JP2008528786A - S−pvcの新規の調製方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、水性懸濁液中においてPVCを調製する新規の方法に係り、下記のa)及びb)の存在下でモノビニルクロライドの重合反応を行うものである。つまり、a)は、25%〜98%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、アクリルポリマーと、任意で高分子可塑剤とを有する懸濁系Aであり、b)は、25%〜70%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、ハイドロタルサイト化合物とを有する懸濁系Bである。

Description

本発明は、新規の水性懸濁液重合方法に係り、最適な熱安定性と優れた形態特性とを有するポリビニルアルコールを取得し得るものである。
塩化ビニルの懸濁液中での重合は、他の重合技術と比較して、PVC(S−PVC)の調製に最も多く使用される方法であって、最終的に得られるポリマーの内部での不純物が少なく、重合後の処理がより簡単なものである。水にモノマーを効果的に懸濁し得る目的、及び水に不溶性のポリマー粒子の凝集を阻止する目的で、懸濁液中での重合反応は、懸濁媒体中でのモノマーの分散性と、得られるポリビニルクロライド粒子の形態との両方について有意な効果を有する懸濁剤を使用することが常に必要である。
熱安定性を付与する目的で、ハロゲン化樹脂にハイドロタルサイト型の化合物を添加することは、本技術分野において公知である。
また、特許文献1には、S−PVCの調製方法が述べられており、ここでは、懸濁剤として、ハイドロタルサイト型化合物、好ましくはコロイドシリカ、又はアニオン系表面活性剤でコートしたものを用いて、従来の可能な初期の懸濁剤と関連付けて、重合反応を行っている。特に、上記の特許文献の実験例において、3Lのオートクレーブ中で、反応媒体として水を用い、ハイドロタルサイト化合物を分散して行う重合反応について、述べている。
上記の特許文献が確認したのは、この文献で述べる方法により、高い熱安定性を有するS−PVCが最終的に取得し得る旨である。
本発明者らは、この特許文献1に述べる方法の再現実験を行い、ハイドロタルサイト化合物と、水と塩化ビニルのモノマーとの混合は、機械的なものであることを確認した。従って、この文献で述べるのとは異なる、表面処理されているとしても、上記のハイドロタルサイト化合物は、懸濁剤として機能しない。
また、本発明者らは、特許文献1に開示の方法は、従来の懸濁剤の存在下であっても、S−PVCの調製に使用し得ず、上記のハイドロタルサイト化合物は、従来の懸濁剤と不適合であることを証明し、これらの化合物を添加することで、懸濁系自体の破壊が起こる可能性があることを見出した。
S−PVCを工業的に製造する際に特許文献1の方法を使用するさらなる制約としては、この方法において、実質量で存在し且つ水に不溶なハイドロタルサイトの有効な懸濁液を得るため、混合物を激しく攪拌することが必要であり、その結果、重合反応中に発泡が生じ、これは、当業者公知の問題である。
さらに、特許文献1は、この方法によって得られるPVCは、かなりの安定性を有し、この方法で使用するハイドロタルサイト化合物は、相溶されないが、ポリマーに単に添加し、従って、プレフォームされたポリマーにハイドロタルサイトを添加して得られるものと類似の安定性を達成する旨、主張する。この方法で使用するハイドロタルサイトの量は、少なくとも何らかの方法で、製造されるPVCと混合することを確実にするため、かなりの量であり、一方で、より実質的な部分が、ポリマーの濾過及び洗浄工程で消失することとなる。
最後に、この方法が上記の特許文献の例に述べる通りに実行されるとしても、つまり、塩化ビニルのモノマーの泡の空隙率を制御するように第2の懸濁剤の不存在下であっても、市場で一般的に要求される質に適合する形態(つまり、空隙率、みかけの密度、斑点数(fish−eyes number)等)でポリマーを取得することは、可能ではない。事実、懸濁系が存在しない場合、塩化ビニルのモノマーの重合反応により、通常の適用例では使用し得ない形態的な問題を有するポリマーが合成されてしまう。
従って、ハイドロタルサイト化合物は、ポリマーに均一に導入されないので、特徴とする安定特性もまた、有効に得られない。従って、樹脂に安定な特性を付与するように、重合反応中、ハイドロタルサイト化合物の均一な分散を介した、ハイドロタルサイト化合物と成長するPVC粒子との密接な相互作用を達成するという問題がある。
米国特許第4,710,551号明細書
本発明者らは、従来の初期的及び二次的な懸濁系とハイドロタルサイト化合物とを関連づけた系に代えて、特別に改変した懸濁系の存在下で塩化ビニルのモノマーの重合反応を行うことにより、上述の問題が解決され得ることを見出した。
従って、本発明は、水性懸濁液においてS−PVCを調製する方法に係り、ここでは、下記のものの存在下で、塩化ビニルモノマーの重合反応を行うものである。
a)25%〜98%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、アクリルポリマーと、任意で高分子可塑剤とを有する懸濁系A、及び
b)25%〜70%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、ハイドロタルサイト化合物とを有する懸濁系B
また、本発明は、上述の懸濁系A及び懸濁系Bを調製するための組成物、並びにS−PVCの調製におけるこれらの使用にも関する。
本発明は、水性懸濁液におけるS−PVCを調製する方法を提供するものであって、モノビニルクロライドの重合は、下記の懸濁系の存在下で実行される。
