JP2003167976A - イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法 - Google Patents

イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法

Info

Publication number
JP2003167976A
JP2003167976A JP2001365760A JP2001365760A JP2003167976A JP 2003167976 A JP2003167976 A JP 2003167976A JP 2001365760 A JP2001365760 A JP 2001365760A JP 2001365760 A JP2001365760 A JP 2001365760A JP 2003167976 A JP2003167976 A JP 2003167976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
personal information
information
booth
questionnaire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001365760A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Takeno
輝之 竹野
Tsutomu Fukushima
勉 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CITATION JAPAN KK
Original Assignee
CITATION JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CITATION JAPAN KK filed Critical CITATION JAPAN KK
Priority to JP2001365760A priority Critical patent/JP2003167976A/ja
Publication of JP2003167976A publication Critical patent/JP2003167976A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】各種開催されるイベントにおいて、そのイベン
ト自体の効果、並びにイベントに参加したことによる効
果を測定可能とし、イベントを開催したことによる意義
を多方面から分析可能にするイベント効果測定システム
を提供する。 【解決手段】イベント来場者の個人情報を記録した記録
媒体2を、各イベント来場者に対して発行する発行装置
6と、イベント会場内の出展ブース毎に設置可能であっ
て、且つ、出展ブースを訪れたイベント来場者が携行す
る前記記録媒体に記録された前記個人情報を読み取るこ
とが可能な情報読取装置M1,M2,M3と、この情報
読取装置を介して取得した個人情報を収集して管理する
情報処理装置10とを備えており、この情報処理装置に
は、個人情報データベースに収集された個人情報から必
要な情報を抽出して、そのイベントを企画したことによ
る効果の測定を行なうイベント効果測定部が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の場所や会場
で催される各種イベントにおいて、そのイベント自体の
効果を測定することが可能なイベント効果測定システム
及びイベント効果測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の展示会や品評会等のイベントにお
いて、イベント企画者(イベント主催者や、その協賛者
等)は、所定の場所や会場(以下、イベント会場とす
る)を自治体等から借り、そのイベント会場をイベント
参加者(製造業者、輸出入業者等の出展企業)に対して
割り当てており、一方、イベント参加者は、そのイベン
ト会場内に割り当てられた出展ブースの占有面積や立地
条件などに応じて、イベント参加費用を支払っている。
【0003】また、そのようなイベントに来場するイベ
ント来場者(見学者、営業マン等)は、自己の仕事、趣
味等に応じて、年間を通じて多数開催されているイベン
トの中から、興味や関心のあるイベントを選んで参加し
ており、通常、来場者は、目的の出展ブースを訪れた際
に、例えば個人情報をアンケート用紙に記入等すること
によって、その出展ブースに関する各種情報(例えば、
展示品のカタログ、各種のパンフレット等)を入手する
ことが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、各種
イベントを企画するイベント企画者は減少傾向にあり、
各イベントに参加する(出展する)イベント参加者数も
減少傾向にある。また、イベント会場を訪れたイベント
来場者は、いくつかの出展ブースを素通りしてしまうケ
ースも増えている。
【0005】この原因として、イベント企画者にとって
は、そのイベントを企画したことで得られる効果を正確
に測定できていないことが挙げられる。例えば、イベン
トを開催したこと自体の評価や、イベント参加者からの
総合評価等を充分に得ることができない点、また、その
イベントを継続して開催するに当って、今後の指針とな
るべき評価を充分に把握できていない点等が挙げられ
る。
【0006】また、イベント参加者にとっては、そのイ
ベントに参加したことによって得られる効果を正確に測
定できないことが挙げられる。すなわち、従来では、単
に自社製品を展示するに留まっており、例えば、イベン
ト会場全体の来場者数の内、自己の出展ブースに来訪し
た人数の割合、自己の出展ブースに関する各種情報(例
えば、展示品、即売製品等)に興味を示した人数の割
合、その興味を示した各種情報の中で、好印象又は悪印
象を持った情報の種類や人数の割合等が充分に分析でき
ていない点、特に、人数については、その年齢層や性別
等についても充分に分析できていない点等が挙げられ
る。更に、イベントへの参加が、営業戦略、販売促進等
に生かされているか否かについての効果が充分に測定で
きていない点も挙げられる。
【0007】また、イベント来場者にとっては、そのイ
ベント会場に来場した際、受付窓口や各出展ブースで個
人情報を何度も記入する等の煩わしさがある。例えば、
訪問した出展ブース毎にアンケート用紙に個人情報等を
記入し、その出展ブースに関する各種情報(例えば、カ
タログやパンフレット等)を入手するといった手続きは
煩雑で手間もかかり、また、持ち帰り荷物も多くなって
