JP6915552B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本明細書に開示された技術は、コネクタに関する。
従来、ハウジングに防水構造を備えるコネクタとして、例えば特許文献1のものがある。この防水コネクタは、ハウジングと、ゴム栓と、シールドシェルとにより構成されている。ハウジングは電線が挿通される電線挿通部を備え、電線挿通部の後端にはゴム栓収容部が設けられている。ゴム栓はゴム栓収容部内に収容され、内周リップを電線の外周面に全周に亘って密着させるとともに、外周リップをゴム栓収容部の内周面に全周に亘って密着させている。シールドシェルのうち筒状のシェル本体は電線挿通部の外周面を覆い、その後壁を電線挿通部の後端面と対向させて配置されている。ゴム栓の内周リップと外周リップは、後壁がゴム栓を後方から押圧して前後方向に圧縮することで、径方向にさらに圧縮されている。
特開2017−157417号公報
しかしこの技術では、ゴム栓をハウジングのゴム栓収容部内に収容し、さらにゴム栓収容部の外周をシールドシェルのシェル本体で覆うため、コネクタが大型化してしまう。
本明細書に開示された技術に係るコネクタは、電線と、電線導出面を有し、前記電線が前記電線導出面から後方に導出されたハウジングと、前記電線導出面の外周位置から後方に延びる周壁および前記周壁の後端から縮径方向に延びる後壁が設けられたシールド部材と、ハウジングシール面および電線シール面が互いに交差して設けられた止水部材と、を備え、前記シールド部材の後壁は、前記止水部材に接触することで前記ハウジングシール面を前記電線導出面に接触させ、前記シールド部材の周壁は、前記止水部材に直接接触することで前記電線シール面を前記電線に接触させる。
この構成によれば、止水部材のハウジングシール面が電線導出面に接触するとともに、ハウジングシール面に対して交差して設けられた電線シール面が電線導出面から導出された電線に接触するから、電線導出面からハウジング内に水等が浸入することを防ぐことができる。
また、シールド部材の後壁と周壁が止水部材に接触するから、止水部材を電線導出面および電線に密着させて保持するための別部材が不要となる。これにより、コネクタを小型化することができる。
本明細書に開示された技術に係る実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)前記電線導出面からは複数の電線が導出され、前記止水部材は、孔壁に前記電線シール面が設けられ前記複数の電線のうちの1つが各々に圧入された複数の貫通孔からなる貫通孔群を備え、前記シールド部材の後壁は、前記複数の電線を一括包囲して配され前記貫通孔群の周囲に接触する包囲接触部と、各電線の間に配され前記複数の貫通孔の間に接触する電線間接触部とを備える。
止水部材のうち貫通孔群の周囲に包囲接触部が接触する構成では、複数の貫通孔の間の部分が逃げるように変形し、電線と止水部材との間に隙間が生じる懸念がある。上記の構成によれば、止水部材のうち複数の貫通孔の間の部分に電線間接触部が接触するから、止水部材の変形によって電線と止水部材との間に隙間が生じることを防ぐことができる。
(2)前記電線と前記ハウジングとは、インサート成形により一体に形成されている。
電線とハウジングとがインサート成形により一体に形成されている場合は、電線とハウジングとの隙間が水等の浸入を許容してしまう。上記の構成によれば、電線シール面とハウジングシール面とが互いに交差して設けられているから、ハウジング内に水等が浸入することを防ぐことができる。
本明細書に開示された技術に係るコネクタによれば、ハウジング内の浸水を防ぎつつ、部品数を抑えて小型化することができる。
実施形態にかかるコネクタの縦断面図 コネクタを後方から見た分解斜視図 コネクタの分解縦断面図
<実施形態>
実施形態を、図1から図3によって説明する。
本実施形態のコネクタ1は、図1(A)に示すように、ハーネスを構成する2本の電線2L,2Rの一端に取り付けられ、インバータ等の図示しない機器に接続して使用される防水型のコネクタである。コネクタ1は、図1に示すように、ハウジング10と、シールドブラケット20(シールド部材の一例)と、止水部材30と、を備えて構成されている。ハウジング10の内部には電線2L,2Rがインサート成形により配設されており、電線2L,2Rの各々の一端には機器側に接続される端子金具3、3が取り付けられ、他端側はシールドブラケット20が配された側から導出されている。以下の説明においては、電線2L,2Rを電線2ということがある。また、以下においては、電線2に端子金具3、3が接続された側を前方、ハウジング10から電線2が導出された側を後方として説明する。
