JPH1058217A - 振動ドリル - Google Patents
振動ドリルInfo
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- JPH1058217A JPH1058217A JP21155296A JP21155296A JPH1058217A JP H1058217 A JPH1058217 A JP H1058217A JP 21155296 A JP21155296 A JP 21155296A JP 21155296 A JP21155296 A JP 21155296A JP H1058217 A JPH1058217 A JP H1058217A
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- vibration
- transmission shaft
- locking
- drill
- lock
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Abstract
停止状態を維持することができことができる振動ドリル
の提供。 【解決手段】 モータ10の駆動を受けてスピンドル2
は回転し、チャック14に取り付けられた工具部を回転
させる。工具部を対象物に押し付けた場合、スピンドル
2は矢印91方向に移動し、固定カム7に振動カム8が
接触して軸方向への振動が発生する。クラッチハンドル
3を回転操作し、振動ドリルモードからドリルモードに
切り換えた場合、ストッパー21、22が矢印92方向
に回動して閉じる(図1B)。これによって、スピンド
ル2に固定されたベアリング4の矢印91方向への移動
が阻止され、工具部に振動が発生しないようになる。
Description
関し、特にドリル工具が軸方向に振動する振動ドリルモ
ードとドリル工具が軸方向に振動しないドリルモードと
に切り換え可能な振動ドリルに関する。
ている振動ドライバドリルを従来例として図11に示
す。この振動ドライバドリルはドライバモード、ドリル
モードおよび振動ドリルモードの3モード切り換えにな
っている。
ドル50に接続されているチャック部分にドライバ工具
を取り付け、回転駆動させてネジの締め込み等を行な
う。また、ドリルモードを選択する場合は、チャック部
にドリル工具を付け回転駆動させる。さらに、振動ドリ
ルモードを選択した場合、ドリル工具は回転しながら軸
方向に振動する。
動を受けて回転し、スピンドル50には回転ラチェット
57が一体的に固定されている。スピンドル50はベア
リング47によって支持されている。スピンドル50は
スプリング49によって常時矢印98方向に付勢されて
おり、先端の工具部を対象物に押し付けた場合、矢印9
9方向に移動するようになっている。スピンドル50
は、ライン48を限界として矢印99方向へ移動する。
歯54が形成されている。このラチェット歯54は、浅
い山の放射状の歯として形成されている。他方、この回
転ラチェット57のラチェット歯54に対向して、ラチ
ェット歯55が形成された固定ラチェット53が位置し
ている。この固定ラチェット53は矢印98、99方向
に移動可能であり、ラチェット歯55はラチェット歯5
4に噛合可能である。
リルモードの場合にのみ発生させ、ドライバモードやド
リルモードでは発生させないようにしなければならな
い。振動発生の有無は、ノブ51の回転操作によって選
択される。ノブ51はカムリング52に固定されてい
る。
A、B、Cに示す。図12Aは正面図、図12Bは図1
2Aに示すXIIB−XIIB方向の矢視断面図、図12Cは背
面図である。また、図12D、Eに固定ラチェット53
の詳細を示す。図12Dは固定ラチェット53の正面
図、図12Eは図12Dに示すXIIE−XIIE方向の矢視断
面図である。
れており、ノブ51を回転操作した場合、このノッチ5
2aと固定ラチェット53に形成されているノブ53a
との係合が外れる。ノッチ52aとノブ53aとの係合
が外れることによって、固定ラチェット53は矢印98
方向に移動し、ラチェット歯55がライン48上に位置
する。
に押し付けた場合、図11に示すように回転ラチェット
57が矢印99方向に移動しラチェット歯54とラチェ
ット歯55が噛合する。上述のように、ラチェット歯5
4、55の歯の山は浅く形成されており、回転ラチェッ
ト57はモータ駆動を受けて回転している。このため、
ラチェット歯54はラチェット歯55上を滑り、両者は
断続的に係合しながら回転する。これによって、スピン
ドル50には軸方向の振動が発生する。
C)が形成されており、この凹部52bにボール56
(図11)が嵌合することによって、上記の振動を発生
させるカムリング52の回転位置が保持される。振動を
発生させないドリルモードやドライバモードの際にはノ
ブ51を逆方向に回転させカムリング52のノッチ52
aと固定ラチェット53のノブ53aとを係合させる。
に示す状態から矢印99方向に移動し、ラチェット歯5
5と回転ラチェット57のラチェット歯54とが非接触
の状態になる。これによって、スピンドル50には軸方
向への振動が発生しなくなる。
バドリルには、次のような問題があった。工具部を振動
