JP2008537710A - 車両用のルーフアンテナ - Google Patents
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Abstract
本発明は、ルーフアンテナ(1)であって、殊にアンテナ素子(13,14,15,16)の受容のためのベースプレート(2)を有しており、該ベースプレートは、該ベースプレート(2)と結合可能なアンテナカバー(3)によって覆われるようになっており、この場合にルーフアンテナ(1)は結合手段を用いて、車両の車体壁の切り抜き部若しくは車両のルーフ(10)のルーフ切り抜き部(11)に組み付けられるようになっている形式のものにおいて、本発明に基づき結合手段はルーフアンテナ(1)のベースプレート(2)と車体壁若しくはルーフ(10)との間で軸線の方向及び半径方向に移動可能なクランプ部分(4)として形成されている。
Description
本発明は車両に取り付けられるルーフアンテナであって、殊にアンテナ素子の受容のためのベースプレートを有しており、該ベースプレートは、該ベースプレートと結合可能なアンテナカバーによって覆われるようになっており、この場合にルーフアンテナは結合手段若しくは結合構成要素を用いて、車両の車体壁(車体面)の切り抜き部若しくは車両のルーフのルーフ切り抜き部に組み付けられるようになっている形式のものに関する。
従来技術のルーフアンテナを、図10に例として示してある。自動車の車体へのルーフアンテナの取り付け若しくは固定は、一般的にベースプレートの下面に一体成形されたねじピンを用いて行われるようになっており、ねじピンは、ルーフアンテナを自動車の車体に上方若しくは外側から装着する、つまり取り付ける際に、車体の相応に形成された穴内に差し込まれ、次いで該ねじピンに下方から、若しくは車体の内部から特殊な環状歯付きのナットをねじはめるようになっている。この場合には車体薄板はベースプレートとナットの歯部との間に締め込まれ、これによってルーフアンテナは車体に遊びなく結合固定されるようになっている。ナットのねじ込みに際して、ルーフ切り抜き部の周囲に沿って環状に延びるシール部分もベースプレートとルーフ表面との間に緊定され、したがって湿気がベースプレートとルーフ表面との間の隙間からルーフ切り抜き部の領域内に、ひいては車体及びルーフアンテナの内部領域内に達しないようになっている。環状歯付きのナットの歯部は該ナットのねじ込みに際して車体薄板の下面に食い込み、これによってルーフアンテナと車体との間の確実なアース接続部を形成している。この場合にねじピンと車体の穴とは、ルーフアンテナの組み付けを車両に対する正確な方向でのみ可能にするように形成されている。
前述の固定装置(取り付け装置)は次に述べる欠点を有している:ねじピン及びナットから成る堅く縁のある金属部品の構成高さは、例えばルーフ薄板の下側で20mmに達している。通常の車両運転時にはルーフ薄板の下側の天井裏張りのプラスチック部材によって保護してある場合でも、金属部品は事故の際に乗員に危害を与えることになり、それというのは乗員は衝突事故の際に突出している金属部品にぶつかり、最悪な場合には頭部損傷を被ることになってしまうからである。歯付きのナットは、少なくとも2つの部分から成る複合部品(組み合わせ部品)であり、この場合にナット部材を歯付きリングに回転可能に取り付けて形成してあり、つまり製造の煩雑な高価な部品である。ベースプレートのねじピンも、製造を煩雑にするものであり、ねじピンの雄ねじは損傷しやすいものである。歯付きのナットは、ユーザーによって特別に調達して組み付け場所に準備されねばならない別個の部品である。さらに歯付きのナットは、スパナを係合させる部分の幅(直径方向の寸法)が大きく、したがってねじ込みのために大きくて取り扱いにくい工具を必要としている。ナットのねじ込みは、下方からしか行われない。このことはルーフアンテナの組み付けに際して常に2つの作業工程を必要とし、つまり1つの工程は、ルーフアンテナを車体の上側若しくは外側から車体に載せる、すなわち当てつける工程であり、別の工程は車体の内側若しくは下側からナットをねじ込む工程であり、このことは組み付けを煩雑にしている。ルーフアンテナの取り外しも、必然的に内側から行われ、このために予め天井裏張りを除去する必要がある。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10210593A1号明細書に別の固定装置を開示してあり、該固定装置も種々の欠点を有している:固定装置は弾性的な係止管片を有しており、係止管片の係止フックのV字形の輪郭形状に基づき、固定装置の堅い部品、例えば金属製の部品はルーフ薄板の下側に不都合な構成高さを必要としている。ベースプレートにねじ固定される係止管片は、構造及び製造の煩雑な特殊部品であり、該特殊部品は必要な強度を得るために高価なばね鋼若しくは配合プラスチックから製造されねばならない。係止管片の固定のための肩部を有するボルトも構造の繁雑な高価な特殊部品である。この場合にもルーフアンテナを上方からのみ取り外すことは不可能であり、それというのはルーフ切り抜き部から係止管片を垂直に上方へ抜き取る前に、係止管片の外側の係止フックをルーフの下側で互いに押し合わせなければならないからである。