ハウジング10は、図2に示すように、電線挿通部11と、電線挿通部11から側方に突出する一対の取付受部16と、を備えている。一対の取付受部16には、図3に示すように、それぞれナット4がインサート成形により後方に開口する形態で埋設されている。
電線挿通部11は、取付受部16よりも後方に突出する形状とされ、この突出した部分は電線導出部12とされている。電線導出部12は、図2に示すように、後方からみて長円形状をなしている。
電線導出部12には、図3に示すように、各々に電線2L,2Rのうちの1つが挿通可能な2つの電線導出孔14L,14Rが形成されている。各電線導出孔14L,14Rは円孔形状をなして電線挿通部11内を前後に延びている。電線導出部12の後端は電線導出孔14L,14Rが開口する電線導出面15となっている。電線導出面15は、電線導出孔14L,14Rに対して直交する平坦面となっている。電線2L,2Rは、図3に想像線で示すように、それぞれ電線導出孔14L,14Rに挿通されるとともに、電線導出面15から後方へ導出されている。以下においては、電線導出面15における電線導出孔14L,14Rの開口を導出開口15L,15Rといい、導出開口15L,15Rをまとめて導出開口群15Aという。また、導出開口群15Aの周辺領域を導出包囲部15Bという。
シールドブラケット20は金属材から形成され、ハウジング10の電線導出部12を覆ってこれをシールドする部材である。シールドブラケット20は、図2に示すように、包囲壁25と、後壁22と、取付部23と、によって構成されている。
包囲壁25は、図2および図3に示すように、後方から見て長円形状をなす中空の筒体である。包囲壁25は電線導出部12よりも前後寸法が長くなっており、図1に示すようにシールドブラケット20がハウジング10に取り付けられた状態において、電線導出部12を包囲するとともに、電線導出面15よりも後方に突出している。以下において、包囲壁25のうち、電線導出面15の外周位置よりも後方に突出する部分を周壁21という。周壁21の前端位置21Bと電線導出面15の導出開口15L,15Rとは、図1(B)に示すように、前後方向において同じとなっている。
図2に示すように、後壁22は、周壁21の後端に設けられている。後壁22は、周壁21の後端から縮径方向に延出した枠形状の包囲接触部22Aと、包囲接触部22Aの左右方向における中心線に沿って設けられた電線間接触部22Bと、を備えている。言い換えれば、包囲接触部22Aおよび電線間接触部22Bは、2つの保持開口24L,24Rを形成している。
取付部23は、図2に示すように、周壁21の前端から左右に延出する形状をなしている。各取付部23には、取付孔23Aが前後に貫通して一つずつ設けられている。
止水部材30は弾性変形可能な合成樹脂から形成され、図2に示すように、後方からみて電線導出面15に対応した長円の板状をなしている。止水部材30の板厚は、シールドブラケット20の周壁21の前後方向における内寸よりも僅かに大きくされている。図3に示すように、止水部材30の前面に設けられたハウジングシール面35および後面34は平坦面とされている。
止水部材30には、ハウジングシール面35から後面34に亘って貫通する2つの円形状の貫通孔32L、32Rからなる貫通孔群32が形成されている。各貫通孔32L,32Rの孔壁は、各電線2L,2Rに接触する電線シール面33L,33Rとされている。電線シール面33L,33Rとハウジングシール面35は、互いに直交している。以下において、図2に示すように、後面34のうち、2つの貫通孔32L、32Rを一括包囲する領域を一括包囲部34Aといい、貫通孔32Lと貫通孔32Rとの間の部分を電線間部34Bという。
止水部材30の外周面には、1条の外周リブ31が全周に亘って拡径方向に突出して形成されている。外周リブ31の外径は、シールドブラケット20の周壁21の内径よりも僅かに大きくされている。
