JP2008512375A5 - - Google Patents

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JP2008512375A5
JP2008512375A5 JP2007530389A JP2007530389A JP2008512375A5 JP 2008512375 A5 JP2008512375 A5 JP 2008512375A5 JP 2007530389 A JP2007530389 A JP 2007530389A JP 2007530389 A JP2007530389 A JP 2007530389A JP 2008512375 A5 JP2008512375 A5 JP 2008512375A5
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本発明の化合物及び/又は方法の態様によれば、本発明の化合物は、
1)6,7−ジメトキシ−4−[7−(トリフルオロメチル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
2)6,7−ジメトキシ−4−(5−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン、
3)6,7−ジメトキシ−4−[7−(トリフルオロメチル)−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]シンノリン、
4)6,7−ジメトキシ−4−(6−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
5)6,7−ジメトキシ−4−(8−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
6)4−(6,8−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
7)6,7−ジメトキシ−4−(6−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)シンノリン、
8)4−(6,7−ジメトキシ−3−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
9)4−(6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン塩酸塩、
10)4−(5,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
11)6,7−ジメトキシ−4−(5−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
12)6,7−ジメトキシ−4−(7−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
13)6,7−ジメトキシ−4−(7−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
14)6,7−ジメトキシ−4−(5−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
15)メチル 2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−カルボキシレート、
16)4−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
17)6,7−ジメトキシ−4−[7−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
18)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−7−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
19)6,7−ジメトキシ−4−(6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン、
20)Tert−ブチル[1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル]カルバメート、
21)6,7−ジメトキシ−4−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン、
22)4−(5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
23)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジメチルインドリン−5−スルホンアミド、
24)6,7−ジメトキシ−4−(6−ピリジン−4−イル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
25)6,7−ジメトキシ−4−(7−フェノキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン、
26)4−(6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
27)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−8−フルオロ−7−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
28)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−6−フルオロ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
29)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−7−フルオロ−6−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
30)7−(シクロプロピルメトキシ)−2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
31)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−8−メトキシ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−1−オン、
32)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−7,8−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
33)6−(シクロプロピルメトキシ)−2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−7−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
34)4−(5,6−ジメトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
35)6,7−ジメトキシ−4−[6−(1,3−チアゾール−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
36)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジエチルインドリン−5−スルホンアミド、
37)N−(シクロプロピルメチル)−1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)インドリン−5−スルホンアミド、
38)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−メチルインドリン−5−スルホンアミド、
39)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−スルホンアミド、
40)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
41)4−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
42)6,7−ジメトキシ−4−[5−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン、
43)4−[5−(3−フリル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン、