させる場合、ノブ51を回転操作し、固定ラチェット5
3を矢印98方向に移動させる。そして、この状態はカ
ムリング52の凹部52bとボール56との嵌合によっ
て保持されている。このため、作業中に不意に凹部52
bとボール56との嵌合が外れ、モードが切り替わって
しまおそれがある。
リルの構成では、モードにかかわらずスピンドル50は
ライン48まで常時矢印99に方向可能である。このた
め、ドライバモードやドリルモードを選択した場合でも
先端工具を対象物に押し付けた場合、スピンドル50は
矢印99方向に移動してしまい、作業性が悪いという問
題もある。
の振動状態や振動の停止状態を維持することができこと
ができる振動ドリルの提供を目的とする。
ルは、駆動部、駆動部の駆動に基づいて振動を発生させ
る振動発生部、駆動部の駆動を工具部に伝達する伝達軸
であって、軸方向に移動することによって振動位置また
は非振動位置に切り換わる伝達軸、回転操作されること
によって振動設定位置または非振動設定位置に切り換え
られる操作部、操作部が振動設定位置に位置するとき非
係止位置に切り換わり、操作部が非振動設定位置に位置
するとき係止位置に切り換わる係止部材であって、係止
部材軸を中心に回動して非係止位置または係止位置に切
り換わる係止部材、を備えており、前記伝達軸は、振動
位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受けるこ
とによって少なくとも軸方向に振動し、非振動位置に位
置するとき、振動発生部からの振動を受けず、前記係止
部材は、係止位置に位置するとき、伝達軸の係止対象部
に係止することによって伝達軸の非振動位置を維持し、
非係止位置に位置することき、伝達軸の係止対象部との
係止が解除されることによって伝達軸を非振動位置から
振動位置に切り換え可能とする、ことを特徴としてい
る。
係る振動ドリルにおいて、複数の前記係止部材が設けら
れており、複数の係止部材によって、伝達軸が貫通する
貫通空間が形成されており、各係止部材が係止位置に位
置するとき、貫通空間が閉じることによって各係止部材
は伝達軸の係止対象部に係止し、各係止部材が非係止位
置に位置するとき、貫通空間が開き、伝達軸の係止対象
部が貫通空間を移動可能に貫通することによって各係止
部材と伝達軸の係止対象部との係止が解除される、こと
を特徴としている。
たは請求項2に係る振動ドリルにおいて、前記伝達軸の
係止対象部は、伝達軸に取り付けられた軸受け部であ
る、ことを特徴としている。
たは請求項2に係る振動ドリルにおいて、付勢部材が設
けられており、前記係止部材は、付勢部材によって係止
位置から非係止位置に向けて、または非係止位置から係
止位置に向けて付勢されている、ことを特徴としてい
る。
係る振動ドリルにおいて、前記係止部材および前記付勢
部材は前記操作部に収納されている、ことを特徴として
いる。
たは請求項2に係る振動ドリルにおいて、前記操作部の
回転操作に連動しない不動当接部が設けられており、前
記係止部材は、操作部が回転操作されたとき不動当接部
に当接することによって係止位置から非係止位置に、ま
たは非係止位置から係止位置に切り換わる、ことを特徴
としている。
動部の駆動に基づいて振動を発生させる振動発生部、駆
動部の駆動を工具部に伝達する伝達軸であって、軸方向
に移動することによって振動位置または非振動位置に切
り換わる伝達軸、駆動部の駆動を伝達軸に伝達するクラ
ッチ機構であって、工具部に所定の設定負荷が加わった
場合、伝達軸への駆動部の駆動を遮断するクラッチ機
構、回転操作されることによって振動設定位置、非振動
設定位置または負荷調整設定位置に切り換えられる操作
部、操作部が振動設定位置に位置するとき非係止位置に
切り換わり、操作部が非振動設定位置または負荷調整設
定位置に位置するとき係止位置に切り換わる係止部材、
を備えており、前記伝達軸は、振動位置に位置すると
き、振動発生部からの振動を受けることによって少なく
とも軸方向に振動し、非振動位置に位置するとき、振動
発生部からの振動を受けず、前記係止部材は、係止位置
に位置するとき、伝達軸の係止対象部に係止することに
よって伝達軸の非振動位置を維持し、非係止位置に位置
することき、伝達軸の係止対象部との係止が解除される
ことによって伝達軸を非振動位置から振動位置に切り換
え可能とし、前記操作部には負荷調整斜面が形成され、
かつ負荷調整設定位置は複数設定されており、前記操作
部は、複数の負荷調整設定位置のいずれかに位置すると
き、負荷調整斜面が当該負荷調整設定位置に応じた押圧
力をクラッチ機構に加え、前記クラッチ機構は、負荷調
整斜面からの押圧力にしたがって設定負荷が変化して設
定される、ことを特徴としている。
操作部を振動設定位置または非振動設定位置に切り換え
ることによって、係止部材が非係止位置または係止位置
に切り換わる。
ことき、伝達軸は非振動位置から振動位置に切り換え可
能となり、伝達軸が振動位置に位置した場合、伝達軸は
軸方向に振動する。したがって、操作部を回転操作して
振動設定位置に切り換えることによって、容易かつ確実
に工具部を軸方向に振動させることができる。
き、伝達軸の係止対象部に係止することによって伝達軸
の非振動位置を維持する。したがって、操作部を回転操
