JP2008505687A - 裁縫機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】刺繍作業途中に断糸された糸を自動的にカッティングして作業能率を向上させることができる裁縫機械を提供する。
【解決手段】本発明は、糸を針作業部に供給する糸供給部を備えた裁縫機械において、糸をカッティングするカッターと前記カッターを支持するカッター支持部を有し、前記糸供給部から前記針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸をカッティングするカッティング部と、前記カッターが前記糸移動経路上の糸をカッティングするように前記カッティング部を駆動するカッティング駆動部とを含むことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、糸を針作業部に供給する糸供給部を備えた裁縫機械において、糸をカッティングするカッターと前記カッターを支持するカッター支持部を有し、前記糸供給部から前記針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸をカッティングするカッティング部と、前記カッターが前記糸移動経路上の糸をカッティングするように前記カッティング部を駆動するカッティング駆動部とを含むことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、裁縫機械に係わり、より詳しくは刺繍作業途中に断糸された糸を針作業部に再移送可能なようにカッティングすることができる裁縫機械に関する。
裁縫機械の一種であって、多様な色の糸を用いて衣類や履物のラベルなどに予め組まれたプログラムによって自動的に縫い取って所定の模様および商標などを形成する自動刺繍機が広く知られている。
一般に、自動刺繍機は、固定フレームの前方に設けられたヘッドステムと、ヘッドステムに装着され複数の糸ボビンから色々な相異なる色の上糸を刺繍作業が行なわれる方向に供給する上糸供給装置と、上糸供給装置によって供給された上糸を通して刺繍作業を遂行する針作業部とを含む。
そして、自動刺繍機は上糸供給装置および針作業部に装着された針の数によってシングルニードル(Single Needle)用とマルチニードル(Multi Needle)用に分類される。
以下の明細書では裁縫機械の一例として、シングルニードル用自動刺繍機について説明する。 従来のシングルニードル用自動刺繍機に関する発明が下記特許文献1の“自動刺繍機用上糸供給装置”に開示されている。
従来のシングルニードル用自動刺繍機は、針作業部を有するヘッドステムと、相異なる色を有する複数の糸から選択されたいずれか一つを供給する糸供給部と、ヘッドステムに設けられ糸供給部からの糸を受領して針作業部に案内する案内管組立体と、糸を緊張および弛緩させる天びんとを含み、ヘッドステムを単一化しながら糸の供給経路に曲線経路を排除できて糸を円滑に供給することができる。
そして、従来のシングルニードル用自動刺繍機は、糸ボビンと糸供給部との間に設けられ、糸の待機状態を維持および解除する糸待機量調節部をさらに含む。
しかし、このような従来の裁縫機械においては、刺繍作業途中に針作業部に結束された糸が断糸される場合、断糸された糸の末端部が針に通し難い糸筋の解けた状態を有するようになり、作業者が手作業で断糸された糸をカッティングして糸の末端部をきれいに整理しなければならないので、作業能率が低下する問題点がある。
そして、断糸された糸を針作業部に再移送するために作業者が手作業で糸供給部の待機位置に再供給しなければならないので、作業能率が低下する問題点がある。
したがって、本発明の目的は、刺繍作業途中に断糸された糸を自動的にカッティングして作業能率を向上させることができる裁縫機械を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、糸を針作業部に供給する糸供給部を備えた裁縫機械において、糸をカッティングするカッターと前記カッターを支持するカッター支持部を有し、前記糸供給部から前記針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸をカッティングするカッティング部と、前記カッターが前記糸移動経路上の糸をカッティングするように前記カッティング部を駆動するカッティング駆動部とを含むことを特徴とする裁縫機械を提供する。
