JP2009004364A - スイッチ装置 - Google Patents

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Yoshimitsu Takatsuji
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Abstract

【課題】1回の節度感を得るのに必要な単位作動角度を変更可能として、従来よりも操作性を向上させることが可能であるとともに、制御系の設計自由度を向上させることの可能なスイッチ装置を提供すること。
【解決手段】ダイヤルと一体的に回動する第1〜第3ベース41,42,43をダイヤルの回動中心軸aの延在方向に複数並設し、各ベース41〜43の外周面から外径方向に付勢されたチェックボール41b,42b,43bを設け、チェックボール41b,42b,43bが圧接される凹凸部51a,52a,53aを備えた第1〜第3凹凸部材51,52,53を、各ベース41〜43の外周に並設し、各凹凸部51a,52a,53aの山と山とのピッチを異なって形成し、各チェックボール41b,42b,43bを、各凹凸部51a〜53aに選択的に圧接させる駆動機構60を設けたスイッチ装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の空調装置やオーディオ装置やカーナビゲーション装置などに用いるのに好適な回動式のスイッチ装置に関し、特に、節度感の発生ピッチを変更する技術に関する。
従来、回動式のスイッチとして、回動軸を中心に回動可能な回動部材を備え、かつ、この回動部材を回動させた際に、操作力の強弱変化により「カチカチ」という節度感を与えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この節度感は、回動操作部材と、これを支持する支持部材と、のいずれか一方の部材に設けられた圧接部材を、もう一方の部材に形成されて山と谷が交互に配置された凹凸部に付勢力を付与して当接させ、回動操作部材の回動に伴い圧接部材が凹凸部に沿って移動することで与えられるようになっている。
なお、特許文献1に記載された技術は、節度感を変化させるようになっている。すなわち、回動操作部材には、複数の圧接部材が設けられており、回動操作部材が所定の位置では、その位置から回動させる際に凸部を乗り越える必要のある圧接部材の数が異なっている。
したがって、凸部を乗り越える圧接部材が2個の場合は、1個の場合よりも2倍の操作力が必要となり、凸部を乗り越える圧接部材が3個の場合は、1個の場合の3倍の操作力が必要となる。
特開2002−25390号公報
ところで、上述のような従来のスイッチ装置では、回動操作部材を回動させた際の操作力は変更可能であるが、凹凸部の山と山とのピッチが一定であり、圧接部材が凹凸部の山を乗り越えることで操作力の強弱が生じて1回の節度感が得られる1ピッチ分の回動角度である単位作動角度は一定であった。
このため、以下に述べるような操作性の改善あるいは制御系の自由度の向上を図ることができなかった。
具体的には、回動操作部材を回動させることで、カーソルなどの選択用指標を画面上に表示された複数の選択要素に沿って移動させる場合に、例えば、選択要素の数が3〜5個程度の場合と、10個前後の場合とでは、節度感の1ピッチ分の最適の単位作動角度が異なる。
すなわち、選択要素の数が3〜5個程度の場合の理想的な単位作動角度は、選択要素の数が10個程度の場合の理想的な単位作動角度よりも大きな角度となる。
そこで、単位作動角度を、3〜5個の選択要素に沿って選択用指標を移動させるのに最適な角度に設定した場合、10個前後の選択要素を移動させる際には、選択用指標を選択要素の一端から他端まで移動させるのに必要な回動角度が大きくなり、手を一捻りするだけでは不十分で、いったん回動操作部材を持ち替えないと全範囲を移動させることができないなど、操作性が悪化する。
逆に、単位作動角度を、10個前後の選択要素を移動させるのに最適な角度とした場合、3〜5個程度の選択要素に沿って移動させる際には、回動操作部材を回動させ過ぎて、選択用指標を、選択要素の1つ1つを順に移動させるのが難しく、選択要素を飛ばして移動させてしまうおそれがある。
このように、1回の節度感が得られる単位作動角度が一定である場合、選択要素の数が異なると、操作性が悪化するという問題がある。
さらに、従来は、これを解決できなかったため、画面上に表示する選択要素の数を常に一定にするなど制御系の設計に制限を与えるという問題もあった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、1回の操作力強弱による節度感を得るのに必要な単位作動角度を変更可能として、従来よりも操作性を向上させることが可能であるとともに、制御系の設計自由度を向上させることの可能なスイッチ装置を提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するために本発明は、支持部材に回動可能に支持された回動操作部材と、この回動操作部材の回動に応じて信号を出力する出力手段と、前記回動操作部材を回動させたときの操作力を与える操作力発生機構と、を備え、前記操作力発生機構が、山と谷とが交互に形成された環状の凹凸部を備えた凹凸部材と、前記凹凸部に圧接された圧接部材と、を備え、前記回動操作部材を回動させたときに、前記出力手段から信号が出力されるとともに、前記圧接部材が、前記凹凸部に沿って移動し、山を乗り越える際の操作力の変化により節度感が得られるようにしたスイッチ装置であって、前記凹凸部材が、前記回動操作部材の回動中心軸の延在方向に複数並設されているとともに、各凹凸部材は、それぞれ凹凸部の山と山とのピッチが異なって形成され、前記圧接部材を、各凹凸部材に