しまう。このため、特定の出展ブースに興味のある情報
があったとしても、煩雑で手間のかかる手続きを嫌っ
て、その前を素通りしたり、単に、覗き見る程度になっ
てしまい、結果として、イベント企画者やイベント参加
者にとっては、好ましくない状況になってしまってい
る。
【0008】本発明は、このような問題に基づいて成さ
れたものであり、各種開催されるイベントにおいて、そ
のイベント自体の効果、並びにイベントに参加したこと
による効果を測定可能とし、イベントを開催したことに
よる意義を多方面から分析可能にするイベント効果測定
システム及びイベント効果測定方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るイベント効果測定システムは、イ
ベント来場者の個人情報を記録した記録媒体を、各イベ
ント来場者に対して発行する発行装置と、イベント会場
内の出展ブース毎に設置可能であって、且つ、出展ブー
スを訪れたイベント来場者が携行する前記記録媒体に記
録された前記個人情報を読み取ることが可能な情報読取
装置と、この情報読取装置を介して取得した個人情報を
収集して管理する情報処理装置とを備えており、この情
報処理装置は、前記読み取ったイベント来場者の個人情
報を収集する個人情報データベースと、この個人情報デ
ータベースに収集された個人情報から必要な情報を抽出
して、そのイベントを企画したことによる効果の測定を
行なうイベント効果測定部とを有することを特徴として
いる。
【0010】また、上記した目的を達成するために、本
発明に係るイベント効果測定方法は、記録媒体に、各イ
ベント来場者の個人情報を記録して、そのイベント来場
者に発行する発行工程と、イベント会場内の各出展ブー
スにおいて、各イベント来場者が携行する記録媒体を読
み取ることで、その出展ブースを訪れたイベント来場者
の個人情報を取得する個人情報取得工程と、この個人情
報取得工程を介して取得した来場者の個人情報を分析す
ることで、そのイベント自体の効果を測定する効果測定
工程とを有することを特徴としている。
【0011】上記した効果測定は、各出展ブースにおい
て、各来場者が携行する記録媒体(携行者の個人情報、
乃至は個人情報を特的できる識別情報が記録されてい
る)を読み取ることで、例えば、全体来場者に対する各
出展ブースを訪問した人の割合や、年齢層、性別、訪問
時間、或いは来場者の出展ブースに対する訪問パターン
等に関する情報を得ることが可能となる。
【0012】この結果、イベント企画者にとっては、上
記した情報を多面的に分析することが可能となり、例え
ば、イベントの効果を高めるためのイベント改善策を意
思決定したり、来場者や各出展ブースを訪問した者のプ
ロフィール等を一覧表(資料)にしてイベント参加者に
配布することで、出展者へのサービス向上による満足度
を向上させたり、イベント企画者自身が来場者を対象と
した営業戦略を立案(例えば、各出展者組み合わせのパ
ッケージセールス手法の開発等)したり、更には、各出
展者が発行する製品のカタログ等の資料を一元管理し、
これを希望の来場者毎に送付することで、来場者の労力
を軽減させ、出展企業の郵送料を効率化するサービスを
提供できる等のメリットが得られる。
【0013】また、イベント参加者にとっては、例え
ば、自己の出展ブースを訪問した人のプロフィールに関
する資料等が得られると共に、この資料をベースとし
て、来場者を受注可能性別に振り分けて時系列のプロモ
ーションを仕掛けるきっかけを作ったり、自社に興味が
あるものの、その訴求内容を見逃してしまった来場者に
対して、事後的に情報を提供することが可能となる。従
って、出展目的を、単に「展示会に出展する」から「展
示会を通して受注する」のように販売促進等の戦略へシ
フトさせることが可能となり、イベントをきっかけとし
た営業活動が効率的且つ効果的に行なえるようになる。
更には、資料請求者への資料送付をイベント企画者の関
係事務局等にまとめて依頼できることから、資料送付の
手間、費用、人件費等を抑えることが可能となる。
【0014】また、上記したシステムを導入すること
で、イベント来場者にとっては、イベント会場に来場し
たことで、煩雑で手間のかかる手続き(例えば、出展ブ
ース毎に個人情報を記載する等)を繰り返して行う必要
が無くなり、更には、特定の出展ブースに関して、必要
な情報を容易に入手することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
るイベント効果測定システムについて、添付図面を参照
して説明する。図1は、本システムの全体概念図を示
し、図2は、本システムを構成した装置のブロック図を
示している。
【0016】本実施の形態のイベント効果測定システム
は、各種情報を記録可能な記録媒体2に、イベント来場
者4の個人情報等を記録して、そのイベント来場者4に
発行する発行装置6と、イベント会場8内の出展ブース
P1,P2,P3…毎に設置可能であって、且つ、来場者
毎に発行された記録媒体2から各種の情報を読み取るこ
とによって、その出展ブースP1,P2,P3…を訪れた
イベント来場者4の個人情報を読み取ることが可能な情
報読取装置M1,M2,M3…と、この情報読取装置M
1,M2,M3…を介して取得した個人情報を収集して、
様々な分析を行なう(イベントを企画したことによる様
々な効果を測定する)ことが可能な情報処理装置10と
を備えて構成されている。
【0017】上記記録媒体2には、少なくとも個人情報
(例えば、住所、氏名、メールアドレス、年齢、性別、
会社名、会社住所、職種、職業、役職等、その個人のプ
ロフィールを特定可能にする情報を意味しており、イベ
ントの内容等に応じて適宜選択される)が記録、或いは
必要に応じて書き換えできるようになっている。本実施
の形態の記録媒体2は、携行性に優れ、且つ各種情報の
記録・書換及び読取の短縮化を図ることが可能なICカ
ードを採用しているが、ICカード以外でも、使用目的
や使用環境等に応じて他の形式の記録媒体(光カード、
磁気カード、光磁気カード等)を利用しても良い。或い
は、それ自体安価に発行できるように、個人毎に付与さ
れる識別情報(ID番号やバーコード等)のみが記録で
きる程度の記録媒体であっても良い。また、情報読取装
置で読取可能であれば記録媒体に記録する各種情報とし
ては、文字情報以外にも、音声情報、画像情報(動画、
静止画)を含んでいても良い。
【0018】上記発行装置6には、イベント来場者4の
上記した個人情報を登録することが可能な登録部16が
設けられており、この登録部16に登録された個人情報
は、発行部を介してICカードに記録され、各イベント
来場者4に発行される。この場合、登録部16に個人情
