JP2009005870A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御基板等の機器を収納するCPU筐体のセキュリティを保持しつつ、このCPU筐体内の機器で発生する熱を効率的に放熱できる遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技機は、マザーボードを収納するCPUキャビネット50と、このCPUキャビネット50の前部に開閉可能に設けられたフロントカバー60と、CPUキャビネット50の前部に設けられ、CPUキャビネット50内の空気を所定の収納空間内に連通する第1及び第2の連通部と、キャビネット2の一端を基点として内方向に沿った距離を第1の距離とし、該第1のキャビネットの他端を基点として内方向に沿った距離を第2の距離とし、その第1の距離が第2の距離よりも短くなるように、フロントカバー60の一端部に設けられ、所定の収納空間内の空気を排出する排出部617と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関する。
カジノ等の24時間営業が行われる遊技場に設置される遊技機は、保守作業を除き24時間停止することなく稼動される。このため、24時間営業される遊技場における遊技機は、遊技機筐体内のCPU筐体内に設けられたCPUや制御基板等の機器や、このCPU筐体の前面に設けられて遊技を実行するために必要な各種機器に対し、種々の不正な行為が容易に行われる危険性がある。したがって、このような遊技機では、不正な行為が行われるのを防止するために、遊技機を正常に動作させる上で最も重要な構成要素であるCPUや制御基板等は、例えば、箱状のCPU筐体により覆われた状態で安全に保護されていることが望ましい。
一方、近年では、遊技機での遊技に実行されるゲーム用プログラムや遊技機を動作させるためのシステム用プログラムの更新は、短期間化しており頻繁に行われる。このようなプログラムの更新は、更新されたプログラムが予め格納された記憶媒体を交換したり、あるいは、サーバから配信されたプログラムを遊技機のROMに格納したりすることで行われる。そのため、このようなプログラムの更新や遊技機のメンテナンス等を行う際に必要となる遊技機の停止時間を可能な限り短縮するために、上述の記憶媒体や、サーバと接続するためのケーブルを脱着するコネクタ等は、CPU筐体の前部に設けられていることが好ましい。しかしながら、このように記憶媒体やコネクタ等をCPU筐体の前部に設けると、これら記憶媒体やコネクタ等に不正な行為が行われる虞がある。
そこで、例えば特許文献1には、CPUや制御基板を収納しこれらを保護するCPU筐体(第2の箱体)を、遊技機筐体(第1の箱体)内に備える遊技機が示されている。具体的には、この遊技機においてCPU筐体は略箱状であり、その内部にCPUや制御基板等が収められると共に、その前部から記憶媒体の挿入やケーブルの脱着が可能となっており、このCPU筐体の前部には、これら記憶媒体やケーブルを脱着可能なコネクタ等を不正な行為から保護する前面ドア(前面部材)が開閉自在に設けられている。また、このCPU筐体の両側部には、複数の微細な貫通孔で構成される放熱孔が形成されており、これら放熱孔からCPU筐体内で発生した熱を放熱できる。
米国特許第7118483号公報
しかしながら、近年では、遊技機で行われる遊技内容を興趣に富んだものにするために遊技内容の向上や遊技演出の複雑化が図られる一方、これらの高度かつ複雑な制御にも対応できるように、従来と比較してより高性能かつ高速なCPUが用いられる傾向にある。このため、近年の遊技機におけるCPUの消費電力は増加する傾向にあり、またこの消費電力の増加に伴い、CPU自体から発生する熱や、このCPUにより制御されて遊技を実行するために必要な各種機器等から発生する熱も増加する傾向にある。
このため、特許文献1に記載された遊技機のようにCPU筐体の両側部に放熱孔を設けるのみでは、上述のような近年の発熱量の増加に対応しきれず、CPU筐体内に熱がこもってしまう場合がある。そこで、このような放熱孔を増やすことで、CPU筐体の内部やCPU筐体前部の熱を排出することが考えられるものの、このように放熱孔を増やしてしまうと、CPU筐体の内部やCPU筐体前部を操作することが容易になってしまうため、このCPU筐体内に収納されたCPUや制御基板等の各種機器や、CPU筐体の前部に設けられた記憶媒体やコネクタ等に、種々の不正な行為が容易に行われる危険性が高くなるという問題があった。
本発明は、遊技機筐体内に収容された制御基板等の機器を収納するCPU筐体の内部や、遊技を実行するために必要な各種機器が設けられたCPU筐体前部のセキュリティを保持しつつ、これらCPU筐体内部やCPU筐体前部の各種機器で発生する熱を効率的に放熱できる遊技機を提供することを目的とする。
(1)内壁を有する第1の箱体(例えば、後述のキャビネット2)と、該第1の箱体に収容されると共に、遊技を制御するCPUを含む第1の制御基板(例えば、後述のマザーボード71)を収容する第2の箱体(例えば、後述のCPUキャビネット50)と、側壁(例えば、後述のカバー側部615,616)を有し、かつ、前記第2の箱体の前部を閉じた状態を閉状態として、該閉状態で前記第2の箱体の前部に設けられた遊技の実行に必要な部材(例えば、後述のコネクタパネル541、カートリッジスロット543、及びゲームカートリッジ74)を覆うと共に、前記第2の箱体の前部に所定の空間(例えば、後述の収納空間63)を形成する前面部材(例えば、後述のフロントカバー60)と、前記第2の箱体の前部(例えば、後述のキャビネット前部54)に設けられ、該第2の箱体内の空間と前記所定の空間とを連通する連通部(例えば、後述の第1の連通部542、及び第2の連通部544)と、前記前面部材の一端側の側壁に設けられると共に前記連通部により前記第2の箱体内の空間から前記所定の空間に送られた空気を前記所定の空間外に排出する排出部(例えば、後述の排出部617)と、を備え、前記第1の箱体の一端側の内壁から該一端の内方向に位置する前記前面部材の一端側の側壁までの距離を第1の距離(例えば、後述のL)とし、前記第1の箱体の他端側の内壁から該他端の内方向に位置する前記前面部材の他端側の側壁までの距離を第2の距離(例えば、後述のL)とし、その第1の距離が第2の距離よりも短くなる位置に前記前面部材が配置されることを特徴とする遊技機。
(1)記載の遊技機によれば、遊技を制御するCPUを含む第1の制御基板は第2の箱体に収容され、この第2の箱体は内壁を有する第1の箱体に収容され、第2の箱体の前部には、側壁を有する開閉可能な前面部材が設けられて、第2の箱体の前部を閉じた状態を閉状態として、該閉状態で第2の箱体の前部に設けられた遊技の実行に必要な部材を覆うと共に、第2の箱体の前部に所定の空間を形成し、第2の箱体の前部に設けた連通部により第2の箱体内の空間と所定の空間とを連通させ、前面部材の一端側の側壁に設けられると共に連通部により第2の箱体内の空間から所定の空間に送られた空気を所定の空間外に排出する排出部を設けた。また、第1の箱体の一端側の内壁から該一端の内方向に位置する前面部材の一端側の側壁までの距離を第1の距離とし、第1の箱体の他端側の内壁から該他端の内方向に位置する前面部材の他端側の側壁までの距離を第2の距離とし、その第1の距離が第2の距離よりも短くなる位置に前面部材を配置した。すなわち、前面部材の一端側の壁部に設けられた排出部は、第1の箱体の一端側の内壁寄りに配置されることとなる。
これにより、前面部材で、第2の箱体の内部に設けられた第1の制御基板や第2の箱体の前部に設けられた部材を保護しつつ、第1の制御基板や第2の箱体の前部に設けられた部材の発熱により発生した熱を、前面部材と第2の箱体の前部との間に形成される所定の空間に連通部を通じて、不正な行為が実行されづらい位置に配置された排出部より排出できる。したがって、第2の箱体の内部及び前部のセキュリティを保持しつつ、この第2の箱体の内部及び前部で発生した熱を効率的に放熱させることができる。
