処理を制御する制御手段15とを備え、制御手段15は、遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示画面を接触操作して情報を入力する携帯電話機や、デジタルカメラ、情報処理装置等に適用して好適な入力装置、記憶媒体、情報入力方法及び電子機器に関する。詳しくは、上述の入力装置等において表示及び入力を制御する制御手段を備え、操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようにして、操作体の押圧加減に応じた段階別の入力処理を実行できるようにするとともに、操作性を向上できるようにしたものである。
近年、ユーザ(操作者)は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置に様々なコンテンツを取り込み、それを利用するようになってきた。これらの携帯端末装置には入力装置が具備される。入力装置にはキーボードや、JOGダイヤル等の入力手段、表示部を合わせたタッチパネルなどが使用される場合が多い。
最近では、こうしたタッチパネルとして、液晶パネル技術を応用した光学式のタッチパネルが用いられることがある。光学式のタッチパネルは、液晶の表示面に複数の光センサ(フォトセンサ)による遮光検出面を備え、ユーザの指による遮光領域から入力情報を得るものである。
この種の光学式のタッチパネルに関して、特許文献1には、平面表示装置とその画像取り込み方法が開示されている。この平面表示装置によれば、各フォトセンサ画素への制御信号を制御するキャリブレーション手段を有し、遮光部の位置を特定する場合に、各フォトセンサ画素の読み取り信号を検出し、検出した読み取り信号に基づいて遮光部の領域が一つの領域まで縮小するように各フォトセンサ画素への制御信号を制御するようになされる。このように構成すると、対象物によってできた遮光部の位置を正確に検出できるようになるというものである。
これに関連して、従来の光学式の入力装置及び情報入力方法について、図面を参照しながら簡単に説明をする。図15A及びBは、従来例としての入力装置200の構成例を示す図である。図15Aのブロック図に示す入力装置200は、表示手段201と、この下方に積層されるバックライト202と、それらを制御する制御手段203、記憶手段204とを備えて構成される。
表示手段201は、マトリクス状に配される複数の画素210を有している。画素210は、図15Bの概略図に示すように、表示用のカラーフィルタ211及び遮光検出用の光センサ212、コンデンサ及び配線領域213を有して構成され、制御手段203の制御信号に基づいた色で発光するとともに遮光領域を検出し、検出結果を制御手段203に出力するようになされる。
このように構成される入力装置200で入力処理を実行する場合、まず制御手段203が、記憶手段204に記憶された表示用のプログラムに基づいて、表示手段201及びバックライト202等を制御してカラーフィルタ211による表示処理を実行する。
操作者は、表示手段201に表示された例えばボタンアイコンのような画像を参考にしながら、例えば選択したいボタンアイコンの上に指を接触させる。表示手段201は、光センサ212で指による遮光領域を検出し、制御手段203に検出結果を出力する。制御手段203は、検出結果及び記憶手段204に記憶された入力用のプログラムに基づいて入力処理を実行する。また、この入力装置200は、差分判定、座標設定、接触判定を順次実行する。
図16は、入力装置200の差分判定例を示す図である。図16に示す表示手段201によれば、指が接触すると、接触部に遮光領域220が生じる。制御装置203は、遮光領域220を輝度の低下に基づいて検出する。この時、制御装置203は、差分判定を実行し、全ての画素210の検出輝度の平均Xaveと、遮光領域220の画素210の検出輝度Xnとの差分輝度X=|Xn−Xave|を、所定の閾値Xthと比較する。比較の結果、差分輝度Xが閾値Xthよりも大きかった場合、差分判定から座標設定に進む。
図17に示す座標設定で制御装置203は、遮光領域220の中心に重心221を設定する。制御装置203は、重心221を設定したら接触判定に移行する。
図18に示すような接触判定に移行すると、制御装置203は重心221の差分輝度Xの変位を監視する。制御手段203は、図18に示すような時間tに対する差分輝度Xの微分値(dX/dt)の関係特性を監視して、特性の傾きが変曲した時間t1に例えば入力処理を確定するようになる。また、傾きがなくなる変曲点である時間t2に入力処理を終了する。これらの差分判定、座標設定、接触判定による入力処理は、以下の手順で実行される。
図19は、入力装置200の入力処理例を示すフローチャートである。図19に示すフローチャートのステップG1で、制御手段203は差分判定を実行し、差分輝度Xと閾値Xthとを常に比較し、差分輝度Xが閾値Xthよりも大きくなった場合に、次のステップG2に進む。
ステップG2に進むと制御手段203は、遮光領域220の重心221の座標を設定し、次のステップG3に進む。ステップG3で制御手段203は、接触判定を実行する。ここで制御手段203は、重心221で、差分輝度Xの微分値(dX/dt)の時間tに対する関係特性(図18参照)の傾きが変曲した場合、その変曲が始まった時間t1を検出する。時間t1を検出したらにステップG4に進み、重心221に表示されたボタンアイコンに応じた入力処理を確定、実行する。また、微分値(dX/dt)の傾きの変曲が検出されない時は、ステップG2に戻り、再度座標設定を実行する。ステップG4で入力処理を実行したらステップG1に戻り、差分判定を再開する。
また、入力決定の後でステップG3と同様の処理を実行し、微分値(dX/dt)の特性の傾きがなくなった時間t2を検出するようにしてもよい。この場合は、時間t2においてボタンアイコンの押圧が終了したと判断できるというものである。
特開2006−238053号公報(第4及び5頁、図62)
ところで特許文献1の平面表示装置に代表されるような、従来例としての光学式の入力装置によれば、主に指の重心の位置(座標)情報に基づいて入力処理を実行するので、指の押圧加減に応じた入力モードを選択することが難しく、操作者が、操作性に違和感を感じ易いという問題があった。また、重心の移動を検知するためのデータを有していないので、スクロール操作への応用が難しいという問題もあった。
そこでこの発明は、このような従来の課題を解決したものであって、指等の押圧加減や摺動状態に応じて、複数の異なる入力モードに基づく入力処理を実行できるようにした入力装置、記憶媒体、情報入力方法、電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題は、表示画面を操作体により遮光操作され、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する光学式の入力装置であって、所定の入力情報を表示する表示部を有して、表示部に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出する入力検出手段と、入力検出手段の検出結果に基づいて表示部及び入力処理を制御する制御手段とを備え、制御手段は、遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択することを特徴とする入力装置によって解決される。
