JP4935517B2 - 回転つまみのストッパー構造 - Google Patents

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この発明は回転つまみに係わり、特に、そのストッパー構造に関する。
従来、業務用ポータブル無線機等でch(チャンネル)を選択する場合は、必要なch数を選択できるデバイス(ロータリエンコーダスイッチ)を用いていた。この場合は、デバイスの回転軸の回動範囲はデバイス自体で所定の範囲に規制されており、その回動範囲でそのデバイスを用いた機種の選択できるch数が決定される。
特願2004−345172(特開20006−156138号公報)に提案されているものは、エンドレスに回転する回転電子部品(ロータリエンコーダ)が用いられ、この回転軸に回動可能のストッパを取付けて回転軸の回動範囲を規制する。そしてこのストッパにより回転軸の回動範囲が決定される。
特開20006−156138号公報、段落0016〜段落0027、図1、図2
現在の業務用のポータブル無線機の市場では、チャンネル数が2ch、4ch、8ch、16ch等の多くの機種が販売されている。そのため、ch数の異なる多くの機種を生産する必要がある。
また、回転電子部品のつまみの目盛表示で決定される回動位置と選択するチャンネルとを対応させのではなく、つまみの所定回転毎にカウントをアップまたはダウンさせてチャンネルを選択するものでは、250chもの多くのチャンネルを選択するものもある。このような回転電子部品ではつまみの一周に全てのchを割り当てることは困難であり、エンドレスのロータリスイッチ等が用いられる。
上記したデバイスの回転軸の回動範囲がデバイス自体で所定の範囲に規制されているものを用いる場合、使用できるch数が固定されて変更できないため多くの機種を製造して使用者のニーズに応じなければならない。このため在庫の数が増えてコスト増大の要因となっていた。また、デバイスの回転軸の回動範囲が360°に限定されており、選択できるch数も限定される。
在庫数を減すために完成品を分解して、ch数の異なるデバイスと交換して需要に対応することもできるが、多くの機種はデバイスが無線機の奥の方に配置されており、交換の工数が大きくなり、やはりコスト増大の要因となっていた。
特開20006−156138号公報に提案されたものは、回動可能のストッパを用いていおり、デバイスの回転軸の回動範囲を360°以上とすることもできるが、使用する回動可能のストッパにより回転軸の回動範囲が決定されるために、完成品のchを変更するためには回動可能のストッパを交換しなければならず、やはり、部品の在庫を増やさなければならずコスト増大の要因となっていた。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、コスト増大させることなく、多くの機種に対応でき、エンドレスのロータリスイッチ等にも適用できる回転つまみのストッパー構造を提供することにある。
この発明の回転つまみのストッパー構造は、回転電子部品の回転軸に嵌着された回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造において、前記回転つまみの下面に下方に延びる突起を設け、前記回転電子部品を保持するベースに前記回転軸と中心が一致する円弧状の溝を設け、前記回転軸回りに回動自在に支持された回動部材に、前記円弧状の溝と嵌合し張る角度の異なる円弧状の突起を夫々上下面に設け、前記回動部材の周面に前記回転つまみの突起と当接する突起を設けたものである。
また、前記回転つまみのストッパー構造において、前記回動部材は前記回転電子部品の回転軸を回転自在に保持する軸受けの外周に設けられたねじと螺合するナットの外周部に設けられたフランジで前記回転軸方向の動きが規制されるものである。
また、前記各回転つまみのストッパー構造において、前記ナットにより前記回転電子部品が前記ベースに締着される締着されるものである。
この発明の回転つまみのストッパー構造によれば、エンドレスの回転電子部品が利用でき、部品を別のものに取り替えることなく、1つの部品の取付け姿勢を変えるだけで、回転電子部品の回転軸の回動範囲を変えることができる。そして、1つの部品で規制できる回動範囲の組み合わせを適切に設定することにより多くのニーズに対応することが可能となる。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。図1はこの発明の実施例である回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造を示す分解斜視図、図2は同回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造を示す斜視図である。
図1または図2に示すベース1には穴1aと穴1aと同軸の円弧状溝1bが設けられている。エンドレスのロータリエンコーダ2の軸受2aは回転軸2bを回転可能に支持し、外周にねじ溝が切られている。回転軸2bには回転つまみ3が回転方向位置決め状態に嵌着される。回転つまみ3の下面には円弧状の突起3aが下方に延びている。
回動部材4は図3および図4にも詳しく示されている。すなわち、図3は回動部材4を示す斜視図、図4は同回動部材4を裏返して示す斜視図である。図に示すように、回動部材4は断面長方形のリングの周面に周面突起4aが設けられ、図3における上面に円弧状の上突起4bが形成され、下面に円弧状の下突起4cが形成されている。
上突起4bおよび下突起4cはいずれも上記円弧状溝1bと嵌合可能であり、夫々の円弧が張る角度は円弧状溝1bが最も大きく、上突起4b、下突起4cの順に小さくなっている。
ナット5の中心の捩子穴は上記軸受2aのねじ溝と螺合し、ナット5の中央の周面にはフランジ5aが形成されている。ナット5のフランジ5aに対して上下の円筒部の外径は回動部材4の内径より僅かに小さく、高さは回動部材4の断面長方形のリングの高さより僅かに高い。
