JP2008531310A - モード変更機構を有するハンマードリルドライバ - Google Patents
モード変更機構を有するハンマードリルドライバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008531310A JP2008531310A JP2007557218A JP2007557218A JP2008531310A JP 2008531310 A JP2008531310 A JP 2008531310A JP 2007557218 A JP2007557218 A JP 2007557218A JP 2007557218 A JP2007557218 A JP 2007557218A JP 2008531310 A JP2008531310 A JP 2008531310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- hammer drill
- follower
- bypass
- drill driver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D11/00—Portable percussive tools with electromotor or other motor drive
- B25D11/06—Means for driving the impulse member
- B25D11/10—Means for driving the impulse member comprising a cam mechanism
- B25D11/102—Means for driving the impulse member comprising a cam mechanism the rotating axis of the cam member being coaxial with the axis of the tool
- B25D11/106—Means for driving the impulse member comprising a cam mechanism the rotating axis of the cam member being coaxial with the axis of the tool cam member and cam follower having the same shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/14—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/14—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
- B25B23/141—Mechanical overload release couplings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D16/00—Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
- B25D16/003—Clutches specially adapted therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D16/00—Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
- B25D16/006—Mode changers; Mechanisms connected thereto
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2216/00—Details of portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
- B25D2216/0007—Details of percussion or rotation modes
- B25D2216/0023—Tools having a percussion-and-rotation mode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2216/00—Details of portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
- B25D2216/0007—Details of percussion or rotation modes
- B25D2216/0038—Tools having a rotation-only mode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2216/00—Details of portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
- B25D2216/0084—Mode-changing mechanisms
- B25D2216/0092—Tool comprising two or more collaborating mode-changing mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2250/00—General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
- B25D2250/101—Emitting warning signals, e.g. visual or sound
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2250/00—General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
- B25D2250/165—Overload clutches, torque limiters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2250/00—General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
- B25D2250/221—Sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
ハンマードリルドライバは、出力部材を有するモータと、遊星変速機と、クラッチアセンブリと、クラッチバイパスと、を具備する。遊星変速機は、リングギアを具備し、出力部材から回転動力を受けて、回転出力を発生する。クラッチアセンブリは、リングギアに接続するクラッチ外形と、第1のフォロワーを有する第1のピンアセンブリと、第1のフォロワーを付勢してクラッチ外形に接触する、第1のバネ及び第1のピン部材と、を具備する。クラッチバイパスは、リングギアに接続するバイパス外形と、第2のフォロワーと;第2のピン部材と、バイパス外形から離れるように第2のフォロワーを付勢する、第3のバネと、第2のピン部材から離れるように第2のフォロワーを付勢する、第4のバネとを有する、第2のピンアセンブリと;を有する。ハンマードリルドライバの作動方法もまた提供される。
Description
関連出願
本願は、「モード変更機構を有するハンマードリル」の名称で2005年2月24日に出願の米国特許出願第60/655,768号に基く出願である。
本発明は、一般的にはハンマードリルドライバに係り、より特別には、そのトルクがクラッチアセンブリにより制限される、回転出力を提供するスクリュードライバモードと、そのトルクがクラッチアセンブリにより制限されない、回転出力を提供するドリルモードと、そのトルクがクラッチアセンブリにより制限されない、回転及び衝撃出力を提供するハンマードリルモードとの間で切り替えるためのシステムに関する。
本願は、「モード変更機構を有するハンマードリル」の名称で2005年2月24日に出願の米国特許出願第60/655,768号に基く出願である。
本発明は、一般的にはハンマードリルドライバに係り、より特別には、そのトルクがクラッチアセンブリにより制限される、回転出力を提供するスクリュードライバモードと、そのトルクがクラッチアセンブリにより制限されない、回転出力を提供するドリルモードと、そのトルクがクラッチアセンブリにより制限されない、回転及び衝撃出力を提供するハンマードリルモードとの間で切り替えるためのシステムに関する。
動力ツールの製造において、操作が容易で使用者に種々の機能を提供する、動力ツールを提供する試みが常に行われてきた。この試みは、所定の動力ツールが世界レベルの市場で販売される場合に、種々の市場における言葉及び文化の相違により、複雑な記号又は用語によって動力ツールの市場販売を妨げる傾向があるため、より複雑になる。
ハンマードリルドライバの運転モードの調整のための1つの構成は、「動力ツール及び機構」の名称で1998年1月6日に発行された米国特許第5,704,433号及び「動力ツール及び機構」の名称で2002年11月19日に発行されたRE37,905に開示される。これらの特許は、1つの調整カラーにおけるハンマー機構の作動及びクラッチの調整を組み合わせる、設定構成を開示する。
この構成が、世界的なスケールでハンマードリルドライバの利用者によって良好に受け入れられてきたが、増大された機能性を有するハンマードリルドライバのための簡単に使用可能なモード切替システムを提供することがわれわれの目的である。
本発明の1つの形態では、ハンマードリルドライバは、出力部材を有するモータと、遊星変速機と、クラッチアセンブリと、クラッチバイパスとを具備する、ハンマードリルドライバを開示する。リングギアを具備する遊星変速機は、出力部材から回転動力を受けて、回転出力を生成する。クラッチアセンブリは、リングギアに接続するクラッチ外形と;第1のフォロワーと、第1のピン部材と、第1のフォロワーを付勢してクラッチ外形に接触させる、第1のバネとを有する、第1のピン部材と;を有する。クラッチバイパスは、リングギアに接続するバイパス(迂回)外形と;第2のフォロワーと、第2のピン部材と、バイパス外形から離れるように第2のフォロワーを付勢する、第3のバネと、第2のピン部材から離れるように第2のフォロワーを付勢する、第4のバネとを有する、第2のピンアセンブリと;を有する。
本発明の別の形態では、変速機と、出力シャフトと、クラッチと、クラッチバイパスとを有するハンドツールを提供する手順であって、変速機は、リングギアを具備しており、クラッチは、リングギアに接続するクラッチ外形と、第1のフォロワーとを具備しており、クラッチバイパスは、リングギアと第2のフォロワーに接続する、バイパス外形を具備しており、出力シャフトは、変速機により駆動されており、第1のフォロワーは前記クラッチ外形に係合する、手順と;回転動力が出力シャフトに提供される、ドリルモード、又は回転及び衝撃動力が出力シャフトに提供される、ハンマードリルモードを選択する手順と;第2のフォロワーを動かして、バイパス外形に係合させてリングギアの回転を阻止する手順と;を具備する方法を開示する。
本発明の適用可能な更なる分野について、以降に詳細に記載される説明により明確になるであろう。詳細な説明及び特定の例は、本発明の好適な実施の形態を指示する一方で、解説だけの目的が意図されており、本発明の適用範囲を制限することは意図されないことが理解されるべきである。
本発明の別の利点及び形態は、添付図面と共に、以下の説明及び添付の請求項により明確になるであろう。
図1及び図2を参照すると、本発明の開示に従い構成されるハンマードリルドライバは一般的に、参照番号10で指示される。当業者が認識するように、ハンマードリルドライバ10は、コード式又はコードレス(バッテリ作動式)デバイスのいずれであっても良く、ハウジング12と、モータアセンブリ14と、多段変速式変速機アセンブリ16と、クラッチ機構18と、パーカッション又はハンマー機構19と、出力スピンドルアセンブリ20と、チャック22と、トリガアセンブリ24と、バッテリパック26とを具備可能である。当業者は、例えば、チャック22、トリガアセンブリ24、バッテリパック26等のハンマードリルドライバ10の幾つかの構成要素は、従来の種類のものであり、本願において特別詳しく説明する必要はないことを理解するであろう。
ハンマードリルドライバ10の従来の形態の作動のより完全な理解のために、種々の刊行物について説明されても良い。その様な刊行物の一例は、1999年4月27日発行の米国特許第5,897,454号であり、その開示は、あたかも本明細書で完全に記載されるように、文献として本明細書に組み込まれている。本明細書で説明されるものを除いて、ハウジング12とモータアセンブリ14と多段変速式変速機アセンブリ16とクラッチ機構18と出力スピンドルアセンブリ20の一部は、2002年8月13日に発行された「多段変速式動力ツール変速機」の題名の米国特許第6,431,289号において詳細に説明されるような状態で構成可能で、運転可能であり、それは、本明細書においてその全体があたかも完全に記載されるように、文献として本明細書に組みこまれる。本明細書で記載される以外は、ハンマー機構19と出力スピンドルアセンブリ20の一部は、1998年1月6日に発行された「動力ツール及び機構」の題名の米国特許第5,704,433号及び「動力ツール及び機構」の名称で2002年11月19日に発行されたRE37,905において詳細に説明されるような状態で構成可能で、運転可能であり、その開示は、あたかも本明細書で完全に記載されるように、文献として本明細書に組み込まれている。
ハウジング12は、端部キャップアセンブリ30とハンドルシェルアセンブリ32とを具備可能であり、それは、一対の適合するハンドルシェル34を具備可能である。ハンドルシェルアセンブリ32は、ハンドル部36と駆動トレイン又は本体部38を具備可能である。トリガアセンブリ24とバッテリパック26は、ハンドル部36に機械的に接続可能であり、モータアセンブリ14に電気的に接続可能である。本体部38は、モータキャビティ40と変速機キャビティ42とを具備可能である。モータアセンブリ14は、モータキャビティ40内に収容可能であり、変速機キャビティ42内に伸張可能である回転可能な出力シャフト44を具備可能である。モータピニオン46は、複数の歯車歯46aを具備可能であり、出力シャフト44に接続して回転可能である。トリガアセンブリ24とバッテリパック26は、出力シャフト44が回転する、速度及び方向を制御するように従来技術で一般的に良く知られる方法で、協働して電力をモータアセンブリ14に選択的に供給可能である。
変速機アセンブリ16は、変速機キャビティ42内に収容可能であり、速度選択機構60を具備可能である。モータピニオン46は、変速機アセンブリ16を介して出力シャフト44に接続可能であるので、比較的高速で低トルクの駆動力を変速機アセンブリ16に入力可能である。変速機アセンブリ16は、速度選択機構60により選択可能に係合して複数の速度比を提供可能である、複数の減速要素を具備可能である。各速度比は、前もって決められた方法で駆動入力の速度とトルクに乗じられて、変速機アセンブリ16の出力速度及びトルクが、比較的低速で高トルク出力と比較的高速で低トルク出力との間で所望の状態で変化することを可能にする。変速機出力は、それに対してチャック22が回転するように接続する、出力スピンドルアセンブリ20に出力されて、トルクがツールビット(図示されない)に伝達されることを可能にする。クラッチ機構18は、変速機アセンブリ16に接続して、出力スピンドルアセンブリ20に出力される、最大トルクを制御するために作動可能である。
図3を参照すると、変速機アセンブリ16は、3段3速変速機であることが出来、その変速機は、変速スリーブ200と、減速ギアセットアセンブリ202と、速度選択機構60とを具備する。示される特定の例において、速度選択機構60は、米国特許第6,431,289号に開示の速度変速機構と同一である。
更に図4から6を参照すると、変速スリーブ200は、壁部材210を具備可能であり、壁部材210は、その中に減速ギアセットアセンブリ202を配設可能である、一般的に中空変速孔又は中空キャビティ212を形成可能である。変速機スリーブ200は、本体214とベース216とを具備可能である。変速スリーブ200の本体214は、その直径が全く均一であり、ベース(基部)216に比べて直径が一般的により小さいものであり得る。ベース216の内径は、モータアセンブリ14の前端部を収容する寸法を有することが出来る。
複数の凸状ランド226は、ベース216に形成可能である。凸状ランド226は、ベース216の外面230において複数の第1の溝228と、ベース216の内面234において複数の第2の溝232とを形成可能である。第1の溝228は、整列リブ238を収容するように形成可能であり、整列リブ238は、ハンドルシェル34の内面242内に形成されて、変速スリーブ200をハンドルシェル34に対して整列可能で、変速スリーブ200とハンドルシェル34との間の相対的回転を阻止可能である。第2の溝232は、以下でより詳細に説明される。