本発明に係る入力装置によれば、表示及び入力を制御する制御手段が、操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。従って、操作体の押圧加減に応じた段階別の入力処理を実行できるようになる。
本発明に係る記憶媒体は、所定の入力情報を表示する表示画面での操作体による遮光操作に応じて、複数の入力モードに基づく入力処理を実現するプログラムを記憶する記憶媒体であって、表示画面に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出するステップと、面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するステップと、選択結果に基づいて、選択した入力モードに応じた形状及び大きさの検出領域を、入力情報に対応するように設定するステップと、検出領域における遮光領域の位置及び/又は移動を検出するステップと、位置及び/又は移動の検出結果に基づいて、所定の入力モードによる入力処理を確定するステップとからなるプログラムを記述してなることを特徴とするものである。
本発明に係る記憶媒体によれば、当該記憶媒体を有する入力装置及び電子機器を再現性よく動作させることができる。
本発明に係る情報入力方法は、所定の入力情報を表示する表示画面での操作体による遮光操作に応じて、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する情報入力方法であって、表示画面に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出するステップと、面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するステップと、選択結果に基づいて、選択した入力モードに応じた形状及び大きさの検出領域を、入力情報に対応するように設定するステップと、検出領域における遮光領域の位置及び/又は移動を検出するステップと、位置及び/又は移動の検出結果に基づいて、所定の入力モードによる入力処理を確定するステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る情報入力方法によれば、操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードのうち所定の入力モードを選択するようになされる。従って、操作体の押圧加減に応じた段階別の入力処理を実行できる。
本発明に係る電子機器は、表示画面を操作体により遮光操作され、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する光学式の入力装置を有する電子機器であって、入力装置は、所定の入力情報を表示する表示部を有して、表示部に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出する入力検出手段と、入力検出手段の検出結果に基づいて表示部及び入力処理を制御する制御手段とを備え、制御手段は、遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と、所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択することを特徴とするものである。
本発明に係る電子機器によれば、本発明の入力装置を備えている。従って、操作体の押圧加減に応じた段階別の入力処理を実行できる。
この発明に係る入力装置及び情報入力方法によれば、表示及び入力を制御する制御手段を備え、操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。この構成により、操作体の押圧加減に応じた段階別の入力処理を実行できる。従って、例えば、近づく、接触する、押し込むといった押圧加減に応じて、起動、スクロール、決定といった入力処理を実行できる。更に、それぞれの入力処理に適した検知領域を入力モード毎に設定できるので、容易にスクロール操作が実現できるようになる。更に、機械的な操作ボタンを模した触覚や音を操作体に付与できるようになる。従って、操作体が感じる違和感を減少できるとともに、操作性を向上できる。
この発明に係る記憶媒体によれば、当該記憶媒体を有する入力装置及び電子機器を再現性よく動作させることができる。
この発明に係る電子機器によれば、本発明の入力装置を備えている。この構成により、操作体の押圧加減に応じた段階別の入力処理を実行できる。従って、例えば、近づく、接触する、押し込むといった押圧加減に応じて、起動、スクロール、決定といった入力処理を実行できる。
続いて、この発明に係る入力装置、記憶媒体、情報入力方法及び電子機器について、図面を参照しながら説明をする。
図1は、この発明に係る第1の実施例としての入力装置100の構成例を示す図である。図1に示す入力装置100は、例えば携帯電話機のような電子機器に適用して好適なものであり、光センサ内蔵型の表示画面11を備え、表示画面11に接触する操作体の摺動状態に基づく情報入力を実現する。入力装置100は、従来の操作ボタンによる入力にかえて、表示画面11に表示された入力情報、例えばアイコンICxに接近、接触、押圧するようにして画面入力操作されるものである。
この例の入力装置100は、表示画面11を例えば指のような操作体により遮光されると、その遮光状態から押圧加減を推定して、それに応じた入力モードによる入力処理を実現する。またその際に、操作体の入力に応じた触覚を提示するようになされる。入力装置100は、表示画面11、制御手段15、記憶手段16及びアクチュエータ20から構成される。
表示画面11は、表示部10及びバックライト12を有する光センサ内蔵型の液晶画面であり、表示部10は、マトリクス状に配される複数の画素40から構成される。画素40は、表示用のカラーフィルタと、入力検出用の光センサとからなり、制御手段15の制御信号D4に基づいて発光するとともに、遮光領域の輝度情報S1及び位置(座標)情報S2を制御手段15に出力する。
表示画面11は、制御手段15により表示及び入力を制御される。表示画面11を制御する制御手段15には、記憶手段16が接続される。記憶手段16は、記憶媒体の一例を構成し、複数の入力モードに基づく入力処理を実現するプログラムを記憶している。記憶手段16は、表示画面11を表示するための表示データD4や、当該表示データD4に対応したアイコンICxの検出領域の位置及び振動モード等に関する制御情報Dc等を記憶している。制御情報Dcには、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するためのプログラムや、入力モードの選択時に用いられる閾値データ等も含まれる。記憶手段16には、EEPROMや、ROM、RAM等が使用される。
この例で、制御手段15は、記憶手段16から制御情報Dcを読み出しながら、表示画面11による遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と、所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。この例で、制御手段15は、主に輝度情報S1に基づいて操作体の押圧加減を推定する。
