JP2005292139A - 押しボタン付き時計 - Google Patents

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Thomas Bolt
ボルト トーマス
Jean-Francois Thalheim
フランソワ タレム ジャン
Cyril Cuche
キューシュ シリル
Julien Loutenbach
ルーテンバーシュ ジュリアン
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Abstract

【課題】 時計の押しボタンの偶発的作動を回避する手段を提供する。
【解決手段】 少なくとも1つの押しボタン(9)と、押しボタン(9)により作動可能な少なくとも1つの操作部材(13)と、押しボタンをロックする装置(10)とを有する時計において、ロック装置(10)は、押しボタン(9)が、押しボタンを押すことができる起点としての軸方向ロック解除位置及び軸方向ロック解除位置よりも時計の内部に一層近く位置していて、操作部材が作動されることはない軸方向ロック位置を取ることができるよう構成されていることを特徴とする時計が提供される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、1又は数個の押しボタンを有する時計に関し、特に、押しボタンの偶発的な作動を回避するよう押しボタンを休止位置にロックする装置を有する時計に関する。
スイス国特許第567300号明細書は、ロック装置が回転可能なベゼルであり、この回転可能なベゼルがその周囲の一部にわたり、押しボタンを隠すよう押しボタンに向いた状態で配置できる円弧の形態の垂直壁を備えた棚部を有するかかる時計を開示している。
この時計では、円弧の形態をした垂直壁は、大きなアールを備えなければならず、換言すると、押しボタンの出るフレームの壁から十分離れたところに位置しなければならず、したがって、押しボタンをロック解除すると、押しボタンは、十分に目に見え、かくしてユーザによって容易に操作できる。これにより、全体的なサイズが増大すると共に時計の見栄えが損なわれる。
本発明は、この欠点を解決しようとするものである。
この目的のため、特許請求の範囲の請求項1に記載された時計を提供し、具体的な実施形態は、従属形式の請求項に記載されている。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むと明らかになろう。
図1〜図6を参照すると、本発明の第1の実施形態としての腕時計タイプの時計は、裏2、フレーム又は中間部分3及びガラス蓋5を支持したベゼル4を有する時計ケース1を有している。ケース1内には、文字板7を支持したムーブメント6が納められている。巻回及び設定用の竜頭8及び押しボタン9が、ケース1の縁壁から半径方向に突き出ている。押しボタン9は、竜頭8の両側に配置され、時計の機能、例えばクロノグラフ針の開始及び停止を実行するのに役立つ。
本発明の時計は、ユーザにより作動可能であり、押しボタン9の作動を防止するよう押しボタン9を規定の軸方向位置にロックしたりユーザが押しボタンを用いたいと思った場合に押しボタンをロック解除できるロック装置を更に有している。このロック装置は好ましくは、フレーム3の側方外側フェースに沿ってぐるりと延びた垂直の円筒壁11を備えると共に開口部12を備えた回転可能なベゼル10の形態をしている。押しボタン9のロック/ロック解除は、ベゼル10を回すことにより行われる。押しボタン9は、押しボタンが垂直円筒壁11によって隠される場合には「ロック」され、押しボタンがこの壁11の開口部12に向いていて、それにより押しボタンを作動させることができるユーザにとって接近可能である場合「ロック解除」されると言える。本発明によれば、そして特にスイス国特許第567300号とは対照的に、押しボタン9は、押しボタンがロックされるかロック解除されるかに応じて互いに異なる軸方向位置を取る。押しボタン9は、これらの軸方向ロック解除位置では、容易に目に見え、ユーザにとって容易に接近できるのに十分な距離dにわたりフレーム3の側方外側フェースから出る(図3参照)。押しボタン9は、これらの軸方向ロック位置では、フレーム3の壁内に引っ込められ(図4参照)、したがって押しボタンを覆う回転可能ベゼル10の垂直円筒壁11の内径が比較的小さくても良いようになっている。
