JP2003222684A - 携帯時計 - Google Patents

携帯時計

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JP2003222684A
JP2003222684A JP2002021974A JP2002021974A JP2003222684A JP 2003222684 A JP2003222684 A JP 2003222684A JP 2002021974 A JP2002021974 A JP 2002021974A JP 2002021974 A JP2002021974 A JP 2002021974A JP 2003222684 A JP2003222684 A JP 2003222684A
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Shinichi Omori
伸一 大森
Haruki Hiranuma
春樹 平沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部のロック状態とアンロック状態の切換
えを瞬時に行うことができるようにすること。 【解決手段】 回転部材102はロック位置とアンロッ
ク位置の間で90度回転操作可能に配設されており、C
字形のバネ104は回転部材102と一体になって回転
する。操作部101は、回転部材102が前記ロック位
置にあるときにバネ104に係合してケース100方向
の移動が規制される。操作部101は、回転部材102
が前記アンロック位置にあるときにバネ104に係合す
ることなくケース100方向の移動が可能になり、スイ
ッチ112を操作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計をはじめと
する携帯時計における、操作ボタンや竜頭等の操作部の
ロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、腕時計等の操作部付き携帯時
計においては、操作部が不用意に操作されないように、
操作部を所定位置にロックするための操作部ロック構造
が備えられている。図12は、従来の携帯時計における
操作部ロック構造を示す断面図である。尚、図12で
は、操作ボタン1201のロック状態及びアンロック状
態をあわせて示している。図12において、操作部ロッ
ク構造は、操作ボタン1201、その内部にネジ120
6を有する回転部材1202、操作ボタン1201を時
計本体のケース1200から突出する方向に付勢するコ
イルバネ1203、その外部にネジ1206と螺合する
ネジ1208を有する円筒部材1207を備えている。
【0003】操作ボタン1201のケース1200側の
端部1204には抜け留め部材1205が設けられてお
り、これにより、操作ボタン1201がコイルバネ12
03の付勢力によって円筒部材1207から抜け落ちる
のを防止するように構成されている。操作ボタン120
1の端部1204近傍のケース1200内部には、スイ
ッチ1209が配設されている。尚、回転部材1202
は、ロック状態の位置を符号1202aで示し、アンロ
ック状態の位置を符号1202bで示している。
【0004】以上のように構成された操作部ロック構造
の動作を説明する。先ず、ロック状態では、回転部材1
202は1202aの位置にある。この状態では、操作
ボタン1201が回転部材1202aに当接しているた
め、操作ボタン1201をケース1200側に押し込み
操作することができない。この状態から、回転部材12
02aを複数回回転操作すると、回転部材1202aは
円筒部材1207に螺合しつつケース1200側へ進
む。回転部材1202がケース1200に当接するアン
ロック位置(回転部材1202bの位置)になると、操
作ボタン1201は回転部材1202bとの間に間隙が
形成されるので、コイルバネ1203の付勢力に抗し
て、操作ボタン1201をケース1200方向へ押し込
み操作することが可能になる。
【0005】前記アンロック状態で、操作ボタン120
1をケース1200方向へ押し込み操作することによ
り、スイッチ1209を操作する。これにより、スイッ
チ1209に対応付けられた機能を実行することができ
る。アンロック状態からロック状態にする場合は、回転
部材1202を、前記回転とは逆方向に複数回回転させ
ることによりロック状態の位置(回転部材1202aの
位置)にする。以上のようにして、操作ボタン1201
をロックするロック状態と、ロック状態を解除するアン
ロック状態に切り換えることが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の携帯時計で
は、回転部材1202を複数回回転させる必要があるた
め操作が煩雑であり又、ロック状態とアンロック状態の
切換えを瞬時に行うことができないという問題があっ
た。また、操作ボタン1201のロック状態及びアンロ
ック状態が使用者にとって不明瞭であり、操作ボタン1
201がロック状態にあるのかアンロック状態にあるの
はわかり難いという問題があった。
【0007】本発明は、操作部のロック状態とアンロッ
ク状態の切換えを瞬時に行うことができるようにするこ
とを課題としている。また、本発明は、操作部がロック