作して非振動設定位置に切り換えることによって、容易
かつ確実に工具部の軸方向への振動を停止させることが
できる。
回動して係止位置または非係止位置に切り換わる。この
ため、簡易な構成でありながら確実に係止部材を係止位
置または非係止位置に切り換えることができ、さらに確
実に工具部の軸方向への振動状態や振動の停止状態を維
持することができことができる。
数の係止部材が設けられており、複数の係止部材によっ
て、伝達軸が貫通する貫通空間が形成されている。そし
て、各係止部材が係止位置に位置するとき、貫通空間が
閉じることによって各係止部材は伝達軸の係止対象部に
係止する。
止対象部に係止することによって、より確実に伝達軸の
非振動位置を維持し、工具部の軸方向への振動の停止状
態を維持することができことができる。また、複数の係
止部材が貫通空間を形成し、この貫通空間が閉じること
によって伝達軸の係止対象部に係止するため、係止対象
部に対し周方向から係止することができ、さらに確実に
伝達軸の非振動位置を維持することができる。
とき、貫通空間が開き、伝達軸の係止対象部が貫通空間
を移動可能に貫通することによって各係止部材と伝達軸
の係止対象部との係止が解除される。このため、簡易な
構成で容易かつ確実に伝達軸の係止対象部との係止を解
除し、確実に工具部の軸方向への振動状態を維持するこ
とができる。
達軸の係止対象部は、伝達軸に取り付けられた軸受け部
である。このように、伝達部材を円滑に回転させるため
の軸受け部を係止対象部として用いることによって、係
止対象部を別途設ける必要がなく部品点数を減少させ、
構成を簡素化することができる。
勢部材が設けられており、係止部材は、付勢部材によっ
て係止位置から非係止位置に向けて、または非係止位置
から係止位置に向けて付勢されている。したがって、係
止位置または非係止位置への切り換えを確実に行なうこ
とができる。
止部材および付勢部材は操作部に収納されている。この
ため、組み立て作業を容易に行なうことができる。
作部の回転操作に連動しない不動当接部が設けられてお
り、係止部材は、操作部が回転操作されたとき不動当接
部に当接することによって係止位置から非係止位置に、
または非係止位置から係止位置に切り換わる。このた
め、操作部の回転操作に応じて、確実に係止部材を係止
位置から非係止位置に、または非係止位置から係止位置
に切り換えることができる。
ては、操作部を振動設定位置、非振動設定位置、負荷調
整設定位置に切り換えることによって、係止部材が非係
止位置または係止位置に切り換わる。
ことき、伝達軸は非振動位置から振動位置に切り換え可
能となり、伝達軸が振動位置に位置した場合、伝達軸は
軸方向に振動する。したがって、操作部を回転操作して
振動設定位置に切り換えることによって、容易かつ確実
に工具部を軸方向に振動させることができる。
き、伝達軸の係止対象部に係止することによって伝達軸
の非振動位置を維持する。したがって、操作部を回転操
作して非振動設定位置または負荷調整設定位置に切り換
えることによって、容易かつ確実に工具部の軸方向への
振動を停止させることができる。
置のいずれかに位置するとき、負荷調整斜面が当該負荷
調整設定位置に応じた押圧力をクラッチ機構に加え、ク
ラッチ機構は、負荷調整斜面からの押圧力にしたがって
設定負荷が変化して設定される。したがって、伝達軸へ
の駆動部の駆動を遮断させるための設定負荷を容易かつ
確実に調整することができる。
向への非振動の切り換えと、設定負荷の調整とは、操作
部を回転操作することによって行なうことができる。こ
のため、工具部の軸方向への振動または軸方向への非振
動の切り換え用の操作部品を、設定負荷の調整用の操作
部と別に設ける必要がなく、部品点数を減少させること
ができ、しかも同じ操作部を回転操作するだけでよいの
で操作性を高めることができる。
ある振動ドライバドリルを図面に基づいて説明する。図
1Aは振動ドライバドリルの主要部の側面断面図、図1
Bは図1Aに示すIB−IB方向の矢視断面図、図1Cは図
1Aに示すIC−IC方向の矢視断面図である。
10が設けられており、モータ軸11はベアリング13
を介してハウジング内に支持されている。モータ軸11
にはファン12が取り付けられており、モータ軸11の
回転によってファン12は冷却用の空気を取り込む。
1Gが形成されている。そして、このモータ軸ギヤ11
Gには減速ギヤ31が噛合している。減速ギヤ31は減
速ギヤ軸31Jによって回転板32に軸支されている。
図1に表われている減速ギヤ31は1つであるが、回転
板32には3つの減速ギヤ31が軸支されており、いず
れもモータ軸ギヤ11Gに噛合している。
が形成されている。そして、この回転板ギヤ32Gに減
速ギヤ35が噛合している。減速ギヤ35は減速ギヤ軸
35Jによって回転板36に軸支されている。図1に表
われている減速ギヤ35は1つであるが、回転板36に
は3つの減速ギヤ35が軸支されており、いずれも回転
板ギヤ32Gに噛合している。
れており、この回転板ギヤ36Gに伝達軸であるスピン
ドル2のスピンドルギヤ2Gが噛合している。回転板ギ
ヤ36Gとスピンドルギヤ2Gとはスプライン結合して
おり、スピンドル2は矢印90、91方向にスライド移
動可能である。