(2)前記第2の箱体の底部(例えば、後述のキャビネット底部51)から、該第2の箱体の前方へ延びる延在部(例えば、後述の延在部56)と、前記延在部の前端部の一部に設けられ、前記前面部材を開閉可能に支持する開閉部材(例えば、後述のヒンジ563,565)と、をさらに備えることを特徴とする(1)に記載の遊技機。
(2)記載の遊技機によれば、第2の箱体の底部から、この第2の箱体の前方へ延びる延在部を設けると共に、この延在部の前端部の一部に、前面部材を開閉可能に支持する開閉部材を設けた。これにより、前面部材を開閉可能にしつつ、延在部の前端部と前面部材との隙間、すなわち、延在部の前端部のうち開閉部材が設けられていない部分から、前面部材と第2の箱体前部との間の所定の空間内の空気を排出させることができる。したがって、第2の箱体の内部及び前部で発生した熱をさらに効率的に放熱できる。
(3)前記第2の箱体の前面から前記所定の空間側へ延びると共に、該所定の空間から前記排出部を通じて前記所定の空間外へ延びる複数の線状部材(例えば、後述の複数のケーブル99)と、前記複数の線状部材を結束する結束部(例えば、後述の結束部561)と、をさらに備え、前記結束部は、前記複数の線状部材の前記第2の箱体の前面から延びる末端と前記排出部との間で、前記排出部側に位置することを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。
(3)記載の遊技機によれば、第2の箱体の前面から所定の空間側に延び、排出部を通じて所定の空間外へ延びる複数の線状部材は、これら複数の線状部材の末端と排出部との間で、排出部側が結束部により結束された状態で、この排出部を通じて所定の空間外へ渡される。すなわち、複数の線状部材を排出部の近傍で束ねることにより、複数の線状部材で排出部を塞いでしまい放熱性が低下するのを防止できる。
(4)前記第1の箱体の前方向に配設される前面部(例えば、後述の前面扉22)は、該前面部を前記第1の箱体の一端側に沿って延びる回動軸により開閉可能に軸支されていることを特徴とする(1)から(3)の何れかに記載の遊技機。
(4)記載の遊技機によれば、第1の箱体の前方向に配設される前面部は、この第1の箱体の一端側に沿って延びる回動軸により開閉可能に軸支される。換言すれば、この第1の箱体の前面部は、第1の箱体を開閉する扉体となる。ここで上述のように、前面部材の排出部は、第1の箱体の一端側、すなわち、上記扉体の回動軸付近に位置することとなる。このため、この扉体を開き、第1の箱体内の前面部材を外部に露出させても、この第1の箱体の一端側には、排出部を操作するための空間が形成されにくくなる。これにより、排出部を介して第2の箱体の前部に設けられた部材に不正な行為が行われたり、又は、排出部及び連通部を介して第2の箱体の内部に設けられた第1の制御基板に不正な行為が行われたりするのを防止できる。
(5)前記前面部材に設けられた押圧部(例えば、後述の押圧部69)と、前記前面部材の閉状態において前記押圧部と面対向する押圧支持部(例えば、後述のカバー支持機構58の本体581)と、前記押圧支持部を前記押圧部側に付勢する付勢部材(例えば、後述の付勢部材583)と、をさらに備えることを特徴とする(1)から(4)の何れかに記載の遊技機。
(5)記載の遊技機によれば、前面部材の閉状態において、前面部材に設けられた押圧部は押圧支持部を押圧し、一方、付勢部材はこの押圧支持部を押圧部側に付勢する。これにより、前面部材を閉状態に支持する固定支持力を強化し、前面部材ががたつくのを防止できる。
(6)前記第2の箱体の前部を開いた状態を開状態として、前記前面部材が閉状態から開状態になったことを検知する第1のセンサ(例えば、後述の第1のセンサスイッチ59)をさらに備え、前記第1のセンサは、前記前面部材が閉状態から開状態になった場合、前記閉状態が解除されたことを示す第1の閉状態解除情報を出力することを特徴とする(1)から(5)の何れかに記載の遊技機。
(6)記載の遊技機によれば、前面部材が閉状態から開状態になったことを検知し、これを検知した場合には、前面部材の閉状態が解除されたことを示す第1の閉状態解除情報を出力する第1のセンサを設けた。これにより、例えば、第1のセンサからの第1の閉状態解除情報の出力に基づき、前面部材が開かれたことを報知することで、第2の箱体の内部及び前部のセキュリティを保持できる。
(7)前記第1のセンサから出力された第1の閉状態解除情報を記憶する第1のメモリ(例えば、後述のマザーボード71の第1のメモリ)をさらに備えることを特徴とする(6)に記載の遊技機。
(7)記載の遊技機によれば、前面部材が開かれたことで第1のセンサから出力された第1の閉状態解除情報は、第1のメモリに記憶される。これにより、前面部材が開かれたことを、第1のメモリにログとして記憶できる。
(8)前記第1のセンサから出力された第1の閉状態解除情報を記憶する第2のメモリ(例えば、後述のゲーミングボード72の第2のメモリ)をさらに備えることを特徴とする(7)に記載の遊技機。
(8)記載の遊技機によれば、前面部材が開かれたことで第1のセンサスイッチから出力された第1の閉状態解除情報は、第2のメモリ、及び、第1のメモリに記憶される。つまり、前面部材が開かれたことを、第1のメモリ及び第2のメモリに、二重に、ログとして記憶させることができるので、これにより、より正確なログを取得することができる。
(9)前記前面部材が閉状態から開状態になったことを検知する第2のセンサ(例えば、後述の第2のセンサスイッチ341)をさらに備え、前記第2のセンサは、前記前面部材が閉状態から開状態になった場合、前記閉状態が解除されたことを示す第2の閉状態解除情報を出力することを特徴とする(6)から(8)の何れかに記載の遊技機。
(9)記載の遊技機によれば、前面部材が閉状態から開状態になったことを検知し、これを検知した場合には、前面部材の閉状態が解除されたことを示す第2の閉状態解除情報を出力する第2のセンサを設けた。これにより、例えば、第1のセンサの第1の閉状態解除情報の出力と共に、第2のセンサからの第2の閉状態解除情報の出力に基づき、前面部材が開かれたことを報知することで、第2の箱体の内部及び前部のセキュリティを保持できる。
(10)サーバと通信可能に接続され、前記第2のセンサから出力された前記第2の閉状態解除情報は、前記サーバに送信されることを特徴とする(9)に記載の遊技機。
(10)記載の遊技機によれば、第2のセンサは、前面部材が閉状態から開状態になった場合、前面部材の閉状態が解除されたことを示す第2の閉状態解除情報を、サーバに送信する。これにより、サーバでも前面部材の開閉状態を監視することができる。
(11)前記第1の箱体は、前記第2の箱体をその後部から収納可能であると共に、前記第2のセンサが前記第2の箱体の後部と面対向するように取り付けられる取付部(例えば、後述のスイッチボックス342)を備え、前記第2の箱体の後部には、前記取付部を挿通可能な切欠部(例えば、後述の切欠部551)が形成されることを特徴とする(9)又は(10)に記載の遊技機。
(11)記載の遊技機によれば、第1の箱体に、第2のセンサが第2の箱体の後部と面対向するように取り付けられる取付部を設け、第2の箱体の後部に、この取付部を挿通可能な切欠部を形成した。これにより、第2のセンサの取付部により妨げられることなく、第2の箱体を第1の箱体に着脱できると共に、この第2の箱体を第1の箱体に収納した状態で、第2の箱体の切欠部を取付部で覆うことができる。したがって、第2の箱体の後部のセキュリティを保持したまま、第2の箱体を第1の箱体から着脱容易にできる。