変速スリーブ200の本体214は、円筒状の本体部246とピンハウジング部248とを具備可能である。円筒状の本体部246は、第1と第2のセットのリング係合歯254と256をそれぞれ具備可能である。
凸状ビード264は、本体部246の内部を第1と第2のハウジング部260と262にそれぞれ分離可能である。第1のセットのリング係合歯254は、本体部246の内面266に形成可能であり、凸状ビード264からベース216に向かって後方に伸張可能である。第1のセットのリング係合歯256は、本体部246の内面266に形成可能であるが、しかし凸状ビード264から前方に伸張可能である。第1と第2のセットのリング係合歯254と256の歯は、本体部246の内面266の周りに均一の間隔で配置可能である。第1と第2のセットのリング係合歯254と256の各歯の形態は、同様であって良い。
ピンハウジング部248は、本体部246から本体部246の長さの大部分にわたって半径方向外側に伸張可能である。第1と第2のアクチュエータ孔274と275は、ピンハウジング部248内に形成可能であり、変速スリーブ200のベース216を介して後方に伸張可能である。図示される特定の実施の形態において、第1及び/又は第2のアクチュエータ孔274と275は、階段状に形成可能であって、変速スリーブ200の後部において第1の直径を有する第1の部分276と、変速スリーブ200の前部においてより小さな第2の直径を有する第2の部分278とを有する。図示される例において、第1と第2のアクチュエータ孔274と275の第1の部分276は、第1のハウジング部260の壁を介して分れて、ベース216の内面234内に溝280を形成する。ピンハウジング部248は以下で、より詳細に説明される。
変速スリーブ200の残部は、米国特許第6,431,289号に開示されるものと実質的に同一であり得るので、変速スリーブ200のより詳細は、本明細書で説明される必要はない。
図3及び7を参照すると、減速ギアセットアセンブリ202は、第1の減速ギアセット302と、第2の減速ギアセット304と、第3の減速ギアセット306とを具備可能である。第1の減速ギアセット302は、作動モードで作動可能である一方で、第2と第3の減速ギアセット304と306は、作動モード及び非作動モードで作動可能である。作動モードでのオペレーションは、減速ギアセットによる速度減速及びトルク増大オペレーションを実行させる一方で、非作動モードでの減速ギアセットのオペレーションは、その減速ギアセットに供給される回転入力の速度及びトルクに概略等しい、速度及びトルクを有する出力を減速ギアセットにより提供させる。図示される特定の実施の形態において、第1と第2と第3の減速ギアセット302、304と306の各々は、遊星歯車セットである。当業者はしかし、従来技術において良く知られる種々の別のタイプの減速ギアセットが、減速ギアセットアセンブリ202を形成する、1つ以上の減速ギアセットと置き換えられても良いことを理解するであろう。
第1の減速ギアセット302は、リングギア310と、第1のセットの遊星ギア312と、第1の減速キャリア314とを具備可能である。第1のリングギア310は、環状の構造であることが出来、その内径に沿って形成可能である複数のギア歯310aを有する。クラッチ面316は、第1のリングギア310の前面318の外周に形成可能であり、以下でより詳細に説明される。第1のリングギア310は、ベース216により形成される、変速スリーブ200の中空キャビティ212の一部内に配設可能である。
第1の減速キャリア314は、平坦なシリンダの形状で形成可能であり、複数のピン322は、その後面324から伸張可能である。第1の環状部334と第2の環状部336と複数の保持タブとを有する第1のスラストワッシャ332は、第1の減速ギアセット302の後方に配置可能である。保持タブ338は、変速スリーブ200のベース216の第2の溝232(図5)に係合可能であるので、第1のスラストワッシャ332と変速スリーブ200との間の相対的回転は、阻止可能である。モータアセンブリ14は、米国特許第6,431,289号に開示される方法で変速スリーブ200に接続可能である。示された例において、モータアセンブリ14は、変速スリーブ200と協働して第1のスラストワッシャー332の軸方向の動きを防止する。第1の環状部334は、第1のリングギア310の後面342に接触し、磨耗面を提供し、第1のリングギア310が軸方向に移動可能である、量を制御する。第2の環状部336は、第1の環状部334から軸方向に離れて間隔を開けることが可能であり、第1の環状部334の前方に伸張して、それらが軸方向に移動可能である、量をやはり制御する、第1のセットの遊星ギア312のための磨耗面を提供する。
第1のセットの遊星ギア312は、複数の遊星ギア344を具備可能であり、遊星ギア344の各々は一般的に、円筒状の形状であり、その外周に形成された複数のギア歯344aと、それらの中心に形成されたピン孔346を有する。各遊星ギア344は、第1の減速キャリア314のピン322の関連する1つにおいて回転可能に支持可能であり、その歯344aが第1のリングギア310の歯310aに噛み合うように係合するように位置決め可能である。出力シャフト44のモータピニオン46の歯46aもまた、遊星ギア344の歯344aに噛み合うように係合し、モータピニオン46は、第1の減速ギアセット302のための太陽ギアとして作用する。
第1の減速ギアセット302の別の形態は、第2と第3の減速ギアセット304と306の詳細と共に、米国特許第6,431,289号に開示されるので、本明細書では詳細に説明される必要はない。簡単には、第1の減速ギアセット302は、第2の減速ギアセット304に入力可能である、第1の中間トルク出力を発生可能である。第2の減速ギアセット304は、第1の減速ギアセット302からトルクが伝達されて、第3の減速ギアセット306に出力される、第2の中間トルクを発生するように形成される。第3の減速ギアセット306は、第2の減速ギアセット304からトルクが伝達されて、出力スピンドル460(図1)に伝達可能である、出力トルクを発生するように形成される。示される特定の例において、減速ギアセットアセンブリ202の全体的なギア減速又は速度減速は、第2と第3のリングギア360と400の軸方向位置によりそれぞれ決定されており、第2と第3のリングギア360と400は、第2と第3の減速ギアセット304と306にそれぞれ関係する。より具体的には、第2と第3のリングギア360と400は各々、それらのそれぞれの減速ギアセット(304又は306)が作動状態で運転される、第1の位置と、それらのそれぞれの減速ギアセット(304又は306)が非作動状態で運転される、第2の位置との間で、速度選択機構60を介して切り替え可能である。
第2のリングギア360が、第1のピニオンに設置された場合に、第2のリングギア360の周囲の周りに形成された複数の歯370は、変速スリーブ200の内部に形成された第1のセットのリング係合歯254に係合して、それにより第2のリングギア360と変速スリーブ200とを回転不能に接続する。第2のリングギア360が、第2のピニオンに設置された場合に、歯370は、第1のセットのリング係合歯254との係合から離脱して、第2のリングギア360の内歯360aは、第1の減速キャリア314に形成された歯314aに係合して、それにより第2のリングギア360を第2の太陽ギア358と第2の減速キャリア364と共に回転させる。同様に、第3のリングギア400が第1の位置に設置された場合に、第3のリングギア400の周囲の周りに形成された複数の歯418は、伝達スリーブ200の内部に形成された第2のセットのリング係合歯256に係合して、それにより第3のリングギア400と伝達スリーブ200とを回転不能に接続する。第3のリングギア400が第2の位置に設置された場合に、歯418は、第2のセットのリング係合歯256との係合から離脱して、リングギア400の内歯400aは、第3の減速キャリア404に形成された歯404aに係合して、それにより第3のリングギア400を第3の太陽ギア398と第3の遊星キャリア404と協働させる。
上記で説明されたように、第2と第3のリングギア360と400の軸方向位置は、速度選択機構60を介して変更可能である。簡単に言えば、速度選択機構60は、速度変更入力を受信するように形成可能である、スイッチ部510と、速度変更入力に従って減速ギアセットアセンブリ202を操縦するように形成可能であるアクチュエータ部512とを具備可能である。
図示される特定の実施の形態において、アクチュエータ部512は、回転選択カム520と、複数のワイアクリップ522と、バネ部材523とを具備する。各ワイアクリップ522は、丸いワイアから形成可能であり、丸いワイアは、半円524から外側に伸張可能である、一対のタブ526を有する、半円524の形状で曲げ可能である。半円524は、第2と第3のリングギア360と400の周りで周囲方向にそれぞれ形成可能である、クリップ溝374と422内に適合するような寸法で形成可能である。ワイアクリップ522のタブ526は、中空キャビティ212から外側に、関連するクリップスロット(長穴)284,286内へ伸張可能であり、クリップスロット(長穴)284,286は、変速スリーブ200内に形成される。タブ526は、それらが変速スリーブ200の本体214の外面258から外側に伸張するように十分に長い。
回転選択カム520は、弓状の選択器本体530と、スイッチタブ532とを具備可能である。一対の第1のカムスロット540aと540bと、一対の第2のカムスロット544aと544bは、選択器本体530を通して形成可能である。選択器本体530は、滑動適合状態で、変速スリーブ200の本体部246の外径に係合するような寸法で形成される。各第1のカムスロット540aと540bは、第2のリングギア360に係合するワイアクリップ522のタブ526の内の1つを収容するような寸法で形成されるが、一方各第2のカムスロット544aと544bは、第3のリングギア400に係合するワイアクリップ522のタブ526の内の1つを収容するような寸法で形成される。各対のカムスロットは、ワイアクリップ522の関連する1つと協働するように形成されて、回転選択器カム520の回転に対応して、第2と第3のリングギア360と400のそれぞれの1つを軸方向に位置決めしており、回転選択器カム520は、スイッチ部510に関連する弓状バンド600を介して作動可能である。図示される特定の例において、選択器ボタン602は、スイッチタブ532を介して回転選択器カム520に接続しており、オペレータ又はユーザから受信される手動入力を、回転選択器カム520へ伝送するように形成される。
図3と8を参照すると、クラッチ機構18は、クラッチ部材700と、第1の係合アセンブリ702と、第1の調整機構704と、第2の係合アセンブリ1702と第2の調整機構1704とを具備可能であり、出力スピンドル20は、ハウジング又はギアケース1400と、出力スピンドル460と、設置台カラー1404とを具備可能である一方で、ハンマー機構19は、第1のカム1902と、バネ1904と、第2のカム1906と、アクチュエータ1908とを具備する。
クラッチ部材700は、第1のリングギア310の外径に固定される環状構造であることができ、それから半径方向外側に伸長する。クラッチ部材700は、第1のリングギア310の前面318内に形成される環状のクラッチ面316と、選択可能には、環状のクラッチ面316から半径方向に間隔を開けて(例えば、半径方向外側に)配置可能な、歯、ラグ(柄部)又は凹凸状部等の固定形態1316とを具備可能である。
クラッチ部材700の外径は、変速スリーブ200のベース216により形成される、中空キャビティ212の一部内で回転するような寸法で形成可能である。図示される例のクラッチ面316は、複数の山部710と谷部712により形成されるように示されており、前記山部710と谷部712は、約18度の角度で形成される一連の傾斜を形成するようにお互いに対して配置される。当業者はしかし、別のクラッチ面の形態もまた使用されても良いことを理解するであろう。
第1の係合アセンブリ702は、ピン部材720と、フォロワーバネ722と、フォロワー724とを具備可能である。ピン部材720は、変速スリーブ200のピンハウジング部248に形成される、第1のアクチュエータ孔274(図6)の第2の部分278(図6)内で滑動適合するような寸法で形成される、外径を有する円筒状の本体部730を具備可能である。ピン部材720はまた、チップ(先端)部732と頭部734とを具備する。チップ部732は、調整機構704と係合するように形成されており、示される例において、ピン部材720の本体部730の端部に形成されており、球状の半径により区画される。頭部734は、チップ部732に対向する本体部730の端部に接続しており、アクチュエータ孔274(図6)の第1の部分276(図6)内に滑動適合するような寸法を有する平坦なシリンダ又は樽の形で形成される。従って、頭部734は、ピン部材720がアクチュエータ孔274(図6)から外へ前方に押されることを防止する。
フォロワーバネ722は、その外径がアクチュエータ孔274(図6)の第1の部分276(図6)内に滑動適合するような寸法を有する、圧縮バネである。フォロワーバネ722の前端部は、ピン部材720の頭部734に接触するが、その一方でフォロワーバネ722の対向する端部は、フォロワー724に接触する。フォロワー724の端部分740は、円筒状形状であり、フォロワーバネ722の内径内に滑動適合するような寸法を有する。これに関して、フォロワーの端部分740は、バネフォロワーとして作用して、それが圧縮される場合に、フォロワーバネ722が曲がることを防止する。フォロワー724はまた、円筒状形状の本体部746と先端部748とフランジ部750とを有する、フォロワー部744を有する。本体部746は、アクチュエータ孔274の第1の部分276内に滑動適合するような寸法を有する。先端部748は、クラッチ面316に係合するように形成されており、示される例において、フォロワー724の本体部746の端部に形成されており、球状の半径により区画される。フランジ部750は、本体部746と端部分740との間の交差部に形成される。フランジ部750は、実質的に平らであり、フォロワーバネ722により作用する、付勢力を受けるように形成される。
第1の調整機構704は、第1の調整構造760と設定カラー762とを具備可能である。第1の調整構造760は、出力スピンドルアセンブリ20のギアケース1400の周りに適合するような寸法を有する、実質的に中空のシリンダの形で形成可能である。第1の調整構造760は、調整外形770がその中に形成される環状面768を具備可能である。更に図9を参照すると、調整外形770は、第1の調整部分772と、最後の調整部分774と、複数の中間調整部分776と、第1の調整部分772と最後の調整部分774との間の選択可能な傾斜部778とを具備可能である。図示される実施の形態において、第2の傾斜部779は、最後の中間調整部分776zと最後の調整部分774との間に具備される。また図示される特定の実施の形態において、第1の調整部分772から中間調整部分の最後のもの776zを通る調整外形770の一部は、一定の傾斜を有する傾斜部として形成される。
設定カラー762は、第1の調整構造760に接続可能であり、複数の凸状の把持面790を具備可能であり、凸状の把持面790は、ハンマードリルドライバ10の使用者が設定カラー762と調整構造760の両者を良好に回転可能にして、調整外形770を調整部分772、774と776の内の所望の1つにおいて設定する。設定指示器は、出力スピンドルアセンブリ20のハウジング部766に対して調整外形770の位置を指示するように使用可能である。設定指示器は、出力スピンドルアセンブリ20に形成される矢印792(図2)と、設定カラー762の周囲に刻印されたスケール796を具備可能である。
第2の係合アセンブリ1702は、第1のピン1730と、第2のピン1720と、第1のバネ1733と、第2のバネ1735とを具備可能である。第1のピン1730は、外径を有する円筒状本体部を具備可能であり、前記外径は、変速スリーブ200のピンハウジング部248に形成される第2のアクチュエータ孔275(図5)の第2の部分278(図6)に滑動適合するような寸法を有する。第2のピン1720はまた、先端部1732と、フォロワー1724とを具備可能である。先端部1732は、第2の調整機構1704に係合するように形成可能である。示される例において、圧縮バネであり得る第1のバネ1733は、変速スリーブ200と、第2のピン1720の円筒状本体部の周りに形成された環状のフランジとの間に配設されており、先端部1732が第2の調整機構1704に係合するように、第2のピン1720を前方に押して第1のピン1730に接触させる。フォロワー1724の端部分1740は、クラッチ部材700又は代わりに環状のクラッチ面316に形成される固定形態1316に係合するように形成可能である。圧縮バネであり得る第2のバネ1735は、第1のピン1730と第2のピン1720との間に配設可能であり、第2のピン1720が軸方向後方に動くことを制限する状態で(例えば、第2のピン1720が、固定形態1316が形成される構造に軸方向において直線に並ぶ場合に)、第1のピン1730が軸方向に動くことを可能に出来る。
