JP2020098702A - コネクタユニットおよびコネクタ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板同士を安定して固定でき、かつ組み立て作業が容易であるコネクタユニットおよびコネクタ構造を提供する。【解決手段】第2基板2上の端子部と電気接続可能で、第1基板1の第1面1a上に配置されるコネクタ端子部と、コネクタ端子部と隣り合って配置され、第1面1aから突出する支持部12と、支持部12に支持され、支持部12が突出する方向に延びる中心軸Cを有する回転部材13と、を備え、回転部材13は、中心軸C回りに回転可能に支持部12に支持される第1端部と、中心軸Cと交差する向きに突出する突出部21aが設けられる第2端部13bと、を有し、回転部材13は、第2基板2の端子部がコネクタ端子部に接続された際にコネクタ端子部と突出部21aとで第2基板2を挟持可能な固定位置と、突出部21aが第2基板2と干渉しない開放位置と、の間で回動可能である。【選択図】図6

Description

本発明は、コネクタユニットおよびコネクタ構造に関する。
一の基板のコネクタと他の基板のコネクタとを接続するBtoB(登録商標)コネクタ等のコネクタ構造が知られる(例えば特許文献1)。このような基板対基板コネクタ(Board to Board Connector)は、ユニット全体の厚さ寸法を小さく抑えることができ、省スペースに使用できるため、例えばスマートフォン等の電子機器に用いられる。
特開2012−134816号公報
従来のコネクタ構造では、基板同士の固定状態が不安定になるおそれがあった。また、基板同士を固定するためにネジ部材等を用いると、組み立て作業が複雑になる。
上記事情に鑑み、本発明は、基板同士を安定して固定でき、かつ組み立て作業が容易であるコネクタユニットおよびコネクタ構造を提供することを目的の一つとする。
本発明の一つの態様は、第1基板と第2基板の面同士を電気的に接続するためのコネクタユニットであって、前記第2基板上の端子部と電気接続可能で、前記第1基板の第1面上に配置されるコネクタ端子部と、前記コネクタ端子部と隣り合って配置され、前記第1面から突出する支持部と、前記支持部に支持され、前記支持部が突出する方向に延びる中心軸を有する回転部材と、を備え、前記回転部材は、前記中心軸回りに回転可能に前記支持部に支持される第1端部と、前記中心軸と交差する向きに突出する突出部が設けられる第2端部と、を有し、前記回転部材は、前記第2基板の前記端子部が前記コネクタ端子部に接続された際に前記コネクタ端子部と前記突出部とで前記第2基板を挟持可能な固定位置と、前記突出部が前記第2基板と干渉しない開放位置と、の間で回動可能である。
また、本発明の一つの態様のコネクタ構造は、上述のコネクタユニットと、その外周端面に切り欠き部を有する前記第2基板と、を備え、前記第2基板の前記端子部が前記コネクタ端子部に接続された際に前記第2端部は前記切り欠き部にはめ込まれる。
本発明の一つの態様のコネクタユニットおよびコネクタ構造によれば、基板同士を安定して固定でき、かつ組み立て作業が容易である。
本発明の第1実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す斜視図である。 組み立て前のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す側面図である。 第1実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造の一部を示す斜視図である。 第1実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す平面図であり、回転部材が開放位置とされた状態を表す。 図4のV-V断面を示す断面図である。 第1実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す平面図であり、回転部材が固定位置とされた状態を表す。 図6のVII-VII断面を示す断面図である。 第1実施形態の変形例のコネクタユニットおよびコネクタ構造の一部を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造の一部を示す斜視図である。 第2実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す平面図であり、回転部材が開放位置とされた状態を表す。 図10のXI-XI断面を示す断面図である。 第2実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す平面図であり、回転部材が固定位置とされた状態を表す。 図12のXIII-XIII断面を示す断面図である。 第2実施形態の変形例のコネクタユニットおよびコネクタ構造の一部を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す平面図であり、回転部材が開放位置とされた状態を表す。 第3実施形態のコネクタユニットおよびコネクタ構造を示す平面図であり、回転部材が固定位置とされた状態を表す。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態のコネクタユニット10およびコネクタ構造20について、図1〜図8を参照して説明する。本実施形態のコネクタユニット10およびコネクタ構造20は、例えばスマートフォン等の電子機器に用いられる。