選択的に圧接させる駆動機構が設けられていることを特徴とするスイッチ装置とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、各凹凸部材が、内周に前記凹凸部を有して円環状に形成されているとともに、前記回動操作部材と一体的に回動可能に支持され、前記ベースが、各凹凸部材の内径方向に、それぞれ配置され、各ベースに、ベースを径方向に貫通して収容穴が形成され、各収容穴に、前記付勢手段によりベースの外周面から突出する方向に付勢されて圧接部材が収容され、前記駆動機構が、各ベースの内径方向に配置された複数のカムと、各カムを同軸に支持するとともに各カムと一体的に回動する駆動軸と、この駆動軸を駆動させる駆動手段と、を備え、前記カムが、前記圧接部材が前記凹凸部に圧接させた状態で前記付勢手段の反力を受け止める突出部と、前記反力を受け止めない非突出部と、を備え、前記複数のカムは、いずれか1つのカムを前記付勢手段の反力を受け止める状態としたときに、残りのカムは、前記反力を受け止めない状態とするよう配置されていることを特徴とするスイッチ装置とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、各凹凸部材が、内周に凹凸部を有して円環状に形成されているとともに、前記回動中心軸を中心に同軸に配置されて前記支持部材に固定され、前記圧接部材が、前記ベースの外周面から突出する方向に付勢されて支持され、前記駆動機構が、前記ベースを、前記複数の凹凸部材と径方向に重なる位置の範囲内で前記回動操作部材の回動中心軸に沿って移動させるスライド機構と、このスライド機構に、駆動力を与える駆動手段と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置とした。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、各凹凸部材が、外周に前記凹凸部を有して歯車状に形成されているとともに、前記回動操作部材と一体的に回動可能に前記支持部材に支持され、前記ベースが、円環状に形成され、かつ、各凹凸部材の外径方向に重なって配置され、各ベースに、このベースを径方向に貫通して収容穴が形成され、各収容穴に、前記付勢手段によりベースの内周面から突出する方向に付勢されて圧接部材が収容され、前記駆動機構が、各ベースの外径方向に配置されたカムと、各カムを同軸に支持し、各カムと一体的に回動する駆動軸と、この駆動軸を駆動させる駆動手段と、を備え、前記カムが、前記圧接部材が前記凹凸部に圧接させた状態で前記付勢手段の反力を受け止める突出部と、前記反力を受け止めない非突出部と、を備え、前記複数のカムは、いずれか1つのカムを前記付勢手段の反力を受け止める状態としたときに、残りのカムは、前記反力を受け止めない状態とするよう配置されていることを特徴とするスイッチ装置とした。
本発明では、複数の凹凸部材のそれぞれに凹凸部が形成されており、各凹凸部は、山と山とのピッチが異なって形成されている。
したがって、回動操作部材を回動させた場合に、圧接部材が、いずれの凹凸部に圧接しながら移動するかで、1回の操作力の強弱により節度感が得られる1ピッチ分の回動角度である単位作動角度が異なる。
そして、本発明では、駆動機構を作動させることで、圧接部材を、複数の凹凸部材の凹凸部のうちの任意の1つに選択的に圧接させることができ、よって、1回分の節度感が得られるピッチである単位作動角度を、複数の単位作動角度の中から任意に選択することができる。
このように、本発明は、1回分の節度感が得られるピッチである単位作動角度を変更可能としたため、操作対象の選択項目の数に応じて最適の単位作動角度を任意に選択可能であり、単位作動角度が一定の場合よりも操作性を向上させることができるとともに、制御系の設計自由度の向上を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明では、単位作動角度を変更する場合、駆動手段により駆動軸を回動させ、複数のカムのうち、選択したい単位作動角度に応じた山のピッチを有した凹凸部に重なって配置されたカムの突出部を、その外径方向に配置されている付勢手段の反力を受け止めるよう配置させる。
この場合、他のカムは、非突出部がその外径方向の付勢手段の位置に配置され、反力を受け止めることができない。
よって、選択したい単位作動角度に応じた山のピッチを有した凹凸部にのみ、圧接部材が圧接され、回動操作部材を回動させた際には、この凹凸部に応じたピッチで節度感が得られる。
このように、駆動軸を回動させるだけで、任意の単位作動角度が選択できるため、制御が簡単で作動が安定している。
請求項3に記載の発明では、単位作動角度を変更する場合、スライド機構を作動させ、ベースを、複数の凹凸部材のうちで選択したい単位作動角度の山のピッチを有した凹凸部を有した凹凸部材の内径方向に重なる位置にスライドさせ、圧接部材を、この凹凸部材の凹凸部に圧接させる。
したがって、回動操作部材を回動させた際には、この圧接部材が圧接される凹凸部に応じたピッチで節度感が得られる。
このように、1つのベースを、複数の凹凸部材のうちで任意の凹凸部材の内径方向に重なる位置にスライドさせて、動軸を回動させるだけで、任意の単位作動角度が選択できるため、ベースや圧接部材が1つで済み、部品点数を削減することができる。
請求項4に記載の発明では、単位作動角度を変更する場合、駆動手段により駆動軸を回動させ、複数のカムのうち、選択したい単位作動角度に応じた山のピッチを有した凹凸部に重なって配置されたカムの突出部を、その内径方向に配置されている付勢手段の反力を受け止めるよう配置させる。
この場合、他のカムは、非突出部がその内径方向の付勢手段の位置に配置され、反力を受け止めることができない。