更に制御手段15は、アクチュエータ20に振動制御信号Saを供給し、入力操作に対応した振動モードを発生させる。この例のアクチュエータ20には、超小型のアクチュエータ機能付きのレシーバが使用されている。アクチュエータ20は、通話用のレシーバ(受話器)、スピーカ、アクチュエータの機能を兼ね備えている。
アクチュエータ20は、入力モードに対応した振動パターンに基づいて表示画面11を振動し、操作体に対して触覚を付与する(提示する)。アクチュエータ20は、表示画面11の情報入力に応じて、クリック音(サイバースイッチ操作音)と共に、表示画面11上を触れている操作者に触覚を提示するようになされる。以上のようにして、入力装置100が構成される。以下で、情報入力用の表示画面11について説明をする。
図2A及びBは、表示画面11の構成例を示す図である。図2Aに示す表示画面11は、入力検出手段の一例を構成し、所定の入力情報を表示する表示部10を有して、表示部10に接近する操作体による遮光領域の面積、輝度、位置等を検出するものである。
表示画面11は、光センサ内蔵型の液晶画面で構成される。表示画面11は、操作体に接触される表面板13と、その下方の空気層14とを有し、その下方に表示部10及びバックライト12を有している。表示板13は、厚さd=0.2〜1.5mm程度のガラス、PMMA、PC等で構成される。空気層14は、厚み25μm〜0.3mm程度の空気層で構成されるが、空気層にかえて透明粘着材で構成される場合もある。表示部10は、複数の画素40を有している。表示部10及び液晶用のバックライト12は、制御手段15に接続される。
表示画面11は、例えば携帯電話機1の筐体30に接続される。携帯電話機1は、従来のような操作ボタンを有せず、表示画面11を指でなぞられたり押圧されることにより、電話、メール、写真撮影等に係る情報処理を実現するものである(図11参照)。表示画面11の背面にはカメラ4が取り付けられ、被写体像を撮像するように操作される。また、筐体30の上方側にはアクチュエータ20が設けられる。筐体30の内側には、モジュール型のアンテナ6が取り付けられるとともに、筐体30の内部には回路基板7が設けられる。更に筐体30内には、バッテリー5が内蔵され、回路基板7や表示画面11等へ電源が供給される。
また、表示部10の画素40は、図2Bの概略図に示すように、表示用のカラーフィルタ41、入力検出用の光センサ42及びコンデンサ及び配線領域43を有して構成される。それぞれの画素40は、制御手段15の制御信号D4に基づいてカラーフィルタ41を発光させるとともに、光センサ42で主に受光輝度を検出する。表示部10は、光センサ42の入力検出結果である遮光情報として輝度情報S1及び位置情報S2を制御手段15に出力する。このようにして表示画面11が構成される。
ことろで入力装置100は、表示画像11からの遮光情報に応じて、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。この例の入力装置100は、操作体の一例である指体80が表示画面11接近した場合に入力モードIを、接触した場合に入力モードIIを、押し込み動作をした場合に入力モードIIIを選択する。以下で、携帯電話機1のアドレス検索時を例に挙げ、各入力モードの入力処理の内容について説明をする。
図3A〜Dは、入力モードIの入力処理例を示す図である。入力装置100の表示画面11に、アドレス検索を開始したいユーザが指体80を近づけると、まず入力モードIが選択される。入力モードIは、図3Aの斜視図に示す表示画面11に指体80が接近し、表示画面11と指体80との距離が略Δhになった場合に選択される。
指体80が接近すると、指体80の影である遮光領域82が生じ、その輝度Xnは表示画面11全域の平均輝度Xaveに対して低くなる。制御手段15は、輝度情報S1に基づいてそれらの差分輝度X=|Xn−Xave|を算出し、差分輝度XがモードI用の選択範囲にある場合に入力モードIを選択するように動作する。
入力モードIが選択された場合は、アドレス検索起動用の入力処理が実行される。表示画面11にはアイコンIC1及びIC2が表示される。アイコンIC1及びIC2は選択用の入力情報を示すものであり、アイコンIC1はグループ番号を、アイコンIC2は当該グループの人名を表示している。
入力モードIでは、表示画面11のアイコンIC1及びIC2と同じ位置に、同じ形状及び大きさの検出領域F1及びF2が設定される(図3B参照)。つまり、アイコンIC1、IC2及び検出領域F1、F2は、同じ画素40のカラーフィルタ41と光センサ42とにより形成される。入力モードIにおける以下の処理では、検出領域F1及びF2の画素40による入力検出がなされる。
検出領域F1、F2が設定された後は、主に位置情報S2に基づく処理がなされる。このとき制御手段15は、位置情報S2から遮光領域82の重心の座標を検出する。遮光領域82の重心の座標が検出されると、図3Cの斜視図に示すように指体80の下に位置するアイコンIC2が拡大表示される。
また、図3Dの表図に示すように、入力モードIでは入力処理に対応した音や触覚は発生しない。ユーザは、入力モードIにより、携帯電話機1が指体80の位置を認識して入力処理を開始していることを実感する。指体80が更に近づいて表示画面11に接触すると、入力モードIIが選択される。
図4A〜Dは、入力モードIIの入力処理例を示す図である。入力モードIIは、図4Aの斜視図のように指体80が接触した場合に選択される。制御手段15は、差分輝度XがモードII用の選択範囲にある場合に入力モードIIを選択するように動作する。入力モードIIが選択された場合は、スクロール用の入力処理が実行される。
入力モードIIが選択されると、表示画面11のアイコンIC1及びIC2のエッジ部に検出領域F3及びF4が設定される(図4B参照)。検出領域F3又はF4上を遮光領域82が移動すると、図4Cの斜視図に示すように指体80の移動した方向にアイコンIC2がスクロールされる。この時、位置情報S2から導き出される遮光領域82の重心の移動方向、移動速度及び移動量に基づいて、スクロール方向、スクロール速度及びスクロール量が決定される。
また図4Dの表図に示すように、入力モードIIでは、スクロール操作に対応した音及び触覚が発生するようになされる。表示画面11をなぞる指体80が、例えば、アイコンIC2のエッジ部に設定される検出領域F4上を通過すると、プルッという音が発生すると同時に、形状認識用の振動波形が発生する。この時、指体80は操作ボタンをなぞる時に近い触覚を得る。ユーザは、入力モードIIで検索したい人名用のアイコンIC2を表示させると、決定したいアイコンIC2上で指体80を更に押し込む。指体80による押し込み動作がなされると、入力モードIIIが選択される。
図5A〜Dは、入力モードIIIの入力処理例を示す図である。入力モードIIIは、図5Aの斜視図のように指体80が押し込み動作をした場合に選択される。制御手段15は、差分輝度XがモードIII用の選択範囲にある場合に入力モードIIIを選択するように動作する。
入力モードIIIでは、決定(確定)用の入力処理が実行される。入力モードIIIが選択されると、図5Bに示すような検出領域F5及びF6が、表示画面11のアイコンIC1及びIC2の中央部に設定される。