図1〜図5に示すように、本実施形態のコネクタユニット10は、第1基板1と第2基板2の面同士を電気的に接続するためのコネクタユニットである。
コネクタユニット10は、第1基板1の一対の面のうち第1面1a上に配置されるコネクタ端子部11と、第1面1aから突出する支持部12と、支持部12に支持され、支持部12が突出する方向に延びる中心軸Cを有する回転部材13と、第1回動抑え部14と、第2回動抑え部15と、第1回転規制部(回転規制部)16と、第2回転規制部24と、を備える。また本実施形態のコネクタ構造20は、コネクタユニット10と、第2基板2と、を備える。
回転部材13は、中心軸C回りに回転可能に支持部12に支持される中心軸Cの軸方向の第1端部13aと、軸方向の第2端部13bと、を有する。本実施形態では、支持部12および回転部材13が、中心軸Cが延びる軸方向から見て、コネクタ端子部11を挟むように第1基板1上に2つずつ設けられる。
第1基板1は、コネクタユニット10と、板状の回路基板部3と、を備える。回路基板部3は、配線パターン(図示省略)を有する。
第2基板2は、FPC(Flexible Printed Circuits)部2aと、板状の取付け基板部2bと、端子部2cと、切り欠き部2dと、を備える。
FPC部2aは、フィルム状であり、電気的特性(機能)を維持しつつ変形可能である。FPC部2aは、単数または複数の導電層(図示省略)を有する。取付け基板部2bは、FPC部2aの一対の面のうち、一方の面上に配置される。本実施形態では、取付け基板部2bが、FPC部2aの延在方向の端部に位置し、FPC部2aと重ねて設けられる。端子部2cは、FPC部2aの一対の面のうち、他方の面上に配置される。端子部2cは、FPC部2aの導電層と電気的に接続される。端子部2cは、軸方向から見て取付け基板部2bと干渉する。つまり端子部2cと取付け基板部2bとは、FPC部2aを間に挟んで重なって配置される。端子部2cは、第2基板2のコネクタ部を構成する。切り欠き部2dは、第2基板2の外周端面に形成される。切り欠き部2dは、第2基板2の外周端面から窪む凹状である。本実施形態では、切り欠き部2dが、FPC部2aの幅方向において、取付け基板部2bの外周端面に互いに間隔をあけて2つ設けられる。
(方向定義)
本実施形態では、XYZ直交座標系を設定して各構成の位置関係を説明する。以下、X軸に沿う方向を前後方向と呼び、Y軸に沿う方向を左右方向と呼び、Z軸に沿う方向を上下方向または軸方向と呼ぶ。
上下方向は、第1基板1の一対の面が向く方向であり、具体的には、回路基板部3の表裏面が向く方向である。上下方向は、第2基板2の一対の面が向く方向であり、具体的には、FPC部2aのうち取付け基板部2bと重なる部分の表裏面が向く方向であり、かつ取付け基板部2bの表裏面が向く方向である。第1基板1と第2基板2とは、互いの面同士が上下方向に間隔をあけて対向する。上下方向は、第1方向と言い換えてもよい。
上下方向のうち、第1基板1から第2基板2へ向かう方向を上側(+Z側)と呼び、第2基板2から第1基板1へ向かう方向を下側(−Z側)と呼ぶ。本実施形態において上下方向は、回転部材13の中心軸Cが延びる軸方向と同じ方向である。具体的に、軸方向のうち、回転部材13の第1端部13aから第2端部13bへ向かう方向が上側であり、第2端部13bから第1端部13aへ向かう方向が下側である。上側は、第1方向の一方側と言い換えてもよく、下側は、第1方向の他方側と言い換えてもよい。また、上下方向(軸方向)は、第1基板1のコネクタ端子部11と、第2基板2の端子部2cとが嵌合する方向でもあり、よってコネクタ嵌合方向と言い換えてもよい。
左右方向は、上下方向と直交する方向である。左右方向は、支持部12および回転部材13の組と、コネクタ端子部11と、が並ぶ方向である。左右方向のうち、支持部12および回転部材13の組から、コネクタ端子部11に向かう方向を左右方向の内側と呼び、コネクタ端子部11から、支持部12および回転部材13の組に向かう方向を左右方向の外側と呼ぶ。本実施形態では、前記組が左右方向に間隔をあけて2つ設けられる。コネクタ端子部11は、左右方向において、2つの前記組同士の間に配置される。左右方向は、コネクタ端子部11の端子群が配列する方向でもあり、端子部2cの端子群が配列する方向でもある。左右方向は、第2方向と言い換えてもよい。
前後方向は、上下方向および左右方向と直交する方向である。前後方向は、第3方向と言い換えてもよい。
中心軸Cと直交する方向を径方向と呼ぶ。径方向のうち、中心軸Cに近づく方向を径方向の内側と呼び、中心軸Cから離れる方向を径方向の外側と呼ぶ。
中心軸C回りに周回する方向を周方向と呼ぶ。
(コネクタ端子部)
コネクタ端子部11は、第1基板1の第1面1a上に設けられ、第1面1aから上側に突出する。コネクタ端子部11は、第1面1a上に固定されて、左右方向に延びる。コネクタ端子部11は、回路基板部3の配線パターンと電気的に接続される。
