JP3952987B2 - オーバーフェンダの取付構造 - Google Patents

オーバーフェンダの取付構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車体のホイールアーチ部に沿って設けるオーバーフェンダの取付構造、特にその下縁部の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、RV車等にはワイドタイヤ装着車があり、この種の車両ではタイヤが車体の側面からはみ出さないように車体のホイールアーチ部にオーバーフェンダを取付けることがなされている。図6に示すように、オーバーフェンダ2は車両の車体外板1のホイールアーチ部10に沿うアーチ状で、上縁全周を車体外板1の外面に固着するとともに、下縁の中央部をホイールアーチ部10に固定している。
【0003】
図7は従来の代表的なオーバーフェンダの下縁中央部の取付構造を示す図6のA−A線に沿う断面図で、車体外板1に取付け穴13を形成してこれにグロメット7を嵌合し、グロメット7に、金属板からなる断面ほぼL字形のブラケット8の上端をねじ締め固定している。そして、ブラケット8の車外側へ突出する下端部80に、オーバーフェンダ2の下縁に設けられて車内側へ突出するフランジ21を重ね合わせて両者一体にリベット6により締結(リベット止め)している。図7において5はホイールハウスの内面を覆うホイールハウスライナ、4はホイールハウスの内面に突設したスタッドボルト、52はホイールハウスライナ5をスタッドボルト4に固定する樹脂ナットである。
【0004】
また、従来の他のオーバーフェンダの取付構造として、車体のホイールアーチ部の下縁のフランジに車外側へ突出するブラケットをリベット止めするとともに、上記ブラケットの外端にオーバーフェンダのフランジを重ね合わせて両者一体にリベット止めしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
実開平05−076972号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の従来技術では、車体側にグロメット7を挿入するための取付け穴13を形成する作業や、車体側にブラケット8を取付ける作業が必要で、作業工数が多いという問題があった。更に、ブラケット8とオーバーフェンダ2とをリベット止めする際、ブラケット8はグロメット7への締結部を中心に下端部80が車体外板1に沿って揺動し易く、リベット止めするブラケット8の締結穴とオーバーフェンダ2の締結穴との穴位置がずれ、ブラケット8とオーバーフェンダ2との締結作業性が悪いという問題があった。後者の従来技術でも同様に作業工数が多いという問題が生じるうえ、ブラケットをホイールアーチ部のフランジに締結しなければならないので、フランジの車内側への突出量が大きくなり、ホイールハウス内のタイヤとのクリアランスを確保しにくいという不利点があった。そこで本発明は作業工数が軽減でき、かつ締結穴の穴位置合わせ等の作業手間がかからず取付作業性が良好で、更にオーバーフェンダ取付部とホイールハウス内のタイヤとのクリアランスが充分に確保できるオーバーフェンダの取付構造を提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自動車のホイールハウスの内面側に、これを覆うホイールハウスライナを固定するために突設したスタッドボルトを備え、かつ下縁に車内方向へ張り出すフランジを形成した車体外板のホイールアーチ部に、これに沿って、下縁に車内方向へ張り出すフランジを形成したオーバーフェンダをクリップを介して取付けるオーバーフェンダの取付構造であって、上記クリップは、上記ホイールハウスの内面側から上記オーバーフェンダのフランジ側へかけて延びるクリップ本体の上端上記スタッドボルトに係止するクランプ部を形成し、中間位置上記ホイールアーチ部のフランジを嵌合する嵌合溝を形成し、下端上記オーバーフェンダのフランジを締結する締結部を形成してなり、上記クリップ本体の嵌合溝を上記ホイールアーチ部のフランジに嵌合するとともに、上記クランプ部を上記ホイールハウスライナに貫通せしめた上記スタッドボルトの先端部に係止して、上記クリップ本体と上記ホイールハウスライナと一体にホイールハウスに取付け、上記締結部を上記オーバーフェンダのフランジに重ね合わせて締結する構造となす(請求項1)。クリップを車体へ取付けるとき、ホイールハウスの内面のスタッドボルトを利用するようにしたので車体に取付け穴などを設ける手間を必要としない。クリップは上端をスタッドボルトに、中間部をホイールアーチのフランジに係止固定するので取付け安定性がよい。従って、クリップの締結部にオーバーフェンダのフランジを締結するとき両者の締結用の穴位置がずれず、両者を作業性良好に締結することができる。
