JP2017027712A - 防水パッキン部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】高水圧下等であっても高い防水性を発揮し得る防水パッキン部材(防水ゴム栓)を提供する。
【解決手段】コネクタハウジング1のキャビティ2と電線3との間の環状の隙間4に挿入され、キャビティ2の内周面2aと電線の外周面3aとにそれぞれ密着することで、環状の隙間4をシールする防水パッキン部材(防水ゴム栓)10において、外周と内周にシールリップ部13,14が形成されて、互いに軸方向に離間して配置された第1の環状シール体11及び第2の環状シール体12を一体の繋ぎ部20で連結し、この繋ぎ部20を2つの環状シール体11,12間の軸方向力の相互伝達を回避し得る低剛性の薄肉体として形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、主にコネクタに使用される防水パッキン部材に関するものである。
図7は、例えば、特許文献1に記載された従来の防水コネクタの一例の構成を示す断面図である。
この防水コネクタ200は、樹脂成形品よりなるコネクタハウジング201のキャビティ(端子収容孔)202の内部に、後方から端子204を挿入したものである。
キャビティ202の後半部202aには、端子204から後方へ延びる電線203と端子204の加締部や、前端部が端子204の後端部に加締固着された防水ゴム栓(防水パッキン部材)210が収容されている。
防水ゴム栓210は、電線203の挿通孔210aを中心部に有する筒状の一体成形品であり、電線203の外周に装着された状態でキャビティ202の後半部202aに挿入されている。
この防水ゴム栓210は、外周や内周に複数の環状のシールリップ部213,214を有しており、これら環状のシールリップ部213,214を、キャビティ202の内周や電線203の外周に密着圧接させることで、電線203とキャビティ202の内壁との間の環状の隙間をシールしている。
また、図8(a),(b)及び図9は、特許文献2に記載された従来の防水ゴム栓の構成を示している。
図8(a)は、防水ゴム栓310の後端部に弱い水圧(軸方向力)Pが作用するのみであるために特に防水ゴム栓310が軸方向に圧縮されていない状態を示し、図8(b)は、防水ゴム栓310の後端部に強い水圧(軸方向力)Pが作用することにより、防水ゴム栓310が軸方向に圧縮されている状態をそれぞれに示す断面図である。また、図9は、防水ゴム栓310の斜視図である。
この防水ゴム栓(防水パッキン部材)310は、図8(a),(b)に示すように、コネクタハウジング301のキャビティ302内に挿入される電線303の外周に予め装着されて、キャビティ302内に電線303と共に挿入される。これにより、電線303の外周とキャビティ302の内周との間の環状の隙間をシールする。
この防水ゴム栓310は、外周と内周に複数の環状凸部よりなるシールリップ部313,314を有する環状シール部311と、この後部に弾性変形可能なクッション部340を介して連結された防護壁330と、を備えている。この防護壁330とシール部311は、クッション部340と一体に形成されており、これにより、全体が一体の筒状の成形品として構成されている。
環状シール部311は、環状のシールリップ部313,314をキャビティ302の内周や電線302の外周に密着させることで、電線303の外周とキャビティ302の内周との間の環状の隙間をシールする。
防護壁330は、キャビティ302の開口面304とシール部311との間に位置してキャビティ302内をほぼ閉塞し、外部から水圧(外圧)を受けた場合に、姿勢を保持した状態で、キャビティ302の開口面304側からシール部311側に移動することができるようになっている。
特開2012−123963号公報 特開2014−44862号公報
ところで、高圧洗浄等の高い水圧を受ける環境に、前述した図7や図8及び図9に示した従来の防水ゴム栓210,310が晒された場合、防水ゴム栓210,310の後端部に高い水圧(外力)が作用することがある。こうした場合、キャビティ202,302の内周面と各環状のシールリップ部213,214,313,314との隙間をぬってキャビティ202,302内部に水が浸入し、所定の防水性が損なわれるおそれがある。
この点、図8及び図9に示す防水ゴム栓310では、キャビティ302の開口面304に高圧洗浄水等がかかると、その水圧を受けた防護壁330が姿勢を保持しつつシール部311側に移動し、シール部311が直接水圧の影響を受けないようにしている。
しかしながら、防護壁330自体にはシールリップ部が形成されていないため、防護壁330によるシール性はあまり期待されておらず、このため、防護壁330の周囲の微小隙間をぬって高圧水がシール部311に到達する可能性があり、高水圧に対するシール性を必ずしも高く維持できないおそれがある。