第2の調整機構1704は、第2の調整構造1760を具備可能であり、本例のように、設定カラー762又は別個の設定カラー(図示されない)を使用可能である。第2の調整構造1760は、第1の調整構造760から半径方向に離れた(例えば、半径方向外側に)出力スピンドルアセンブリ20のギアケース1400の周りに適合するような寸法である、実質的に中空のシリンダの形で形成可能である。選択可能に、第2の調整構造1760は、第1の調整構造760から(例えば、それの後方に設置されるように)偏っても良い。第2の調整構造1760は、調整外形1770が形成される環状面1768を具備可能である。調整外形1770は、第1の調整部分1772と、最後の調整部分1774と、第1の調整部分1772と最後の調整部分1774との間に配設される傾斜部1779と、ハンマー作動タブ1781とを具備可能である。
ハンマー機構19の第1のカム1902は、出力スピンドル460と一体的に形成可能であり、複数のラチェット歯1910を具備可能である。第2のカム1906は、複数の適合するラチェット歯(特には図示されない)と、複数の係合タブ1914と、複数の係合凹凸状部1916とを具備可能である。第2のカム1906は、係合タブ1914がギアケース1400の内部に形成される、対応する凹部に滑動して係合するように、ギアケース1400内に収容可能である。アクチュエータ1908は、複数の適合凹凸状部1922と、アクチュエータタブ1924とを有する本体部1920を具備可能である。アクチュエータ1908は、アクチュエータタブ1924がギアケース1400から外側に伸長するように、第2のカム1906から後方にギアケース1400内に収容されており、第2の調整構造1760上のハンマー作動タブ1781の回転経路に配置される。バネ1904は、圧縮バネであっても良く、第1と第2のカム1902と1906をお互いから離れるように付勢可能である。アクチュエータ1908は、ハンマー機構が作動しない位置に向かって捻りバネ(図示されない)により付勢されることが認識されるであろう。
図1から3及び8から11を参照すると、ツール10のオペレーションにおいて、初期の駆動トルクは、モータアセンブリ14から第1のセットの遊星ギア312へモータピニオン46により伝達されて、第1のセットの遊星ギア312を回転させる。第1のセットの遊星ギア312の回転に対応して、第1の中間トルクは、第1のリングギア310に作用する。クラッチトルクの振幅は、調整機構704により決定されており、そのクラッチトルクは、第1のリングギア310の回転に抵抗するように使用可能である。これに関連して、調整部分772、774又は776の前もって決められた1つにおける調整機構704の配置が、アクチュエータ孔274(図6)において後方にピン部材720を押して、それによりフォロワーバネ722を圧縮し、クラッチ力を発生する。クラッチ力は、フォロワー724のフランジ部750に伝達されて、フォロワー724の先端部748をクラッチ面316に係合させて、クラッチトルクを発生する。クラッチトルクの大きさが第1の中間トルクを超えると、クラッチ面316における谷部712の1つにフォロワー724の先端部748を配置することは、変速スリーブ200に対して第1のリングギア310の回転を阻止するように作動する。しかし第1の中間トルクがクラッチトルクを超えると、第1のリングギア310は、変速スリーブ200に対して回転を許容する。クラッチ面316の形態に依存して、第1のリングギア310の回転は、クラッチ力を、更なる回転に抵抗するのに十分な強さまで増大させても良い。その様な状態において、第1の中間トルクの強さが減少すると、第1のリングギア310は、反対方向に回転して、フォロワー724の先端部748をクラッチ面316において谷部712の1つに整列可能にする。もし第1のリングギア310の回転が、第1のリングギア310の回転に十分に抵抗するように、クラッチ力を十分に増大させないならば、第1のリングギア310の回転は、変速アセンブリ16を介して出力スピンドル460に伝達される、トルクの大きさを効果的に制限する。
図1から3、8、12及び13を参照すると、ドリル(掘削)作業時等において、ハンマードリルドライバ10からの比較的高いトルク出力を発揮することが望まれる状態において、設定カラー762は、「ドリル位置」に回転して、第2の調整構造1760が後方にピン部材1720を間欠送りさせても良いので、それは固定形態1316と係合する。この条件において、ピン部材1720は、固定形態1316と協働して、フォロワー724によりクラッチ面316に作用する力に関係なく、且つ第1の遊星ギア344により第1のリングギア310に作用するトルクに関係なく、第1のリングギア310の回転を阻止する。
第1のリングギア310の回転は、固定形態1316とのピン部材1720の係合を介して阻止されるので、当業者は、第1の調整構造760が所望のレベルにおいてフォロワーバネ722により作用させられる力の大きさを設定するように形成されても良いことを認識しており、前記所望のレベルは、最後の調整部分1774により生じる、最大トルク設定(値)より小さいレベルであり得る。
図1から3、8、14及び15を参照すると、ハンマードリルドライバ10からの比較的高いトルク出力を有する軸方向の衝撃を発揮することが望まれる状態において、設定カラー762は、「ドリル位置」を過ぎて「ハンマードリル位置」へ回転して、第2の調整構造1760におけるハンマー作動タブ1781が、バネ1904の付勢力に対抗してギアケース1400において第2のカム1906を後方に間欠送りさせても良いので、第1のカム1902のラチェット歯1910は、第2のカム1906のラチェット歯に係合する。出力スピンドル460は、軸方向に変位可能であるが変速アセンブリ16の出力部材460aに回転するように接続するので、出力スピンドル460は、従来技術において既知である状態で、それが、第2のカム1906のラチェット歯とのラチェット歯1910の係合によって回転する際に往復動する。示される特定の例において、第2の調整構造1760は、後方の位置にピン部材1720を(ドリル位置に対して)保持するように形成可能であるので、それは固定形態1316と係合した状態を維持する。
ハンマードリルドライバが、共通の設定カラーを分け合う、一対の調整機構を使用する限りこの様に説明されるが、当業者は、本発明が、より広い形態において、幾分異なった状態で形成されても良いことを認識する。例えば、第1と第2の調整機構704aと1704aは、図16と17に示されるように形成されても良い。この配置において、ハンマードリルドライバ10aは、説明されたハンマードリルドライバ10と実質的に同一であるが、しかし単一の調整カラー762を使用してクラッチアセンブリ18aのトルク設定(値)を制御するよりむしろ、第1のリングギア310(図3)を固定してクラッチアセンブリ18aとハンマー機構19aの運転状態を迂回(バイパス)しており、ハンマードリルドライバ10aは、第1の調整構造760を選択的に配置するように使用可能である、設定カラー762aと;設定カラー762aから軸方向に偏っていて且つ第2の調整構造1760aを選択的に配置するように使用可能である、第2の設定カラー1762aと;を具備可能である。この例において、設定カラー762a及び第2の設定カラー1762aは、もう一方とは独立して調整されても良い。
図18と19の例において、本発明の開示に従って構成される第3のハンマードリルドライバは一般的に、参照番号10bで示される。ハンマードリルドライバ10bは、ハンマー作動タブ1781bが第2の設定カラー1762bとよりむしろ、設定カラー762b(例えば、第1の調整構造760bに形成された)に関連可能であること以外は、ハンマードリルドライバ10aと実質的に同一である。
ハンマードリルドライバ10bをスクリュードライバモード(即ち、クラッチアセンブリ18bが、出力スピンドル460に伝達されるトルクを制限可能である、「作動」状態にある状態)で作動させるために、第2の設定カラー1762bは、第1の位置に配置されており、第1の位置では、ピン部材1720は、固定形態1316との係合から離脱しており、設定カラー762bは、複数のトルク設定の任意の1つへ回転可能であり、それにより第1の調整構造760bを調整部分772、774又は776の前もって決められた1つに配置してクラッチ力を選択的に調整する。ハンマードリルドライバ10bをドリルモード(即ち、クラッチアセンブリ18bが、「バイパス」状態にある状態)で作動させるために、第2の設定カラー1762bは、第2の位置に配置されており、第2の位置では、ピン部材1720は、固定形態1316と係合して、第1のリングギア310の回転を阻止する。ハンマードリルドライバ10bをハンマードリルモードで作動させるために、設定カラー762bは、ハンマー作動設定に配置されており、それは、設定カラー762bに関連するハンマー作動タブ1781bによって、ギアケース1400(図3)において第2のカム1906(図3)を前方に間欠的に駆動させる。この例において、ハンマードリルドライバ10bは、クラッチアセンブリ18bが作動状態にあり且つハンマー機構19bが駆動されている、第4のモードで作動させられても良い。この関係において、設定カラー762bは、ハンマー作動設定に配置される一方で、第2の設定カラー1762bは、ピン部材1720が固定形態1316との係合から離脱する、第1の位置に配置される。オペレーションのこの第4のモードは、例えば、ネジ式固定具を取り外すことにおいて有用であっても良く、ネジ式固定具の場合は、固定具の取り外しが、腐食又はロックタイト(Loctite(登録商標))等のネジ式固定部分の固定具への適用によって、より難しくなる。
当業者は、クラッチアセンブリ18がドリルモード及びハンマードリルモードの両方において迂回されてもよいので、クラッチ力の強さは、最大のクラッチ力(即ち、調整部分774と関連可能である力)、最小クラッチ力(即ち、調整部分772と関連可能であるクラッチ力)又は最大クラッチ力と最小クラッチ力との間にあるクラッチ力(即ち、中間調整部分776の内の1つと関連可能であるクラッチ力)に設定されても良いことを、この開示から認識するであろう。
当業者はまた、設定カラー762b及び第2の設定カラー1762bは、ある程度までお互いに相互作用して、オペレータが第4のモードにおいてハンマードリルドライバ10bを操作することを阻止又は防止しても良いことを、この開示から認識するであろう。この例によって、設定カラー762b及び第2の設定カラー1762bは、もしカラーのもう一方が前もって決められたモード又は位置に設定されない場合には、カラーの1つの動きを阻止するために、お互いに対して調整させられても良い。カラーの調整は、ピン又はカラーに係合するように使用されても良い別の変速要素を介して実施されても良い。この関係において、変速要素は、もし第2の設定カラー1762bが最初にドリル位置へ設定されないならば、トルク設定からハンマー作動設定への設定カラー762bの回転を阻止しても良い。ドリル位置への第2の設定カラー1762bの回転は、1セットの変速要素が設定カラー762bから収縮させてもよいので、設定カラー762bに関係する適合要素は、設定カラーがハンマー機構19bを作動させる位置へと回転する場合に、変速要素に接触しない。
同様に、変速要素は、もし設定カラー762bがハンマー機構19bを作動させる位置に設定されるならば、ドリル位置からスクリュードライバ位置への第2の設定カラー1762bの回転を阻止しても良い。ハンマー機構19bを作動させる位置への設定カラー762bの回転は、別のセットの変速要素を、設定カラー762bから、第2の設定カラー1762bに関連する適合要素に係合しても良い、位置へ後方に伸張させても良く、それにより、ドリル位置からスクリュードライバ位置への第2の設定カラー1762の回転を阻止しても良い。
図20から23の例において、本発明の開示に従って構成される第4のハンマードリルドライバは一般的に、参照番号10cで示される。ハンマードリルドライバ10cは、軸方向に移動されて固定形態1316に係合して第1のリングギア310の回転を阻止しても良い、第2のピン部材1720-cをそれが具備する以外は、ハンマードリルドライバ10bと実質的に同一である。示される例において、第2のピン部材1720-cは、出力スピンドル460cに実質的に平行に設置されており、第2のアクチュエータ孔275と同様であり得る、変速スリーブ200cのアクチュエータ孔275-cに部分的に収容される。第2のピン部材1720-cは、出力スピンドル460cに接続して出力スピンドル460cにより移動させることができる。第2のピン部材1720-cは、クラッチ部材700に形成された、固定形態1316に係合するように形成可能である、端部1740cを有するフォロワー1724cを具備可能である。
スクリュードライバモード及びドリルモードにおけるハンマードリルドライバ10cのオペレーションは、これらのモードにおけるハンマードリルドライバ10bのオペレーションと実質的に同様であるので、従って出力スピンドル460cの後方への動きが実質的に禁止されることの説明以外は、更に詳細には説明されない。あるモードにおけるハンマードリルドライバ10cのオペレーションにおいて、ハンマー機構19cが作動させられるが、しかし出力スピンドル460cは後方に移動可能であるので、力がツールに作用して出力スピンドルを後方に(図23の矢印Fの方向に)駆動する場合に、第2のピン部材1720-cはまた、後方に移動して、クラッチ部材700上の固定形態1316と係合しても良い。ハンマードリルドライバ10cがハンマードリルモードで作動させられる場合に、ピン部材1720は、固定形態1316に係合するので、第2のピン部材1720-cの固定形態1316への係合は重複である。ハンマードリルドライバ10cが第4のモードで作動させられる場合にはしかし、ピン部材1720は、固定形態1316との係合から離脱するので結局、第2のピン部材1720-cは、出力スピンドル460cをバネ1904の付勢力に抗して後方に移動させる、ツールにオペレータが力を作用させている場合は、クラッチアセンブリ18cを迂回するように使用される。従って、第4のモードのオペレーションはまた、ハンマードリルモードであるが、しかし、出力スピンドル460cを後方に移動させる、ツールに力を作用させる場合のみにおいて、クラッチアセンブリ18cの迂回を伴う。
図24と25の例において、本発明の開示に従って構成される第5のハンマードリルドライバは一般的に、参照番号10dで示される。ハンマードリルドライバ10dは、ハンマー作動タブ1781dが、設定カラー762bとよりむしろ、第3の設定カラー1763dに関係可能である以外は、ハンマードリルドライバ10aと実質的に同様である。従って、ハンマードリルドライバ10dは、第1の調整構造760dに接続可能であって且つクラッチトルクを設定するように使用可能である、設定カラー762dと、第2の調整構造1760dに接続可能であって且つクラッチアセンブリ18dを迂回又は作動させるように使用可能である、第2の設定カラー1762dと、ハンマー作動タブ1781dに関係可能であって且つハンマー機構19dを選択的に作動させるように使用可能である、第3の設定カラー1763dとを具備可能である。
ハンマードリルドライバ10dをスクリュードライバモードで作動させるために、第2の設定カラー1762dは、ピン部材1720が固定形態1316との係合から離脱する、第1の位置に配置されており、第3の設定カラー1763dは、ハンマー機構19dが作動させられない、位置に配置されており、設定カラー762dは、複数のトルク設定(値)の内の任意の1つに回転可能であり、それにより第1の調整構造760dを調整部分772,774又は776の前もって決められた1つに配置して、クラッチ力を選択的に調整する。ハンマードリルドライバ10dをドリルモードで作動させるために、第2の設定カラー1762dは、ピン部材1720が固定形態1316に係合して、第1のリングギア310の回転を阻止する、第2の位置に配置される。ハンマードリルドライバ10dをハンマードリルモードで作動させるために、第3の設定カラー1763dは、ハンマー作動設定に配置されており、それ(ハンマー作動設定への配置)は、設定カラー1763dに関連するハンマー作動タブ1781dによりギアケース1400dにおいて第2のカム1906を前方に間欠的に移動させる。本例において、ハンマードリルドライバ10dは、クラッチアセンブリ18dが作動状態にあって且つハンマー機構19dが作動させられる、第4のモードで作動させられても良い。これに関連して、第3の設定カラー1763dは、ハンマー作動設定に配置されるが、その一方で第2の設定カラー1762dは、ピン部材1720が固定形態1316との係合から離脱する、第1の位置に配置される。