ここで、糸ボビンと前記糸供給部との間に設けられ、前記糸ボビンに向かうカッティングされた糸を前記針作業部に再移送可能なように前記糸供給部に回収する糸待機量調節部をさらに含むこともできる。
前記カッティング駆動部は、前記カッター支持部を支持する支持軸と、前記支持軸に連結され、前記カッターが前記糸移動経路上の糸をカッティングするように前記カッターを前記糸に向かって接触および離隔させる駆動部とを含むことができる。
また、前記カッティング駆動部は、前記支持軸に移動可能に結合され、前記糸移動経路上の糸を所定のカッティング位置に案内し、前記カッターが通過するカッター通過部が形成されたガイドと、前記カッター支持部と前記ガイドとの間に設けられ、前記カッター支持部と前記ガイドが所定の間隔を維持するように所定の弾性力を提供する弾性部材とをさらに含み、前記駆動部は前記ガイドが前記糸移動経路上の糸を所定のカッティング位置に案内するように駆動するのが好ましい。
そして、前記ガイドは磁石を含むことによって、前記糸移動経路上の糸を所定のカッティング位置に堅固に把持すると共に、糸のカッティング時に張力を提供して容易に糸をカッティングできるようになる。
一方、前記糸待機量調節部は、前記糸ボビンに巻取られた前記カッティングされた糸が前記糸ボビンから前記糸供給部方向に案内するように設けられた糸案内部と、前記糸案内部から連通されて前記カッティングされた糸を待機状態で受容するように受容空間を形成する複数の糸受容部とを有する糸待機量調節本体と、前記糸受容部に沿って移動可能に設けられ、前記糸ボビンに向かう前記カッティングされた糸を前記糸案内部に位置した作業状態から待機状態に移動させて、前記カッティングされた糸の端部を前記糸供給部に回収する糸待機量調節バーとを含むことができる。
また、前記糸待機量調節部は、前記糸ボビンと前記糸待機量調節本体との間に設けられ、前記糸ボビンから前記糸待機量調節本体に移送される前記糸を遮断する糸移送遮断部をさらに含むこともできる。
本発明によれば、刺繍作業途中に断糸された糸を自動的にカッティングして作業能率を向上させることができる裁縫機械が提供される。
以下、本発明の裁縫機械の一実施形態として、シングルニードル自動刺繍機について添付図面を参照して詳しく説明する。
図1に示されているように、本発明による裁縫機械1は、固定フレーム5と、固定フレーム5の前方に設けられその下側に針作業部(図示せず)が装着されたヘッドステム7と、ヘッドステム7に装着され相異なる色を有する複数の糸ボビン(図示せず)から移送された複数の糸から選択されたいずれか一つを針作業部に供給する糸供給部11と、糸供給部11から針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸3をカッティングするカッティング部31と、カッター33が糸移動経路上の糸3をカッティングするようにカッティング部31を駆動するカッティング駆動部41と、糸ボビンに向かうカッティングされた糸3を針作業部に再移送可能なように糸供給部11に回収する糸待機量調節部71とを有する。
図1に示されているように、本発明による裁縫機械1は、固定フレーム5と、固定フレーム5の前方に設けられその下側に針作業部(図示せず)が装着されたヘッドステム7と、ヘッドステム7に装着され相異なる色を有する複数の糸ボビン(図示せず)から移送された複数の糸から選択されたいずれか一つを針作業部に供給する糸供給部11と、糸供給部11から針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸3をカッティングするカッティング部31と、カッター33が糸移動経路上の糸3をカッティングするようにカッティング部31を駆動するカッティング駆動部41と、糸ボビンに向かうカッティングされた糸3を針作業部に再移送可能なように糸供給部11に回収する糸待機量調節部71とを有する。
また、本発明による裁縫機械1は、糸供給部11によって供給された糸3を針作業部に設けられた針(図示せず)に結束させる糸通し装置(図示せず)と、糸供給部11から針作業部に移動する糸3の一部分を引き寄せて糸3を緊張および弛緩させる天びん9と、針作業部に供給される糸3の供給張力を調節する糸張力調節部(図示せず)とをさらに有する。
固定フレーム5は地面のような水平面に安着したり、壁面や他の機械装置などに結合されてヘッドステム7等を支持する役割を果たす。
ヘッドステム7は、その前面に糸供給部11と針作業部および糸通し装置などを支持するようにほぼ四角板形状を有するのが好ましいが、このような糸供給部11等を支持するように多様な形状に備えられることもできる。