報を登録するに際して、更に、来場目的や動機、どのよ
うな広告媒体を見て来場したか等、そのイベントに関す
る基本的な質問事項に対する回答結果を登録しても良
い。すなわち、このような回答結果においても、イベン
トの効果を測定する上での参考的資料とすることができ
る。
【0019】個人情報を登録部16に登録する方法とし
ては、例えば、イベント会場8で受付を行なう際に、所
定の登録用紙(図示しない)に上記した個人情報や基本
的な質問事項に対する回答結果を直接記入する方法、持
参した名刺を受け渡す方法(これらは、いずれも受付ス
タッフが登録用紙や名刺を見て登録したり、スキャナ等
で読み取ることで登録される)、或いは、来場者がモニ
タ画面(図示しない)を見ながらキーボード入力する方
法等が挙げられる。
【0020】これ以外の方法として、例えば、インター
ネットやファックス等を介して登録部16にアクセス
し、個人情報を事前に登録し、予め受付番号を付与して
おく方法であっても良い。この方法では、ICカードは
イベント会場8での受付前に、前以ってイベント来場者
4に配送(発行)したり、受付番号と引き換えに受付時
にイベント来場者4に発行(手渡)しても良い。なお、
発行装置6の設置場所としては、例えばイベント会場8
の受付場所としておくのが好ましい。
【0021】上記の構成において、発行装置6の登録部
16に登録されたイベント来場者4の個人情報は、情報
処理装置10に送信し管理しておくことが好ましい。す
なわち、情報処理装置10には、個人情報データベース
18が設けられており、イベント来場者4の個人情報
は、発行装置6の登録部16を介して情報処理装置10
に送信され、この情報処理装置10のデータ入出力部2
0を介して個人情報データベース18に収集されるよう
になっている。これにより、そのイベント会場8への来
場者(予定者)数や、各人の個人情報を正確に管理する
ことが可能になると共に、発行する記録媒体に、個人毎
に付与される識別番号やバーコードのみを記録すること
で、個人情報の管理を行なうことが可能となる。
【0022】上記発行装置6(登録部16)と情報処理
装置10との間の信号の受け渡し方式としては、ケーブ
ル、無線LAN、インターネット等の各種の通信網Pを
介して行なわれる。また、図面上において、情報処理装
置10は、イベント会場8内に設置しているが、他の場
所に設置しておいても良い。なお、発行されるICカー
ドが、必要とされる全ての個人情報を格納している場合
等は、発行装置6(登録部16)と情報処理装置10と
の間は、接続されていなくても良い(個人情報を情報処
理装置10に送信しない方式であっても良い)。
【0023】イベント会場8内にある出展ブースP1,
P2,P3…には、来場者4が携行するICカードに記
録されている個人情報を読み取る情報読取部(カードリ
ーダ)22を具備し、前記情報処理装置10に接続され
た情報読取装置M1,M2,M3…が設置されている。カ
ードリーダ22は、各ブースの入口や、各展示品の近傍
に設置されており(例えば、製品群毎に複数箇所設置し
てあっても良い)、少なくとも各来場者の個人情報を読
み取るようになっている。
【0024】なお、カードリーダの読取方法としては、
例えばICカードを接触させて読み取る接触方式や、I
Cカードを接触させること無く読み取る非接触方式等が
考えられるが、来場者の手間を省き、入場口付近での混
雑を避けるためには、非接触方式を用いることが好まし
い。
【0025】また、図示されていないが、イベント会場
8の入場口にも、来場者4が通過する際に、各々が所持
するICカードを読み取るカードリーダを設置して、実
際の入場者数を正確にカウントするようにしておくのが
好ましい。これは、例えば、ICカードをイベント会場
8での受付前に、前以って取得しているイベント来場者
4では、その個人情報を登録部16に登録したもののイ
ベント当日に欠席する場合、或いは、当日受付はしたも
ののイベント会場8に入場すること無く帰宅又は帰社し
てしまう場合等が考えられるからである。このような場
合でも、イベント来場者4が入場口を通過する際にIC
カードを読み取ることで、実際にイベント会場8に入場
したイベント来場者数を正確に把握することが可能とな
る。
【0026】各出展ブースに設置された情報読取装置M
1,M2,M3…のカードリーダ22によって読み取られ
たイベント来場者4の個人情報は、データ入出力部3
2、及び前記通信網Pを介して、情報処理装置10のデ
ータ入出力部20に送信され、個人情報データベース1
8に収集される。なお、情報読取装置M1,M2,M3…
に情報記録部24を設けておき、読み取った個人情報を
各出展ブースで把握できるようにしておいても良い。
【0027】上記した構成によれば、各出展ブースを訪
問した来場者の個人情報を得ることが可能となるが、更
に、上記した個人情報を読み取るに当たり、各来場者の
イベント会場8内での行動特性を検出することが望まし
い。すなわち、ある来場者がイベント会場8に入場して
からの行動パターン、具体的には、各人の出展ブースの
訪問経路、及び各出展ブースの入場時間、退場時間、滞
在時間等に関する情報を併せて検出しておくことが好ま
しい。
【0028】また、各情報読取装置M1,M2,M3…に
は、出展ブースP1,P2,P3…を来訪したイベント来
場者4に対して、所定のアンケートを提示することが可
能なアンケート提示部26を設けておくことが好まし
い。このアンケート提示部26には、情報処理装置10
のアンケート項目データベース28に予め登録されてい
る各種のアンケート項目、或いは出展ブース毎に設置さ
れている情報読取装置M1,M2,M3…の情報記録部2
4に、出展者が予め記録しておいたアンケート項目を提
示することができるようになっている。すなわち、出展
ブース毎に、効果を測定するに際して必要とされるアン
ケート項目を適宜選択することが可能となっている。
【0029】前記アンケート提示部26は、例えば、情
報読取装置M1,M2,M3…と一体化したディスプレイ
等によって構成されており、イベント来場者4が提示さ
れたアンケート項目に回答できるように、情報読取装置
M1,M2,M3…には、アンケート回答部34が設けら
れている。このアンケート回答部34は、例えば、前記
ディスプレイ上に表示されるタッチパネル、或いはキー
ボード等を適用することが可能であり、イベント来場者
4は、タッチパネル上のアイコンにタッチしたりキーボ
ードを操作することによって、アンケート項目に回答す
ることが可能となっている。なお、アンケート提示部2
6は、例えば、展示品毎や任意の展示品群に対応して設
置しておくことで、製品毎に各種の分析を行なうことも
可能となる。