に位置している。このクラッチ本体28の内周には内周
ギヤ28Gが形成されており、全ての減速ギヤ31、3
5は内周ギヤ28Gにも噛合している。なお、クラッチ
本体28はクラッチボックス19内に回転自在に保持さ
れている。
固定されている。また、クラッチ本体28には固定カム
7が形成されており、この固定カム7と振動カム8とは
対向して位置している。この固定カム7と振動カム8と
が本実施形態における振動発生部である。
のベアリング(軸受け部)4が設けられており、スピン
ドル2と一体的に移動する。スピンドル2の先端には、
チャック14が設けられている。このチャック14に工
具部が取り付けられる。なお、スピンドル2はスピンド
ルバネ9によって常時矢印90方向に付勢されている。
25が設けられており、このスチールボール25はクラ
ッチ本体28に当接して位置している。スチールボール
25には押圧板17が接しており、押圧板17はクラッ
チバネ15の付勢を受けてスチールボール25を矢印9
1方向に押圧する。
チ板16による加圧にしたがって調整される。このクラ
ッチ板16の詳細を図10に示す。図10Aはクラッチ
板16の正面図、図10Bは図10Aに示すXB方向から
の矢視図、図10Cは図10Aに示すXC方向からの矢視
図である。図10に示されるように、クラッチ板16に
は3ヵ所に滑り面16Mが形成されている。
あるクラッチハンドル3が設けられている。このクラッ
チハンドル3はスピンドル2を中心として回転操作可能
に取り付けられている。クラッチハンドル3の詳細を図
6に示す。クラッチハンドル3の内部には、3ヵ所に傾
斜部3aおよび平坦部3bが形成されている。
3bは長さL2に形成されている。傾斜部3a、平坦部
3bは連続的に形成されており、この傾斜部3aまたは
平坦部3bは図10に示すクラッチ板16の滑り面16
Mに接して位置している。クラッチ板16は上述のクラ
ッチバネ15の付勢を受けているため、傾斜部3aまた
は平坦部3bとクラッチ板16の滑り面16Mとは常に
接した状態に位置する。
の先端にはキャップ5が取り付けられている。キャップ
5の詳細を図7に示す。図7Aはキャップ5の背面図、
図7Bは図7Aに示すVIIB−VIIB方向の矢視断面図、図
7Cはキャップ5の正面図である。また、図7Dは図7
Aに示すVIID方向からの矢視図、図7Eは図7Aに示す
VIIE−VIIE方向の矢視断面図、図7Fは図7Aに示すVI
IF−VIIF方向の矢視断面図である。
6が形成されており、この固定爪6がクラッチハンドル
3に係合する。この係合によってキャップ5はクラッチ
ハンドル3に固定される。キャップ5には2箇所にネジ
穴5Hが形成されており、このネジ穴5Hにはそれぞれ
係止部材軸であるストッパー軸21J、22Jが螺入さ
れ、係止部材としてのストッパー21、22が取り付け
られる(図1B参照)。
す。図8Aはストッパー21の正面図であり、図8Bは
図8Aに示すVIIIB方向からの矢視図である。なお、ス
トッパー22の詳細についてもストッパー21と同様で
ある。
1J、22Jを中心に矢印92、93方向に回動可能に
保持される。図1Bにおいてストッパー21、22の間
に形成される空間(貫通空間)は、ストッパー21、2
2の回動に応じて広がり、または狭くなる。
には、付勢部材であるネジリコイルバネ23がはめ込ま
れて取り付けられる。ネジリコイルバネ23の詳細を図
8C、Dに示す。図8Cはネジリコイルバネ23の正面
図であり、図8Dは図8Cに示すVIIID方向からの矢視
図である。ネジリコイルバネ23、24は、それぞれス
トッパー21、22を矢印92方向に付勢する(図1
B)。
ジリコイルバネ23、24は、キャップ5に組み込ま
れ、クラッチハンドル3に固定される。このため、製品
の組み立て作業が容易であり、組み立て作業の効率を高
めることができる。
ル3内にはサポータ18が位置しており、このサポータ
18はクラッチボックス19にボルトによって固定され
ている。すなわち、サポータ18はクラッチハンドル3
の回転操作にかかわらず、ハウジング1内で不動の状態
で位置する。
9Aはサポータ18の正面図であり、図9Bは図9Aに
示すIXB−IXB方向の矢視断面図である。図9に示すよう
に、サポータ18にはL字型に曲げられた当接爪18
a、18bが形成されている。そして、この当接爪18
a、18bには、それぞれストッパー21、22の当接
端21K、22Kが当接可能になっている(図1B参
照)。なお、サポータ18の当接爪18a、18bが本
実施形態における不動当接部である。
ライバドリルの動作の概略を説明する。振動ドライバド
リルは、振動ドリルモード、ドリルモードおよびドライ
バモードの3モード切り換えになっている。
ック14にドリル工具を取り付ける。この振動ドリルモ
ードでは、先端のドリル工具が回転しながら軸方向に振
動を行なう。軸方向への振動は、ドリル工具を対象物に
押し付けることによって発生するようになっている。
は、軸方向への振動を行なわず、先端のドリル工具が回
転のみを行なう。また、ドライバモードを選択する場合
は、先端のチャック14にドライバ工具を取り付け回転
駆動させる。このドライバモードの場合は、ネジの締め
付け等を行なうため、トルク調整が可能になっている。