本発明の課題は、ルーフアンテナの固定装置における公知技術の欠点を避けることである。特に、車体壁若しくは車体面(取り付け面又は固定面)上へのルーフアンテナの遊びなく頑丈な密閉された固定を可能にする固定装置を提供することである。
前記課題を解決するために請求項1に記載の本発明に基づき、結合手段若しくは結合部材は、ルーフアンテナのベースプレートと車体壁若しくはルーフとの間でルーフアンテナの仮想の軸線の方向(車体壁に対して垂直な方向)及び半径方向(軸線に対して垂直な方向)に移動可能な1つのクランプ部分(締め付け部材)として形成されている。固定装置の堅い部品はルーフ下面(内面)の下側に最小の構成高さ、例えば約5mmの高さしか必要としておらず、このような構成高さは一般的に、乗員の頭部に損傷を与えてしまうほどの危険な寸法ではなくなっている。固定装置は簡単かつ安価な固定要素で製造できるようになっている。殊にねじ構成要素若しくはボルト要素は簡単にかつ極めて短い寸法で形成されており、保持構成要素若しくはクランプ部分は経済的な大量生産、例えばダイカスト成形によって安価な材料で製造可能である(例えば、亜鉛ダイカスト部品)。固定要素(クランプ部分及びボルト)は予めベースプレートに簡単に組み立てられていて、取り扱いの容易な組み付けユニットを成している。これによって煩雑な準備並びに付加的な固定部品及び工具を不要にしている。
本発明に基づく固定技術思想(固定装置)は、ルーフアンテナの従来の方法での組み付け及び取り外しにも(ルーフアンテナを上方から、若しくは車体の外側から車体壁若しくは車体面に当てつけて、次いでねじ込みを下方から、若しくは車体の内側から行う)、もっぱら上方から若しくは車体の外側からのルーフアンテナの組み付け及び取り外しにも適している。本発明ではクランプ部分は、ボルトによって移動させられ、つまりベースプレートに向けて引き付けられてベースプレートに固定されるようになっている。本発明の実施態様により、固定装置は、ルーフアンテナを車体の取り付け面に対して所定の正確な位置若しくは方向で組み付けるための簡単な表示部若しくは位置決め部を備えている。本発明の実施態様では位置表示若しくは位置指示のために、クランプ部分は少なくとも1つの突起部を有しており、該突起部は、ルーフ切り抜き部の切欠き部と合致するようになっており、若しくは逆にクランプ部分は少なくとも1つの切欠き部(凹設部)を有しており、該切欠き部はルーフ切り抜き部の凸状部分(張り出し部若しくは突起部)を受容するようになっている。さらに固定装置は、車体上におけるルーフアンテナの簡単な係止手段を備えており、該係止手段は一般的な下方からの組み付けにとって有利であり、それというのは上方から予め組み付けられたルーフアンテナの、ルーフ切り抜き部からの上方への誤った押し出しを防止しているからである。
本発明に基づく固定装置は、次に述べる手段を有している:ベースプレートの下面に、固定要素(有利にはボルト)によってクランプ部分を紛失しないように取り付けてあり、
固定要素の回動又は回転移動、若しくは軸線方向及び/又は半径方向の運動(有利にはボルトの回転、つまりねじ回し)によって、ベースプレートとクランプ部分、ひいては車体壁(取り付け面又は固定面)若しくはルーフとの間の間隔は変化、つまり減少若しくは増大させられるようになっている。本明細書において、A及び/又はBの記載は、AとBの少なくともいずれか一方を意味している。固定要素は選択的にベースプレートの下側から若しくは上側から、或いは両方の側から操作されるようになっている。ベースプレートとクランプ部分との間の間隔の変化は、組み付け過程中に所定の厚さの車体壁(一般的に車体薄板)を十分な遊びでもってベースプレートとクランプ部分との間に受容し(組み付け前に設定された間隔寸法)、次いでベースプレートとクランプ部分との間の間隔を減少させて車体壁を締め付ける場合に行われる。本発明の実施態様により、クランプ部分は次のような外周輪郭を有しており、つまりクランプ部分は、ルーフアンテナの取り付けに際してルーフ若しくは車体壁のルーフ切り抜き部を通過でき、かつ該ルーフ切り抜き部を通過した後に、クランプ部分の回動及び/又は移動によってルーフ若しくは車体壁との接触位置(係合位置)に移されるようになっており、これによってクランプ部分は、ルーフ切り抜き部内へのクランプ部分の挿入方向と逆の方向でルーフ切り抜き部から外れないように、つまり抜き出されないようになっている。このために、例えばほぼ三角形、四角形、ほかの多角形、スプライン歯状、卵形若しくは楕円形の輪郭、若しくは類似の別の形状、つまり非円形の適切な輪郭のクランプ部分を用いると有利である。車体壁切り抜き部(若しくはルーフ切り抜き部)はクランプ部分の形状に対応して形成されている。