入力モードIIIに入ってから、検出領域F5又はF6で遮光領域82の重心が検出されると、図5Cの斜視図に示すように指体80に押圧されたアイコンIC2の色が変わる。例えば、アイコン領域の色と文字の色とが反転する。
また図5Dの表図に示すように、決定操作に対応した音及び触覚が発生するようになされる。入力モードIIIでは、表示画面11を押圧する指体80が、検出領域F5又はF6を押圧すると、例えばガシャーンという比較的強い音が発生するとともに、クリック感用の振動波形が発生する。指体80は、振動波形によりタクトボタンを押圧した時に近いクリック感を得るとともに、音により決定入力がなされたことを認識する。以下で、入力モードII及びIIIでの触覚提示機能について説明をする。
図6A〜Dは、入力モードIIでの触覚提示例を示す図であり、図6Aは指体80が機械的な凸形状の操作ボタン83をなぞる様子を示している。図6Aに示す指体80が矢印の方向に移動すると、指体80bに示す段階で、操作ボタン83のエッジ部に接触する(図6B参照)。更に指体80が矢印の方向に移動すると、操作ボタン83の上面をなぞり、指体80dに示す段階で、エッジ部に接触してから非接触に移行する。
入力モードIIでは、この図6A及びBに示す操作ボタン83の接触感覚に近づけるべく、図4Bに示した検出領域F3又はF4上を指体80が通過した際に、図6Cに示す振動波形をアクチュエータ20から発生させて表示画面11を振動させる。表示画面11に触れた指体80は、アイコンICx(IC1又はIC2)を通過すると、図6Dに示すピッという比較的軽い触覚イメージを得る。これにより、操作者が操作ボタン83をなぞった場合に近い触覚を得るようになる。
図7A〜Fは、入力モードIIIでの触覚提示例を示す図であり、図7Aは指体80がタクトスイッチ84を押圧操作する様子を示している。図7Aに示す指体80f〜80iは押圧方向に移動し、指体80jで突き当たり、指体80k〜nは離間方向に移動する。
指体80が上方から押圧方向に移動すると、指体80hに示す段階で、タクトスイッチ84のON動作のクリック感を得る(図7B参照)。更にタクトスイッチ84を突き当たりまで押し込んだ指体80が、離間方向に移動すると、指体80lに図示する段階で、OFF動作のクリック感を得る。これは、図7Cに示すような指体80の加圧力に対して、タクトスイッチ84の反力が図7Dのように働くためである。
入力モードIIIでは、この図7Aに示すタクトスイッチ84の押圧感覚に近づけるべく、図5Bに示した検出領域F5又はF6を指体80が押圧した際に、図7Eに示す振動波形をアクチュエータ20により発生させて画面11を振動させる。表示画面11に触れた指体は、アイコンICxを押圧すると、図7Fに示すピッというクリック感を得る。これにより、アイコンICxを押圧した操作者は、タクトスイッチ84を押圧した場合に近い触覚を得る。このようにして、入力モードII及びIIIでの触覚機能が実現される。以下で、入力モードI〜IIIを識別するための選択条件について説明をする。
図8は、入力モードの選択条件例を示す表図である。この実施例では、輝度情報S1から算出される差分輝度Xが、所定の選択条件に適合するか否かを判定することにより、入力モードを選択するようになされる。例えば、判定1では差分輝度Xが入力モードIの選択条件に適合するか否かを判定し、選択条件に適合した場合に入力モードIが選択される(図9参照)。
この例の輝度に基づく入力モードの選択処理では、記憶手段16に記憶された制御情報Dcうち、輝度の閾値データD11,D12,D13(但し、D11<D12<D13)が読み出される。これらの閾値データD11〜D13は、実験結果等に基づいて予め定められ、記憶手段16に記憶されている。
入力モードの選択は、差分輝度X=|Xn−Xave|の大きさに基づいてなされる。差分輝度Xは、全ての画素40の検出輝度の平均Xaveと、遮光領域82の画素の検出輝度Xnとの差分である。
判定1は、入力モードI用の判定である。判定1では、差分輝度Xが入力モードIの選択条件に適合するか否かの判定が実行される。判定1の選択条件が示す差分輝度Xの範囲は、閾値データD11以上、かつ、閾値データD12未満というものである。閾値データD11及びD12は、指体80と表示画面11との距離が略Δhになった時の差分輝度Xの最小値及び最大値に設定されている。
判定2は、入力モードII用の判定である。判定2では、差分輝度Xが入力モードIIの選択条件に適合するか否かの判定がなされる。判定2の選択条件が示す差分輝度Xの範囲は、閾値データD12以上、かつ、閾値データD13未満というものである。閾値データD12及びD13は、指体80が表示画面11に接触した時の差分輝度Xの最小値及び最大値に設定されている。
判定3は、入力モードIII用の判定である。判定3では、差分輝度Xが入力モードIIIの選択条件に適合するか否かの判定が実行される。判定3の選択条件が示す差分輝度Xの範囲は、閾値データD13以上というものである。閾値データD13は、指体80が表示画面11を押圧した時の差分輝度Xの最小値に設定されている。以上のように選択条件に基づく判定が実行され、入力モードの選択がなされる。以下で、これらの選択条件を用いて行われる情報入力方法について説明をする。
図9は、入力装置100の入力処理例を示すフローチャートである。携帯電話機1が操作される場合に、アイコンICxを表示する表示画面11に指体80が近づくと、制御手段15は、まずその押圧加減(接近、接触、押し込み等)を推定して入力モードを選択し、段階別の入力処理を実行する。
例えば、アドレス検索用の入力処理では、図3〜5で説明した入力モードI〜IIIのいずれかを選択し、起動、スクロール、決定用の入力処理を実行する。これらの入力処理用のプログラム及び閾値データは、制御情報Dcとして記憶手段16に記憶されている。
制御手段15は、操作体の入力操作に応じたプログラム及び閾値データを制御情報Dcから読み出して、入力モードに応じた入力処理を実行する。これらを処理条件にして、図9に示すフローチャートのステップA1で、制御手段15は、差分判定を実行し、表示画面11に接近する指体80を検出する。この時、制御手段15は、遮光領域82の差分輝度Xを算出し、差分輝度Xが例えば閾値データD11以上であるか否かを判定する。判定の結果、差分輝度Xが閾値データD11以上になったら、指体80が接近したと判断をし、ステップA2に進む。
ステップA2では判定1を実行し、指体80の接近状況から選択される入力モードが、入力モードIであるか否かの判定をする。制御手段15は、差分輝度Xと閾値データD11及びD12とを比較して、差分輝度Xが閾値データD11以上、かつ、閾値データD12未満であるか否かを判定する。判定の結果、差分輝度Xが閾値データD11以上、かつ、閾値データD12未満であった場合は、入力モードIを選択しステップA3に進む。入力モードIが選択されない場合は、ステップA5に進む。
ステップA3に進むと、制御手段15は入力モードI用の検出領域F1及びF2を、表示画面11のアイコンICxの表示位置に設定する。この例では、アイコンIC1及びIC2と重なるように設定する。選択領域F1及びF2を設定したら、ステップA4に進む。
