JP5975304B2 - スイッチ装置および時計 - Google Patents

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Description

この発明は、腕時計や計器類などの各種の機器に用いられるスイッチ装置およびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計のスイッチ装置においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケース内の内周面に沿って回転可能に設けられた回転目盛板などの内転リングを備え、腕時計ケースの側部にその外部から内部に貫通する竜頭などの操作部材を回転操作可能に設けると共に、腕時計ケース内に位置する操作部材の内側部に駆動歯車を設け、この駆動歯車を内転リングに噛み合わせ、この状態で操作部材を回転操作させると、これに伴って駆動歯車が回転し、この駆動歯車の回転によって内転リングを回転させるように構成されたものが知られている。
特開2011−185835号公報
このスイッチ装置は、操作部材を腕時計ケースの外部に向けてスライドさせた際に、駆動歯車が内転リングに噛み合った状態で操作部材と共にその軸方向にスライドし、また操作部材を腕時計ケースの内部に向けてスライドさせた際にも、駆動歯車が内転リングに噛み合った状態で操作部材と共にその軸方向にスライドするように構成されている。
このような腕時計のスイッチ装置では、駆動歯車が内転リングに噛み合った状態で、操作部材と共にその軸方向にスライドする構成であるから、腕時計ケース内に駆動歯車の移動スペースを設ける必要があるほか、内転リングの歯幅を駆動歯車の移動長さと同じか、それよりも長く形成する必要がある。このため、腕時計ケースの内部が駆動歯車と内転リングとによって制約を受けるので、腕時計ケースが大きくなり、腕時計全体が大型化するという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、ケースの小型化を図ることができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、貫通孔が設けられたケースと、前記ケースの外部に位置する操作用の頭部、およびこの頭部に連設されて前記ケースの前記貫通孔内に回転可能でかつスライド可能に挿入される軸部を有する操作部材と、前記軸部にスライド可能に取り付けられて前記操作部材と共に回転する第1の歯車と、前記第1の歯車が噛み合った状態で前記第1の歯車の回転軸と交差する回転軸で回転する第2の歯車と、前記第1の歯車を前記第2の歯車と噛み合わせ状態で前記軸部の軸方向の所定の位置に位置規制する位置規制部と、を備え、前記軸部には、その軸方向の長さが前記操作部材のスライド長とほぼ同じ長さに形成され、かつその断面形状が非円形状に形成された歯車取付部が設けられており、前記第1の歯車には、前記歯車取付部の断面形状に対応した形状の軸孔が設けられており、前記操作部材がスライド可能なスライド範囲で、前記操作部材を回転することにより前記第2の歯車が回転可能である、ことを特徴とするスイッチ装置である。
この発明によれば、第1の歯車が第2の歯車に噛み合った状態で、操作部材をその軸方向にスライドさせた際に、位置規制部によって第1の歯車が操作部材の軸方向に移動しないように規制することができる。このため、第1の歯車が移動する移動スペースを設ける必要がないばかりか、第1の歯車と第2の歯車とによるケース内の制約を軽減することができ、これによりケースの小型化を図ることができる。
この発明を腕時計に適用した一実施形態において、その一部を省略して示した拡大断面図である。 図1に示された腕時計のスイッチ装置を分解して示した拡大断面図である。 図1に示された腕時計のスイッチ装置を分解して示した拡大斜視図である。 図3に示されたスイッチ装置の操作部材における軸部の歯車取付部を示した要部の拡大断面図である。 図1に示された腕時計のスイッチ装置において、その操作部材を腕時計ケースの内部に向けて押し込んだ状態を示した拡大断面図である。
以下、図1〜図5を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上側開口部には、時計ガラス2がパッキン2aを介して取り付けられており、この腕時計ケース1の下部には、裏蓋3が防水リング3aを介して取り付けられている。また、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール4(図1に2点鎖線で示す)が中枠5によって固定されている。
この時計モジュール4は、図示しないが、時刻などの情報を表示する表示部や、指針の運針により時刻を指示する時計ムーブメントなどの時計機能に必要な各種の部品を備えている。また、この時計モジュール4と時計ガラス2との間には、図1〜図3に示すように、腕時計ケース1の内周面に沿って回転する回転目盛板や回転見切板などの第2の歯車である内転リング6が回転可能に設けられている。