よって、選択したい単位作動角度に応じた山のピッチを有した凹凸部にのみ、圧接部材が圧接され、回動操作部材を回動させた際には、この凹凸部に応じたピッチで節度感が得られる。
このように、駆動軸を回動させるだけで、任意の単位作動角度が選択できるため、制御が簡単で作動が安定している。
また、実施例3では、駆動機構を、各ベースの外側に配置させたため、各ベースおよびその内径方向の各凹凸部材を備えた操作力発生機構全体の外径寸法を小さく抑えることが可能となり、装置のコンパクト化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態のスイッチ装置は、支持部材に回動可能に支持された回動操作部材(1)と、この回動操作部材(1)の回動に応じて信号を出力する出力手段(11)と、前記回動操作部材(1)を回動させたときに、回動量の目安となる操作力を与える操作力発生機構と、を備え、前記操作力発生機構が、山と谷とが交互に形成された環状の凹凸部(51a,52a,53a)を備えた凹凸部材(51,52,53)と、前記凹凸部(51a,52a,53a)に圧接された圧接部材(41b,42b,43b)と、を備え、前記回動操作部材(1)を回動させたときに、前記出力手段(11)から信号が出力されるとともに、前記圧接部材(41b,42b,43b)が、前記凹凸部(51a,52a,53a)に沿って移動し、山を乗り越える際の操作力の変化により節度感が得られるようにしたスイッチ装置であって、前記凹凸部材(51,52,53)が、前記回動操作部材(1)の回動中心軸の延在方向に複数並設されているとともに、各凹凸部材(51,52,53)は、それぞれ凹凸部(51a,52a,53a)の山と山とのピッチが異なって形成され、前記圧接部材(41b,42b,43b)を、各凹凸部(51a,52a,53a)に選択的に圧接させる駆動機構(60)が設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
以下に、図1〜図9に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1のスイッチ装置Aについて説明する。
この実施例1のスイッチ装置Aは、図3に示す集中制御装置CIに適用されたものである。この集中制御装置CIは、いわゆるナビゲーション機能やオーディオ機能や電話機能などを備えた制御装置であり、ダイヤル(回動操作部材)1とプッシュスイッチ2とを備え、ダイヤル1を回動操作することで、画面3に表示されたカーソルを、同じく画面3に表示された複数の機能選択項目に沿って所望の項目の位置まで移動させ、その位置でプッシュスイッチ2を押すことで、そのカーソルの位置の項目が選択されるようになっている。
画面3に表示された項目の具体例を示すと、図4(a)に示すように、オーディオ、ナビゲーション、カメラ、時計、その他などの10の項目を備えた第1機能選択項目31と、図4(b)に示すように、行き先の設定、ルートを変える、情報を見るなどの6の選択項目から成る第2機能選択項目32と、図4(c)に示すように、再生、停止、先スキップ、前スキップの4の選択項目から成る第3機能選択項目33と、などが存在している。
ダイヤル1は、図2に示すように、軸aを中心に、矢印Rで示す正逆方向に回動可能に集中制御装置CIの図示を省略したケーシング(支持部材)に支持されている。なお、ダイヤル1は、いわゆるロータリポテンショメータであり、軸aを中心とした回動角度に応じてスイッチ出力部11の出力が変化する。
また、実施例1のスイッチ装置Aは、ダイヤル1を回動させた際に、設定された回動角度毎に操作力を上下させて「カチカチ」と節度感を与える操作力発生機構100を備えている。
この操作力発生機構100は、ダイヤル1と一体的に軸aを中心に同軸に設けられ、図外のケーシングに固定された図5に示す第1ベース41、第2ベース42、第3ベース43と、図1に示すように、各ベース41,42,43と径方向に重なって並設され、ダイヤル1と一体的に回動する第1凹凸部材51、第2凹凸部材52、第3凹凸部材53とを備えている。
各ベース41,42,43は、図5に示すように、それぞれ同径のドーナツ状に形成されており、軸aを中心に同軸であり、かつ、軸方向に間隔を空けて並設されている。
各ベース41,42,43は、球状のチェックボール(圧接部材)41b,42b,43bを備えている。
すなわち、図6に示すように、各ベース41〜43には、収容穴41a,42a,43aが径方向に貫通され、この収容穴41a,42a,43aに、チェックボール41b,42b,43b、コイルスプリング(付勢手段)41c,42c,43c、支持リテーナ41d,42d,43dが各ベース41〜43の径方向に移動可能に収容されている。この収容は、図示のように、コイルスプリング41c,42c,43cを中央に挟んで、外径方向側にチェックボール41b,42b,43b、内径方向に支持リテーナ41d,42d,43dを配置した収容となっている。
したがって、チェックボール41b,42b,43bは、それぞれベース41,42,43の外周面から突出する方向に付勢されている。
なお、支持リテーナ41d,42d,43dは、コイルスプリング41c,42c,43cの端部を支持する円盤状の支持板41e,42e,43eと、この支持板41e,42e,43eと一体に形成され、コイルスプリングの内周に挿入された挿入軸(図示省略)と、により、断面T字状に形成されている。
また、各収容穴41a,42a,43aは、軸方向に重なって配置されている。
第1〜第3凹凸部材51,52,53は、図1に示すように、それぞれ、円環状に形成され、ダイヤル1および各ベース41〜43と同軸(軸a)に設けられ、かつ、軸aの延在方向に略等間隔に並設配置されている。
そして、各凹凸部材51〜53には、それぞれの内周に、山と谷とが交互に連続する第1凹凸部51a、第2凹凸部52a、第3凹凸部53aが全周に亘って形成されている。