固定要素の回動又は回転移動、若しくは軸線方向及び/又は半径方向の運動(有利にはボルトの回転、つまりねじ回し)によって、ベースプレートとクランプ部分、ひいては車体壁(取り付け面又は固定面)若しくはルーフとの間の間隔は変化、つまり減少若しくは増大させられるようになっている。本明細書において、A及び/又はBの記載は、AとBの少なくともいずれか一方を意味している。固定要素は選択的にベースプレートの下側から若しくは上側から、或いは両方の側から操作されるようになっている。ベースプレートとクランプ部分との間の間隔の変化は、組み付け過程中に所定の厚さの車体壁(一般的に車体薄板)を十分な遊びでもってベースプレートとクランプ部分との間に受容し(組み付け前に設定された間隔寸法)、次いでベースプレートとクランプ部分との間の間隔を減少させて車体壁を締め付ける場合に行われる。本発明の実施態様により、クランプ部分は次のような外周輪郭を有しており、つまりクランプ部分は、ルーフアンテナの取り付けに際してルーフ若しくは車体壁のルーフ切り抜き部を通過でき、かつ該ルーフ切り抜き部を通過した後に、クランプ部分の回動及び/又は移動によってルーフ若しくは車体壁との接触位置(係合位置)に移されるようになっており、これによってクランプ部分は、ルーフ切り抜き部内へのクランプ部分の挿入方向と逆の方向でルーフ切り抜き部から外れないように、つまり抜き出されないようになっている。このために、例えばほぼ三角形、四角形、ほかの多角形、スプライン歯状、卵形若しくは楕円形の輪郭、若しくは類似の別の形状、つまり非円形の適切な輪郭のクランプ部分を用いると有利である。車体壁切り抜き部(若しくはルーフ切り抜き部)はクランプ部分の形状に対応して形成されている。
クランプ部分と車体壁の切り抜き部の周囲の部分との相互の係合は、切り抜き部内にクランプ部分を挿入した後に、ルーフアンテナを介して、つまりルーフアンテナと一緒に、有利にはクランプ部分を車体壁若しくはルーフに対して回動させることによって行われ、このためにクランプ部分はベースプレートに適切な手段で回動防止した状態で、相対回動不能に取り付けられている。クランプ部分と車体壁の切り抜き部の周囲の部分との相互の係合は、手作業若しくは手動での直接的な運動(回動及び/又は移動)によって行われるようになっていてもよく、このためにはクランプ部分はベースプレートに対して相対的に所定の量(角度及び/又は距離)にわたって運動可能にベースプレートに取り付けられている。クランプ部分と車体壁の切り抜き部の周囲の部分との相互の係合は、ボルトを介して、つまりボルトと一緒に回動によって行われるようになっていてもよく、この場合にはボルトとクランプ部分との間に所定の摩擦を生ぜしめるようになっており、ベースプレート若しくはルーフ切り抜き部に対する機械的なストッパによって、クランプ部分の回動角度を、クランプ部分と車体壁の切り抜き部の周囲の部分との重なり合い、つまり相互の係合にとって必要な値に規定するようになっている。ボルトを四分の一回転させ、つまり90°回転させ、この場合にクランプ部分をボルトによって連行し、すなわちボルトと一緒に回動させ、そこでクランプ部分のさらなる回動をストッパによって阻止して、ボルトをさらに回転させることによって、クランプ部分とベースプレートとの間の間隔は、ベースプレートとクランプ部分との間で車体壁(取り付け面)を締め付けるまで減少させられる。