におけるトルク調整は、クラッチハンドル3を回転操作
することによって行なわれる。図5はクラッチハンドル
3の回転角度とモードの切り換えの関係を示す図であ
る。クラッチハンドル3を約20度単位で回転操作する
ことによって、振動ドリルモード、ドリルモード、第4
ドライバモード、第3ドライバモード、第2ドライバモ
ードまたは第1ドライバモードに切り換えられるように
なっている。
ドが最もトルクの強いモードであり、第3ドライバモー
ド、第2ドライバモードと順にトルクは弱くなり、第1
ドライバモードが最もトルクの弱いモードとなる。
ード位置が本実施形態における振動設定位置であり、ク
ラッチハンドル3のドリルモード位置が本実施形態にお
ける非振動設定位置である。また、クラッチハンドル3
の第4ドライバモード、第3ドライバモード、第2ドラ
イバモードまたは第1ドライバモードが、本実施形態に
おける負荷調整設定位置または非振動設定位置である。
以下に各モードの動作の詳細を説明する。
動ドリルモードを示す図である。上述のように、図1A
は振動ドライバドリルの主要部の側面断面図である。図
1Bは図1Aに示すIB−IB方向の矢視断面図であり、図
1Cは図1Aに示すIC−IC方向の矢視断面図である。ま
た、図2は振動ドライバドリルの主要部の側面断面図で
ある。
ル工具を対象物に押し付けていない状態、すなわちドリ
ル工具が回転のみを行ない、軸方向への振動を行なわな
い状態(非振動状態)を示している。このときのスピン
ドル2の位置が非振動位置である。これに対して、図2
はドリル工具を対象物に押し付けた状態、すなわち、ド
リル工具が回転しながら軸方向に振動している状態(振
動状態)を示している。このときのスピンドル2の位置
が振動位置である。
ッチハンドル3が図5に示す振動ドリルモード位置に回
転操作されることによって選択される。この場合、図1
Bに示すようにクラッチハンドル3内に位置しているス
トッパー21、22は、それぞれ当接端21K、22K
がサポーター18の当接爪18a、18bに当接し、当
接爪18a、18bによってストッパー21、22が矢
印93方向に開かれた状態になっている。このときのス
トッパー21、22の位置が、本実施形態における非係
止位置である。
に形成される貫通空間が広がり、この貫通空間をスピン
ドル2に一体的に固定されているベアリング4が貫通可
能になる。ベアリング4が貫通空間を貫通可能になるこ
とによって、スピンドル2も矢印90、91方向に移動
可能な状態になる。
体28はスチールボール25によって押圧され、クラッ
チボックス19内において回転しない不動の状態になっ
ている。すなわち、図5に示す振動ドリルモードにクラ
ッチハンドル3が位置している場合、クラッチハンドル
3の平坦部3b(図6)の部分がクラッチ板16の滑り
面16M(図10)に当接する。
チ板16の滑り面16Mに当接することによって、クラ
ッチ板16は図1に示す矢印91方向に最も強く押圧さ
れている。これによってクラッチバネ15が圧縮され、
強い付勢力で押圧板17、スチールボール25を押圧す
る。そして、このスチールボール25からの強い押圧を
受けて、クラッチ本体28はクラッチボックス19内で
不動状態になる。
転駆動はモータ軸11を介して3つの減速ギヤ31に伝
達される。上記のようにクラッチ本体28は不動状態で
あるため、クラッチ本体28の内周ギヤ28Gとモータ
軸ギヤ11Gの双方に噛合している減速ギヤ31は、自
転しながらモータ軸ギヤ11Gを中心として回転する。
回転することによって回転板32が回転を行なう。そし
て、さらに回転板32に噛合している3つの減速ギヤ3
5も回転を行ない、回転板36が回転動作を行なう。こ
のように、モータ軸11の回転は、回転板32、36を
介して減速されてスピンドル2に伝達され、ドリル工具
が回転する。
を行なっている状態)から先端のドリル工具を対象物に
押し付ける。この場合、上述のようにストッパー21、
22の間の貫通空間が開いていることによって、貫通空
間をベアリング4が貫通しスピンドル2は矢印91方向
に移動することになる。この状態を示すのが図2であ
る。
とによってスピンドル2に固定されている振動カム8
と、クラッチ本体28に形成されている固定カム7とが
接触する。両者には浅い山の歯が形成されているため、
完全には噛合せずスピンドル2の回転に従って断続的に
係合しながら振動カム8が回転する。
係合によって、スピンドル2には軸方向(矢印90、9
1方向)への振動が発生することになる。なお、ドリル
工具を対象物から離した場合、スピンドル2はスピンド
ルバネ9によって矢印90方向に復帰し、図1に示す状
態に戻る。この場合、固定カム7と振動カム8との接触
が解かれ、ドリル工具の振動が停止する。
ルモードを説明する。図3Aは振動ドライバドリルの主
要部の側面断面図、図3Bは図3Aに示すIIIB−IIIB方
向の矢視断面図である。ドリルモードを選択する場合、
図5に示すように振動ドリルモード位置からクラッチハ
ンドル3を約20度矢印92方向に回転させる。
ストッパー21、22はネジリコイルバネ23、24の
付勢を受けて、矢印92方向に回動する(図3B)。こ
れによってストッパー21、22の間の貫通空間は閉
じ、ストッパー21、22はスピンドル2を挟み込んで