また、各凹凸部51a〜53aは、山と山との間隔P1,P2,P3が、図7に示すように、第1凹凸部51a、第2凹凸部52a、第3凹凸部53aの順で密に形成されている。なお、全凹凸部51a,52a,53aの山の高さおよび谷の深さは、それぞれ均等に形成されている。
また、各ベース41,42,43の内側には、図7に示す第1カム61、第2カム62、第3カム63が設けられている。
すなわち、駆動機構60を示す斜視図である図8に示すように、各カム61,62,63は、軸aと同軸に設けられた駆動軸64と一体に設けられており、この駆動軸64は、モータ(駆動手段)65により軸aを中心に回動される。
各カム61,62,63は、軸aを中心とする円弧を描く円周面(非突出部)61a,62a,63aと、これらの円周面61a,62a,63aから外径方向に突出した突出部61b,62b,63bと、を備えている。
そして、図6(b)に示すように、支持リテーナ42d(41d,43d)が第2カム62の円周面62aに当接する位置では、コイルスプリング42c(41c,43c)が自然長の状態で、チェックボール42bが、第2凹凸部52a(51a,53a)の山に圧接されることはない。なお、この状態を、以下に非付勢状態と称する。
一方、図6(a)に示すように、支持リテーナ41d(42d,43d)が第1カム61(62,63)の突出部61b(62b,63b)に当接する位置では、支持リテーナ41d(42d,43d)が、図6(b)に示した状態よりも外径方向に配置され、チェックボール41bが第1凹凸部51aに当接する状態で、コイルスプリング41cが短縮され、チェックボール41bは、第1凹凸部51aに圧接される。なお、この状態を、以下に付勢状態と称する。
このように、各カム61〜63は、各チェックボール41b〜43bが各凹凸部51a〜53aに圧接される付勢状態と、圧接されない非付勢状態とに切り換える機能を有している。
また、各カム61,62,63は、図7および図8に示すように、突出部61b,62b,63bの軸aを中心とする角度を異ならせて配置されており、これにより、各カム61〜63のいずれかの突出部61b〜63bに各支持リテーナ41d〜43dのいずれかが当接された付勢状態となったときには、他の支持リテーナ41d〜43dは、他のカム61〜63の円周面61a〜63aに当接された非付勢状態となっている。
各カム61〜63を駆動軸64と一体に回動させるモータ65の駆動は、図2に示すモータ制御部72により制御される。なお、モータ65は、駆動軸64の回動角度を検出する位置センサ71を内蔵している。
このモータ制御部72は、スイッチ出力部11からの出力に基づくダイヤル1の位置と、画面3における表示を含み集中制御装置CIの制御を実行するメイン制御部73から得られる画面3における表示と、に基づいてモータ65の駆動を制御するもので、以下に、図9に示すフローチャートに基づいて、その制御内容を説明する。
ステップS1では、画面3における表示が図4(a)に示す第1機能選択項目31であるか否か判定し、YESの場合、ステップS2に進んで、第1カム61を付勢状態とする位置に駆動軸64を回動させるようモータ65を駆動させる。
したがって、10の選択項目から成る第1機能選択項目31が表示された場合には、第1カム61の突出部61bにより支持リテーナ41dが支持され、チェックボール41bが、第1ベース41の外周面から外径方向に突出されて第1凹凸部51aに圧接される。
このため、ダイヤル1を回動させた際には、チェックボール41bが、第1凹凸部材51の第1凹凸部51aの山を乗り越えるたびに節度感が得られるもので、この第1凹凸部51aの山と山との間隔P1は、他の凹凸部52a,53aの山と山との間隔P2,P3よりも狭いため、ダイヤル1を回動させた際に、節度感が得られるピッチである単位作動角度が最も小さくなる。
このように、10の選択項目を有した第1機能選択項目31においてダイヤル1を回動させてカーソルを移動させる際には、小さな回動角度で節度感が得られ、カーソルが複数の選択項目を飛び越えるのを抑制することができる。
次に、ステップS3では、画面3における表示が図4(b)に示す第2機能選択項目32であるか否か判定し、YESの場合、ステップS4に進んで、第2カム62を付勢状態とする位置に駆動軸64を回動させるようモータ65を駆動させる。
したがって、6の選択項目から成る第2機能選択項目32が表示された場合には、第2カム62の突出部62bにより支持リテーナ42dが支持され、チェックボール42bが、第2ベース42の外周面から外径方向に突出されて第2凹凸部52aに圧接される。
このため、ダイヤル1を回動させた際には、チェックボール42bが、第2凹凸部材52の第1凹凸部52aの山を乗り越えるたびに節度感が得られるもので、この第2凹凸部52aの山と山との間隔P2は、第1凹凸部51aの山と山との間隔P1よりも広くなっており、ダイヤル1を回動させた際に、節度感が得られるピッチである単位作動角度が、第1カム61を付勢状態としたときよりも広くなる。
このように、6つの選択項目を有した第2機能選択項目32においてダイヤル1を回動させてカーソルを移動させる際には、節度感が得られる単位作動角度が広くなり、少ない選択項目に最適の単位作動角度で節度感が得られる。
次に、ステップS5では、画面3における表示が図4(c)に示す第3機能選択項目33であるか否か判定し、YESの場合、ステップS6に進んで、第3カム63を付勢状態とする位置に駆動軸64を回動させるようモータ65を駆動させる。
したがって、4の選択項目から成る第3機能選択項目33が表示された場合には、第3カム63の突出部63bにより支持リテーナ43dが支持され、チェックボール43bが、第3ベース43の外周面から外径方向に突出されて第3凹凸部53aに圧接される。