糸供給部11は、複数の糸ボビンから移送された各糸3の端部を受容して待機させる複数の糸待機管15を有する糸供給ブロック13と、糸供給ブロック13の下側に糸待機管15とそれぞれ連通されるように設けられた複数の連結管17と、複数の連結管17と連通された一つの糸案内管19(図3b参照)と、複数の連結管17および糸案内管19を支持する支持ブロック21と、糸供給ブロック13に設けられた複数の糸待機管15とそれぞれ連通されるように設置されて選択的に高圧の空気を噴射することによって複数の糸待機管15に受容された複数の糸3のうちのいずれか一つを選択的に針作業部に向かって供給する空気供給部(図示せず)とを含む。
支持ブロック21の前面一領域には糸移動経路に対して横に所定の深さで陥没形成されたカッター受容溝23が設けられている。このカッター受容溝23には糸供給部11から針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸3が横切って通過し、これによって後述するカッティング部31のカッター33の端部が糸3に接触しながらカッター受容溝23に受容されて糸移動経路に沿って移動する糸3をカッティングする。
そして、糸供給部11は、支持ブロック21に結合され複数の連結管17のうちのいずれか一つを通して移送された糸3を支持ブロック21を経て糸案内管19を通じて針作業部にさらに容易に供給するために空気を噴射する補助空気供給部(図示せず)をさらに含むのが好ましい。
一方、カッティング部31は、糸供給部11の前方に配置され糸供給部11の支持ブロック21に接近および離隔し、糸3をカッティングするカッター33と、カッター33を支持するカッター支持部35とを有する。
カッター33は四角断面形状を有し、刃部位が支持ブロック21に向かうようにカッター支持部35に支持されている。
カッティング駆動部41は、カッター支持部35を支持する支持軸43と、支持軸43に連結されカッター33が糸移動経路に沿って移動する糸3をカッティングするようにカッター33を糸3に向かって接触および離隔させる駆動部45を有する。
駆動部45は、流体圧が作動するシリンダー本体47と、シリンダー本体47の流体圧作動によって伸長および縮小して往復運動をするシリンダーロッド49とを有する。ここで、駆動部45はシリンダー装置であるのが好ましいが、往復移動可能にするベルトおよび駆動モーターからなることもできる。
一方、シリンダーロッド49はリンク51によって支持軸43と連結されている。リンク51はシリンダーロッド49の往復運動を支持軸43に伝達して、支持軸43の一端部に結合されたカッター支持部35を糸移動経路上の糸3に向かって接触および離隔させる。
また、カッティング駆動部41は、支持軸43に移動可能に結合され糸移動経路上の糸3を所定のカッティング位置に案内するガイド53と、カッター支持部35とガイド53が所定の間隔を維持するように所定の弾性力を提供する弾性部材61とをさらに含む。
ガイド53はカッター支持部35と所定の間隔を有して支持軸43に移動可能に結合されいる。ガイド53にはカッター33が糸3のカッティング作業時に通過するカッター通過部としてカッター通過孔55が形成されている。
また、ガイド53には糸供給部11の支持ブロック21と磁力によって密着可能なように磁石57が内蔵されており、これによって糸移動経路上の糸3を所定のカッティング位置、即ち、支持ブロック21のカッター受容溝23の周りに堅固に密着させると共に、糸3のカッティング時に糸3に張力を提供して容易に糸3をカッティングできるようになる。
そして、ガイド53はシリンダーロッド49の直線往復運動を所定の位置で回転運動に転換する回動アーム59に連結されている。回動アーム59はその一端部がガイド53に結合され、その他端部がヘッドステム7に回動可能に結合されている。
弾性部材61はカッター支持部35とガイド53の間の支持軸43の外周に沿って設置されている。本実施形態では弾性部材61としてコイルスプリングが開示されているが、コイルスプリング以外に板スプリング、スパイラルスプリングなどが適用されることもできる。
これによって、駆動部45はガイド53が糸移動経路上の糸3を支持ブロック21のカッター受容溝23の周りに案内するように駆動するだけでなく、カッター33の端部がカッター受容溝23を横切る糸3に接触しながらカッター受容溝23に受容されて糸3をカッティングするようにカッター33を駆動する。
