JP6763042B2 - ルーフレール、およびルーフレールの取り付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のルーフに取り付けられるルーフレール、およびルーフレールの取り付け方法に関するものである。
ルーフレールを自動車のルーフに取り付けるために、ルーフレールブラケットをルーフの内側から挿通させたボルトによって締め付ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−207681号公報
しかしながら、ボルトをルーフの内側から挿通させて締め付けるためには、作業者が車体の内部に入り、車体の内側から締め付け作業をする必要がある。すなわち、車体内に出入りする動作を必要とするため、作業性を向上させることが困難であった。
本発明は、上記の点に鑑み、ルーフレールを取り付けるための作業性を容易に向上させられるようにすることを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、
自動車のルーフに取り付けられるルーフレールであって、
上壁部と下壁部とを有し、ルーフ上に取り付けられるベース部材と、
上記ベース部材の上方を覆うように設けられるアウター部材と、
を備え、
上記ベース部材の下壁部には、上記ベース部材をルーフに取り付ける締結部材を挿通させる締結部材孔が形成され、
上記ベース部材の上壁部には、上記下壁部の締結部材孔の上方位置に、締結作業工具を挿入可能な開口部が形成されるとともに、上記アウター部材に形成され、または上記アウター部材に取り付けられた係合部材に形成された係合部が係合する被係合部が形成されていることを特徴とする。
これにより、ルーフレールをベース部材とアウター部材とによって構成し、ベース部材を車体の上方側からボルト締め等可能にすることによって、車体内に出入りする動作などを不要にできるので、ルーフレールの取り付け作業の作業性を容易に向上させることができる。また、ボルトを締め付ける等のための開口部などは、アウター部材によって覆うことができるので、デザイン性を向上させることなども容易になる。
本発明によれば、ルーフレールを取り付けるための作業性を容易に向上させることができる。
自動車のルーフに取り付けられたルーフレールの例を示す斜視図である。 ルーフレールの構成を示す横断面図である。 ルーフレールの取り付け構造を示す分解斜視図である。 他のルーフレールの構成を示す横断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態や変形例において、同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図1に示すように、自動車100のルーフ101に取り付けられるルーフレール200は、ベース部材210と、このベース部材210を覆うように設けられるアウター部材220とを備えて構成されている。
上記ベース部材210は、図2、図3に示すように、上壁部と下壁部とを有する断面角管形状を有し、下壁部に形成されたボルト孔210aに車体上方側から挿通されるボルト211が、ルーフ101の内面側に取り付けられたナット102に螺合することによって固定されるようになっている。ベース部材210の上壁部には、後述するようにアウター部材220をベース部材210に固定するための係合部材221が係合する被係合部210bが形成されている。このベース部材210の材質は種々適用可能であるが、例えばアルミニウムの押し出し材などを用いることができる。
アウター部材220は、例えば略逆U字型の断面形状を有する樹脂によって形成され、ベース部材210の上部を覆ってデザイン性等を高め得るようになっている。アウター部材220の下面側には、所定の距離を空けて壁部220aが形成され、この壁部220aには、係合部材221が取り付けられる略U字型の係合部材取付凹部220bが形成されている。
係合部材221は、頭部221aと首部221bとフランジ部221cとを有し、上記首部221bが上記アウター部材220の壁部220aの係合部材取付凹部220bに嵌まり込むとともに、頭部221aとフランジ部221cがアウター部材220の壁部220aを挟み込むことによって、アウター部材220に固定され得るようになっている。係合部材221の下部には、上方に折り返した切片状の係合部221dが形成され、ベース部材210の上壁部に形成された上記被係合部210bに挿入されることによって係止され、アウター部材220をベース部材210に固定し得るようになっている。
