JP2008505865A5 - - Google Patents

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JP2008505865A5
JP2008505865A5 JP2007519775A JP2007519775A JP2008505865A5 JP 2008505865 A5 JP2008505865 A5 JP 2008505865A5 JP 2007519775 A JP2007519775 A JP 2007519775A JP 2007519775 A JP2007519775 A JP 2007519775A JP 2008505865 A5 JP2008505865 A5 JP 2008505865A5
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  1. ii)式
    Figure 2008505865

    (式中、Rは、非置換又はC5〜C12シクロアルキル若しくはフェニルで置換された炭素原子1から20個のアルキルであり、R’は、Rに対し定義された通りであるか、又はC5〜C12シクロアルキル、フェニル、C1〜C12アルキルで置換されたフェニルであり;又はRとR’は、一緒になって、C1〜C12アルキル若しくはフェニルで置換されていてもよいペンタ−若しくはヘキサメチレンであり;
    1は、芳香族有機炭素アンカー基であり;そして
    X’は、適切なアニオンである)
    で示されたスルホニウム塩を、塩基又は極性溶媒の存在下でケトンと反応させる工程を含む方法で得られた1,1−ジカルボ置換オキシランを、続いてα−ヒドロキシケトン又はα−アミノケトンに転化する、方法。
  2. 1,1−ジカルボ置換オキシランが、遷移金属触媒の存在下で好気的酸化に抗することを特徴とする、α−ヒドロキシケトンの製造方法であって、好ましくは、1,1−ジカルボ置換オキシランが、請求項1の方法で得られる、α−ヒドロキシケトンの製造方法。
  3. 1,1−ジカルボ置換オキシランが、式II:
    Figure 2008505865

    (式中、nは1から4の範囲であり;
    nが1の場合、A1は、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aroで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、若しくはアルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、ハロゲン、NR910、カルボキシ、Aro、COR1、SO22、ニトロ、CNで置換された)で置換された炭素環式アリールであるか;又はO−R8−O−SiR111213で置換された炭素環式アリールであり;
    nが2の場合、A1は、Ar−R5−Arであるか;又は残基R1112Si(O−R8−O−Ar)2であり;
    nが3の場合、A1は、残基(Ar)3−R6であるか;又は残基R11Si(O−R8−O−Ar)3であり;
    nが4の場合、A1は、残基(Ar)4−R7であり;
    2及びA3は、独立して、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された前記残基の一つであるか;及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、OCONR9、CONR9により中断されるか;
    あるいはA2及びA3は、一緒になって、それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された)で置換されたC4〜C11アルキレン、−オキサアルキレン、−アザアルキレン又は−アルケニレンであり;
    Arは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aro、アルキル、アルコキシで置換された二価の炭素環式アリールを表し;
    Aroは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシで置換されたアリールオキシを表し;
    Prは、水素又は保護基を表し;
    1は、水素、OH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニル、アルコキシ、アルケノキシ、シクロアルコキシ、シクロアルケノキシ、フェノキシ、アルキルフェノキシ、アルコキシフェノキシであり;
    2は、OH、アルキル又はアルコキシであり;
    3は、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニルであり;
    4及びR’4は、独立して、水素、C1〜C12アルキル又はシクロヘキシルであり;
    5、R6、及びR7は、独立して、これらが結合するAr部分を共有結合するのに適切な原子価のスペーサー基であるか;又はR5は、直接結合であり;
    8は、二価の脂肪族又は脂環式の残基であり;
    9及びR10は、独立して、水素、C1〜C12アルキル、OPr及び/又はNR4R’4で置換されたC1〜C12アルキル、C5〜C12シクロアルキルであるか;又はR9及びR10は、一緒に結合して、テトラメチレン、ペンタメチレン、オキサテトラメチレン又はオキサペンタメチレン部分を形成し;
    11、R12及びR13は、独立して、C1〜C12アルキル又はC1〜C12アルコキシである)
    の化合物である、請求項1記載の方法。
  4. α−ヒドロキシケトン又はα−アミノケトンの製造方法であって、
    iii)水性の酸の存在下で1,1−ジカルボ置換オキシランを加水分解して、対応するジアルコールを形成するか、又は
    iii’)触媒の存在下で1,1−ジカルボ置換オキシランをアミノリシスに付して、対応するアミノアルコールを形成し、
    iv)及び得られた生成物を、次亜塩素酸塩、次亜臭素酸塩、超原子価ヨウ素試薬から選択される酸化剤で処理することを特徴とし、
    ここで、1,1−ジカルボ置換オキシランを、
    ii)式
    Figure 2008505865