上記各部材は図1に示すように配置されて、ロータリエンコーダ2の軸受2aがベース1の穴1aに挿通し、ベース1の上に回動部材4がベース1の上に載置される。このとき回動部材4の下突起4cおよび上突起4bのいずれかがベース1の円弧状溝1bと嵌合状態となる。
そして、ナット5をロータリエンコーダ2の軸受2aのねじ溝にねじ込むと、ロータリエンコーダ2はベース1に締着され、回動部材4はベース1とナット5に回動自在に支持される。さらに、ロータリエンコーダ2の回転軸2bに回転つまみ3が嵌着されて完成状態となる。この状態が図2に示されている。
次に、上記のように組み付けられた回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造の作用を説明する。先ず、回動部材4は図3に示す姿勢で組み付けられているものとする。この状態において回動部材4の下突起4cがベース1の円弧状溝1bに嵌合している。
回転つまみ3を上から見て反時計方向に回動すると、回転つまみ3の突起3aが回動部材4の周面突起4aと当接し、回動部材4の下突起4cの端面がベース1の円弧状溝1bの端面し当接するようになり、回転つまみ3の反時計方向の回動が規制された状態となる。この状態が図2に示されている。
図2に示す状態から回転つまみ3を上から見て時計方向に回動させると、回転つまみ3の突起3aが回動部材4の周面突起4aから離れ周面突起4aの反対側の突起に当接するまで回転つまみ3は回動部材4を回動させることなく回動する。このときの回動角をθとする。
さらに回転つまみ3を上から見て時計方向に回動させると、回転つまみ3の突起3aが回動部材4の周面突起4aと当接状態となり、回転つまみ3は回動部材4を回動させながら回動し、回動部材4の下突起4cの端面がベース1の円弧状溝1bの端面し当接するようになり、回転つまみ3の時計方向の回動が規制された状態となる。
このときの回動角は円弧状溝1bおよび回動部材4の下突起4cが夫々張る角度の差であり、この角度をαとする。図2に示す状態では回転つまみ3の回動可能角はθ+αである。回動部材4を裏返して回動部材4の上突起4bの端面がベース1の円弧状溝1bに嵌合する状態では、円弧状溝1bおよび回動部材4の上突起4bが夫々張る角度の差をβとして、回転つまみ3の回動可能角はθ+βとなる。
このように、ナット5を外して回動部材4を裏返して組み付ける簡単な動作で、余分に部品を準備することなく回転つまみ3の回動角を2通りに変えることができる。また、回転つまみ3の回動角を360°以上に設定することもできる。そして、N種類の回転つまみを準備すれば、回転つまみの回動可能角を2N通りに変えることができる。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、回転電子部品を保持するベースに回転電子部品の回転軸と中心が一致し半径の異なる2つの円弧状の溝を設け、前記回転軸回りに回動自在に支持された回動部材に、前記円弧状の溝と夫々嵌合する円弧状の突起を上下面に設け、前記ベースの2つの円弧状の溝の組みと、回動部材の円弧状の突起の組みとの少なくとも一方において張る角度を異ならせ、回転つまみの下面から下方に延びる突起と回動部材の周面に設けた回転つまみの突起とを当接させる構造としても、回動部材を裏返して組み付ける簡単な動作で回転つまみの回動角を2通りに変えることができてこの発明の効果が得られる。
また、回転電子部品を保持するベースに回転電子部品の回転軸と中心が一致し深さが2段階に変化する円弧状の溝を設け、前記回転軸回りに回動自在に支持された回動部材に、前記円弧状の溝に嵌合する前記溝の2段の深さと対応する高さを有する円弧状の突起を夫々上下面に設け、回転つまみの下面から下方に延びる突起と回動部材の周面に設けた回転つまみの突起とを当接させる構造としても、回動部材を裏返して組み付ける簡単な動作で回転つまみの回動角を2通りに変えることができてこの発明の効果が得られる。
この発明の実施例である回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造を示す分解斜視図である。 同回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造を示す斜視図である。 同回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造に用いられる部材を示す斜視図である。 同部材を裏返して示す斜視図である。
符号の説明
1 ベース、1a 穴、1b 円弧状溝
2 ロータリエンコーダ、2a 軸受、2b 回転軸
3 回転つまみ、3a 突起
4 回動部材、4a 周面突起、4b 上突起、4c 下突起
5 ナット、5a フランジ

Claims (3)

  1. 回転電子部品の回転軸に嵌着された回転つまみの回動範囲を規制するストッパー構造において、前記回転つまみの下面に下方に延びる突起を設け、前記回転電子部品を保持するベースに前記回転軸と中心が一致する円弧状の溝を設け、前記回転軸回りに回動自在に支持された回動部材に、前記円弧状の溝と嵌合し張る角度の異なる円弧状の突起を夫々上下面に設け、前記回動部材の周面に前記回転つまみの突起と当接する突起を設けた回転つまみのストッパー構造。
  2. 前記回動部材は前記回転電子部品の回転軸を回転自在に保持する軸受けの外周に設けられたねじと螺合するナットの外周部に設けられたフランジで前記回転軸方向の動きが規制される請求項1に記載された回転つまみのストッパー構造。
  3. 前記ナットにより前記回転電子部品が前記ベースに締着される請求項1または2の回転つまみのストッパー構造。
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