ここで、上記ベース部材210の上壁部に形成される被係合部210bは、下壁部に形成されるボルト孔210aと上下方向に同じ位置に配置され、係合部材221を係止する機能を有するとともに、ボルト211、およびこのボルト211を締め付けるための六角レンチを上方から挿入可能な開口部としても用いられるようになっている。なお、係合部材221を係止するための被係合部210bとボルト211の締め付け等を行うための開口部は別個に形成してもよいが、同じ位置に形成することにより、アウター部材220に作用する外力をボルト211の締結部で受けやすくすることができ、ルーフレール200の取り付け強度や剛性を向上させることが容易にできる。また、孔開け加工の工数を低減することもできる。また、ボルト孔210aと被係合部210bとを、ボルト211のボルト頭よりも大径かつ互いに同径の孔として形成し、ボルト211のボルト頭と下壁部との間にワッシャを用いるようにしたりしてもよい。この場合には、ボルト孔210aと被係合部210bとを同時に形成することが容易になるので、一層、孔開け加工の工数を低減することも容易になる。
上記のようにルーフレール200をベース部材210とアウター部材220とによって構成し、ベース部材210を車体の上方側からボルト締め可能にすることによって、車体内に出入りする動作などを不要にできるので、ルーフレール200の取り付け作業の作業性を容易に向上させることができる。また、ボルト211を締め付けるための開口部などは、ベース部材210をルーフ101に取り付けた後にアウター部材220を取り付けることによって覆うことができるので、例えばホールプラグを用いたりする必要もない上、さらに、アウター部材220の材質の自由度を高くして、デザイン性を向上させることなども容易になる。
(変形例)
ベース部材210とアウター部材220との固定方法は上記に限らず、種々の手法を適用してもよい。例えば上記のような係合部材221をアウター部材220に取り付けるのに限らず、係合部材221と同様の係合部をアウター部材220に直接形成したりしてもよい。
また、例えば、図4に示すように、アウター部材220の壁部220aの下面側に凸部220cを形成し、板ばね等の弾性板を括れ部231aと張出部231bとを有する形状に折り曲げ加工した係合部材231を上記凸部220cに被せて、ベース部材210の上壁部に形成された例えば角形の被係合部210bに挿入して、アウター部材220をベース部材210に固定し得るようにしたりしてもよい。
また、ベース部材210をルーフ101に取り付けるための部材はボルト211に限らず、例えば、上方からかしめ作業をすることによってベース部材210とルーフ101とを締結可能なかしめ締結部材など、上方から締結作業工具によって取り付け作業が可能な締結部材であればよく、被係合部210b等の開口部は、上記工具による作業が可能な開口部であればよい。
100 自動車
101 ルーフ
102 ナット
200 ルーフレール
210 ベース部材
210a ボルト孔
210b 被係合部
211 ボルト
220 アウター部材
220a 壁部
220b 係合部材取付凹部
220c 凸部
221 係合部材
221a 頭部
221b 首部
221c フランジ部
221d 係合部
231 係合部材
231a 括れ部
231b 張出部

Claims (4)

  1. 自動車のルーフに取り付けられるルーフレールであって、
    上壁部と下壁部とを有し、ルーフ上に取り付けられるベース部材と、
    上記ベース部材の上方を覆うように設けられるアウター部材と、
    を備え、
    上記ベース部材の下壁部には、上記ベース部材をルーフに取り付ける締結部材を挿通させる締結部材孔が形成され、
    上記ベース部材の上壁部には、上記下壁部の締結部材孔の上方位置に、締結作業工具を挿入可能な開口部が形成されるとともに、上記アウター部材に形成され、または上記アウター部材に取り付けられた係合部材に形成された係合部が係合する被係合部が形成され
    上記開口部は、独立した孔であることを特徴とするルーフレール。
  2. 請求項1のルーフレールであって、
    上記ベース部材の上壁部の開口部が、上記被係合部を兼ねることを特徴とするルーフレール。
  3. 請求項1から請求項2のうち何れか1項のルーフレールであって、
    上記ベース部材の下壁部の締結部材孔と、上記ベース部材の上壁部の開口部とは、同径の孔であることを特徴とするルーフレール。
  4. 請求項1から請求項3のうち何れか1項のルーフレールを自動車のルーフに取り付けるルーフレールの取り付け方法であって、
    上記ベース部材を上記ルーフに載置し、上記締結部材孔に上方から挿入した締結部材の締結作業により上記ルーフに取り付ける工程と、
    上記ベース部材の被係合部に上記係合部を係合させて上記アウター部材を上記ベース部材に取り付ける工程と、
    を有することを特徴とするルーフレールの取り付け方法。
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