    (式中、Rは、非置換又はC5〜C12シクロアルキル若しくはフェニルで置換された炭素原子1から20個のアルキルであり、
    R’は、Rに対し定義された通りであるか、又はC5〜C12シクロアルキル、フェニル、C1〜C12アルキルで置換されたフェニルであり;又はRとR’は、一緒になって、C1〜C12アルキル若しくはフェニルで置換されていてもよいペンタ−若しくはヘキサメチレンであり;
    1は、芳香族有機炭素アンカー基であり;そして
    X’は、適切なアニオンである)
    で示されたスルホニウム塩を、塩基又は極性溶媒の存在下でケトンと反応させる工程を含む方法で得る、α−ヒドロキシケトン又はα−アミノケトンの製造方法。
  5. 1,1−ジカルボ置換オキシランが、式II
    Figure 2008505865

    (式中、nは1から4の範囲であり;
    nが1の場合、A1は、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aroで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル若しくはアルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、ハロゲン、NR910、カルボキシ、Aro、COR1、SO22、ニトロ、CNで置換されている)で置換された炭素環式アリールであるか;又はO−R8−O−SiR111213で置換された炭素環式アリールであり;
    あるいはA1は、それぞれが、非置換又はOPr、ハロゲン、NR910、Aro、COR1、OCOR3、NR9COR3で置換され、及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、CONR9により中断されていることができる、アルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシであり;又はA1は、水素であり;
    nが2の場合、A1は、Ar−R5−Arであるか;又は残基R1112Si(O−R8−O−Ar)2であり;又はA1は、直接結合であり;
    nが3の場合、A1は、残基(Ar)3−R6であるか;又は残基R11Si(O−R8−O−Ar)3であり;
    nが4の場合、A1は、残基(Ar)4−R7であり;
    2及びA3は、独立して、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された前記残基の一つであるか;及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、OCONR9、CONR9により中断されるか;
    あるいはA2及びA3は、一緒になって、それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された)で置換されたC4〜C11アルキレン、−オキサアルキレン、−アザアルキレン又は−アルケニレンであり;
    Arは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aro、アルキル、アルコキシで置換された二価の炭素環式アリールを表し;
    Aroは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシで置換されたアリールオキシを表し;
    Prは、水素又は保護基を表し;
    1は、水素、OH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニル、アルコキシ、アルケノキシ、シクロアルコキシ、シクロアルケノキシ、フェノキシ、アルキルフェノキシ、アルコキシフェノキシであり;
    2は、OH、アルキル又はアルコキシであり;
    3は、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニルであり;
    4及びR’4は、独立して、水素、C1〜C12アルキル又はシクロヘキシルであり;
    5、R6、及びR7は、独立して、これらが結合するAr部分を共有結合するのに適切な原子価のスペーサー基であるか;又はR5は、直接結合であり;
    8は、二価の脂肪族又は脂環式の残基であり;
    9及びR10は、独立して、水素、C1〜C12アルキル、OPr及び/又はNR4R’4で置換されたC1〜C12アルキル、C5〜C12シクロアルキルであるか;又はR9及びR10は、一緒に結合して、テトラメチレン、ペンタメチレン、オキサテトラメチレン又はオキサペンタメチレン部分を形成し;
    11、R12及びR13は、独立して、C1〜C12アルキル又はC1〜C12アルコキシである)
    の化合物である、請求項2又は4の方法。
  6. α−ヒドロキシケトン又はα−アミノケトンが、式I’
    Figure 2008505865

