WO2010052881A1 - 電動工具 - Google Patents

電動工具 Download PDF

Info

Publication number
WO2010052881A1
WO2010052881A1 PCT/JP2009/005811 JP2009005811W WO2010052881A1 WO 2010052881 A1 WO2010052881 A1 WO 2010052881A1 JP 2009005811 W JP2009005811 W JP 2009005811W WO 2010052881 A1 WO2010052881 A1 WO 2010052881A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
lock ring
handle
rotation
connecting shaft
flange
Prior art date
Application number
PCT/JP2009/005811
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
柴田美徳
Original Assignee
株式会社 マキタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 マキタ filed Critical 株式会社 マキタ
Publication of WO2010052881A1 publication Critical patent/WO2010052881A1/ja

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles

Definitions

  • the present invention relates to an electric tool such as an electric drill provided with a handle at the rear end of a housing.
  • Some electric tools such as electric drills are provided with a handle at the rear end of a housing provided with a motor, a speed reduction mechanism, and the like. That is, the handle is gripped by one hand and the housing is directly supported by the other hand, or the side handle provided on the housing is gripped to support the electric tool and perform operations such as drilling.
  • the handle there are known a fixed type in which the handle is fixed at a fixed angle with respect to the housing as described in Patent Document 1, and a rotary type in which the handle can be rotated at a predetermined angle as described in Patent Document 2, respectively. It has been.
  • the handle is rotatably connected by mounting the cylindrical portion on the connecting shaft in a state where a flange formed on the cylindrical portion is engaged with a concave groove formed on the connecting shaft. It is characterized by.
  • the regulating means is A lock ring that is non-rotatably mounted on the connecting shaft in the cylindrical portion, and is slidable between a forward position engaged with the flange and a retracted position away from the flange; Biasing means for biasing the lock ring to the retracted position;
  • the handle is provided behind the lock ring in the tubular portion so as to be rotatable, and the lock ring is slid to the advance position against the urging force of the urging means at the first rotation position.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

電動ドリル(1)のハウジング(2)の後端に、連結軸(12)を中心としてハンドル(13)を回転可能に連結すると共に、当該連結部分に、筒状部(15)内で連結軸(12)へ回転不能且つ前後へスライド可能に外装され、前進位置で前フランジ(18)に係合するロックリング(21)と、そのロックリング(21)を後退位置へ付勢するコイルバネ(22)と、第1の回転位置でロックリング(21) を前進位置へスライドさせてハンドル(13)の回転を規制し、第2の回転位置でロックリング(21)を後退位置へスライドさせてハンドル(13)の回転規制を解除する操作ノブ(23)とからなる規制手段(20)を設けて、ハンドル(13)の回転を任意に規制操作可能とした。