【0008】
上記クリップ本体は、上記クランプ部、上記嵌合溝および上記締結部を備えた一体成形の合成樹脂材で構成する(請求項2)。
【0009】
上記クランプ部は、上記クリップ本体の上端に上記スタッドボルトを挿通可能な縦長の貫通穴を設け、該貫通穴の対向する開口縦縁からそれぞれ、上記スタッドボルトの先端部の外周のねじ部を挟み付ける係合爪を延出せしめた(請求項3)。クランプ部はワンタッチでスタッドボルトに係止することができる。
【0010】
上記クリップは、上記クリップ本体と、クリップ本体の上記嵌合溝および上記締結部にかけての部分に重ね合わせた金属板からなる補強部材を設けた(請求項4)。クリップを用いたオーバーフェンダの取付け強度が高くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明はオーバーフェンダの下縁をクリップを介してホイールハウスのホイールアーチ部へ固定するオーバーフェンダの取付構造である。図6に示すように、オーバーフェンダ2は車体外板1のホイールアーチ部10に沿うアーチ状の合成樹脂成形品で、ホイールアーチ部10の外面を覆うように取付けてある。図1は図6のA−A線に沿う位置でのオーバーフェンダ下縁の取付構造の断面図を示し、ホイールアーチ部10は、アウタパネル1aとインナパネル1bとからなる二重構造の車体外板1の下端部で構成され、下縁には車内側へ向けて屈折したフランジ11を備えている。ホイールハウスの内面12にはこれを覆うように合成樹脂製のホイールハウスライナ5が設置してある。そしてホイールハウスの内面12にはホイールアーチ部10寄りの位置に、基端がインナパネル1bに溶接されて車内側へ突出するホイールハウスライナ5固定用のスタッドボルト4を備えている。スタッドボルト4はホイールハウスの内面12に重ね合わせるように配したホイールハウスライナ5の取付穴51に貫通せしめてある。
【0012】
オーバーフェンダ2の下端には車内側へ向けてフランジ21が形成してある。そして、オーバーフェンダ2の下端は、ホイールハウスの内面12からホイールアーチ部10のフランジ11を回避してオーバーフェンダ2のフランジ21上へ延びるクリップ3によりホイールアーチ部10に固定してある。
【0013】
図1ないし図3に示すように、クリップ3は、上端にホイールハウスライナ5から突出するスタッドボルト4の先端部に係止するクランプ部31を備え、中間位置には上記ホイールアーチ部10のフランジ11を嵌合する嵌合溝32を備え、下端には上記オーバーフェンダ2のフランジ21を締結する締結部33を備えた一体成形の合成樹脂材からなるクリップ本体3aと、クリップ本体3aの車内側の板面に沿って延びる金属板からなる補強部材3bとで構成してある。
【0014】
クリップ本体3aのクランプ部31は、直方体の周壁四面に開口を設けた中空角形状で、上記周壁のうちホイールハウスライナ5と対向配置させるベース壁311と、こと対向する対向壁312の開口は縦長状の貫通穴34としてある。貫通穴34の開口横幅は、スタッドボルト4の先端のねじ部41のねじ山の径とほぼ同じでねじ部41を挿通可能としてある。貫通穴34の開口縦幅は上記横幅よりも長く、貫通穴34に挿通されたスタッドボルト4が貫通穴34に対して相対移動可能としてある。
【0015】
図4に示すように、クランプ部31のベース壁311には、貫通穴34の両側の縦縁からそれぞれ、クランプ部31の内方向へ延出する一対の係止爪35が形成してある。両係止爪35は相互の間隔が先端へ向けて狭くなるように形成してあり、両係止爪35の先端の間隔は上記スタッドボルト4のねじ部41のねじ山の径よりも狭くしてある。
【0016】
図1ないし図3に示すように、クランプ部31の底壁から下方へ帯状の基板部36が延設してあり、クランプ部31と上記嵌合溝32とをつないでいる。クランプ部31と基板部36との境には、クランプ部31の底壁と基板部36の板面とを繋ぐ三角形縦壁状の複数のリブ361,362を設けて補強してある。図1ないし図3および図5に示すように、基板部36の上記ホイールハウス内側(車内側)の板面には、後述の補強部材3bを取付ける角形のボス37が突設してあり、ボス37の両側面には一対の係止爪371が設けてある。両係止爪371は、ボス37の突出端から基板部36側へ向けて爪端が突出するように傾斜状に形成してある。
【0017】
図1ないし図3に示すように、基板部36の下半部は、ホイールアーチ部10のフランジ11に対向して、これを回避するように車内側へ張り出す形状としてあり、該張り出し部には上記フランジ11と嵌合させるように張り出し方向とは逆側へ開口する断面ほぼコ字形の嵌合溝32が設けてある。嵌合溝32の上部321は、その横幅が基板部36よりも広くしてあり、フランジ11を嵌合したときにその上面との当接性をよくしている。嵌合溝32の下部322は中空状をなし、嵌合溝32にフランジ11を嵌合した際に中空状の下部322をフランジ11下面に圧接させるようにしている。また、下部322の端縁には、嵌合溝32へ向けて傾斜状に突出する薄肉のリップ324が形成してあり、フランジ11を嵌合溝32へ嵌入するとき、該リップ324によりフランジ11を嵌合溝32へ案内するととも、嵌合溝32から抜けにくくしている。
