JP2009015725A - 来訪者情報収集システム - Google Patents

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愛一郎 佐々木
Tsutomu Mizota
勉 溝田
Mitsuru Shinagawa
満 品川
Yuichi Kado
門  勇一
Toshiaki Asahi
利彰 朝日
Yutaka Nishino
豊 西野
Seiji Yabe
誠司 矢部
Tomoyoshi Sugata
知義 菅田
Junzo Yamada
順三 山田
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Abstract

【課題】大多数の来訪者が集まるような展示会場において煩雑な操作を不要としつつ来訪者の情報を収集する。
【解決手段】発信装置100により予め記憶しておいた来訪者情報に基づく電界を電界伝達媒体である来訪者の人体に誘起させる一方で展示物の展示スペースに設けられた受信装置200により人体に誘起された電界を検出して情報を受信する。これにより、展示物の見学に際し発信装置100を保持した来訪者が展示スペースに立つだけで来訪者情報を自動的に伝送することができるので、情報の読み取り操作無しで来訪者情報を収集することができる。また、管理室の来訪者情報データベース400は来訪者情報に来訪者が見学した展示物の情報を関連付けて格納することで統計データとして有効利用することができる。
【選択図】図1(a)

Description

本発明は、大多数の来訪者が集まるような展示会場において来訪者の情報を収集する技術に関する。
従来、展示会などの大多数の来訪者が集まるような会場において来訪者の情報を収集する方法としては名刺交換により来訪者の情報を収集していた。図11は、従来の展示会場の構成の一例を概略的に示している。展示会場では、出展会社毎に展示ブースが設けられる。ここではA社、B社、C社の3社の展示ブースが設けられており、A社の展示ブースには6つの展示物a〜展示物fが展示されている。展示会の来場者は、展示会の運営者と、出展会社の関係者と、展示会を見学する来訪者とに大別される。展示会の運営者は来訪者の入場管理、出展会社は自社展示ブースを見学した来訪者の情報収集、来訪者は各社の展示情報の収集を行う。
一般に、展示会の運営者は、予め展示会への参加者を募集し、申込者の集計を行う。このとき来訪者となる申込者の氏名、所属会社、所属組織、役職、連絡先等の属性を申込書に記入してもらい、これらのデータをデータベースに登録しておく。一方、登録後は参加証を発行し、予め参加者に配布、若しくは当日入場時に配布する。展示会場では、出展会社は来訪者に対してパンフレットを配布すると共に名刺を要求する。収集した名刺の情報はデータベースに登録し、展示会後の営業などのマーケティング活動に生かされる。一方、展示会の見学者(来訪者)は、必要に応じて名刺を配布すると共にパンフレットを収集する。収集したパンフレットなどの情報は商品開発や事業運営に生かされる。
近年では、参加証に参加者の情報が記述されたバーコードを印刷しておき、バーコードリーダーで読み取ることで来訪者の情報を収集する技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。その他にも、RFID(Radio Frequency Identification)タグ技術を利用する方法がある。この方法は、展示会場に多数の来訪者が集まり密集した場合には混信、或いは混入が発生しやすくなるため、収集時には非接触ICカードのように参加証を手に持ってカードリーダーの上にかざす必要がある。
特開2005−11073号公報
しかしながら、従来の来訪者情報を収集する方法では、来訪者は相当数の名刺を用意して、名刺の配布・交換の機会が多く煩わしいという問題がある。これに対し、バーコード方式の場合には出展会社の担当者がバーコードリーダーを操作する必要があり、また、RFID方式の場合には来訪者が身に着けた参加証を手に持ってカードリーダーにかざす必要があるためいずれの場合も操作が煩雑であるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、大多数の来訪者が集まるような展示会場において煩雑な動作を不要としつつ来訪者の情報を収集することを課題とする。
本発明に係る来訪者情報収集システムは、発信装置を保持した展示会の来訪者の情報を収集する来訪者情報収集システムであって、発信装置は、来訪者の情報を予め記憶しておく記憶手段と、記憶手段から来訪者情報を読み出すと共に電界伝達媒体としての来訪者の人体に当該来訪者情報に基づく電界を誘起させる電界送信手段とを備え、展示物の展示スペースに設けられ、その展示物を見学している来訪者の人体に誘起された電界を検出して前記来訪者情報を受信する電界受信手段と、電界受信手段が受信した来訪者情報に展示物の情報を関連付けて格納するデータベースとを備えることを特徴とする。尚、本発明における電界伝達媒体とは、電界を伝達可能な媒体を指し、例えば生体、誘電体、電極の材料となる導電性の高い金属など、絶縁体などが含まれる。