コネクタ端子部11は、第2基板2上の端子部2cと電気接続可能である。コネクタ端子部11は、端子部2cと直接接続される。コネクタ端子部11の端子群と、端子部2cの端子群とが、互いに接続される。コネクタ端子部11は、第1基板1のコネクタ部を構成する。
(支持部)
支持部12は、例えば樹脂製である。
支持部12は、第1面1aから上側に突出する。支持部12は、コネクタ端子部11の近傍に設けられる。支持部12は、コネクタ端子部11と隣り合って配置される。本実施形態では、支持部12が、左右方向においてコネクタ端子部11と隣接して配置される。支持部12は、コネクタ端子部11および回路基板部3の少なくともいずれかと固定される。本実施形態では、支持部12が、コネクタ端子部11と固定される。
支持部12は、筒部17と、連結部18と、を有する。
図5に示すように、筒部17は、軸方向に延びる筒状である。筒部17の内部は、上側および下側に開口する。筒部17は、大内径部17aと、小内径部17bと、を有する。
大内径部17aは、筒部17のうち下端部に配置される。大内径部17aの内部は、筒部17の下端面に開口する。大内径部17aの内部は、支持部12の下端面から上側に窪む凹状である。本実施形態では、大内径部17aの内部が、中心軸Cを中心とする円穴状である。大内径部17aの内部は、第1面1aに向けて開口する。大内径部17aは、円筒面状の内周面17cと、内周面17cの上端に接続して下側を向く円形リング面状の底壁17dと、を有する。本実施形態では、底壁17dが、中心軸Cに垂直な平面状である。
小内径部17bは、筒部17のうち下端部以外の部分に配置される。小内径部17bの内部は、筒部17の上端面に開口する。小内径部17bの内部は、中心軸Cを中心とする円孔状である。小内径部17bは、円筒面状の内周面を有する。小内径部17bの内径は、大内径部17aの内径よりも小さい。小内径部17bは、大内径部17aの上側に配置される。小内径部17bは、上下方向において大内径部17aと隣り合って配置される。小内径部17bの内部は、大内径部17aの内部と連通する。
図3および図5に示すように、連結部18は、左右方向においてコネクタ端子部11と筒部17との間に配置される。連結部18は、コネクタ端子部11の左右方向の外側の端部に接続する。連結部18は、筒部17の左右方向の内側の端部に接続する。連結部18は、コネクタ端子部11と筒部17とを連結する。
(回転部材)
回転部材13は、例えば金属製である。回転部材13を構成する材料は、支持部12を構成する材料よりも硬度が高い。回転部材13は、例えば、支持部12をインサート成形する際に金型内に配置されるインサート部材である。
回転部材13は、小径部19と、第1大径部21と、第2大径部22と、操作部23と、を有する。小径部19は、軸方向において、回転部材13の第1端部13aと第2端部13bとの間の中間部分に配置される。第1大径部21および操作部23は、第2端部13bに配置される。第2大径部22は、第1端部13aに配置される。
小径部19は、中心軸Cを中心として軸方向に延びる円柱状である。小径部19は、筒部17の小内径部17b内に挿入される。小径部19のうち上端部は、筒部17の上端面よりも上側に突出する。
第1大径部21は、一対の板面が軸方向を向く略円板状である。第1大径部21の外径は、小径部19の外径よりも大きい。第1大径部21は、小径部19の上側に配置される。第1大径部21の一対の板面(上面および下面)のうち下面は、小径部19の上端部に接続する。第1大径部21の下面は、上下方向において、筒部17の上端面と間隔をあけて対向する。
第1大径部21は、突出部21aと、逃げ部21bと、を有する。つまり突出部21aおよび逃げ部21bは、回転部材13の第2端部13bに設けられる。
突出部21aは、中心軸Cと交差する向きに突出する。突出部21aは、小径部19よりも中心軸Cに略直交する方向に突出する。本実施形態では、突出部21aが、径方向において小径部19よりも外側に突出し、周方向に延びる。突出部21aは、軸方向から見て、略C字状である。
本実施形態において、逃げ部21bは、中心軸Cと平行な平面状である。逃げ部21bは、第1大径部21の外周の一部を中心軸Cに沿って切り欠いたように形成される。逃げ部21bは、軸方向から見て、直線状である。逃げ部21bは、突出部21aの外周(最外径部分)よりも径方向内側に位置する部分を有する。逃げ部21bにおいて最も径方向内側に位置する部分は、小径部19より径方向外側に配置される。つまり逃げ部21bは、小径部19の外周面よりも径方向外側に位置する。
第2大径部22は、一対の板面が軸方向を向く円板状である。第2大径部22の外径は、小径部19の外径よりも大きい。第2大径部22は、小径部19の下側に配置される。第2大径部22の一対の板面(上面および下面)のうち上面は、小径部19の下端部に接続する。
第2大径部22は、筒部17の大内径部17a内に配置される。第2大径部22の外周面は、径方向において大内径部17aの内周面17cと隙間をあけて対向する。第2大径部22の上面は、上下方向において大内径部17aの底壁17dと接触しまたは接触可能である。第2大径部22の下面は、上下方向において第1面1aと隙間をあけて対向する。