図3〜図5で理解できるように、押しボタン9は各々、時計ケース1内の操作プッシュ部材13の各々とそれぞれ協働するようになっている。各押しボタン9は、ヘッド14(図6参照)を有し、ユーザの指を受け入れるようになったそのフェース15は傾けられており、各押しボタン9は、このヘッド14の内側凹部内へ押し込められた管16を更に有し、この管16は、軸方向ロッド18の螺設端部がねじ込まれる軸方向内側突起17を有している。各押しボタン9は、フレーム3の貫通ボアに押し込まれ、2つの端部が開口した管19により支持された状態で案内される。ロッド18は、固定管19内で延び、その自由端部20は、プッシュ部材13に向いた状態で位置している。戻しばね21が、管16の底部と固定管19の環状内側肩に当接したリング22との間で突起17及びロッド18の周りに配置されている。
押しボタン9の軸方向ロック解除位置では、ロッド18の自由端部20は、操作部材13から或る距離Dのところに位置している(図3)。押しボタン9をこのロック解除位置から、その戻しばね21により及ぼされる作用に抗して軸方向に押すと操作部材13を作動させることができ、それにより時計の機能を制御することができる(図5)。この際に押しボタン9が行う運動は、2つの連続した動き、即ち、押しボタンを操作部材13から引き離している距離Dにわたる空動き及び次の操作部材13を押圧する有効な動きに分けられる。
押しボタン9をロックするため、ユーザは、ベゼル10を押しボタン9のフェース15の正の傾斜方向に対応した方向に、即ち、図示の例では時計回りに回転させてベゼル10の垂直円筒壁11がこの傾斜フェース15と協働して押しボタン9を戻しばね21により及ぼされる作用に抗して押すようになっている。回転可能ベゼル10の垂直円筒壁11の内径及び押しボタン9のフェース15の傾斜角は、ベゼル10の回転により引き起こされる押しボタン9の移動が距離D以下であるように選択されている。かくして、押しボタン9をロックすると、これら押しボタンは、場合によっては押しボタン9が図4に示すような操作部材13に接触するまでそれぞれの操作部材13の方へ向くようになるが、この場合操作部材13を作動させることはない。押しボタン9は、垂直円筒壁11によりこれらのロック位置に保持され、かかる垂直円筒壁は、それと同時にこれら押しボタンを隠して保護する。押しボタン9をロック解除するには、ベゼル10を逆方向に回せばよい。押しボタン9が開口部12の方に向くとすぐに押しボタン9はこれらのばね21によってケース1から外方へ押し出されることになる。
図7〜図15を参照すると、本発明の第2の実施形態の時計は、裏24、フレーム又は中間部分25及びガラス蓋27を支持したベゼル26を有する時計ケース23を有している。ケース23内には、ムーブメント28及び文字板29が納められている。巻回及び設定用の竜頭(図示せず)及び押しボタン30が、ケース23の縁壁から半径方向に突き出ている。
この第2の実施形態の時計は、回転可能なベゼル31を更に有し、この回転可能ベゼル31は、その周囲の一部にわたり、押しボタン30に向いた位置に来てこれら押しボタンがロック位置にあるとき、押しボタンを隠してこれらを保護するようになった円弧の形態の垂直壁32を有している。回転可能ベゼル31及びケース23と同軸の円弧の形態(図11及び図12参照)をしていて、垂直壁32の角度の広がりに一致した角度の広がりをもつ溝33が、固定ベゼル26の下に位置した回転可能ベゼル31の水平環状壁の一部の上側フェースに形成されている。この溝33は、回転可能ベゼル31の角運動を制限するよう固定ベゼル26に固定されたピン34を受け入れる。ボール戻止めを溝33の端部のところに設けるのがよく、これらボール戻止めは、ピン34と協働して回転可能ベゼル31をその2つの端位置のうち一方又は他方にロックする。
