JP2008538289A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ヒト結腸直腸癌および膵癌関連抗原（ＣＰＡＡ）に結合する、単離モノクローナル抗体、そのフラグメントまたは誘導体。
2. 前記ＣＰＡＡは、ＮＰＣ−１モノクローナル抗体によって結合される抗原である、請求項１に記載の抗体。
3. 抗腫瘍活性を有する、請求項１に記載の抗体。
4. 前記抗体の軽鎖が、
   （ａ）配列番号１の核酸配列によってコードされるか、
   （ｂ）配列番号２の核酸配列によってコードされるか、
   （ｃ）配列番号３のアミノ酸配列を含むか、
   （ｄ）配列番号３のアミノ酸配列をコードする核酸によってコードされるか、
   （ｅ）配列番号７のアミノ酸配列を含むＣＤＲ１、配列番号８のアミノ酸配列を含むＣＤＲ２、および／または配列番号９のアミノ酸配列を含むＣＤＲ３を含む軽鎖構成成分を含むか、あるいは
   （ｆ）（ａ）〜（ｅ）のヒト化改変体である、
   請求項１に記載の抗体。
5. 前記抗体の重鎖が、
   （ａ）配列番号４の核酸配列によってコードされるか、
   （ｂ）配列番号５の核酸配列によってコードされるか、
   （ｃ）配列番号６のアミノ酸配列を含むか、
   （ｄ）配列番号６のアミノ酸配列をコードする核酸によってコードされるか、
   （ｅ）配列番号１０のアミノ酸配列を含むＣＤＲ１、配列番号１１のアミノ酸配列を含むＣＤＲ２、および／または配列番号１２のアミノ酸配列を含むＣＤＲ３を含む重鎖構成成分を含むか、あるいは
   （ｆ）（ａ）〜（ｅ）のヒト化改変体である、
   請求項１に記載の抗体。
6. キメラ抗体、ヒト化抗体、抗イディオタイプ抗体、または二重特異性抗体である、請求項１に記載の抗体。
7. 前記フラグメントが、Ｆａｂ、Ｆａｂ’、Ｆ（ａｂ’） _２ 、Ｆｖ、ＣＤＲ、または前記抗原に結合できる前記抗体の一部である、請求項１に記載の抗体。
8. 細胞毒性剤と結合体化されるか、または細胞毒性剤と共に投与されるものである、請求項１に記載の抗体。
9. 前記抗体は標識に結合体化され、必要に応じて、該標識は、蛍光物質、蛍光放出金属、生物発光物質、化学発光物質、または放射能標識であり得る、請求項１に記載の抗体。
10. ヒト結腸直腸癌および膵癌関連抗原（ＣＰＡＡ）に結合するモノクローナル抗体の軽鎖または重鎖をコードする単離ヌクレオチド配列であって、該ＣＰＡＡは、ＮＰＣ−１モノクローナル抗体によって結合される抗原である、ヌクレオチド配列。
11. 請求項１０に記載のヌクレオチド配列を含む、単離発現ベクター。
12. 請求項１１に記載の発現ベクターを含む、単離宿主細胞。
13. 結腸直腸癌または膵癌関連症状の治療のための、請求項１に記載のモノクローナル抗体の有効量を含む医薬組成物。
14. 癌を有する被験体、または癌を有することが疑われる被験体において、ヒト結腸直腸癌および膵癌関連抗原（ＣＰＡＡ）を発現する癌細胞の存在の検出を補助する方法であって、該方法は、請求項１に記載のモノクローナル抗体によって特異的に結合されるヒト癌関連タンパク質抗原の存在を検出する工程を包含し、ここで、該抗体が該被験体に投与されており、該モノクローナル抗体は標識されており、検出された該ヒト癌関連タンパク質抗原の存在は、該抗体、そのフラグメントまたは誘導体によって特異的に結合される抗原を発現する癌細胞を示す、方法。
15. ＣＰＡＡを発現する癌を検出する方法であって、
    （ａ）試験サンプルと、ヒト結腸直腸癌および膵癌関連抗原（ＣＰＡＡ）に結合する請求項１に記載のモノクローナル抗体、そのフラグメントまたは誘導体とを接触させる工程、および
    （ｂ）該抗体によって特異的に結合されるヒト癌関連タンパク質抗原の発現をアッセイする工程
    を包含し、該ヒト癌関連タンパク質抗原の存在が、該ＣＰＡＡを発現する癌を示す、方法。