もし第4のモードのハンマードリルドライバ10dのオペレーションが望まれないのであれば、ツールの工業的な設計は、設定カラー762d、1762dと1763dの所望の設置又は配置に対して使用者に警告するようなものであっても良い。これに加えて又はこれとは別に、ハンマードリルドライバは、第2の設定カラー及び第3の設定カラーがお互いに相互作用して、図26に示すように第4のモードにおいてハンマードリルドライバの設定を阻止するように形成されても良い。この例において、第2の設定カラー1762d-1は、第3の設定カラー1763d-1に関係可能である凸状ラグL-2に係合するように形成される、凸状ラグL-1を具備する。第2と第3の設定カラー1762d-1と1763d-1は、設定指示部792dの矢印に対する、第3の設定カラー1763d-1におけるハンマー記号と第2の設定カラー1762d-1におけるドリル記号との整列を介して、ハンマードリルモードに設定可能である。その状態において、図示される地点から矢印Aの方向におけるカラーの更なる回転は、機械的に阻止可能である。もし使用者がツールをドリルモードに設定しようとするならば、使用者は第3の設定カラー1763d-1を、ハンマー機構が作動しない「オフ」の位置に単純に回転しても良い。もし使用者がハンマードリルモードから直接的にスクリュードライバモードに変更しようとするならば、使用者は第2の設定カラー1762d-1を回転して、設定指示部792dの矢印を第2の設定カラー1762d-1のスクリュー記号に整列させることが出来る。ラグL-1とL-2はお互いに係合するので、矢印Bの方向の第2の設定カラー1762d-1の回転は、ハンマー機構を不作動にできるように、第3の設定カラー1763d-1を対応するように回転させる。同様に、もしカラーがスクリュードライバモードに設定されており、使用者がツールをハンマードリルモードに設定することを望むならば、使用者は、第3の設定カラー1763d-1を回転させて、設定指示部792dの矢印を第3の設定カラー1763d-1の適切な記号に整列させることが出来る。ラグL-1とL-2はお互いに係合するので、矢印Aの方向の第3の設定カラー1763d-1の回転は、クラッチアセンブリを迂回するように、第2の設定カラー1762d-1を対応するように回転させる。
図27の例において、3基のアクチュエータを使用してクラッチアセンブリのトルクを設定する、別の例、クラッチアセンブリの迂回状態又は作動状態、及びハンマー機構の作動状態又は不作動状態が図解される。この例において、設定カラー762dは、クラッチ力を設定するように使用可能であり、第2の設定カラー1762d-2は、クラッチアセンブリを迂回又は作動させるように使用可能であり、更にスライダースイッチ1763d-2は、ハンマー機構を作動させるか又は作動させないように使用可能である。図示されないが、ハンマー機構の回転作動からハンマー機構の軸方向作動への変更は、当業者の能力の範囲内に十分収まる(例えば、1994年9月6日に発行された「動力駆動回転式ツールの動力変速機構」の題名の米国特許第5,343,961号を参照のこと、その開示は、本明細書においてあたかも完全に記載されるように、文献として本明細書に組み込まれる)。
図示されるように、第2の設定カラー1762d-2は、スクリュー記号が設定指示部792dの矢印に整列し、且つ矢印Aの方向におけるスライダースイッチ1763d-2の動きが第2の設定カラー1762d-2構造により阻止されるように配置される。具体的には、第2の設定カラー1762d-2の軸方向幅は、矢印Aの方向におけるスライダースイッチ1763d-2の動きを阻止するので、ハンマー機構は作動可能ではない。もしドリルモードにおけるツールのオペレーションが望まれるならば、オペレータは、矢印Bの方向で第2の設定カラー1762d-2を単に回転させることだけが必要である。
図28を参照すると、もしハンマーモードにおけるツールのオペレーションが望まれるならば、オペレータは、第2の設定カラー1762d-2をドリル設定に最初に回転する必要があり、第2の設定カラー1762d-2の比較的より狭い部分は、スライダースイッチ1763d-2と直線的に配設される。スライダースイッチ1763d-2はその後、矢印Aの方向で移動させられてハンマー機構を作動させても良い。もしハンマー機構が作動させられて使用者がスクリューモードでツールを作動させようとするならば、使用者は、第2の設定カラー1762d-2に形成された傾斜Rがスライダースイッチ1763d-2に接触してスライダースイッチ1763d-2を矢印Aに対向する方向で押して、矢印Cの方向で第2の設定カラー1762d-2を回転させることだけが必要である。
これとは別に、迅速な移動が、第2の設定カラー1762d-2の幅広い部分と狭い部分の間で利用されても良い(例えば、傾斜Rが取り除かれて、壁は、矢印Aに実質的に平行で且つ矢印BとCに実質的に垂直に形成される)。この配置において、スライダースイッチ1763d-2は、第2の設定カラー1762d-2の狭い部分と幅広い部分との間に移行部を形成する、壁に隣接するので、オペレータは、矢印Cの方向における第2の設定カラー1762d-2の回転により、矢印Aに対向する方向でスライダースイッチ1763d-2を押すことは出来ないであろう。
図29から32の例において、本発明の開示に従って構成される第6のハンマードリルドライバは、クラッチトルクを調整するように使用される、設定カラー762eと、クラッチアセンブリを迂回又は作動させるように使用される、第2の設定カラー762eと、ハンマー機構を作動させるか又は作動させないように使用される、ハンマー作動スライダー1763eとを具備可能である。示される例において、第2の設定カラー1762eは、一対の窓Wを具備する一方で、ハンマー作動スライダー1763eは、第2の設定カラー1762e内に収容されて、ハンマードリルドライバの長手方向軸線に実質的に横に配設される。ハンマー作動スライダー1763eは、ハンマー機構のアクチュエータ1908のアクチュエータタブ1924を収容するように形成される、フック形状のハンマー作動タブ1781eを具備する。図30を特に参照すると、ハンマードリルドライバがスクリュードライバモードで使用される場合に、第2の設定カラー1762eの窓Wは、ハンマー作動スライダー1763eに整列しないので、ハンマー機構は非作動状態で維持される。図31を参照すると、ハンマードリルドライバがドリルモードで使用される場合に、第2の設定カラー1762eの窓Wは、ハンマー作動スライダー1763eに整列する。もしハンマードリルモードでのハンマードリルドライバのオペレーションが望まれるならば、使用者は窓Wに指を挿入して、矢印Aの方向でハンマー作動スライダー1763eを押してハンマー機構を作動させることだけが必要である。
示される例において、ハンマー作動スライダー1763eは、ハンマー機構が作動させられる場合に、窓Wの内の1つに伸長するので、使用者は、矢印Aに対向する方向でハンマー作動スライダー1763eを最初に押してハンマー機構を非作動にすることなしで、第2の設定カラー1762eをスクリュードライバモード位置に回転することが出来ない。これとは別に、第2の設定カラー1762eの内部は、例えば、傾斜等の、適切な形態で形成されても良く、その適切な形態は、第2の設定カラー1762eの回転において、ハンマー作動スライダー1763eに接触して、それを矢印Aの方向に対向する方向に移動させる。
図33を参照すると、本発明の開示に従って構成される第7のハンマードリルドライバは一般的に、参照番号10fで指示される。ハンマードリルドライバ10fは、クラッチトルクを選択的に調整するように使用可能である、設定カラー762fと、クラッチ機構を迂回又は作動させるように使用可能である、第2の設定カラー1762fと、第3の設定カラー1763fとを具備可能である。
第2の係合アセンブリ1702fは、ピンを具備可能であり、前記ピンは、円筒状の本体部1703fが、第3の設定カラー1763fに関係する、第2の調整外形(プロファイル)Tに係合するように形成される、第2の先端部1732f-2を具備する以外は、上記の実施の形態において使用されるピンに構造において同様である。第2の調整外形Tは、第2の設定カラー1762fに関係する、調整外形1770fと実質的に同様であることが出来、第1の調整部分1772fと、最後の調整部分1774fと、第1の調整部分1772fと最後の調整部分1774fとの間に配設される、傾斜部1779fとを具備可能である。ハンマー作動タブ1781fはまた、第3の設定カラー1763fに関係可能である。
ハンマードリルドライバ10fがスクリュードライバモードで使用されるべき場合には、第2と第3の設定カラー1762fと1763fは、回転させられて、先端部1732dと第2の先端部1732f-2は、調整外形1770fの第1の調整部分1772f及び第2の調整外形Tにそれぞれ接触する。この状態において、第2の係合アセンブリ1702fのピンは、矢印Aに対向する方向に伸長しないで、第1のリングギア310(図3)上の固定要素1316(図3)に十分に係合しており、ハンマー作動タブ1781fは、アクチュエータ1908(図3)に接触しないでハンマー機構を作動させる。
ハンマードリルドライバ10fがドリルモードで使用されるべき場合には、第2の設定カラー1762fは、回転させられて、先端部1732fは、調整外形1770fの最後の調整部分1774に接触して、第2の係合アセンブリ1702fのピンを矢印Aに対向する方向に押して、第1のリングギア310(図3)上の固定要素1316(図3)にピンを係合させる。第3の設定カラー1763fは、回転しないので、ハンマー作動タブ1781fは、アクチュエータ1908(図3)に接触しないでハンマー機構を作動させる。
ハンマードリルドライバ10fがハンマードリルモードで使用されるべき場合には、第3の設定カラー1763fは、回転させられて、ハンマー作動タブ1781fによりアクチュエータ1908を回転させて、ハンマー機構を作動させる。特には、もし第2の設定カラー1762fがドリル位置になく、第3の設定カラー1763fが回転させられてハンマー機構を作動させる場合には、第3の設定カラー1763fの回転は、第2の先端部1732f-2を、第2の調整外形Tの最後の第1の調整部分1774fに整列させて、それは、第2の係合アセンブリ1702fのピンを矢印Aに対向する方向に移動させて、第1のリングギア310(図3)上の固定要素1316(図3)にピンを係合させる。
図34を参照すると、本発明の開示に従って構成される第8のハンマードリルドライバの一部は、クラッチアセンブリを迂回又は作動させるように使用可能である、第2の設定カラー1762gと、ハンマー機構を作動させるか又は作動させないように使用可能である、第3の設定カラー1763gと、コントローラCとを具備するように示される。コントローラCは、コントロールユニットCUと、第1のスイッチS1と、第2のスイッチS2と、第1の照明L1と、第2の照明L2と、スピーカSPとを具備可能である。第2の設定カラー1762gは、第2の設定カラー1762gがクラッチアセンブリを迂回する場所に配置される場合に、第1のスイッチS1のアクチュエータA1に接触可能である、スイッチアクチュエータSA1を具備可能である。同様に、第3の設定カラー1763gは、第3の設定カラー1763gがハンマー機構を作動させる場所に配置される場合に、第2のスイッチS2のアクチュエータA2に接触可能である、スイッチアクチュエータSA2を具備可能である。スイッチアクチュエータ(例えば、SA1)と関連するスイッチ(例えば、S1)のアクチュエータ(例えば、A1)との間の接触は、スイッチにより、コントロールユニットCUにより受信される、スイッチ信号を発生させるので、コントロールユニットCUは、第1と第2のスイッチS1とS2から受信される、信号に基づいて、第2と第3の設定カラー1762gと1763gの各々の位置を識別するように形成可能である。
従って、コントロールユニットCUは、クラッチアセンブリが作動可能であるように第2の設定カラー1762gが配置され、ハンマー機構が作動可能であるように第3の設定カラー1763gが配置されるような状態を認識可能である。その様な状態において、コントロールユニットCUは、即座に又はトリガアセンブリ24gの作動(例えば、トリガスイッチの押圧)時に、下記事項の1つ以上を実施するように使用されても良い:即ち、a)1つ以上の照明L1とL2を点灯することにより視覚的アラームを、連続的状態で又は記号化されたエラーメッセージ(表示)を指示可能である、パターンのいずれかで出力すること;b)スピーカSPを有する聴覚的アラームを出力すること;C)モータアセンブリ14gのオペレーションを阻止することである。
図35を参照すると、本発明の開示に従って構成される第9のハンマードリルドライバ10hの一部は、クラッチトルクを選択的に調整するように使用可能である、設定カラー762hと、クラッチアセンブリを迂回又は作動させるように使用可能である、第2の設定カラー1762hと、ハンマー機構を作動させるか又は作動させないように使用可能である、第3の設定カラー1762hとを具備するように示される。示される特定の例において、第2と第3の設定カラー1762hと1763hの各々は、他方に対して独立して回転可能であるので、ハンマードリルドライバ10hは、第4のモードで作動させられても良い(即ち、クラッチアセンブリとハンマー機構が共に作動状態にある状態で)。ハンマードリルドライバ10hが第4のモードで不良状態で作動することを防止するために、第2と第3の設定カラー1762hと1763hの各々は、ボタン部B1とB2をそれぞれ具備しており、ボタン部B1とB2は、オペレータの指(例えば、人差し指)又は親指が第2と第3の設定カラー1762hと1763hに共に係合して、第2と第3の設定カラー1762hと1763hがスクリュードライバ位置とドリル位置とハンマードリル位置との間で同時に回転しても良いように形成可能である。第2の設定カラー1762hは、第2の設定カラー1762hの設定指示IN1がドリル記号又はハンマー記号のいずれかに直線的に配置される場合にクラッチアセンブリが迂回される、2つのドリル位置を効果的に有することが分かる。第3の設定カラー1763hは、第3の設定カラー1763hの設定指示IN2がスクリュー記号又はドリル記号のいずれかに直線的に配置される場合にハンマー機構が作動しない、2つの非作動位置を効果的に有することが同様に分かる。
上記の数例のハンマードリルドライバの使用方法では、「カラー」を使用してクラッチアセンブリを迂回又は作動させること、あるいはハンマー機構を作動させるか又は作動させないこととして、上記で説明されてきたが、当業者は、本発明がその最も広い形態において、異なった形態で形成されても良いことを認識するであろう。例えば、部分的なカラーが、クラッチアセンブリを迂回又は作動するように使用されても良く、及び/又は図36の例に示されるように、ハンマー機構を作動させるか又は作動させないように使用されても良い。この例において、ハンマードリルドライバ10iは、クラッチトルクを選択的に調整するように使用可能である、設定カラー762iと、クラッチアセンブリを迂回又は作動させるように使用可能である、第2のカラー部又は設定スライダー1762iと、ハンマー機構を作動させるか又は作動させないように使用可能である、第3のカラー部又は設定スライダー1762iとを具備可能である。
図37を更に参照すると、第2の設定スライダー1762iは、より詳細が下記で説明されるように、第3の設定スライダー1763iの一部をカバーするように使用可能である、カバー部CPを有する、実質的にL形状であっても良い。第2と第3の設定スライダー1762iと1763iの各々は、他方に対して独立して回転可能であるので、ハンマードリルドライバ10iは第4のモードで作動させられても良い(即ち、クラッチアセンブリとハンマー機構が共に作動状態にある状態で)ことが認識されるべきである。これとは別に、第2と第3の設定スライダー1762iと1763iは、お互いに相互作用して、第4のモードでのハンマードリルドライバ10iの作動を阻止するように形成されても良い。
ハンマードリルドライバ10iがスクリュードライバモードで作動させられるべき場合に、第2の設定スライダー1762iは、矢印Aの方向で移動させられるか又は回転させられるので、第2の設定スライダー1762iの設定指示IN1は、スクリュー記号に直線的に配置され、更に第3の設定スライダー1763iは、矢印Aに対向する方向で移動させられるか又は回転させられる。第2の設定スライダー1762iのカバー部CPは、ギアケース1400iに形成された、窓W1の下でギアケース1400iの一部に重なることが認識されるべきである。
図38を参照すると、ハンマードリルドライバ10iがドリルモード又はハンマードリルモードで作動させられるべき場合に、第2の設定スライダー1762iは、矢印Aに対向する方向で移動又は回転させられるので、第2の設定スライダー1762iの設定指示IN1は、ドリル及びハンマー記号に直線的に配置される。第2の設定スライダー1762iのカバー部CP(図37)は、窓W1の下でギアケース1400iの一部に重ならないので、ドリル記号及びハンマー記号は窓W1において暴露されることが認識されるべきである。ハンマードリルドライバ10iをドリルモードで作動させるために、第3の設定スライダー1763iは、指示IN2が窓W1内のドリル記号に直線的に配置されるように配置される。ハンマードリルドライバ10iをハンマードリルモードで作動させるために、第3の設定スライダー1763iは、指示IN2が窓W1内のハンマー記号に直線的に配置されるように配置される。