状態にあるのかアンロック状態にあるのかを認識しやす
いようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケース
内に計時部を収容した時計本体と、前記ケース内に収容
された被操作部と、前記ケースから露出し前記被操作部
を操作するための操作部を有する携帯時計において、ロ
ック位置とアンロック位置に回転操作可能に配設された
回転部材と、前記回転部材と一体になって回転する弾性
部材と、前記ケース方向又は反ケース方向に移動可能に
配設された操作部とを備えて成り、前記操作部は、前記
回転部材が前記ロック位置にあるときに前記弾性部材に
係合して前記ケース方向又は反ケース方向の移動が規制
され、前記回転部材が前記アンロック位置にあるときに
前記弾性部材に係合することなく前記ケース方向又は反
ケース方向の移動が可能になることを特徴とする携帯時
計である。操作部は、回転部材がロック位置にあるとき
に弾性部材に係合してケース方向又は反ケース方向の移
動が規制され、前記回転部材がアンロック位置にあると
きに前記弾性部材に係合することなく前記ケース方向又
は反ケース方向の移動が可能になる。
【0009】ここで、前記ケースに一体的に設けられた
円筒部材と、前記円筒部材に設けられた貫通孔とを備
え、前記回転部材は前記円筒部材を軸として、前記ロッ
ク位置とアンロック位置に回転可能に配設されると共
に、前記操作部は前記円筒部材内に摺動可能に配設され
て成り、前記弾性部材は、前記回転部材が前記アンロッ
ク位置のときに前記貫通孔側に移動して前記操作部の軌
道から外れて前記操作部を操作可能にし、前記回転部材
が前記ロック位置のときに前記貫通孔側から前記操作部
の軌道内に位置することにより前記操作部の操作を阻止
するように構成してもよい。
【0010】また、前記弾性部材はC字形のバネ部材に
よって形成されると共に、前記貫通孔は相互に対向する
ように前記円筒部材に一対設けられて成り、前記バネ部
材は、前記回転部材が前記アンロック位置になるときに
前記円筒部材により前記一対の貫通孔側に移動されて、
記操作部の軌道から外れて前記操作部を操作可能にし、
前記回転部材が前記ロック位置になるときに前記一対の
貫通孔側から前記操作部の軌道内に位置することにより
前記操作部の操作を阻止するように構成してもよい。ま
た、前記円筒部材は前記一対の貫通孔間に凹部を有し、
前記バネ部材は、前記回転部材が前記アンロック位置の
ときに前記凹部に係合するように構成してもよい。
【0011】また、前記回転部材は収容穴を有し、前記
バネ部材は、前記回転部材が前記アンロック位置のとき
に前記貫通孔を介して前記収容穴に位置するように構成
してもよい。また、前記回転部材には、ロック状態及び
アンロック状態を示すための識別マークが設けられてい
るように構成してもよい。また、前記操作部は操作ボタ
ンであると共に、前記被操作部はスイッチであるように
構成してもよい。また、前記操作部は竜頭であると共
に、前記被操作部は巻真であるように構成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る携帯時計における操作部
ロック構造を示す図で、操作ボタン101がロック状態
の図である。尚、図1(a)は正断面図、同図(b)は
同図(a)のX−X断面図である。また、同図(b)で
は、操作ボタン101の頭部108の外形を2点鎖線で
示している。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
携帯時計における操作部ロック構造を示す図で、操作ボ
タン101がアンロック状態(ロック状態が解除された
状態)の図である。尚、図2(a)は正断面図、同図
(b)は同図(a)のX−X断面図である。また、同図
(b)では、操作ボタン101の頭部108の外形を2
点鎖線で示している。
【0013】図3は円筒部材103の構成を示す図で、
同図(a)は正面図、同図(b)は底面図、同図(c)
は右側面図である。また、図4は円筒部材103の斜視
図である。図5はバネ104を示す図で、同図(a)は
正面図、同図(b)は底面図である。図6は前記操作部
ロック構造の一部を示す分解斜視図で、操作ボタン10
1がロック状態にあるときの図である。図7は前記操作
部ロック構造の一部を示す分解斜視図で、操作ボタン1
01がアンロック状態にあるときの図である。図8は前
記操作部ロック構造の一部を示す斜視図で、操作ボタン
101がロック状態にあるときの図である。図9は前記
操作部ロック構造の一部を示す斜視図で、操作ボタン1
01がアンロック状態にあるときの図である。尚、図1
〜図9において、同一部分には同一符号を付している。
【0014】図1〜図9において、本実施の形態に係る
操作部ロック構造は、操作部を構成する操作ボタン10
1、回転部材102、円筒部材103、弾性部材を構成
するC字形バネ104、回転部材102に対向配設した
一対の凹部で構成された識別マーク105、105及び
コイルバネ106を備えており、腕時計本体のケース1
00に一体的に設けられている。操作ボタン101は円
柱状の頭部108、頭部108よりも小径の円柱状の胴
部109を備えている。頭部108の胴部109側に
は、頭部108の端部円周に沿って円形状突部107が
形成されている。操作ボタン101の胴部109の端部