ステップA4に進むと、入力モードIに応じた入力処理を実行し、検出領域F1又はF2における遮光領域82の位置を検出する。この時、制御手段15は、位置情報S2に基づいて遮光領域82の重心の座標情報を算出し、指体80の下のアイコンICxを決定して拡大表示する。アイコンICxを拡大することで、操作者に当該アイコンICxによる入力操作が可能であることや、入力処理が起動されたことを告知する。
入力モードIが選択されず、ステップA2からステップA5に進んだ場合は、判定2を実行し、差分輝度Xと閾値データD12及びD13とを比較して、入力モードIIの選択条件と適合するか否かを判定する。つまり、指体80が表示画面11に触れたか否かの判定を行う。例えば、図8の判定2の行に示したように、差分輝度Xが閾値データD12以上、かつ、閾値データD13未満であるか否かを判定し、判定の結果、入力モードIIである場合はステップA6に進む。入力モードIIではない場合は、ステップA8に進む。
ステップA6に進んだ場合は、入力モードII用の検出領域を表示画面11に設定する。例えば、アイコンIC1及びIC2のエッジ部に、選択領域F3及びF4を設定する。選択領域F3及びF4を設定したらステップA7に進む。
ステップA7に進むと、入力モードIIの入力処理を実行する。この時、制御手段15は、位置情報S2から算出される遮光領域82の重心の移動方向、移動速度及び移動量に基づいて、指体80の下のアイコンICxをスクロールさせる。このスクロールにおいて、図6Cに示した振動波形を発生させ、操作者に操作ボタン83をなぞったような形状認識用の触覚イメージを与える。また、触覚とともに図4Dに示したような音を発生させて操作者にスクロール感覚を与えるとともに、スクロールスピードを提示する。
入力モードIIが選択されずに、ステップA5からステップA8に進んだ場合は、判定3を実行し、入力モードIIIの選択条件と適合するか否かを判定する。つまり、指体80が押し込み動作をしたか否かを判定する。例えば、図8の判定3の行に示したように、差分輝度Xと閾値データD13とを比較し、差分輝度Xが閾値データD13以上である場合は、入力モードIIIであると判断してステップA9に進む。判定13で入力モードIIIではないと判断された場合は、ステップA1に戻る。ステップA1に戻った場合は、再度、差分判定を開始する。
ステップA9に進んだ場合は、入力モードIII用の検出領域を表示画面11に設定する。例えば、アイコンIC1及びIC2の中央部に、選択領域F5及びF6を設定する。選択領域F5及びF6を設定したら、ステップA10に進む。
ステップA10に進むと、入力モードIIIの入力処理を実行する。この時、制御手段15は、位置情報S2が示す遮光領域82の重心の座標情報に基づいて、指体80が押圧するアイコンICxの色を変更するとともに、決定用の入力処理をし、アイコンICxの入力情報を決定入力する。この決定用の押圧操作において、図7Eに示した振動波形をアクチュエータ20に発生させ、操作者にタクトスイッチ84のクリック感を模した触覚イメージを与える。また、触覚とともに図5Dに示した音を発生させて操作者に決定がなされたことを告知する。以上のようにして、入力装置100の入力処理が実行される。
このように、この発明の第1の実施例としての入力装置100によれば、表示及び入力を制御する制御手段15が、指体80による遮光領域82の輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、3つの入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。従って、指体80の押圧加減に応じた段階別の入力処理が実行できる。例えば、近づく、接触する、押し込むといった指体80の押圧加減に応じて、起動、スクロール、決定といった入力処理を実行できる。
更に、それぞれの入力処理に適した検知領域を入力モード毎に設定できるので、操作性を向上できる。例えば、スクロール用の検出領域F3及びF4をアイコンICxのエッジ部に設定できるので、容易にスクロール操作が実現できるようになる。
更にまた、機械的な操作ボタンを模した触覚や音を操作体に付与できるようになる。例えば、スクロール処理時に、エッジ部に設定された検出領域F3及びF4を利用して操作ボタンをなぞるような触覚を付与できる。従って、操作体が感じる違和感を減少できる。
加えて、決定用の検出領域F5及びF6をアイコンICxの中央部に設定できるので、隣り合う検出領域の間隔を大きくして、決定時の誤入力を防止できる。
図10は、第2の実施例としての入力モードの選択条件例を示す表図である。この例では、第1の実施例で説明した入力装置100が、図9に示したフローチャートに従って入力処理を実行する場合に、輝度にかえて、主に面積に基づいた判定処理を実行するようになされる。この例で入力装置100の制御手段15は、遮光領域82の面積(画素数)の大きさが、所定の選択条件に適合するか否かを判定することにより入力モードを選択する。
この入力モードの選択では、記憶手段16に記憶された制御情報Dcうち、差分輝度の閾値データD11及びD12と、面積の閾値データD21,D22(但し、D21<D22)とが読み出される。閾値データD21及び22は、実験結果や統計等に基づいて予め記憶手段16に記憶されているものである。
入力装置100は、輝度情報S1及び位置情報S2に基づいて遮光領域82の面積(画素数)Nx1及びNx2を検出する。ここで、面積Nx1は、差分輝度Xが閾値データD11以上、かつ、閾値データD12未満の画素数であり、面積Nx2は、差分輝度Xが閾値データD12以上の画素数である(D11<D12)。つまり、面積Nx1は、指体80が接触する前の影の面積を示すものであり、面積Nx2は指体80の接触面積を示すものである。
判定1は、入力モードI用の判定である。判定1では、入力モードIの選択条件に適合するか否かの判定が実行される。この例における判定1の選択条件は、面積Nx1が閾値データD21よりも大きいというものである。閾値データD21は、指体80と表示画面11との距離が略Δhになった時の指体80の影の大きさに合わせて設定される。
判定2は、入力モードII用の判定である。この例の判定2の選択条件は、面積Nx1が閾値データD21よりも大きく、かつ、面積Nx2が閾値データD22未満というものである。閾値データD22は、指体80が表示画面11に軽く接した時の接触面積よりも大きく設定される。
判定3は、入力モードIII用の判定である。この例の判定3の選択条件は、面積Nx1が閾値データD21よりも大きく、かつ、Nx2がD22以上というものである。閾値データ22は、指体80が表示画面11を押圧した時の接触面積よりも小さくなるように設定される。
また、人間の指体80の大きさは、年齢、性別、体格により様々である。それに対応するため、記憶手段16に、複数の閾値データD21,D22を記憶し、ユーザが自分の指に合ういずれかの閾値データD21,D22を選択できるようにしてもよい。例えば、大、中、小からいずれかを選択できるようにするとよい。また、ユーザの指体80の大きさを学習するためのプログラムを記憶手段16に格納するようにすることもできる。
このように、この発明の第2の実施例としての入力装置100によれば、制御手段15が、操作体による遮光領域の面積及び輝度(主に面積)の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。