Description

電動工具
 本発明は、ハウジングの後端にハンドルを設けた電動ドリル等の電動工具に関する。
 電動ドリル等の電動工具には、モータや減速機構等を設けたハウジングの後端にハンドルを設けたものがある。すなわち、一方の手でハンドルを把持し、他方の手でハウジングを直接支持或いはハウジングに設けたサイドハンドル等を把持して電動工具を支持して穿孔等の作業を行うものであるが、このようなハンドルとしては、特許文献1に記載のように、ハウジングに対してハンドルが一定角度で固定されている固定タイプや、特許文献2に記載のように所定角度回転可能とした回転タイプが夫々知られている。
米国特許第2468469号明細書 特開昭61-100381号公報
 このように、従来のハンドルは固定か回転かの何れか一方のみであったため、何れの場合でも使い勝手としては十分とは言えなかった。すなわち、作業内容や姿勢の変更によっては、固定タイプでもハンドルの向きを変えたい場合や、逆に回転タイプでも一時的に向きを固定して使用したい場合等があるが、これらのニーズに応えることができないものとなっていた。
 そこで、本発明は、ハンドルがより柔軟な態様で使用可能となり、使い勝手に優れる電動工具を提供することを目的としたものである。
 上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具であって、ハウジングと、前記ハウジングの後端に設けられ、前記ハウジングの前後方向の軸を中心として回転可能に連結されるハンドルと、前記ハウジングとハンドルとの連結部分に設けられ、前記ハンドルの回転を任意に規制操作可能な規制手段と、を含むことを特徴とする。
 請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記ハウジングの後端に突設した連結軸と、前記ハンドルの前端に設けられ、前記連結軸に外装可能な筒状部と、をさらに含み、前記筒状部に形成したフランジを前記連結軸に形成した凹溝に係合させた状態で前記筒状部を前記連結軸に外装させることで、前記ハンドルを回転可能に連結することを特徴とする。
 請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、前記規制手段を、
 前記筒状部内で前記連結軸へ回転不能に外装され、前記フランジに係合する前進位置と前記フランジから離れる後退位置との間をスライド可能なロックリングと、
 前記ロックリングを前記後退位置へ付勢する付勢手段と、
 前記筒状部内で前記ロックリングの後方にあって回転操作可能に設けられ、第1の回転位置で前記ロックリングを前記付勢手段の付勢に抗して前記前進位置へスライドさせて前記ハンドルの回転を規制し、第2の回転位置で前記ロックリングを前記後退位置へスライドさせて前記ハンドルの回転規制を解除するカム部材と、から形成したことを特徴とする。
 請求項4に記載の発明は、請求項3の構成において、前記フランジに複数のロック孔を形成する一方、前記ロックリングの前面外周に、前記前進位置で前記ロック孔に挿入する複数の爪を形成し、前記ロックリングの後面外周に複数の突起を突設して、前記カム部材の前面外周に、前記第1の回転位置で前記突起と同じ位相となって前記ロックリングを前記前進位置へスライドさせ、前記第2の回転位置で前記突起と位相がずれて前記ロックリングを前記後退位置へスライドさせるカム突起を突設したことを特徴とする。
 また、請求項2の構成において、前記規制手段を、
 前記筒状部内で前記連結軸へ回転不能に外装され、前記フランジに係合する前進位置と前記フランジの回転を許容する後退位置との間をスライド可能なロックリングと、
 前記ロックリングを前記前進位置へ付勢する付勢手段と、
 前記筒状部内で前記ロックリングの後方にあって回転操作可能に設けられ、第1の回転位置で前記ロックリングを前記前進位置へ押圧して前記ハンドルの回転を規制し、第2の回転位置で前記ロックリングの押圧を解除し前記後退位置への前記ロックリングのスライドを許容して前記ハンドルの回転規制を解除するカム部材と、から形成することも考えられる(請求項6)。
 請求項1に記載の発明によれば、回転可能に連結されるハンドルに対して規制手段を設けたことで、作業内容や姿勢の変更等に応じて、固定状態からハンドルの向きを変えたり、逆に回転フリー状態から一時的に向きを固定したり等、ハンドルがより柔軟な態様で使用可能となる。よって、使い勝手に優れたものとなる。
