JP2006066217A - 電子ユニット用ケース - Google Patents

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Tetsuo Taoka
哲郎 田岡
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Abstract

【課題】 防水性を向上させることができる電子ユニット用ケースを提供する。
【解決手段】 上側ケース本体12の所定位置に金属製の端子15を樹脂のインサート成形により一体形成した電子ユニット10に用いられるケース11において、端子15の上側ケース本体12の埋設部分である側壁12bに、該端子15に一次成形により一体形成された防水パッキン16を有する。そして、電子ユニット10のケース11を、前記ケース本体12の所定位置にコネクタ部14を一体形成し、このコネクタ部14と前記ケース本体12との仕切壁12bに前記端子15及び前記防水パッキン16を前記樹脂のインサート成形により一体形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、端子を樹脂のインサート成形により一体形成したコネクタ部を有する電子ユニット用ケースに関する。
この種の電子ユニット用ケースとして、図3に示すものがある(例えば、特許文献1参照)。この電子ユニット1に用いられるケース2は、図3に示すように、上面側が開口した下カバー3と、この下カバー3に嵌合される上カバー4とで構成されている。
この上カバー4のコネクタ部5の奥端の壁6には複数の端子7を貫通させて取り付けてある。この各端子7の先端の反り曲げ部7aは下カバー3内に収納固定された回路基板8の電極パット9に圧接されている。
特開平8−17495号公報
しかしながら、前記従来の電子ユニット用ケース2では、上カバー4のコネクタ部5の奥端の壁6に複数の端子7を貫通させて取り付けているため、これら複数の端子7とコネクタ部5の奥端の壁6の端子貫通部分の界面を伝わり、ケース2内に水が浸入し易く、防水性能が低かった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、防水性を向上させることができる電子ユニット用ケースを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ケース本体の所定位置に端子を樹脂のインサート成形により一体形成した電子ユニット用ケースにおいて、前記端子の前記ケース本体の埋設部分に、該端子に一次成形により一体形成された防水パッキンを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の電子ユニット用ケースであって、前記ケース本体の所定位置にコネクタ部を一体形成し、このコネクタ部と前記ケース本体との仕切壁に前記端子及び前記防水パッキンを前記樹脂のインサート成形により一体形成したことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、端子のケース本体の埋設部分に該端子に一次成形により一体形成された防水パッキンを有することにより、端子とケース本体の樹脂の界面を伝わって浸入しようとする水を防水パッキンで遮ることができ、ケース本体の防水性を向上させることができる。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1の電子ユニットに用いられるケースの要部の断面図である。
図1に示すように、電子ユニット10は箱形で合成樹脂製のケース11を有している。このケース11は、合成樹脂製の上側ケース本体(ケース本体)12と、この上側ケース本体12の底面側の開口部12aを閉塞する合成樹脂製の下側ケース本体(ケース本体)13とで構成されている。
上側ケース本体12の側壁12bの外側には略四角筒状のコネクタ部14を一体突出形成してあると共に、該側壁12bには複数の金属製で棒状の端子(ターミナル)15を合成樹脂のインサート成形によりそれぞれ一体形成してある。この各端子15はL字状に折り曲げ形成されていると共に、該各端子15の中途部(上側ケース本体12の側壁12bの埋設部分)15bにはゴム状樹脂製の防水パッキン16を一次成形により一体形成してある。即ち、複数の金属製の端子15及び該各端子15の中途部15bに一次成形により一体形成されたゴム状樹脂製の防水パッキン16は、合成樹脂のインサート成形により上側ケース本体12の側壁12b(コネクタ部14との仕切壁)にそれぞれ一体形成されている。