このため、ダイヤル1を回動させた際には、チェックボール43bが、第2凹凸部材53の第1凹凸部53aの山を乗り越えるたびに操作力の強弱が生じ、節度感が得られるもので、この第3凹凸部53aの山と山との間隔P3は、第1凹凸部51aおよび第2凹凸部52aの山と山との間隔P1,P2よりも広くなっており、ダイヤル1を回動させた際に、節度感が得られるピッチである単位作動角度が、第1カム61および第2カム62を付勢状態としたときよりも広くなる。
このように、4つの選択項目を有した第3機能選択項目33においてダイヤル1を回動させてカーソルを移動させる際には、節度感が得られる単位作動角度がさらに広くなり、少ない選択項目に最適の単位作動角度で節度感が得られる。
以上説明したように、実施例1のスイッチ装置Aでは、画面3に表示される各機能選択項目31〜33の項目数に応じ、全選択項目を移動するのに必要なダイヤル1の回動角度の変化を抑えながら、選択項目が多いほど、単位作動角度を狭くする一方、選択項目が少ないほど、単位作動角度を広げるようにした。
これにより、選択項目が多い場合でも、選択項目の一端から他端までダイヤル1を回動させるのに必要な回動量を抑えて、良好な操作性を確保することと、選択項目が少ない場合でも、カーソルが選択項目を飛ばして移動することを無くして、良好な操作性を確保することと、を両立でき、節度感が得られる単位作動角度が一定のものと比較して、操作性を向上させることができる。
加えて、画面3に選択項目を表示するのにあたり、図4に示すような選択項目の数が異なる表示を行っても、操作性を良好に保つことが可能となるため、制御系の設計上の制約を抑えて、設計自由度を向上させることができる。
次に、図10〜図12に基づいてこの発明の実施の形態の実施例2のスイッチ装置について説明する。なお、この実施例2は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1と同様の構成および作用効果については説明を省略する。
この実施例2は、駆動機構260が、ベース240を、駆動軸264の軸方向に移動させることで各凹凸部材251,252,253の内側に選択的に配置させるようにした例である。
すなわち、図10に示すように、駆動機構260のモータ265により回転される駆動軸264の外周には、雄ネジ264aが形成されている。
ベース240は、円環状の本体241と、この本体241の内周に一体に設けられ、駆動軸264が貫通されたプレート245と、本体241から内径方向に突出された収容部242と、を備えている。
この収容部242には、図11に示すように、第1実施例と同様の収容穴242aが径方向に穿設されているとともに、この収容穴242aにコイルスプリング243とチェックボール244とが収容されている。
そして、プレート245の内周および収容部242の内径方向の先端部に、駆動軸264の雄ネジ264aと噛み合う雌ネジ(図示省略)が形成されており、駆動軸264を正逆回動させることで、ベース240が軸方向(矢印UD方向)にスライド可能にダイヤル1に支持されている。
なお、詳細な図示は省略するが、ベース240は、ダイヤル1に対して軸方向には相対変位可能であるが、回動方向には係合してダイヤル1と一体的に回動するよう形成されている。
また、図12に示すように、駆動軸264と同軸に、実施例1で示した各凹凸部材51〜53と同様の内周にそれぞれ凹凸部251a,252a,253aを備えた第1凹凸部材251、第2凹凸部材252、第3凹凸部材253が設けられている。
なお、図12では、各凹凸部材251〜253を軸方向に離して記載しているが、これらは、実際には軸方向に当接して並設されている。
したがって、実施例2にあっては、モータ265を駆動させ、駆動軸264を回動させると、ベース240が軸方向(矢印UD方向)に移動して、ベース240から外径方向に付勢されたチェックボール244を、各凹凸部材251〜253のいずれかの内周側に選択的に配置させることで、チェックボール244を、各凹凸部251a〜253aに選択的に圧接させることができる。
そして、これにより、1回の節度感が得られる3通りの単位作動角度を任意に選択することができる。
なお、他の構成および作用効果は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、図13〜図17に基づいてこの発明の実施の形態の実施例3のスイッチ装置Cについて説明する。なお、この実施例3は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1と同様の構成および作用効果については説明を省略する。
この実施例2は、図13に示すように、操作力発生機構300において、各ベース341〜343と各凹凸部材251〜253との配置を、実施例1とは内外逆の配置とし、さらに、各ベース341〜343の外周に駆動機構360を設けた例である。
以下に、その構成の詳細を説明する。
実施例3において、操作力発生機構300は、第1〜第3ベース341〜343と、第1〜第3凹凸部材351〜353(図14参照)と、チェックボール(圧接部材)341b〜343b(図14参照)および駆動機構360と、を備えている。
まず、第1〜第3ベース341〜343および第1〜第3凹凸部材351〜353について説明する。
第1ベース341、第2ベース342、第3ベース343は、図15に示すように、それぞれ同径のドーナツ状に形成され、軸方向に間隔を空けて図示を省略したケーシングに固定されている。
第1ベース341は、図16に示すように、円環状に形成され、かつ、径方向に収容穴341aが貫通され、この収容穴341aに、実施例1と同様のチェックボール341b、スプリング341c、支持リテーナ341dが径方向に移動可能に収容されている。
