JP2009016150A - グロメットの防水構造、グロメット、コネクタ、ゴム栓 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子や電線やグロメット等の交換作業を容易に行うことのできるグロメットの防水構造を提供する。
【解決手段】グロメット4が備える保護部42は、後端開口部42bの直前にグロメット4の内部と外部とをシールするシール部5を備えている。シール部5は、シール部5に挿通された電線22の外周を覆う7個の防水ゴム栓23の束を内側に収容することにより拡径方向に弾性変形して拡開し、この変形に伴い生じた弾発力で防水ゴム栓23の束を締め付けて縮径方向に押圧して、各防水ゴム栓23を外周面を覆う電線22と共に6角形の断面形状を呈するまで圧縮変形させ、かつ、7個の防水ゴム栓23の束の外周にその内周面を沿わせて変形するように設定されている。
【選択図】図2
【解決手段】グロメット4が備える保護部42は、後端開口部42bの直前にグロメット4の内部と外部とをシールするシール部5を備えている。シール部5は、シール部5に挿通された電線22の外周を覆う7個の防水ゴム栓23の束を内側に収容することにより拡径方向に弾性変形して拡開し、この変形に伴い生じた弾発力で防水ゴム栓23の束を締め付けて縮径方向に押圧して、各防水ゴム栓23を外周面を覆う電線22と共に6角形の断面形状を呈するまで圧縮変形させ、かつ、7個の防水ゴム栓23の束の外周にその内周面を沿わせて変形するように設定されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、グロメットの防水構造、及び該防水構造を備えるグロメット、コネクタ並びに該防水構造に用いられるゴム栓に関する。
従来、防水構造を備えるグロメットとしては、下記の特許文献1に記載のグロメットが開示されている。このグロメットは、電線の挿通空間とは仕切られて独立した防水剤充填槽に防水剤が充填されている。防水剤充填槽は、電線の挿通空間に連通する一対の貫通孔を備えており、電線の挿通空間を挿通する電線は、これら一対の貫通孔を通って防水剤充填槽を通過している。防水剤充填槽に充填された防水剤で、グロメットの内側と外側とが隔てられることにより、グロメットはシールされている。
上記従来のグロメットが備える防水構造では、防水剤充填槽を構成するグロメットの内壁と各電線との隙間に充填された防水剤によりシールが行われていたので、グロメットから電線を取り外して端子や電線やグロメットの交換作業を行う際に、電線やグロメットの内部に付着した充填剤を除去したり、防水剤充填槽に充填剤を再度充填する作業を必要とし、交換作業が繁雑であった。
本発明は、上記した点に鑑み、端子や電線やグロメット等の交換作業を容易に行うことのできるグロメットの防水構造、グロメット、コネクタ、及びゴム栓を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のグロメットの防水構造は、電線の外周を覆ったゴム栓を挿通された筒状のシール部が、前記ゴム栓を前記電線側に向けて押圧して圧縮変形させ、前記ゴム栓の挿通部分をシールしていることを特徴とする。
また、本発明のグロメットの防水構造は、前記シール部が、前記シール部に挿通された1つのゴム栓又は複数のゴム栓の束から加えられる押圧力により弾性変形して拡開し、この変形により生じた弾発力で前記ゴム栓を縮径方向に向けて押圧し、圧縮変形した前記ゴム栓又は前記ゴム栓の束の外周にその内周面を沿わせて変形させていることを特徴とする。
また、本発明のグロメットの防水構造は、前記ゴム栓が、周囲を覆った前記電線と共に円形の断面形状を呈しており、前記シール部に挿通された前記ゴム栓が、前記シール部から加えられる押圧力により、周囲を覆った前記電線と共に6角形の断面形状を呈するまで圧縮変形していることを特徴とする。
また、本発明のグロメットは、上記グロメットの防水構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のコネクタは、端子キャビティを備えるハウジングと、前記端子キャビティに収容される端子に接続された電線が挿通されて前記ハウジングに装着される上記グロメットとを備えたことを特徴とする。