a)25%〜98%の加水分解度、好ましくは70%〜90%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、アクリルポリマーとを有する懸濁系A。好ましくは、この懸濁系は、高分子可塑剤を有する。
b)25%〜70%の加水分解度、好ましくは35%〜55%の加水分解度、さらに好ましくは40%〜50%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、下記式(1)のハイドロタルサイト化合物とを有する懸濁系B。
[M2+ 1−x3+ (OH)]x+(An− x/n)・mHO (1)
ここで、M2+は、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Mn及びNiからなる群から選択された少なくとも1つの二価の金属カチオンを示し;
3+は、Al、B、Bi及びFeからなる群から選択された少なくとも1つの三価の金属カチオンを示し;
n−は、1〜4の価数を有するアニオンであり;
x及びmは、下記の条件を満たす正の数を示す。
0.2<x≦0.33
m>0
上記の懸濁系Aの初期の機能は、取得されるPVC粒子の平均粒子径の分布を制御することである。
上記の懸濁系Bの初期の機能は、取得されるPVC粒子の空隙率を調節することである。
本発明者らは、上記の懸濁系Aの内部にハイドロタルサイト化合物が保持されるには、この化合物が、好ましくはアルコール、より好ましくは、メタノール、エタノール、プロパノール及びイソプロパノールからなる群から選択されたプロトン性の極性溶媒で最初に処理され、且つ25%〜70%の加水分解度を有するポリビニルアルコールからなる特定の懸濁剤の存在下で懸濁されることが必要であり、従って、ハイドロタルサイト型の化合物を含有する懸濁系Bが得られることを見出した。
所望の安定性を達成するのに最も適当な量の安定化剤を含有する懸濁系Bは、その後、懸濁系Aに添加される。
従って、特に好適な実施例によれば、本発明の方法は、以下のステップを有する。
I)アルコールを用いて、上記熱水合成で得られた水性懸濁液中で、室温で攪拌しながら、上記のハイドロタルサイト化合物を処理し、その後、含水アルコール溶液中にハイドロタルサイト化合物からなるペーストを得るように上記の混合物を濾過するステップである。このペースト中におけるハイドロタルサイト型の化合物の量は、25〜35重量%が好ましく、27〜32重量%がより好ましい。
II)ステップI)に由来するペーストを(攪拌下)で25%〜70%の加水分解度を有する、ポリビニルアルコールを有するメタノールの溶液に添加するステップであって、この溶液は、好ましく20%〜60%の濃度を有するものであって、従って、上記の懸濁系Bが得られる。好ましくは、得られる懸濁系Bは、7%〜18%のハイドロタルサイト化合物と、5%〜15%のポリビニルアルコールとを有する。
III)攪拌下で、ステップII)で得られた懸濁系Bを、好ましくは2%〜8%の濃度、より好ましくは3%〜5%の濃度を有するポリビニルアルコールを有する上記の懸濁系Aに添加するステップである。
ステップII)の懸濁液は、上記の液体を回収した後に使用されてもよいが、特に注入段階でこの系を簡便に使用する点で、懸濁液中での処理が好ましい。
好ましくは、本発明の重合方法は、塩化ビニルモノマーの量に対する百万分率で表記すると、懸濁系A中に400〜1500ppmのポリビニルアルコール、懸濁系B中に600〜1800ppmのポリビニルアルコール、及び500〜2500ppmの式(1)のハイドロタルサイト化合物の存在下で実行される。
さらに好ましくは、本発明の方法は、懸濁系A中に600〜1000ppmのポリビニルアルコール、懸濁系B中に600〜1200ppmのポリビニルアルコール、及び800〜1400ppmのハイドロタルサイト化合物の存在下で実行される。
本発明の方法において、懸濁系Aは、従来の初期の懸濁系と比較して、アクリルポリマー、任意で高分子可塑剤を添加することにより、ハイドロタルサイト化合物に適合性を付与するものである。
従って、本発明のさらなる態様は、懸濁系Aを調製するのに適した粉末組成物であって:
a)25%〜98%の加水分解度を有する、60%〜90%の少なくとも1つのポリビニルアルコールと;
b)2%〜15%のアクリルポリマーと;
を有する。
特に好適な実施例によると、この組成物は、2%〜10%の量、好ましくは3%〜5%の量の高分子可塑剤を有する。
さらなる態様によると、本発明は、上記の組成物を水に溶解して得られる上記の懸濁系Aである懸濁系にも関する。
上記の組成物、及び上記の懸濁系の成分は、以下の通りの特徴を有する。
1)ポリビニルアルコール
用語「ポリビニルアルコール」または「PVA」は、「ビニル−酢酸−ビニルアルコール共重合体」をいい、PVCの懸濁重合工程において懸濁剤として使用する広い範囲の化合物である。本発明において、ポリビニルアルコールは、25%〜98%の加水分解度を有するものが使用される。
本発明の目的で使用され得る特に好適なポリビニルアルコールとしては、70%〜90%の加水分解度を有するものである。
2)アクリルポリマー
本発明における用語「アクリルポリマー」は、好ましくは、アクリル酸のホモポリマー、又はC1〜C30のアルキルアクリレートとの共重合体であって、ポリアルケニルポリエーテルで架橋されていないもの、又は架橋されたものを意味する。
アクリル酸は、ポリアクリル酸の製造用の最も基本的なモノマーであるが、本発明における用語「アクリル酸」は、カルボン酸又は二カルボン酸無水物で置換された全ての不飽和α−βモノマーを意味する。