なお、実施例1と異なるのは、チェックボール341bが、収容穴341aから内径方向に付勢されている点である。
また、第2ベース342、第3ベース343にも、それぞれ収容穴342a(図17参照、また、第3ベース343の収容穴は図示省略)が、収容穴341aと軸方向に沿う方向に重なる位置に形成され、各収容穴342aに、図14に示す、チェックボール342b,343b、スプリング342c,343c、支持リテーナ342d,343dが径方向に移動可能に収容されている。
したがって、各チェックボール341b,342b,343bは、軸方向に重なる位置で、それぞれ各ベース341,342,343の外周面から突出する方向に付勢されている。
第1凹凸部材351、第2凹凸部材352、第3凹凸部材353は、図14に示すように、それぞれ、外周に全周に亘って山と谷とが交互に連続する第1凹凸部351a、第2凹凸部352a、第3凹凸部353aを備えた、円形歯車状に形成されている。
なお、各凹凸部351a〜353aは、山と山との間隔P1,P2,P3が、実施例1と同様に、第1凹凸部351a、第2凹凸部352a、第3凹凸部353aの順で密に形成されている。なお、全凹凸部351a,352a,353aの山の高さおよび谷の深さは、それぞれ均等に形成されている。
そして、第1〜第3凹凸部材351〜353は、それぞれ、各ベース341,342,343の内径方向に配置されているとともに、ダイヤル1および各ベース341〜343と同軸に配置されて、ダイヤル1と一体的に回動可能に結合されている。すなわち、ダイヤル1に一体的に結合されて同軸に設けられた図示を省略した円柱状の軸を、各凹凸部材351〜353の内周に形成された穴351e,352e(第3凹凸部材353の穴は図示省略)に嵌合させて結合させることができる。なお、この場合、軸および穴351e,352eの一部に平面を形成し、相対的な回り止めを行ってもよい。
駆動機構360は、第1〜第3カム361〜363、駆動軸364、モータ365を備えている。
各カム361〜363は、駆動軸364に同時に結合され、各ベース341,342,343の各収容穴341aの外径方向に重なる位置に配置されている。
そして、各カム361〜363は、実施例1と同様に、円周面361a,362a,363aおよび突出部361b,362b(第3カム363の突部は図示省略)を備えるとともに、チェックボール341b〜343bの1つを選択的に各凹凸部351a〜353aに圧接可能に、突出部361b,362b(第3カム363の突部は図示省略)の位置が、駆動軸364の周方向で異なる位置に配置されている。
したがって、実施例1と同様に、図14に示すように、支持リテーナ341dが第1カム361の突出部361bに当接する位置では、コイルスプリング341cが短縮され、チェックボール341bは、第1凹凸部351aに圧接される付勢状態となる。また、このとき、他の支持リテーナ342d,343dは、円周面362a,363aに当接され、コイルスプリング342c,343cが自然長の状態で、チェックボール342b,343bが、第2凹凸部352aおよび第3凹凸部353aに非圧接状態となる非付勢状態となる。なお、図17に、支持リテーナ342dが第2カム362の円周面362aに当接されてコイルスプリング342cが自然長となり、チェックボール342bが第2凹凸部352aに非圧接状態となった非付勢状態を示している。
また、実施例3では、実施例1と同様に、メイン制御部73およびモータ制御部72の制御に基づいて、10の選択項目から成る第1機能選択項目31が表示された場合には、第1カム361の突出部361bが支持リテーナ341dに当接する位置に配置させるようモータ365を駆動させ、チェックボール341bのみが、第1凹凸部351aに圧接される。
このため、ダイヤル1を回動させた際には、チェックボール341bが、最も山と山との間隔P1が狭い第1凹凸部351aにより節度感が得られ、単位作動角度が最も小さくなる。
また、6の選択項目から成る第2機能選択項目32が表示された場合には、第2カム362の突出部362bが支持リテーナ342dに当接するようモータ365を駆動させ、チェックボール342bのみが、第2凹凸部352aに圧接される。
このため、ダイヤル1を回動させた際には、チェックボール342bが、2番目に山と山との間隔P2が狭い第2凹凸部352aにより節度感が得られ、単位作動角度が、第1チェックボール341bを圧接状態としたときよりも広くなる。
また、4の選択項目から成る第3機能選択項目33が表示された場合には、第3カム363の突出部363bが支持リテーナ343dに当接するようモータ365を駆動させ、チェックボール343bのみが、第3凹凸部353aに圧接される。
このため、ダイヤル1を回動させた際には、チェックボール343bが、最も山と山との間隔P3が広い第3凹凸部353aにより節度感が得られ、単位作動角度がさらに広くなり、少ない選択項目に最適の単位作動角度で節度感が得られる。
したがって、実施例3のスイッチ装置Cにあっても、実施例1と同様に、選択項目が多い場合に、選択項目の一端から他端までダイヤル1を回動させるのに必要な回動量を抑えて、良好な操作性を確保することと、選択項目が少ない場合に、カーソルが選択項目を飛ばして移動することを無くして、良好な操作性を確保することと、を両立でき、節度感が得られる単位作動角度が一定のものと比較して、操作性を向上させることができる。
加えて、画面3に選択項目を表示するのにあたり、図4に示すような選択項目の数が異なる表示を行っても、操作性を良好に保つことが可能となるため、制御系の設計上の制約を抑えて、設計自由度を向上させることができる。