さらに、この腕時計ケース1における3時側の側部には、図1〜図3に示すように、スイッチ装置7が設けられている。このスイッチ装置7は、操作部材8と、この操作部材8によって回転する第1の歯車である駆動歯車9と、この駆動歯車9の軸方向の位置を規制する位置規制部10と、操作部材8のスライド操作に応じてスイッチ動作するスイッチ部11とを備えている。
この場合、腕時計ケース1の側部には、図1に示すように、貫通孔1aが内部と外部とに貫通して設けられている。この貫通孔1a内には、円筒部材12が腕時計ケース1の内部と外部とに貫通した状態で、圧入または接着剤によって固定されている。この円筒部12は、図1〜図3に示すように、腕時計ケース1の貫通孔1a内に嵌着する小径筒部12aと、この小径筒部12aよりも大径で腕時計ケース1の外部に突出する大径筒部12bとを有している。
操作部材8は、図1〜図3に示すように、頭部13と、この頭部13に連設された軸部14とを備え、頭部13が腕時計ケース1の外部に位置し、軸部14が腕時計ケース1の円筒部材12内に挿入されて腕時計ケース1の内部に突出した状態で、円筒部材12内に回転可能でかつ軸方向にスライド可能に取り付けられている。
すなわち、この操作部材8は、その軸方向における第1の位置(図1に示す位置)と、第2の位置(図5に示す位置)とに、移動するように構成されている。第1の位置は、図1に示すように、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けて押し出された位置であり、第2の位置は、図5に示すように、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けて押し込まれた位置である。
この場合、操作部材8の頭部13は、図1〜図3に示すように、円筒部材12の大径筒部12bの外径よりも大きい大径頭部13aと、円筒部材12の大径筒部12bの内径よりも小さい筒状頭部13bと、を有している。この筒状頭部13bは、その軸方向の長さが円筒部材12の大径筒部12b内における軸方向の長さと同じか、それよりも少し長く形成されている。
また、この筒状頭部13bは、図1〜図3に示すように、その内径が円筒部材12の小径筒部12aの外径よりも十分に大きく形成されている。これにより、操作部材8の頭部13は、図5に示すように、腕時計ケース1に向けて押し込まれた際に、筒状頭部13bが円筒部材12の大径筒部12b内に挿入して、筒状頭部13bの内端部が大径筒部12bの内端部に当接し、大径頭部13aの内端部が大径筒部12bの外側端部に接近するように構成されている。
また、操作部材8の軸部14は、図1〜図3に示すように、その外径が円筒部材12の小径筒部12aの内径よりも少し小さいほぼ丸棒状に形成されている。この軸部14の外周面には、複数のリング状の溝部14aが設けられている。この複数の溝部14a内には、それぞれ円筒部材12の小径筒部12aの内周面に弾接して摺動する複数の防水リング15が取り付けられている。
この軸部14における腕時計ケース1内に突出する内側突出部(図3では左側突出部)には、図3に示すように、断面形状が非円形状の歯車取付部16が設けられている。すなわち、この歯車取付部16は、丸棒の外周面に切欠き部16aが軸方向に沿って形成されていることにより、図4に示すように、断面形状が非円形状に形成されている。この歯車取付部16は、その軸方向の長さが操作部材8のスライドする長さとほぼ同じ長さに形成されている。
この操作部材8の歯車取付部16には、図1〜図3に示すように、駆動歯車9がスライド可能に取り付けられている。この駆動歯車9は、その回転中心部に歯車取付部16の断面形状と同じ非円形状の軸孔17が設けられ、この軸孔17に歯車取付部16がスライド可能に挿入することにより、軸部14の歯車取付部16にスライド可能に取り付けられ、この状態で操作部材8と共に一体的に回転するように構成されている。
この駆動歯車9は、図1〜図3に示すように、その外周部に等間隔で多数の歯部9aが設けられ、この駆動歯車9の上側に位置する歯部9aが腕時計ケース1内に設けられた内転リング6の歯部6aに噛み合い、この状態で操作部材8の回転操作に伴って操作部材8と共に回転すると、その回転に連動して、内転リング6を腕時計ケース1の内周面に沿って駆動歯車9の回転軸と直交する回転軸で回転させるように構成されている。
この場合、内転リング6は、東西南北の方位目盛が表示された方位目盛機能(コンパス目盛機能)を有する回転目盛板や、世界の各都市が表示されたワールドタイム用の回転見切板、あるいは目盛機能を有しない回転板などである。この内転リング6は、時計ガラス2を通してその上方向から見える状態で、図1および図5に示すように、腕時計ケース1内にその内周面に沿って回転可能に設けられている。