本発明に基づく固定装置は、複数のクランプ部分及び固定要素を備えていてよい。クランプ部分及び/又はベースプレートは固定要素の受容のためのねじ、例えば雌ねじを有しており、固定要素は有利にはボルトである。両方の構成部分のうちの一方にのみねじを設けてある場合には、ボルトは他方の構成部分内には回転可能に、しかしながら軸線方向で固定して、つまり軸線方向で相対移動不能に支承されている。クランプ部分は、ケーブルのための貫通開口部若しくは、ベースプレート内に一体成形されていてベースプレートの外側へ突出した差込式接続部(コネクタ)のための貫通開口部を有している。本発明の有利な実施態様では、クランプ部分は幾何学形状の成形部分(構成要素)若しくは先端部分、ピン状部分、スパイク状部分、ナイフ状縁部(鋭利な若しくは尖った縁部、つまりシャープなエッジ)若しくは類似のものを有しており、該幾何学形状の成形部分がクランプ部分のねじ締め固定の際に車体壁の取り付け面の塗装層内に入り込んで電気的なアース接続部(質量接触部若しくは接地接触部)を形成するようになっている。本発明の有利な実施態様では、クランプ部分は付加的(追加的)な構成要素、殊に該クランプ部分に一体成形された若しくはクリップ留めされたプラスチック部分、若しくは類似の構成部分を有しており、該構成要素若しくはプラスチック部分によって、ルーフアンテナの内部から到来するケーブルは所定の角度に転向され、若しくは垂直な方向から水平な方向へ90°にわたって転向されるようになっている。
クランプ部分は有利な実施態様では扁平なクランププレート(締め付けプレート)として形成されており、このようなクランププレートは素材塑性変形加工若しくはダイカスト成形、若しくは類似の加工法によって安価に製造されるものである。クランプ部分は、有利な実施態様では乗員の頭部損傷のおそれを減少させるために、丸みの付けられた若しくは面取りされた縁部を有し、つまり車体内部に向いた縁部に丸みを付けられ、若しくは面取りされている。車体壁若しくはルーフの切り抜き部及びクランプ部分から成る固定装置は、有利な実施態様では位置表示部(位置コード若しくは位置指示部)を有しており、該位置表示部は、所定の位置と異なる位置でのルーフアンテナの組み付けを阻止するようになっている。このために、車体壁若しくはルーフの切り抜き部及びクランプ部分の形状は次のように規定されており、つまり切り抜き部内へのクランプ部分の挿入は所定の位置でのみ可能になっており、続いて行われるクランプ部分と切り抜き部との間の相対運動若しくは、切り抜き部に対するクランプ部分の回動及び/又は移動は、所定の方向及び所定の角度及び/又は所定の距離でのみ可能になっている。固定装置は有利な実施態様では係止手段を有しており、該係止手段はルーフアンテナの固定(有利には、ねじ固定)の前に、若しくはルーフアンテナの固定中(有利には、ねじ固定中)に、該ルーフアンテナを確実に正確な位置に位置決め(位置固定)、つまりロックするようになっており、クランプ部分及び/又はベースプレートは有利な実施態様では単数若しくは複数の成形付加部(例えば突起部若しくは延長部)を有しており、該成形付加部は正確な位置でのみルーフ切り抜き部内に入り込み、ばね力若しくは弾性変形力による応力に基づき該ルーフ切り抜き部内に係止されるようになっており、このためにばね弾性の少なくとも1つの構成要素(板ばね、シート状ばね、若しくは皿ばね、若しくはベースプレートの下面に設けられたシール部材の弾性変形可能な領域又は部分、若しくは類似のもの)を設けていてよい。
次に本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明してあるものの、本発明は図示の実施例に限定されるものではない。図面において、
図1は、ルーフアンテナの、1つのユニットとして完全に組み立てられていてクランププレートとベースプレートとの間に組み付け前の間隔を有している状態で示した斜視図であり、
図2は、図1のルーフアンテナの下方から見た分解斜視図であり、この場合にケーブルは省略してあり、
図3は、図1のルーフアンテナをルーフ切り抜き部と一緒に上方から見た分解斜視図であり、
図4は、クランプ部分を車両の走行方向に対して45°回動させた状態でルーフ切り抜き部内に挿入する第1の組み付け工程を示す図であり、
図5は、クランプ部分をルーフアンテナと一緒に車両の走行方向に回動させる第2の組み付け工程を示す図であり、
図6は、車体壁の穴内に車両走行方向でクランプ部分を係止する第3の組み付け工程を示す図であり、
図7は、ルーフ切り抜き部内にルーフアンテナを予め緩く、つまりルーズに組み付けて軽く係止した状態で示す断面図であり、
図8は、ボルトを上方から(工具を通すためにカバー若しくはキャップに設けられる開口部、図示省略)、若しくは下方からねじ回し、つまりクランプ部分及びベースプレート内にねじ込んで、ルーフアンテナを完全に、つまり最終的に組み付けてルーフ切り抜き部を密閉する第4の組み付け工程を示す図であり、
図9は、ルーフ切り抜き部内に完全に組み付けられたルーフアンテナの下方から見た斜視図であり、
図10は、従来技術のルーフアンテナの断面図である。
図1は、ルーフアンテナの、1つのユニットとして完全に組み立てられていてクランププレートとベースプレートとの間に組み付け前の間隔を有している状態で示した斜視図であり、