図39から41の例において、本発明の開示に従って構成される第11のハンマードリルドライバは、参照番号10jで一般的に指示される。この例において、ハンマードリルドライバ10jは、クラッチトルクを選択的に調整するように使用可能である、設定カラー762jと、クラッチアセンブリを迂回又は作動させるように使用可能である、第2の設定カラー1762jとを具備可能である。ハンマー機構の作動及び非作動は、速度選択機構60jを介して実施されても良い。速度選択機構60jは、回転選択カム520jが、ハンマー作動タブ1781jがそれに接続する、伸長部材EMを具備する以外は、上記の速度選択機60と実質的に同一である。
ハンマードリルドライバ10jがハンマードリルモードで作動されるべき場合に、第2の設定カラー1762jは、上記の多くの実施の形態で説明されたものと同様である状態で、クラッチ機構を迂回するように配置されており、速度選択機60jは、ハンマー作動タブ1781jがアクチュエータタブ1924に接触して、アクチュエータ1908を回転してハンマー機構を作動させるように配置される。この状態におけるハンマードリルドライバ10jの構造は、使用者が、唯一の速度比で、即ちこの場合において高速速度比において、ハンマードリルモードでハンマードリルドライバ10jを作動することを可能にすることが認識される。
本発明は、種々の実施の形態を説明する図面に示され且つ仕様書で説明されたが、当業者は、種々の変更が実施されても良く、同等形態が、請求項に規定される発明の範囲を逸脱しないで、その要素を代替しても良いことを理解するであろう。更に、種々の実施の形態間の形態、要素及び/又は機能の混合及び適合は、本明細書で十分に予想されるので、当業者は、1つの実施の形態の形態、要素及び/又は機能が別に記載されない限り、上記で認識されるように、別の実施の形態に組み込まれても良いことをこの開示から認識するであろう。更に多数の修正が、本発明の基本的な範囲から逸脱しないで、本発明の開示に対して特定の状態又は材料を適用するように実施されても良い。従って、本発明は、本発明を実施するために現在予想される最良の形態として、図面により示されていて且つ仕様書に記載される、特定の実施の形態に制限されることはなく、本発明は、前述の説明及び添付の請求項に含まれる任意の実施の形態を含むことが意図される。
Claims (16)
- ハンマードリルドライバであって、
出力部材を有するモータと、
前記出力部材から回転動力を受けていて且つ回転出力を発生する、遊星変速機であって、リングギアを具備する遊星変速機と、
前記リングギアに接続するクラッチ外形と、第1のフォロワーを有する第1のピンアセンブリとを有する、クラッチアセンブリであって、前記第1のフォロワーを付勢する第1のバネと第1のピン部材が前記クラッチ外形に接触する、クラッチアセンブリと、
前記リングギアに接続するバイパス外形を有するクラッチバイパスであって、第2のフォロワーと、第2のピン部材と、前記バイパス外形から離れるように前記第2のフォロワーを付勢する、第2のバネと、前記第2のピン部材から離れるように前記第2のフォロワーを付勢する、第4のバネとを有する、第2のピンアセンブリを有するクラッチバイパスと、
を具備するハンマードリルドライバ。 - 前記遊星変速機は、少なくとも3つの異なる速度比を提供する、多段式変速機である請求項1に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記リングギアは、前記モータに最も近い、前記変速機の変速段階に関係する請求項2に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記遊星変速機は、前記リングギアが配設される、変速スリーブを具備する請求項1に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記変速スリーブは、前記第1のピンアセンブリと前記第2のピンアセンブリの内の少なくとも1つが配設される、第1の長手方向に伸長する孔を具備する請求項4に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記第1のピンアセンブリは、前記第1の長手方向に伸長する孔に配設されており、
前記変速スリーブは、前記第2のピンアセンブリが配設される、第2の長手方向に伸長する孔を具備する請求項5に記載のハンマードリルドライバ。 - 前記クラッチ外形は、前記バイパス外形の内側方向で半径方向に配設される請求項1に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記クラッチバイパスは、第3のピンアセンブリと、モード設定スイッチと、トルク設定スイッチとを具備しており、
前記第3のピンアセンブリは、第3のフォロワーと、第3のピン部材と、前記バイパス外形から離れるように前記第3のフォロワーを付勢する第4のバネと、前記第3のピン部材から離れるように前記第3のフォロワーを付勢する第6のバネとを有しており、
前記モード設定スイッチは、前記ハンマードリルドライバを、回転出力が出力スピンドルに伝達される、第1のモードと、回転及び衝撃出力が前記出力スピンドルに伝達される、第2のモードと、に設定するために作動可能であり、
前記トルク設定スイッチは、前記第1のピンアセンブリにより前記クラッチアセンブリに作用させられる力を調整するために作動可能であり、
前記第2のフォロワーは、前記ハンマードリルドライバが、前記第2のモードで作動させられる場合に、前記バイパス外形に接触するように動かされる、請求項1に記載のハンマードリルドライバ。 - 前記第3のフォロワーは、前記トルク設定スイッチが前もって決定されたトルク設定に設定される場合に、前記バイパス外形に接触するように動かされる請求項8に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記前もって決定されたトルク設定は、最大トルク設定である請求項9に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記前もって決定されたトルク設定は、最小トルク設定である請求項9に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記モード設定スイッチは、回転式スイッチである請求項8に記載のハンマードリルドライバ。
- 前記トルク設定スイッチは、回転式スイッチである請求項8に記載のハンマードリルドライバ。
- 該ハンマードリルドライバは、回転出力が出力スピンドルに出力されていて更に前記第2のフォロファーが前記バイパス外形から間隔を開けて離れる、スクリュードライバモードと;
回転出力が前記出力スピンドルに出力されていて更に前記第2のフォロファーが前記バイパス外形に係合して前記リングギアの回転を阻止する、ドリルモードと;
回転及び衝撃出力が前記出力スピンドルに出力されていて更に前記第2のフォロファーが前記バイパス外形に係合して前記リングギアの回転を阻止する、ハンマードリルモードと;において作動可能であることを特徴とする請求項1に記載のハンマードリルドライバ。 - 変速機と、出力シャフトと、クラッチと、クラッチバイパスとを有するハンドツールを提供する手順であって、前記変速機は、リングギアを具備しており、前記クラッチは、前記リングギアに接続するクラッチ外形と、第1のフォロワーとを具備しており、前記クラッチバイパスは、前記リングギアと第2のフォロワーに接続する、バイパス外形を具備しており、前記出力シャフトは、前記変速機により駆動されており、前記第1のフォロワーは前記クラッチ外形に係合する、手順と;
回転動力が前記出力シャフトに提供される、ドリルモード、又は回転及び衝撃動力が前記出力シャフトに提供される、ハンマードリルモードを選択する手順と;
前記第2のフォロワーを動かして、前記バイパス外形に係合させて前記リングギアの回転を阻止する手順と、
を具備する方法。 - 回転動力が前記出力シャフトに提供される、スクリュードライバモードを選択する手順と;
前記第2のフォロワーを動かして、前記バイパス外形との係合を外す手順と;
を更に具備する請求項15に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US65576805P | 2005-02-24 | 2005-02-24 | |
US11/256,595 US7314097B2 (en) | 2005-02-24 | 2005-10-21 | Hammer drill with a mode changeover mechanism |
PCT/US2006/006794 WO2006091925A2 (en) | 2005-02-24 | 2006-02-24 | Hammer drill with a mode changeover mechanism |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008531310A true JP2008531310A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=36481265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007557218A Pending JP2008531310A (ja) | 2005-02-24 | 2006-02-24 | モード変更機構を有するハンマードリルドライバ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7314097B2 (ja) |
EP (1) | EP1695796B1 (ja) |
JP (1) | JP2008531310A (ja) |
CN (1) | CN1864936B (ja) |
WO (1) | WO2006091925A2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010021251A1 (ja) * | 2008-08-21 | 2010-02-25 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
JP2010046750A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Makita Corp | 電動工具 |
JP2011500348A (ja) * | 2007-10-22 | 2011-01-06 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち式工作機械 |
JP2011251355A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
JP2013035090A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Makita Corp | 電動工具 |
JP2015189004A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | ロェーム ゲーエムベーハー | ドリリング装置およびこのためのトルクリミッタ・カップリング |
CN111152164A (zh) * | 2018-11-08 | 2020-05-15 | 株式会社牧田 | 电动工具 |
JP2020116720A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
JP2021074822A (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-20 | 株式会社マキタ | 電動ドライバドリル |
Families Citing this family (132)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8414505B1 (en) | 2001-02-15 | 2013-04-09 | Hansen Medical, Inc. | Catheter driver system |
EP1690638A1 (en) * | 2005-02-09 | 2006-08-16 | BLACK & DECKER INC. | Power tool gear-train and torque overload clutch therefor |
DE102005059182A1 (de) * | 2005-12-12 | 2007-06-14 | Robert Bosch Gmbh | Betriebsartenumschalter zum Einstellen mindestens einer Betriebsart in einer Handwerkzeugmaschine |
EP1857228B1 (en) * | 2006-05-19 | 2008-07-09 | Black & Decker, Inc. | Mode change mechanism for a power tool |
CN101247100B (zh) * | 2007-02-16 | 2012-01-25 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 电动工具的控制方法及应用该控制方法的电动工具 |
US20080271904A1 (en) * | 2007-05-03 | 2008-11-06 | Mobiletron Electronics Co., Ltd. | Power hand tool |
US7806198B2 (en) | 2007-06-15 | 2010-10-05 | Black & Decker Inc. | Hybrid impact tool |
WO2009029997A1 (en) * | 2007-09-06 | 2009-03-12 | Demain Technology Pty Ltd | A mechanical assembly for a power tool |
TWM330892U (en) * | 2007-09-11 | 2008-04-21 | Mobiletron Electronics Co Ltd | Electric tool |
US7770660B2 (en) | 2007-11-21 | 2010-08-10 | Black & Decker Inc. | Mid-handle drill construction and assembly process |
US7717192B2 (en) * | 2007-11-21 | 2010-05-18 | Black & Decker Inc. | Multi-mode drill with mode collar |
US7762349B2 (en) | 2007-11-21 | 2010-07-27 | Black & Decker Inc. | Multi-speed drill and transmission with low gear only clutch |
US7854274B2 (en) * | 2007-11-21 | 2010-12-21 | Black & Decker Inc. | Multi-mode drill and transmission sub-assembly including a gear case cover supporting biasing |
US7798245B2 (en) * | 2007-11-21 | 2010-09-21 | Black & Decker Inc. | Multi-mode drill with an electronic switching arrangement |
US7717191B2 (en) | 2007-11-21 | 2010-05-18 | Black & Decker Inc. | Multi-mode hammer drill with shift lock |
US7735575B2 (en) * | 2007-11-21 | 2010-06-15 | Black & Decker Inc. | Hammer drill with hard hammer support structure |
CN201201225Y (zh) * | 2008-05-20 | 2009-03-04 | 东莞群胜粉末冶金有限公司 | 冲击钻的冲击切换装置 |
DE102008002594A1 (de) * | 2008-06-24 | 2009-12-31 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Betrieb einer Werkzeugmaschine mit Kupplungsvorrichtung |