本発明にあっては、発信装置の電界送信手段により予め記憶しておいた来訪者情報に基づく電界を電界伝達媒体である来訪者の人体に誘起させる一方で展示物の展示スペースに設けられた電界受信手段により人体に誘起された電界を検出して情報を受信する。これにより、展示物の見学に際し発信装置を保持した来訪者が展示スペースに立つ又は手で触れるだけで来訪者情報を自動的に伝送することができるので、情報の読み取り操作無しで来訪者情報を収集することができる。また、データベースは来訪者情報に来訪者が見学した展示物の情報を関連付けて格納することで統計データとして有効利用することができる。
上記来訪者情報収集システムにおけるデータベースは、来訪者情報に、電界受信手段が前記来訪者情報の受信を開始した時刻と受信が終了した時刻に関する時間情報を関連付けて格納することを特徴とする。
本発明にあっては、電界受信手段が来訪者情報の受信を開始した時刻と受信が終了した時刻に関する時間情報を来訪者情報に関連付けて格納することで、来訪者が見学の際に展示スペースに滞在した時間を統計データとして有効利用することができる。
上記来訪者情報収集システムは、配布物を配布するためのスペースに設けられ、その配布物が配布される来訪者の人体に誘起された電界を検出して前記来訪者情報を受信する電界受信手段と、電界受信手段が受信した来訪者情報を表示する表示手段と、表示手段が表示した来訪者情報を有する来訪者に配布物が配布されたか否かを示す配布記録の入力を受け付ける入力受付手段とを更に備え、上記データベースは、来訪者情報に、入力受付手段が受け付けた配布記録を関連付けて格納することを特徴とする。
本発明にあっては、配布物の配布スペースに設けられた電界受信手段により来訪者の人体に誘起された電界を検出して来訪者情報を受信することで、来訪者は配布物を受け取るのみで名刺の配布行為を行う必要がない。更に、来訪者情報を有する来訪者に配布物が配布されたか否かを示す配布記録の入力を受け付けて来訪者情報に関連付けて格納することで、担当者は配布物を渡すのみで名刺要求や情報の読み取り操作無しで単純な入力操作で配布記録を入力できると共に、配布物の在庫状況を管理でき統計データとして有効利用することができる。
上記来訪者情報収集システムは、上記データベースから来訪者情報を読み出して無線送信する無線送信手段と、無線送信手段が送信した来訪者情報を受信すると共にその来訪者情報を表示可能な携帯情報端末とを更に備えること特徴とする。
本発明にあっては、無線送信手段によりデータベースから来訪者情報を読み出して無線送信し、携帯情報端末により無線送信手段が送信した来訪者情報を受信すると共にその来訪者情報を表示することで、説明担当者は来訪者情報をリアルタイムで閲覧することができるので迅速かつ正確な対応が可能となる。更に、必ずしも説明担当者を展示物毎に配置する必要が無いので人的資源を有効活用することができる。
本発明によれば、大多数の来訪者が集まるような展示会場において煩雑な操作を不要としつつ来訪者情報の収集が可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る来訪者情報収集システム1の構成を示す概略図である。同図(a)は展示会場の全体構成を示している。展示会場には、入口と出口に加え、展示会の出展会社毎に展示ブースが設けられる。ここではA社の展示ブースに6つの展示物a〜展示物fが展示されている。展示物毎には、来訪者情報を受信する受信装置200a〜受信装置fが設けられる。
管理室には来訪者情報を管理する管理サーバ300と、来訪者情報データベース400と、登録情報データベース500と、展示情報データベース600とが配置される。管理サーバはLANなどのネットワークを介して展示会場の受信装置200a〜受信装置fと通信可能であり、管理室の来訪者情報データベース400、登録情報データベース500、及び展示情報データベース600にアクセス可能な構成とする。管理サーバ300は、制御装置、演算装置、記憶装置などの要素と、出力装置としてのモニタ301と、入力装置としてのキーボード302と、時刻情報を取得可能な時計機能を備えたパーソナルコンピュータ(PC)などの情報機器であり、例えば展示会の運営者により操作されるものとする。