図2は、図1のルーフアンテナの下方から見た分解斜視図であり、この場合にケーブルは省略してあり、
図3は、図1のルーフアンテナをルーフ切り抜き部と一緒に上方から見た分解斜視図であり、
図4は、クランプ部分を車両の走行方向に対して45°回動させた状態でルーフ切り抜き部内に挿入する第1の組み付け工程を示す図であり、
図5は、クランプ部分をルーフアンテナと一緒に車両の走行方向に回動させる第2の組み付け工程を示す図であり、
図6は、車体壁の穴内に車両走行方向でクランプ部分を係止する第3の組み付け工程を示す図であり、
図7は、ルーフ切り抜き部内にルーフアンテナを予め緩く、つまりルーズに組み付けて軽く係止した状態で示す断面図であり、
図8は、ボルトを上方から(工具を通すためにカバー若しくはキャップに設けられる開口部、図示省略)、若しくは下方からねじ回し、つまりクランプ部分及びベースプレート内にねじ込んで、ルーフアンテナを完全に、つまり最終的に組み付けてルーフ切り抜き部を密閉する第4の組み付け工程を示す図であり、
図9は、ルーフ切り抜き部内に完全に組み付けられたルーフアンテナの下方から見た斜視図であり、
図10は、従来技術のルーフアンテナの断面図である。
図1乃至図9に詳細に示してある実施例において、ルーフアンテナ1はベースプレート2、アンテナカバー3、並びに本発明に基づくクランプ部分4を有している。基本形状で正方形若しくは長方形のクランプ部分(締め付け部分)4は、ベースプレート2に設けられた2つのピン5を介してベースプレート2に取り付けられている。クランプ部分4及びベースプレート2とは、雌ねじ6,7を備えており、この場合にクランプ部分4のねじ6は左ねじであり、対称的な1つのボルト8は、雌ねじに対応して右ねじ及び左ねじを備えている。位置表示若しくは位置指示のためにクランプ部分4は少なくとも1つの突起部、有利には2つの突起部9を有している。車体壁10、実施例では車両のルーフ(屋根)は、切り抜き部、つまりルーフ切り抜き部11を有しており、ルーフ切り抜き部11は、突起部9と合致する切欠き部12を有している。アンテナ素子(アンテナ放射体)は符号13,14で表してあり、GPS-モジュールは符号15で表してあり、アンテナロッドのための接続部は符号16で表してある。クランプ部分4若しくはルーフアンテナ1の誤った方向への回動は、クランプ部分4のストッパ4.1と切り抜き部の壁部によって阻止されるようになっている。クランプ部分4の係止のために、クランプ部分の上面の輪郭は、図6の符号4.2及び図7に示してあるように切り抜き部11に対応して形成されている。
ベースプレート2の下面に設けられたシール部材の弾性的な構成部分(実施例では外側のシールリップ2.1、付加的な構成部分若しくは構成要素を設けることも可能である)は、必要な応力(予負荷)を生ぜしめていて、ルーフアンテナ1をクランプ部分4と一緒に軽く上方へ押圧して、これによってクランプ部分4をルーフ切り抜き部11内の係止位置に保持するようになっている。クランプ部分4は上面側に4つの切り込み縁部4.3を備えており、該切り込み縁部(ナイフエッジ)はクランプ部分のねじ固定に際してルーフ切り抜き部11の縁部に切り込み若しくは食い込んで、アース接続部を形成するようになっている。ケーブル17,18,19を介して信号はアンテナ素子に伝達される。
ベースプレート2の下面に設けられたシール部材の弾性的な構成部分(実施例では外側のシールリップ2.1、付加的な構成部分若しくは構成要素を設けることも可能である)は、必要な応力(予負荷)を生ぜしめていて、ルーフアンテナ1をクランプ部分4と一緒に軽く上方へ押圧して、これによってクランプ部分4をルーフ切り抜き部11内の係止位置に保持するようになっている。クランプ部分4は上面側に4つの切り込み縁部4.3を備えており、該切り込み縁部(ナイフエッジ)はクランプ部分のねじ固定に際してルーフ切り抜き部11の縁部に切り込み若しくは食い込んで、アース接続部を形成するようになっている。ケーブル17,18,19を介して信号はアンテナ素子に伝達される。
図4、図5、図6及び図8に組立工程を示してあり、組立工程1では、クランプ部分4は車両の走行方向に対して45°回動させられた状態でルーフ切り抜き部11内に垂直に挿入され、組立工程2では、クランプ部分4はルーフアンテナ1と一緒に走行方向に回動させられ、組立工程3では、ルーフアンテナ1及びクランプ部分4を走行方向に向けた状態でクランプ部分4はルーフ切り抜き部11内で係止され、組立工程4では、ルーフアンテナ1を取り付け固定しかつルーフ切り抜き部シール(取り付け開口部用シール)を締め付けるために、ボルト(ねじ)8を上方からねじ回し(工具のために必要なカバー内開口部は図示を省略してあり)、若しくは下方からねじ回すようになっている。