また、この内転リング6の下面には、図1〜図3に示すように、駆動歯車9の上側に位置する歯部9aが順次噛み合う歯部6aが内転リング6の円周に沿って等間隔で多数設けられている。この歯部6aは、その歯幅が駆動歯車9の歯部9aの歯幅と同じか、それよりも少し長く形成されている。
ところで、駆動歯車9は、図1〜図3、図5に示すように、位置規制部10によって操作部材8の軸方向における位置が規制されている。この位置規制部10は、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドする際に、駆動歯車9を位置規制する第1の規制部と、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドする際に、駆動歯車9を位置規制する第2の規制部とを備えている。
第1の規制部は、図1〜図3に示すように、駆動歯車9の外側面が当接する円筒部材12の小径筒部12aの内端部12cである。この場合、円筒部材12の小径筒部12aは、その内端部12cが腕時計ケース1内に突出し、この突出した内端部12cに駆動歯車9の外側面が当接するように構成されている。
これにより、第1の規制部は、図1〜図3に示すように、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドする際に、駆動歯車9の外側面が円筒部材12の小径筒部12aの内端部12cに当接して、駆動歯車9を位置規制するように構成されている。このため、駆動歯車9は、内転リング6に噛み合った状態で、操作部材8の軸部14の歯車取付部16に沿って相対的にスライドするように構成されている。
この場合、操作部材8の軸部14の内端部14c、つまり歯車取付部16の内端部14cには、図1〜図3に示すように、駆動歯車9の内側面に接離可能に当接するEリングなどの抜け止め部材18が取り付けられている。この抜け止め部材18は、操作部材8の軸部14の内端部14cに設けられた取付溝部14bに取り付けられ、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドした際に、駆動歯車9の内側面に接離可能に当接するように構成されている。
また、この抜け止め部材18は、図1〜図3に示すように、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドして、駆動歯車9が軸部14の歯車取付部16に沿って相対的にスライドした際に、駆動歯車9の内側面に当接することにより、駆動歯車9を位置規制すると共に、駆動歯車9が軸部14の歯車取付部16から抜け出して脱落するのを防ぐように構成されている。
一方、第2の規制部は、図1〜図3、図5に示すように、駆動歯車9の内側面が当接する中枠5のストッパ部5bである。この場合、中枠5には、操作部材8の軸部14の内端部14cが抜け止め部材18と共に挿入する挿入口5aが設けられており、この挿入口5aの縁部には、駆動歯車9の内側面が当接するストッパ部5bが駆動歯車9に向けて突出して設けられている。
この第2の規制部は、図5に示すように、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドして、操作部材8の軸部14の内端部が抜け止め部材18と共に中枠5の挿入口5aに挿入する際に、駆動歯車9の内側面が中枠5のストッパ部5bに当接することにより、駆動歯車9を位置規制するように構成されている。このため、駆動歯車9は、内転リング6に噛み合った状態で、軸部14の歯車取付部16に沿って相対的にスライドするように構成されている。
このように、この位置規制部10は、図1および図5に示すように、第1の規制部である円筒部材12の内端部12cと第2の規制部である中枠5のストッパ部5bとの間に駆動歯車9を挟むことにより、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドする際に、第1の規制部である円筒部材12の内端部12cで駆動歯車9を位置規制し、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドする際に、第2の規制部である中枠5のストッパ部5bで駆動歯車9を位置規制するように構成されている。
これにより、駆動歯車9は、図1および図5に示すように、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドする際、および操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドする際に、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で、位置規制部10の第1の規制部と第2の規制部とによって位置規制され、軸部14の歯車取付部16に沿って相対的にスライドするように構成されている。