【0018】
更に、基板部36の下端部には、嵌合溝32の下方位置に車外側へ向けて延出する平板状の締結部33が形成してある。締結部33の中央には、その延出方向に沿う長穴状の締結穴331が形成してある。また、締結部33の下面には、補強部材3b係合用の小円形状の凸起332が下方へ突設してある。
【0019】
補強部材3bはクリップ本体3aと同じ幅の金属板で、クリップ本体3aの基板部36の車内側の板面から締結部33の下面に沿うように一連に屈曲成形してある。補強部材3bの上半部には、クリップ本体3aの上記ボス37と対応する位置に、ボス37を嵌合する角穴372が形成してある。補強部材3bの下端部には、クリップ本体3aの締結部33の締結穴331に対応する締結穴331が形成してある。また、該締結穴331の近傍には締結部33下面の凸起332に対応する位置に、凸起332を嵌合する貫通穴333が形成してある。
【0020】
補強部材3bは、クリップ本体3aの基板部36の車内側の板面から締結部33の下面に重ね合わせるように配し、補強部材3bの角穴372にクリップ本体3aのボス37を嵌入して、角穴372の両側縁にボス37の両側の各係止爪371を係止せしめるとともに、下半部の貫通穴333にクリップ本体3aの締結部33下面の凸起332を嵌合して固定される。補強部材3bの下端の締結穴331はクリップ本体3aの締結穴331と合致している。
【0021】
図1に示すように、クリップ3は、ホイールハウス内側から、クランプ部31のベース壁311の貫通穴34へホイールハウスライナ5から突出するスタッドボルト4の先端部を嵌入しつつ、嵌合溝32をホイールアーチ部10のフランジ11に嵌合せしめる。この場合、クランプ部31の貫通穴34が縦長に形成してあるので、スタッドボルト4の車内側への突出角度とフランジ11の車内側への突出角度とが異なっていても貫通穴34に容易にスタッドボルト4を嵌入することができる。
【0022】
そして、クランプ部31はそのベース壁311を、ホイールハウスライナ5の上記取付穴51まわりに当接せしめて、ホイールハウスライナ5をホイールハウス内面へ押し付けつつ、クランプ部31の貫通穴34の両側の係止爪35でスタッドボルト4を挟み込み、かつ両係止爪35の爪端をスタッドボルト4の外周のねじ部41のねじ山間の谷部へ係止せしめる。このとき、嵌合溝32はその最深部までホイールアーチ部10のフランジ11を嵌入し、嵌合溝32の横幅の広い上部321と中空状の下部322とで上記フランジ11を上下に挟み付けるように保持する。
【0023】
その後、オーバーフェンダ2をホイールアーチ部10に沿ってセットし、オーバーフェンダ2の図略の上縁を車体外板1の外面に沿って固着し、クリップ3の締結部33とオーバーフェンダ2のフランジ21とを上下に重ね合わせてリベット6により締結(リベット止め)する。リベット6は、鍔部を備えた円筒体で、筒内に先端がボール状のカシメ軸を挿通したリベットを用い、オーバーフェンダ2のフランジ21側(下方)から締結穴331へ嵌入し、上記カシメ軸を引き抜くことで先端が筒内へ埋没し、筒が拡径してクリップ3の締結部33とオーバーフェンダ2のフランジ21を締結する。
【0024】
本実施形態によれば、クリップ3を車体への取付けるのに、クリップ3のクランプ部31を、ホイールハウス内面に突設されたホイールハウスライナ5取付け用のスタッドボルト4に係止せしめるようにしたので、従来構造のように車体外板に穴開け加工やブラケット等の部材を設ける必要がなく作業工数を軽減できる。また、クリップ3のクランプ部31によりホイールハウスライナ5も一体にスタッドボルト4へ共締めするようにしたので、従来構造のようにホイールハウスライナ5をスタッドボルト4へ締結するナット部材等が必要ない。
【0025】
また、クリップ3は、クランプ部31をスタッドボルト4へ係合するとともに、嵌合溝32とホイールアーチ部10のフランジ11とを嵌合せしめる構造としたので、ワンタッチで作業性容易に車体へ取付けることができるうえ、クリップ3を車体へ取付けたとき、従来構造のブラケット等のように下端の締結部33が揺動することがなく、締結部33の正確な位置決めが容易にできる。従って、フランジ21の締結穴22と締結部33の締結穴331との穴位置がずれず、これらの位置を合わせる手間がかからない。尚、本実施形態ではクリップ3の締結部33とオーバーフェンダ2のフランジ21とをリベット止めしたが、これに限らず、両者を溶着や接着剤等による接着、またはビス止めとしてもよい。