また、本発明のグロメットの防水構造は、前記シール部が、前記シール部に挿通された1つのゴム栓又は複数のゴム栓の束から加えられる押圧力により弾性変形して拡開し、この変形により生じた弾発力で前記ゴム栓を縮径方向に向けて押圧し、圧縮変形した前記ゴム栓又は前記ゴム栓の束の外周にその内周面を沿わせて変形させていることを特徴とする。
また、本発明のグロメットの防水構造は、前記ゴム栓が、周囲を覆った前記電線と共に円形の断面形状を呈しており、前記シール部に挿通された前記ゴム栓が、前記シール部から加えられる押圧力により、周囲を覆った前記電線と共に6角形の断面形状を呈するまで圧縮変形していることを特徴とする。
また、本発明のグロメットは、上記グロメットの防水構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のコネクタは、端子キャビティを備えるハウジングと、前記端子キャビティに収容される端子に接続された電線が挿通されて前記ハウジングに装着される上記グロメットとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、端子や電線やグロメット等の交換作業を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の最良の形態を説明する。
図1は、本実施形態のコネクタ1と、コネクタ1に収容される端子2とを示す分解斜視図である。図2は、端子2が収容されたコネクタ1を上方から見た断面図である。なお、以下の説明で用いる前後,左右,上下の各方向は説明に用いる各図に示している。この前後,左右,上下は説明のために記載したもので、実際の配置と異なってよいことはもちろんである。
図1は、本実施形態のコネクタ1と、コネクタ1に収容される端子2とを示す分解斜視図である。図2は、端子2が収容されたコネクタ1を上方から見た断面図である。なお、以下の説明で用いる前後,左右,上下の各方向は説明に用いる各図に示している。この前後,左右,上下は説明のために記載したもので、実際の配置と異なってよいことはもちろんである。
図1に示すように、コネクタ1は、合成樹脂により四角箱形に形成されたハウジング3と、このハウジング3に後方から装着されるグロメット4とを備えて構成されている。
ハウジング3は、端子2を収容する端子キャビティ31を複数(本実施形態では7個)内部に備えている。ハウジング3は、前面視において、中央部に1つ、その周囲に6つ環状に位置させて端子キャビティ31を配置している。図2に示すように、各端子キャビティ31は、ハウジング3の後端側から前端側にかけてを貫通して、ハウジング3の前面及び後面に開口している。端子キャビティ31の前後方向の中央部には、収容した端子2が係止する図示しない係止片が設けられている。
図1に示すように、端子2は、四角筒状を呈した端子本体21と、端子本体21に接続されて端子本体21の後端側から後方に伸びる電線22とを備えて構成されている。電線22の端末のやや後方には、防水ゴム栓23が取り付けられている。防水ゴム栓23は、モールド成形により電線22の被覆部と一体に構成しても、電線22とは別体に形成して電線22と一緒に端子本体21にかしめる構成としてもよい。
図1及び図2に示すように、ハウジング3は、後端部の外周面に周方向に沿って突条を設けて構成された環状の規制係止部3aを備えている。規制係止部3aは、グロメット4の前方への移動を規制すると共に、ハウジング3を相手方コネクタへ着脱する際に指をかけるのに用いられる。また、規制係止部3aよりも後端側は、前端側に比べて縮径した縮径接続部3bとなっており、この縮径接続部3bの外周面には周方向に沿って突条を設けて構成された環状の接続用突条3cが設けられている。接続用突条3cは、グロメット4の装着に用いられるものであり、グロメット4の備える後述する接続用溝部41aに嵌め込まれる。また、規制係止部3aよりも前側の上面には、ハウジング3を相手方のコネクタに係止させるための係止突部34が設けられている。