また、円筒部材12と操作部材8との間には、図1〜図3に示すように、操作部材8を腕時計ケース1の外部に向けて押し出す方向、つまり操作部材8を第1の位置に付勢するばね部材20が設けられている。このばね部材20は、コイルばねであり、操作部材8の軸部14の外周に配置されて頭部13の筒状頭部13b内に位置した状態で、円筒部材12の大径筒部12bの内端面と頭部13の大径頭部13aの内面との間に設けられている。
これにより、操作部材8は、図1に示すように、ばね部材20のばね力によって腕時計ケース1の外部に向けて押し出される方向に付勢され、頭部13と軸部14とが第1の位置に移動し、抜け止め部材18が駆動歯車9の内側面に当接すると共に、駆動歯車9の外側面が位置規制部10の第1の規制部である円筒部材12の内端部12cに当接することにより、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で、押し出された第1の位置に位置規制されるように構成されている。
また、この操作部材8は、図5に示すように、頭部13がばね部材20のばね力に抗して腕時計ケース1の内部に向けて押し込まれた際に、軸部14が第2の位置に移動し、操作部材8の軸部14の内端部14cが抜け止め部材18と共に中枠5の挿入口5aに挿入して、駆動歯車9の内側面が中枠5のストッパ部5bに当接することにより、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で、押し込まれた第2の位置に位置規制されるように構成されている。
また、腕時計ケース1内には、図1および図5に示すように、操作部材8のスライド操作に応じてスイッチ動作するスイッチ部11が設けられている。このスイッチ部11は、時計のモードを通常の時計モードと、他のモード、例えば方位モードまたはワールドタイムモードとに、切り替えものである。
このスイッチ部11は、図5に示すように、操作部材8がばね部材20のばね力に抗して押し込まれた際に、操作部材8の軸部14の内端部14cによって押されてオン動作し、時計のモードを通常の時計モードから他のモードに切り替えるように構成されている。また、このスイッチ部11は、図1に示すように、操作部材8がばね部材20のばね力によって押し出された際に、操作部材8の軸部14の内端部14cが離れてオフ動作し、時計のモードを通常の時計モードに切り替えるように構成されている。
次に、この腕時計におけるスイッチ装置7の作用について説明する。
通常は、図1に示すように、腕時計ケース1の貫通孔1a内に固定された円筒部材12に回転およびスライド可能に設けられた操作部材8が、ばね部材20のばね力によって腕時計ケース1の外部に向けて押し出される方向、つまり操作部材8の第1の位置に付勢されている。これにより、操作部材8の頭部13と軸部14とが押し出された第1の位置に移動する。
このときには、駆動歯車9が位置規制部10の第1の規制部である円筒部材12の内端部12cによって位置規制された状態で、駆動歯車9の内側面に操作部材8の軸部14の内端部14cに取り付けられた抜け止め部材18が当接して、駆動歯車9の外側面が円筒部材12の小径筒部12aの内端部12cに押し当てられる。これにより、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で、操作部材8が押し出された第1の位置に位置規制される。
また、このときには、操作部材8の軸部14の内端部14cがスイッチ部11から離れるので、スイッチ部11がオフ動作し、時計のモードを通常の時計モードに切り替えて、通常の時計動作を行う。これにより、時計モジュール4の表示部が現在時刻などの情報を表示すると共に、時計ムーブメントが指針を運針させて現在時刻を指示する。
この状態では、駆動歯車9が内転リング6に噛み合っているので、操作部材8の頭部13が回転操作されると、その頭部13の回転に伴って駆動歯車9が回転し、内転リング6を回転させる。このように、内転リング6が回転しても、スイッチ部11によって時計のモードが通常の時計モードに設定されているので、通常の時計モードの動作を行う。
また、この腕時計において内転リング6を回転させて、内転リング6に表示された東西南北の方位目盛や、ワールドタイムの世界の各都市などの目盛を移動させて、方位機能やワールドタイム機能を行う場合には、図5に示すように、操作部材8の頭部13をばね部材20のばね力に抗して押圧し、この状態で操作部材8の頭部13を回転操作すれば良い。
すなわち、操作部材8の頭部13をばね部材20のばね力に抗して押圧すると、図5に示すように、操作部材8の頭部13と軸部14とが押し込まれた第2の位置に移動し、軸部14の内端部14cがスイッチ部11をオン動作する。すなわち、操作部材8の頭部13がばね部材20のばね力に抗して押圧されると、操作部材8の軸部14の内端部14cが抜け止め部材18と共に中枠5の挿入口5aから時計モジュール4内に挿入して、スイッチ部11をオン動作する。