 特に、請求項3,6に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、規制手段が省スペースで簡単に形成可能となる。
 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
 図1は、電動工具の一例である電動ドリルの縦断面図で、電動ドリル1は、ハウジング2の内部に、モータ3と、そのモータ3の駆動でスピンドル4を回転させる減速機構5とを有し、ハウジング2の前方(図1の左側)へ突出させたスピンドル4の先端に、ビットを着脱可能なチャック6を設けてなる。7は、ハウジング2の中間部位で下向きに連結された下ハンドルで、正逆切替ボタン9を前方に設けたスイッチ8が内設されている。また、ハウジング2の中間部位で上面には、上向きの補助グリップ10が着脱可能に連結されている。
 そして、ハウジング2の後端には、後方へスピンドル4と同軸の連結軸12を突設した後カバー11が、ハウジングの一部として一体にネジ止めされて、連結軸12にハンドル13が装着されている。ハンドル13は、図2,3にも示すように、左右一対の半割型14,14を組み付けてなる側面視D字状で、前端には、連結軸12に外装される筒状部15が、後端には上下方向のグリップ部16が夫々形成されている。すなわち、各半割型14,14を前端で連結軸12を挟むように組み付けることで、ハンドル13はスピンドル4の軸線上で連結軸12を中心に回転可能に連結される。筒状部15の前端には、連結軸12の根元に形成されたリング状の凹溝17に係合する前フランジ18が形成されて、組み付け状態でのハンドル13の抜け止めを図っている。この前フランジ18には、同心円周上で等間隔をおいて複数のロック孔19,19・・が穿設されている。
 また、連結軸12とハンドル13との間には、ハンドル13の回転を任意に規制操作可能な規制手段20が設けられている。この規制手段20は、筒状部15内で連結軸12に外装されるロックリング21と、連結軸12に外装されてロックリング21を後方へ付勢する付勢手段としてのコイルバネ22と、筒状部15内でロックリング21の後方にあって回転操作可能に設けられるカム部材としての操作ノブ23とからなる。
 まずロックリング21は、図4(A)に示すように、連結軸12の後方部に設けた二面幅部に、中央に形成した二面幅の透孔24が嵌合することで、回転規制された状態で前後へスライド可能となっている。ロックリング21の前面外周には、前フランジ18のロック孔19と位相を合わせて前進位置で各ロック孔19に挿入可能な複数の爪25,25・・が突設される一方、後面外周には、同心円周上で等間隔をおいて3つの円弧状の突起26,26・・が突設されている。各突起26における周方向の前後面は、ロックリング21の後面に向かって下り傾斜となっている。
 次に、操作ノブ23は、図4(B)に示すように、筒状部15に嵌合する円盤状で、前面に連結軸12が当接し、後面外周に、筒状部15の後端に形成された後フランジ27が係合することで、連結軸12の後方で回転可能に保持されている。操作ノブ23の前面外周には、ロックリング21の突起26と同様に、同心円周上で等間隔をおいて3つの円弧状のカム突起28,28・・が突設されている。各カム突起28における周方向の前後面も、操作ノブ23の前面に向かって下り傾斜となっている。29は、操作ノブ23の後面中央に突設され、後フランジ27内で後方へ露出するツマミである。
 よって、ロックリング21は、コイルバネ22の付勢によって操作ノブ23に当接することになる。ここで、図5に示すように操作ノブ23が、各カム突起28が各突起26と前後方向で重なる位相(第1の回転位置)であると、ロックリング21はコイルバネ22の付勢に抗して前進位置にあって爪25を前フランジ18のロック孔19に挿入させる。よって、ハンドル13の回転がロックされることになる。逆に、図1のように操作ノブ23が、各カム突起28がロックリング21の突起26,26の間に位置する位相(第2の回転位置)であると、ロックリング21はコイルバネ22の付勢によって後退位置にあって爪25を前フランジ18のロック孔19から離間させるため、ハンドル13の回転はフリーとなる。