大内径部17aおよび第2大径部22は、支持部12および第1基板1に対する回転部材13の上下方向への移動を抑える移動抑え部を構成する。つまりコネクタユニット10は、移動抑え部をさらに備える。
操作部23は、支持部12に対して回転部材13を中心軸C回りの周方向に回転操作するために設けられる。本実施形態では、操作部23が溝状である。操作部23は、第1大径部21の上面から下側に窪み、径方向に延びる。操作部23には、例えばマイナスドライバーの先端形状を有する作業用工具(図示省略)がはめ込まれる。作業用工具で操作部23を操作することにより、支持部12に対して回転部材13が周方向の所定範囲内で回動させられる。
回転部材13は、第2基板2の端子部2cが第1基板1のコネクタ端子部11に接続された際に、コネクタ端子部11と突出部21aとで第2基板2を挟持可能な固定位置と、突出部21aが第2基板2と干渉しない開放位置と、の間で回動可能である。本実施形態では、支持部12に対して回転部材13が、開放位置と固定位置との間で中心軸C回りに90°回動する。
第2基板2の端子部2cが第1基板1のコネクタ端子部11に接続された際に、回転部材13の第2端部13bは、第2基板2の切り欠き部2dにはめ込まれる。
具体的に、図1〜図5は、回転部材13が開放位置とされた状態を示す。開放位置において、回転部材13の突出部21aは、第2基板2と接触しない。図4に示すように、開放位置とされた回転部材13の突出部21aは、軸方向から見て、第2基板2と重ならない。また回転部材13の逃げ部21bも、軸方向から見て、第2基板2と重ならない。逃げ部21bは、軸方向から見て、切り欠き部2d内に配置される。開放位置において、回転部材13の第1大径部21を含む第2端部13bは、第2基板2と干渉しない。
図6および図7は、回転部材13が固定位置とされた状態を示す。固定位置において、回転部材13の突出部21aは、第2基板2と軸方向に接触しまたは接触可能である。図6に示すように、固定位置とされた回転部材13の突出部21aは、軸方向から見て、第2基板2と重なる。突出部21aは、第2基板2の取付け基板部2bに対して、上側から接触しまたは接触可能である。固定位置において、回転部材13の第1大径部21を含む第2端部13bは、第2基板2と干渉する。
(第1回動抑え部)
第1回動抑え部14は、支持部12に対して回転部材13が固定位置から開放位置に回動することを抑える。第1回動抑え部14は、第1突起部(突起部)14aと、乗越え部14bと、を有する。
第1突起部14aは、単に突起部14aと言い換えてもよい。第1突起部14aは、支持部12および回転部材13のいずれか一方に設けられる。本実施形態では、第1突起部14aが、支持部12に設けられる。第1突起部14aは、軸方向に突出する。第1突起部14aは、筒部17の上端面から上側に突出する。第1突起部14aは、回転部材13の小径部19と前後方向に隣り合って配置される。
乗越え部14bは、支持部12および回転部材13のいずれか他方に設けられ、第1突起部14aを中心軸C回りの周方向から乗り越え可能である。本実施形態では、乗越え部14bが、回転部材13に設けられる。乗越え部14bは、第1大径部21の下面から下側に突出する。乗越え部14bは、一対の板面が周方向を向く板状である。本実施形態では、乗越え部14bの径方向内端部が、小径部19の外周面に接続する。言い換えると、乗越え部14bは、小径部19の外周面から径方向外側に突出する。乗越え部14bを中心軸C回りに回転させて得られる回転軌跡は、第1突起部14aと干渉する。
(第2回動抑え部)
第2回動抑え部15は、支持部12に対して回転部材13が開放位置から固定位置に回動することを抑える。第2回動抑え部15は、第2突起部15aと、乗越え部14bと、を有する。
第2突起部15aは、支持部12および回転部材13のいずれか一方に設けられる。本実施形態では、第2突起部15aが、支持部12に設けられる。第2突起部15aは、軸方向に突出する。第2突起部15aは、筒部17の上端面から上側に突出する。第2突起部15aは、回転部材13の小径部19と左右方向に隣り合って配置される。
乗越え部14bは、支持部12および回転部材13のいずれか他方に設けられ、第2突起部15aを中心軸C回りの周方向から乗り越え可能である。本実施形態では、乗越え部14bが、回転部材13に設けられる。乗越え部14bを中心軸C回りに回転させて得られる回転軌跡は、第2突起部15aと干渉する。
(第1回転規制部)
第1回転規制部16は、回転規制部16と言い換えてもよい。第1回転規制部16は、固定位置の回転部材13が、中心軸C回りの周方向において、開放位置とは反対方向へ向けて回動するのを規制する。第1回転規制部16は、第1規制片(規制片)16aと、乗越え部(係止片)14bと、を有する。
第1規制片16aは、規制片16aと言い換えてもよい。第1規制片16aは、支持部12に設けられる。第1規制片16aは、軸方向に突出する。第1規制片16aは、筒部17の上端面から上側に突出する。第1規制片16aは、回転部材13の小径部19と前後方向に隣り合って配置される。