さらに、実施例3では、駆動機構360を、各ベース341〜343の外側に配置させたため、円環状の各ベース341〜343およびその内径方向の各凹凸部材351〜353を備えた操作力発生機構300全体の外径寸法を小さく抑えることが可能となり、装置のコンパクト化を図ることが可能となる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1〜3を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1〜3に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1〜3では、単位作動角度を3通りに変更するものを示したが、複数段階に変更可能であれば、3通りに限定されるものではなく、2通りや4通りなどとしてもよい。この場合、ベースは、単位作動角度の設定数だけ設けることになる。
また、実施例1〜3では、チェックボールによる操作力が一定のものを示したが、単位作動角度の設定と共に操作力を変更し、節度感を変更するようにしてもよい。
例えば、実施例1で示した複数のコイルスプリング41c,42c,43cとして、ばね常数の異なるものを用いてもよいし、第1〜第3カム61,62,63の各突出部61b,62b,63bの突出代を異ならせ、付勢位置としたときの各コイルスプリング41a,42c,43cの短縮量を異ならせるようにしてもよいし、あるいは、これらの組み合わせとしてもよい。
そして、このような手段を用いて、単位作動角度が最も小さく設定された第1凹凸部材51を用いて節度感を与える場合、第1カム61によりチェックボール41bを付勢した際に、他の凹凸部材52,53を用いる場合よりも付勢力を高めることで節度感を強め、ダイヤルの回り過ぎを防止し、一方、単位作動角度が最も広く設定された第3凹凸部材53を用いて節度感を与える場合には、逆に、節度感を弱めるようにしてもよい。
あるいは、その逆に、単位作動角度が狭い場合には、節度感も弱くし、複数段階を経て回すときに、スムーズに回動させることを可能とし、単位作動角度が広い場合には、節度感を強くし、1つ1つの段階に止まるようにしてもよい。
また、実施例1では、各チェックボール41b,42b,43bを、軸中心周りで同位置に配置し、各カム61,62,63の突出部61b,62b,63bの軸中心周りの位置を異ならせて配置した例を示したが、これとは逆に、各チェックボール41b,42b,43bの位置を異ならせ、各カム61,62,63の突出部61b,62b,63bを軸中心周りで同位置に配置してもよい。
また、実施例1〜3では、圧接部材として球状のチェックボール41b〜43b、244を示したが、圧接部材としては球状のチェックボールに限定されず、凹凸部の山および谷を越えて移動できる形状であれば、球以外の形状のものを用いてもよい。
また、実施例1〜3では、付勢手段としてコイルスプリング41c〜43c、243などを示したが、圧接部材を凹凸部に圧接させることのできるものであれば、板ばね、ゴム・スポンジなどの弾性体、流体スプリングなど他の付勢手段を用いてもよい。
また、実施例1〜3では、圧接部材(チェックボール41b、42b、43b)を有したベース41,42,43などが図外のケーシングに固定され、凹凸部51a,52a,53aを有した各凹凸部材51,52,53が回動操作部材(ダイヤル1)と一体的に回動するものを示したが、これとは逆に、凹凸部を有した凹凸部材を、ケーシングに固定し、圧接部材を有したベースが、回動操作部材(ダイヤル1)と一体的に回動する構造としてもよい。
本発明の最良の実施の形態の実施例1のスイッチ装置Aの主要部を示す斜視図である。 実施例1のスイッチ装置Aの主要部を示す斜視図である。 実施例1のスイッチ装置Aを用いた集中制御装置CIを示す斜視図である。 実施例1のスイッチ装置Aの画面3に表示された選択項目の例を示す正面図で、(a)は第1機能選択項目31を示し、(b)は第2機能選択項目32を示し、(c)は第3機能選択項目33を示している。 実施例1のスイッチ装置Aの主要部の斜視図であり、第1ベース41の第1チェックボール41bを付勢状態としている状態を示している。 実施例1のスイッチ装置Aの要部の断面図であって、(a)は第1ベース41の第1チェックボール41bを付勢状態としている状態を示し、(b)は第1ベース41の第1チェックボール41bを非付勢状態としている状態を示している。 実施例1のスイッチ装置Aの要部の斜視図であって、第1ベース41の第1チェックボール41bを付勢状態としている状態を示している。 実施例1のスイッチ装置Aの駆動機構60を示す斜視図である。 実施例1のスイッチ装置Aのモータ制御部72における処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2のスイッチ装置の主要部を示す斜視図である。 実施例2のスイッチ装置の主要部を示す断面図である。 実施例2のスイッチ装置の主要部を示す斜視図である。 実施例3のスイッチ装置Cの主要部を示す斜視図である。 実施例3のスイッチ装置Cの駆動機構360を示す斜視図である。 実施例3のスイッチ装置Cの要部の斜視図であって、第1ベース341の第1チェックボール341bが第1凹凸部材351の第1凹凸部351aに圧接された状態を示している。 実施例3のスイッチ装置Cの要部の断面図であって、第1ベース341の第1チェックボール341bを付勢状態としている状態を示している。 実施例3のスイッチ装置Cの要部の断面図であって、第2ベース342の第2チェックボール342bを非付勢状態としている状態を示している。
符号の説明
1 ダイヤル(回動操作部材)
11 スイッチ出力部(出力手段)
41 第1ベース
41a 収容穴
41b チェックボール(圧接部材)
41c コイルスプリング(付勢手段)
41d 支持リテーナ
42 第2ベース
42a 収容穴