 以上の如く構成された電動ドリル1においては、操作ノブ23の回転操作によってハンドル13の回転フリー状態と固定状態との選択が可能となる。すなわち、操作ノブ23を図1のように各カム突起28が突起26,26の間に位置する第2の回転位置に回転させると、前述のようにロックリング21は後退位置にあって前フランジ18に係合しない。よって、グリップ部16を把持してハンドル13を任意の角度に回転させて使用可能となる。
 一方、ここから操作ノブ23を図5のように第1の回転位置に回転させると、各カム突起28が周方向へ移動してロックリング21の突起26に当接し、傾斜面同士の案内によって突起26が相対的にカム突起28に乗り上がることで、ロックリング21が前進位置へスライドする。よって、爪25が前フランジ18のロック孔19に挿入し、ハンドル13は当該角度で固定された状態で使用可能となる。
 このように、上記形態1の電動ドリル1によれば、ハウジング2の後端に、連結軸12を中心としてハンドル13を回転可能に連結すると共に、当該連結部分に、ハンドル13の回転を任意に規制操作可能な規制手段20を設けたことで、ハンドル13の回転フリー状態と固定状態とのどちらも任意に選択可能となる。よって、作業内容や姿勢の変更等に応じて、固定状態からハンドル13の向きを変えたり、逆に回転フリー状態から一時的に向きを固定したり等、ハンドル13がより柔軟な態様で使用可能となり、使い勝手に優れたものとなる。
 特にここでは、ハンドル13の筒状部15に形成した前フランジ18を連結軸12に形成した凹溝17に係合させた状態で筒状部15を連結軸12に外装させることで、ハンドル13を回転可能に連結する一方、規制手段20を、筒状部15内で連結軸12へ回転不能に外装され、前フランジ18に係合する前進位置と前フランジ18から離れる後退位置との間をスライド可能なロックリング21と、そのロックリング21を後退位置へ付勢するコイルバネ22と、筒状部15内でロックリング21の後方にあって回転操作可能に設けられ、第1の回転位置でロックリング21をコイルバネ22の付勢に抗して前進位置へスライドさせてハンドル13の回転を規制し、第2の回転位置でロックリング21を後退位置へスライドさせてハンドル13の回転規制を解除する操作ノブ23とから形成したことで、規制手段20が省スペースで簡単に形成可能となっている。
[形態2]
 次に、本発明の他の形態を説明する。但し、電動ドリルの構造は形態1と同様であるため、規制手段について主に説明する。また、規制手段においても同じ構成部には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
 図6は、連結軸12を有する後カバー11とハンドル13とを示す説明図で、ここでの規制手段30は、筒状部15内で同様に二面幅同士の嵌合で連結軸12に回転不能状態で外装され、前進位置で前フランジ18に設けたロックプレート31に係合可能なロックリング32と、そのロックリング32を前方へ付勢するコイルバネ33と、操作ノブ23とから形成されている。
 まずロックプレート31は、図7(A)に示すように、上下二箇所に夫々三角形の係止突起34,34を形成して、ハンドル13の組み付け状態で各半割型14に係止して回り止め状態で保持されるリング状の板体で、後面には、稜線が放射方向となる山形の回転歯35,35・・が同心円周上で連続状に突設されている。
 また、ロックリング32は、図7(B)に示すように、前面には爪でなく、ロックプレート31の回転歯35と同様に、稜線が放射方向となる山形の固定歯36,36・・が、回転歯35と略同じ円周上且つ同じ数で連続状に突設されている。
 よって、ロックリング32はコイルバネ33によって前方へ付勢されて、固定歯36を常にロックプレート31の回転歯35に噛合させている。この状態で操作ノブ23が、図9に示すように、各カム突起28がロックリング32の突起26と前後方向で重なる位相(第1の回転位置)にあると、ロックリング32は固定歯36を回転歯35に噛合させた状態で後退が規制される。一方、操作ノブ23が、各カム突起28が突起26,26の間に位置する位相(第2の回転位置)にあると、図8に示すように、ロックリング32は固定歯36が回転歯35から離れるまで後退可能となる。