110には抜け留め部材111が一体的に設けられてい
る。円筒部材103は大径部115及び大径部115よ
りも小径の小径部116を有している。操作ボタン10
1は、頭部108の一部が突出した状態で大径部115
内に収容されると共に、胴部109が小径部116に収
容されており、操作ボタン101は胴部109の軸方向
Aに沿って摺動可能に保持されている。
【0015】操作ボタン101は円筒部材103内に配
設されたコイルバネ106によって円筒部材103から
突出する方向(反ケース100方向)に付勢されてい
る。抜け留め部材111が円筒部材103の小径部11
6の端部に当接することにより、操作ボタン101がコ
イルバネ106の付勢力によって円筒部材103から抜
け落ちるのを防止するように構成されている。円筒部材
103の大径部115には、大径部115の円周方向に
沿って、相互に対向する位置に一対の貫通溝114、1
14が形成されている。貫通溝114、114は貫通孔
を構成している。また、両貫通溝114、114間には
相互に対向する位置に、一対の凹部301、301が形
成されている。
【0016】回転部材102の内部には、その円周方向
に沿って溝部113が形成されている。また、回転部材
102の内部には凸部117が形成されている。回転部
材102内には、円筒部材103を挟むようにC字形バ
ネ104が配設されている。バネ104は、その両端部
118、118によって回転部材102の凸部117を
挟持するように保持されており、これにより、バネ10
4は回転部材102と一体になって回転するように構成
されている。また、バネ104、貫通孔114、11
4、溝部113は回転部材102及び筒状部材103の
半径方向の同一面内に配設されており、バネ104が貫
通孔114、114を介して溝部113内に突出するこ
とができるように構成されている。ケース100内の端
部110近傍には被操作部を構成するスイッチ112が
配設されており、アンロック状態のとき、操作ボタン1
01をケース100側に押し込み操作することにより、
スイッチ112を操作することができるように構成され
ている。
【0017】以上のように構成された操作部ロック構造
の動作を説明する。先ず、ロック状態では、各構成要素
は図1、図6、図8に示す状態にある。即ち、回転部材
102は、識別マーク105、105が上及び下方向に
位置するようになっている。この状態では、バネ104
は貫通溝114、114内に突出して、操作ボタン10
1の円形状突部107に対向するように位置している。
これにより、バネ104が操作ボタン101の軌道上に
位置して、操作ボタン101はケース100方向に押し
込み操作できないようになっている。尚、使用者は、識
別マーク105が回転部材102の上下に位置すること
によりロック状態にあることを容易に知ることができ
る。
【0018】この状態から、円筒部材102を90度だ
け左又は右に回転させることによってアンロック状態に
する。アンロック状態では、各構成要素は図2、図7、
図9に示す状態になる。即ち、回転部材102は、識別
マーク105、105が左及び右方向に位置するように
なる。また、回転部材102の回転にともない、バネ1
04が回転部材102と一体となって回転するため、バ
ネ104は貫通溝114、114から排出されて、貫通
溝114、114を介して溝部113、113内に位置
するようになる。また、バネ104は、凹部301、3
01を挟持する位置で保持される。尚、バネ104が凹
部301、301を挟持することにより、回転部材10
2の回転操作にクリック感が得られ、ロック状態からア
ンロック状態になったことを回転部材102の操作感で
知ることができる。したがって、回転部材102を過大
に回転させることを防止できる。
【0019】バネ104が貫通溝114、114から排
出されると、バネ104は操作ボタン101の軌道上に
存在しなくなるため、操作ボタン101はケース100
側に押し込み操作が可能になる。また、回転部材102
の識別マーク105、105が左右方向に位置するよう
になるため、使用者はアンロック状態にあることを知る
ことができる。前記アンロック状態で、操作ボタン10
1をケース100側へ押し込み操作することにより、ス
イッチ112を操作する。これにより、スイッチ112
に対応付けられた機能を実行することができる。
【0020】アンロック状態からロック状態にする場合
には、回転部材102を、90度左又は右に回転させる
ことにより、前記ロック状態に移行する。尚、バネ10
4が貫通溝114、114内に位置することにより、回
転部材102の回転操作にクリック感が得られ、アンロ
ック状態からロック状態になったことを回転部材102
の操作感で知ることができる。したがって、回転部材1
02を過大に回転させることを防止できる。以上のよう
にして、操作ボタン101をロックするロック状態と、
ロック状態を解除したアンロック状態とを切り換えるこ
とが可能になる。
【0021】(第2の実施の形態)図10は、本発明の
第2の実施の形態に係る携帯時計における操作部ロック
構造を示す図で、操作部として竜頭1001を用いた例
である。尚、竜頭1001はロック状態にある。図11
は、図11の操作部ロック構造において、竜頭1001
がアンロック状態の図である。尚、図10及び図11に