44)4−(1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
45)4−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン、
46)6,7−ジメトキシ−4−ピリジン−3−イルシンノリン、
47)6,7−ジメトキシ−4−[5−(3−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン、
48)6,7−ジメトキシ−4−(5−ピリミジン−5−イル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン、
49)6,7−ジメトキシ−4−(1,3−チアゾール−2−イル)シンノリン、
50)1−(6,7−ジメトキシ−シンノリン−4−イル)−N−エチルインドリン−5−スルホンアミドヒドロホルメート、
51)1−(6,7−ジメトキシ−シンノリン−4−イル)−N−イソプロピルインドリン−5−スルホンアミドヒドロホルメート、
52)N−シクロプロピル−1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)インドリン−5−スルホンアミド、
53)6,7−ジメトキシ−4−[5−(ピロリジン−1−イルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン、
54)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジイソプロピルインドリン−5−スルホンアミド、
55)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−(2−メトキシエチル)インドリン−5−スルホンアミド、
56)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−(2−モルホリン−4−イルエチル)インドリン−5−スルホンアミド、
57)6,7−ジメトキシ−4−(5−ピリジン−4−イル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン、
58)6,7−ジメトキシ−4−[7−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン塩酸塩、
59)4−[5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン、
60)6,7−ジメトキシ−4−(6−メトキシ−2−ナフチル)シンノリン、
61)6,7−ジメトキシ−4−[5−(ピペリジン−1−イルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン、
62)6,7−ジメトキシ−N−(5−メチル−4H−ピラゾール−3−イル)シンノリン−4−アミンヒドロホルメート、
63)6,7−ジメトキシ−N−(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)シンノリン−4−アミンヒドロホルメート、
64)3−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−エチルベンズアミド、
65)3−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−イソブチルベンズアミド、
66)N−シクロプロピル−3−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)ベンズアミド、
66)6,7−ビス(ジフルオロメトキシ)−4−[7−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
68)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−6,7−ジメトキシ−1,4−ジヒドロイソキノリン−3(2H)−オン、
69)6−(ベンジルオキシ)−2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
70)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
71)6,7−ジメトキシ−4−[6−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
72)6,7−ビス(ジフルオロメトキシ)−4−[7−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリンヒドロホルメート、
73)N−シクロヘキシル−3−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)ベンズアミド、
74)3−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジエチルベンズアミド、
75)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−5−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
76)4−(3,4−ジヒドロナフタレン−2−イル)−6,7−ジメトキシシンノリンヒドロホルメート、
77)6,7−ジメトキシ−4−[7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
78)6,7−ジメトキシ−4−[7−(2−モルホリン−4−イルエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
79)2−{[2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル]オキシ}エタノール、
80)4−[7−[2−(ベンジルオキシ)エトキシ]−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン、
81)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−カルボン酸塩酸塩、及び
82)6,7−ジメトキシ−4−[8−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン、
から選択され、
ここで、上記に列挙する塩は、遊離塩基の形、又は医薬として許容し得る別の塩の形とすることもでき、上記に列挙する遊離塩基の形は、医薬として許容し得る塩の形とすることもでき、
上記に列挙する(遊離塩基の形、又は医薬として許容し得る塩の形の)化合物は、溶媒和物の形(水和物など)とすることもでき、
上記に列挙する(遊離塩基若しくはその溶媒和物の形、又は医薬として許容し得るその塩若しくは溶媒和物の形の)化合物は、多型の形とすることもでき、且つ
化合物は、キラリティーを示す場合、ラセミ化合物やジアステレオマーの混合物などエナンチオマーの混合物の形とすることができ、或いは単一のエナンチオマー又は単一のジアステレオマーの形とすることができる。
下記の表は、本発明による式Iの選択された化合物の構造を示す。
Figure 2008512375
Figure 2008512375
Figure 2008512375
Figure 2008512375
Figure 2008512375
Figure 2008512375
Figure 2008512375
異なる出発材料を用いて、下記の化合物を同様に調製した:
1)6,7−ジメトキシ−4−[7−(トリフルオロメチル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=390,LC/MS(EI)t 2.57分(方法D)
2)6,7−ジメトキシ−4−(5−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン,MS[M+H]=322,LC/MS(EI)t 2.47分(方法D)
3)6,7−ジメトキシ−4−[7−(トリフルオロメチル)−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=390,LC/MS(EI)t 3.51分(方法D)
4)6,7−ジメトキシ−4−(6−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=336,LC/MS(EI)t 2.55分(方法D)
5)6,7−ジメトキシ−4−(8−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=336,LC/MS(EI)t 2.54分(方法D)