【0030】そして、その回答結果は、個人情報と共に
データ入出力部32を介して情報処理装置10に送信さ
れ、この情報処理装置10のデータ入出力部20を介し
てアンケート結果データベース36に収集される。
【0031】上記したように、各出展ブースにおいて、
アンケート提示部26で提示されるアンケート項目は、
必要とされる効果を測定するに際して適宜選択される。
すなわち、そのブース自体の評価や、そのブースで展示
されたコンテンツを評価できるものが適宜選択される。
例えば、各出展ブースを総合的に評価するものであれ
ば、アンケート項目の一例として、その出展テーマ(コ
ンセプト)、出展品目(コンテンツ、展示品)、外装、
装飾、映像等(展示・演出)、スタッフの対応、展示品
説明等(運営内容)について、それぞれ1から5の5段
階評価の数値を割り振っておき(例えば「最悪」=1、
「悪い」=2、「普通」=3、「やや良好」=4、「最
高」=5)、来場者にいずれかを選択回答させ、その回
答結果を利用して各種の解析を行なうことで、そのイベ
ント自体、及び出展ブースに関し、多面的な効果測定を
行なうことが可能となる。
【0032】また、アンケート提示部26で提示される
アンケート項目として、その出展ブースのカタログ、或
いは製品別のカタログ(資料)が必要か否かの選択肢を
表示するようにしておくことが好ましい。これにより、
全ての出展ブースに関し、来場者に対するカタログ等の
付与を一元管理することが可能となる。
【0033】情報処理装置10のイベント効果測定部3
8では、上記した個人情報データベース18、及びアン
ケート結果データベース36に収集された各種データか
ら必要なものを抽出して、そのイベントに関し各種の効
果測定が行われる。
【0034】図3には、個人情報データベース18に収
集された個人情報に関するデータの一例が示されてお
り、図4には、アンケート結果データベース36に収集
されているアンケート回答情報に関するデータの一例が
示されている。
【0035】個人情報データベース18には、各来場者
の個人情報を記録する領域が設定されていると共に、イ
ベント来場者の上記行動特性を記録する領域が設定され
ており、様々なプロフィールを有するイベント来場者4
が、どの出展ブースを来訪したかが分かるようになって
いる。例えばID番号001aから得られる情報とし
て、氏名、住所、年齢、会社、役職の個人情報と、この
人物が会場内でどのような行動を振舞ったか分かるよう
になっている。具体的には、A社の40歳の部長職の男
性は、実際に入場した後、出展ブースP1→P2→P1
…の順に来訪したこと、及び各出展ブースの入出時刻、
滞在時間に関する情報が記録されている。
【0036】更に、個人情報データベース18には、入
場者の有無を記録する領域が設定されており、イベント
当日の実際の入場者数を正確に把握することができるよ
うになっている。例えばID番号001bの男性(29
歳)は、イベント会場へ入場したことが記録(入場:
有)され、ID番号001cの女性(33歳)は、発行
装置6への登録は済ませたが、イベント会場へは入場し
なかったことが記録(入場:無)されている。
【0037】アンケート結果データベース36には、各
出展ブースP1,P2,P3…で来場者に与えられたアン
ケート項目それぞれについて、回答された結果が記録さ
れるようになっている(図4に具体的に示されているデ
ータにおいて、ID番号は、図3に示す個人情報データ
ベース18のID番号と対応している)。これによっ
て、アンケート結果データベース36で数値化された評
価データ、及びイベント来場者4の個人情報データ(図
3参照)から必要な項目を取り出し、これをイベント効
果測定部38内の各種の解析手法(例えば、数量化II
I類、IV類、クラスタ分析等)を実行するプログラム
を格納したモジュールに受け渡すことで多面的な解析が
行えるようになっている。
【0038】そして、上記したイベント効果測定部38
において、解析された結果(効果測定結果)は、データ
出力部30から所定の形式で出力される。
【0039】図5は、データ出力部30から出力された
測定結果の一例を示す図である。この効果測定結果表
は、上述した来場者の個人情報、個人情報登録時に行な
われる基本的な質問事項に対する回答結果情報、各出展
ブースで提示されるアンケートの回答結果情報、及び行
動特性情報に基づいて、夫々に分析項目(アンケート質
問事項)を設定しておき、夫々を所定の解析手法を用い
て10点満点で数値化したものであり、ある出展ブース
を対象として、イベント来場者の各種情報をリスト化し
たものである(出展ブースの訪問者をリスト化したもの
であっても良い)。この場合、出展ブース毎に重要な分
析項目が幾つか定められており、各重要分析項目で高得
点を得た度合いに応じて、上から順番にA,B,C…ラ
ンクが付与されている(重要分析項目、ターゲットラン
クの設定の方法については各ブースで任意に定められ
る)。
【0040】このような効果測定結果表によれば、各イ
ベント参加者14にとっては自己の出展ブースを訪問し
た来場者の個人情報が多数得られるようになる。すなわ
ち、従来では、イベント来場者は、各出展ブースで、個
人情報を重複して記入するのを避ける傾向にありブース
訪問者の一部の個人情報しか得られなかったが、個人情
報を記録媒体で管理したことで、ブースを訪問した多数
の個人情報が得られるようになる。
【0041】また、各ブース訪問者に対し、分析項目を
数値化し、かつそれに基づいてターゲットランクを定め
たことで、効率的な営業活動、プロモーション等を行な
うことが可能となる。例えば、製品購入度合いに関する
分析項目(興味がある、カタログが必要等)で高得点が
得られた来場者をAランクと設定した場合では、Aラン
クを獲得した来場者に対してのみ自社製品の売り込み活
動を行えば、効率的(時間的に速く)かつ確実性のある
結果を得ることが期待できる。また、設定されたランク
毎、或いは特定分析項目の点数毎に、最適な営業戦略等
を立案、実行することも可能となり、単に製品を展示す
るに留まっていた従来のイベント参加から、イベントを
きっかけとした営業対策活動が可能となる。
【0042】一方、上記したような効果測定結果表をイ
ベント参加者14に配布することでイベント参加者に対
するサービスの向上が図れるようになり、これによっ
て、企業等に、積極的に各種のイベントに参加させる機
運を高めることが可能となる。
【0043】なお、上記した効果測定は、本発明の一実
施形態を挙げたに過ぎず、取得されるイベント来場者の
個人情報、会場内での行動特性、及び、各ブースで提示
されるアンケート事項を適宜変更し、そして、得られた
データを様々な角度から解析して効果測定を行なうこと