本発明の有利な実施例では、ルーフアンテナ1はアンテナ素子13,14,15,16の受容のためのベースプレート2を有しており、アンテナ素子を、ベースプレート2(該ベースプレート2は設けられていなくてもよいものである)と結合可能なアンテナカバー(アンテナフード若しくはアンテナキャップ)3によって覆ってあり、少なくとも1つの結合手段を有しており、該結合手段(結合構成要素)は少なくとも1つのクランプ部分4から成っており、該クランプ部分4は少なくとも1つの固定要素(有利にはボルト若しくはねじ部材)を用いてベースプレートに、下方へ突出した状態で取り付けられるようになっており、クランプ部分とベースプレートとの間の間隔は前記固定要素の操作によって調節されるようになっており、この場合にルーフアンテナ1は車両の、少なくとも1つの切り抜き部(若しくは特にルーフ切り抜き部11)を有する車体壁(特にルーフ10)に前記結合手段を用いて組み付けられるようになっており、車体壁の切り抜き部とクランプ部分4とは互いに相応した形状、つまり互いにほぼ合致した輪郭形状を有しており、これによってクランプ部分4は車体壁(若しくはルーフ)へのルーフアンテナの装着に際して、所定の正確な少なくとも1つの組立位置(組み付け位置)で、車体壁(車体面)に対してほぼ垂直な方向に車体壁(ルーフ)の切り抜き部を通して車体壁の下方(下側)へ挿入され、かつクランプ部分4は車体壁からのルーフアンテナの取り外しに際しては前記同一の組立位置で装着の場合と逆の方向に、係止解除のための手段若しくは工具なしに手作業で車体壁の切り抜き部を通して再び上方へ導かれるようになっており、ルーフアンテナの装着に際しては次いで、クランプ部分は回動、移動若しくは適切な処置によって車体壁の下側で組立位置と異なる少なくとも1つの取り付け位置(固定位置)へ移されて、該取り付け位置ではクランプ部分(クランププレート)と車体壁の切り抜き部の周囲の領域とは互いに部分的に重なり合い、その結果車体壁の切り抜き部から上方へのクランプ部分の抜け出し(切り抜き部から上方へのクランプ部分の通過)は阻止されており、固定要素の操作(例えばボルトのねじ回し)によってクランプ部分とベースプレートとの間の間隔は次のように減少させられ、すなわち車体壁はベースプレート(若しくはルーフアンテナのほかの底部部材)とクランプ部分との間に締め付けられ、これによってルーフアンテナは車体壁に取り付けられ、つまり固定されるようになっている。
さらに次に述べる手段は、単独に若しくは任意に組み合わせて用いられる:
結合手段は、バヨネット式のクランプ部分4として形成されており、該クランプ部分は1つの固定部材(固定要素若しくは取り付け要素)を用いてルーフアンテナの下面に固定されるようになっており、
バヨネット式のクランプ部分4は、車体壁の切り抜き部を通した後に車体壁の下側で、車体壁の、クランプ部分を部分的に覆う若しくはクランプ部分の一部分とオーバーラップする係合部分内へ移されるようになっており、
バヨネット式クランプ部分4とルーフ切り抜き部とは、互いにほぼ三角形、四角形、多角形、スプライン歯状、若しくは楕円形の輪郭、若しくは類似の別の形状、つまり非円形の適切な輪郭を有しており、
バヨネット式のクランプ部分と車体壁との相互の係合(重なり合い)は、車体壁の下側でのバヨネット式のクランプ部分の相対回動によって行われるようになっており、
バヨネット式のクランプ部分と車体壁との相互の係合は、車体壁の下側でのバヨネット式のクランプ部分の相対移動によって行われるようになっており、
バヨネット式のクランプ部分の相対回動若しくは相対移動は、ルーフアンテナと一緒に行われるようになっており、このためにバヨネット式のクランプ部分はルーフアンテナに対して相対回動不能若しくは相対移動不能に該ルーフアンテナに結合されており、
バヨネット式のクランプ部分の相対回動若しくは相対移動は、ルーフアンテナに依存することなしに、つまりルーフアンテナから独立して行われるようになっており、このためにバヨネット式のクランプ部分はルーフアンテナに対して相対回動可能若しくは相対移動可能に該ルーフアンテナに取り付けられ、つまり連結されており、
車体壁の下側で車体壁の係合部分内へ移されるようになっているバヨネット式のクランプ部分は、固定部材(固定要素若しくは取り付け要素)の操作によって車体壁に向けて移動させられ、これによって車体壁はバヨネット式のクランプ部分とルーフアンテナとの間に緊定されるようになっており、
固定部材の操作は、下方から、若しくは車体内から行われるようになっており、
固定部材の操作は、上方から、若しくは車体の外側から行われるようになっており、
固定部材は、ボルト若しくはねじとして形成されており、