(12)前記第2の箱体の前部に設けられ、前記第2の箱体の前部から内部側へ延びる凸状部(例えば、後述の凸状部546)と、前記前面部材に回動自在に設けられ、前記凸状部に係止可能な第1の係止部(例えば、後述の第1の係止部682)をその一端側に有する回動支持部(例えば、後述の回動支持部68)と、をさらに備え、前記回動支持部は、前記第1の係止部を前記凸状部に係止させて前記前面部材を閉状態に支持する支持位置と、前記第1の係止部を前記凸状部から離間させて前記前面部材を開放可能にする支持解除位置と、を切り替え可能であることを特徴とする(1)から(11)の何れかに記載の遊技機。
(12)記載の遊技機によれば、回動支持部を支持位置に回動させると、この回動支持部の第1の係止部は第2の箱体の凸状部に係止し、前面部材は閉状態で支持される。また、回動支持部を支持解除位置に回動させると、この回動支持部の第1の係止部は第2の箱体の凸状部から離間し、前面部材は開放可能となる。これにより、回動支持部を支持位置にしたり支持解除位置にしたりすることで、前面部材を閉状態に保持したり開放可能にしたりできる。また、回動支持部を支持位置にした状態では、第1の係止部は凸状部に係止しして前面部材は閉状態で支持されるため、前面部材が容易に開放されるのを防止して、第2の箱体の内部及び前部のセキュリティをさらに向上できる。
(13)前記第1の箱体は、前記一端側の内壁から前記他端側の内壁までの水平方向に架け渡されると共に、前記第2の箱体の前部へ向けて下方に延びる垂下部(例えば、後述の垂下部261)を備え、前記回動支持部は、前記第1の係止部を前記凸状部に係止させた状態で、前記垂下部に係止させて前記前面部材を閉状態に支持する第2の係止部(例えば、後述の第2の係止部683)をその他端側に有することを特徴とする(12)に記載の遊技機。
(13)記載の遊技機によれば、回動支持部を支持位置に回動させると、この回動支持部の第1の係止部は第2の箱体の凸状部に係止すると共に、回動支持部の第2の係止部は第1の箱体の垂下部に係止することとなる。つまり、第1の係止部及び第2の係止部を、それぞれ、凸状部及び垂下部に係止させることで、より確実に前面部材を閉状態で支持できる。これにより、前面部材が容易に開放されるのを防止して、第2の箱体の内部及び前部のセキュリティをさらに向上できる。
(14)前記前面部材は、施錠部(例えば、後述の施錠部67)をさらに備えることを特徴とする(1)から(13)の何れかに記載の遊技機。
(14)記載の遊技機によれば、前面部材に施錠部を設けた。これにより、例えば、回動支持部を支持位置に保持して、前面部材を閉状態で施錠することが可能となる。したがって、第2の箱体の内部及び前部のセキュリティをさらに向上できる。
本発明の遊技機によれば、第1の箱体内に収容された第1の制御基板等の機器を収納する第2の箱体の内部や、遊技を実行するために必要な各種機器が設けられる第2の箱体前部のセキュリティを保持しつつ、これら第2の箱体内部や第2の箱体前部の各種機器で発生する熱を効率的に放熱できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る遊技機1の外観の構成を示す斜視図である。遊技機1は、カジノ等の遊技場に設置されるいわゆるアップライト型のスロットマシンである。この遊技機1は、所定の遊技態様を実行するための電気的又は機械的部品を収容する第1の箱体としてのキャビネット2と、このキャビネット2の前面を開閉する前面扉22と、を備える。キャビネット2の前面上部にはサブディスプレイ3が設けられている。また、前面扉22の前面のうち、上述のサブディスプレイ3の下方には、メインディスプレイ4が設けられている。
サブディスプレイ3は、一般に汎用されている液晶ディスプレイで構成されており、通常の遊技中及び待機中であれば、遊技が当たった時の単位メダル数に対する配当を表すオッズ等が記載された配当表が表示される。そして、このサブディスプレイ3は、視点が概ねメインディスプレイ4の高さに位置されることになる遊技者の視認性を良くするために遊技機の前側に向かって倒れるように傾斜している。
メインディスプレイ4は、遊技者が常時注視している回転図柄表示パネルであり、その前面側に配置された透明のタッチパネルと、前面扉22に固定された透光性の透明液晶ディスプレイと、を含んで構成される。このメインディスプレイ4には、透明な表示窓が設けられ、キャビネット2内部に設けられた複数のリール33L,33C,33R(後述の図2参照)の外周面を視認可能となっている。これらリール33L,33C,33Rは、メインディスプレイ4に形成された表示窓に対向して、キャビネット2内部に配置されている。
各リール33L,33C,33Rの外周面には、複数種類の図柄がそれぞれ配列され、メインディスプレイ4の各表示窓内にそれぞれ3個ずつ表示されるようになっている。また、メインディスプレイ4には、各表示窓を水平及び斜めに横切る複数本の入賞ライン(図示せず)が表示されている。
尚、各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当籤役が予め設定されており、当籤役に対応する図柄の組合せが入賞ライン上で停止した際に、当籤役に応じてコインが後述のコイン払出口15から払い出される。また、各リールの周面に各種図柄を形成するについては、各リールの幅・周長に合致する長尺状のシールに9個のシンボルを印刷しておき、かかるシールを各リールの周面に貼付することにより形成するのが一般的であるが、この方法以外の方法でシンボルを形成することは勿論可能である。
ここで、本実施例では、入賞ラインはセンターラインのみとされており、かかる入賞ラインは、1−ベットボタン11、3−ベットボタン12、及び、5−ベットボタン13の押下及びスピンボタン14の押下に基づき各リールの回転・停止によるゲームを行う際に、メインディスプレイ4に表示され、一方、遊技者にとって有利な特別の遊技態様を示す各種ボーナスゲームの獲得時に5−ベットボタン13の押下に基づきボーナスゲームを行う際には、メインディスプレイ4から表示消去される。
メインディスプレイ4の下方には、メインディスプレイ4の表示結果に基づく内容が書かれたチケットを出しうるチケットプリンタ19が設置されている。
メインディスプレイ4の下方には、遊技者が操作可能な台座状の操作テーブル5が設けられている。この操作テーブル5には、図1中左方から順に、両替(CHANGE)ボタン6、払い戻し(CASH−OUT)ボタン7、ヘルプ(HELP)ボタン8が配置されている。また、ヘルプボタン8の右側には、コイン投入口9、紙幣投入口10が設けられている。また、操作テーブル5のうち、両替ボタン6より遊技者側には、図1中左方から順に、1−ベットボタン11、3−ベットボタン12、及び、5−ベットボタン13が配置される。また、5−ベットボタン13の右側には、SPIN/REPEAT−ベットボタン(以下「スピンボタン」と略記する)14が配置されている。
両替ボタン6は、紙幣投入口10に投入した紙幣を両替する際に押下されるボタンである。両替されたコインは、キャビネット2の下部に設けられたコイン払出口15からコイン受け部16に払い出される。両替ボタン6には、両替(CHANGE)スイッチが付設されており、両替ボタン6の押下に基づき両替スイッチからスイッチ信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。
払い戻しボタン7は、通常ゲーム終了時に押下されるボタンである。払い戻しボタン7が押下されると、ゲームにて獲得したコインが、前面扉22の下部に設けられたコイン払出口15からコイン受け部16に払い戻される。尚、払い戻しボタン7には、払い戻し(CASH−OUT)スイッチが付設されており、払い戻しボタン7の押下に基づきスイッチ信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。