また、各端子15のL字状に折り曲げられた先端部15aは回路基板17に半田付けされている。この回路基板17の表,裏面には複数の電子部品18,19を実装してあると共に、該回路基板17はケース11内の所定位置に図示しない固定手段等を介して取り付けられている。さらに、防水パッキン16の端子15を埋設した胴体部16aの周囲には複数の環状リブ16bを外側に向けてそれぞれ一体突出形成することにより、ケース本体12と防水パッキン16との境界面を大きくし、両部材間のシール性を一層高めてある。
尚、上側ケース本体12と下側ケース本体13との嵌合状態は上側ケース本体12に設けられた図示しない弾性係合枠等の係合部と下側ケース本体13に設けられた図示しない係止爪等の係止部との係止状態によりロックされるようになっている。
以上実施例1の電子ユニット10に用いられるケース11によれば、各端子15の中途部15bにはゴム状樹脂製の防水パッキン16が一次成形により一体形成されており、その後で、これら各端子15及びゴム状樹脂製の防水パッキン16を合成樹脂のインサート成形により上側ケース本体12の側壁12bに二次成形して一体形成する。これにより、図1に示すように、ゴム状樹脂製の防水パッキン16が金属製の各端子15と合成樹脂製の上側ケース本体12の側壁12bと密着することにより、各端子15と上側ケース本体12の側壁12bの合成樹脂の界面を伝わって浸入しようとする水をゴム状樹脂製の防水パッキン16で確実に遮ることができる。その結果、上側ケース本体12と下側ケース本体13から成るケース11の防水性をより一段と向上させることができる。
また、一次成形により一体化した端子15と防水パッキン16とをケース本体12の図示しない成形型内にインサートして二次成形することにより、生産性の向上を図ることができる。
図2は前記実施例1のインサートターミナルの防水構造をコネクタに応用した応用例を示す断面図である。
図2に示すように、本応用例は、オスコネクタ(コネクタ)20の合成樹脂製のハウジング21とメスコネクタ(相手側コネクタ)30の合成樹脂製のハウジング31間の防水パッキンまで含めた形で一体成形したものである。
即ち、オスコネクタ20のハーネス27を接続した金属製の端子25の中途部25bにはゴム状樹脂製の防水パッキン26を一次成形により一体形成してあり、その後で、これら各端子25及びゴム状樹脂製の防水パッキン26を合成樹脂のインサート成形によりハウジング21に二次成形して一体形成することで、防水パッキン26のメスコネクタ30側は、ハウジング21から露出し、メスコネクタ30が嵌合した際に、メスコネクタ30の先端部が密着するようにしてある。
また、メスコネクタ30の金属製の端子35に接続されたハーネス37には防水パッキン(防水栓)としてのゴム栓36を嵌め込んであり、このゴム栓36を介して合成樹脂製のハウジング31内に端子35を収納、固定してある。
このように、メスコネクタ30が嵌合されるオスコネクタ20の金属製の端子25及び該端子25に一次成形により一体形成されたゴム状樹脂製の防水パッキン26を合成樹脂のインサート成形によりハウジング21に二次成形して一体形成したことにより、オスコネクタ20とメスコネクタ30間の防水性を向上させることができる。また、部品点数を削減することができ、全体形状を小型化することができる。
尚、前記実施例1によれば、金属製の端子に防水パッキンをゴム状樹脂の一次成形により一体形成したが、ゴムの一次成形により一体形成したり、ゴム以外の弾性を有する他の部材の一次成形により一体形成しても良い。
本発明の実施例1の電子ユニットに用いられるケースの要部の断面図である。 上記ケースの応用例を示す断面図である。 従来の電子ユニットに用いられるコネクタ付ケースの断面図である。
符号の説明
10 電子ユニット
11 ケース
12 上側ケース本体(ケース本体)
12b 側壁(仕切壁)
13 下側ケース本体(ケース本体)
14 コネクタ部
15 端子
15b 中途部
16 防水パッキン

Claims (2)

  1. ケース本体の所定位置に端子を樹脂のインサート成形により一体形成した電子ユニット用ケースにおいて、
    前記端子の前記ケース本体の埋設部分に、該端子に一次成形により一体形成された防水パッキンを有することを特徴とする電子ユニット用ケース。
  2. 請求項1記載の電子ユニット用ケースであって、
    前記ケース本体の所定位置にコネクタ部を一体形成し、このコネクタ部と前記ケース本体との仕切壁に前記端子及び前記防水パッキンを前記樹脂のインサート成形により一体形成したことを特徴とする電子ユニット用ケース。
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