DE102008002593A1 (de) * | 2008-06-24 | 2009-12-31 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeugmaschine mit Kupplungsvorrichtung |
US8269612B2 (en) | 2008-07-10 | 2012-09-18 | Black & Decker Inc. | Communication protocol for remotely controlled laser devices |
GB2474221B (en) * | 2008-08-06 | 2012-12-12 | Milwaukee Electric Tool Corp | Precision torque tool |
US9193053B2 (en) | 2008-09-25 | 2015-11-24 | Black & Decker Inc. | Hybrid impact tool |
CN201320752Y (zh) * | 2008-10-09 | 2009-10-07 | 南京德朔实业有限公司 | 电动工具 |
US8251158B2 (en) | 2008-11-08 | 2012-08-28 | Black & Decker Inc. | Multi-speed power tool transmission with alternative ring gear configuration |
CN101758268B (zh) * | 2008-11-25 | 2011-09-07 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 电钻 |
CN101771379B (zh) * | 2009-01-04 | 2015-02-04 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 电动工具的控制方法及执行该控制方法的电动工具 |
US8631880B2 (en) * | 2009-04-30 | 2014-01-21 | Black & Decker Inc. | Power tool with impact mechanism |
DE102009027444A1 (de) * | 2009-07-03 | 2011-01-05 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
EP2289670B1 (en) * | 2009-08-31 | 2012-07-11 | Robert Bosch GmbH | Rotary power tool |
DE102009042772A1 (de) * | 2009-09-25 | 2011-07-14 | Sauter Feinmechanik GmbH, 72555 | Antriebsvorrichtung |
US8640786B2 (en) * | 2009-10-23 | 2014-02-04 | California Institute Of Technology | Percussive augmenter of rotary drills for operating as a rotary-hammer drill |
DE102009054967A1 (de) * | 2009-12-18 | 2011-06-22 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Werkzeugmaschine mit elektrischem Antriebsmotor |
US8460153B2 (en) * | 2009-12-23 | 2013-06-11 | Black & Decker Inc. | Hybrid impact tool with two-speed transmission |
US8875804B2 (en) | 2010-01-07 | 2014-11-04 | Black & Decker Inc. | Screwdriving tool having a driving tool with a removable contact trip assembly |
US8584770B2 (en) | 2010-03-23 | 2013-11-19 | Black & Decker Inc. | Spindle bearing arrangement for a power tool |
DE102010042682A1 (de) * | 2010-10-20 | 2012-04-26 | Robert Bosch Gmbh | Bohrmaschine |
US8714888B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-05-06 | Black & Decker Inc. | Power tool transmission |
EP2635410B1 (en) | 2010-11-04 | 2016-10-12 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Impact tool with adjustable clutch |
CN102476222B (zh) * | 2010-11-24 | 2014-12-10 | 南京德朔实业有限公司 | 用于振荡工具上的开孔器 |
DE102010062099A1 (de) * | 2010-11-29 | 2012-05-31 | Robert Bosch Gmbh | Hammerschlagwerk |
DE102010063953A1 (de) * | 2010-12-22 | 2012-06-28 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
US9044850B2 (en) | 2011-07-27 | 2015-06-02 | Ingersoll-Rand Company | Twist lock gear case for power tools |
WO2012134472A1 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Ingersoll-Rand Company | Twist lock gear case for power tools |
CN102862137A (zh) | 2011-07-07 | 2013-01-09 | 杭州巨星工具有限公司 | 双向机械矫正器 |
CN106002810B (zh) * | 2011-07-07 | 2018-01-09 | 杭州巨星工具有限公司 | 双向机械转换器 |
US11059160B2 (en) | 2011-07-29 | 2021-07-13 | Black & Decker Inc. | Multispeed power tool |
US9481080B2 (en) | 2011-07-29 | 2016-11-01 | Black & Decker Inc. | Multispeed power tool |
JP5739269B2 (ja) * | 2011-08-05 | 2015-06-24 | 株式会社マキタ | 震動機構付き電動工具 |
US8517887B2 (en) * | 2011-08-31 | 2013-08-27 | Trinity Precision Technology Co., Ltd. | Clutch device |
DE102011055869A1 (de) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | Röhm Gmbh | Bohrvorrichtung |
DE102011089917B4 (de) | 2011-12-27 | 2023-12-07 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugvorrichtung |
DE102011089913A1 (de) * | 2011-12-27 | 2013-06-27 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugvorrichtung |
DE102011089919A1 (de) * | 2011-12-27 | 2013-06-27 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugvorrichtung |
US9283667B2 (en) * | 2012-01-11 | 2016-03-15 | Black & Decker Inc. | Power tool with torque clutch |
US9908182B2 (en) | 2012-01-30 | 2018-03-06 | Black & Decker Inc. | Remote programming of a power tool |
US8584359B1 (en) * | 2012-02-22 | 2013-11-19 | Thomas W. Bowman | Floating ring gear epicyclic gear system |
US9233461B2 (en) | 2012-02-27 | 2016-01-12 | Black & Decker Inc. | Tool having multi-speed compound planetary transmission |
US20130317519A1 (en) | 2012-05-25 | 2013-11-28 | Hansen Medical, Inc. | Low friction instrument driver interface for robotic systems |
DE102012209446A1 (de) * | 2012-06-05 | 2013-12-05 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschinenvorrichtung |
CN202779907U (zh) * | 2012-08-01 | 2013-03-13 | 创科电动工具科技有限公司 | 电动工具 |
US9630307B2 (en) | 2012-08-22 | 2017-04-25 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Rotary hammer |
CN204686830U (zh) * | 2012-10-19 | 2015-10-07 | 米沃奇电动工具公司 | 锤钻 |
CN104837427B (zh) | 2012-11-14 | 2017-09-22 | 不列颠哥伦比亚癌症机构分部 | 管状锤钻配件 |
CN103963028B (zh) * | 2013-02-06 | 2016-09-14 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 动力工具 |
US9668814B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-06-06 | Hansen Medical, Inc. | Infinitely rotatable tool with finite rotating drive shafts |
US9326822B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-05-03 | Hansen Medical, Inc. | Active drives for robotic catheter manipulators |
US20140277334A1 (en) | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Hansen Medical, Inc. | Active drives for robotic catheter manipulators |
US11213363B2 (en) | 2013-03-14 | 2022-01-04 | Auris Health, Inc. | Catheter tension sensing |
US9498601B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-11-22 | Hansen Medical, Inc. | Catheter tension sensing |
US9173713B2 (en) | 2013-03-14 | 2015-11-03 | Hansen Medical, Inc. | Torque-based catheter articulation |
US9452018B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-09-27 | Hansen Medical, Inc. | Rotational support for an elongate member |
US20140276647A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Hansen Medical, Inc. | Vascular remote catheter manipulator |
US20140276936A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Hansen Medical, Inc. | Active drive mechanism for simultaneous rotation and translation |
US9408669B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-08-09 | Hansen Medical, Inc. | Active drive mechanism with finite range of motion |
US20140338940A1 (en) | 2013-05-14 | 2014-11-20 | Black & Decker Inc. | Clutch and hammer assemblies for power tool |
CN104175160B (zh) * | 2013-05-21 | 2017-04-19 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 动力工具 |
US10011006B2 (en) | 2013-08-08 | 2018-07-03 | Black & Decker Inc. | Fastener setting algorithm for drill driver |
US10131042B2 (en) | 2013-10-21 | 2018-11-20 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Adapter for power tool devices |
US9980785B2 (en) * | 2013-10-24 | 2018-05-29 | Auris Health, Inc. | Instrument device manipulator with surgical tool de-articulation |
KR102332023B1 (ko) | 2013-10-24 | 2021-12-01 | 아우리스 헬스, 인크. | 로봇-보조식 내강 내부 수술용 시스템 및 이와 관련된 방법 |
US10046140B2 (en) | 2014-04-21 | 2018-08-14 | Hansen Medical, Inc. | Devices, systems, and methods for controlling active drive systems |
US10569052B2 (en) | 2014-05-15 | 2020-02-25 | Auris Health, Inc. | Anti-buckling mechanisms for catheters |
US9561083B2 (en) | 2014-07-01 | 2017-02-07 | Auris Surgical Robotics, Inc. | Articulating flexible endoscopic tool with roll capabilities |
US10328560B2 (en) | 2015-02-23 | 2019-06-25 | Brian Romagnoli | Multi-mode drive mechanisms and tools incorporating the same |
US10603770B2 (en) | 2015-05-04 | 2020-03-31 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Adaptive impact blow detection |