来訪者情報データベース400は来訪者情報に展示物の情報を関連付けて格納するためのものである。登録情報データベース500は発信装置のID情報とその発信装置を保持する来訪者の属性情報とを一対一で対応させてリスト化した情報を予め格納しておくためのものである。展示情報データベース600は受信装置のID情報と受信装置が設けられた展示スペースの展示物の情報とを一対一で対応させてリスト化した情報を予め格納しておくためのものである。
同図(b)は展示物を見学するための展示スペースの構成を示している。発信装置100は、展示会に訪れた来訪者に装着され来訪者情報を発信する携帯型の発信装置である。受信装置200は、展示スペースの床に設けられ、展示台の上に展示された展示物を見学している来訪者の人体を介して来訪者情報を受信する。尚、このような人体を介して通信を行う人体通信技術は、例えば特開2001−352298号公報及び特開2006−81111号公報に記載の技術に基づいて実現可能である。
以下、来訪者情報収集システム1における発信装置100と受信装置200の構成について具体的に説明する。図2は、発信装置100を概略的に示した構成図である。同図に示すように、発信装置100は、ID情報記憶部102と、電界送信部103と、送信電極104と、誘電体膜105と、ID情報入力部101とを備える。また、発信装置100は上記各部を駆動させるための電池など図示しないバッテリを備えた携帯可能な構成であり、来訪者毎に配布される。
ID情報記憶部102は来訪者情報を予め記憶しておく。ここでは来訪者情報として発信装置100自身を識別するための固有のID情報を予め記憶しておく。ID情報は例えば発信装置100の製造時に書き込まれるものとする。ID情報入力部101はID情報入力端子から入力されたID情報をID情報記憶部102に書き込むためのものであり、ID情報が発信装置100の出荷後に書き込まれる場合に使用される。本実施の形態では、発信装置100に来訪者情報としてID情報のみを予め記憶しておき、登録情報データベース500に発信装置のID情報とその発信装置を保持する来訪者の属性情報とを一対一で対応させて予め格納しておく。このように来訪者の個人情報である属性情報はデータベースで一括して管理される。
電界送信部103は、ID情報記憶部102から来訪者情報としてのID情報を読み出すとともに、この情報を含んだ送信データを送信電極104に供給し、送信電極104を介して来訪者の人体に送信データに基づく電界を誘起させ、この電界を伝達させる。ID情報の送信は例えば一定の時間間隔で行われる。送信電極104は電流が来訪者の体内に流れるのを防止するために絶縁性の誘電体膜105で表面が覆われている。
このようにして発信装置100は、電界を電界伝達媒体に誘起し、この誘起した電界を用いて来訪者情報としてのID情報の送信を行う。ここで電界伝達媒体とは、電界を伝達可能な媒体を指し、例えば生体、誘電体、電極の材料となる導電性の高い金属など、絶縁体などが含まれる。
図3は、受信装置200を概略的に示した構成図である。同図に示すように、受信装置200は、展示物の展示スペースの床に埋め込む、或いは床の上に敷くことにより設置された誘電体シート201と、受信電極202と、受信回路203と、ID情報記憶部204と、ID情報送信回路205と、I/O回路208とを備える。このような構成において、シート201を介して来訪者の人体に誘起されてくる電界を、受信電極202で検出し、この電界を受信回路203の電界検出部206で検出して電気信号に変換する。そして、この電気信号は、信号処理回路207で増幅、雑音除去などの信号処理を施され、ID情報送信回路205に出力される。このようにして受信装置200は電界伝達媒体に誘起された電界を検出して発信装置100から送信された来訪者情報としてのID情報を受信する。更に、ID情報送信回路205は発信装置100のID情報が入力された際にID情報記憶部204から受信装置のID情報を読み出して、読み出した受信装置のID情報を発信装置100のID情報と共に入出力(I/O)回路208からネットワークを介して管理室の管理サーバ300に出力する。
次に、来訪者情報収集システム1により展示会の来訪者の情報を収集する手順について説明する。まず、展示会に先立って登録情報データベース500、展示情報データベース600を作成する。登録情報データベース500については、事前にインターネットなどの各種メディアを通じて展示会への参加を受け付けて、申込者により記入された参加申込書を基にして、参加申込者の属性情報(氏名、所属など)をリスト化しておく。そして、図4に示すように、事前に申し込み手続きを完了している来訪者に配布する発信装置のID情報(TX01,TX02、・・・)及び管理番号(1,2・・・)と、その発信装置が配布される参加申込者の属性情報とを一対一で対応させてリスト化した情報を登録情報データベース500として格納する。展示会当日の参加申込手続き者に対しては少なくとも管理番号と来訪者との対応付けを記録して発信装置を配布する。例えばデータベースの氏名・属性の欄には『未登録』としておき後から情報の入力を行う。