シールドブラケット20は、図2に示すように、ボルト5が各取付孔23Aに挿通され、ナット4に螺合されることで、図1(A)に示すように、ハウジング10に対して取り付けられている。この状態においては、図1(B)に示すように、包囲壁25は電線導出部12の外周面12Aから隙間を隔てて外周面12Aを覆っている。周壁21は、前述のように電線導出面15よりも後方へ延びて配されており、その後端において後壁22がハウジング10の電線導出面15に対して隙間を隔てて配されている。電線導出面15と後壁22との隙間には、止水部材30が収容され、周壁21によって包囲されている。電線導出面15から導出された電線2L,2Rは、それぞれ止水部材30の貫通孔32L,32Rおよびシールドブラケット20の保持開口24L,24Rを通って、後方に延びている。
この状態において、止水部材30の電線シール面33は、図1(B)に示すように、各々電線2L,2Rに全周に亘って接触し、外周リブ31は周壁21に全周に亘って接触している。止水部材30のハウジングシール面35は、電線導出面15の導出包囲部15Bに対して全周に亘って直接接触し、後面34はシールドブラケット20の後壁22に直接接触している。より詳しくは、シールドブラケット20の後壁22のうち包囲接触部22Aが一括包囲部34Aに対して直接接触するとともに、電線間接触部22Bが電線間部34Bに対して直接接触している。これにより、電線導出孔14L,14Rの導出開口群15Aは、外方の水等から隔離された止水領域内に収容されている。
次に、コネクタ1の組み立て手順を例示する。
まず、図2に示すように、ハウジング10にインサート成形された電線導出面15から導出された電線2L,2Rをそれぞれ止水部材30の貫通孔32L,32Rに圧入する。次に、止水部材30の後面34から導出された電線2L,2Rをそれぞれシールドブラケット20の保持開口24L,24Rに挿通させてから、取付孔23Aにボルト5を挿通させ、ナット4に螺合する。
すると、螺合が進むにしたがって、シールドブラケット20の後壁22が止水部材30の後面34に当接し、止水部材30を電線導出面15に向かって押圧する。そして、ハウジングシール面35が電線導出面15に面接触したところで螺合が完了し、図1(A)に示すように、ハウジング10の電線導出面15とシールドブラケット20とによって画定される空間に止水部材30が収容されたコネクタ1が完成する。このとき、2つのボルト5、5の各ナット4、4への螺合状態が左右均等となるにつれて、包囲接触部22Aが止水部材30の一括包囲部34Aの全周に亘って均等に当接するとともに、電線間接触部22Bが電線間部34Bの両端に亘って均等に当接する。
以上の構成により、本実施形態のコネクタ1は、電線2と、電線導出面15を有し、前記電線2が前記電線導出面15から後方に導出されたハウジング10と、前記電線導出面15の外周位置から後方に延びる周壁21および前記周壁21の後端から縮径方向に延びる後壁22が設けられたシールド部材(シールドブラケット20)と、ハウジングシール面35および電線シール面33が互いに交差して設けられた止水部材30と、を備え、前記シールド部材20の後壁22は、前記止水部材30に接触することで前記ハウジングシール面35を前記電線導出面15に接触させ、前記シールド部材20の周壁21は、前記止水部材30に直接接触することで前記電線シール面33を前記電線2に接触させる。
この構成によれば、止水部材30のハウジングシール面35が電線導出面15に接触するとともに、ハウジングシール面35に対して交差して設けられた電線シール面33が電線導出面15から導出された電線2に接触するから、電線導出面15からハウジング10内に水等が浸入することを防ぐことができる。
また、シールド部材20の後壁22と周壁21が止水部材30に接触するから、止水部材30を電線導出面15および電線2に密着させて保持するための別部材が不要となる。これにより、コネクタ1を小型化することができる。
また、前記電線導出面15からは複数の電線2が導出され、前記止水部材30は、孔壁に前記電線シール面33が設けられ前記複数の電線2のうちの1つが各々に圧入された複数の貫通孔32L、32Rからなる貫通孔群32を備え、前記シールド部材20の後壁22は、前記複数の電線2を一括包囲して配され前記貫通孔群32の周囲に接触する包囲接触部22Aと、各電線2の間に配され前記複数の貫通孔32L、32Rの間に接触する電線間接触部22Bとを備える。