US10295990B2 (en) | 2015-05-18 | 2019-05-21 | Milwaukee Electric Tool Corporation | User interface for tool configuration and data capture |
WO2017044884A1 (en) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | Auris Surgical Robotics, Inc. | Instrument device manipulator for a surgical robotics system |
US9955986B2 (en) | 2015-10-30 | 2018-05-01 | Auris Surgical Robotics, Inc. | Basket apparatus |
US9949749B2 (en) | 2015-10-30 | 2018-04-24 | Auris Surgical Robotics, Inc. | Object capture with a basket |
US10231793B2 (en) | 2015-10-30 | 2019-03-19 | Auris Health, Inc. | Object removal through a percutaneous suction tube |
US10406667B2 (en) * | 2015-12-10 | 2019-09-10 | Black & Decker Inc. | Drill |
JP7189018B2 (ja) | 2016-01-05 | 2022-12-13 | ミルウォーキー エレクトリック ツール コーポレーション | 動力工具のための振動低減システム及び方法 |
WO2017136546A1 (en) | 2016-02-03 | 2017-08-10 | Milwaukee Electric Tool Corporation | System and methods for configuring a reciprocating saw |
US10454347B2 (en) | 2016-04-29 | 2019-10-22 | Auris Health, Inc. | Compact height torque sensing articulation axis assembly |
GB201610953D0 (en) | 2016-06-23 | 2016-08-10 | Black & Decker Inc | Motor end cap |
US11241559B2 (en) | 2016-08-29 | 2022-02-08 | Auris Health, Inc. | Active drive for guidewire manipulation |
KR20230096148A (ko) | 2016-08-31 | 2023-06-29 | 아우리스 헬스, 인코포레이티드 | 길이 보존 수술용 기구 |
US10543048B2 (en) | 2016-12-28 | 2020-01-28 | Auris Health, Inc. | Flexible instrument insertion using an adaptive insertion force threshold |
US10244926B2 (en) | 2016-12-28 | 2019-04-02 | Auris Health, Inc. | Detecting endolumenal buckling of flexible instruments |
WO2018187892A1 (zh) * | 2017-04-09 | 2018-10-18 | 深圳市翼动科技有限公司 | 一种防卡钻的打孔机 |
WO2018204741A1 (en) | 2017-05-05 | 2018-11-08 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Power tool |
US11026758B2 (en) | 2017-06-28 | 2021-06-08 | Auris Health, Inc. | Medical robotics systems implementing axis constraints during actuation of one or more motorized joints |
US10569395B2 (en) * | 2017-06-30 | 2020-02-25 | Wei-Ning Hsieh | Connection structure connected between wrench head of torque wrench and socket |
DE102017222006A1 (de) * | 2017-12-06 | 2019-06-06 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit einer Moduseinstelleinrichtung |
WO2019118368A1 (en) | 2017-12-11 | 2019-06-20 | Auris Health, Inc. | Systems and methods for instrument based insertion architectures |
AU2018384820B2 (en) | 2017-12-14 | 2024-07-04 | Auris Health, Inc. | System and method for estimating instrument location |
WO2019143458A1 (en) | 2018-01-17 | 2019-07-25 | Auris Health, Inc. | Surgical robotics systems with improved robotic arms |
EP3765226B1 (en) | 2018-03-16 | 2023-11-01 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Blade clamp for power tool, reciprocating power tool, and method of operating such a blade clamp |
CN213646136U (zh) | 2018-04-03 | 2021-07-09 | 米沃奇电动工具公司 | 电动工具 |
USD887806S1 (en) | 2018-04-03 | 2020-06-23 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Jigsaw |
TWI648113B (zh) * | 2018-06-14 | 2019-01-21 | 盧燦陽 | 鎚鑽 |
JP7366943B2 (ja) | 2018-06-27 | 2023-10-23 | オーリス ヘルス インコーポレイテッド | 医療器具のための位置合わせ及び取り付けシステム |
DE102018214092A1 (de) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | Robert Bosch Gmbh | Umschaltvorrichtung für einen Bohrhammer und Bohrhammer mit einer Umschaltvorrichtung |
US11673243B2 (en) | 2018-09-05 | 2023-06-13 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Blind rivet nut-setting tool |
EP3856001A4 (en) | 2018-09-28 | 2022-06-22 | Auris Health, Inc. | DEVICES, SYSTEMS AND METHODS FOR MANUAL AND ROBOTIC DRIVE MEDICAL INSTRUMENTS |
CN111185882B (zh) * | 2018-11-15 | 2021-07-23 | 龙崴股份有限公司 | 电、气动工具变速切换结构 |
JP7249797B2 (ja) | 2019-02-08 | 2023-03-31 | 株式会社マキタ | 携帯用加工機 |
WO2020197671A1 (en) | 2019-03-22 | 2020-10-01 | Auris Health, Inc. | Systems and methods for aligning inputs on medical instruments |
US11896330B2 (en) | 2019-08-15 | 2024-02-13 | Auris Health, Inc. | Robotic medical system having multiple medical instruments |
WO2021064536A1 (en) | 2019-09-30 | 2021-04-08 | Auris Health, Inc. | Medical instrument with capstan |
US11565394B2 (en) * | 2019-10-28 | 2023-01-31 | Snap-On Incorporated | Double reduction gear train |
CN112720367B (zh) * | 2019-10-29 | 2024-04-30 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 手持工具 |
CN112720366A (zh) * | 2019-10-29 | 2021-04-30 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 手持工具 |
EP4054802A4 (en) * | 2019-11-06 | 2023-08-16 | Techtronic Cordless GP | POWER TOOL AND GEAR MECHANISM FOR A POWER TOOL |
EP4084724A4 (en) | 2019-12-31 | 2023-12-27 | Auris Health, Inc. | ADVANCED BASKET TRAINING MODE |
WO2021137104A1 (en) | 2019-12-31 | 2021-07-08 | Auris Health, Inc. | Dynamic pulley system |
EP4217150A4 (en) * | 2020-09-24 | 2024-08-14 | Techtronic Cordless Gp | MULTIFUNCTION PORTABLE POWER TOOL |
US12011815B2 (en) | 2020-12-18 | 2024-06-18 | Black & Decker Inc. | Impact power tool |
JP2022158636A (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-17 | 株式会社マキタ | 電動工具及びインパクト工具 |
JP2022188996A (ja) * | 2021-06-10 | 2022-12-22 | 株式会社マキタ | 回転打撃工具 |
US20230009570A1 (en) * | 2021-07-06 | 2023-01-12 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | Impact drill |
CN114351705B (zh) * | 2022-02-22 | 2022-10-25 | 南京工业大学 | 一种用于溃口封堵快速植桩的双模式便携气动锤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11285986A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-10-19 | Scintilla Ag | 手持ち式工作機械、特に穴あけドライバ |
Family Cites Families (59)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2836272A (en) * | 1955-01-13 | 1958-05-27 | Thor Power Tool Co | Impact clutch |
US2923191A (en) * | 1958-10-21 | 1960-02-02 | Fulop Charles | Power operated, predetermined torque release, axial-impact type hand tool |
DE1478982A1 (de) | 1961-06-21 | 1970-01-02 | Licentia Gmbh | Elektromotorisch angetriebenes Handwerkzeug |
GB1056699A (en) * | 1964-07-08 | 1967-01-25 | Gkn Screws Fasteners Ltd | A tool for applying a self-piercing and self-threading screw to a workpiece |
GB1069018A (en) * | 1965-09-10 | 1967-05-17 | G N K Screws & Fasteners Ltd | Tool for piercing and screwing self-tapping screws into a workpiece |
IL30191A (en) * | 1967-06-23 | 1971-01-28 | Gkn Screws Fasteners Ltd | Method and device for screwing screws that engrave the opposite thread themselves |
DE1903434A1 (de) | 1969-01-24 | 1970-08-13 | Bautz Gmbh Josef | Vorrichtung zur Trocknung landwirtschaftlicher Gueter |
US3685594A (en) * | 1970-08-03 | 1972-08-22 | Rockwell Mfg Co | Rotary hammer or the like |
GB1357007A (en) * | 1971-04-21 | 1974-06-19 | Gkn Screws Fasteners Ltd | Power tool |
US3736992A (en) * | 1971-07-14 | 1973-06-05 | Black & Decker Mfg Co | Control collar and bearing support for power tool shaft |
DE7141263U (de) * | 1971-11-02 | 1973-04-19 | Bosch R Gmbh | Elektrowerkzeug insbesondere elektrische schlagbohrmaschine |
DE2229388C3 (de) * | 1972-06-16 | 1981-01-22 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Von Hand zu führender Bohrhammer |
DE2242944B2 (de) * | 1972-08-31 | 1981-04-23 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Bohrhammer |
US3867988A (en) * | 1973-02-02 | 1975-02-25 | Rockwell International Corp | Power tools |
US3845826A (en) * | 1973-02-23 | 1974-11-05 | Skil Corp | Rotary disconnect for a rotary hammer tool |
US3837409A (en) * | 1973-02-26 | 1974-09-24 | Skil Corp | Rotary hammer power tool |
SE377900B (ja) * | 1974-01-15 | 1975-08-04 | Atlas Copco Ab | |
JPS5629056Y2 (ja) | 1976-04-23 | 1981-07-10 | ||