部分的又は実質的に架橋されている3次元構造を製造するのに、種々のポリ不飽和モノマーを使用し得る。この架橋モノマーとしては、例えば、サッカロース若しくはペンタエリスリトールのアリルエーテル又は類似の化合物、ジアリルエステル、ジメタリルエーテル、アリル又はメタリルアクリレート、アクリルアミド、テトラアリルチン(tetraallyltin)、テトラビニルシラン、ポリアルケニルメタン、ジアクリレート、ジメタクリレート、ジビニルベンゼンなどのジビニル化合物、ジビニルグリコール、ポリアリルリン酸、ジアリルオキシ化合物、ホスファイトエステル、及び類似の化合物が挙げられる。上記のポリ不飽和モノマーの典型的なものとしては、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、又はヘキサ−アリルサッカロースであり、ジ−、トリ−、又はテトラ−アリルペンタエリスリトール;ジアリルフタレート、ジアリルイタコネート、ジアリルフマレート、ジアリルマレート、ジビニルベンゼン、アリルメタクリレート、アリルサイトレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、テトラメチレンジエタクリレート、テトラメチレンジアクリレート、エチレンジアクリレート、エチレンジメタクリレート、トリエチレングリコールメタクリレート、メチレンビスアクリルアミド、及び類似のものが挙げられる。好適な架橋剤としては、アリルペンタエリスリトール、アリルサッカロース、トリメチロールプロパンアリルエーテル、及びジビニルグリコールが挙げられる。
3)高分子可塑剤
上記の懸濁系Aには、高分子可塑剤の分類に属するさらなる適合化剤(compatibilizer)を添加することが好ましい。
本発明の目的に有用な高分子可塑剤としては、好ましくは、800〜8000の平均分子量を有するポリマーが挙げられる。
高分子可塑剤を使用することにより、粉末状ではなく、良好な取扱性と水分散特性とを有する懸濁系Aが得られる。
広い範囲の高分子可塑剤には、C6〜C20の酸又は単一の機能性アルコールを末端基として有するC2〜C10のグリコールとの、C4〜C12のカルボン酸の二塩基酸が挙げられる。
好ましくは、本発明に使用される高分子可塑剤は、ベンゾエートポリマー、アジピン酸ポリマー、グルタミン酸ポリマー、セバシン酸ポリマー及びフタレートポリマーからなる群から選択され、なかでも、アジピン酸ポリマーが特に好ましい。
本発明の懸濁系A用の組成物は、上記の成分を直接混合することで、調製される。
懸濁系Aは、流動性のない(free−flowing)粉末の上記の組成物を、脱イオン水に溶解して、調製される。好ましくは、標準的な溶解反応器中で、30±5℃の範囲で溶解を行う一方、この混合物を、3時間攪拌して、完全に溶解させる。上記の組成物の溶液は、好ましくは、2%〜8%の濃度、より好ましくは3%〜5%の濃度で得られる。
上記の事項をまとめると、本発明は:
a)25%〜98%の加水分解度を有する、60%〜90%の少なくとも1つのポリビニルアルコールと;
b)2%〜15%のアクリルポリマーと;
を有する粉末組成物Aに関する。
好ましくは、この粉末組成物Aにおいて、上記のポリビニルアルコールは、70%〜90%の加水分解度を有する。
好ましくは、この粉末組成物Aにおいて、上記のポリビニルアルコールの特定のグレードの加水分解度に関係なく、上記のアクリルポリマーは、アクリル酸のホモポリマー、又はC1〜C30のアルキルアクリレートとの共重合体からなる群から選択される。
いずれにしても、粉末組成物Aは、2%〜10%の少なくとも1つの高分子可塑剤をさらに有することが好ましい。
好ましくは、上記の粉末組成物Aは、3%〜5%の上記の高分子可塑剤を有してもよい。
さらに好ましくは、上記の高分子可塑剤は、800〜8000の平均分子量を有し、さらに好ましくは、ベンゾエートポリマー、アジピン酸ポリマー、グルタミン酸ポリマー、セバシン酸ポリマー及びフタル酸ポリマーからなる群から選択される。最も好ましくは、高分子可塑剤は、アジピン酸ポリマーである。
また、本発明は、上記のまとめにおいて定義した粉末組成物Aを水に溶解して得られる懸濁系にも関する。
好ましくは、この懸濁系は、2%〜8%の濃度、より好ましくは3%〜5%の濃度を有する。
また、本発明は、上記の懸濁系Bの調製に適した組成物にも関し、25%〜70%の加水分解度を有するポリビニルアルコールに属する少なくとも1つの懸濁剤と、上記で定義した式(1)のハイドロタルサイト化合物とを有する。本発明のさらなる態様は、上記の組成物から得られる懸濁系Bとして知られる懸濁系である。好ましくは、この懸濁系は、7%〜18%の上記のハイドロタルサイト化合物と、5%〜15%のポリビニルアルコールとを含有する水/メタノール懸濁液である。
本発明の目的で使用される式(1)に示すハイドロタルサイト化合物において、An−は、CO 2−、HCO 、ClO 、SiO 2−、酢酸イオン、サリチル酸イオン、酒石酸イオン、クエン酸イオン、[Fe(CN)4−、NO3−、I、(OOC−COO)2−からなる群から選択されるアニオンを示す。
なかでも、CO 2−が特に好ましい。
式(1)のハイドロタルサイト、及びその製造方法は、公知であって、これらの化合物の多くは、市販されている。
本発明のハイドロタルサイト化合物は、マイクロエマルジョンの状態の懸濁液として得るのに適した粒子径を有する。特に、この化合物は、好ましくは200〜1500Å、より好ましくは500〜1000Åの晶子径(crystallite dimension)を有する。この晶子径は、特に、共沈法(co−precipitation method)、及び安定化剤を得るのに使用される150〜250℃の熱水処理によって、得られる(例1及び2)。