展示情報データベース600については、例えば出展会社の展示ブース毎に展示される展示物の展示情報を事前にリスト化しておく。そして、図5に示すように、受信装置のID情報(RX01〜RX06)及び管理番号(1〜6)と展示物の名称(展示物a〜展示物f)などを示す展示情報とを一対一で対応させてリスト化した情報を展示情報データベース600として格納する。
次に、来訪者情報収集システム1における具体的な処理の流れについて図6のフローチャートも参照しながら説明する。
ステップ1:受信装置200により発信装置100から来訪者の人体を介して送信されたID情報を受信する。発信装置100を保持した来訪者としての見学者が展示物の見学に際し展示スペースに設けられた受信装置200のシート201上に立ったとき、発信装置100により予め記憶しておいたID情報に基づく電界が来訪者の人体に誘起され、受信装置200により人体に誘起された電界が検出されID情報が受信される。このように来訪者情報を読み取り操作無しで自動的に伝送することができる。受信装置200は、受信した発信装置のID情報と共に受信装置自身のID情報を管理サーバ300に送信する。
ステップ2:管理サーバ300により、発信装置及び受信装置のID情報を受信した時刻に関する時刻情報を取得する。ここでは管理サーバ300が発信装置及び受信装置のID情報の受信を開始した時刻を来訪者が展示物の見学を開始した時刻とし、受信が終了した時刻を展示物の見学が終了した時刻とする。
ステップ3:管理サーバ300により、データベースからそれぞれのID情報に対応した情報を取得する。ここでは登録情報データベース500を参照して、発信装置のID情報から発信装置の持ち主である来訪者の属性情報を読み出すと共に、展示情報データベース600を参照して、受信装置のID情報から来訪者が見学した展示物の展示情報を読み出す。
ステップ4:ステップ3で取得した情報を来訪者情報データベース400へ格納する。図7は来訪者情報データベースに格納された情報の一例を示している。ここでは来訪者の属性情報毎に見学した展示物の展示情報が格納されている。これにより来訪者がどのような種類の展示物に興味を持っているか、嗜好などを履歴情報として集計することができるので、展示会後の営業活動などに役立てることができる。このように来訪者の属性情報に来訪者が見学した展示物の情報を関連付けて記憶しておくことで統計データとして有効利用することができる。
更に、図7ではステップ2で取得した来訪者の見学者の開始時刻と終了時刻が、来訪者が見学した展示情報に関連付けて格納されている。これにより来訪者が見学の際に展示スペースに滞在した時間を統計データとして有効利用することができる。
したがって、第1の実施の形態によれば、発信装置100により予め記憶しておいた来訪者情報に基づく電界を電界伝達媒体である来訪者の人体に誘起させる一方で展示物の展示スペースに設けられた受信装置200により人体に誘起された電界を検出して情報を受信する。これにより、展示物の見学に際し発信装置100を保持した来訪者が展示スペースに立つだけで来訪者情報を自動的に伝送することができるので、情報の読み取り操作無しで来訪者情報を収集することができる。また、管理室の来訪者情報データベース400は来訪者情報に来訪者が見学した展示物の情報を関連付けて格納することで統計データとして有効利用することができる。よって大多数の来訪者が集まるような展示会場において煩雑な操作を不要としつつ来訪者情報の収集が可能となる。
更に、第1の実施の形態によれば、受信装置200が来訪者情報の受信を開始した時刻と受信が終了した時刻に関する時間情報を来訪者情報に関連付けて記憶しておくようにしたことで、来訪者が見学の際に展示スペースに滞在した時間を統計データとしての来訪者情報に反映させることが可能となる。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る来訪者情報収集システムの構成は、第1の実施の形態で説明したものと基本的な構成は同様である。以下では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第1の実施の形態と異なる点は、図8の構成図に示すように、パンフレットや記念品などの配布物を配布するための受付スペースにおいて、来訪者の人体に誘起された電界を検出して来訪者情報を受信する受信装置200gと、受信装置200gが受信した来訪者情報を表示するためのモニタ301b、モニタ301bが表示した来訪者情報を有する来訪者に配布物が配布されたか否かを示す配布記録の入力を受け付けるためのキーボード302bとを設ける点である。ここでモニタ301bとキーボード302bは、管理室に配置されたモニタ301aとキーボード302aと共に、管理サーバ300の出力装置と入力装置として機能するものとし、受付担当者によって操作されるものとする。これにより、受信装置200gにより来訪者の人体に誘起された電界を検出して来訪者情報を受信することで、来訪者は配布物を受け取るのみで名刺の配布行為を行う必要がない。また、担当者は配布物を渡すのみで名刺要求や情報の読み取り操作を行うことなく単純な入力操作で配布記録を入力できる。