DE2920065C2 (de) | 1979-05-18 | 1986-07-17 | Metabowerke GmbH & Co, 7440 Nürtingen | Motorisch angetriebene Handwerkzeugmaschine zum Bohren, Schlagbohren und Schrauben |
US4418766A (en) * | 1979-07-25 | 1983-12-06 | Black & Decker Inc. | Compact multi-speed hammer-drill |
JPS59140179U (ja) | 1983-03-07 | 1984-09-19 | リョービ株式会社 | 多目的使用電動工具のクラツチ機構 |
US4710071A (en) * | 1986-05-16 | 1987-12-01 | Black & Decker Inc. | Family of electric drills and two-speed gear box therefor |
JPS6434678A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 | Olympic Co Ltd | Speed change gear for rotary power tool |
US4810916A (en) * | 1987-12-16 | 1989-03-07 | Mcbride Scott | Rotary power tool having dual outputs |
US4986369A (en) * | 1988-07-11 | 1991-01-22 | Makita Electric Works, Ltd. | Torque adjusting mechanism for power driven rotary tools |
JPH034054U (ja) | 1989-06-01 | 1991-01-16 | ||
DE3918227C1 (ja) * | 1989-06-03 | 1990-11-15 | C. & E. Fein Gmbh & Co, 7000 Stuttgart, De | |
DE3920471C1 (ja) | 1989-06-22 | 1990-09-27 | Wagner, Paul-Heinz, 5203 Much, De | |
DE8909208U1 (de) | 1989-07-29 | 1990-03-01 | Deprag Schulz Gmbh U. Co, 8450 Amberg | Schrauber mit Drehmomentkupplung |
US5025903A (en) * | 1990-01-09 | 1991-06-25 | Black & Decker Inc. | Dual mode rotary power tool with adjustable output torque |
US5005682A (en) * | 1990-06-25 | 1991-04-09 | Sioux Tools, Inc. | Air powered torque control tool driver with automatic torque disconnect |
US5038084A (en) * | 1990-08-15 | 1991-08-06 | Wing Thomas W | Drill motor control |
DE9016415U1 (de) | 1990-12-03 | 1991-07-25 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Handgeführte Elektrowerkzeugmaschine mit einer Einrichtung zum Einstellen des Drehmoments |
JP2558753Y2 (ja) * | 1991-10-31 | 1998-01-14 | 株式会社マキタ | 回転電動工具の動力伝達機構 |
GB9304540D0 (en) * | 1993-03-05 | 1993-04-21 | Black & Decker Inc | Power tool and mechanism |
JP3372345B2 (ja) | 1993-05-26 | 2003-02-04 | 松下電工株式会社 | インパクト回転工具 |
DE9320533U1 (de) * | 1993-07-23 | 1994-09-22 | IMS Morat & Söhne GmbH, 78166 Donaueschingen | Getriebe und dessen Verwendung |
JP3372318B2 (ja) | 1993-11-25 | 2003-02-04 | 松下電工株式会社 | インパクト機構付回転工具 |
JP2602411Y2 (ja) * | 1993-11-26 | 2000-01-17 | 日立工機株式会社 | 打撃工具の切換機構 |
US5451127A (en) * | 1994-04-12 | 1995-09-19 | Chung; Lee-Hsin-Chih | Dual-function electrical hand drill |
US5897454A (en) * | 1996-01-31 | 1999-04-27 | Black & Decker Inc. | Automatic variable transmission for power tool |
SE9600933D0 (sv) * | 1996-03-11 | 1996-03-11 | Atlas Copco Tools Ab | Power nutrunner |
SE9600934D0 (sv) * | 1996-03-11 | 1996-03-11 | Atlas Copco Tools Ab | Power nutrunner with torque release xclutch |
JPH1058217A (ja) | 1996-08-09 | 1998-03-03 | Ryobi Ltd | 振動ドリル |
DE19809135A1 (de) | 1998-03-04 | 1999-09-09 | Scintilla Ag | Elektrohandwerkzeugmaschine |
DE19845024C2 (de) * | 1998-09-30 | 2000-08-03 | Fein C & E | Kraftgetriebener Schrauber |
US6142242A (en) * | 1999-02-15 | 2000-11-07 | Makita Corporation | Percussion driver drill, and a changeover mechanism for changing over a plurality of operating modes of an apparatus |
KR100436697B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2004-06-22 | 오종수 | 자전거의 속도변환장치 |
JP3677190B2 (ja) * | 2000-03-03 | 2005-07-27 | 株式会社マキタ | ドライバドリルのクラッチ機構 |
US6202759B1 (en) * | 2000-06-24 | 2001-03-20 | Power Network Industry Co., Ltd. | Switch device for a power tool |
US6431289B1 (en) * | 2001-01-23 | 2002-08-13 | Black & Decker Inc. | Multi-speed power tool transmission |
US6676557B2 (en) * | 2001-01-23 | 2004-01-13 | Black & Decker Inc. | First stage clutch |
US7101300B2 (en) * | 2001-01-23 | 2006-09-05 | Black & Decker Inc. | Multispeed power tool transmission |
US6533093B2 (en) * | 2001-04-19 | 2003-03-18 | Power Network Industry Co., Ltd. | Torque adjusting device for a drill |
US6691769B2 (en) * | 2001-08-07 | 2004-02-17 | International Business Machines Corporation | Heat sink for convection cooling in horizontal applications |
AU2003259557A1 (en) * | 2002-08-27 | 2004-03-19 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electrically operated vibrating drill/driver |
JP3963323B2 (ja) * | 2003-02-07 | 2007-08-22 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
TW556637U (en) * | 2003-02-24 | 2003-10-01 | Mobiletron Electronics Co Ltd | Power tool |
US7168503B1 (en) * | 2006-01-03 | 2007-01-30 | Mobiletron Electronics Co., Ltd. | Power hand tool |
-
2005
- 2005-10-21 US US11/256,595 patent/US7314097B2/en active Active
-
2006
- 2006-02-23 CN CN2006100739288A patent/CN1864936B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2006-02-23 EP EP06110320A patent/EP1695796B1/en not_active Not-in-force
- 2006-02-24 JP JP2007557218A patent/JP2008531310A/ja active Pending
- 2006-02-24 WO PCT/US2006/006794 patent/WO2006091925A2/en active Application Filing
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11285986A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-10-19 | Scintilla Ag | 手持ち式工作機械、特に穴あけドライバ |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011500348A (ja) * | 2007-10-22 | 2011-01-06 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち式工作機械 |
US9004192B2 (en) | 2008-08-21 | 2015-04-14 | Makita Corporation | Electrical power tool |
JP2010046750A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Makita Corp | 電動工具 |
JP2010046749A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Makita Corp | 電動工具 |
WO2010021251A1 (ja) * | 2008-08-21 | 2010-02-25 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
JP2011251355A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
JP2013035090A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Makita Corp | 電動工具 |
US10245717B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-04-02 | Roehm Gmbh | Drilling device and friction clutch for a drilling device |
JP2015189004A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | ロェーム ゲーエムベーハー | ドリリング装置およびこのためのトルクリミッタ・カップリング |
CN111152164A (zh) * | 2018-11-08 | 2020-05-15 | 株式会社牧田 | 电动工具 |
JP2020116720A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
US11498190B2 (en) | 2019-01-28 | 2022-11-15 | Makita Corporation | Power tool |
JP7253397B2 (ja) | 2019-01-28 | 2023-04-06 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
JP2021074822A (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-20 | 株式会社マキタ | 電動ドライバドリル |
JP7458167B2 (ja) | 2019-11-08 | 2024-03-29 | 株式会社マキタ | 電動ドライバドリル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2006091925A2 (en) | 2006-08-31 |
CN1864936A (zh) | 2006-11-22 |
EP1695796A3 (en) | 2009-09-09 |
CN1864936B (zh) | 2010-05-12 |
EP1695796A2 (en) | 2006-08-30 |
US7314097B2 (en) | 2008-01-01 |
US20060201688A1 (en) | 2006-09-14 |
EP1695796B1 (en) | 2011-08-03 |
WO2006091925A3 (en) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008531310A (ja) | モード変更機構を有するハンマードリルドライバ | |
US7121361B2 (en) | Electric power tool with improved speed change gearing | |
AU2002237814B2 (en) | Multispeed power tool transmission | |
US6502648B2 (en) | 360 degree clutch collar | |
JP4160393B2 (ja) | 第一段クラッチ | |
EP2199032A2 (en) | Automatic transmission for a power tool | |
EP2614931B1 (en) | Power tool with torque clutch | |
AU2002241934A1 (en) | First stage clutch | |
AU2002237814A1 (en) | Multispeed power tool transmission | |
WO2002058891A1 (en) | Housing with functional overmold | |
JP2009532212A (ja) | Pto用途において内部螺条付き爪を備えたチャック | |
EP1365890B1 (en) | Housing with functional overmold | |
AU2005100641B4 (en) | Multispeed Power Tool Transmission | |
WO2010052881A1 (ja) | 電動工具 | |
WO2002058883A1 (en) | 360 degree clutch collar | |
ZA200305662B (en) | First stage clutch. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120508 |