グロメット4は、NBR(ニトリルゴム)、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)、アクリルゴム等の弾性を有する材料から形成されており、ハウジング3に接続される四角筒状の接続収容部41と、接続収容部41の後端から後方に向けて円筒状を呈して伸びる保護部42とを備えている。接続収容部41は、ハウジング3の縮径接続部3bの外径よりもやや大きな内径を有している。接続収容部41には、ハウジング3の縮径接続部3bが収容される。接続収容部41は、前端開口部の内周面に周方向に沿って設けられた環状の接続用溝部41aを備えている。接続用溝部41aには、ハウジング3の接続用突条3cが嵌め込まれる。接続収容部41の後端部には、グロメット4をハウジング3に着脱する際に指をかけるための括れ部41bが設けられている。
保護部42は、接続収容部41が備える括れ部41bの後端から、その形状を四角筒状から円筒状に変化させながら急激に縮経して後方に伸びた後に、蛇腹状を呈して長さ方向の中央部まで緩やかに縮経して伸びている。蛇腹部分42aは、その伸縮により電線22の曲げ伸ばしを許容するためのものである。また、蛇腹部分42aよりも後側は、ほぼ等しい径を有して後方に向けて円筒状に伸びており、後端開口部42bでは側壁が外方に向けて伸びて拡開している。保護部42の周壁は、全体が接続収容部41よりも肉薄に形成されており、経方向に向けて屈曲し易いように蛇腹部分42aは円筒状の部分に比べて更に肉薄に形成されている。後端開口部42bの直前に位置する円筒状の部分は、グロメット4の内部と外部とをシールするシール部5を構成している。図2に示すように、シール部5は、内周面が内側に膨出して肉厚に形成されている。
図3は、シール部5及び防水ゴム栓23の構成の概略を説明する図であり、図2のB−B線断面図である。シール部5の内径,外径、及び、防水ゴム栓23の内径,外径,材質は、シール部5に挿通された電線22の外周を覆う予め定められた数(本実施形態では、シール部5に挿通される電線22の本数と同じ7個)の防水ゴム栓23の束を内側に収容することにより拡径方向に弾性変形して拡開し、この変形に伴い生じた弾発力で防水ゴム栓23の束を締め付けて縮径方向に押圧して、図3(c)に示すように、各防水ゴム栓23を外周面を覆う電線22と共に6角形の断面形状を呈するまで圧縮変形させ、かつ、7個の防水ゴム栓23の束の外周にその内周面を沿わせて変形するように設定されている。ここで、6角形には、6角形の各角部が丸みを帯びた形状や各辺部が丸みを帯びた形状等、略6角形状を呈していると視認できる他の形状も含まれる。
具体的には、防水ゴム栓23は、シリコーンゴム、NBR、ブチルゴム、アクリルゴム等のゴムから形成されており、円筒形状を呈している。防水ゴム栓23の外径は、シール部5によって締め付けられた際に、防水するために必要となる最小つぶし代以上のつぶし代を確保できるように設定されている。ここで、最小つぶし代とは、防水ゴム栓23が外周面を覆った電線22側に縮径する弾性変形をしたときに、同様に弾性変形した隣り合う防水ゴム栓23やシール部5とで防水を行うことができる程度に、隣り合う防水ゴム栓23やシール部5にその外周面を全周にわたって密着させることができる、弾性変形後の防水ゴム栓23の最大の外径を指す。シール部5で締め付けられた各防水ゴム栓23が、この最小つぶし代よりも小さな外径となるまで弾性変形することにより、つまり、最小つぶし代以上のつぶし代が確保されることにより、十分な防水効果が得られる。また、防水ゴム栓23の内径は、端子2の電線22の外経よりも小さく設定されており、その内部に電線22が圧入されるようになっている。また、防水ゴム栓23の長さは、シール部5の長さよりも長く設定されている。このような構成の防水ゴム栓23を7個収容する本実施形態では、シール部5は、締め付けた各防水ゴム栓23の弾性変形に伴い生じた弾発力に抗して、7個全ての防水ゴム栓23を最小つぶし代よりも小さな外径まで縮径させる締付力を得られる外径及び内径を有している。