本発明は、上記事情を考慮し、高水圧下等であっても高い防水性を発揮し得る防水パッキン部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明の防水パッキン部材は、外周側部材と内周側部材との間の環状の隙間に挿入され、前記外周側部材の内周面と前記内周側部材の外周面とにそれぞれ密着することで、前記環状の隙間をシールする弾性材料製の筒状の防水パッキン部材において、それぞれ外周または内周の少なくとも一方に、前記外周側部材または前記内周側部材に圧接する環状凸部よりなるシールリップ部が形成されて、互いに軸方向に離間して配置された第1の環状シール体及び第2の環状シール体と、これら第1の環状シール体及び第2の環状シール体に一体に形成されて前記第1の環状シール体及び第2の環状シール体を互いに連結する繋ぎ部と、を有し、前記繋ぎ部が、前記第1の環状シール体と第2の環状シール体との間の軸方向力の相互伝達を回避し得る低剛性の薄肉体として形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の防水パッキン部材であって、前記外周側部材にコネクタハウジングが相当すると共に、前記内周側部材に電線が相当し、前記コネクタハウジングのキャビティに挿入される前記電線の外周面に装着され、前記電線が前記キャビティに挿入されることで、前記電線の外周面と前記キャビティの内周面との間の環状の隙間に挿入されて当該隙間をシールする防水栓として構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の防水パッキン部材であって、前記外周側部材に第1のコネクタハウジング部材が相当すると共に、前記内周側部材に、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面に嵌合される第2のコネクタハウジング部材が相当し、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面または前記第2のコネクタハウジング部材の外周面に装着され、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面に前記第2のコネクタハウジング部材が挿入されることで、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面と前記第2のコネクタハウジング部材の外周面との間の環状の隙間に挿入されて当該隙間をシールするコネクタパッキンとして構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1の環状シール体と第2の環状シール体とを繋ぐ繋ぎ部が、軸方向力の相互伝達を回避し得る低剛性の薄肉体として構成されているので、両シール体は単に一体に繋ぎ止められているだけである。つまり、第1の環状シール体と第2の環状シール体とがお互いに軸方向力を及ぼし合わない関係に保たれていることで、両シール体が、それぞれに分離独立した2つの環状シール体としての挙動を示す。
例えば、一方の環状シール体に外力(高水圧)が作用した場合にも、繋ぎ部は自由に弛んだり伸びたりするだけであり、他方の環状シール体にその外力(高水圧)の影響が及ばないようにすることができる。このため、完全に二段構えでシール性能を発揮することができるようになり、全体としてのシール性を高めることができる。
なお、2つの環状シール体が、軸方向力を相互伝達し得るように一体化されている場合は、一方の環状シール体に作用する外力の影響で、他方の環状シール体が変形する可能性があり、これにより、シール性が低下してしまうことがある。
しかし、2つの環状シール体が、それぞれ分離独立して設けられている場合は、二段構えのシール構造となる。このため、シール性が高くなると考えられる。従って、本発明では、第1と第2の2つの環状シール体が、お互いに分離独立したシール体と同じ挙動を示すことになるので、全体としてのシール性が高まる。
また、本発明によれば、繋ぎ部により第1の環状シール体と第2の環状シール体とが連結されているので、一体部材として取り扱うことができて、取り扱いがやりやすくなる。
請求項2の発明によれば、コネクタハウジングのキャビティに挿入した電線とコネクタハウジングとの間のシール性を向上させることができる。従って、コネクタハウジングに高圧水が当たっても、コネクタハウジング内部の防水性を高く維持することができる。
請求項3の発明によれば、第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングの嵌合部のシール性を向上させることができる。従って、コネクタハウジングに高圧水が当たっても、コネクタハウジング内部の防水性を高く維持することができる。