ヘルプボタン8は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンである。ヘルプボタン8が押下されると、サブディスプレイ3やメインディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。また、遊技中にサブディスプレイ3に配当表が表示されていない場合に、このヘルプボタン8が押下されると、サブディスプレイ3には配当表が表示されるようになっている。ヘルプボタン8には、ヘルプ(HELP)スイッチが付設されており、ヘルプボタン8の押下に基づきヘルプスイッチからスイッチ信号が遊技の制御を行うメインCPU等に出力される。
コイン投入口9には、コインセンサが配置されており、コイン投入口9にコインが投入されると、コインセンサを介してコイン検出信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。また、紙幣投入口10には、紙幣センサが配置されており、紙幣投入口10に紙幣が投入されると、紙幣センサを介して紙幣検出信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。
1−ベットボタン11は、1回押下する毎に1ずつベットされるボタンであり、最大3回まで押下してベットすることができる。この1−ベットボタン11には、1−ベットスイッチが付設されており、1−ベットボタン11が押下されると、その押下に基づき1−ベットスイッチから遊技機の制御を行うメインCPU等にスイッチ信号が出力される。
3−ベットボタン12は、その押下に基づき3ベットでゲームを開始するためのボタンである。かかる3−ベットボタン13には、3−ベットスイッチが付設されており、その押下時には3−ベットスイッチからスイッチ信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。また、5−ベットボタン13は、その押下に基づき5ベットでゲームを開始したり、遊技者にとって有利な特別の遊技態様を示すボーナスゲームを開始する際に押下されるボタンである。5−ベットボタン13には、5−ベットスイッチが付設されており、その押下に基づき5−ベットスイッチからスイッチ信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。
スピンボタン14は、ベットボタン11,12,13によりベットされたことを条件として、遊技を開始するための遊技開始ボタンとして機能し、押下されることに基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを実行すべく、後述するリールの回転が開始されるボタンである。スピンボタン14には、スピンスイッチが付設されており、スピンボタン14が押下されると、その押下に基づきスピンスイッチからスイッチ信号が遊技機の制御を行うメインCPU等に出力される。尚、スピンボタン14の押下により、賭けることが可能なベット数としては、1、2、3、5ベットが存在し得る。
また、前面扉22の下部には、コインが払い出されるコイン払出口15と、このコイン払出口15から払い出されたコインを受けるコイン受け部16が設けられている。コイン払出口15の内部には、センサ等より構成されるコイン検出部が配置されており、コイン検出部はコイン払出口15から払い出されるコインの枚数を検出する。
また、前面扉22の左右両端部には、それぞれ、遊技に関する音を出音することにより、遊技の演出を行うスピーカ20L,20Rが設けられている。
次に、図2を参照して、キャビネット2内部の構成について説明する。
図2は、遊技機1のキャビネット2内部の構成を示す斜視図であり、前面扉22を開いた状態を示す図である。なお、図2では前面扉22の図示を省略している。図2に示すように、キャビネット2は、その前面に開放面を有する箱状である。前面扉22は、このキャビネット2の一端側に沿って延びる回動軸により、キャビネット2の開放面を覆うように開閉可能に軸支されている。具体的には、キャビネット2の一端側には、前面扉22の上端部及び下端部を軸支し、この前面扉22を回動可能に支持する支持部材23U,23Dが設けられている。また、このキャビネット2の他端側の縁部には、前面扉22の開閉動作を検知するドアスイッチ24が設けられている。
キャビネット2内部は、上部棚板25及び下部棚板26の2枚の棚板により、キャビネット上段部27、キャビネット中段部28、及びキャビネット下段部29に分割されている。
キャビネット上段部27には、3つのリール33L,33C,33Rを有するリールユニット33が設けられている。リール33L,33C,33Rは、それぞれ、円筒状であり、その外周面を前面扉22のメインディスプレイ4に向けた状態で、キャビネット上段部27に設けられる。リールユニット33は、これら3つのリール33L,33C,33Rを回転可能に支持すると共に、これら3つのリール33L,33C,33Rを回転させるステッピングモータ(図示せず)を備える。
キャビネット下段部29には、後述の制御装置70を備える主制御ユニット49、ホッパ47、回収ボックス48、が設けられている。
ホッパ47は、コイン投入口9から投入されたコインを収容すると共に、制御装置70からの指令に応じて、所定の枚数のコインを、図示しないコインシュータを介して、前面扉22に設けられたコイン払出口15から払い出す。回収ボックス48は、前面扉22に設けられた紙幣投入口10から投入された紙幣を回収する収容容器である。
次に、図3〜図6を参照して、主制御ユニット49の構成について説明する。
図3は、主制御ユニット49の構成を示す斜視図である。図3に示すように、主制御ユニット49は、遊技を制御する制御基板等で構成される制御装置70と、この制御装置70を収納する第2の箱体としてのCPUキャビネット50と、このCPUキャビネット50の前部を開閉する前面部材としてのフロントカバー60と、を備える。
制御装置70は、遊技を制御する第1の制御基板としてのマザーボード71と、ゲーミングボード72と、CPUキャビネット50内の熱を排出するファン73と、ハードディスク75と、を含んで構成される。マザーボード71は、市販の汎用マザーボードを用いて構成され、少なくともメインCPUと、第1のメモリ(図示せず)とを備える。このマザーボード71は、水平にしてCPUキャビネット50内に配設される。また、マザーボード71のメインCPUにはCPUファン713が設けられている。ゲーミングボード72は、少なくともCPUと、第2のメモリ(図示せず)とを備え、マザーボード71と接続されている。また、このゲーミングボード72は、遊技に関する情報が記憶されたゲームカートリッジ74が着脱可能に接続される(図4参照)と共に、このゲームカートリッジ74のゲームプログラムをマザーボード71に取り込む。また、このゲーミングボード72は、マザーボード71に垂直にして接続されている。
図4は、主制御ユニット49の構成を示す斜視図である。より具体的には、フロントカバー60を開き、CPUキャビネット50の前部を開放した状態における主制御ユニット49の構成を示す斜視図である。
CPUキャビネット50は、その上面に開放面を有する立方体状の収容容器である。具体的には、CPUキャビネット50は、マザーボード71が載置されるキャビネット底部51と、キャビネット底部51に対し垂直に設けられCPUキャビネット50の両側面を構成するキャビネット側部52,53と、キャビネット底部51に対し垂直に設けられCPUキャビネット50の前面及び後面を構成するキャビネット前部54及びキャビネット後部55と、を備える。
キャビネット側部52,53には、それぞれ、複数の貫通孔で構成される放熱部521,531が形成されている。キャビネット側部52の放熱部521の近傍には、上述のCPUファン713が設けられており、キャビネット側部53のうち放熱部531が形成された部分には、上述のファン73取り付けられている。