更に、図9のチャート図に示すように、管理サーバ300により、来訪者情報データベース400には、キーボード302bにより入力を受け付けた配布記録が、第1の実施の形態で示した来訪者情報に関連付けて格納される。これにより、配布物の在庫状況を管理でき統計データとして有効利用することができる。
したがって、第2の実施の形態によれば、受付スペースに設けられた受信装置200gにより来訪者の人体に誘起された電界を検出して来訪者情報を受信することで、来訪者は配布物を受け取るのみで名刺の配布行為を行う必要がない。更に、管理サーバ300により来訪者情報を有する来訪者に配布物が配布されたか否かを示す配布記録の入力を受け付けて来訪者情報に関連付けて格納することで、第1の実施の形態に係る効果に加えて、担当者は配布物を渡すのみで名刺要求や情報の読み取り操作無しで単純な入力操作で配布記録を入力できると共に、配布物の在庫状況を管理でき統計データとして有効利用することができる。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る来訪者情報収集システムの構成は、第1の実施の形態で説明したものと基本的な構成は同様である。以下では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第1の実施の形態と異なる点は、図10に示すように、管理サーバ300の来訪者情報データベース400から来訪者情報を読み出して無線送信する無線LAN装置700と、無線LAN装置700が送信した来訪者情報を受信すると共にその訪者情報を表示可能な携帯情報端末(PDA)800とを更に備える点である。
このような構成としたことで、説明担当者は来訪者情報をリアルタイムで閲覧することができるので迅速かつ正確な対応が可能となる。更に、必ずしも説明担当者を展示物毎に配置する必要が無いので人的資源を有効活用することができる。
したがって、第3の実施の形態によれば、無線LAN装置700により来訪者情報データベース400から来訪者情報を読み出して無線送信し、携帯情報端末800により無線LAN装置700が送信した来訪者情報を受信すると共にその来訪者情報を表示することで、第1の実施の形態に係る効果に加えて、説明担当者は来訪者情報をリアルタイムで閲覧することができるので迅速かつ正確な対応が可能となる。更に、必ずしも説明担当者を展示物毎に配置する必要が無いので人的資源を有効活用することができる。
[変形例]
尚、上記各実施の形態では、発信装置100には来訪者情報としてID情報のみを記憶しておき、管理室において登録情報データベース500に発信装置のID情報とその発信装置の持ち主である来訪者の属性情報とを一対一で対応させて予め格納しておくような構成としたが、これに限られるものではなく、参加者の申込み手続きが完了した時点で発信装置100にID情報だけでなく参加申込者の属性情報を含んだ来訪者情報を書き込むようにしてもよい。
尚、上記各実施の形態では、来訪者情報データベースには来訪者毎に見学した展示物の展示情報を格納するようにしたが、これに限られるものではなく、展示物毎に来訪者の滞在履歴を格納するようにしてもよい、これにより展示物毎の反響や人気度を統計データとして把握することができるので、マーケティングや商品戦略の立案に役立てることができる。
また、上記各実施の形態では、来訪者の人体に誘起された電界を検出して来訪者情報を受信する受信装置は、展示スペース、若しくは受付スペースに設けるような構成としたが、これに限られるものではなく、例えば展示会場の出入り口に設けることで、来訪者の入退場時のIDをチェックして入退出管理を行うようにしてもよい。更に、展示会場において立ち入り禁止エリアに設置することで不正浸入のチェックや侵入者の特定に利用することができる。
また、上記各実施の形態では、発信装置は、来訪者のみに配布するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば説明担当者や受付担当者など展示会の運営者や出展会社の人間に配布してもよい。これにより、展示会場における位置を把握することができるので人的資源を有効活用することができる。