これにより、スイッチ部11が時計のモードを通常の時計モードから他のモード、例えば方位機能モードやワールドタイム機能に切り替える。このときには、駆動歯車9の内側面が中枠5の挿入口5aの縁部に設けられたストッパ部5bに当接して、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で位置規制されると共に、操作部材8の頭部13における筒状頭部13bの内端部が円筒部材12の大径筒部12bの内端面に当接して、操作部材8が第2の位置に位置規制される。
この状態で、操作部材8の頭部13を回転させると、これに伴って操作部材8の歯車取付部16に設けられた駆動歯車9が回転し、この駆動歯車9の回転に応じて内転リング6が回転する。これにより、内転リング6に表示された方位目盛や、ワールドタイムの世界の各都市などの目盛の回転位置が修正され、方位やワールドタイムを知ることができる。
このように、この腕時計のスイッチ装置7によれば、腕時計ケース1の外部に位置する頭部13、およびこの頭部13に連設されて腕時計ケース1の貫通孔1aの円筒部材12内に回転可能でかつスライド可能に挿入され、腕時計ケース1の内部に突出する軸部14を有する操作部材8と、腕時計ケース1の内部に突出した軸部14にスライド可能に取り付けられて操作部材8と共に回転する駆動歯車9と、この駆動歯車9が噛み合った状態で駆動歯車9の回転方向と直交する方向に回転する内転リング6と、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で駆動歯車9の軸方向の位置を規制する位置規制部10と、を備えていることにより、腕時計全体の小型化を図ることができる。
すなわち、このスイッチ装置7では、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で、操作部材8をその軸方向にスライドさせた際に、位置規制部10によって駆動歯車9が操作部材8の軸方向に移動しないように規制することができる。このため、駆動歯車9が移動する移動スペースを設ける必要がないばかりか、駆動歯車9と内転リング6とによる腕時計ケース1内の制約を軽減することができる。
これにより、このスイッチ装置7では、腕時計ケース1の小型化を図り、腕時計全体の小型化を図ることができる。このため、腕時計ケース1内に板ばねやラチェットばねなどの別部品を設置することができるので、操作部材8にクリック感や操作部材8の逆回転を阻止する機能を付加することができる。
この場合、腕時計ケース1の内部に突出した軸部14には、歯車取付部16が設けられており、この歯車取付部16は、その軸方向の長さが操作部材8のスライド長さとほぼ同じ長さで、かつその断面形状が非円形状に形成されており、駆動歯車9は、その回転中心部に軸部14の歯車取付部16と同じ断面形状の軸孔17が設けられていることにより、操作部材8を軸方向にスライドさせても、この操作部材8のスライドと共に駆動歯車9が軸方向に移動せずに、内転リング6に噛み合った状態を維持することができ、この状態で操作部材8の回転操作に応じて駆動歯車9を確実に回転させることができる。
すなわち、軸部14の歯車取付部16は、丸棒状の外周面に切り欠き部16aを軸方向に沿って形成することにより、その断面形状が非円形状に形成されており、駆動歯車9の軸孔17が、歯車取付部16と同じ断面形状に形成されていることにより、操作部材8を軸方向にスライドさせても、この操作部材8のスライドと共に駆動歯車9が軸方向に移動せずに、内転リング6に噛み合った状態を維持することができ、この状態で操作部材8の回転操作に応じて駆動歯車9を確実に回転させることができる。
また、位置規制部10は、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドする際に駆動歯車9を位置規制する第1の規制部と、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドする際に駆動歯車9を位置規制する第2の規制部とを備えていることにより、第1の規制部と第2の規制部との間に駆動歯車9を挟むことができる。
このため、この位置規制部10は、操作部材8を軸方向にスライドさせても、位置規制部10の第1の規制部と第2の規制部とによって駆動歯車9を位置規制することができるので、操作部材8のスライドと共に駆動歯車9が軸方向に移動せずに、常に駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態を維持することができる。
この場合、位置規制部10の第1の規制部は、駆動歯車9の外側面が当接する円筒部材12の小径筒部12aの内端部12cであることにより、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドする際に、駆動歯車9を内転リング6に噛み合せた状態で、第1の規制部である円筒部材12の内端部12cによって駆動歯車9を位置規制することができる。