【0026】
また、本発明の取付構造によれば、従来のオーバーフェンダの取付構造のように、ホイールアーチ部10のフランジ11に直接にブラケット等を締結せず、単にクリップ3の嵌合溝32でフランジ11を係止する構造としたので、フランジ11のホイールハウス側への突出量を少なくでき、これと嵌合するクリップ3のホイールハウス側への突出量も少なくてすむので、オーバーフェンダ2の取付け部とホイールハウス内のタイヤとのクリアランスが充分に確保できる。
【0027】
上記実施形態ではクリップ本体3aに補強部材3bを付設したクリップ3を用いたが、クリップ本体3aのみでもオーバーフェンダ2を固定することができる。しかしながら、補強部材3bを付設することでオーバーフェンダの取付強度を強化することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明のオーバーフェンダの取付構造によれば、オーバーフェンダを車体のホイールアーチ部へ取付ける際の作業工数を軽減でき、かつ各部材の締結穴の位置合わせ等の作業手間がかからず取付作業性を良好にできる。またオーバーフェンダ取付け部とホイールハウス内のタイヤとのクリアランスを充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーバーフェンダの取付構造を示すもので、図6のA−A線に沿う位置での断面図である。
【図2】本発明の取付構造に用いるクリップの分解斜視図である。
【図3】上記クリップの完成斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う位置での断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う位置での断面図である。
【図6】本発明を適用するオーバーフェンダの側面図である。
【図7】従来のオーバーフェンダの取付構造を示す図6のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 車体外板
10 ホイールアーチ部
11 ホイールアーチ部のフランジ
2 オーバーフェンダ
21 オーバーフェンダのフランジ
3 クリップ
3a クリップ本体
3b 補助部材
31 クランプ部
32 嵌合溝
33 締結部
34 貫通穴
35 係止爪
4 スタッドボルト
41 ねじ部
5 ホイールハウスライナ

Claims (4)

  1. 自動車のホイールハウスの内面側に、これを覆うホイールハウスライナ(5)を固定するために突設したスタッドボルト(4)を備え、かつ下縁に車内方向へ張り出すフランジ(11)を形成した車体外板(1)のホイールアーチ部(10)に、これに沿って、下縁に車内方向へ張り出すフランジ(21)を形成したオーバーフェンダ(2)をクリップ(3)を介して取付けるオーバーフェンダの取付構造であって、
    上記クリップ(3)は、上記ホイールハウスの内面側から上記オーバーフェンダ(2)のフランジ(21)側へかけて延びるクリップ本体(3a)の上端上記スタッドボルト(4)に係止するクランプ部(31)形成し、中間位置上記ホイールアーチ部(10)のフランジ(11)を嵌合する嵌合溝(32)形成し、下端上記オーバーフェンダ(2)のフランジ(21)を締結する締結部(33)形成してなり、上記クリップ本体(3a)の嵌合溝(32)を上記ホイールアーチ部(10)のフランジ(11)に嵌合するとともに、上記クランプ部(31)を上記ホイールハウスライナ(5)に貫通せしめた上記スタッドボルト(4)の先端部に係止して、上記クリップ本体(3a)と上記ホイールハウスライナ(5)と一体にホイールハウスに取付け、上記締結部(33)を上記オーバーフェンダ(2)のフランジ(21)に重ね合わせて締結する構造としたことを特徴とするオーバーフェンダの取付構造。
  2. 上記クリップ本体(3a)は、上記クランプ部(31)、上記嵌合溝(32)および上記締結部(33)を一体に成形した合成樹脂材からなる請求項1に記載のオーバーフェンダの取付構造。
  3. 上記クランプ部(31)は、上記クリップ本体(3a)の上端に上記スタッドボルト(4)を挿通可能な縦長の貫通穴(34)を設け、該貫通穴(34)の対向する開口縦縁からそれぞれ、上記スタッドボルト(4)の先端部の外周のねじ部(41)を挟み付ける係合爪(35)を延出せしめた請求項2に記載のオーバーフェンダの取付構造。
  4. 上記クリップ(3)を、上記クリップ本体(3a)と、クリップ本体(3a)の上記嵌合溝(32)および上記締結部(33)にかけての部分に重ね合わせた金属板からなる補強部材(3b)とで構成した請求項2ないし請求項3に記載のオーバーフェンダの取付構造。
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