キャビネット側部52,53のうち、CPUキャビネット50の開放面側の縁部は、それぞれ、板状の折曲部522,532が設けられている。これら折曲部522,532は、それぞれ、キャビネット底部51に対して平行となっていると共に、嵌合穴523,533が形成されている。また、これらキャビネット側部52とキャビネット側部53との間には、これらキャビネット側部52,53に対して垂直に延びる補強材57が架け渡されている。
キャビネット前部54のうち、キャビネット底部51側には、上述のマザーボード71及びゲーミングボード72と、遊技機1に設けられた他の機器とを電気的に接続するためのコネクタパネル541が設けられている。このコネクタパネル541には、複数の線状部材としての複数のケーブルが接続される。また、キャビネット前部54のうち、このコネクタパネル541の図4中右側には、複数の貫通孔により構成される矩形状の第1の連通部542と、ゲームカートリッジ74を挿入可能なカートリッジスロット543と、矩形状の貫通孔により構成される第2の連通部544とが設けられている。連通部としてのこれら第1の連通部542及び/又は第2の連通部544は、それぞれ、CPUキャビネット50内の空間と、後述の収納空間63とを連通する。
キャビネット前部54のうち、CPUキャビネット50の開放面側の縁部には、略矩形状の切欠部545が形成されている。この切欠部545には、CPUキャビネット50内部側へ延びる板状の凸状部546が設けられている。また、キャビネット前部54のうち、切欠部545の近傍には、キャビネット前部54からキャビネット後部55へ延びるカバー支持機構58が設けられている。また、このカバー支持機構58のキャビネット後部55側の端部には、フロントカバー60の開閉を検知する第1のセンサスイッチ59が設けられている。この第1のセンサスイッチ59は、上述のゲーミングボード72に接続されている。これらカバー支持機構58及び第1のセンサスイッチ59の構成については、後に図10〜図12を参照して詳述する。
キャビネット後部55のうち、キャビネット側部53側の面には上述のハードディスク75が取り付けられている。また、このキャビネット後部55の縁部のうち、上述のカバー支持機構58と対向する部分には、矩形状の切欠部551が形成されている。
キャビネット底部51は、板状であり、CPUキャビネットの底面を構成すると共に、キャビネット前部54から前方へ延びる延在部56を備える。この延在部56は、矩形状でありキャビネット前部54に対して垂直となっている。この延在部56の前端部の一部には、フロントカバー60を開閉可能に支持する開閉部材としての2つのヒンジ563,565が設けられている。
また、この延在部56のキャビネット側部52側の端部には、線状部材として複数のケーブルを束ねる円環状の結束部561が設けられている。この結束部561の詳細な構成については、後に図6を参照して詳述する。
図3に戻り、フロントカバー60は、立体形状を有するカバー本体61と、このカバー本体61に連結されて管理者がフロントカバー60を開閉する際に操作可能なカバー操作部62と、を備える。
カバー本体61は、その下端部にヒンジ563,565が取り付けられてフロントカバー60の前面を構成するカバー前部613と、このカバー前部613の上端部を折り曲げて形成されフロントカバー60の上面を構成するカバー上部614と、カバー前部613の左右両端部を折り曲げて形成されフロントカバー60の左右両側壁を構成するカバー側部615,616と、を含んで構成される。
カバー操作部62は、カバー前部613、カバー上部614、及びカバー側部615と連結されており、フロントカバー60の上面を構成する。カバー操作部62にはフロントカバー60を閉じた状態で保持する施錠部67が設けられており、管理者はこの施錠部67に図示しない鍵を挿入した状態でフロントカバー60を開閉することが可能となっている。また、図4に示すように、カバー操作部62の裏面側には、上述の施錠部67と連動する回動支持部68と、立方体状の押圧部69と、が設けられている。これら施錠部67及び回動支持部68の構成については、後に図8及び図9を参照して詳述する。
図3に戻り、フロントカバー60を閉じた状態では、カバー側部615は、キャビネット側部52と面一になり、カバー側部616は、キャビネット側部53と面一になり、また、カバー上部614は、CPUキャビネット50の開放面と面一になる。これにより、フロントカバー60を閉じた状態では、このフロントカバー60は、キャビネット前部54に設けられたコネクタパネル541、第1の連通部542、ゲームカートリッジ74、カートリッジスロット543、及び第2の連通部544等を覆うと共に、CPUキャビネット50の前部に、立体形状の収納空間63を形成する。
図5は、主制御ユニット49の構成を示す斜視図である。より具体的には、フロントカバー60のカバー側部615側から視た斜視図である。図5に示すように、フロントカバー60のカバー側部615には、矩形状に切り欠くことによって形成された排出部617が設けられている。この排出部617の一端から他端の前後方向に沿った長さ、すなわち、矢印Rの長さは、上述の結束部561の内径、すなわち、矢印Rの長さよりも大きい。つまり、この排出部617の開口面積は、結束部561の開口面積よりも大きくなっている。
次に、図5を参照して、CPUキャビネット50内で発生した熱の排出経路について説明する。CPUキャビネット50内に設けられた制御装置70で発生した熱は、フロントカバー60を閉じた状態であっても、複数の経路を介してCPUキャビネット50外へ放熱することが可能となっている。
具体的には、例えば、破線矢印771に示すように、CPUキャビネット50内の熱は、放熱部521から放熱できる。また、破線矢印772に示すように、CPUキャビネット50内の熱は、ファン73により放熱部531から放熱できる。
また、CPUキャビネット50内の空気は、キャビネット前部54に形成された第1の連通部542及び第2の連通部544によって、収納空間63と連通している。これにより、破線矢印773に示すように、CPUキャビネット50内の熱は、キャビネット前部54に形成された第1の連通部542及び第2の連通部544、収納空間63、並びに排出部617を介して、主制御ユニット49外へ排出できる。
また、破線矢印774に示すように、CPUキャビネット50内で発生した熱は、第1の連通部542及び第2の連通部544、収納空間63、並びにカバー前部613と延在部56との間の間隙部を介して、主制御ユニット49外へ排出できる。以上、CPUキャビネット50内で発生した熱の排出経路について説明したが、これに限るものではない。
図6は、延在部56の構成を示す上面図である。より具体的には、図6は、複数のケーブル99を延在部56に載置した状態における延在部56の構成を示す上面図である。なお、図6では、簡単のためフロントカバー60の図示を省略し、フロントカバー60の排出部617と、フロントカバー60を閉じることで形成される収納空間63と、を破線で示した。
複数のケーブル99は、各々の末端がコネクタパネル541に接続されたものと、CPUキャビネット50内部から延びるものとを含んで構成される。これら複数のケーブル99は、このキャビネット前部54から収納空間63側へと延びると共に、この収納空間63から排出部617を通じて収納空間63外へと延びる。