特に、懸濁系Bにおいて、ポリビニルアルコールは、ハイドロタルサイト型の化合物が微粒分散された形態でポリビニルアルコールが含水アルコール溶液として得られる;この懸濁系Bは、従って、本発明で言及する懸濁系Aと適合性を有し、S−PVCの調製に現在用いられている一般的な触媒系と適合性を有する。
下記の例で示すように、本発明のPVCで調製された混合物は、安定化されていない混合物、及び製造中に安定化剤を添加した混合物の両方のものよりも有意に良好な初期的な色彩(initial colour)と退色性(colour fastness)とを示す。
本発明で言及した改変した懸濁系を用いた重合反応の有効性の評価については、パイロットプラントで実行された以下に報告する異なる一連のトライアルで検討した。
上記の事項をまとめると、本発明は、25%〜70%の加水分解度を有するポリビニルアルコールと、下記式(1)のハイドロタルサイト化合物とを有する粉末組成物Bに関する。
[M2+ 1−x3+ (OH)]x+(An− x/n)・mHO (1)
ここで、M2+は、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Mn及びNiからなる群から選択された少なくとも1つの二価の金属カチオンを示し;
3+は、Al、B、Bi及びFeからなる群から選択された少なくとも1つの三価の金属カチオンを示し;
n−は、1〜4の価数を有するアニオンであり;
x及びmは、下記の条件を満たす正の数を示す。
0.2<x≦0.33
m>0
好ましくは、この粉末組成物Bにおいて、式(1)のハイドロタルサイト型化合物のAn−は、CO 2−、HCO 、ClO 、SiO 2−、酢酸イオン、サリチル酸イオン、酒石酸イオン、クエン酸イオン、[Fe(CN)4−、NO3−、I、(OOC−COO)2−からなる群から選択されるアニオンを示す。
特に好ましくは、組成物Bの式(1)に示すハイドロタルサイト化合物において、An−は、CO 2−である。
さらに好ましくは、粉末組成物Bにおいて、ハイドロタルサイト化合物は、200〜1500Åの晶子径を有する。
最も好ましくは、粉末組成物Bにおいて、ハイドロタルサイト化合物は、500〜1000Åの晶子径を有する。
好ましくは、上記の場合、使用する特定のハイドロタルサイト化合物に関係なく、ポリビニルアルコールは、35%〜55%、より好ましくは40%〜50%の加水分解度を有する。
また、本発明は、上記のまとめで定義した粉末組成物Bを水に溶解して得られる懸濁系にも関する。
好ましくは、斯かる懸濁系は、7%〜18%のハイドロタルサイト化合物と、5%〜15%のポリビニルアルコールとを含有する水/メタノール懸濁液からなる。
(例1)
ハイドロタルサイト化合物の調製
A)60Lの脱イオン水と、5.5kgのMg(OH)と、3kgのAl(OH)とを、100Lのステンレス製反応器に、温度25℃で供給した。この混合物を攪拌しながら保持しつつ、2.2kgのCOを導入して、過圧力とし、その後、この混合物を、180℃の温度で加熱する(pmaxは、10気圧)。得た混合物を、この温度で4時間保持する。反応器の壁を冷却した後、水で洗浄し、75kgの水性のハイドロタルサイトエマルジョンを負荷する。
特性:
この懸濁液のpHは、7±0.7
乾燥力価(dry titre)(150℃における湿度バランス)は、14%
B)60Lの脱イオン水と、4.2kgのMg(OH)と、3kgのAl(OH)と、0.95kgのZnOとを、100Lのステンレス製反応器に、温度25℃で供給した。この混合物を攪拌しながら保持しつつ、2.5kgのCOを導入して、過圧力とし、その後、この混合物を、180℃の温度で加熱する(pmaxは、10気圧)。得た混合物を、この温度で6時間保持する。反応器の壁を冷却した後、水で洗浄し、75kgの水性のハイドロタルサイトエマルジョンを供給する。
この懸濁液のpHは、6.9±0.7
乾燥力価(dry titre)(150℃における湿度バランス)は、12.5%
懸濁系Bの調製
C)例1A)及び1B)で調製したハイドロタルサイトの水性エマルジョンを、室温で、メタノール(エマルジョンの重量当たり0.5容量)を用いて処理し、この混合物を攪拌下で保持する;この混合物を、その後、濾過し、含水アルコール懸濁液中にハイドロタルサイトを有する30%の混合物を得る。
上記の混合物を、45%の加水分解度を有する40重量%のPVAを含有するメタノールの溶液に添加する。
45%の加水分解度を有する7%のポリビニルアルコールと、安定化剤としての9%のハイドロタルサイト化合物とからなる改変した懸濁系を得る。
(例2)
安定化剤を有しない塩化ビニルモノマーの重合(サンプルS若しくはA1)、又は安定化剤として例1A)で製造した式AlMg4.5(OH)13CO・xHOのハイドロタルサイトを用いた重合により、K57の値を有するS−PVCを調製した(サンプルA2−A3)。
標準的な初期の懸濁系(SP S)、及び二次的な懸濁系(SS S)、並びに/若しくは本発明による懸濁系A及び/又は懸濁系Bを用いて、上記の重合反応を行った。
特に、下記の成分を有する懸濁系を使用した:
−標準的な初期的懸濁系(SP S)
88%の加水分解度を有する25%のPVA
72%の加水分解度を有する75%のPVA
−標準的な二次的な懸濁系(SS S)
42%の加水分解度を有するPVAの40%のメタノール溶液の100%
−懸濁系A
88%の加水分解度を有する20%のPVA
72%の加水分解度を有する70%のPVA
6%のアクリルポリマー
4%の高分子可塑剤
−懸濁系B:例1C)で得たもの
この重合反応において、安定化剤、標準的な(S)初期の懸濁剤(SP)又は二次的な懸濁剤(SS)、本発明による懸濁系A及び懸濁系Bの量を、供給した塩化ビニルモノマーの量に対するppm(百万分率)として、表1に示す。
この反応の効率を評価する最も重要なパラメータの全て、及び得たS−PVCの量を表2に示す。