従って、操作体の押圧加減に応じた段階別(入力モード別)の入力処理を実行できる。また、差分輝度の閾値データD11及びD12と、面積の閾値データD21及びD22とによる総合的な判断がなされるので、より正確な選択処理が可能になる。
図11は、第3の実施例としての携帯電話機1の構成例を示す斜視図である。図11に示す携帯電話機1は、本発明の入力装置100を備え、所定の入力情報を表示する表示画面11を接触操作されるものである。携帯電話機1は、電子機器の一例を構成し、表示画面11の押圧加減に応じた複数の入力モードに基づく入力処理を実行する。携帯電話機1は、表示画面11を指体80でなぞられたり押圧されることにより、電話、メール、写真撮影等に係る多彩な情報処理を実現する。なお、この例で第1の実施例と同じ名称及び符号のものは、同じ機能、同じ構造を有するので、その説明を省略する。
携帯電話機1は筐体30を備えており、入力装置100の表示画面11は、筐体30の前面のほぼ全領域に設けられる。この例の表示画面11には、複数のボタンアイコン等の入力情報や、操作パネル8が表示される。表示画面に表示された入力操作用のアイコン画像を指で操作すると、アイコン画像の表示内容に応じた情報入力処理が実行される。
表示画面11には、例えば、アドレス検索時はメモリに記憶されている人名リストが表示される。また、電話番号入力時は操作パネル8が表示される。操作パネル8は、複数の押しボタンスイッチ2から構成される。例えば、押しボタンスイッチ2は、「0」〜「9」数字キー、「*」や「#」等の記号キー、「オン」や「オフ」等のフックボタン、メニューキー等から構成される。
表示画面11の背面にはカメラ4が取り付けられ、被写体像を撮像するように操作される。筐体30の上面下方には、通話用のマイクロフォン3が取り付けられ、送話器として機能するようになされる。
また、筐体30の表面の中央上方にはアクチュエータ20が設けられ、通話用のレシーバ(受話器)と触覚提示用のアクチュエータの機能を兼ね備えている。アクチュエータ20は、表示画面11の情報入力に応じて、クリック音(サイバースイッチ操作音)と共に、表示画面11上を触れている操作者の指体80に触覚を提示するようになされる。
なお、筐体30の前面外側にはUSB端子などのコネクタ9が配置され、外部機器と通信処理が可能なようになされている。筐体30の内側には、モジュール型のアンテナ6が取り付けられ、その内側周辺には、図示しない大音響用のスピーカが設けられ、着信メロディや映像データに付加された音声(音楽)等を放音するようになされる。筐体30の内部には回路基板7が設けられる。更に筐体内には、バッテリー5が内蔵され、回路基板7や表示画面11等へ電源が供給される。このようにして、携帯電話機1が構成される。
次に、携帯電話機1の内部構成例及び感触フィードバック入力方法について説明をする。図12は、携帯電話機1の内部構成例を示すブロック図である。
図12に示す携帯電話機100は、下部筐体30の回路基板7に各機能のブロックを実装して構成される。携帯電話機1は、制御手段15、受信部21、送信部22、アンテナ共用器23、表示画面11、アクチュエータ20、電源ユニット33、カメラ4及び記憶手段16を有している。
図12に示す表示画面11には、操作者(ユーザ)81の指体80を介して少なくとも輝度情報S1及び位置情報S2となる遮光操作がなされる。制御手段15は、A/Dドライバ31、CPU32、画像処理部26及びアクチュエータ駆動回路37を有している。A/Dドライバ31には、表示画面11からの輝度情報S1及び位置情報S2が供給される。
A/Dドライバ31では操作体の押圧加減を区別するために輝度情報S1及び位置情報S2よりなるアナログ信号をデジタルデータに変換する。この他にA/Dドライバ31は、このデジタルデータを演算処理して、押圧加減に応じた入力モードを選択し、入力モードを区別するフラグデータD3あるいは輝度情報D1又は位置情報D2をCPU32に供給するようになされる。これらの演算はCPU32内で実行してもよい。
A/Dドライバ31にはCPU32が接続される。CPU32はシステムプログラムに基づいて当該電話機全体を制御するようになされる。記憶手段16には当該電話機全体を制御するためのシステムプログラムデータが格納される。図示しないRAMはワークメモリとして使用される。CPU32は電源オンと共に、記憶手段16からシステムプログラムデータを読み出してRAMに展開し、当該システムを立ち上げて携帯電話機1全体を制御するようになされる。
例えば、CPU32は、A/Dドライバ31からの入力データD1〜D3を受けて所定の指令データDを電源ユニット5や、カメラ4、記憶手段16、アクチュエータ駆動回路37、映像&音声処理部44等のデバイスに供給したり、受信部21からの受信データを取り込んだり、送信部22へ送信データを転送するように制御する。
CPU32には、アクチュエータ駆動回路37が接続され、CPU32からの制御情報Dcに基づいて振動制御信号Saを発生する。振動制御信号Saは、正弦波形からなる出力波形を有している。アクチュエータ駆動回路37にはアクチュエータ20が接続され、振動制御信号Saに基づいて振動するようになされる。
CPU32にはアクチュエータ駆動回路37の他に画像処理部26が接続され、アイコンICxを表示するための表示情報D4を画像処理するようになされる。画像処理後の表示情報D4を表示画面11に供給するようになされる。
操作者81は指体80に振動を受けて触感としてCPU32からの機能毎の振動を感じる。また表示画面11の表示内容は操作者の目による視覚により、アクチュエータ20からの放音は、操作者の耳による聴覚により各機能を判断するようになされる。
表示画面11には入力画面の他に映像信号Svに基づいて着信映像を表示するようにしてもよい。
また、図12に示すアンテナ6は、アンテナ共用器23に接続され、着呼時、相手方からの無線電波を基地局等から受信する。アンテナ共用器23には受信部21が接続され、アンテナ6から導かれる受信データを受信して映像や音声等を復調処理し、復調後の映像及び音声データDinをCPU32等に出力するようになされる。受信部21には、CPU32を通じて映像&音声処理部44が接続され、デジタルの音声データをデジタル/アナログ変換して音声信号Soutを出力したり、デジタルの映像データをデジタル/アナログ変換して映像信号Svを出力するようになされる。
映像&音声処理部44には受話器、スピーカ機能を兼用するアクチュエータ20と、図示しない大音量用のスピーカが接続される。大音量用のスピーカは、着呼時、着信音や着信メロディ等を鳴動するようになされる。アクチュエータ20は、音声信号Soutを入力して相手方の話声等を拡大するようになされる。この映像&音声処理部44にはアクチュエータ20の他に、送話器を構成するマイクロフォン3が接続され、操作者の声を集音して音声信号Sinを出力するようになされる。映像&音声処理部44は、発呼時、相手方へ送るためのアナログの音声信号Sinをアナログ/デジタル変換してデジタルの音声データを出力したり、アナログの映像信号Svをアナログ/デジタル変換してデジタルの映像データを出力するようになされる。