    (式中、nは1から4の範囲であり;
    nが1の場合、A1は、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aroで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、若しくはアルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、ハロゲン、NR910、カルボキシ、Aro、COR1、SO22、ニトロ、CNで置換された)で置換された炭素環式アリールであるか;又はO−R8−O−SiR111213で置換された炭素環式アリールであり;
    nが2の場合、A1は、Ar−R5−Arであるか;又は残基R1112Si(O−R8−O−Ar)2であり;
    nが3の場合、A1は、残基(Ar)3−R6であるか;又は残基R11Si(O−R8−O−Ar)3であり;
    nが4の場合、A1は、残基(Ar)4−R7であり;
    2及びA3は、独立して、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された前記残基の一つであるか;及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、OCONR9、CONR9で中断されるか;
    あるいはA2及びA3は、一緒になって、それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された)で置換されたC4〜C11アルキレン、−オキサアルキレン、−アザアルキレン又は−アルケニレンであり;
    Arは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aro、アルキル、アルコキシで置換された二価の炭素環式アリールを表し;
    Aroは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシで置換されたアリールオキシを表し;
    Prは、水素又は保護基を表し;
    Dは、OH又はNR1819であり;
    1は、水素、OH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニル、アルコキシ、アルケノキシ、シクロアルコキシ、シクロアルケノキシ、フェノキシ、アルキルフェノキシ、アルコキシフェノキシであり;
    2は、OH、アルキル又はアルコキシであり;
    3は、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニルであり;
    4及びR’4は、独立して、水素、C1〜C12アルキル又はシクロヘキシルであり;
    5、R6、及びR7は、独立して、これらが結合するAr部分を共有結合するのに適切な原子価のスペーサー基であるか;又はR5は、直接結合であり;
    8は、二価の脂肪族又は脂環式の残基であり;
    9及びR10は、独立して、水素、C1〜C12アルキル、OPr及び/又はNR4R’4で置換されたC1〜C12アルキル、C5〜C12シクロアルキルであるか;又はR9及びR10は、一緒に結合して、テトラメチレン、ペンタメチレン、オキサテトラメチレン又はオキサペンタメチレン部分を形成し;
    11、R12及びR13は、独立して、C1〜C12アルキル又はC1〜C12アルコキシであり;
    18及びR19は、独立して、H、C1〜C4アルキルから選択されるか、あるいは一緒に結合して、テトラメチレン、ペンタメチレン、オキサテトラメチレン、オキサペンタメチレン又はアザテトラメチレン又はアザペンタメチレン部分(ここで、窒素原子は非置換又はC1〜C4アルキルで置換された)を形成する)
    のものである、請求項1又は4記載の方法。
  7. α−ヒドロキシケトンが、式I
    Figure 2008505865

    (式中、nは1から4の範囲であり;
    nが1の場合、A1は、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aroで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、若しくはアルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、ハロゲン、NR910、カルボキシ、Aro、COR1、SO22、ニトロ、CNで置換された)で置換された炭素環式アリールであるか;又はO−R8−O−SiR111213で置換された炭素環式アリールであり;
    あるいはA1は、それぞれが、非置換又はOPr、ハロゲン、NR910、Aro、COR1、OCOR3、NR9COR3で置換され、及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、CONR9で中断されることができる、アルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシでるか;又はA1は、水素であり;
    nが2の場合、A1は、Ar−R5−Arであるか;又は残基R1112Si(O−R8−O−Ar)2であり;又はA1は、直接結合であり;
    nが3の場合、A1は、残基(Ar)3−R6であるか;又は残基R11Si(O−R8−O−Ar)3であり;
    nが4の場合、A1は、残基(Ar)4−R7であり;
    2及びA3は、独立して、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された前記残基の一つであるか;及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、OCONR9、CONR9により中断されるか;
    あるいはA2及びA3は、一緒になって、それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで、及び/若しくはアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された)で置換されたC4〜C11アルキレン、−オキサアルキレン、−アザアルキレン又は−アルケニレンであり;
    Arは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、Aro、アルキル、アルコキシで置換された二価の炭素環式アリールを表し;
    Aroは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシで置換されたアリールオキシを表し;
    Prは、水素又は保護基を表し;
    1は、水素、OH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニル、アルコキシ、アルケノキシ、シクロアルコキシ、シクロアルケノキシ、フェノキシ、アルキルフェノキシ、アルコキシフェノキシであり;
    2は、OH、アルキル又はアルコキシであり;
    3は、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、フェニル、アルキルフェニル、アルコキシフェニルであり;
    4及びR’4は、独立して、水素、C1〜C12アルキル又はシクロヘキシルであり;
    5、R6、及びR7は、独立して、これらが結合するAr部分を共有結合するのに適切な原子価のスペーサー基であるか;又はR5は、直接結合であり;
    8は、二価の脂肪族又は脂環式の残基であり;
    9及びR10は、独立して、水素、C1〜C12アルキル、OPr及び/又はNR4R’4で置換されたC1〜C12アルキル、C5〜C12シクロアルキルであるか;又はR9及びR10は、一緒に結合して、テトラメチレン、ペンタメチレン、オキサテトラメチレン又はオキサペンタメチレン部分を形成し;
    11、R12及びR13は、独立して、C1〜C12アルキル又はC1〜C12アルコキシである)
    を形成する、請求項2又は4記載の方法。
  8. α−ヒドロキシケトンが、置換基OPr(式中、Prは、その後除去される保護基であり、それによりOH官能性を回復する)を有する、請求項2記載の方法。
  9. 光開始剤の製造のための請求項1、2又は4記載の方法。
  10. 1,1−ジカルボ置換エチレンオキシドの好気的酸化のために使用される遷移金属触媒。
  11. 式III
    Figure 2008505865