図7〜図10に示すように、押しボタン30は、フレーム25のキャビティ35内に納められ、この押しボタンは、ケース23の内方に曲げられたこれらの内側フェースに凹部36を有している。押しボタン30は、凹部36内へ開口し、案内管37が押し込められる垂直貫通ボアをこれらの上壁に更に有している。この案内管37にはその長さ全体にわたって円筒形垂直フィンガ38が軸方向に自由に且つ管37に対して回転可能に通されており、この円筒形垂直フィンガ38は、管37の下方内側環状肩とフィンガ38の実質的に中央の環状リブとの間に設けられた圧縮ばね39の作用を受ける。フィンガ38の下端部40は、押しボタン30の凹部36に入り込むよう管37の外部に突き出ている。フィンガ38の上端部41は、回転可能ベゼル31の水平環状壁の下側フェースに形成された溝42と協働するよう管37の外部に突き出ている。この上端部41は、ばね39によりフィンガ38に及ぼされる圧力によって溝42内に永続的に保持されている。
押しボタン30のフィンガ38とそれぞれ関連した溝42が、図11及び図12に示されている。これら2つの溝42は、時計回りの方向に連続して、回転可能ベゼル31及びケース23と同軸の円弧の形態をした長い部分43、長い部分43から見てケース23の軸線から逸れた中間部分44、回転可能ベゼル31及びケース23と同軸の円弧の形態をした短い部分45及びケース23の軸線に対し半径方向に差し向けられていて、短い部分45とエルボを構成する短い端部分46を有している。2つの溝42の長い部分43は、時計回りの上流側に位置した溝42の長い部分43と中間部分44との間の移行部で互いに出会っている。各溝42の深さは、長い部分43及び中間部分44の長さ全体にわたって一定である。この溝が、半径方向部分46の長さ全体についても一定であるが、部分43,44の場合よりも半径部方向部分46の方が小さい。溝42の短い部分45の深さは、溝42の深さの変化が中間部分44と半径方向部分46との間で連続したものになるよう中間部分44から半径方向部分46まで次第に減少している。
再び図7〜図10を参照すると、各押しボタン30は、水平案内管48に嵌まり込んでいる水平操作プッシュ部材47に向き、水平案内管の第1の端部は、フレーム25の貫通ボアに押し込められ、第2の端部は、押しボタン30の凹部36内に受け入れられていることが分かろう。この操作部材47は、管48内の圧縮ばね49の作用を受け、休止位置では、その端部のうち第1の端部50が押しボタン30と反対側に位置し、管48の第1の端部の外側フェースに当接することによりこの管48内に保持され、操作部材47の第2の端部51は、管48の端部と同様凹部36内に位置している。管48は、管48の円筒壁の上方部分では部分的に水平に、管48の上述の第2の端部を構成する管48の平らな壁内では部分的に垂直に延びる正方形の形をした切欠き52をその第2の端部の側部に有している。この切欠き52は、フィンガ38の下端部40を受け入れる。
回転可能ベゼル31と圧縮ばね39付きのフィンガ38は一緒になって、以下のように作用する押しボタン30のロック装置を形成する。
回転可能ベゼル31の垂直壁32が押しボタン30に向いていない場合(図7、図11及び図13)、フィンガ38の下端部40は、操作部材47の上述の第2の端部を構成する垂直の平らなフェース51に向き、より詳細には、管48の切欠き52の垂直部分内で垂直の平らなフェース51と接触し又はこれとほぼ接触し、フィンガ38の上端部41は、溝42の半径方向部分46内に位置する。押しボタン30が容易に目に見え、容易に接近できるこのロック解除位置では、ユーザが各押しボタン30を押してこれに対応した操作部材47を作動させることができる。この場合、操作部材47の作動は、フィンガ38が操作部材47のフェース51を押すことによって行われ、このフィンガ38は、押しボタン30の軸方向で押しボタン30に固定されている。押しボタン30とフィンガ38と操作部材47の組立体のこの運動中、フィンガ38の上端部41は、溝42の半径方向部分46内で案内されることになる。図7は、操作部材47の押圧の終わりにおけるこのフィンガ38の位置を符号53により且つ点線で示している。押しボタン30に加わる圧力が無くなるとすぐに、圧縮ばね49は、上述の組立体30,38,47をその初期軸方向位置に戻すことになる。