乗越え部14bは、係止片14bと言い換えてもよい。乗越え部14bは、回転部材13に設けられる。乗越え部14bは、第1規制片16aに対して、中心軸C回りの周方向から接触する。
回転部材13が固定位置とされたときに、乗越え部14bは、周方向において、第1規制片16aと第1突起部14aとに挟まれるように配置される。
(第2回転規制部)
第2回転規制部24は、開放位置とされた回転部材13が、中心軸C回りの周方向において、固定位置とは反対方向へ向けて回動するのを規制する。第2回転規制部24は、第2規制片24aと、乗越え部(係止片)14bと、を有する。
第2規制片24aは、支持部12に設けられる。第2規制片24aは、軸方向に突出する。第2規制片24aは、筒部17の上端面から上側に突出する。第2規制片24aは、回転部材13の小径部19と左右方向に隣り合って配置される。
乗越え部14bは、第2規制片24aに対して、中心軸C回りの周方向から接触する。
回転部材13が開放位置とされたときに、乗越え部14bは、周方向において、第2規制片24aと第2突起部15aとに挟まれるように配置される。
以上説明した本実施形態のコネクタユニット10およびコネクタ構造20では、コネクタ端子部11、支持部12および回転部材13が、第1基板1と一体に設けられる。そして、コネクタ端子部11の近傍に設けられる支持部12に対して、回転部材13を中心軸C回りに回転させることで、回転部材13の突出部21aとコネクタ端子部11とにより、第2基板2を挟むことができる。すなわち、回転部材13を開放位置から固定位置へと回転させる簡単な操作によって、第1基板1と第2基板2とを安定して固定できる。したがって、例えばネジ部材等を用いて基板同士を固定する場合に比べて、本実施形態によれば、組み立て作業が容易である。
具体的に、本実施形態と異なりネジ部材等を用いる場合には、特に図示しないが、基板同士の間に筒状のスペーサを保持した状態で、一の基板の貫通孔とスペーサ内にネジ部材を通して他の基板の雌ネジ孔にねじ込むなど、作業が複雑である。また、作業者が組み立て時にネジ部材等を装置の内部に落とすなどの不具合が生じやすい。これに対し、本実施形態によれば、基板同士を固定する際に作業者が保持しなければならない部材の数を減らすことができ、作業が簡単である。また、作業者が部材を落とすことも抑制される。
また、ネジ部材等を用いる場合、雌ネジ孔との螺着状態を安定させるため、ネジ部材を例えば1回転(360°)以上ねじ回す必要があるが、本実施形態では、回転部材13の中心軸C回りの回転量を小さく抑えることができ、組み立て時の作業性がよい。
また、ネジ部材等を用いる場合、ネジ部材の螺着状態を安定させるため、雌ネジ孔のねじのかかりの長さ(ネジ深さ)を確保してユニット全体の厚さ寸法が大きくなったり、基板に孔をあけて配線パターンの自由度を阻害する場合がある。これに対し本実施形態では、ネジ構造を用いていないため、コネクタユニット10の厚さ寸法、つまり上下方向(軸方向)の外形寸法を小さく抑えることができ、かつ基板の配線パターンの自由度を阻害しにくい。
また本実施形態では、第1回動抑え部14により、回転部材13が固定位置から開放位置に回動することが抑えられる。このため、第1基板1と第2基板2との固定状態が安定して維持される。
また本実施形態では、乗越え部14bが第1突起部14aを周方向に乗り越え可能という簡素な構成によって、第1回動抑え部14を機能させることができる。
また本実施形態のように、回転部材13が、開放位置と固定位置との間で90°回動する場合、回転部材13の回動量が小さく抑えられるので、組み立て時の作業性がより向上する。
また本実施形態では、第1回転規制部16によって、固定位置とされた回転部材13がそれ以上に回動することが規制される。このため、組み立て作業が行いやすい。また、回転部材13が固定位置に安定して維持される。
また本実施形態では、コネクタ端子部11を挟んで各2つ設けられる支持部12および回転部材13によって、第1基板1と第2基板2とをより安定して固定できる。
また本実施形態では、第2回動抑え部15により、回転部材13が開放位置から固定位置に回動することが抑えられる。このため、組み立て前に回転部材13が、開放位置から固定位置に意図せず動いてしまうことが抑制され、コネクタユニット10がより組み立てやすい。
また本実施形態では、第2基板2の端子部2cがコネクタ端子部11に接続されるときに、回転部材13の第2端部13bが切り欠き部2dにはめ込まれる。言い換えると、回転部材13の第2端部13bと切り欠き部2dとを位置合わせすることにより、第1基板1のコネクタ端子部11と第2基板2の端子部2cとを容易に位置合わせできる。したがって、組み立て時の作業性がより向上する。
また本実施形態では、第2回転規制部24によって、開放位置とされた回転部材13が、開放位置のまま安定して維持される。このため、回転部材13を開放位置から固定位置に動かしやすく、組み立て作業が行いやすい。
また本実施形態では、大内径部17aと第2大径部22とを有する移動抑え部により、支持部12および第1基板1に対する回転部材13の上下方向への移動が抑えられる。このため、回転部材13の位置や姿勢に関わらず、回転部材13が支持部12に安定して支持され、回転部材13が支持部12から抜け出すことが抑制される。