一方、糸待機量調節部71は、糸ボビンと糸供給部11との間に設けられた複数の糸3の所定の長さを待機状態で受容可能なように受容空間が形成された糸待機量調節本体73と、複数の糸3を受容空間に移動させる糸待機量調節バー81とを有する。
そして、糸待機量調節部71は、糸ボビンと糸待機量調節本体73との間に設けられ、糸待機量調節本体73に移送される複数の糸3を遮断できる糸移送遮断部91をさらに有する。
糸待機量調節本体73は、糸ボビンから移送された複数の糸3をそれぞれ糸供給部11方向に案内するように設けられた複数の糸案内部75と、各糸案内部75から連通されて複数の糸3をそれぞれ待機状態で受容するように受容空間を形成する複数の糸受容部77とを有する。
そして、糸待機量調節本体73は糸移送方向の横方向に糸受容部77に沿って連通されたガイドスリット79をさらに有するのが好ましい。そして、糸待機量調節本体73はほぼ四角ブロック形状に備えられるのが好ましい。
糸案内部75は糸待機量調節本体73の上部面に複数の糸3をそれぞれ分離して受容できるように糸3の移送方向に所定の深さで陥没形成されるのが好ましく、このような糸案内部75の所定の深さは糸3が移送される時に離脱しない程度であるのが好ましい。
また、糸案内部75は糸ボビンに巻取られたカッティングされた糸3が糸ボビンから糸供給部11方向に案内する役割も果たす。
糸受容部77は各糸案内部75の下部面で下側に所定の深さで陥没形成され、糸移送方向に所定の幅を有するのが好ましい。そして、糸受容部77は糸移送方向に複数個設けられるのが好ましく、本発明の一実施形態では糸受容部77が糸移送方向に三つ設けられる。
そして、糸受容部77の深さは糸3の待機量によって決定され、このような糸3の待機量は糸供給部11の糸待機管15に受容された糸3の端部が針作業部に向かって供給されて針の穴に結束され得る程度であるのが好ましい。
また、糸受容部77が複数個設けられれば、各糸3の待機量を各糸受容部77に分散して受容することができるので、各糸受容部77の深さを減らすことができる。
ガイドスリット79は糸受容部77と連通されるように設けられ糸待機量調節バー81を受容可能に案内する。そして、ガイドスリット79は糸移送方向の横方向に糸受容部77に沿って下側に形成されるのが好ましく、糸移送方向に設けられた糸受容部77の個数に対応して複数個設けられるのが好ましい。そして、本発明の実施形態では糸受容部77が糸移送方向に二つ設けられるので、ガイドスリット79も二つ設けられている。
糸待機量調節バー81はガイドスリット79に移動可能に受容され、複数の糸3を糸案内部75に位置して針作業部に供給される作業状態で糸受容部77に受容された待機状態に移動させる。
また、糸待機量調節バー81は糸ボビンに向かうカッティングされた糸3を糸案内部75に位置した作業状態から待機状態に移動させ、カッティングされた糸3の端部を糸供給部11に回収する役割も果たす。
糸待機量調節バー81は複数の糸3の上側に設けられるのが好ましく、糸移送方向に設けられたガイドスリット79の個数に対応して複数個設けられるのが好ましい。本発明ではガイドスリット79が糸移送方向に二つ設けられているので糸待機量調節バー81も二つ設けられている。
そして、糸待機量調節バー81の一側には複数の糸待機量調節バー81と一体に形成または結合された調節バー支持部83が設けられるのが好ましい。
調節バー支持部83は、図2aに示されているように、糸待機量調節バー81をガイドスリット79に沿って移動させる調節バー駆動部85と結合されいる。
調節バー駆動部85は一側が調節バー支持部83に結合されて調節バー支持部83を上下方向に往復移動可能にするシリンダー装置であるのが好ましいが、調節バー支持部83と連結されて調節バー支持部83を上下往復移動可能にするベルトおよび駆動モーターであってもよいのはもちろんである。
また、糸待機量調節部71は、糸ボビンと糸待機量調節本体73との間に設けられ、糸ボビンから糸待機量調節本体73にそれぞれ移送される糸3を遮断する糸移送遮断部91をさらに有する。
糸移送遮断部91は糸待機量調節本体73の後方に配置される。図2bに示されているように、糸移送遮断部91は糸待機量調節本体73に支持される支持ブラケット93を有し、支持ブラケット93には糸ボビンから移送される複数の糸3がそれぞれ貫通する貫通孔93aが形成されている。
支持ブラケット93の上側には貫通孔93aを通じて糸案内部75に移送される複数の糸3に接触および離隔して、糸案内部75に移送される複数の糸3を遮断する遮断部95が設けられている。