6)4−(6,8−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=382,LC/MS(EI)t 2.55分(方法D)
7)6,7−ジメトキシ−4−(6−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=336,LC/MS(EI)t 2.57分(方法D)
8)4−(6,7−ジメトキシ−3−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=396,LC/MS(EI)t 2.19分(方法D)
10)4−(5,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=382,LC/MS(EI)t 2.16分(方法D)
11)6,7−ジメトキシ−4−(5−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=336,LC/MS(EI)t 2.15分(方法D)
12)6,7−ジメトキシ−4−(7−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=352,LC/MS(EI)t 2.27分(方法D)
13)6,7−ジメトキシ−4−(7−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=336,LC/MS(EI)t 2.27分(方法D)
14)6,7−ジメトキシ−4−(5−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=352,LC/MS(EI)t 2.28分(方法D)
15)メチル 2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−カルボキシレート,MS[M+H]=380,LC/MS(EI)t 2.27分(方法D)
16)4−(6,7−ジヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=328,LC/MS(EI)t 2.26分(方法D)
17)6,7−ジメトキシ−4−[7−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=396,LC/MS(EI)t 2.26分(方法D)
19)6,7−ジメトキシ−4−(6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン,MS[M+H]=353,LC/MS(EI)t 2.27分(方法D)
20)Tert−ブチル[1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル]カルバメート,MS[M+H]=437,LC/MS(EI)t 2.76分(方法D)
21)6,7−ジメトキシ−4−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン,MS[M+H]=353,LC/MS(EI)t 2.94分(方法D)
22)4−(5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=326,LC/MS(EI)t 2.11分(方法D)
23)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジメチルインドリン−5−スルホンアミド,MS[M+H]=415,LC/MS(EI)t 2.20分(方法D)
24)6,7−ジメトキシ−4−(6−ピリジン−4−イル−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=399,LC/MS(EI)t 1.96分(方法D)
25)6,7−ジメトキシ−4−(7−フェノキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)シンノリン,MS[M+H]=414,LC/MS(EI)t 2.61分(方法D)
26)4−(6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=382,LC/MS(EI)t 2.28分(方法D)
34)4−(5,6−ジメトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=368,LC/MS(EI)t 2.22分(方法D)
35)6,7−ジメトキシ−4−[6−(1,3−チアゾール−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=405,LC/MS(EI)t 2.30分(方法D)
36)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジエチルインドリン−5−スルホンアミド,MS[M+H]=443,LC/MS(EI)t 2.72分(方法D)
37)N−(シクロプロピルメチル)−1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)インドリン−5−スルホンアミド,MS[M+H]=441,LC/MS(EI)t 2.55分(方法C)
38)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−メチルインドリン−5−スルホンアミド,MS[M+H]=401,LC/MS(EI)t 2.33分(方法C)
39)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−スルホンアミド,MS[M+H]=429,LC/MS(EI)t 2.54分(方法C)
41)4−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=308,LC/MS(EI)t 3.8分(方法A)
42)6,7−ジメトキシ−4−[5−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン,MS[M+H]=386,LC/MS(EI)t 3.7分(方法A)
43)4−[5−(3−フリル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=374,LC/MS(EI)t 4.2分(方法A)
44)4−(1H−インドール−1−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=306,LC/MS(EI)t 3.8分(方法C)
47)6,7−ジメトキシ−4−[5−(3−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン,MS[M+H]=390,LC/MS(EI)t 2.8分(方法C)
48)6,7−ジメトキシ−4−(5−ピリミジン−5−イル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン,MS[M+H]=386,LC/MS(EI)t 3.6分(方法A)
50)1−(6,7−ジメトキシ−シンノリン−4−イル)−N−エチルインドリン−5−スルホンアミドヒドロホルメート,(0.1%ヒドロギ酸含有アセトニトリル:水を用いた分取HPLCにより、遊離塩基からヒドロホルメート塩として単離)MS[M+H]=415,LC/MS(EI)t 4.01分(方法B)
51)1−(6,7−ジメトキシ−シンノリン−4−イル)−N−イソプロピルインドリン−5−スルホンアミドヒドロホルメート,(0.1%ヒドロギ酸含有アセトニトリル:水を用いた分取HPLCにより、遊離塩基からヒドロホルメート塩として単離),MS[M+H]=429,LC/MS(EI)t 4.24分(方法B)
52)N−シクロプロピル−1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)インドリン−5−スルホンアミド,MS[M+H]=427,LC/MS(EI)t 4.0分(方法A)
53)6,7−ジメトキシ−4−[5−(ピロリジン−1−イルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン,MS[M+H]=441,LC/MS(EI)t 4.22分(方法B)
54)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N,N−ジイソプロピルインドリン−5−スルホンアミド MS[M+H]=471,LC/MS(EI)t 4.7分(方法A)
55)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−(2−メトキシエチル)インドリン−5−スルホンアミド MS[M+H]=445,LC/MS(EI)t 3.8分(方法A)