止水部材30のうち貫通孔群32の周囲に包囲接触部が接触する構成では、複数の貫通孔32L、32Rの間の部分が逃げるように変形し、電線2と止水部材30との間に隙間が生じる懸念がある。上記の構成によれば、止水部材30のうち複数の貫通孔32L、32Rの間の部分に電線間接触部22Bが接触するから、止水部材30の変形によって電線2と止水部材30との間に隙間が生じることを防ぐことができる。

また、前記電線2と前記ハウジング10とは、インサート成形により一体に形成されている。
電線2とハウジング10とがインサート成形により一体に形成されている場合は、電線2とハウジング10との隙間が水等の浸入を許容してしまう。上記の構成によれば、電線シール面33とハウジングシール面35とが互いに交差して設けられているから、ハウジング10内に水等が浸入することを防ぐことができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような形態で実施することが可能である。
(1)上記実施形態においては、電線導出面15から複数の電線2L,2Rが導出された構成としたが、電線の数はこれに限らず、1本のみでもよいし、3本以上でもよい。
(2)上記実施形態においては、止水部材30と後壁22とが対向して配される構成としたが、止水部材と後壁とは必ずしも対向しなくてもよい。例えば、後壁と止水部材との間に他の部材が配される構成としてもよい。
(3)上記実施形態においては、シールドブラケット20はハウジング10に固定される構成としたが、シールドブラケットの固定先はこれに限らず、例えばコネクタが取り付けられる機器の筐体に固定される構成としてもよい。
(4)上記実施形態においては、インサート成形により電線2をハウジング10内に配設していたが、予め電線挿通部に電線挿通孔を設けておき、この電線挿通孔に電線を挿通させる構成としてもよい。
(5)上記実施形態においては、ハウジング10の電線導出部12を後方に突出する形状としたが、電線導出部の形状はこれに限らず、例えば取付受部の後面と面一に電線導出面を設けてもよい。その場合、シールド部材の周壁は、例えば電線導出面の外周から取付受部の後面に沿って延出する平面形状としてもよい。
(6)上記実施形態においては、止水部材30のハウジングシール面35を平坦面としたが、ハウジングシール面は必ずしも平坦でなくてもよく、例えば貫通孔群を一括して包囲するように前方に突出した当接リブをハウジングシール面に設けてもよい。この場合、当接リブが電線導出面に当接することで、より確実に接圧を得ることができ、止水能力を向上させることができる。
1:コネクタ
2:電線
10:ハウジング
15:電線導出面
20:シールドブラケット(シールド部材)
21:周壁
22:後壁
22A:包囲接触部
22B:電線間接触部
30:止水部材
32:貫通孔群
32L、32R:貫通孔
33:電線シール面
35:ハウジングシール面

Claims (3)

  1. 電線と、
    電線導出面を有し、前記電線が前記電線導出面から後方に導出されたハウジングと、
    前記電線導出面の外周位置から後方に延びる周壁および前記周壁の後端から縮径方向に延びる後壁が設けられたシールド部材と、
    ハウジングシール面および電線シール面が互いに交差して設けられた止水部材と、を備え、
    前記シールド部材の後壁は、前記止水部材に接触することで前記ハウジングシール面を前記電線導出面に接触させ、前記シールド部材の周壁は、前記止水部材に直接接触することで前記電線シール面を前記電線に接触させるコネクタ。
  2. 前記電線導出面からは複数の電線が導出され、
    前記止水部材は、孔壁に前記電線シール面が設けられ前記複数の電線のうちの1つが各々に圧入された複数の貫通孔からなる貫通孔群を備え、
    前記シールド部材の後壁は、前記複数の電線を一括包囲して配され前記貫通孔群の周囲に接触する包囲接触部と、各電線の間に配され前記複数の貫通孔の間に接触する電線間接触部とを備える請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記電線と前記ハウジングとは、インサート成形により一体に形成されている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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