おいて、図1〜図9と同一部分には同一符号を付してい
る。
【0022】本第2の実施の形態が前記第1の実施の形
態と相違する点は、操作部が竜頭1001であり、被操
作部が巻真1003である点、及び、アンロック状態で
は、竜頭1003をケース100から離れる方向(反ケ
ース100方向)に操作することにより、竜頭1003
の胴部109に一体的に設けられた巻真1003を操作
できるように構成した点である。本第2の実施の形態で
は、ロック状態では、回転部材102と一体的に回転す
るC字形バネ104が、竜頭1001に形成された溝部
1002内に位置し、これにより、竜頭1001は反ケ
ース100方向へ移動できないように構成されている
(図10参照)。
【0023】ロック状態から、回転部材102を90度
左又は右に回転させることによってアンロック状態に切
り換えると、バネ104は貫通溝114を介して溝部1
13内に収容される。これにより、バネ104は竜頭1
001の軌道上から外れるため、竜頭1001は反ケー
ス100方向へ移動可能になる。前記アンロック状態
で、竜頭1001を反ケース100方向へ引き出すこと
により、巻真1003を操作する。これにより、巻真1
003に対応付けられた機能を実行することができる。
アンロック状態からロック状態にする場合には、回転部
材102を、90度左又は右に回転させることにより、
前記ロック状態になる。以上のようにして、回転部材1
02を90度回転することにより、竜頭1001をロッ
クするロック状態と、ロック状態を解除したアンロック
状態とを切り換えることが可能になる。
【0024】以上述べたように、本発明の実施の形態に
係る携帯時計における操作部ロック構造は、ケース10
0内に計時部を収容した時計本体と、ケース100内に
収容された被操作部112、1003と、ケース100
から露出し被操作部112、1003を操作するための
操作部101、1001を有する携帯時計において、回
転可能に配設され、所定角度回転することによりロック
位置とアンロック位置との間で移行可能な回転部材10
2と、回転部材102と一体になって回転する弾性部材
104と、ケース100方向又は反ケース100方向へ
移動可能に配設された操作部101、1001とを備え
て成り、操作部101、1001は、回転部材102が
前記ロック位置にあるときに弾性部材104に係合して
ケース100方向又は反ケース100方向への移動が規
制され、回転部材102が前記アンロック位置にあると
きに弾性部材104に係合することなくケース100方
向又は反ケース100方向への移動が可能になることを
特徴としている。
【0025】したがって、回転部材を操作部のロック状
態とアンロック状態の切換えを瞬時に行うことが可能に
なる。また、ロック状態とアンロック状態間の切換えを
行う場合に、操作部101、1001を所定角度(前記
各実施の形態では90度)だけ回転すればよく、操作部
101、1001を複数回回転する必要がないため、ロ
ック状態とアンロック状態の切り換えを瞬時に行うこと
が可能になる。また、回転部材102に識別マークを設
けているので、操作部101、1001がロック状態に
あるのかアンロック状態にあるのかを容易に認識するこ
とが可能になる。また、回転部材102は、フリーな状
態に構成されているので、過大に回転させた場合にも破
損するおそれがない。
【0026】尚、前記第1の実施の形態では、操作ボタ
ン101を押し込み操作するように構成したが、引き出
し操作するように構成してもよい。また、前記第2の実
施の形態では、竜頭1001を引き出し操作するように
構成したが、押し込み操作するように構成してもよい。
また、バネ104はC字形に構成したが、一対の開放端
部を有する3角形状、6角形状等の多角形状や、半楕円
形状等に構成するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ロック状態とアンロッ
ク状態間の切換えを行う場合に、操作部を複数回回転す
る必要がなく、操作部のロック状態とアンロック状態の
切換えを瞬時に行うことが可能になる。また、操作部が
ロック状態にあるのかアンロック状態にあるのかを容易
に認識することが可能になる。また、回転部材を過大に
回転させた場合でも破損するおそれが少ないという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯時計にお
ける操作部ロック構造を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る携帯時計にお
ける操作部ロック構造を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に使用する円筒部材
の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に使用する円筒部材
の斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に使用するバネの構
成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る携帯時計にお
ける操作部ロック構造の分解斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る携帯時計にお