押しボタン30をロックするには、ユーザは、ベゼル31を時計回りの方向に回して遂にはこれが図12に示すその位置に達するようにし、かかる位置では、押しボタン30がベゼル31の垂直壁32によって隠されて保護される。ベゼル31のこの回転運動中、フィンガ38の上端部41は、溝42によって案内され、溝42の短い部分45、中間部分44、そして長い部分43に連続して入る。フィンガ38がそれ自体回転しやすいので、溝42のこれら互いに異なる部分43〜45相互間の移行部の通過が容易になる。
フィンガ38の上端部41が短い部分45中を通ることにより、フィンガ38が引っ込められ、換言すると、フィンガ38が上方に動いてその下端部40が操作部材47の圧力フェース51にもはや向かず、管48の切欠き52の水平方向部分のところに位置する(図8及び図14)という作用効果が得られる。上端部41が中間部分44中を通ることにより、フィンガ38及びそれ故に押しボタン30がケース23の内方で水平に動くことができる(図9、図10及び図15)。中間部分44内でのこの通過中、フィンガ38の可端部40は、切欠き52のこの水平方向部分内で案内され、押しボタン30の凹部36の底部54は、管48及び操作部材47に近づく。しかしながら、この凹部36の深さは、押しボタン30の完全引っ込み位置(図10)では押しボタン凹部の底部が操作部材47の圧力フェース51に接触せず、かくしてこれを作動させることができないほど十分大きいことは注目されよう。最後に、フィンガ38の上端部41が長い部分43中を通ることは、この場合保護の役割(押しボタン30は、溝42と協働するフィンガ38によりロック位置に保持されている)のみを持つ垂直壁32が押しボタン30を完全に覆う(図10及び図12)ようベゼル31の回転を終了させるのに役立つ。押しボタン30をロック解除するには、ユーザは、ベゼル31を反時計回りに回すだけで済み、したがってフィンガ38及び押しボタン30は、上述した運動と逆の運動を行うようになる。
本発明を一例を挙げて上述した。本発明の範囲から逸脱することなく改造例を想到できることは明らかである。特に、回転可能なベゼルに代えてフレームの外側フェースの周りに設けられたリングを用いてもよい。さらに、第2の実施形態においては、保護壁32を省いてもよい。
本発明の第1の実施形態の押しボタンを備えた時計を、2つの押しボタンがロック解除された状態で示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態の押しボタンを備えた時計を、2つの押しボタンのうちの一方がロックされた状態で示す斜視図である。 押しボタンのうちの一方をロック解除休止位置で示す部分半径方向断面図である。 押しボタンのうちの一方をロック位置で示す部分半径方向断面図である。 押しボタンのうちの一方を押しボタンが操作部材を作動させている位置で示す部分半径方向断面図である。 上から見た押しボタンのうちの一方の断面図である。 本発明の第2の実施形態の押しボタンを備えた時計の部分半径方向断面図であって押しボタン及びロック装置の幾つかの部分を示す図であり、押しボタンがロック解除位置にある状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の押しボタンを備えた時計の部分半径方向断面図であって押しボタン及びロック装置の幾つかの部分を示す図であり、ロック装置が押しボタンをロックしている状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の押しボタンを備えた時計の部分半径方向断面図であって押しボタン及びロック装置の幾つかの部分を示す図であり、ロック装置が押しボタンをロックしている状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の押しボタンを備えた時計の部分半径方向断面図であって押しボタン及びロック装置の幾つかの部分を示す図であり、押しボタンがロック位置にある状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の時計を押しボタンがロック解除された状態で示す平面図である。 本発明の第2の実施形態の時計を押しボタンがロックされた状態で示す平面図である。 本発明の第2の実施形態の時計の部分平面図であり、図7の場合と同一の位置でロック装置及び押しボタンのうちの一方を示す図である。 本発明の第2の実施形態の時計の部分平面図であり、図8の場合と同一の位置でロック装置及び押しボタンのうちの一方を示す図である。 本発明の第2の実施形態の時計の部分平面図であり、図9の場合と同一の位置でロック装置及び押しボタンのうちの一方を示す図である。