ボルトは、該ボルトのねじ山でもってバヨネット式のクランプ部分内のねじ山(対向ねじ)内にねじ込まれるようになっていて、かつルーフアンテナ内に回転可能に支承され、若しくは保持されており、
ボルトは、右ねじ山及び左ねじ山を有する植え込みボルトとして形成されていて、該ボルトのねじ山でもって、ルーフアンテナ及びバヨネット式のクランプ部分のねじ山(対向ねじ)内にねじ込まれるようになっており、
固定部材の操作は、上方から若しくは車体壁の上側から行われ、或いは下方から若しくは車体壁の下側から行われるようになっている。
結合手段は、バヨネット式のクランプ部分4として形成されており、該クランプ部分は1つの固定部材(固定要素若しくは取り付け要素)を用いてルーフアンテナの下面に固定されるようになっており、
バヨネット式のクランプ部分4は、車体壁の切り抜き部を通した後に車体壁の下側で、車体壁の、クランプ部分を部分的に覆う若しくはクランプ部分の一部分とオーバーラップする係合部分内へ移されるようになっており、
バヨネット式クランプ部分4とルーフ切り抜き部とは、互いにほぼ三角形、四角形、多角形、スプライン歯状、若しくは楕円形の輪郭、若しくは類似の別の形状、つまり非円形の適切な輪郭を有しており、
バヨネット式のクランプ部分と車体壁との相互の係合(重なり合い)は、車体壁の下側でのバヨネット式のクランプ部分の相対回動によって行われるようになっており、
バヨネット式のクランプ部分と車体壁との相互の係合は、車体壁の下側でのバヨネット式のクランプ部分の相対移動によって行われるようになっており、
バヨネット式のクランプ部分の相対回動若しくは相対移動は、ルーフアンテナと一緒に行われるようになっており、このためにバヨネット式のクランプ部分はルーフアンテナに対して相対回動不能若しくは相対移動不能に該ルーフアンテナに結合されており、
バヨネット式のクランプ部分の相対回動若しくは相対移動は、ルーフアンテナに依存することなしに、つまりルーフアンテナから独立して行われるようになっており、このためにバヨネット式のクランプ部分はルーフアンテナに対して相対回動可能若しくは相対移動可能に該ルーフアンテナに取り付けられ、つまり連結されており、
車体壁の下側で車体壁の係合部分内へ移されるようになっているバヨネット式のクランプ部分は、固定部材(固定要素若しくは取り付け要素)の操作によって車体壁に向けて移動させられ、これによって車体壁はバヨネット式のクランプ部分とルーフアンテナとの間に緊定されるようになっており、
固定部材の操作は、下方から、若しくは車体内から行われるようになっており、
固定部材の操作は、上方から、若しくは車体の外側から行われるようになっており、
固定部材は、ボルト若しくはねじとして形成されており、
ボルトは、該ボルトのねじ山でもってバヨネット式のクランプ部分内のねじ山(対向ねじ)内にねじ込まれるようになっていて、かつルーフアンテナ内に回転可能に支承され、若しくは保持されており、
ボルトは、右ねじ山及び左ねじ山を有する植え込みボルトとして形成されていて、該ボルトのねじ山でもって、ルーフアンテナ及びバヨネット式のクランプ部分のねじ山(対向ねじ)内にねじ込まれるようになっており、
固定部材の操作は、上方から若しくは車体壁の上側から行われ、或いは下方から若しくは車体壁の下側から行われるようになっている。
図10は、従来技術のルーフアンテナを示している。
1 ルーフアンテナ、 2 ベースプレート、 3 アンテナカバー、 4 クランプ部分、 5 ピン、 6,7 雌ねじ、 8 ボルト、 9 突起部、 10 車体壁、 11 ルーフ切り抜き部、 12 切欠き部、 13,14 アンテナ素子、 15 GPS-モジュール、 17乃至19 ケーブル
Claims (14)
- ルーフアンテナ(1)であって、殊にアンテナ素子(13,14,15,16)の受容のためのベースプレート(2)を有しており、該ベースプレートは、該ベースプレート(2)と結合可能なアンテナカバー(3)によって覆われるようになっており、ルーフアンテナ(1)は結合手段を用いて、車両の車体壁の切り抜き部若しくは車両のルーフ(10)のルーフ切り抜き部(11)に組み付けられるようになっている形式のものにおいて、結合手段はルーフアンテナ(1)のベースプレート(2)と車体壁若しくはルーフ(10)との間で仮想の軸線の方向及び半径方向に移動可能なクランプ部分(4)として形成されていることを特徴とするルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は、ボルト(8)によって移動させられてベースプレート(2)に固定されるようになっている請求項1に