CPU32には受信部21の他に、送信部22が接続され、相手方へ送るための映像及び音声データDout等を変調処理し、変調後の送信データをアンテナ共用器23を通じアンテナ6に供給するようになされる。アンテナ6は、アンテナ共用器23から供給される無線電波を基地局等に向けて輻射するようになされる。
上述のCPU32には送信部22の他に、カメラ4が接続され、被写体を撮影して、例えば、静止画情報や動作情報を送信部22を通じて相手方に送信するようになされる。電源ユニット33は、バッテリー5を有しており、制御手段15、表示画面11、受信部21、送信部22、アクチュエータ20、カメラ4及び記憶手段16にDC電源を供給するようになされる。
このように、携帯電話機1によれば、操作者がタッチしたアイコンの位置情報を直接入力することができ、かつ、操作者の押圧加減に応じて複数の入力モードから所定の入力モードを選択できる。また、異なるアプリケーションを使用している際に、そのアプリケーションの操作の意味に応じた異なる入力モードを実現できるようになる。
また、この例の操作パネル8のエッジ部に図4Bに示したような検知領域を適用することもできる。このようにすると、従来の操作ボタンをなぞるような触覚を操作者に付与できるようになり、従来の携帯電話機を操作する場合に近い操作性を実現できる。
図13は、本発明に係る入力装置100を備えた第4の実施例としてのビデオカメラ400の構成例を示す斜視図である。図13に示すビデオカメラ400は電子機器の他の一例を構成し、情報入力操作時に操作体(者)に表示画面を接触操作される電子機器であって、被写体像を撮像し、かつ、周囲の音響を録音するものである。ビデオカメラ400には、第1の実施例で説明した入力装置100を備え、この入力装置100には本発明の表示画面11及び記憶手段16が応用されるものである。
ビデオカメラ400は、外装を構成するケース402を有しており、ケース402の前面上部には撮影光学系404が組み込まれたレンズ鏡筒403が設けられている。レンズ鏡筒403の後端には、撮影光学系404によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子(不図示)が組み込まれている。
ケース402の後面、上面、側面には、電源スイッチ、撮影スタート/ストップスイッチ、ズームスイッチなど種々の操作スイッチ405が設けられている。ケース402の左側面には、タッチパネルディスプレイ装置401がヒンジ406を介して開閉可能にケース402に連結され、不図示の撮像素子で撮像した画像を表示するようになされる。
タッチパネルディスプレイ装置401には、第1の実施例で説明した入力装置100及びアクチュエータ機能付きのアクチュエータ20が備えられる。
この例で、タッチパネルディスプレイ装置401のモニタ用の表示画面11に表示された入力操作用のアイコン画像を指体80で操作すると、指体80による遮光領域の輝度又は面積に応じて、いずれかの入力モードが選択されて実行される。更に、アクチュエータ20からクリック音(サイバースイッチ操作音)と共に、表示画面上を触れている操作者の指に触覚を提示するようになされる。
このように、第4の実施例としてのビデオカメラ400によれば、本発明に係る光学式の入力装置100を備えるので、制御手段15が、操作体による遮光領域の面積又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。従って、操作体の押圧加減に応じた段階別(入力モード別)の入力処理を実行できる。
なお、アクチュエータ20を備えているので、表示画面11の入力操作に基づいてビデオカメラ400を操作する者の指に触覚を提示できるようになる。
図14は、本発明に係る入力装置100を備えた第5の実施例としてのモバイルパソコン500の構成例を示す斜視図である。図14に示すモバイルパソコン500は電子機器の他の一例を構成し、情報入力操作時に操作体(者)に表示画面を接触操作される電子機器であって、音声及び映像処理を始め、各種データ処理をするものである。もちろん、被写体像を撮像し、かつ、周囲の音響を録音することもできる。モバイルパソコン500には、第1の実施例で説明した入力装置100を備え、この入力装置100には本発明の表示画面11及び記憶手段16が応用されるものである。
モバイルパソコン500は、左右にグリップ部50a,50bを有したトレイ状をなす下部筐体901と、トレイ上面を摺動可能な上部筐体902とを備えている。これらの筐体901及び902間は、例えば、ヒンジ機構91によって摺動(回動)自在に係合されている。このヒンジ機構91によれば、下部筐体901の操作面の所定の位置に設けられた図示しない摺動部と、上部筐体902の裏面の一端に設けられた図示しない嵌合受け部とがスライド自在に係合され、上部筐体902は下部筐体901に対して所定の移動距離だけ摺動自由度を有して面結合されている。
下部筐体901の上面には、マトリクス状に配置された複数の押しボタンスイッチ92からなる操作パネル98が設けられる。押しボタンスイッチ92は、「あ」〜「ん」のひらがなキー、「A」〜「Z」のアルファベットキー、「0」〜「9」数字キー、「*」や「#」等の記号キー、「オン」や「オフ」等のフックボタン、メニューキー等から構成される。下部筐体901の前面外側にはUSB端子などのコネクタ99が配置され、外部機器と通信処理が可能なようになされている。
また、下部筐体901の内側上部には、モジュール型のアンテナ96が取り付けられ、その内側上部周辺には、図示しない大音響用のスピーカが設けられ、着信メロディや映像データに付加された音声(音楽)等を放音するようになされる。下部筐体901の内部にはヒンジ機構91の他に回路基板97が設けられる。下部筐体901の左側のグリップ部50aには、バッテリー94が内蔵され、回路基板97や表示画面11等へ電源が供給される。その右側のグリップ部50bには、通話用のマイクロフォン93が取り付けられ、送話器として機能するようになされる。
上述の下部筐体901に対して、ヒンジ機構91によってスライド自在に係合された上部筐体902には、表示画面11が設けられる。表示画面11にはカメラ54が取り付けられ、被写体像を撮像するように操作される。上部筐体902の表面の、例えば、左上方には超小型のアクチュエータ機能付きのアクチュエータ20が設けられ、通話用のレシーバ(受話器)と触覚提示用のアクチュエータの機能を兼ね備えている。
上部筐体902のスピーカ取り付け面の下方には、触覚機能付きの入力装置100が設けられる。入力装置100は、表示画面11を有しており、表示画面11上の入力検出面における操作体の押下操作に応じて、複数の入力モードのうちいずれかの入力モードを選択して実行するものである。表示画面11には、複数のボタンアイコン等の入力情報が表示される。この例でも、表示画面11に表示された入力操作用のアイコン画像を指体80で操作すると、指体80による遮光領域の輝度又は面積に応じて、いずれかの入力モードが選択されて実行される。更に、アクチュエータ20からクリック音(サイバースイッチ操作音)と共に、表示画面上を触れている操作者の指に触覚を提示するようになされる。更に、アクチュエータ20からクリック音(サイバースイッチ操作音)と共に、表示画面上を触れている操作者の指に触覚を提示するようになされる。