当接する。このときのストッパー21、22の位置が、
本実施形態における係止位置である。
1、22によるスピンドル2への挟み込みによって、ス
トッパー21、22はベアリング4に係止する。そし
て、ベアリング4は矢印91方向への移動を阻止されス
ピンドル2は軸方向へ移動不能になる。こうして、先端
のチャック14に取り付けられたドリル工具を対象物に
押圧しても、スピンドル2は矢印91方向に移動するこ
とができず、ドリル工具は振動動作を行なわない。
ッチハンドル3の平坦部3bの部分がクラッチ板16の
滑り面16Mに当接した状態である。すなわち、図6に
示すクラッチハンドル3の平坦部3bは、クラッチハン
ドル3を振動ドリルモード位置からドリルモード位置に
回転させた場合でも、クラッチ板16の滑り面16Mに
当接するような長さL2に形成されている。
チ板16の滑り面16Mに当接していることによって、
上記振動ドリルモードの場合と同様に、スチールボール
25がクラッチ本体28を加圧し、クラッチ本体28は
クラッチボックス19内において回転不能の状態で位置
する。このため、モータ10の駆動はモータ軸11、回
転板32、36等を介してスピンドル2に減速されて伝
達される。これによって、ドリル工具は回転動作を行な
う。
ライバモードを説明する。図4Aは振動ドライバドリル
の主要部の側面断面図、図4Bは図4Aに示すIVB−IVB
方向の矢視断面図である。ドライバモードを選択する場
合、図5に示すようにドリルモード位置からクラッチハ
ンドル3を矢印92方向に回転させ、第4ドライバモー
ド、第3ドライバモード、第2ドライバモードまたは第
1ドライバモードのいずれかを選択し、トルク調整を行
なう。図4は第1ドライバモードが選択された状態を示
している。
パー21、22の間の貫通空間はネジリコイルバネ2
3、24の付勢を受けて閉じたままの状態である。この
ため、スピンドル2に固定されているベアリング4はス
トッパー21、22によって阻止され矢印91方向に移
動することができない。これによって固定カム7と振動
カム8とは離れて位置し、スピンドル2が軸方向に振動
することはない。
置する場合、クラッチハンドル3の傾斜部3a(図6)
がクラッチ板16の滑り面16M(図10)に接する。
傾斜部3aは長さL1で形成されており、第4ドライバ
モード、第3ドライバモード、第2ドライバモードまた
は第1ドライバモードの選択に対応して長さL1の範囲
内でクラッチ板16の滑り面16Mに当接する。
は、傾斜部3aの高い部分(平坦部3bに近い部分)が
滑り面16Mに当接する。そして、第3ドライバモー
ド、第2ドライバモードが選択されるにしたがって傾斜
部3aの低い部分が滑り面16Mに当接し、第1ドライ
バモードが選択された場合、傾斜部3aの低い部分が滑
り面16Mに当接する。
選択された状態であり、傾斜部3aの低い部分とクラッ
チ板16の滑り面16Mが接している。これによって、
図4Aに示すように、クラッチバネ15の圧縮が最も弱
くなり、スチールボール25を介して加えられるクラッ
チ本体28への押圧力は低下する。
とによって、クラッチ本体28はクラッチボックス19
内で回転しやすい状態になる。ここで、たとえばネジを
締め付けドライバ工具に一定の負荷が発生した場合、こ
れにしたがってスピンドル2の回転にも制限が加わる。
スチールボール25からの押圧力は低下しており、クラ
ッチ本体28はクラッチボックス19内で回転しやすい
状態になっている。このためスピンドル2に一定の制限
が加わった場合、モータ軸11によって回転していた減
速ギヤ31の回転を受け、クラッチ本体28がクラッチ
ボックス19内で回転を開始する。
31がモータ軸11を中心として回転することによって
回転板32が回転し、回転板36を介してスピンドル2
に回転駆動が伝達されている。しかし、スピンドル2に
一定の負荷が発生した場合、クラッチ本体28がクラッ
チボックス19内で回転を始めることによって、回転板
32は回転を停止し、スピンドル2へのモータ10の駆
動が遮断される。これによってドライバ工具の回転が停
止する。
定の負荷が発生した場合、回転が中断され、過剰な回転
力によって対象物のネジ溝がつぶれてしまうことはな
い。クラッチ本体28のクラッチボックス19内での回
転しやすさの度合いは、クラッチバネ15によるスチー
ルボール25への押圧力によって決定される。したがっ
て、クラッチハンドル3を図5に示す第4ドライバモー
ド、第3ドライバモード、第2ドライバモードまたは第
1ドライバモードの切り換えに応じてトルク調整を行な
うことができる。
が最も弱いトルクに反応してドライバ工具の回転が停止
するモードであり、第2ドライバモード、第3ドライバ
モードと順次、より強いトルクに反応して回転が停止す
るようになっている。そして、第4ドライバモードが選
択された場合、最も強いトルクが加えられたときにドラ
イバ工具の回転が停止するようになっている。なお、回
転板32、36、減速ギヤ31、35、クラッチ本体2
8が本実施形態におけるクラッチ機構である。
および振動カム8を例示したが、駆動部の駆動に基づい
て振動を発生させるものである限り、他の構成を用いて
もよい。また、操作部として、クラッチハンドル3を例