ここで、図6に示すように、複数のケーブル99を結束する結束部561は、コネクタパネル541から延びる複数のケーブル99の末端と、排出部617との間で、排出部617側に位置する。より具体的には、結束部561と排出部617との間隔をNとし、複数のケーブル99のうち末端がコネクタパネル541に接続されたケーブルの、キャビネット前部54から結束部561までの長さをNとし、複数のケーブル99のうちCPUキャビネット50内部からの延びるケーブルの、キャビネット前部54から結束部561までの長さをNとすると、結束部561は、NがN及びNよりも短くなるような位置に設けられる。つまり、複数のケーブル99は、排出部617の近傍で束ねられて、排出部617から収納空間63外へ渡される。また、図5に示すように、排出部617の前後方向に沿った長さ(図5中矢印Rの長さ)は、結束部561の内径(図5中矢印Rの長さ)よりも大きく、排出部617の開口面積は、結束部561の開口面積よりも大きくなっている。これにより、複数のケーブル99で排出部617を塞いでしまい、放熱性が低下するのを防止できる。
次に、図7を参照して、以上のように構成された主制御ユニット49をキャビネット2に取り付ける手順について説明する。
図7は、キャビネット下段部29の構成を示す斜視図である。図7に示すように、下部棚板26のキャビネット下段部29側の面には、キャビネット2内の前後方向に延びる2つのガイド部材31a,31bが、互いに平行に設けられると共に、これらガイド部材31a,31bの間には、スイッチユニット34が設けられている。これらガイド部材31a,31bは、それぞれ、断面コ字状のガイド溝が形成されていると共に、凹部32a,32bが形成されている。また、下部棚板26の前端部は折り曲げられており、垂下部261となっている。この垂下部261は、キャビネット2の一端側の内壁から他端側の内壁までの水平方向に架け渡されると共に、主制御ユニット49の前部へ向けて下方に延びる。
スイッチユニット34は、CPUキャビネット50のフロントカバー60の開閉を検出する第2のセンサスイッチ341と、この第2のセンサスイッチ341がCPUキャビネット50の後部と面対向するように下部棚板26に固定される取付部としてのスイッチボックス342と、を備える。より具体的には、この第2のセンサスイッチ341は、CPUキャビネット50をキャビネット2に収納した状態では、スイッチボックス342により、上述の第1のセンサスイッチ59と対向する位置に設けられる。また、この第2のセンサスイッチ341は、上述のゲーミングボード72に接続されている。
主制御ユニット49をキャビネット2内に取り付ける際には、先ず、CPUキャビネット50の折曲部522及び折曲部532を、それぞれ、ガイド部材31a及びガイド部材31bのガイド溝に挿入し、CPUキャビネット50を、その後部からキャビネット2内へ押し込む。CPUキャビネット50を所定の取付位置まで押し込むと、折曲部522,532に形成された嵌合穴523,533の各々に、ガイド部材31a,31bに形成された凹部32a,32bが嵌合し、CPUキャビネット50がキャビネット2内の所定の取付位置に取り付けられる。
ここで、CPUキャビネット50のキャビネット後部55には、上述のように切欠部551が形成されている。この切欠部551の一端から他端までの水平方向に沿った長さ、すなわち、矢印Mの長さは、スイッチボックス342の一端から他端までの水平方向に沿った長さ、すなわち、矢印Mの長さよりも大きくなっている。これにより、第2のセンサスイッチ341のスイッチボックス342により妨げられることなく、CPUキャビネット50をキャビネット2に着脱できると共に、このCPUキャビネット50をキャビネット2に収納した状態で、CPUキャビネット50の切欠部551をスイッチボックス342で覆うことができる。したがって、CPUキャビネット50の後部のセキュリティを保持したまま、CPUキャビネット50をキャビネット2から着脱容易にできる。
以上のようにして主制御ユニット49をキャビネット2内に取り付けることにより、主制御ユニット49の上述の排出部617は、図2に示すような位置に配設される。より具体的には、矢印Lに示すようにキャビネット2の一端側の内壁から、キャビネット2の内方向に位置するフロントカバー60のカバー側部615までの距離を第1の距離とし、矢印Lに示すようにキャビネット2の他端側の内壁から、キャビネット2の内方向に位置するフロントカバー60のカバー側部616までの距離を第2の距離とし、その第1の距離が第2の距離よりも短くなる位置にフロントカバー60が配置される。すなわち、カバー側部615に設けられた排出部617は、キャビネット2の一端側に向けた状態で、この一端側の内壁寄りに位置する。
ここで、例えば、上述のような本実施例の遊技機1に反して、第1の距離(矢印L)が第2の距離(矢印L)よりも大きくなるようにフロントカバー60をキャビネット2内に配置したと仮定する。この場合、排出部617とキャビネット2の一端側の内壁との間には、本実施例の遊技機1と比較して、より大きな隙間が形成されることとなるため、排出部617を介してCPUキャビネット50の内部及び前部が操作される危険性が高くなってしまう。
本実施例の遊技機1では、上述のように第1の距離が第2の距離よりも短くなる位置にフロントカバー60を配置することにより、フロントカバー60で、CPUキャビネット50の内部に設けられたマザーボード71及びゲーミングボード72やCPUキャビネット50の前部に設けられたコネクタパネル541、ゲームカートリッジ74、及びカートリッジスロット543等を保護しつつ、マザーボード71及びゲーミングボード72やCPUキャビネット50の前部に設けられたゲームカートリッジ74の発熱により発生した熱を、フロントカバー60とCPUキャビネット50の前部との間に形成される収納空間63に第1の連通部542及び第2の連通部544を通じて、不正な行為が実行されづらい位置に配置された排出部617より排出できる。したがって、CPUキャビネット50の内部及び前部のセキュリティを保持しつつ、このCPUキャビネット50の内部及び前部で発生した熱を効率的に放熱させることができる。
また、上述のように、前面扉22を軸支する支持部材23U,23Dは、キャビネット2の一端側に設けられている。したがって、フロントカバー60の排出部617は、前面扉22の回動軸付近に位置することとなる。このため、この前面扉22を開き、キャビネット2内のフロントカバー60を外部に露出させても、このキャビネット2の一端側には、排出部617を操作するための空間が形成されにくくなる。これにより、排出部617を介してCPUキャビネット50の前部に設けられたコネクタパネル541やゲームカートリッジ74(図4参照)に不正な行為が行われたり、又は、排出部617、第1の連通部542及び第2の連通部544を介してCPUキャビネット50の内部に設けられたマザーボード71やゲーミングボード72に不正な行為が行われたりするのを防止できる。
次に、図8及び図9を参照して、施錠部67及び回動支持部68の構成について説明する。
図8及び図9は、施錠部67及び回動支持部68の構成を示す斜視図である。より具体的には、図8及び図9は、CPUキャビネット50をキャビネット2に収納し、かつ、フロントカバー60を閉じた状態における、施錠部67及び回動支持部68の構成を示す斜視図である。
図8に示すように、施錠部67は、図示しない鍵が挿入される円柱状のキーシリンダ671と、このキーシリンダ671からCPUキャビネット50内部側に延びるピン672と、を備える。このピン672は、キーシリンダ671に鍵を挿入した状態でのみ回動させることが可能となっている。すなわち、ピン672は、キーシリンダ671に鍵を挿入した状態でのみ、この鍵に従動して回動させることが可能となっている。
回動支持部68は、板状であり、施錠部67のピン672に連結された本体681と、この本体681の一端側に設けられ、キャビネット前部54の凸状部546にCPUキャビネット50の内部側から係止可能な第1の係止部682と、本体681の他端側に設けられ、キャビネット2の垂下部261に係止可能な第2の係止部683と、を備える。また、この第2の係止部683は、第1の係止部682を凸状部546に係止させた状態では、垂下部261にCPUキャビネット50の内部側から係止するようになっており、これにより、フロントカバー60を閉じた状態で保持させることが可能となっている。これにより、フロントカバー60が容易に開放されるのを防止して、CPUキャビネット50の内部及び前部のセキュリティをさらに向上できる。