本発明の実施形態の防水ゴム栓の断面図であり、(a)は繋ぎ部が弛んでいる状態を示す図、(b)は繋ぎ部が伸びた状態を示す図である。 本発明の実施形態に対する比較例を示す図で、(a)は2つの環状シール部が剛性の高い厚肉の繋ぎ部で連結されている防水ゴム栓を示す断面図、(b)は2つの環状シール部が互いに分離独立している防水ゴム栓を示す断面図である。 図1における繋ぎ部が、円筒薄肉状に形成されている防水ゴム栓の例を示す斜視図である。 図1における繋ぎ部が、複数の薄肉帯板を円周方向に間隔的に配列して構成されている防水ゴム栓の例を示す斜視図である。 図1における繋ぎ部が、多数の孔を穿設した円筒薄肉体で構成されている防水ゴム栓の例を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態の防水ゴム栓を示す断面図である。 従来の防水ゴム栓を備えた防水コネクタの断面図である。 別の従来の防水ゴム栓の構成図で、(a)は防水ゴム栓の後端部に弱い水圧(軸方向力)が作用するのみであるために特に防水ゴム栓が軸方向に圧縮されていない状態を示す図、(b)は防水ゴム栓の後端部に強い水圧(軸方向力)が作用することにより防水ゴム栓が軸方向に圧縮されている状態をそれぞれに示す断面図である。 図8に示した防水ゴム栓の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の防水ゴム栓の断面図であり、図1(a)は繋ぎ部が弛んでいる状態を示す図、図1(b)は繋ぎ部が伸びた状態を示す図、図2は、実施形態に対する比較例を示す図で、図2(a)は2つの環状シール部が剛性の高い厚肉の繋ぎ部で連結されている防水ゴム栓を示す断面図、図2(b)は2つの環状シール部が互いに分離独立している防水ゴム栓を示す断面図である。また、図3〜図5は、繋ぎ部の構成例を示す斜視図である。
図1に示す実施形態の防水パッキン部材は、外周側部材であるコネクタハウジング1と内周側部材である電線3との間の環状の隙間4に挿入される弾性材料製の筒状の防水ゴム栓10である。
この防水ゴム栓10は、コネクタハウジング1のキャビティ2の内周面2aと電線3の外周面3aとにそれぞれ密着することで、キャビティ2と電線3の間の環状の隙間4をシールするもので、ゴムで筒状に一体成形されている。ゴム以外の材料としては、エラストマーやその他の軟質樹脂等を採用することができる。
この防水ゴム栓10は、第1と第2の2つの環状シール体11,12を有している。各環状シール体11,12は、それぞれ外周及び内周に、キャビティ2の内周面2a及び電線3の外周面3aに密着圧接する環状凸部よりなる1条のシールリップ部13,14を有している。
そして、2つの環状シール体11,12は、互いに軸方向に離間して配置された上で、これら第1の環状シール体11及び第2の環状シール体12に一体に形成された繋ぎ部20によって互いに連結されている。
この場合の繋ぎ部20は、第1の環状シール体11と第2の環状シール体12との間の軸方向力の相互伝達を回避し得る程度に低剛性化された薄肉体として形成されている。
このように、第1の環状シール体11と第2の環状シール体12とを繋ぐ繋ぎ部20が軸方向力の相互伝達を回避し得る低剛性の薄肉体として構成されているので、両環状シール体11,12は単に一体に繋ぎ止められているだけである。
つまり、第1の環状シール体11と第2の環状シール体12とがお互いに軸方向力を及ぼし合わない関係に保たれていることで、両環状シール体11,12がそれぞれに分離独立した2つのシール体としての挙動を示すことになる。
例えば、一方の環状シール体11(12)に外力(水圧P)が作用した場合にも、図1(a),(b)に示すように、繋ぎ部20は自由に弛んだり伸びたりするだけであり、他方の環状シール体12(11)にその外力の影響が及ばないようにすることができる。このため、完全に二段構えでシール性能を発揮することができるようになり、全体としてのシール性を高めることができる。
この点を、図2(a),(b)の比較例を参照して説明する。
例えば、図2(a)に示すように、2つの環状シール体11,12が、剛性の大きな肉厚の繋ぎ部120で繋がれている防水ゴム栓110Aの場合は、軸方向力を相互伝達し得るように一体化されていると見なすことができる。
従って、この防水ゴム栓110Aでは、一方の環状シール体12に作用する外力(水圧P)の影響で他方の環状シール体11が変形する可能性がある。この結果、シール性が低下してしまうことがあると考えられる。
これに対し、図2(b)に示すように、2つの環状シール体11,12が、それぞれ分離独立して設けられている防水ゴム栓110B,110Bの場合は、二段構えのシール構造となる。このため、シール性が高くなると考えられる。しかしながら、2つの環状シール体11,12が分離独立していると、取り扱いが面倒になる。
この点、本実施形態の防水ゴム栓10は、第1と第2の2つの環状シール体11,12が、単に低剛性の繋ぎ部20で繋がれているだけであるので、図2(b)に示すお互いに分離独立したシール体と同じ挙動を示すことになる。このため、全体としてのシール性が高まる。
また、繋ぎ部20によって第1の環状シール体11と第2の環状シール体12とが互いに連結されているので、全体を一体部材として取り扱うことができて、取り扱いがやりやすくなる。
以上のように、本実施形態の防水ゴム栓10によれば、コネクタハウジング1のキャビティ2に挿入した電線3とコネクタハウジング1(キャビティ2の内周面2a)との間の隙間4のシール性を向上させることができるので、コネクタハウジング1に高圧水が当たっても、コネクタハウジング1内部の防水性を高く維持することができる。
ところで、上述した繋ぎ部20の構成は、例えば、図3〜図5に示す防水ゴム栓10A,10B,10Cのように色々変形可能である。
図3に示す防水ゴム栓10Aでは、繋ぎ部20Aが円筒薄肉状に形成されている。
また、図4に示す防水ゴム栓10Bでは、繋ぎ部20Bが複数の薄肉帯板を円周方向に間隔的に配列して構成されている。