得た変換パラメータ及びK値は、構築した方法と比較して先進的な方法の絶対的な再現性を強調する。例Sにおいてこの反応の終期で得たpHは、重合の間、塩酸が形成されていたことを示す。通常、この現象は、安全ではなく且つ懸濁剤の有効性にしばしば害をもたらす緩衝系(重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、リン酸三カルシウムなど)を添加することに対して補完するものである。
比較トライアルで得た各値は、反応の終期でのこの系におけるフリーの塩化物イオンが減少したことを示す。この態様は、pHが実用的に中性である比較例A3において顕著である。
新規の改変した懸濁系を用いて得たポリマーの形態については、冷可塑剤吸収値(cold plasticizer absorption value)、並びに遠心分離及び乾燥前のケーキに存在する水の百分率が若干減少し、バルクの密度(bulk density value;BD)が増加した。これらのデータは、新規の懸濁系が、良好な空隙率とみかけの密度特性とを有するS−PVCをもたらすことを示すものである。加工の観点からみた良好な特性と一致するその他のパラメータは、斑点(斑点数)のほぼ完全な消失である。
表3では、粒子径の分布を示しており、特に、D50は、粒子の平均径を示す一方、D10及びD90は、両端の画分の分布を示す。
また、これらの値は、構築したものと比較した新規の方法の完全な再現性を裏付けるものである。
(例3)
安定化剤として、式AlMg4.5(OH)13CO・xHOのハイドロタルサイト(例1Aで調製したもの)(サンプルA4〜A7)、又は式AlMg3.5Zn(OH)13CO・xHOのハイドロタルサイト(例1B)で調製したもの)(サンプルA8〜A9)を用いた塩化ビニルモノマーの重合によって、K57の値を有するS−PVCを調製した。
安定化剤の不存在下、並びに初期の従来の懸濁系及び二次的な懸濁系(サンプルS)、又は本発明による懸濁系A及び/又は懸濁系Bの存在下で、上記の重合反応を行った。特に、使用した懸濁系は、例2のものと同様の組成を有するものであった。
この重合反応において、安定化剤、標準的な(S)初期の懸濁剤(SP)又は二次的な懸濁剤(SS)、本発明による懸濁系A及び懸濁系Bの量を、供給した塩化ビニルモノマーの量に対するppm(百万分率)として、表4に示す。
なお、表1中、印*1は、例Aとしてのものであり、印*2は、例Bとしてのものである。
表5に示すデータは、改変した方法の完全な再現性を強調するものである。
なお、表5中、印*1は、平均粒径を示し、印*2は、最小粒径を示し、印*3は、最大粒径を示し、印*4は、みかけの密度を示し、印*5は、変換率(百分率)を示し、印*6は、遠心分離前のケーキにおける水の百分率を示し、印*7において、Lは、可変光度(variable luminosity)を示し、a及びbは、色度座標を示し、印*8は、製品が重合温度を達成した際の瞬間(moment)と終了剤(terminator)であるラジカルの導入の瞬間との間の時間を示し、印*9は、冷可塑剤吸収を示す。
(例4)
本質的な熱安定性の観点から本発明の製造方法によって得たS−PVCの挙動を評価するため、PVCの100重量部に対する重量部として表6に示す量の潤滑剤と樹脂とを均一に混合して混合物を調製した。
なお、印*1は、酸化ポリエチレンワックスを示す。
円筒形攪拌機中で、175℃で2分間、混合物(mix)1〜10をゲル化した。
得たポリマーの本質的な熱安定性について、円筒形攪拌機内でサンプルの調製を促進するように、潤滑剤として酸化ポリエチレンワックスを用いて、安定化されていない樹脂について、静的な熱安定性試験を行った。
方形のサンプル(1.5×24cm)を、各シートに切断した(それぞれの厚みは、0.3〜0.5)。各サンプルを、Werner Mathis社製の動的オーブン(dynamic oven)の摺動台車に固定し、180℃に温度を制御し、加熱した。この台車について、このオーブンを、180℃で1分当たり1cmの速度とした。
図1に示す結果が示すように、安定化の効果は、顕著である。本発明の方法で得たS−PVCで調製した混合物(2−10)は、初期的な色彩、及び色彩の退色性について、前もって安定化していないS−PVC(1)で調製した混合物に比較して、良好なものであることを示す。この安定化剤は、色彩に影響する(600〜2400ppmで変化)。
さらに、初期の色彩の保持は、亜鉛を含有するハイドロタルサイトで前もって安定化したS−PVCにおいて特に顕著である。また、コンゴレッド(Congo red;CR)の値を測定することで、熱安定性を同定した。コンゴレッドは、標準的なDIN VDE 0472(614)に従って、得たものであって、上記のシートから得た50mgのPVCのサンプルを含有する試験管の上部に載置した指示紙の色彩の変化を得るのにかかった時間を測定するものであって、温度は、180℃に調節した。
表7に示すように、得た値は、前もった安定化の効果について、安定化剤の量の効果を強調するものである。
(例5)
工業的な製造に通常使用される安定化システムの前もった安定化の効果及び相互作用を評価するため、下記の方法に従って、シート状のサンプルを調製した。本発明の方法で得たS−PVCの種々のサンプルと、カルシウム及び亜鉛の誘導体であるReapak B AV2116/1(Reagens社製)を基礎とした安定化システムとを用いて、表8に示すように、PVCの100重量部に対する重量部として表記した量の各成分を均一に混合することにより、各混合物を調製した。
なお、表8中、印*1は、Reagens社製のHigh impactアクリルを示し、印*2は、Omya社製の炭酸カルシウムを示す。