この場合には、操作部材8の軸部14の内端部14cにEリングなどの抜け止め部材18が取り付けられていることにより、この抜け止め部材18が駆動歯車9の内側面に接離可能に当接することにより、駆動歯車9が軸部14の歯車取付部16から抜け出して脱落するのを防ぐことができると共に、操作部材8を押し出し位置である第1の位置に位置規制することができる。
また、位置規制部10の第2の規制部は、中枠5の挿入口5aの縁部に設けられたストッパ部5bであり、このストッパ部5bに駆動歯車9の内側面が当接することにより、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドして、操作部材8の軸部14の内端部14cが抜け止め部材18と共に中枠5の挿入口5aに挿入する際に、中枠5のストッパ部5bによって駆動歯車9を確実にかつ良好に位置規制することができる。
さらに、このスイッチ装置7では、腕時計ケース1の内部に、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドした際に、軸部14によってスイッチ動作するスイッチ部11を備えていることにより、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けてスライドしたときに、スイッチ部11がオフ状態となり、時計のモードを通常の時計モードに切り替えることができると共に、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けてスライドしたときに、スイッチ部11がオン状態となり、時計のモードを通常の時計モードから他のモード、例えば方位モードやワールドタイムモードに切り替えることができる。
このため、駆動歯車9が内転リング6に噛み合った状態で、操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けて引き出され、この状態で操作部材8の頭部13が回転操作されて内転リング6が回転しても、スイッチ部11によって通常の時計モードを維持することができる。また、操作部材8が腕時計ケース1の内部に向けて押し込まれた状態で、操作部材8の頭部13が回転操作されて内転リング6が回転したときに、方位機能やワールドタイム機能などの他の機能を実行させることができる。
また、このスイッチ装置7では、操作部材8を腕時計ケース1の外部に向けて付勢するばね部材20を備えていることにより、このばね部材20のばね力によって図1に示すように操作部材8を腕時計ケース1の外部に向けて押し出すことができる。このため、通常はスイッチ部11をオフ状態にして通常の時計モードを維持させることができる。
また、ばね部材20のばね力に抗して操作部材8の頭部13を腕時計ケース1の内部に向けて押し込んでスイッチ部11をオン状態にしても、操作部材8の頭部13から手や指を離すと、ばね部材20のばね力によって操作部材8が腕時計ケース1の外部に向けて押し出されるので、自動的にスイッチ部11をオフ状態にして通常の時計モードに切り替えることができる。
なお、上述した実施形態では、腕時計ケース1の貫通孔1a内に円筒部材12を嵌め込んで固定し、この円筒部材12内に操作部材8の軸部14を回転可能でかつスライド可能に挿入した場合について述べたが、必ずしも腕時計ケース1の貫通孔1a内に円筒部材12を設ける必要はなく、腕時計ケース1の貫通孔1a内に操作部材8の軸部14を直接挿入させた構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、軸部14の歯車取付部16が、丸棒状の外周面に切り欠き部16aを軸方向に沿って形成した構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば丸棒状の外周面に複数の切り欠き部16aをそれぞれ軸方向に沿って形成した構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、歯車取付部16は、その軸方向の長さが操作部材8のスライドする長さとほぼ同じ長さに形成されている場合について述べたが、歯車取付部16の軸方向の長さは、これに限らず、操作部材8のスライドする長さよりも短くし、操作部材8が腕時計ケース1の内部又は外部に向けてスライドした際にのみ、駆動歯車9の軸孔17内に位置する構成であっても良い。
また、これに限らず、軸部14の歯車取付部16は、その断面形状が、三角形、四角形、五角形などの多角形状の角棒状であっても良く、さらに楕円形状の棒状であっても良く、要は断面形状が非円形状であれば、どのような断面形状であっても良い。この場合にも、駆動歯車9の軸孔17は、軸部14の歯車取付部16の断面形状と同じ形状であれば良い。