図8は、本実施形態の変形例のコネクタユニット10を示す。この変形例では、支持部12に対して回転部材13が、着脱可能である。この変形例の場合、回転部材13は、例えば樹脂製でもよい。
この変形例では、支持部12が、筒部17の周方向の一部を径方向に貫通する開口部26を有する。開口部26は、筒部17の周方向の一部を略前後方向に貫通する。開口部26は、支持部12において軸方向の全長にわたって配置される。筒部17は、開口部26の周方向の長さ(開口幅)を大きくするように弾性変形可能である。回転部材13は、筒部17が弾性変形させられることにより、開口部26を通して筒部17内に挿入される。筒部17内に挿入された回転部材13は、回転部材13に対して径方向外側へ向けて所定値以上の外力が付与された場合に、開口部26を通過可能である。言い換えると、筒部17内に挿入された回転部材13は、回転部材13に対して径方向外側へ向けて所定値未満の外力が付与されても、開口部26を通過不能である。
開口部26は、小径受入れ部26aと、大径受入れ部26bと、を有する。
小径受入れ部26aは、開口部26のうち下端部以外の部分に配置される。小径受入れ部26aの周方向の長さ(開口幅)は、回転部材13の小径部19の外径よりも小さい。
大径受入れ部26bは、開口部26のうち下端部に配置される。大径受入れ部26bの周方向の長さ(開口幅)は、回転部材13の第2大径部22の外径よりも小さい。
この変形例では、第2回転規制部24の代わりに、第3回動抑え部25が備えられる。
第3回動抑え部25は、開放位置とされた回転部材13が、中心軸C回りの周方向において、固定位置とは反対方向へ向けて回動するのを抑制する。第3回動抑え部25は、第3突起部25aと、乗越え部14bと、を有する。
第3突起部25aは、支持部12および回転部材13のいずれか一方に設けられる。この変形例では、第3突起部25aが、支持部12に設けられる。第3突起部25aは、軸方向に突出する。第3突起部25aは、筒部17の上端面から上側に突出する。
乗越え部14bは、支持部12および回転部材13のいずれか他方に設けられ、第3突起部25aを中心軸C回りの周方向から乗り越え可能である。この変形例では、乗越え部14bが、回転部材13に設けられる。乗越え部14bを中心軸C回りに回転させて得られる回転軌跡は、第3突起部25aと干渉する。
回転部材13が開放位置とされたときに、乗越え部14bは、周方向において、第2突起部15aと第3突起部25aとに挟まれるように配置される。
この変形例によれば、支持部12に対して回転部材13が着脱可能であるので、支持部12と回転部材13とを別工程で作製した後、組み立てることができる。したがって、コネクタユニット10の作製方法の自由度が増す。例えば、支持部12と回転部材13とを、互いに異なる樹脂材料により別々に成形し、組み立てること等が可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態のコネクタユニット30およびコネクタ構造20について、図9〜図14を参照して説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態のコネクタユニット30は、回転部材13が、開放位置と固定位置との間で中心軸C回りに180°回動する。
具体的に、図9〜図11は、回転部材13が開放位置とされた状態を示す。開放位置において、回転部材13の突出部21aは、第2基板2と接触しない。図10に示すように、開放位置とされた回転部材13の突出部21aは、軸方向から見て、第2基板2と重ならない。また回転部材13の逃げ部21bも、軸方向から見て、第2基板2と重ならない。逃げ部21bは、軸方向から見て、切り欠き部2d内に配置される。開放位置において、回転部材13の第1大径部21を含む第2端部13bは、第2基板2と干渉しない。
図12および図13は、回転部材13が固定位置とされた状態を示す。固定位置において、回転部材13の突出部21aは、第2基板2と軸方向に接触しまたは接触可能である。図12に示すように、固定位置とされた回転部材13の突出部21aは、軸方向から見て、第2基板2と重なる。突出部21aは、第2基板2の取付け基板部2bに対して、上側から接触しまたは接触可能である。固定位置において、回転部材13の第1大径部21を含む第2端部13bは、第2基板2と干渉する。
また本実施形態では、第2回動抑え部15の第2突起部15aが、回転部材13の小径部19と前後方向に隣り合って配置される。第2回転規制部24の第2規制片24aが、回転部材13の小径部19と前後方向に隣り合って配置される。
以上説明した本実施形態のコネクタユニット30およびコネクタ構造20によれば、前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
また本実施形態では、回転部材13が、開放位置と固定位置との間で180°回動するので、回転部材13が配置される位置や姿勢に関わらず、回転部材13が開放位置から固定位置に回動されたことを作業者が明確に判別しやすく、組み立て作業により間違いが生じにくい。