42b チェックボール(圧接部材)
42c コイルスプリング(付勢手段)
42d 支持リテーナ
43 第3ベース
43a 収容穴
43b チェックボール(圧接部材)
43c コイルスプリング(付勢手段)
43d 支持リテーナ
51 第1凹凸部材
51a 第1凹凸部
52 第2凹凸部材
52a 第2凹凸部
53 第3凹凸部材
53a 第3凹凸部
60 駆動機構
61 第1カム
61a 円周面(非突出部)
61b 突出部
62 第2カム
62a 円周面(非突出部)
62b 突出部
63 第3カム
63a 円周面(非突出部)
63b 突出部
64 駆動軸
65 モータ(駆動手段)
100 操作力発生機構
240 ベース
242 収容部
242a収容穴
243 コイルスプリング(付勢手段)
244 チェックボール(圧接部材)
251 第1凹凸部材
251a凹凸部
252 第2凹凸部材
252a凹凸部
253 第3凹凸部材
253a凹凸部
260 駆動機構
265 モータ(駆動手段)
341 第1ベース
341a収容穴
341bチェックボール(圧接部材)
341cコイルスプリング(付勢手段)
341d支持リテーナ
342 第2ベース
342a収容穴
342bチェックボール(圧接部材)
342cコイルスプリング(付勢手段)
342d支持リテーナ
343 第3ベース
343a収容穴
343bチェックボール(圧接部材)
343cコイルスプリング(付勢手段)
343d支持リテーナ
351 第1凹凸部材
351a第1凹凸部
352 第2凹凸部材
352a第2凹凸部
353 第3凹凸部材
353a第3凹凸部
360 駆動機構
361 第1カム
361a円周面(非突出部)
361b突出部
362 第2カム
362a円周面(非突出部)
362b突出部
363 第3カム
363a円周面(非突出部)
363b突出部
364 駆動軸
365 モータ(駆動手段)
300 操作力発生機構

Claims (4)

  1. 支持部材に回動可能に支持された回動操作部材と、
    この回動操作部材の回動に応じて信号を出力する出力手段と、
    前記回動操作部材を回動させたときの操作力を与える操作力発生機構と、を備え、
    前記操作力発生機構が、山と谷とが交互に形成された環状の凹凸部を備えた凹凸部材と、前記凹凸部に圧接された圧接部材と、を備え、
    前記回動操作部材を回動させたときに、前記出力手段から信号が出力されるとともに、前記圧接部材が、前記凹凸部に沿って移動し、山を乗り越える際の操作力の変化により節度感が得られるようにしたスイッチ装置であって、
    前記凹凸部材が、前記回動操作部材の回動中心軸の延在方向に複数並設されているとともに、各凹凸部材は、それぞれ凹凸部の山と山とのピッチが異なって形成され、
    前記圧接部材を、各凹凸部材に選択的に圧接させる駆動機構が設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 各凹凸部材が、内周に前記凹凸部を有して円環状に形成されているとともに、前記回動操作部材と一体的に回動可能に支持され、
    前記ベースが、各凹凸部材の内径方向に、それぞれ配置され、
    各ベースに、ベースを径方向に貫通して収容穴が形成され、
    各収容穴に、前記付勢手段によりベースの外周面から突出する方向に付勢されて圧接部材が収容され、
    前記駆動機構が、各ベースの内径方向に配置された複数のカムと、各カムを同軸に支持するとともに各カムと一体的に回動する駆動軸と、この駆動軸を駆動させる駆動手段と、を備え、
    前記カムが、前記圧接部材が前記凹凸部に圧接させた状態で前記付勢手段の反力を受け止める突出部と、前記反力を受け止めない非突出部と、を備え、
    前記複数のカムは、いずれか1つのカムを前記付勢手段の反力を受け止める状態としたときに、残りのカムは、前記反力を受け止めない状態とするよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 各凹凸部材が、内周に凹凸部を有して円環状に形成されているとともに、前記回動中心軸を中心に同軸に配置されて前記支持部材に固定され、
    前記圧接部材が、前記ベースの外周面から突出する方向に付勢されて支持され、
    前記駆動機構が、前記ベースを、前記複数の凹凸部材と径方向に重なる位置の範囲内で前記回動操作部材の回動中心軸に沿って移動させるスライド機構と、このスライド機構に、駆動力を与える駆動手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  4. 各凹凸部材が、外周に前記凹凸部を有して歯車状に形成されているとともに、前記回動操作部材と一体的に回動可能に前記支持部材に支持され、
    前記ベースが、円環状に形成され、かつ、各凹凸部材の外径方向に重なって配置され、
    各ベースに、このベースを径方向に貫通して収容穴が形成され、
    各収容穴に、前記付勢手段によりベースの内周面から突出する方向に付勢されて圧接部材が収容され、
    前記駆動機構が、各ベースの外径方向に配置されたカムと、各カムを同軸に支持し、各カムと一体的に回動する駆動軸と、この駆動軸を駆動させる駆動手段と、を備え、
    前記カムが、前記圧接部材が前記凹凸部に圧接させた状態で前記付勢手段の反力を受け止める突出部と、前記反力を受け止めない非突出部と、を備え、
    前記複数のカムは、いずれか1つのカムを前記付勢手段の反力を受け止める状態としたときに、残りのカムは、前記反力を受け止めない状態とするよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
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