56)1−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−N−(2−モルホリン−4−イルエチル)インドリン−5−スルホンアミド MS[M+H]=251,LC/MS(EI)t 2.5分(方法A)
57)6,7−ジメトキシ−4−(5−ピリジン−4−イル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)シンノリン MS[M+H]=385,LC/MS(EI)t 2.5分(方法A)
59)4−[5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=403,LC/MS(EI)t 4.2分(方法B)。
88)2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−カルボニトリル MS[M+H]=347
89)4−(3,4−ジヒドロ−6−メトキシ−イソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=352
90)4−(3,4−ジヒドロ−7−フルオロ−イソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=340
91)メチル 2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−カルボキシレート MS[M+H]=380
92)4−(3,4−ジヒドロ−7−ニトロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=367
93)4−(6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=410
94)4−(3,4−ジヒドロ−5−ニトロイソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=367
95)4−(1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=308
96)メチル 2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−カルボキシレート,MS[M+H]=380
97)4−[4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=385
100)4−(3,4−ジヒドロ−6,7−ジメトキシ−イソキノリン−2(1H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=382
101)4−(3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=322
102)6,7−ジメトキシ−(4−モルホリン−4−イル)シンノリン MS[M+H]=276
103)4−[4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=408
104)6,7−ジメトキシ−4−[(4aR,8aS)−オクタヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン MS[M+H]=328
105)4−{4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル}−6,7−ジメトキシシンノリン MS[M+H]=477
106)6,7−ジメトキシ−4−ピペリジン−1−イルシンノリン,MS[M+H]=274
107)4−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン,
H NMR (CDCl,300MHz)δ (ppm)8.83 (s,1H),7.65 (s,1H),7.10 (s,1H),6.87 (s,1H),6.76 (s,2H),5.96 (s,2H),4.10 (s,3H),4.02 (s,3H),3.55 (s,2H),3.28 (m,4H),2.73 (m,4H)
108)6−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,3]−ジオキソロ[4,5−g]イソキノリン,MS[M+H]=366
61)6,7−ジメトキシ−4−[5−(ピペリジン−1−イルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]シンノリン,MS[M+H]=497.2,LC/MS(EI)t 5.53分(方法B)
67)6,7−ビス(ジフルオロメトキシ)−4−[7−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=468.2,LC/MS(EI)t 5.06分(方法B)
71)6,7−ジメトキシ−4−[6−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=396.2,LC/MS(EI)t 3.77分(方法B)
77)6,7−ジメトキシ−4−[7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=408,LC/MS(EI)t 2.05分(方法C)
78)6,7−ジメトキシ−4−[7−(2−モルホリン−4−イルエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=451,LC/MS(EI)t 1.21分(方法C)
79)2−{[2−(6,7−ジメトキシシンノリン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル]オキシ}エタノール,MS[M+H]=382.2,LC/MS(EI)t 2.02分(方法C)
80)4−[7−[2−(ベンジルオキシ)エトキシ]−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]−6,7−ジメトキシシンノリン,MS[M+H]=472.3,LC/MS(EI)t 4.62分(方法B)
82)6,7−ジメトキシ−4−[8−(2−メトキシエトキシ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル]シンノリン,MS[M+H]=396.2,LC/MS(EI)t 4.00分(方法B)

Claims (36)

  1. 式I又は式IIの化合物:
    Figure 2008512375
    (式中、
    は、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    は、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    は、式(c)〜(h)から選択され、
    Figure 2008512375
    nは、0、1、2、又は3であり;
    −−−A−−−は、単結合、二重結合、−CR−、=CR−、−CR=、−CR−CR−、=CR−CR−、−CR−CR=、−CR=CR−、=CR−CR=、−CR−CR−CR−、=CR−CR−CR−、−CR=CR−CR−、−CR−CR=CR−、−CR−CR−CR=、=CR−CR=CR−、−CR=CR−CR=、又は=CR−CR−CR=であり;
    −−−B−−−は、単結合、二重結合、−CR1011−、=CR10−、−CR10=、−CR1011−CR1011−、=CR10−CR1011−、−CR1011−CR10=、−CR10=CR10−、=CR10−CR10=、−CR1011−CR1011−CR1011−、=CR10−CR1011−CR1011−、−CR10=CR10−CR1011−、−CR1011−CR10=CR10−、−CR1011−CR1011−CR10=、=CR10−CR10=CR10−、−CR10=CR10−CR10=、又は=CR10−CR1011−CR10=であり;
    ただし、X27がNである場合、−−−B−−−は、二重結合、=CR10−、=CR10−CR1011−、=CR10−CR10=、=CR10−CR1011−CR1011−、=CR10−CR10=CR10−、又は=CR10−CR1011−CR10=でないことを条件にし;
    −−−D−−−は、単結合、二重結合、−CR2627−、=CR26−、−CR26=、−CR2627−CR2627−、=CR26−CR2627−、−CR2627−CR26=、−CR26=CR27−、=CR26−CR26=、−CR2627−CR2627−CR2627−、=CR26−CR2627−CR2627−、−CR26=CR26−CR2627−、−CR2627−CR26=CR26−、−CR2627−CR2627−CR26=、=CR26−CR26=CR26−、−CR26=CR26−CR26=、又は=CR26−CR2627−CR26=であり;