図14は、本実施形態の変形例のコネクタユニット30を示す。この変形例は、支持部12に対して回転部材13が、着脱可能である。この変形例では、開口部26が、筒部17の周方向の一部を左右方向に貫通する。
この変形例においても、前述の実施形態の変形例と同様の作用効果が得られる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態のコネクタユニット40およびコネクタ構造20について、図15および図16を参照して説明する。なお、第3実施形態では、第1実施形態および第2実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態のコネクタユニット40は、支持部12および回転部材13が各1つ設けられる。つまり、支持部12および回転部材13の組が、1つ設けられる。
回転部材13は、棒状の操作部27を有する。操作部27は、支持部12に対して回転部材13を中心軸C回りの周方向に回転操作するために設けられる。また操作部27は、操作部27とコネクタ端子部11との間で第2基板2を挟持する機能を有する。
操作部27は、第1大径部21の外周面から径方向外側に突出する。具体的に、操作部27は、第1大径部21のうち突出部21aの外周面から、径方向外側に向けて延びる。本実施形態では、操作部27の延在方向(径方向)の長さが、取付け基板部2bの左右方向の長さと略同じである。
操作部27は、作業者が作業用工具を用いることなく操作可能である。作業者が操作部27を操作することにより、支持部12に対して回転部材13が周方向の所定範囲内で回動させられる。
本実施形態では、支持部12に対して回転部材13が、開放位置と固定位置との間で中心軸C回りに90°回動する。
具体的に、図15は、回転部材13が開放位置とされた状態を示す。開放位置において、回転部材13の突出部21aおよび操作部27は、第2基板2と接触しない。図15に示すように、開放位置とされた回転部材13の突出部21aおよび操作部27は、軸方向から見て、第2基板2と重ならない。また回転部材13の逃げ部21bも、軸方向から見て、第2基板2と重ならない。逃げ部21bは、軸方向から見て、切り欠き部2d内に配置される。開放位置において、回転部材13の第2端部13bは、第2基板2と干渉しない。
図16は、回転部材13が固定位置とされた状態を示す。固定位置において、回転部材13の突出部21aおよび操作部27は、第2基板2と軸方向に接触しまたは接触可能である。図16に示すように、固定位置とされた回転部材13の突出部21aおよび操作部27は、軸方向から見て、第2基板2と重なる。突出部21aおよび操作部27は、第2基板2の取付け基板部2bに対して、上側から接触しまたは接触可能である。固定位置において、回転部材13の第2端部13bは、第2基板2と干渉する。
以上説明した本実施形態のコネクタユニット40およびコネクタ構造20によれば、前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
また本実施形態では、回転部材13が操作部27を有することにより、支持部12および回転部材13が各1つであっても、第1基板1と第2基板2とを安定して固定できる。つまり、基板同士を安定して固定しつつ、部品点数を削減できる。また、操作部27の操作が簡単であり、作業性がよい。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されず、例えば下記に説明するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の変更等が可能である。
支持部12および回転部材13は、軸方向から見て、コネクタ端子部11を囲うように第1基板1上に各3つ以上設けられてもよい。
回転部材13の突出部21aは、軸方向から見て、略C字状に限らない。突出部21aは、軸方向から見て、例えば多角形状や棒状等でもよい。逃げ部21bは、中心軸Cと平行な平面状に限らない。逃げ部21bは、中心軸Cに対して傾斜する傾斜面状や、凸曲面状、凹曲面状等でもよい。
第1突起部14a、第2突起部15a、第1規制片16a、第2規制片24aおよび第3突起部25aが、それぞれ軸方向に突出するとしたが、これに限らない。第1突起部14a、第2突起部15a、第1規制片16a、第2規制片24aおよび第3突起部25aの少なくとも1つが、筒部17から径方向に突出して、乗越え部(係止片)14bと接触してもよい。
第1回動抑え部14および第2回動抑え部15は、前述の実施形態で説明した構成に限らない。例えば、筒部17の内周面を、中心軸Cに垂直な断面視で多角形状に形成し、回転部材13の外周面を、中心軸Cに垂直な断面視で多角形状に形成し、前記断面視において、回転部材13の外周面をなす多角形の角部が、筒部17の内周面をなす多角形の辺部を周方向に乗り越え可能に構成することにより、第1回動抑え部14および第2回動抑え部15のいずれかとしてもよい。
前述の実施形態では、コネクタユニット10,30,40およびコネクタ構造20がスマートフォン等に用いられる一例を挙げたが、これに限らない。コネクタユニット10,30,40およびコネクタ構造20は、スマートフォン以外の例えばタブレット型PC等の電子機器に用いてもよい。