また、図5に示す防水ゴム栓10Cでは、繋ぎ部20Cが多数の円孔24を穿設した円筒薄肉体23で構成されている。
なお、上記実施形態では、各環状シール体11,12の内外周にそれぞれ1条ずつのシールリップ部13,14が設けられている場合を示したが、図6に示す防水ゴム栓10Eのように、各環状シール体11,12の内外周にそれぞれ2条のシールリップ部13,14が形成されていてもよい。シールリップ部13,14の条数は何本でもよい。この防水ゴム栓10Eでは、環状シール体11の前部に端子40との加締部15が設けられている。
また、内外周の両方にシールリップ部13,14が形成されていなくてもよく、内周か外周のいずれか一方にのみシールリップ部が形成されている場合でもよい。
また、上記実施形態では、第1の環状シール体11と第2の環状シール体12の2つを繋ぎ部20で繋いだ例を示したが、環状シール体の数を更に増やして直列に繋ぎ部で繋いでもよい。
また、上記実施形態では、防水パッキン部材の例として防水ゴム栓を示したが、本発明の防水パッキン部材をコネクタパッキンに適用することもできる。
この場合は、外周側部材に第1のコネクタハウジング部材が相当すると共に、内周側部材に、第1のコネクタハウジング部材の内周面に嵌合される第2のコネクタハウジング部材が相当し、第1のコネクタハウジング部材の内周面または第2のコネクタハウジング部材の外周面にコネクタパッキンを装着する。
そして、第1のコネクタハウジング部材の内周面に第2のコネクタハウジング部材を挿入することで、第1のコネクタハウジング部材の内周面と第2のコネクタハウジング部材の外周面との間の環状の隙間にコネクタパッキンを配置し、これにより、当該隙間をシールする。
このように、本発明の防水パッキン部材をコネクタパッキンとして適用することで、第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングの嵌合部のシール性を向上させることができる。従って、コネクタハウジングに高圧水が当たっても、コネクタハウジング内部の防水性を高く維持することができる。
また、本発明の防水パッキン部材は、外周側部材と内周側部材との間の環状の隙間に挿入され、外周側部材の内周面と内周側部材の外周面とにそれぞれ密着することで、前記環状の隙間をシールするパッキン材として、上記の実施形態に限定されずに広く適用できるものである。
1 コネクタハウジング(外周側部材)
2 キャビティ
2a キャビティの内周面(外周側部材の内周面)
3 電線(内周側部材)
3a 電線の外周面
4 環状の隙間
10 防水ゴム栓(防水パッキン部材)
10A,10B,10C,10E 防水ゴム栓(防水パッキン部材)
11 第1の環状シール体
12 第2の環状シール体
13,14 シールリップ部
20 繋ぎ部
20A,20B,20C 繋ぎ部

Claims (3)

  1. 外周側部材と内周側部材との間の環状の隙間に挿入され、前記外周側部材の内周面と前記内周側部材の外周面とにそれぞれ密着することで、前記環状の隙間をシールする弾性材料製の筒状の防水パッキン部材において、
    それぞれ外周または内周の少なくとも一方に、前記外周側部材または前記内周側部材に圧接する環状凸部よりなるシールリップ部が形成されて、互いに軸方向に離間して配置された第1の環状シール体及び第2の環状シール体と、これら第1の環状シール体及び第2の環状シール体に一体に形成されて前記第1の環状シール体及び第2の環状シール体を互いに連結する繋ぎ部と、を有し、前記繋ぎ部が前記第1の環状シール体と第2の環状シール体との間の軸方向力の相互伝達を回避し得る低剛性の薄肉体として形成されていることを特徴とする防水パッキン部材。
  2. 請求項1に記載の防水パッキン部材であって、
    前記外周側部材にコネクタハウジングが相当すると共に、前記内周側部材に電線が相当し、前記コネクタハウジングのキャビティに挿入される前記電線の外周面に装着され、前記電線が前記キャビティに挿入されることで、前記電線の外周面と前記キャビティの内周面との間の環状の隙間に挿入されて当該隙間をシールする防水栓として構成されていることを特徴とする防水パッキン部材。
  3. 請求項1に記載の防水パッキン部材であって、
    前記外周側部材に第1のコネクタハウジング部材が相当すると共に、前記内周側部材に前記第1のコネクタハウジング部材の内周面に嵌合される第2のコネクタハウジング部材が相当し、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面または前記第2のコネクタハウジング部材の外周面に装着され、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面に前記第2のコネクタハウジング部材が挿入されることで、前記第1のコネクタハウジング部材の内周面と前記第2のコネクタハウジング部材の外周面との間の環状の隙間に挿入されて当該隙間をシールするコネクタパッキンとして構成されていることを特徴とする防水パッキン部材。
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