    −−−E−−−は、単結合、二重結合、−CR2829−、=CR28−、−CR28=、−CR2829−CR2829−、=CR28−CR2829−、−CR2829−CR28=、−CR28=CR29−、=CR28−CR28=、−CR2829−CR2829−CR2829−、=CR28−CR2829−CR2829−、−CR28=CR28−CR2829−、−CR2829−CR28=CR28−、−CR2829−CR2829−CR28=、=CR28−CR29=CR28−、−CR28=CR28−CR28=、又は=CR28−CR2829−CR28=であり、
    ただし、X29がNである場合、−−−E−−−は、二重結合、=CR28−、=CR28−CR2829−、=CR28−CR28=、=CR28−CR2829−CR2829−、=CR28−CR28=CR28−、又は=CR28−CR2829−CR28=でないことを条件にし;
    式(e)の点線は独立に、単結合又は二重結合を表し、ここで、少なくとも1つの二重結合がX10とX11又はX11とX12の間にあり;
    式(f)の点線は独立に、単結合又は二重結合を表し、ここで少なくとも1つの二重結合がX13とX14又はX14とX15の間にあり;
    式(g)の点線は独立に、単結合又は二重結合を表し;
    式(h)の点線は独立に、単結合又は二重結合を表し、ただし、2つの二重結合が存在する場合、互いに隣接していないことを条件にし;
    、X、X、X、X、X、X、及びXはそれぞれ独立に、N又はCR14であり、2つの隣接するX〜X基はそれぞれ、CR14とすることができ、2つのR14基は一緒になって、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、ジフルオロメチレンジオキシ、又はテトラフルオロエチレンジオキシ基であって、縮合環構造を形成し;
    10、X11、X12、X13、X14、及びX15はそれぞれ独立に、S、O、N、NR14、C(R14、又はCR14であり;
    16、X17、X18、X19、及びX20はそれぞれ独立に、N又はCR14であり、
    16及びX17はそれぞれ独立に、NR14又はC(R14とすることができ、
    18とX19又はX19とX20は、場合によっては縮合アリール又はヘテロアリールを形成し、それぞれ、1つ又は複数のR14基で置換されていてもよく;
    21、X22、X23、及びX24はそれぞれ独立に、O、S、N、NR14、CR14、又はC(R14であり;
    25は、N、C、又はCR14であり;
    ここで、X21、X22、X23、X24、及びX25の少なくとも2つはそれぞれ独立に、O、S、N、又はNR14であり;
    26は、N又はCRであり;
    27は、C、N、又はCR10であり;
    28は、N又はCR26であり;
    29は、C、N、又はCR28であり;
    、R、R10、R11、R26、R27、R28、及びR29はいずれの場合も独立に、
    不在、H、又は1〜8個の炭素原子を有するアルキル、3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、又は4〜12個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキルであり、それぞれ、分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されており;或いは
    とR、R10とR11、R26とR27、及び/又はR28とR29は一緒になって、場合によっては3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、スピロ、又は縮合を形成し、或いは
    とRの1つ若しくは複数、及びそれらが結合している炭素原子、又はR10とR11の1つ若しくは複数、及びそれらが結合している炭素原子、又はR26とR27の1つ若しくは複数、及びそれらが結合している炭素原子、又はR28とR29の1つ若しくは複数、及びそれらが結合している炭素原子は、いずれの場合もC(=O)基を形成し;
    12は、H、又は1〜8個の炭素原子を有するアルキル、3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、又は4〜12個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキルであり、それぞれ、分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されており;
    13は、H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR12、−COOR12、−OCOR12、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR12、−NHSO12、−NR12COR12、−CONHR12、−NHCONHR12、−OCONHR12、−NHCOOR12、−SCONHR12、−SCSNHR12、若しくは−NHCSNHR12、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては、1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、7〜16個の炭素原子を有するアリールアルキル、
    アリール基がそれぞれ、6〜14個の炭素原子を有し、非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている−CH(アリール)
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリール、
    少なくとも1つの環原子がヘテロ原子であるヘテロアリール部分が5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜3個の炭素原子を有し、ヘテロアリール部分が非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されているヘテロアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性ヘテロ環、或いは
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、5〜14個の炭素原子を有する単環式又は二環式の非芳香族性基である炭素環であり;
    14は、H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR12、−COOR12、−OCOR12、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR12、−NHSO12、−NR12COR12、−CONHR12、−NHCONHR12、−OCONHR12、−NHCOOR12、−SCONHR12、−SCSNHR12、若しくは−NHCSNHR12、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては、1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、アリールアルキル、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である510個の環原子を有する飽和、部分飽和、又は不飽和のヘテロ環基、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、7〜16個の炭素原子を有するアリールアルキル、
    ヘテロアリール部分が、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜3個の炭素原子を有し、ヘテロアリール部分が非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されているヘテロアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリールオキシ、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C7〜16アリールアルキル、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリールオキシ、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性O−ヘテロ環基、