その他、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において、前述の実施形態、変形例およびなお書き等で説明した各構成(構成要素)を組み合わせてもよく、また、構成の付加、省略、置換、その他の変更が可能である。また本発明は、前述した実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
1…第1基板、1a…第1面、2…第2基板、2c…端子部、2d…切り欠き部、10,30,40…コネクタユニット、11…コネクタ端子部、12…支持部、13…回転部材、13a…第1端部、13b…第2端部、14…第1回動抑え部、14a…第1突起部(突起部)、14b…乗越え部、15…第2回動抑え部、16…第1回転規制部(回転規制部)、20…コネクタ構造、21a…突出部、C…中心軸
本発明の一つの態様は、第1基板と第2基板の面同士を電気的に接続するためのコネクタユニットであって、前記第2基板上の端子部と電気接続可能で、前記第1基板の第1面上に配置されるコネクタ端子部と、前記コネクタ端子部と隣り合って配置され、前記第1面から突出する支持部と、前記支持部に支持され、前記支持部が突出する方向に延びる中心軸を有する回転部材と、前記回転部材が回動することを抑える第1回動抑え部と、を備え、前記回転部材は、前記中心軸回りに回転可能に前記支持部に支持される第1端部と、前記中心軸と交差する向きに突出する突出部が設けられる第2端部と、を有し、前記回転部材は、前記第2基板の前記端子部が前記コネクタ端子部に接続された際に前記コネクタ端子部と前記突出部とで前記第2基板を挟持可能な固定位置と、前記突出部が前記第2基板と干渉しない開放位置と、の間で回動可能であり、前記第1回動抑え部は、前記回転部材が前記固定位置から前記開放位置に回動することを抑える

Claims (10)

  1. 第1基板と第2基板の面同士を電気的に接続するためのコネクタユニットであって、
    前記第2基板上の端子部と電気接続可能で、前記第1基板の第1面上に配置されるコネクタ端子部と、
    前記コネクタ端子部と隣り合って配置され、前記第1面から突出する支持部と、
    前記支持部に支持され、前記支持部が突出する方向に延びる中心軸を有する回転部材と、を備え、
    前記回転部材は、
    前記中心軸回りに回転可能に前記支持部に支持される第1端部と、
    前記中心軸と交差する向きに突出する突出部が設けられる第2端部と、を有し、
    前記回転部材は、前記第2基板の前記端子部が前記コネクタ端子部に接続された際に前記コネクタ端子部と前記突出部とで前記第2基板を挟持可能な固定位置と、前記突出部が前記第2基板と干渉しない開放位置と、の間で回動可能である、
    コネクタユニット。
  2. 前記支持部に対して前記回転部材が前記固定位置から前記開放位置に回動することを抑える第1回動抑え部を備える、
    請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記第1回動抑え部は、
    前記支持部および前記回転部材のいずれか一方に設けられる突起部と、
    前記支持部および前記回転部材のいずれか他方に設けられ、前記突起部を前記中心軸回りの周方向から乗り越え可能な乗越え部と、を有する、
    請求項2に記載のコネクタユニット。
  4. 前記回転部材は、前記開放位置と前記固定位置との間で前記中心軸回りに90°回動する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  5. 前記回転部材は、前記開放位置と前記固定位置との間で前記中心軸回りに180°回動する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  6. 前記固定位置の前記回転部材が、前記中心軸回りの周方向において、前記開放位置とは反対方向へ向けて回動するのを規制する回転規制部を備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  7. 前記支持部および前記回転部材は、前記中心軸が延びる軸方向から見て、前記コネクタ端子部を挟むように前記第1基板上に2つずつ設けられる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  8. 前記支持部に対して前記回転部材が着脱可能である、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  9. 前記支持部に対して前記回転部材が前記開放位置から前記固定位置に回動することを抑える第2回動抑え部を備える、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のコネクタユニットと、
    その外周端面に切り欠き部を有する前記第2基板と、を備え、
    前記第2基板の前記端子部が前記コネクタ端子部に接続された際に前記第2端部は前記切り欠き部にはめ込まれる、
    コネクタ構造。
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