で、イベント企画者、イベント参加者、及びイベント来
場者は、様々な利益が得られるようになる。
【0044】以下、上記したイベント効果測定部38で
行なわれる効果測定について、別の例について説明す
る。なお、本発明では、各出展ブースにおけるアンケー
トの回答結果を利用することなく(個人情報データベー
ス18に収集された情報に基づいて)効果測定を行なう
ことも可能であることから、最初に、そのような効果測
定によって得られる利益を、イベント企画者、イベント
参加者、来場者毎に説明する(もちろん、以下に述べる
効果測定は例示である)。
【0045】(イベント企画者12)イベント来場者各
人の行動特性、例えば、イベント来場者の見学ルート、
各出展ブースの滞在時間等を、時間経過に従って把握す
ることで、混雑の無い効率的な見学ルートの設定や、各
出展ブースの配置等を工夫でき、今後のイベントを実施
するに当っての指針となる効果の測定が可能となる。ま
た、来場者に関する情報をデータベース化したことによ
って、例えば、実際のイベント入場者数や各人のプロフ
ィール等を正確に把握することができ、これにより、今
後の同様なイベントに必要とされる会場の規模、場所、
開催期間、イベント参加者の募集等、イベント自体の効
果やイベント参加者の総合評価を客観的に且つ正確に測
定することが可能となる。
【0046】(イベント参加者14)イベント参加者1
4は、イベント会場8全体の来場者数のうち、自己の出
展ブースを訪問した人数の割合データ(年齢別データ、
男女別データ、職業別データ等)を短時間に入手するこ
とができるので、例えば、今後の経営戦略や営業活動等
に役立てることが可能となる。また、この人数の割合デ
ータに関しては、イベント来場者4の行動特性に従った
時間経過と共に推移するデータとしても入手することが
できるため、例えば、自己の出展ブースの出展・演出に
おける時間経過に従った来訪者数の変移を的確に把握し
て、今後の出展・演出の方針や形態などに役立てること
ができる。すなわち、各ブースの内装業者等に対して
も、出展、演出方法等について、適切なアドバイスが可
能になる。
【0047】また、自己の出展ブースに来訪したイベン
ト来場者4の個人情報は、個人情報データベース18か
ら何時でも入手できるため、アンケートに答えなかった
(単に見学しただけの)イベント来場者や、出展ブース
に来訪しなかった者に対しても、例えば、同様な職業、
年齢層の来場者に対して、イベント参加者14から直接
アクセス(例えばカタログを送付したり、ダイレクトメ
ールの送付等)することが可能となり、その結果、営業
戦略での優位な展開(新たな集客)を期待することがで
きる。
【0048】(イベント来場者4)単に見学しただけの
出展ブース、或いは素通りしてしまった出展ブースの内
容が、その来場者にとって実は有効な情報であったとし
ても、全ての出展ブースの内容を限られた時間で見学し
たり、コンテンツ内容(商品内容)を理解することは困
難である。しかし、上述したようにイベント参加者14
から直接アクセスがされるチャンスが多くなり、後日、
出展ブースに関する情報(例えば、パンフレット等)が
送られることによって、有効な情報を簡単に且つ手間も
かからずに入手することが可能となる。
【0049】次に、各出展ブースで提示されるアンケー
ト結果(アンケート結果データベース36に収集された
情報)に基づいて得られる効果測定によって得られる利
益をイベント企画者、イベント参加者、来場者毎に説明
する(もちろ、以下に述べる効果測定は例示であり、上
記したものと重複するものもある)。
【0050】(イベント企画者12)イベント企画者
は、各出展ブースP1,P2,P3…のコンセプト、コン
テンツ、展示・演出、運営内容等に関する評価を数値化
したデータを即時に入手することができるため、これら
の数値化したデータから、イベント自体の効果やイベン
ト参加者14の総合評価(例えば、個々の出展ブース毎
の評価、出展ブース相互の相対評価など)を客観的に且
つ正確に測定することができる。この場合、図3に示す
個人情報データを併せて参照することで、例えば、年齢
別、男女別、職業別に効果測定することが可能となり、
より多面的にイベント効果の測定が可能となる。
【0051】具体的には、例えば図4に示されるデータ
において、総評を比較検討した場合、出展ブースP1,
P2は相互に近い評価を得ているが、出展ブースP1は
コンテンツの面で低い評価を受けており、一方、出展ブ
ースP2は運営内容の面で低い評価を受けていることが
一見して把握できる。これはイベントを実施するに当っ
て今後の指針となる評価であると共に、その評価結果に
基づいて、各出展ブースP1,P2のイベント参加者1
4に対して的確なアドバイスを短時間に提供することが
可能となる。また、例えば図3及び図4に示されるデー
タにおいて、出展ブースP3は総評に関して比較的高い
評価を受けているが、ID番号001bの男性(29
歳)とID番号001dの女性(25歳)が展示・演出
の面で低い評価を出していることが一見して分かる。こ
の評価によれば、出展ブースP3の展示・演出効果は、
20代の男女に好印象では無かったことが瞬時に測定で
きるため、出展ブースP3のイベント参加者14や内装
業者等に対して、そのブースの設計、演出方法、展示品
のレイアウト等を効果的にするに当っての今後の指針を
的確に且つ短時間にアドバイスすることが可能となる。
【0052】(イベント参加者14)イベント参加者
は、例えば、図5に示したような自己の出展ブースのコ
ンセプト、コンテンツ、展示・演出、運営内容に関する
評価を数値化したデータを即時に入手することができる
ため、これらの数値化データを多方面から分析すること
によって、自己の出展ブースについて、今後の方針(例
えば、内装・外装、展示商品の配置・演出法、コンパニ
オン等)や改善などに役立てることができる。具体的に
は、ブース自体の演出、運営、展示品等を予め様々な面
から因子化しておき、各因子の評価項目に関するアンケ
ート結果から評価を行い、これをデータベース化してお
くことで、今後のブース設計、演出の仕方、展示品のレ
イアウトや組み合わせ等に役立てることができる。ま
た、販売製品に関しては、パッケージング(組み合わせ
製品、新規商品の組み合わせ等)に関する基本データを
得ることが可能となる。
【0053】更に、総合的なアンケート結果を入手する
ことで、自己の出展ブースと他の出展ブースとの比較検
討を短時間に且つ正確に行うことが可能となり、例え
ば、今後のイベントにおける同業者間での差別化や付加
価値をどのように展開するかといったような方策を簡単
に且つ的確に打ち出すことも可能となる。