    (式中、nは2〜4の範囲であり、
    nが2の場合、A1は、Ar−R5−Arであるか;又は残基R1112Si(O−R8−O−Ar)2であるか;又はA1は直接結合であり;
    nが3の場合、A1は、残基(Ar)3−R6であるか;又は残基R11Si(O−R8−O−Ar)3であり;
    nが4の場合、A1は、残基(Ar)4−R7であり;
    2及びA3は、独立して、C1〜C18アルキル;C2〜C18アルケニル;C4〜C12シクロアルキル;C5〜C12シクロアルケニル;フェニル;C7〜C15フェニルアルキル;C7〜C15シクロヘキシルアルキルであるか;又はOPr、NR910、COOH、C0R1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された前記残基の一つであるか;及び/又は、少なくとも3個の炭素原子を含有する場合、炭素−炭素単結合が、O、NR9、COO、OCONR9、CONR9により中断され;
    あるいはA2及びA3は、一緒になって、それぞれが、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで、及び/若しくはC1〜C18アルキル、C1〜C18アルコキシ、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルケニルオキシ(それ自体それぞれが、非置換又はOPr、アミノ、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CNで置換された)から選択される残基で置換されたC4〜C11アルキレン、−オキサアルキレン、−アザアルキレン又は−アルケニレンであり;
    Arは、非置換又はOPr、NR910、カルボキシ、COR1、SO22、ハロゲン、ニトロ、CN、C1〜C18アルキル、C1〜C18アルコキシ、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルケニルオキシ、フェノキシで置換されたフェニレンであり;
    1は、水素、OH、C1〜C18アルキル;C2〜C18アルケニル;C4〜C12シクロアルキル;C5〜C12シクロアルケニル;フェニル、C7〜C18アルキルフェニル、C1〜C18アルコキシフェニル、C1〜C18アルコキシ、C2〜C18アルケノキシ、C4〜C12シクロアルコキシ、C5〜C12シクロアルケノキシ、フェノキシ、C7〜C18アルキルフェノキシ、C7〜C18アルコキシフェノキシであり;
    2は、OH、C1〜C18アルキル又はC1〜C18アルコキシであり;
    3は、C1〜C18アルキル;C2〜C18アルケニル;C4〜C12シクロアルキル;C5〜C12シクロアルケニル;フェニル、C7〜C18アルキルフェニル、C1〜C18アルコキシフェニルであり;
    5は、直接結合;−O−、−NR9−、−S−、−SO−、SO2−、CO、COOから選択されるヘテロ原子スペーサー;C1〜C18アルキレン;C3〜C18アルケニレン;あるいは−O−、−NR9−、−S−、−SO−、SO2−、CO、COO、CONR9、OCONR9、OCOO、シクロへキシレン、フェニレンで中断されるか若しくは末端封止され、及び/又はOPr又はNR910で置換されたC1〜C18−アルキレンであり;あるいはR5は、その化学結合の2つが1つのArに結合し、その3つめ及び、存在するなら、4つめの化学結合が他のAr部分に結合する三価又は四価のC3〜C12アルキル部分であり;
    6は、場合により−O−、−NR9−、−S−、−SO−、SO2−、CO、COO、CONR9、OCONR9、OCOO、シクロへキシレン、フェニレンで中断されるか若しくは末端封止され、非置換又はOPr若しくはNR910で置換されたC2〜C18−アルカン−トリイルであるか;又はC3〜C18アルケン−トリイルであり;
    7は、場合により、−O−、−NR9−、−S−、−SO−、SO2−、CO、COO、CONR9、OCONR9、OCOO、シクロへキシレン、フェニレンで中断されるか若しくは末端封止され、非置換又はOPr若しくはNR910で置換されたC2〜C18−アルカン−テトライルであるか;又はC4〜C18アルケン−テトライルであり;
    8は、C1〜C18−アルキレン、又は−O−、−NR9−、−S−、−SO−、SO2−、CO、COO、CONR9、OCONR9、OCOO、シクロへキシレンで中断されたC3〜C36アルキレンであり;
    9及びR10は、独立して、水素、C1〜C12アルキル、OPrで置換されたC1〜C12アルキル、シクロヘキシルであるか;又はR9及びR10は、一緒に結合して、ペンタメチレン又はオキサペンタメチレン部分を形成し;
    11、R12及びR13は、独立して、C1〜C12アルキル又はC1〜C12アルコキシである)
    の化合物。
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