端子2は、図1に矢印Aで示すように、グロメット4の後端開口部42b側から挿入される。端子2を挿入する際、図3(a)に示すように通常の状態のシール部5を拡開方向に弾性変形させ、図3(b)に示すように7個の防水ゴム栓23の束の外経よりもシール部5の内径の方が大きくなって、シール部5の内側に防水ゴム栓23の束及び端子本体21を挿入することができるまで拡開させる。そして、シール部5に端子本体21を通し、シール部5の内側に防水ゴム栓23の束を進入させた後、シール部5を拡開させている力を解き、図3(c)に示すようにシール部5を縮径させる。
図4(a)に示すように、円環状の断面形状を呈して電線22の外周に取り付けられた防水ゴム栓23は、シール部5が縮径すると、シール部5の内周面及び隣接する防水ゴム栓23の外周面から締め付けられて、押圧力を受ける。この押圧力により、防水ゴム栓23は、図4(b)に示すように、外周が6角形の断面形状を呈するまで、電線22側に圧縮されて変形して、シール部5に収容される。この変形に伴い、防水ゴム栓23には、シール部5の内周面及び隣接する防水ゴム栓23の外周面を外方に押圧する弾発力が生じ、これによりシール部5の内周面も防水ゴム栓23の束の外周面に沿うように変形し、図3(c)に示すようにシール部5の内周面及び各防水ゴム栓23の外周面は互いが密接した状態を保つ。この結果、図3(c)に示すように、6角形の外周面を有した7個の防水ゴム栓23が、1つの防水ゴム栓23の周囲を6個の防水ゴム栓23が環状に取り囲んでシール部5内に配置され、シール部5が防水ゴム栓23でシールされる。
次に、グロメット4の前端側開口部から外部に臨んだ端子本体21を、ハウジング3の後面に開口する端子キャビティ31に挿入して装着する。そして、グロメット4の括れ部41bを把持してハウジング3側に押し込む操作を行って、グロメット4の接続収容部41にハウジング3の縮径接続部3bを挿入することにより、図2に示すように、縮径接続部3bの接続用突条3cと接続収容部41の接続用溝部41aとが嵌め合わされ、グロメット4がハウジング3に装着される。
このようにして、グロメット4のシール部5が防水ゴム栓23でシールされると共に、ハウジング3の端子キャビティ31に各端子2が収容されたコネクタ1において、グロメット4から電線22を取り外して端子2や電線22やグロメット4の交換作業を行う際には、グロメット4の括れ部41bを把持してハウジング3から後方に引き抜く操作を行い、グロメット4をハウジング3から取り外す。この際、ハウジング3の端子キャビティ31に収容された端子本体21は、端子キャビティ31の後端側開口部から抜け出す。
そして、図3(c)に示すように各防水ゴム栓23を締め付けているシール部5を、拡開方向に弾性変形させて、図3(b)に示すように7個の防水ゴム栓23の束の外径よりもシール部5の内径の方が大きくなって、防水ゴム栓23の束及び各端子本体21を、シール部5から容易に抜き出すことができるまで拡開させる。シール部5からの押圧力を解かれた各防水ゴム栓23は、図4(b)に示すように外周面が6角形状を呈して圧縮変形していた状態から、図4(a)に示すように外周面が円形状を呈した通常の状態に戻り、再びシールに用いることができるようになる。そして、シール部5の内側から防水ゴム栓23の束及び各端子本体21が抜き出された後、シール部5を拡開させている力を解き、シール部5を縮径させる。これにより、シール部5は、図3(a)に示す通常の状態に戻り、再びシールに用いることができるようになる。
このように、本実施形態のコネクタ1によれば、グロメット4から電線22を取り外して端子2や電線22やグロメット4の交換作業を行う際に、シール部5を拡開させて防水ゴム栓23を挿脱するという簡単な操作を行うだけで済み、シールに用いていた防水ゴム栓23やグロメット4に対して、付着物の除去等の特別な処理を施すことなく、再びシールに用いることができる。従って、これらの交換作業を容易に行うことができる。