 以上の如く構成された電動ドリル1においては、操作ノブ23を各カム突起28が突起26,26の間に位置する図6の第2の回転位置に回転させると、前述のようにロックリング32はコイルバネ33の付勢によって固定歯36がロックプレート31の回転歯35に噛合する前進位置にある。しかし、ロックリング32の後退は規制されないため、ここからグリップ部16を把持してハンドル13を回転させると、図8のように固定歯36が相対的に回転歯35を乗り越えることでロックリング32をコイルバネ33の付勢に抗して後退させる。よって、ハンドル13を任意の角度へ回転させることができる。
 一方、ここから操作ノブ23を図9の第1の回転位置に回転させると、各カム突起28が周方向へ移動してロックリング32の突起26と重なる同位相となり、ロックリング32の後退を規制する。よって、ハンドル13を回転させようとしても固定歯36が回転歯35を乗り越えることができないため、ハンドル13は当該角度で固定された状態となる。
 このように、上記形態2の電動ドリル1においても、ハウジング2の後端に、連結軸12を中心としてハンドル13を回転可能に連結すると共に、当該連結部分に、ハンドル13の回転を任意に規制操作可能な規制手段30を設けたことで、ハンドル13の回転フリー状態と固定状態とのどちらも任意に選択可能となる。よって、作業内容や姿勢の変更等に応じて、固定状態からハンドル13の向きを変えたり、逆に回転フリー状態から一時的に向きを固定したり等、ハンドル13がより柔軟な態様で使用可能となる。よって、使い勝手に優れたものとなる。
 特に、規制手段30を、筒状部15内で連結軸12へ回転不能に外装され、前フランジ18に係合する前進位置と前フランジ18の回転を許容する後退位置との間をスライド可能なロックリング32と、そのロックリング32を前進位置へ付勢するコイルバネ33と、筒状部15内でロックリング32の後方にあって回転操作可能に設けられ、第1の回転位置でロックリング32を前進位置へ押圧してハンドル13の回転を規制し、第2の回転位置でロックリング32の押圧を解除し後退位置へのロックリング32のスライドを許容してハンドル13の回転規制を解除する操作ノブ23とから形成したことで、規制手段30が省スペースで簡単に形成可能となる。また、ここではロックプレート31の回転歯35とロックリング32の固定歯36との噛合によってハンドル13の回転角度が決定可能となるため、爪とロック孔との係合による形態1よりも細かい角度でハンドル13の向きを選択することができる利点がある。
 なお、ロックリングやカム部材の形態は上記形態1,2に限らず、例えば形態1では爪やロック孔の数や形状を変更したり、形態2では回転歯と固定歯との数や形状を変更したりしても差し支えない。特に形態2では、ロックプレートをなくしてフランジに直接回転歯を形成することも可能である。
 また、形態1,2でのカム部材は、突起とカム突起との連係によってロックリングをスライドさせるようにしているが、これも数の変更は勿論、何れか一方の突起をピンや半球形状に変更したり等、適宜設計変更可能である。付勢手段も、皿ばね等の他の弾性体を使用したりしてもよい。さらに、後カバーはハウジングと一体に形成しても差し支えない。
 その他、電動工具もドリルに限らず、ハンマーやハンマードリル等の他のタイプであっても本発明は採用可能である。
形態1の電動ドリルの縦断面図である(ハンドルは回転フリー状態)。 ハンドル部分の平面説明図である。 ハンドルの説明図で、左が筒状部の前方からの部分視を、右が全体を夫々示す。 (A)はロックリング、(B)は操作ノブの説明図で、夫々左が正面、中央が断面、右が背面を示す。 ハンドル部分の説明図である(回転規制状態)。 形態2のハンドル部分の説明図である(回転フリー状態)。 (A)はロックプレート、(B)はロックリングの説明図で、夫々左が正面、中央が断面、右が背面を夫々示す。 ハンドル部分の説明図である(回転フリー状態)。 ハンドル部分の説明図である(回転規制状態)。
符号の説明
 1・・電動ドリル、2・・ハウジング、3・・モータ、11・・後カバー、12・・連結軸、13・・ハンドル、14・・半割型、15・・筒状部、16・・グリップ部、17・・凹溝、18・・前フランジ、19・・ロック孔、20,30・・規制手段、21,32・・ロックリング、22,33・・コイルバネ、23・・操作ノブ、25・・爪、26・・突起、28・・カム突起、31・・ロックプレート、35・・回転歯、36・・固定歯。