    ヘテロ環基が、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜3個の炭素原子を有し、ヘテロ環基が非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている非芳香族性O−ヘテロ環系アルキル基;或いは
    ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、C1〜4−アルキルオキシC1〜4−アルコキシ、C4〜12−シクロアルキルアルキルオキシ、C1〜4−アルキルオキシC7〜16−アリールアルキルオキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR12、−COOR12、−OCOR12、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR12、−SONHR25、−SONR1925、−SO32、−NHSO12、−NR12COR12、−CONHR12、CONHCHCH(CH、CONH−シクロアルキル、−CONR1225、C1〜4アルキル−CONR1225、−NHCONHR12、−OCONHR12、−NHCOOR12、−SCONHR12、−SCSNHR12、又は−NHCSNHR12であり;
    15は、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    16は、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    17は、非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C7〜16アリールアルキル、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性ヘテロ環、或いは
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、5〜14個の炭素原子を有する単環式又は二環式の非芳香族性基である炭素環であり;
    18は、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては、1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、或いは
    ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せであり;
    19は、H、或いは分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されている、1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり;
    25は、H、
    分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されている、1〜8個の炭素原子を有するアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、4〜12個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する飽和、部分飽和、又は不飽和のヘテロ環基;或いは
    少なくとも1つの環原子がヘテロ原子であるヘテロ環基が5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜4個の炭素原子を有し、ヘテロ環基が、非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されているヘテロ環系アルキル基であり;
    30及びR31はいずれの場合も独立に、
    H、又は1〜8個の炭素原子を有するアルキル、3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、又は4〜12個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキルであり、それぞれ、分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されており;或いは
    30とR31は、3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、スピロ、又は縮合を形成し、或いは
    30とR31、及びそれらが結合している炭素原子は、C(=O)基を形成し;
    32は、非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14−アリール−C1〜4−アルキル、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する飽和又は部分飽和のヘテロ環基である)、
    或いは薬剤として許容し得るその塩若しくは溶媒和物、又は薬剤として許容し得るその塩の溶媒和物であって;
    ただし、
    6,7-ジメトキシ-α-1-ナフチル-4-シンノリン-アセトニトリル、
    4-(4-アミノベンジル)-6,7-ジメトキシ-シンノリン、
    6,7-ジメトキシ-α-(3-メトキシフェニル)-4-シンノリン-アセトニトリル、
    α-[4,5-ジヒドロ-4,4-ジメチル-1-(1-メチルエチル)-1H-イミダゾール-2-イル]-6,7-ジメトキシ-4-シンノリンアセトニトリル、
    α-(3,4-ジメトキシフェニル)-6,7-ジメトキシ-4-シンノリン-アセトアミド、
    6,7-ジメトキシ-α-フェニル-4-シンノリン-アセトニトリル、
    α-(3,4-ジメトキシフェニル)-6,7-ジメトキシ-4-シンノリン-アセトニトリル、
    6,7-ジメトキシ-α-(4-ヨードフェニル)-4-シンノリン-アセトニトリル、
    6,7-ジメトキシ-α-(4-ブロモフェニル)-4-シンノリン-アセトニトリル、
    6,7-ジメトキシ-α-(4-クロロフェニル)-4-シンノリン-アセトニトリル、
    α-(3,4-ジクロロフェニル)-6,7-ジメトキシ-4-シンノリン-アセトニトリル、
    6,7-ジメトキシ-α-(フェニル)-4-シンノリン-アセトアミド (別名α-(6,7-ジメトキシ-4-シンノリル)フェニルアセトアミド)、
    α-(4-アミノフェニル)-6,7-ジメトキシ-4-シンノリン-アセトニトリル、又は
    4-ベンジル-6,7-ジメトキシシンノリン、
    或いは薬剤として許容し得るその塩若しくは溶媒和物、又は薬剤として許容し得るその塩の溶媒和物でないことを条件とする、前記化合物。
  2. が式(c)又は式(d)を有する、請求項1記載の化合物。
  3. が式(c)を有する、請求項2記載の化合物。
  4. が式(d)を有する、請求項2記載の化合物。
  5. が式(e)及び(f)を有する、請求項1記載の化合物。
  6. が式(e)を有する、請求項5記載の化合物。
  7. が式(f)を有する、請求項5記載の化合物。
  8. が式(g)を有する、請求項1記載の化合物。
  9. が式(h)を有する、請求項1記載の化合物。
  10. が、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    が、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    が、
    Figure 2008512375
    から選択され;
    mが0、1、2、又は3であり;
    pが0、1、2、又は3であり;
    、X、X、X、X、X、X、及びXがそれぞれ独立に、N又はCR14であり、2つの隣接するX〜X基が一緒になって、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ基、ジフルオロメチレンジオキシ、又はテトラフルオロメチレンジオキシになって、縮合環構造を形成することができ;
    及びRがいずれの場合も独立に、
    H、或いは分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されている、1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり、或いは
    とRが、3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、スピロ、又は縮合を形成し;
    10及びR11がいずれの場合も独立に、
    H、或いは分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されている、1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり、或いは