また、複数の端子2に接続された各電線22毎に収容やシールのためのスペースを設ける必要がないことから、各電線22毎に収容やシールのためのスペースを設ける場合に比べて、グロメット4を小型化することができ、グロメット4やコネクタ1の設置スペースの省スペース化を図ることができる。また、電線22を挿通しないスペースが生じた場合に別途シールのための処理を施す必要もないことから、交換作業を容易に行うことができる。また、防水ゴム栓23の束をシール部5で締め付けることにより、各防水ゴム栓23を圧縮変形させてシールを行っていることから、シール部5で収容する防水ゴム栓23の数、つまり、端子キャビティ31に収容する端子本体21の数が6個や8個等の7個とは異なる場合でも、この数の相違をシール部5の伸縮量により許容して、シールを行うことが可能となる。
上記実施形態の説明では、グロメット4の後端開口部42bの直前にシール部5を設けた場合について説明したが、グロメット4の後端開口部42b側と接続収容部41側とをシールすることができるのであれば、シール部5の形成位置は任意であり、例えば、蛇腹部分42aの直後に設けてもよい。また、シール部5の断面形状は、円筒形状には限らず、凹凸を備える構成としてもよい。例えば、シール部5に挿通された防水ゴム栓23の束が圧縮変形した際に呈する6角形を組み合わせた形状と同様の形状を有する開口形状となるように、シール部5の内周面に凹凸を設ける構成としてもよい。また、シール部5は必ずしも肉厚に形成されている必要はない。
また、上記実施形態の説明では、拡開したシール部5に防水ゴム栓23の束を挿通した後にシール部5の拡開を解き、シール部5の内周面で防水ゴム栓23の束を締め付けて圧縮変形させた場合について説明した。しかしながら、シール部5の構成は、挿通された防水ゴム栓23を電線22側に向けて押圧して圧縮変形させ、防水ゴム栓23の挿通部分をシールするのであれば、任意である。例えば、内部に圧入された防水ゴム栓23の束の外周からシール部5の拡開方向に向けて加えられる押圧力に抗して、防水ゴム栓23をその縮径方向に向けて押圧し、防水ゴム栓23を電線22側に向けて圧縮変形させて、防水ゴム栓23の挿通方向の一方側と他方側とをシールするように構成してもよい。
1 コネクタ
2 端子
23 防水ゴム栓
3 ハウジング
31 端子キャビティ
4 グロメット
41 接続収容部
42 保護部
5 シール部
2 端子
23 防水ゴム栓
3 ハウジング
31 端子キャビティ
4 グロメット
41 接続収容部
42 保護部
5 シール部
Claims (6)
- 電線の外周を覆ったゴム栓を挿通された筒状のシール部が、前記ゴム栓を前記電線側に向けて押圧して圧縮変形させ、前記ゴム栓の挿通部分をシールしていることを特徴とするグロメットの防水構造。
- 前記シール部は、前記シール部に挿通された1つのゴム栓又は複数のゴム栓の束から加えられる押圧力により弾性変形して拡開し、この変形により生じた弾発力で前記ゴム栓を縮径方向に向けて押圧し、圧縮変形した前記ゴム栓又は前記ゴム栓の束の外周にその内周面を沿わせて変形させていることを特徴とする請求項1に記載のグロメットの防水構造。
- 前記ゴム栓は、周囲を覆った前記電線と共に円形の断面形状を呈しており、
前記シール部に挿通された前記ゴム栓が、前記シール部から加えられる押圧力により、周囲を覆った前記電線と共に6角形の断面形状を呈するまで圧縮変形していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグロメットの防水構造。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の防水構造を備えたグロメット。
- 端子キャビティを備えるハウジングと、前記端子キャビティに収容される端子に接続された電線が挿通されて前記ハウジングに装着される請求項4に記載のグロメットとを備えたことを特徴とするコネクタ。
- 請求項3に記載のゴム栓。
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JP2007175850A JP2009016150A (ja) | 2007-07-04 | 2007-07-04 | グロメットの防水構造、グロメット、コネクタ、ゴム栓 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100531 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20110726 |