【0054】更にまた、イベント参加者14は、イベン
ト来場者4に対するカタログ、パンフレット等の配布の
手間(人件費、郵送費等)を大幅に削減することができ
る。これは、上記したように、カタログ等の必要又は不
要の意思表示は、全て、情報処理装置10のアンケート
結果データベース36で一元管理されているため、この
管理者(イベント企画者12であっても良い)から、各
イベント来場者4に対して、一括してカタログ(メール
情報等の各種情報を含める)の配信を行なうことができ
る。この結果、従来のように大量のカタログを用意して
直接配布する必要が無いため、そのための人手や個人別
の郵送費が不要となり、効率的且つ経済的なイベント運
営を実現することが可能となる。
【0055】(イベント来場者4)イベント来場者は、
最初に登録をすませたICカード2(記録媒体)を携行
して見学するだけで良く、各出展ブースにおいて、氏名
や住所などの記載及び登録が不要となり、スムーズに各
ブースを見学することができる。更に、イベント会場内
において、多量のカタログを持ち歩く必要がなく身軽な
状態で各出展ブースを見学することができる。このよう
に各イベント来場者4が身軽になれば、それに従って各
イベント来場者の行動が円滑化されてイベント会場内の
混雑が緩和されると共に、より多くの出展ブースをスム
ーズに見学することが可能となる。また、イベント終了
後には、各ブースで行なったアンケート回答内容に基づ
いて、社内報告用レポートのデータ(出展者、出展品
目、価格、連絡先等)を後日まとめて受信することが可
能となるそして、イベント来場者が携行するICカード
2は、イベント会場の出口で回収を行い、この回収され
たICカード2を再利用することによって、イベントに
要する費用の軽減を図ることができる。
【0056】なお、上述した構成では、個人情報を記録
したものをカード状のものとして説明したが、個人情報
を記録してあるものは、各種の携帯情報端末機器として
おいても良い。この場合、上述した各種のアンケート
は、各人が携行する携帯情報端末機器に提示することが
可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、イベント企画者やイベ
ント参加者は、イベントを企画したことによる各種の効
果、及び、参加したことによる各種の効果を測定できる
ことから、双方にとってその開催動機や出展動機の向上
が図れ、効果的なイベント開催が実現できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るイベント効果測定
システムの全体構成を概略的に示す図。
【図2】イベント会場内に設置されるシステム全体の概
略構成を示すブロック図。
【図3】情報処理装置内で管理される個人情報データベ
ースの一例を示す図。
【図4】情報処理装置内で管理されるアンケートに対す
る回答結果データベースの一例を示す図。
【図5】個人情報データ及びアンケート回答結果データ
を分析した分析結果の出力データの一例を示す図。
【符号の説明】
2 記録媒体(ICカード) 4 イベント来場者 6 発行装置 10 情報処理装置 P1,P2,P3… 出展ブース M1,M2,M3… 情報読取装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベント来場者の個人情報を記録した記
    録媒体を、各イベント来場者に対して発行する発行装置
    と、 イベント会場内の出展ブース毎に設置可能であって、且
    つ、出展ブースを訪れたイベント来場者が携行する前記
    記録媒体に記録された前記個人情報を読み取ることが可
    能な情報読取装置と、 この情報読取装置を介して取得した個人情報を収集して
    管理する情報処理装置とを備えており、 この情報処理装置は、前記読み取ったイベント来場者の
    個人情報を収集する個人情報データベースと、この個人
    情報データベースに収集された個人情報から必要な情報
    を抽出して、そのイベントを企画したことによる効果の
    測定を行なうイベント効果測定部とを有することを特徴
    とするイベント効果測定システム。
  2. 【請求項2】 前記発行装置は、前記個人情報を登録す
    る登録部を備えており、ここで登録された情報は、前記
    情報処理装置の個人情報データベースに収集されること
    を特徴とする請求項1に記載のイベント効果測定システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記個人情報データベースには、イベン
    ト来場者各人のイベント会場内での行動特性が収集され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント効
    果測定システム。
  4. 【請求項4】 前記イベント効果測定部は、個人情報デ
    ータベースに収集された個人情報に基づいて、出展ブー
    ス毎に、イベント会場全体の来場者に対する訪問した人
    の割合、年齢層、性別、訪問時間に関し、少なくとも1
    つ以上を測定することを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1項に記載のイベント効果測定システム。
  5. 【請求項5】 前記出展ブースに設置される情報読取装
    置には、各出展ブースを来訪したイベント来場者に対し
    て、そのブース自体の評価及び/又は展示されたコンテ
    ンツについての評価を分析可能なアンケートを提示する
    ことが可能なアンケート提示部が設けられており、 前記情報処理装置には、各出展ブースで取得されたアン
    ケート結果を収集するアンケート結果データベースを有
    することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載のイベント効果測定システム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置は、アンケートを多数
    収容したアンケート項目データベースを備えており、各
    出展ブースに設置される情報読取装置は、その出展ブー
    スで必要とされる測定結果を得るのに適したアンケート
    項目を選択して前記アンケート提示部に提示可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載のイベント効果測定シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記アンケート項目は、その出展ブース