    10とR11が、3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、スピロ、又は縮合を形成し;
    12が、H、或いは分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されている、1〜8個の炭素原子を有するアルキルであり;
    13が、H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR12、−COOR12、−OCOR12、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR12、−NHSO12、−NR12COR12、−CONHR12、−NHCONHR12、−OCONHR12、−NHCOOR12、−SCONHR12、−SCSNHR12、若しくは−NHCSNHR12、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、7〜16個の炭素原子を有するアリールアルキル、
    アリール基がそれぞれ、6〜14個の炭素原子を有し、非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている−CH(アリール)
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリール、
    ヘテロアリール部分が、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜3個の炭素原子を有し、ヘテロアリール部分が、非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されているヘテロアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性ヘテロ環、或いは
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、5〜14個の炭素原子を有する単環式又は二環式の非芳香族性基である炭素環であり;
    14が、H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR12、−COOR12、−OCOR12、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR12、−NHSO12、−NR12COR12、−CONHR12、−NHCONHR12、−OCONHR12、−NHCOOR12、−SCONHR12、−SCSNHR12、若しくは−NHCSNHR12、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ただし、場合によっては、1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、或いは
    ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR12、−COOR12、−OCOR12、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR12、−NHSO12、−NR12COR12、−CONHR12、−NHCONHR12、−OCONHR12、−NHCOOR12、−SCONHR12、−SCSNHR12、又は−NHCSNHR12であり;
    15が、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    16が、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    17が、非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性ヘテロ環、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、5〜14個の炭素原子を有する単環式又は二環式の非芳香族性基である炭素環であり;
    18が、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ただし、場合によっては、1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、或いは
    ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せであり;
    19が、H、或いは分枝状若しくは非分枝状であり、非置換であり、又はハロゲン、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、オキソ、若しくはその組合せで1回又は複数回置換されている、1〜8個の炭素原子を有するアルキルである、
    前記化合物、或いは薬剤として許容し得るその塩若しくは溶媒和物、又は薬剤として許容し得るその塩の溶媒和物であって;
    ただし、該化合物が、
    6,7−ジメトキシ−α−1−ナフチル−4−シンノリン−アセトニトリル、
    4−(p−アミノベンジル)−6,7−ジメトキシ−シンノリン、
    6,7−ジメトキシ−α−(m−メトキシフェニル)−4−シンノリン−アセトニトリル、
    α−[4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−2−イル]−6,7−ジメトキシ−4−シンノリンアセトニトリル、
    α−(3,4−ジメトキシフェニル)−6,7−ジメトキシ−4−シンノリン−アセトアミド)、
    6,7−ジメトキシ−α−フェニル−4−シンノリン−アセトニトリル、
    α−(3,4−ジメトキシフェニル)−6,7−ジメトキシ−4−シンノリン−アセトニトリル、
    6,7−ジメトキシ−α−(p−ヨードフェニル)−4−シンノリン−アセトニトリル、
    6,7−ジメトキシ−α−(p−ブロモフェニル)−4−シンノリン−アセトニトリル、
    α−(3,4−ジクロロフェニル)−6,7−ジメトキシ−4−シンノリン−アセトニトリル、
    6,7−ジメトキシ−α−(フェニル)−4−シンノリン−アセトアミド(別名α−(6,7−ジメトキシ−4−シンノリル)フェニルアセトアミド)、
    α−(4−クロロフェニル)−6,7−ジメトキシ−4−シンノリンアセトニトリル、
    α−(4−アミノフェニル)−6,7−ジメトキシ−4−シンノリンアセトニトリル、又は
    4−ベンジル−6,7−ジメトキシシンノリン、
    或いは薬剤として許容し得るその塩若しくは溶媒和物、又は薬剤として許容し得るその塩の溶媒和物でないことを条件とする、請求項1記載の化合物。
  11. 式IIIの化合物
    Figure 2008512375
    (式中、
    15は、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    16は、H、或いは非置換であり、又はハロゲンで1回又は複数回置換されている、1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり;
    18は、H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、或いは
    ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せであり;
    Yは、NR24、O、又はSであり;
    20、R21、R22、及びR23は独立に、
    H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、或いは
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、7〜16個の炭素原子を有するアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリール、
    ヘテロアリール部分が、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜3個の炭素原子を有し、ヘテロアリール部分が、非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されているヘテロアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性ヘテロ環、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、5〜14個の炭素原子を有する単環式又は二環式の非芳香族性基である炭素環、或いは