光沢機(calender)中において、180℃で4分間、各ブレンドをゲル化した。得たシートについて、上記の静的な熱安定性試験を行った。上記の台車について、上記のオーブンを、190℃で90秒当たり0.5cmの速度とした。連続する各10分の間隔における上記の色彩の変化を、実験室用の比色空間内で、下記のDEで示される単一の数値として、測定した。
DE=[(DL)+(Da)+(Db)1/2
ここで、Lは、可変光度であり、a及びbは、色度座標であり、DL、Da、及びDbは、最終的な状態と、0時間における初期状態との差異で推定され得るL、a、及びbのそれぞれの差異である。
図3及び4に示す得た結果から推定され得るように、初期の色彩、熱安定性、及び色彩の退色性は、前もって安定化されていないS−PVCを含有するサンプル(混合物11)と比較して、本発明の方法で製造したS−PVCを含有するサンプル(混合物12〜14、及び16〜18)において、有意に良好である。
コンゴレッドに対する熱安定性の同定においても、表9に示すように、一致した結果が得られた。
(例6)
スズを基礎とした安定化システムであるReatinor847(Reagens社製)を用いて、表10に示す組成物の混合物を調製した。
なお、表10中、印*1は、high impactメタクリレートブタジエンスチレンを示し、印*2は、ジオクチルチン−2−エチルヘキシルチオグリコレートを示す。
光沢機中において、180℃で4分間、各ブレンドをゲル化した。
この場合の熱安定性についても、上記の台車について、上記のオーブンを、190℃で2分当たり0.5cmの速度とした;上記の色彩の変化の値は、連続する10分間隔で測定した。グラフ2(図3)に示す得た結果から、前もって安定化したS−PVCを用いることにより、重要な向上がさらに観察され得る。
コンゴレッドに対する熱安定性の同定においても、表11に示すように、一致した結果が得られた。
(例7)
ハイドロタルサイトは、S−PVCの安定化に通常使用される化合物であるので、本発明の方法で得たS−PVCを使用することで、標準的なS−PVCを使用することで得られる結果と異なることを強調するため、重合中に添加する量と同一の量を安定化剤としてハイドロタルサイトを添加して、表12及び13に示す成分を有する混合物を調製した。
なお、表12中、印*1は、Kyowa社製のハイドロタルサイトを示し、印*2は、Kyowa社製のハイドロタルサイトを示す。
また、表13中、印*1は、Kyowa社製のハイドロタルサイトを示し、印*2は、high impactメタクリレートブタジエンスチレンを示す。
円筒形混合機において、180℃で4分間、各混合物をゲル化した。
この場合の熱安定性についても、サンプル12〜23について、上記の台車に関して、上記のオーブンを、90秒当たり0.5cmの速度として、行った。上記の色彩の変化の値は、連続する10分間隔で測定した。
サンプル24〜26の熱安定性試験について、上記の台車に関して、上記のオーブンを、2分当たり0.5cmの速度とした。
図5、6及び7に示す得た結果が示すように、本発明のS−PVCを用いて調製した混合物(21、23、26)では、前もって安定化しなかった混合物(19、24)、又は製造中に安定化剤を添加したもの(20、22、25)のいずれよりも、良好な初期的な色彩及び色彩の退色性を示す。2つのシリーズの検討についてのコンゴレッドの値を、表14及び15に示す。
これらのデータから推定されるのは、等量のハイドロタルサイトを安定化されていないS−PVCに連続して添加することは、in situでの安定化で得られるものと、同様の熱的に安定な効果を賦与しないことである。
例4で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、表6に示す組成物の混合物で調製したサンプルについての、時間の関数とした色彩の変化を示すものである。 例5で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、表8に示す組成物の混合物で調製したサンプルについての、時間の関数とした色彩の変化を示すものである。 例5で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、表8に示す組成物の混合物で調製したサンプルについて、初期状態、及び10分間隔で検出した状態との間の色調空間における色の変化を示すパラメータDEによって、数値として示したものである。 例5で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、表8に示す組成物の混合物で調製したサンプルについて、初期状態、及び10分間隔で検出した状態との間の色調空間における色の変化を示すパラメータDEによって、数値として示したものである。 例7で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、表10に示す組成物の混合物で調製したサンプルについての、時間の関数とした色彩の変化を示すものである。 例7で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、初期状態、及び10分間隔で検出した状態との間の色調空間における色の変化を示すパラメータDEによって、数値として示したものである。 例7で行った静的な熱安定性試験で得た結果を示しており、初期状態、及び10分間隔で検出した状態との間の色調空間における色の変化を示すパラメータDEによって、数値として示したものである。

Claims (44)

  1. 水性懸濁液におけるS−PVCの調製方法であって、
    a)25%〜98%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、アクリルポリマーとを有する懸濁系A;及び