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は、ルーフ切り抜き部(11)を通過できる輪郭を有していて、該ルーフ切り抜き部を通過した後に、かつクランプ部分を半径方向へ移動させた後にルーフ(10)と接触するようになっている請求項1又は2に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は少なくとも1つの突起部(9)を有しており、該突起部は、ルーフ切り抜き部(11)の切欠き部(12)と合致するようになっており、若しくは逆にクランプ部分(4)は少なくとも1つの切欠き部を有しており、該切欠き部はルーフ切り抜き部の凸状部分を受容するようになっている請求項1から3のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)及び/又はベースプレート(2)は雌ねじ(6,7)を有しており、該雌ねじ内にボルト(8)をねじ込んで、ベースプレート(2)と車体壁若しくはルーフ(10)との間の間隔を変化若しくは減少させるようになっている請求項1から4のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)はケーブル(17,18,19)のための貫通開口部若しくはベースプレート(2)に一体成形された差込式接続部のための貫通開口部を有している請求項1から5のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は幾何学形状の成形部分若しくは、先端部分、ピン状部分、スパイク状部分、若しくはナイフ状縁部を有しており、該幾何学形状の成形部分がクランプ部分のねじ締め固定の際に車体壁の取り付け面の塗装層内に入り込んで電気的なアース接続部を形成するようになっている請求項1から6のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は付加的な構成要素を有し、若しくは該クランプ部分に一体成形されたプラスチック部分又はクリップ留めされたプラスチック部分、若しくは類似の構成部分を有しており、該構成要素若しくはプラスチック部分によって、ルーフアンテナ(1)の内部から到来するケーブル(17,18,19)は所定の角度に転向され、若しくは垂直な方向から水平な方向へ90°にわたって転向されるようになっている請求項1から7のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は、素材塑性変形加工若しくはダイカスト成形、若しくは類似の加工法によって製造された扁平なクランププレートとして形成されている請求項1から8のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- クランプ部分(4)は、丸みの付けられた若しくは面取りされた縁部を有している請求項1から9のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- 車体壁の切り抜き部及びクランプ部分を備える固定装置は、位置表示部を有しており、該位置表示部は、所定の位置と異なる位置でのルーフアンテナ(1)の組み付けを阻止するようになっている請求項1から10のいずれか1項に記載のルーフアンテナ。
- ルーフ切り抜き部(11)及びクランプ部分(4)の形状は次のように規定されており、つまりルーフ切り抜き部内へのクランプ部分(4)の挿入は所定の位置でのみ可能になっており、続いて行われるクランプ部分とルーフ切り抜き部との間の相対運動若しくは、ルーフ切り抜き部に対するクランプ部分の回動及び/又は移動は、所定の方向及び所定の角度及び/又は所定の距離でのみ可能になっている請求項11に記載のルーフアンテナ。
- 固定装置は係止手段を有しており、該係止手段はルーフアンテナ(1)のねじ固定の前に、若しくはルーフアンテナ(1)のねじ固定中に、該ルーフアンテナ(1)を確実に正確な位置に位置決めするようになっており、クランプ部分(4)及び/又はベースプレート(2)は成形付加部を有しており、該成形付加部は正確な位置でのみルーフ切り抜き部(11)内に入り込み、ばね力による応力に基づき該ルーフ切り抜き部内に係止されるようになっており、このためにばね弾性の少なくとも1つの構成要素を設けてある請求項12に記載のルーフアンテナ。
- ばね弾性の少なくとも1つの構成要素は、板ばね、若しくは皿ばね、若しくはベースプレート(2)の下面に設けられたシール部材の弾性変形可能な領域によって形成されている請求項13に記載のルーフアンテナ。
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