符号の説明
1,23 時計ケース
3,25 フレーム
4,10,26,31 ベゼル
5 ガラス蓋
6 ムーブメント
7 文字板
8 竜頭
9,30 押しボタン
11 保護壁
12 開口部
13,47 操作部材
21 ばね
38 フィンガ
39 圧縮ばね
42 溝
52 切欠き

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの押しボタン(9;30)と、押しボタンにより作動可能な少なくとも1つの操作部材(13;47)と、押しボタンをロックする装置(10;31,38)とを有する時計において、ロック装置は、押しボタン(9;30)が、押しボタンを押すことができる起点としての軸方向ロック解除位置及び軸方向ロック解除位置よりも時計の内部に一層近く位置していて、操作部材が作動されることはない軸方向ロック位置を取ることができるよう構成されていることを特徴とする時計。
  2. ロック装置は、押しボタン(9;30)が軸方向ロック位置にあるとき、押しボタンの少なくとも一部を覆う保護壁(11;31)を有していることを特徴とする請求項1記載の時計。
  3. ロック装置は、前記保護壁(11)を備えた回転可能な部材(10)であり、この回転可能部材(10)は、所定方向への回転中、保護壁(11)が押しボタン(9)の傾斜フェース(15)と協働して押しボタン(9)をその軸方向ロック解除位置からその軸方向ロック位置に移動させる構成されており、保護壁(11)は又、押しボタン(9)をその軸方向ロック位置に保持するのに役立つことを特徴とする請求項2記載の時計。
  4. 回転可能部材(10)は、ベゼルであることを特徴とする請求項3記載の時計。
  5. 押しボタン(9)は、軸方向ロック解除位置にあるとき、所定距離(D)だけ操作部材(13)から離されており、押しボタン(9)の軸方向ロック解除位置からその軸方向ロック位置への移動距離は、この所定距離(D)以下であることを特徴とする請求項3又は4記載の時計。
  6. ロック装置は、押しボタン(30)の軸方向において押しボタン(30)に固定された引っ込み可能な部材(38)と、この引っ込み可能部材(38)を駆動する部材(31)とを有し、引っ込み可能部材(38)は、押しボタン(30)のロック解除位置では、操作部材(47)の圧力フェース(51)に向き、それにより引っ込み可能部材(38)が押しボタン(30)に加わる圧力の作用を受けて操作部材(47)を作動させることができ、引っ込み可能部材(38)の引っ込み位置では、もはや操作部材(47)の圧力フェース(51)には向かず、それにより押しボタン(30)をロックするために操作部材(47)を作動させずに駆動部材(31)により時計の内方への引っ込み可能部材(38)及び押しボタン(30)の運動を可能にする第1の端部(40)を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の時計。
  7. 駆動部材(31)は、引っ込み可能部材(38)の第2の端部(41)と協働する溝(42)を備えた回転可能な部材であり、この第2の端部(41)は、引っ込み可能部材(38)に作用する弾性手段(39)により溝(42)内に保持され、溝(42)は、回転可能部材(31)の回転中、引っ込み可能部材(38)を引っ込め、次に回転可能部材を時計の内部に向かって移動させるために規定の方向に引っ込み可能部材(38)の第2の端部(41)を案内することができる形状を有することを特徴とする請求項6記載の時計。
  8. 回転可能部材(31)は、ベゼルであることを特徴とする請求項7記載の時計。
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