Claims (12)

  1.  電動工具であって、
     ハウジングと、
     前記ハウジングの後端に設けられ、前記ハウジングの前後方向の軸を中心として回転可能に連結されるハンドルと、
     前記ハウジングとハンドルとの連結部分に設けられ、前記ハンドルの回転を任意に規制操作可能な規制手段と、を含む
     ことを特徴とする電動工具。
  2.  前記ハウジングの後端に突設した連結軸と、
     前記ハンドルの前端に設けられ、前記連結軸に外装可能な筒状部と、をさらに含み、
     前記筒状部に形成したフランジを前記連結軸に形成した凹溝に係合させた状態で前記筒状部を前記連結軸に外装させることで、前記ハンドルを回転可能に連結する
     ことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3.  前記規制手段を、
     前記筒状部内で前記連結軸へ回転不能に外装され、前記フランジに係合する前進位置と前記フランジから離れる後退位置との間をスライド可能なロックリングと、
     前記ロックリングを前記後退位置へ付勢する付勢手段と、
     前記筒状部内で前記ロックリングの後方にあって回転操作可能に設けられ、第1の回転位置で前記ロックリングを前記付勢手段の付勢に抗して前記前進位置へスライドさせて前記ハンドルの回転を規制し、第2の回転位置で前記ロックリングを前記後退位置へスライドさせて前記ハンドルの回転規制を解除するカム部材と、から形成した
     ことを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4.  前記フランジに複数のロック孔を形成する一方、前記ロックリングの前面外周に、前記前進位置で前記ロック孔に挿入する複数の爪を形成し、前記ロックリングの後面外周に複数の突起を突設して、前記カム部材の前面外周に、前記第1の回転位置で前記突起と同じ位相となって前記ロックリングを前記前進位置へスライドさせ、前記第2の回転位置で前記突起と位相がずれて前記ロックリングを前記後退位置へスライドさせるカム突起を突設した
     ことを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  5.  前記付勢手段を、前記ロックリングの前方で前記連結軸に外装されるコイルバネとした
     ことを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  6.  前記規制手段を、
     前記筒状部内で前記連結軸へ回転不能に外装され、前記フランジに係合する前進位置と前記フランジの回転を許容する後退位置との間をスライド可能なロックリングと、
     前記ロックリングを前記前進位置へ付勢する付勢手段と、
     前記筒状部内で前記ロックリングの後方にあって回転操作可能に設けられ、第1の回転位置で前記ロックリングを前記前進位置へ押圧して前記ハンドルの回転を規制し、第2の回転位置で前記ロックリングの押圧を解除し前記後退位置への前記ロックリングのスライドを許容して前記ハンドルの回転規制を解除するカム部材と、から形成した
     ことを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  7.  前記フランジに、稜線が放射方向となる山形の回転歯を後面の同心円周上で連続状に形成したロックプレートを設ける一方、前記ロックリングの前面に、稜線が放射方向となる山形の固定歯を、前記回転歯と同じ円周上且つ同じ数で連続状に形成し、前記ロックリングの後面外周に複数の突起を突設して、前記カム部材の前面外周に、前記第1の回転位置で前記突起と同じ位相となって前記ロックリングを前記前進位置へスライドさせ、前記第2の回転位置で前記突起と位相がずれて前記ロックリングを前記後退位置へスライドさせるカム突起を突設した
     ことを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8.  前記付勢手段を、前記ロックリングとカム部材との間で前記連結軸に外装されるコイルバネとした
     ことを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  9.  前記突起及びカム突起における周方向の前後面を傾斜面とした
     ことを特徴とする請求項4または7に記載の電動工具。
  10.  前記カム部材を、後面中央に回転操作用のツマミを設けた操作ノブとした
     ことを特徴とする請求項4または7に記載の電動工具。
  11.  前記ハンドルは、左右一対の半割型を組み付けてなる側面視D字状を有する
     ことを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  12.  前記ハウジングの中間部位に、下ハンドルを下向きに連結した
     ことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
PCT/JP2009/005811 2008-11-04 2009-11-02 電動工具 WO2010052881A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008283337A JP5319241B2 (ja) 2008-11-04 2008-11-04 電動工具
JP2008-283337 2008-11-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2010052881A1 true WO2010052881A1 (ja) 2010-05-14