    のイベント参加者が発行する資料の要、不要に関する項
    目を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のイベ
    ント効果測定システム。
  8. 【請求項8】 前記イベント効果測定部は、上記した個
    人情報に加え、前記アンケート結果データベースから必
    要な情報を抽出して、そのイベントを企画したことによ
    る効果の測定を行なうことを特徴とする請求項5乃至7
    のいずれか1項に記載のイベント効果測定システム。
  9. 【請求項9】 前記イベント会場の入場口には、各イベ
    ント来場者が携行する記録媒体を読み取ることで入場の
    有無を検知するカードリーダが設置されることを特徴と
    する請求項1乃至8のいずれか1項に記載のイベント効
    果測定システム。
  10. 【請求項10】 記録媒体に、各イベント来場者の個人
    情報を記録して、そのイベント来場者に発行する発行工
    程と、 イベント会場内の各出展ブースにおいて、各イベント来
    場者が携行する記録媒体を読み取ることで、その出展ブ
    ースを訪れたイベント来場者の個人情報を取得する個人
    情報取得工程と、 この個人情報取得工程を介して取得した来場者の個人情
    報を分析することで、そのイベント自体の効果を測定す
    る効果測定工程とを有することを特徴とするイベント効
    果測定方法。
  11. 【請求項11】 前記イベント来場者が訪問した出展ブ
    ースにおいて、その出展ブース自体及び/又はそこで提
    供される様々な情報に関し評価、分析を可能にするアン
    ケートがイベント来場者に提示され、そのアンケートの
    回答結果を、その回答をした回答者の個人情報と共に取
    得するアンケート結果情報取得工程を有することを特徴
    とする請求項10に記載のイベント効果測定方法。
  12. 【請求項12】 前記出展ブースで個人情報を取得する
    際、そのブースを訪れた来場者の来訪時間と退場時間、
    滞在時間の時間情報を取得することを特徴とする請求項
    10又は11に記載のイベント効果測定方法。
  13. 【請求項13】 前記アンケート結果情報取得工程で得
    られた回答結果を、数量化III類、又はクラスタ分析
    によって解析することを特徴とする請求項11又は12
    に記載のイベント効果測定方法。
  14. 【請求項14】 前記アンケートには、その出展ブース
    のイベント参加者が発行する資料について、その送付の
    必要性の有無を含むことを特徴とする請求項11乃至1
    3のいずれか1項に記載のイベント効果測定方法。
  15. 【請求項15】 前記イベント参加者が発行する資料に
    関する送付の必要性の有無に関するアンケート結果は、
    イベント参加者全体で一元管理されており、各イベント
    来場者に対しては、アンケートで必要と回答した出展ブ
    ースの資料をまとめて配送する配送工程を有することを
    特徴とする請求項14に記載のイベント効果測定方法。
JP2001365760A 2001-11-30 2001-11-30 イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法 Withdrawn JP2003167976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001365760A JP2003167976A (ja) 2001-11-30 2001-11-30 イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001365760A JP2003167976A (ja) 2001-11-30 2001-11-30 イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003167976A true JP2003167976A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19175748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001365760A Withdrawn JP2003167976A (ja) 2001-11-30 2001-11-30 イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003167976A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178806A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Dainippon Printing Co Ltd 学会運営支援システム、学会運営支援方法および学会運営支援プログラム
JP2007015198A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Dentsu Inc アンケート用紙構造およびこれを使用したイベント出展評価システム
JP2008077539A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 来場管理システム、来場管理サーバ、プログラム、及び記録媒体
JP2009015725A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 来訪者情報収集システム
WO2013003643A2 (en) * 2011-06-28 2013-01-03 Mullin Terence J Information management software and method
JP2013122668A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Echo Denshi Kogyo Kk 環境活動集計装置、環境活動集計プログラムおよび環境活動集計方法
JP2016133884A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 祐二 原口 飲食の無料提供施設を用いたマーケティング方法およびマーケティングシステム
US9967365B2 (en) 2011-06-28 2018-05-08 Viridistor, LLC Information management software and method