また、上記各実施の形態では、来訪者情報収集システムを展示会場において適用した例について説明したが、これに限られるものではない、例えば、スーパーや百貨店などの小売店においてシステムを適用し、お客様に発信装置を保持させ、小売店の各売り場に受信装置を設置して来訪者としてのお客様の情報を受信するような構成としてもよい。このような構成においても煩雑な操作を必要とすることなく、収集した来訪者情報からユーザの動向を把握することができるので、売り場拡張・売り上げ拡大などの販売戦略のための統計データとして有効利用することができる。
第1の実施の形態に係る来訪者情報収集システムの構成を示す概略図である。 第1の実施の形態に係る展示スペースの構成を示す概略図である。 図1の来訪者情報収集システムにおける発信装置の構成を示す概略図である。 図1の来訪者情報収集システムにおける受信装置の構成を示す概略図である。 図1の来訪者情報収集システムにおける登録情報データベースに格納された情報の一例を示すチャート図である。 図1の来訪者情報収集システムにおける展示情報データベースに格納された情報の一例を示すチャート図である。 図1の来訪者情報収集システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図1の来訪者情報収集システムにおける来訪者情報データベースに格納された情報の一例を示すチャート図である。 第2の実施の形態に係る来訪者情報収集システムの構成を示す概略図である。 第2の実施の形態に係る展示スペースの構成を示す概略図である。 図8の来訪者情報収集システムにおける来訪者情報データベースに格納された情報の一例を示すチャート図である。 第3の実施の形態に係る来訪者情報収集システムの構成を示す概略図である。 従来の展示会場の構成の一例を示す概略図である。
符号の説明
1,10…来訪者情報収集システム
100…発信装置(携帯型)
101…ID情報入力部
102…ID情報記憶部
103…電界送信部
104…送信電極
105…誘電体膜
200…受信装置(設置型)
201…誘電体シート
202…受信電極
203…受信回路
204…ID情報記憶部
205…ID情報送信回路
206…電界検出部
207…信号処理回路
208…I/O回路
300…管理サーバ
301a,301b…モニタ(管理サーバ)
302a,302b…キーボード(管理サーバ)
400…来訪者情報データベース(DB)
500…登録情報データベース(DB)
600…展示情報データベース(DB)
700…無線LAN装置
800…携帯情報端末(PDA)

Claims (4)

  1. 発信装置を保持した展示会の来訪者の情報を収集する来訪者情報収集システムであって、
    前記発信装置は、来訪者の情報を予め記憶しておく記憶手段と、
    前記記憶手段から前記来訪者情報を読み出すと共に電界伝達媒体としての来訪者の人体に当該来訪者情報に基づく電界を誘起させる電界送信手段とを備え、
    展示物の展示スペースに設けられ、当該展示物を見学している来訪者の人体に誘起された電界を検出して前記来訪者情報を受信する電界受信手段と、
    前記電界受信手段が受信した前記来訪者情報に前記展示物の情報を関連付けて格納するデータベースと
    を備えることを特徴とする来訪者情報収集システム。
  2. 前記データベースは、前記来訪者情報に、前記電界受信手段が前記来訪者情報の受信を開始した時刻と受信が終了した時刻に関する時間情報を関連付けて格納することを特徴とする請求項1に記載の来訪者情報収集システム。
  3. 配布物を配布するためのスペースに設けられ、当該配布物が配布される来訪者の人体に誘起された電界を検出して前記来訪者情報を受信する電界受信手段と、
    前記電界受信手段が受信した来訪者情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段が表示した来訪者情報を有する来訪者に配布物が配布されたか否かを示す配布記録の入力を受け付ける入力受付手段とを更に備え、
    前記データベースは、前記来訪者情報に、前記入力受付手段が受け付けた配布記録を関連付けて格納することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の来訪者情報収集システム。
  4. 前記データベースから前記来訪者情報を読み出して無線送信する無線送信手段と、
    前記無線送信手段が送信した前記来訪者情報を受信すると共に当該来訪者情報を表示可能な携帯情報端末と
    を更に備えること特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の来訪者情報収集システム。

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Citations (18)

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