つまり、施錠部67に鍵を挿入し、該鍵を回動させることにより、第1の係止部682が凸状部546に係止し、かつ、第2の係止部683が垂下部261に係止し、フロントカバー60を閉状態に支持する支持位置(図8参照)と、第1の係止部682及び第2の係止部683を凸状部546及び垂下部261から離間させてフロントカバー60を開放可能にする支持解除位置(図9参照)と、を切り替えることが可能となっている。
また、回動支持部68を支持位置に保持した状態で施錠部67から鍵を抜くことにより、フロントカバー60を閉状態で施錠することが可能となっている。これにより、CPUキャビネット50の内部及び前部のセキュリティをさらに向上できる。
次に、図10〜図12を参照して、カバー支持機構58の構成について説明する。
図10は、カバー支持機構58の構成を示す斜視図である。図10に示すように、カバー支持機構58は、CPUキャビネット50内で前後方向に沿って延びる棒状の押圧支持部としての本体581と、この本体581をCPUキャビネット50内で前後方向に沿って摺動可能に支持する本体支持部582と、本体581をキャビネット前部54側へ付勢する付勢部材583と、を備える。
本体581は、CPUキャビネット50内において、キャビネット前部54側から補強材57側へ延びる。補強材57側を本体581の先端側とし、キャビネット前部54側を本体581の後端側とすると、本体581の先端側には第1のセンサスイッチ59が取り付けられ、後端側にはフロントカバー60の押圧部69が当接する当接部581aが設けられている。この本体581の中央には、付勢部材583の一端が係止する引掛孔581bが形成されている。また、この第1のセンサスイッチ59は、上述のゲーミングボード72に接続されている。
本体支持部582は、本体581の先端側を支持する先端支持部582aと、本体581の後端側を支持する後端支持部582bと、を含んで構成される。先端支持部582aは、補強材57に取り付けられると共に、本体581をCPUキャビネット50内で前後方向に摺動可能に支持する。後端支持部582bは、キャビネット側部52に取り付けられると共に、本体581をCPUキャビネット50内で前後方向に摺動可能に支持する。また、後端支持部582bには、付勢部材583の他一端が係止する引掛孔582cが形成されている。これにより、本体581は、後端側へ後退した後退位置(後述の図11参照)と、先端側へ前進した前進位置(後述の図12参照)との間で移動させることができる。
付勢部材583は、いわゆる引張りばねであり、その両端を引っ張ると収縮力が発生する。この付勢部材583は、両端を引っ張った状態で、その一端に設けられたフックを本体581の引掛孔581bに係止させ、かつ、その他端に設けられたフックを後端支持部582bの引掛孔582cに係止させることによって取り付けられる。このようにして付勢部材583を設けることにより、本体581は、その後端側へ常時付勢されて、付勢部材583以外による外力が作用しない状態では上述の後退位置に位置することとなる。
以上のように構成されたカバー支持機構58の動作について説明する。
図11及び図12は、カバー支持機構58の構成を示す上面図であり、CPUキャビネット50をキャビネット2内の所定の取付位置に取り付けた状態におけるフロントカバー60の開閉に伴うカバー支持機構58の動作を示す図である。より具体的には、図11は、フロントカバー60を開いた状態を示し、図12は、フロントカバー60を閉じた状態を示す。
図11に示すように、CPUキャビネット50をキャビネット2内の所定の取付位置に取り付けた状態では、第1のセンサスイッチ59の受圧部591と、第2のセンサスイッチ341の受圧部343とは互いに対向する。これら受圧部591及び受圧部343は、それぞれ、外力が作用していない状態ではオフ状態となり、押圧することでオン状態となる。
先ず、図11に示すように、フロントカバー60を開き、フロントカバー60の押圧部69を本体581の当接部581aから離間した状態では、本体581は付勢部材583により付勢されて後退動作し、上述の後退位置に位置する。このような本体581の後退動作に応じて、第1のセンサスイッチ59の受圧部591と、第2のセンサスイッチ341の受圧部343とは互いに離間し、これら第1のセンサスイッチ59及び第2のセンサスイッチ341は、それぞれ、オフ状態となる。
また、図12に示すように、フロントカバー60を閉じ、フロントカバー60の押圧部69で本体581の当接部581aを押圧すると、本体581は付勢部材583の収縮力に抗して前進動作し、上述の前進位置に位置する。このような本体581の前進動作に応じて、第1のセンサスイッチ59の受圧部591はスイッチボックス342に押圧され、また、第2のセンサスイッチ341の受圧部343は本体581の先端部に押圧される。これにより、第1のセンサスイッチ59及び第2のセンサスイッチ341は、それぞれ、オン状態となる。
このようにしてフロントカバー60を閉じた状態で、上述の回動支持部68を支持位置にすることにより、フロントカバー60をがたつき無く閉じることができる。つまり、フロントカバー60を閉じた状態では、フロントカバー60の押圧部69は本体581を押圧し、一方、付勢部材583は本体581を押圧部69側に付勢するため、フロントカバー60を閉じた状態に支持する固定支持力が強化される。このため、フロントカバー60ががたつくのを防止できる。
ここで、第1のセンサスイッチ59は、オン状態からオフ状態に変化した場合には、フロントカバー60が閉じた状態から開かれた状態となったことを示す第1の閉状態解除情報を、制御装置70のゲーミングボード72及びマザーボード71へ出力する。また、第2のセンサスイッチ341も同様に、オン状態からオフ状態に変化した場合には、フロントカバー60が閉じた状態から開かれた状態となったことを示す第2の閉状態解除情報を、制御装置70のゲーミングボード72及びマザーボード71へ出力する。このようにして、第1のセンサスイッチ59と第2のセンサスイッチ341との2つのセンサを設けることにより、CPUキャビネット50の内部及び前部のセキュリティを保持できる。また、例えば、第1のセンサスイッチ59からの第1の閉状態解除情報の出力に基づき、フロントカバー60が開かれたことを報知することで、CPUキャビネット50の内部及び前部のセキュリティをさらに強化できる。
これら第1のセンサスイッチ59及び第2のセンサスイッチ341から出力された第1及び第2の閉状態解除情報は、それぞれ、ゲーミングボード72を介してマザーボード71に出力されると共に、マザーボード71に設けられた第1のメモリ、及びゲーミングボード72に設けられた第2のメモリに、ログとして記憶される。これにより、第1のメモリ及び第2のメモリに、二重に、ログとして記憶させることができるので、より正確なログを取得することができる。
また、カジノ等の遊技場では、以上のように構成された遊技機1が複数設置されると共に、これら遊技機を監視するサーバと通信可能に接続される。この場合、上述の第2のセンサスイッチ341により出力された第2の閉状態解除情報は、このサーバに送信されると共に、サーバに設けられたメモリに、ログとして記憶される。これにより、サーバでもフロントカバー60の開閉状態を監視することができる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
上記実施例では、第1のセンサスイッチ59及び第2のセンサスイッチ341として、それぞれ、受圧部591及び受圧部343を有する、いわゆる押圧式のセンサを用いたがこれに限らない。例えば、これら第1のセンサスイッチ及び第2のセンサスイッチとして、いわゆるフォトインタラプタや、赤外線センサ等を用いてもよい。