示したが、回転操作することによってモード切換えを行
なうことができるものであれば、他の構成を採用するこ
ともできる。
トッパー22を例示したが、伝達軸の係止対象部に係止
することによって伝達軸の非振動位置を維持することが
できるものである限り、他の構成を採用してもよい。上
記の実施形態では2つのストッパー21、22を設けて
いるが、ストッパーは1つまたは3つ以上でもよい。ま
た、上記実施形態ではスピンドル2の係止対象部として
ベアリング4を例示しているが、ベアリング4とは別途
係止対象部を設けることもできる。
1、22はそれぞれネジリコイルバネ23、24によっ
て閉じ方向(矢印92方向)に付勢されており、当接爪
18a、18bに当接することによって矢印93方向に
開くようになっている。しかし逆に付勢部を用いてスト
ッパー21、22を開く方向(矢印93方向)に付勢し
ておき、不動当接部に当接させて両者を矢印92方向に
閉じることもできる。
6、減速ギヤ31、35、クラッチ本体28を例示した
が、工具部に所定の負荷が加わった場合、伝達軸への駆
動を遮断するものである限り、他のクラッチ機構を採用
してもよい。
動ドライバドリルの振動ドリルモードを示す図であり、
Aは主要部の側面断面図、BはAに示すIB−IB方向の矢
視断面図、CはAに示すIC−IC方向の矢視断面図であ
る。
ードにおける振動状態を示す主要部の側面断面図であ
る。
を示す図であり、Aは主要部の側面断面図、BはAに示
すIIIB−IIIB方向の矢視断面図である。
ドを示す図であり、Aは主要部の側面断面図、BはAに
示すIVB−IVB方向の矢視断面図である。
ドル3の回転角度と各モードの切り換えの関係を示す図
である。
ドル3の詳細を示す図である。
詳細を示す図である。
1およびネジリコイルバネ23の詳細を示す図である。
の詳細を示す図である。
16の詳細を示す図である。
面図である。
定ラチェット53の詳細を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】駆動部、 駆動部の駆動に基づいて振動を発生させる振動発生部、 駆動部の駆動を工具部に伝達する伝達軸であって、軸方
向に移動することによって振動位置または非振動位置に
切り換わる伝達軸、 回転操作されることによって振動設定位置または非振動
設定位置に切り換えられる操作部、 操作部が振動設定位置に位置するとき非係止位置に切り
換わり、操作部が非振動設定位置に位置するとき係止位
置に切り換わる係止部材であって、係止部材軸を中心に
回動して非係止位置または係止位置に切り換わる係止部
材、 を備えており、 前記伝達軸は、 振動位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受け
ることによって少なくとも軸方向に振動し、 非振動位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受
けず、 前記係止部材は、 係止位置に位置するとき、伝達軸の係止対象部に係止す
ることによって伝達軸の非振動位置を維持し、 非係止位置に位置することき、伝達軸の係止対象部との
係止が解除されることによって伝達軸を非振動位置から
振動位置に切り換え可能とする、 ことを特徴とする振動ドリル。 - 【請求項2】請求項1に係る振動ドリルにおいて、 複数の前記係止部材が設けられており、 複数の係止部材によって、伝達軸が貫通する貫通空間が
形成されており、 各係止部材が係止位置に位置するとき、貫通空間が閉じ
ることによって各係止部材は伝達軸の係止対象部に係止
し、 各係止部材が非係止位置に位置するとき、貫通空間が開
き、伝達軸の係止対象部が貫通空間を移動可能に貫通す
ることによって各係止部材と伝達軸の係止対象部との係
止が解除される、 ことを特徴とする振動ドリル。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に係る振動ドリル
において、 前記伝達軸の係止対象部は、伝達軸に取り付けられた軸
受け部である、 ことを特徴とする振動ドリル。 - 【請求項4】請求項1または請求項2に係る振動ドリル
において、 付勢部材が設けられており、 前記係止部材は、付勢部材によって係止位置から非係止
位置に向けて、または非係止位置から係止位置に向けて
付勢されている、 ことを特徴とする振動ドリル。 - 【請求項5】請求項4に係る振動ドリルにおいて、 前記係止部材および前記付勢部材は前記操作部に収納さ
れている、 ことを特徴とする振動ドリル。 - 【請求項6】請求項1または請求項2に係る振動ドリル
において、 前記操作部の回転操作に連動しない不動当接部が設けら
れており、 前記係止部材は、操作部が回転操作されたとき不動当接
部に当接することによって係止位置から非係止位置に、
または非係止位置から係止位置に切り換わる、 ことを特徴とする振動ドリル。 - 【請求項7】駆動部、 駆動部の駆動に基づいて振動を発生させる振動発生部、 駆動部の駆動を工具部に伝達する伝達軸であって、軸方
向に移動することによって振動位置または非振動位置に
切り換わる伝達軸、 駆動部の駆動を伝達軸に伝達するクラッチ機構であっ
て、工具部に所定の設定負荷が加わった場合、伝達軸へ