ける操作部ロック構造の分解斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る携帯時計にお
ける操作部ロック構造の斜視図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る携帯時計にお
ける操作部ロック構造の斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る携帯時計に
おける操作部ロック構造を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る携帯時計に
おける操作部ロック構造を示す図である。
【図12】従来の操作部ロック構造を示す図である。
【符号の説明】
100・・・ケース 101・・・操作部を構成する操作ボタン 102・・・回転部材 103・・・円筒部材 104・・・弾性部材を構成するバネ 105・・・識別マーク 106・・・コイルスプリング 112・・・被操作部を構成するスイッチ 113、1002・・・溝部 114・・・貫通孔を構成する貫通溝 301・・・凹部 1001・・・操作部を構成する竜頭 1003・・・被操作部を構成する巻真
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA05 AA12 BA04 BA06 BA08 BA28 5G006 AA01 CB01 CB03 CD01 CD02 DD02 GB01 GB06 NB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に計時部を収容した時計本体
    と、前記ケース内に収容された被操作部と、前記ケース
    から露出し前記被操作部を操作するための操作部を有す
    る携帯時計において、 ロック位置とアンロック位置に回転操作可能に配設され
    た回転部材と、 前記回転部材と一体になって回転する弾性部材と、 前記ケース方向又は反ケース方向に移動可能に配設され
    た操作部とを備えて成り、 前記操作部は、前記回転部材が前記ロック位置にあると
    きに前記弾性部材に係合して前記ケース方向又は反ケー
    ス方向の移動が規制され、前記回転部材が前記アンロッ
    ク位置にあるときに前記弾性部材に係合することなく前
    記ケース方向又は反ケース方向の移動が可能になること
    を特徴とする携帯時計。
  2. 【請求項2】 前記ケースに一体的に設けられた円筒部
    材と、 前記円筒部材に設けられた貫通孔とを備え、 前記回転部材は前記円筒部材を軸として、前記ロック位
    置とアンロック位置に回転可能に配設されると共に、前
    記操作部は前記円筒部材内に摺動可能に配設されて成
    り、 前記弾性部材は、前記回転部材が前記アンロック位置の
    ときに前記貫通孔側に移動して前記操作部の軌道から外
    れて前記操作部を操作可能にし、前記回転部材が前記ロ
    ック位置のときに前記貫通孔側から前記操作部の軌道内
    に位置することにより前記操作部の操作を阻止すること
    を特徴とする請求項1記載の携帯時計。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材はC字形のバネ部材によっ
    て形成されると共に、前記貫通孔は相互に対向するよう
    に前記円筒部材に一対設けられて成り、 前記バネ部材は、前記回転部材が前記アンロック位置に
    なるときに前記円筒部材により前記一対の貫通孔側に移
    動されて、記操作部の軌道から外れて前記操作部を操作
    可能にし、前記回転部材が前記ロック位置になるときに
    前記一対の貫通孔側から前記操作部の軌道内に位置する
    ことにより前記操作部の操作を阻止することを特徴とす
    る請求項2記載の携帯時計。
  4. 【請求項4】 前記円筒部材は前記一対の貫通孔間に凹
    部を有し、 前記バネ部材は、前記回転部材が前記アンロック位置の
    ときに前記凹部に係合することを特徴とする請求項3記
    載の携帯時計。
  5. 【請求項5】 前記回転部材は収容穴を有し、 前記バネ部材は、前記回転部材が前記アンロック位置の
    ときに前記貫通孔を介して前記収容穴に位置することを
    特徴とする請求項3又は4記載の携帯時計。
  6. 【請求項6】 前記回転部材には、ロック状態及びアン
    ロック状態を示すための識別マークが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の携
    帯時計。
  7. 【請求項7】 前記操作部は操作ボタンであると共に、
    前記被操作部はスイッチであることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか一に記載の携帯時計。
  8. 【請求項8】 前記操作部は竜頭であると共に、前記被
    操作部は巻真であることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか一に記載の携帯時計。
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