Family

ID=42152695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2009/005811 WO2010052881A1 (ja) 2008-11-04 2009-11-02 電動工具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5319241B2 (ja)
WO (1) WO2010052881A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308638B2 (en) 2013-01-17 2016-04-12 Seiko Epson Corporation Power tool and auxiliary handle member

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100381A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 松下電工株式会社 電動工具
JPH03117573A (ja) * 1989-09-08 1991-05-20 Stihl Andreas 手で案内される作業機械
JPH0544477U (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 日立工機株式会社 回転ハンドル
JPH05508353A (ja) * 1990-07-17 1993-11-25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気式の手持ち工作機械、特にアングルグラインダ
JPH06143119A (ja) * 1992-11-06 1994-05-24 Makita Corp 携帯用回転工具
JPH10313680A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Kioritz Corp 動力作業機用ハンドル装置
JP2003260677A (ja) * 2001-12-03 2003-09-16 Milwaukee Electric Tool Corp 往復動式のこぎりのハンドル装置
JP2006035419A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Hilti Ag 手工具装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100381A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 松下電工株式会社 電動工具
JPH03117573A (ja) * 1989-09-08 1991-05-20 Stihl Andreas 手で案内される作業機械
JPH05508353A (ja) * 1990-07-17 1993-11-25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気式の手持ち工作機械、特にアングルグラインダ
JPH0544477U (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 日立工機株式会社 回転ハンドル
JPH06143119A (ja) * 1992-11-06 1994-05-24 Makita Corp 携帯用回転工具
JPH10313680A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Kioritz Corp 動力作業機用ハンドル装置
JP2003260677A (ja) * 2001-12-03 2003-09-16 Milwaukee Electric Tool Corp 往復動式のこぎりのハンドル装置
JP2006035419A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Hilti Ag 手工具装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308638B2 (en) 2013-01-17 2016-04-12 Seiko Epson Corporation Power tool and auxiliary handle member

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010110834A (ja) 2010-05-20
JP5319241B2 (ja) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4227028B2 (ja) ドライバドリル
US7314097B2 (en) Hammer drill with a mode changeover mechanism
US6142242A (en) Percussion driver drill, and a changeover mechanism for changing over a plurality of operating modes of an apparatus
JP5628079B2 (ja) 震動ドライバドリル
US6488451B1 (en) Drive shaft lock
EP2008746B1 (en) Multi-speed drill and chuck assembly
US7124839B2 (en) Impact driver having an external mechanism which operation mode can be selectively switched between impact and drill modes
CA2549989C (en) Screwdriver with ratchet mechanism
JP5462241B2 (ja) 電動工具
JP2019529146A (ja) 順方向非係合の方向変更防止機構
KR20040068965A (ko) 드릴/드라이버 상의 측면 핸들
JP5340881B2 (ja) 打撃工具
US8931375B2 (en) Ratchet device
AU2008201034A1 (en) Chuck assembly
JP5415176B2 (ja) スイッチ
JP3955745B2 (ja) アングルドリル
JP4053865B2 (ja) 電動工具
JP3655481B2 (ja) 震動ドライバドリル
SE529928C2 (sv) Låsanordning för portabelt verktyg
JP4767593B2 (ja) 車両用イグニッションスイッチの操作装置
US6450312B1 (en) Easily direction-convertible ratchet assembly for a hand tool
JP5319241B2 (ja) 電動工具
JP2005118961A (ja) ドライバドリル
US9360060B2 (en) Ratchet wrench with a direction switching device
JP2012006101A (ja) 打撃工具

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 09824582

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 09824582

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1