の駆動部の駆動を遮断するクラッチ機構、 回転操作されることによって振動設定位置、非振動設定
位置または負荷調整設定位置に切り換えられる操作部、 操作部が振動設定位置に位置するとき非係止位置に切り
換わり、操作部が非振動設定位置または負荷調整設定位
置に位置するとき係止位置に切り換わる係止部材、 を備えており、 前記伝達軸は、 振動位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受け
ることによって少なくとも軸方向に振動し、 非振動位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受
けず、 前記係止部材は、 係止位置に位置するとき、伝達軸の係止対象部に係止す
ることによって伝達軸の非振動位置を維持し、 非係止位置に位置することき、伝達軸の係止対象部との
係止が解除されることによって伝達軸を非振動位置から
振動位置に切り換え可能とし、 前記操作部には負荷調整斜面が形成され、かつ負荷調整
設定位置は複数設定されており、 前記操作部は、複数の負荷調整設定位置のいずれかに位
置するとき、負荷調整斜面が当該負荷調整設定位置に応
じた押圧力をクラッチ機構に加え、 前記クラッチ機構は、負荷調整斜面からの押圧力にした
がって設定負荷が変化して設定される、 ことを特徴とする振動ドライバドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21155296A JPH1058217A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 振動ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21155296A JPH1058217A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 振動ドリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1058217A true JPH1058217A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16607709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21155296A Pending JPH1058217A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 振動ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1058217A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7314097B2 (en) | 2005-02-24 | 2008-01-01 | Black & Decker Inc. | Hammer drill with a mode changeover mechanism |
US7980324B2 (en) | 2006-02-03 | 2011-07-19 | Black & Decker Inc. | Housing and gearbox for drill or driver |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21155296A patent/JPH1058217A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7314097B2 (en) | 2005-02-24 | 2008-01-01 | Black & Decker Inc. | Hammer drill with a mode changeover mechanism |
US7980324B2 (en) | 2006-02-03 | 2011-07-19 | Black & Decker Inc. | Housing and gearbox for drill or driver |
US8205685B2 (en) | 2006-02-03 | 2012-06-26 | Black & Decker Inc. | Housing and gearbox for drill or driver |
US9579785B2 (en) | 2006-02-03 | 2017-02-28 | Black & Decker Inc. | Power tool with transmission cassette received in clam shell housing |
US10987793B2 (en) | 2006-02-03 | 2021-04-27 | Black & Decker Inc. | Power tool with tool housing and output spindle housing |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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