    シアノ、カルボキシ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、COR19、COOR19、CONHR19、又はその組合せであり、
    ここで、R20、R21、R22、及びR23の2つは一緒になって、場合によっては3〜8個の炭素原子を有するスピロ又は縮合シクロアルキル基を形成することができ、R20とR21又はR22とR23は一緒になって、場合によってはオキソ基を形成することができ;
    24は、H、
    非置換であり、或いはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、−COR19、−COOR19、−OCOR19、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、−SONHR19、−NHSO19、−NR19COR19、−CONHR19、−NHCONHR19、−OCONHR19、−NHCOOR19、−SCONHR19、−SCSNHR19、若しくは−NHCSNHR19、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、最高12個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状、又は環状のアルキル(ここで、場合によっては1つ又は複数の−CH−基はいずれの場合も独立に、−O−、−S−、又は−NH−で置換され、場合によっては1つ又は複数の−CHCH−基はいずれの場合も−CH=CH−又は−C≡C−で置換されている)、或いは
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、6〜14個の炭素原子を有するアリール、
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、7〜16個の炭素原子を有するアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有するヘテロアリール、
    ヘテロアリール部分が、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有し、アルキル部分が1〜3個の炭素原子を有し、ヘテロアリール部分が、非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されているヘテロアリールアルキル、
    非置換であり、或いはハロゲン、C6〜14アリール、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、オキソ、アミノ、C1〜4−アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アルコキシカルボニル、C2〜4−アシル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子である5〜10個の環原子を有する非芳香族性ヘテロ環、或いは
    非置換であり、或いはハロゲン、C1〜4アルキル、ハロゲン化C1〜4アルキル、ヒドロキシ、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン化C1〜4アルコキシ、ニトロ、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、ジ−C1〜4−アルキルアミノ、C1〜4−ヒドロキシアルキル、C2〜4−ヒドロキシアルコキシ、カルボキシ、シアノ、カルボキサミド、C2〜4−アシル、C2〜4−アルコキシカルボニル、C1〜4−アルキルチオ、C1〜4−アルキルスルフィニル、C1〜4−アルキルスルホニル、フェノキシ、又はその組合せで1回又は複数回置換されている、5〜14個の炭素原子を有する単環式又は二環式の非芳香族性基である炭素環である);或いは、
    或いは薬剤として許容し得るその塩若しくは溶媒和物、又は薬剤として許容し得るその塩の溶媒和物であって;
    α−[4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−2−イル]−6,7−ジメトキシ−4−シンノリンアセトニトリル、或いは薬剤として許容し得るその塩若しくは溶媒和物、又は薬剤として許容し得るその塩の溶媒和物でない、前記化合物。
  12. が、
    Figure 2008512375
    (式中、X、X、X、X、X、X、X、及びXはそれぞれ、CR14であり、R14は、H、CH、CN、F、CF、OCH−シクロプロピル、OCH、OC、CHOH、OCHCHOH、OCHCHOCH、SONHCH、SONHCH−シクロプロピル、SON(CH、ヘテロ環基、又はCOCHである)
    である、請求項1記載の化合物。
  13. 26がN又はCRである、請求項1又は請求項12記載の化合物。
  14. 26がNである、請求項13記載の化合物。
  15. 27がN又はCR10である、請求項1又は請求項12記載の化合物。
  16. 27がNである、請求項15記載の化合物。
  17. 、R、R10、及びR11がそれぞれ、H又はCHである、請求項1記載の化合物。
  18. 、R、R10、及びR11がそれぞれ、Hである、請求項17記載の化合物。
  19. が式(c)を有し、一組のRとRが、結合している炭素と一緒になって、C(=O)基を形成する、請求項1記載の化合物。
  20. が式(d)を有し、一組のR10とR11が、結合している炭素と一緒になって、C(=O)基を形成する、請求項1記載の化合物。
  21. が式(c)又は式(d)を有し、R14が、H、ハロゲン、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキルアルキルオキシ、又はアルキルオキシアルコキシである、請求項1記載の化合物。
  22. が式(c)を有し、−−−A−−−が、単結合、二重結合、−CR−、=CR−、又は−CR=を表す、請求項1記載の化合物。
  23. が式(d)を有し、−−−B−−−が、単結合、−CR1011−、又は−CR10=を表す、請求項1記載の化合物。
  24. が式(e)又は式(f)を有し、−−−D−−−が、単結合、二重結合、−CR2627−、=CR26−、又は−CR26=であり、−−−E−−−が、単結合、−CR2829−、又は−CR28=である、請求項1記載の化合物。
  25. 26、R27、R28、R29、R30、及びR31がそれぞれ、H又はCHである、請求項1記載の化合物。
  26. 30及びR31が、結合している炭素と一緒になって、C(=O)基を形成する、請求項1記載の化合物。
  27. が式(h)を有するが、二重結合を含まない、請求項1記載の化合物。
  28. が式(h)を有し、隣接しない2つの二重結合を含む、請求項1記載の化合物。
  29. が式(f)を有し、−−−E−−−がCR2829−であり、R28及びR29がHであり、X13及びX14がNであり、X15がCR14である、請求項1記載の化合物。
  30. が式(g)を有し、X16、X17、X18、X19、及びX20が、C又はCR14であり、或いはX16、X17、X18、X19、及びX20の1つがNであり、残りがC又はCR14である、請求項1記載の化合物。
  31. が式(g)を有し;X16、X17、X18、及びX20がCR14であり、X19がNであり;X16、X17、X18、及びX20がCHであり、X19がCR14であり;或いはX16、X17、及びX20がCR14(例えば、CH)であり、X18とX19が縮合アリールを形成する、請求項1記載の化合物。
  32. が式(h)を有し:X23がN又はNR14であり、X25がNであり、X21、X22、及びX24がC又はCHR14であり;X22及びX23がN又はNR14であり、X21、X24、及びX25がC又はCR14であり;或いはX21がSであり、X24がNであり、X22及びX23がCR14であり、X25がCである、請求項1記載の化合物。
  33. YがNR24又はOであり、R20及びR21がそれぞれ、H、CH、又はフェニルである、請求項11記載の化合物。
  34. 22及びR23がそれぞれ、H又はCHである、請求項11記載の化合物。
  35. 24が、シクロプロピル、ベンジル、又はシクロプロピルメチルである、請求項11記載の化合物。
  36. 薬剤組成物であって、
    請求項1から35のいずれか一項記載の化合物、及び薬剤として許容し得る担体を含む組成物。
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