このように、第5の実施例としてのモバイルパソコン500によれば、本発明に係る光学式の入力装置100を備えるので、制御手段15が、操作体による遮光領域の面積又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、複数の入力モードから所定の入力モードを選択するようになされる。従って、操作体の押圧加減に応じた段階別(入力モード別)の入力処理を実行できる。これにより、光学式の入力装置100を搭載したモバイルパソコン500を提供できるようになった。
上述の例では、電子機器に関して、光学式の入力装置を応用した携帯電話機1、ビデオカメラ400及びモバイルパソコン500について説明したが、これらに限られることはなく、通常の2軸ヒンジタイプの携帯電話機や、スライドタイプの携帯電話機、上部筐体及び下部筐体の両方に表示画面を備えた携帯端末装置、デジタルカメラ等に適用できることはいうまでもない。
この発明は、表示画面を接触操作して情報を入力する携帯電話機や、デジタルカメラ、ビデオカメラ、情報処理装置等に適用して極めて好適である。
第1の実施例としての入力装置100の構成例を示す図である。 表示画面11の構成例を示す概略断面図である。 (A)〜(D)は、入力モードIの入力処理例を示す図である。 (A)〜(D)は、入力モードIIの入力処理例を示す図である。 (A)〜(D)は、入力モードIIIの入力処理例を示す図である。 (A)〜(D)は、入力モードIIでの触覚提示例を示す図である。 (A)〜(F)は、入力モードIIIでの触覚提示例を示す図である。 入力モードの選択条件例を示す表図である。 入力装置100の入力処理例を示すフローチャートである。 第2の実施例としての入力モードの選択条件例を示す表図である。 第3の実施例としての携帯電話機1の構成例を示す斜視図である。 携帯電話機1の内部構成例を示すブロック図である。 第4の実施例としてのビデオカメラ400の構成例を示す斜視図である。 第5の実施例としてのモバイルパソコン500の構成例を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、従来例としての入力装置200の構成例を示す図である。 入力装置200の差分判定例を示す図である。 入力装置200の座標設定例を示す図である。 入力装置200の接触判定例を示す特性図である。 入力装置200の入力処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・携帯電話機、10・・・表示部、11・・・表示画面、15・・・制御手段、16・・・記憶手段、20・・・スピーカ、30・・・筐体、100・・・入力装置、300・・・スピーカ、400・・・ビデオカメラ(電子機器)、500・・・モバイルパソコン(電子機器)

Claims (8)

  1. 表示画面を操作体により遮光操作され、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する光学式の入力装置であって、
    所定の入力情報を表示する表示部を有して、前記表示部に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出する入力検出手段と、
    前記入力検出手段の検出結果に基づいて前記表示部及び入力処理を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、前記複数の入力モードから所定の入力モードを選択することを特徴とする入力装置。
  2. 前記制御手段は、
    選択した前記所定の入力モードに応じた形状及び大きさの検出領域を前記入力検出手段に設定し、
    前記検出領域における前記遮光領域の位置及び/又は移動の検出結果に基づいて、前記所定の入力モードによる入力処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記制御手段に接続され、
    前記所定の入力モードに対応する振動パターンに基づいて前記表示画面を振動する振動手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 所定の入力情報を表示する表示画面での操作体による遮光操作に応じて、複数の入力モードに基づく入力処理を実現するプログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記表示画面に接近する前記操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出するステップと、
    前記面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、前記複数の入力モードから所定の入力モードを選択するステップと、
    前記選択結果に基づいて、選択した前記入力モードに応じた形状及び大きさの検出領域を、前記入力情報に対応するように設定するステップと、
    前記検出領域における前記遮光領域の位置及び/又は移動を検出するステップと、
    前記位置及び/又は移動の検出結果に基づいて、前記所定の入力モードによる入力処理を確定するステップとからなるプログラムを記述してなることを特徴とする記憶媒体。
  5. 所定の入力情報を表示する表示画面での操作体による遮光操作に応じて、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する情報入力方法であって、
    前記表示画面に接近する前記操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出するステップと、
    前記面積及び/又は輝度の検出結果と所定の閾値とを比較して、前記複数の入力モードから所定の入力モードを選択するステップと、
    前記選択結果に基づいて、選択した前記入力モードに応じた形状及び大きさの検出領域を、前記入力情報に対応するように設定するステップと、
    前記検出領域における前記遮光領域の位置及び/又は移動を検出するステップと、
    前記位置及び/又は移動の検出結果に基づいて、前記所定の入力モードによる入力処理を確定するステップとを有することを特徴とする情報入力方法。
  6. 前記検出領域を設定する際に、
    前記表示画面の入力情報表示位置のエッジ部に当該検出領域を設定するステップを有することを特徴とする請求項5に記載の情報入力方法。
  7. 前記検出領域を設定する際に、
    前記表示画面の入力情報表示位置の中央部に当該検出領域を設定するステップを有することを特徴とする請求項5に記載の情報入力方法。
  8. 表示画面を操作体により遮光操作され、複数の入力モードに基づく入力処理を実現する光学式の入力装置を有する電子機器であって、
    前記入力装置は、
    所定の入力情報を表示する表示部を有して、前記表示部に接近する操作体による遮光領域の面積及び/又は輝度を検出する入力検出手段と、
    前記入力検出手段の検出結果に基づいて前記表示部及び入力処理を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記遮光領域の面積及び/又は輝度の検出結果と、所定の閾値とを比較して、前記複数の入力モードから所定の入力モードを選択することを特徴とする電子機器。
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