JP7381134B1 (ja) 2022-10-24 2023-11-15 株式会社テクサー イベントにおける来場者の行動を分析する方法、プログラム及び情報処理装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178806A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Dainippon Printing Co Ltd 学会運営支援システム、学会運営支援方法および学会運営支援プログラム
JP2007015198A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Dentsu Inc アンケート用紙構造およびこれを使用したイベント出展評価システム
JP4746364B2 (ja) * 2005-07-06 2011-08-10 株式会社電通 イベント出展評価システム
JP2008077539A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 来場管理システム、来場管理サーバ、プログラム、及び記録媒体
JP2009015725A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 来訪者情報収集システム
WO2013003643A2 (en) * 2011-06-28 2013-01-03 Mullin Terence J Information management software and method
WO2013003643A3 (en) * 2011-06-28 2013-02-28 Mullin Terence J Information management software and method
US9967365B2 (en) 2011-06-28 2018-05-08 Viridistor, LLC Information management software and method
JP2013122668A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Echo Denshi Kogyo Kk 環境活動集計装置、環境活動集計プログラムおよび環境活動集計方法
JP2016133884A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 祐二 原口 飲食の無料提供施設を用いたマーケティング方法およびマーケティングシステム
JP7381134B1 (ja) 2022-10-24 2023-11-15 株式会社テクサー イベントにおける来場者の行動を分析する方法、プログラム及び情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Berkley et al. Identifying the information requirements to deliver quality service
Emeksiz et al. A yield management model for five-star hotels: Computerized and non-computerized implementation
US20100010873A1 (en) System and method for information acquisition and sharing
Deschaintres et al. Analyzing transit user behavior with 51 weeks of smart card data
Day Conveying service quality through advertising
DE112019002923T5 (de) Verkaufsförderungssystem und verkaufsförderungsverfahren
KR102338481B1 (ko) 오픈 프레임 기반 온라인 심리 상담소 시스템
Huff et al. Measuring the congruence of market areas
KR20140137680A (ko) 스마트 단말기를 이용한 전시회 입장권 발권 및 관리서비스 제공시스템
JP2003167976A (ja) イベント効果測定システム及びイベント効果測定方法
Lee Analysis of relationship marketing factors for sports centers with mixed methods research
JP2006185293A (ja) 顧客情報収集システム
Ford et al. Measuring hotel service quality: tools for gaining the competitive edge
Li et al. Improving service quality and organisation performance through human resource practices. A case study
US20080040213A1 (en) System and method of distributing product samples with feedback
JP2005196452A (ja) イベント来場者の行動調査システム
JP2005332257A (ja) 顧客サービス提供/商品動向把握システム、方法およびプログラム
JPWO2002041180A1 (ja) 情報配信方法、情報配信用コンピュータ、およびそれを用いた情報配信システム
JP2020166465A (ja) イベント支援システム
EP3951675A1 (en) User education support system, user education support method, and user education support program
JPH11306159A (ja) アンケートデータ収集装置及びアンケートデータ収集方法
KR20020077791A (ko) 인터넷을 이용한 온/오프라인상의 전시회 참관 고객 및참가업체 관리 장치 및 방법
JP3718704B2 (ja) 来場者管理方法及び来場者管理システム
JP2002108990A (ja) 旅行関連サービスに従事する従業員の評価システム、旅行品質保証システム、旅行関連サービスに従事する従業員の評価装置、および、旅行品質保証方法
JPH06176039A (ja) 来場者管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201