    b)25%〜70%の加水分解度を有する少なくとも1つのポリビニルアルコールと、下記式(1)
    [M2+ 1−x3+ (OH)]x+(An− x/n)・mHO (1)
    ここで、M2+は、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Mn及びNiからなる群から選択された少なくとも1つの二価の金属カチオンを示し、
    3+は、Al、B、Bi及びFeからなる群から選択された少なくとも1つの三価の金属カチオンを示し、
    n−は、1〜4の価数を有するアニオンであり、
    x及びmは、下記の条件
    0.2<x≦0.33
    m>0
    を満たす正の数を示す、
    に示すハイドロタルサイト化合物とを有する懸濁系B;
    の存在下で、モノビニルクロライドの重合反応を行うことを特徴とする方法。
  2. I)室温で攪拌しながら、水性懸濁液中で、アルコールを用いて、前記の式(1)に示すハイドロタルサイト化合物を処理し、その後、含水アルコール溶液中にハイドロタルサイトのペーストを得るように、得た混合物を濾過するステップと;
    II)前記懸濁系Bを得るように、前記ステップI)に由来するペーストを、攪拌下で、25%〜70%の加水分解度を有するポリビニルアルコールのメタノールの溶液に添加するステップと、
    III)前記ステップII)で得られた懸濁系Bを、攪拌下で、前記懸濁系Aに添加するステップと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップI)において、前記アルコールは、メタノール、エタノール、プロパノール及びイソプロパノールからなる群から選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記アルコールは、メタノールであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記ステップI)で得た前記ペーストは、25〜35重量%の前記ハイドロタルサイト化合物を含有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ステップI)で得た前記ペーストは、27〜32重量%の量の前記ハイドロタルサイト化合物を含有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記ステップII)において、前記のポリビニルアルコールのメタノールの溶液は、20〜60%の濃度を有することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ステップII)において、前記懸濁系Bは、7%〜18%のハイドロタルサイト化合物と、5%〜15%のポリビニルアルコールとから得られることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ステップIII)において、前記懸濁系Aは、2%〜8%の濃度を有することを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記懸濁系Aは、3%〜5%の濃度を有することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記重合反応は、塩化ビニルモノマーの量に対する百万分率で、懸濁系A中に400〜1500ppmの前記ポリビニルアルコールと、懸濁系B中に600〜1800ppmの前記ポリビニルアルコールと、500〜2500ppmの式(1)のハイドロタルサイト化合物との存在下で、実行されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記重合反応は、塩化ビニルモノマーの量に対する百万分率で、懸濁系A中に600〜1000ppmの前記ポリビニルアルコールと、懸濁系B中に600〜1200ppmの前記ポリビニルアルコールと、800〜1400ppmの式(1)のハイドロタルサイト化合物との存在下で、実行されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記懸濁系Bの前記ポリビニルアルコールは、35%〜55%の加水分解度を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ポリビニルアルコールは、40%〜50%の加水分解度を有することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記懸濁系Aにおける前記ポリビニルアルコールは、70%〜90%の加水分解度を有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記懸濁系Aにおける前記アクリルポリマーは、アクリル酸のホモポリマー、又は無架橋若しくはポリアルケニルポリエーテルで架橋されたC1〜C30のアルキルアクリレートとの共重合体からなる群から選択されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記の式(1)のハイドロタルサイト化合物において、An−は、CO 2−、HCO 、ClO 、SiO 2−、酢酸イオン、サリチル酸イオン、酒石酸イオン、クエン酸イオン、[Fe(CN)4−、NO3−、I、(OOC−COO)2−からなる群から選択されるアニオンを示すことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記の式(1)のハイドロタルサイト化合物において、An−は、CO 