上記実施例では、前面扉22を、支持部材23U,23Dにより回動可能に支持したが、これに限らない。例えば、前面扉をヒンジにより回動可能に支持してもよい。また、例えば、キャビネットの一端側に沿って延びる一本の軸を設け、この軸により前面扉を回動可能に支持してもよい。
本発明の一実施例に係る遊技機の外観の構成を示す斜視図である。 前記実施例に係るキャビネットの内部の構成を示す斜視図である。 前記実施例に係る主制御ユニットの構成を示す斜視図である。 前記実施例に係る主制御ユニットの構成を示す斜視図である。 前記実施例に係る主制御ユニットの構成を示す斜視図である。 前記実施例に係る延在部56の構成を示す上面図である。 前記実施例に係るキャビネット下段部の構成を示す斜視図である。 前記実施例に係る施錠部及び回動支持部の構成を示す斜視図である。 前記実施例に係る施錠部及び回動支持部の構成を示す斜視図である。 前記実施例に係るカバー支持機構の構成を示す斜視図である。 前記実施例に係るカバー支持機構の構成を示す上面図である。 前記実施例に係るカバー支持機構の構成を示す上面図である。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット(第1の箱体)
22 前面扉(第1の箱体の前面部)
23U,23D 支持部材
25 上部棚板
26 下部棚板
261 垂下部
29 キャビネット下段部
31a,31b ガイド部材
341 第2のセンサスイッチ(第2のセンサ)
342 スイッチボックス(取付部)
49 主制御ユニット
50 CPUキャビネット(第2の箱体)
51 キャビネット底部
54 キャビネット前部
542 第1の連通部
544 第2の連通部
546 凸状部
55 キャビネット後部
551 切欠部
56 延在部
561 結束部
563,565 ヒンジ(開閉部材)
58 カバー支持機構
581 本体(押圧支持部)
582 本体支持部
582a 先端支持部
582b 後端支持部
583 付勢部材
59 第1のセンサスイッチ(第1のセンサ)
60 フロントカバー(前面部材)
615 カバー側部
616 カバー側部
617 排出部
62 カバー操作部
63 収納空間
67 施錠部
68 回動支持部
681 本体
682 第1の係止部
683 第2の係止部
69 押圧部
70 制御装置
71 マザーボード(第1の制御基板)
72 ゲーミングボード
99 複数のケーブル(線状部材)

Claims (14)

  1. 内壁を有する第1の箱体と、
    該第1の箱体に収容されると共に、遊技を制御するCPUを含む第1の制御基板を収容する第2の箱体と、
    側壁を有し、かつ、前記第2の箱体の前部を閉じた状態を閉状態として、該閉状態で前記第2の箱体の前部に設けられた遊技の実行に必要な部材を覆うと共に、前記第2の箱体の前部に所定の空間を形成する前面部材と、
    前記第2の箱体の前部に設けられ、該第2の箱体内の空間と前記所定の空間とを連通する連通部と、
    前記前面部材の一端側の側壁に設けられると共に前記連通部により前記第2の箱体内の空間から前記所定の空間に送られた空気を前記所定の空間外に排出する排出部と、を備え、
    前記第1の箱体の一端側の内壁から該一端の内方向に位置する前記前面部材の一端側の側壁までの距離を第1の距離とし、前記第1の箱体の他端側の内壁から該他端の内方向に位置する前記前面部材の他端側の側壁までの距離を第2の距離とし、その第1の距離が第2の距離よりも短くなる位置に前記前面部材が配置されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2の箱体の底部から、該第2の箱体の前方へ延びる延在部と、
    前記延在部の前端部の一部に設けられ、前記前面部材を開閉可能に支持する開閉部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の箱体の前面から前記所定の空間側へ延びると共に、該所定の空間から前記排出部を通じて前記所定の空間外へ延びる複数の線状部材と、
    前記複数の線状部材を結束する結束部と、をさらに備え、
    前記結束部は、前記複数の線状部材の前記第2の箱体の前面から延びる末端と前記排出部との間で、前記排出部側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第1の箱体の前方向に配設される前面部は、該前面部を前記第1の箱体の一端側に沿って延びる回動軸により開閉可能に軸支されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記前面部材に設けられた押圧部と、
    前記前面部材の閉状態において前記押圧部と面対向する押圧支持部と、
    前記押圧支持部を前記押圧部側に付勢する付勢部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記第2の箱体の前部を開いた状態を開状態として、前記前面部材が閉状態から開状態になったことを検知する第1のセンサをさらに備え、
    前記第1のセンサは、前記前面部材が閉状態から開状態になった場合、前記閉状態が解除されたことを示す第1の閉状態解除情報を出力することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記第1のセンサから出力された第1の閉状態解除情報を記憶する第1のメモリをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記第1のセンサから出力された第1の閉状態解除情報を記憶する第2のメモリをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記前面部材が閉状態から開状態になったことを検知する第2のセンサをさらに備え、
    前記第2のセンサは、前記前面部材が閉状態から開状態になった場合、前記閉状態が解除されたことを示す第2の閉状態解除情報を出力することを特徴とする請求項6から8の何れかに記載の遊技機。
  10. サーバと通信可能に接続され、
    前記第2のセンサから出力された前記第2の閉状態解除情報は、前記サーバに送信されることを請求項9に記載の遊技機。
  11. 前記第1の箱体は、前記第2のセンサが前記第2の箱体の後部と面対向するように取り付けられる取付部を備え、
    前記第2の箱体の後部には、前記取付部を挿通可能な切欠部が形成されることを特徴とする請求項9又は10に記載の遊技機。
  12. 前記第2の箱体の前部に設けられ、前記第2の箱体の前部から内部側へ延びる凸状部と、
    前記前面部材に回動自在に設けられ、前記凸状部に係止可能な第1の係止部をその一端側に有する回動支持部と、をさらに備え、
    前記回動支持部は、前記第1の係止部を前記凸状部に係止させて前記前面部材を閉状態に支持する支持位置と、前記第1の係止部を前記凸状部から離間させて前記前面部材を開放可能にする支持解除位置と、を切り替え可能であることを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の遊技機。
  13. 前記第1の箱体は、前記一端側の内壁から前記他端側の内壁までの水平方向に架け渡されると共に、前記第2の箱体の前部へ向けて下方に延びる垂下部を備え、
    前記回動支持部は、前記第1の係止部を前記凸状部に係止させた状態で、前記垂下部に係止させて前記前面部材を閉状態に支持する第2の係止部をその他端側に有することを特徴とする請求項12に記載の遊技機。
  14. 前記前面部材は、施錠部をさらに備えることを特徴とする請求項1から13の何れかに記載の遊技機。
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