さらに、上述した実施形態では、操作部材8の軸部14の内端部14cにEリングなどの抜け止め部材18を取り付けた場合について述べたが、これに限らず、抜け止め部材18は、例えば割りピンなどのピン部材であっても良く、またナットなどのねじ部材であっても良い。
なおまた、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。また、必ずしも時計に限らず、メータや計器類などの各種の機器に広く適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、 貫通孔が設けられたケースと、前記ケースの外部に位置する操作用の頭部、およびこの頭部に連設されて前記ケースの前記貫通孔内に回転可能でかつスライド可能に挿入される軸部を有する操作部材と、前記軸部にスライド可能に取り付けられて前記操作部材と共に回転する第1の歯車と、前記第1の歯車が噛み合った状態で前記第1の歯車の回転軸と交差する回転軸で回転する第2の歯車と、前記第1の歯車を前記第2の歯車と噛み合わせ状態で前記軸部の軸方向の所定の位置に位置規制する位置規制部と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、前記軸部には、歯車取付部が設けられており、前記歯車取付部は、その軸方向の長さが前記操作部材のスライド長とほぼ同じ長さに形成され、かつその断面形状が非円形状に形成されており、前記第1の歯車には、前記歯車取付部の断面形状に対応した形状の軸孔が設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記位置規制部は、前記操作部材が前記ケースの外部に向けてスライドする際に前記第1の歯車を位置規制する第1の規制部と、前記操作部材が前記ケースの内部に向けてスライドする際に前記第1の歯車を位置規制する第2の規制部とを備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記ケースの内部には、前記操作部材が前記ケースの内部に向けてスライドした際に、前記軸部によってスイッチ動作するスイッチ部を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記操作部材を前記ケースの外部に向けて付勢するばね部材を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
4 時計モジュール
5 中枠
5a 挿入口
5b ストッパ部
6 内転リング
7 スイッチ装置
8 操作部材
9 駆動歯車
10 位置規制部
11 スイッチ部
12 円筒部材
12a 小径筒部
12b 大径筒部
12c 内端部
13 頭部
14 軸部
16 歯車取付部
16a 切欠き部
17 軸孔
18 抜け止め部材
20 ばね部材

Claims (5)

  1. 貫通孔が設けられたケースと、
    前記ケースの外部に位置する操作用の頭部、およびこの頭部に連設されて前記ケースの前記貫通孔内に回転可能でかつスライド可能に挿入される軸部を有する操作部材と、
    前記軸部にスライド可能に取り付けられて前記操作部材と共に回転する第1の歯車と、
    前記第1の歯車が噛み合った状態で前記第1の歯車の回転軸と交差する回転軸で回転する第2の歯車と、
    前記第1の歯車を前記第2の歯車と噛み合わせ状態で前記軸部の軸方向の所定の位置に位置規制する位置規制部と、
    を備え
    前記軸部には、その軸方向の長さが前記操作部材のスライド長とほぼ同じ長さに形成され、かつその断面形状が非円形状に形成された歯車取付部が設けられており、
    前記第1の歯車には、前記歯車取付部の断面形状に対応した形状の軸孔が設けられており、
    前記操作部材がスライド可能なスライド範囲で、前記操作部材を回転することにより前記第2の歯車が回転可能である、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置において
    記位置規制部は、前記操作部材が前記ケースの外部に向けてスライドする際に前記第1の歯車を位置規制する第1の規制部と、
    記操作部材が前記ケースの内部に向けてスライドする際に前記第1の歯車を位置規制する第2の規制部とを備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において
    記ケースの内部には、前記操作部材が前記ケースの内部に向けてスライドした際に、前記軸部によってスイッチ動作するスイッチ部を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において
    記操作部材を前記ケースの外部に向けて付勢するばね部材を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計。
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