2−であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記の式(1)のハイドロタルサイト化合物は、200〜1500Åの晶子径を有することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記ハイドロタルサイト化合物は、500〜1000Åの晶子径を有することを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記懸濁系Aは、高分子可塑剤をさらに有することを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記高分子可塑剤は、800〜8000の平均分子量を有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記高分子可塑剤は、ベンゾエートポリマー、アジピン酸ポリマー、グルタミン酸ポリマー、セバシン酸ポリマー及びフタレートポリマーからなる群から選択されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記高分子可塑剤は、アジピン酸ポリマーであることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. a)25%〜98%の加水分解度を有する、60%〜90%の少なくとも1つのポリビニルアルコールと;
    b)2%〜15%のアクリルポリマーと;
    を有する粉末組成物の、水性懸濁液におけるS−PVCの調製に使用する懸濁系の調製への使用。
  26. 前記粉末組成物に含まれる前記ポリビニルアルコールは、70%〜90%の加水分解度を有することを特徴とする請求項25に記載の使用。
  27. 前記粉末組成物に含まれる前記アクリルポリマーは、アクリル酸のホモポリマー、又は無架橋若しくはポリアルケニルポリエーテルで架橋されたC1〜C30のアルキルアクリレートとの共重合体からなる群から選択されることを特徴とする請求項25又は26に記載の使用。
  28. 前記粉末組成物は、2%〜10%の少なくとも1つの高分子可塑剤をさらに有することを特徴とする請求項25乃至27のいずれか一項に記載の使用。
  29. 前記粉末組成物は、3%〜5%の高分子可塑剤を有することを特徴とする請求項28に記載の使用。
  30. 前記粉末組成物に含まれる前記高分子可塑剤は、800〜8000の平均分子量を有することを特徴とする請求項28又は29に記載の使用。
  31. 前記粉末組成物に含まれる高分子可塑剤は、ベンゾエートポリマー、アジピン酸ポリマー、グルタミン酸ポリマー、セバシン酸ポリマー及びフタレートポリマーからなる群から選択されることを特徴とする請求項30に記載の使用。
  32. 前記粉末組成物に含まれる高分子可塑剤は、アジピン酸ポリマーであることを特徴とする請求項31に記載の使用。
  33. S−PVCの調製において、請求項25乃至32のいずれか一項に記載の組成物を水に溶解して得られる懸濁系の使用。
  34. 前記懸濁系は、2%〜8%の濃度を有することを特徴とする請求項33に記載の使用。
  35. 前記懸濁系は、3%〜5%の濃度を有することを特徴とする請求項34に記載の使用。
  36. 25%〜70%の加水分解度を有するポリビニルアルコールと、下記式(1)
    [M2+ 1−x3+ (OH)]x+(An− x/n)・mHO (1)
    ここで、M2+は、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Mn及びNiからなる群から選択された少なくとも1つの二価の金属カチオンを示し、
    3+は、Al、B、Bi及びFeからなる群から選択された少なくとも1つの三価の金属カチオンを示し、
    n−は、1〜4の価数を有するアニオンであり、
    x及びmは、下記の条件
    0.2<x≦0.33
    m>0
    を満たす正の数を示す、
    に示すハイドロタルサイト化合物とを有する組成物の、水性懸濁液におけるS−PVCの調製に使用される懸濁系の調製への使用。
  37. 前記組成物に含まれる前記の式(1)のハイドロタルサイト型化合物において、An−は、CO 2−、HCO 、ClO 、SiO 2−、酢酸イオン、サリチル酸イオン、酒石酸イオン、クエン酸イオン、[Fe(CN)4−、NO3−、I、(OOC−COO)2−からなる群から選択されるアニオンを示すことを特徴とする請求項36に記載の使用。
  38. 前記の式(1)のハイドロタルサイト化合物において、An−は、CO 2−であることを特徴とする請求項37に記載の組成物。
  39. 前記組成物に含まれる前記ハイドロタルサイト化合物は、200〜1500Åの晶子径を有することを特徴とする請求項36乃至38のいずれか一項に記載の使用。
  40. 前記ハイドロタルサイト化合物は、500〜1000Åの晶子径を有することを特徴とする請求項39に記載の使用。
  41. 前記組成物に含まれるポリビニルアルコールは、35%〜55%の加水分解度を有することを特徴とする請求項36乃至40のいずれか一項に記載の使用。
  42. 前記組成物に含まれるポリビニルアルコールは、40%〜50%の加水分解度を有することを特徴とする請求項41に記載の使用。
  43. 請求項36乃至42のいずれか一項に記載の組成物から得た懸濁系の、S−PVCの調製への使用。
  44. 前記懸濁系は、7%〜18%のハイドロタルサイト化合物と、5%〜15%のポリビニルアルコールとを含有する水/メタノールの懸濁液からなることを特徴とする請求項43に記載の使用。
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