遮断部95は支持ブラケット93に昇降可能に結合されており、遮断部95は一対のロッド97と連結バー99によって遮断駆動部101と連結されている。
遮断駆動部101は一側が連結バー99と結合されて遮断部95を支持ブラケット93の上部面に向かって昇降させ、つまり、支持ブラケット93の上部面に沿って糸案内部75に移送される複数の糸3に向かって接触させたり離隔させ、複数の糸3が糸案内部75に移送されることを遮断または許容するシリンダー装置であるのが好ましい。
以下、このような構成によって、本発明による裁縫機械1の糸3カッティング過程を説明する。
刺繍作業途中に針作業部に結束された糸3が断糸されると、裁縫作業が中断される。この時、図3aおよび図3bと図6に示されているように、糸供給部11から針作業部への糸移動経路に沿って移動する断糸された糸3は天びん9にかけられており、断糸された糸3の末端部は針作業部の針に糸通しが容易でないように解けた状態を有するようになる。
刺繍作業途中に針作業部に結束された糸3が断糸されると、裁縫作業が中断される。この時、図3aおよび図3bと図6に示されているように、糸供給部11から針作業部への糸移動経路に沿って移動する断糸された糸3は天びん9にかけられており、断糸された糸3の末端部は針作業部の針に糸通しが容易でないように解けた状態を有するようになる。
続いて、駆動部45のシリンダーロッド49を縮小して、図4aおよび図4bに示されているように、カッティング部31のカッター33をカッティング位置、即ち、支持ブロック21のカッティング受容溝23に移動させる。
駆動部45のシリンダーロッド49が縮小することによってリンク51は駆動部45に向かって移動し、支持軸43は回動アーム59によって回動しながらシリンダーロッド49と同一平面上に位置するようになる。この時、ガイド53は支持軸43が回動することによって支持ブロック21に向かって回動しながら天びん9にかけられた糸3を支持ブロック21の前面に密着させる。
続いて、シリンダーロッド49を縮小すると、ガイド53が支持ブロック21の前面に密着された状態でカッター支持部35がガイド53に向かって前進して、図5aおよび図5bと図7に示されているように、カッター33の端部はガイド53のカッター通過孔55を通過してカッター受容溝23を横切る糸3に接触しながら糸3をカッティングし、同時にカッター支持部35とガイド53との間に介された弾性部材61は圧縮される。この時、カッティングされた糸3の末端部は針作業部の針に糸通しが容易な程度にきれいにカッティングされた状態を有する。
糸3がカッティングされた後、図8に示されているように、ガイド53が支持ブロック21の前面に密着された状態で糸待機量調節バー81が糸待機量調節本体73のガイドスリット79に沿って下降するように調節バー駆動部85を駆動させて、カッティングされた糸3が巻き取られている糸ボビンから所定の長さだけの糸3を糸受容部77に受容させる。この時、糸移送遮断部91は糸3の移送を許容する状態を維持する。
カッティングされた糸3が糸ボビンから糸受容部77に所定の長さだけ供給されると、糸ボビンから糸待機量調節本体73に糸3が移送されないように遮断駆動部101を駆動する。
そして、図9に示されているように、糸ボビンから糸待機量調節本体73に糸3が移送されない状態で駆動部45のシリンダーロッド49を伸長してガイド53を支持ブロック21から離隔させる。この時、天びん9にかけられた糸3および天びん9から針作業部に向かう糸3は裁縫機械1から逸脱するようになる。
続いて、カッター受容溝23から糸ボビンに延長されたカッティングされた糸3が針作業部に再移送可能なように糸待機量調節バー81を糸待機量調節本体73のガイドスリット79に沿ってさらに下降させ、カッティングされた糸3の末端部が糸供給部11の待機位置に、つまり、糸供給部11の連結管17内に位置するように糸3を回収する。
これによって、刺繍作業途中に断糸された糸3の末端部は針作業部の針に糸通しが容易な程度にきれいにカッティングされ、糸3の末端部は、図10に示されているように、糸供給部11の糸待機状態で位置し、針作業部に糸3を再供給するための準備が完了する。
このような準備状態が完了すると、空気供給部を通して高圧の空気を噴射させて連結管17に受容された糸3を針作業部に移送させる。その後、糸通し装置(図示せず)を利用して針作業部に設けられた針に糸3を再び結束させて裁縫作業を行う。
このように、刺繍作業途中に断糸された糸をカッターによって自動的にカッティングすることによって、作業能率を向上させることができるようになる。また、断糸された糸を針作業部に再移送するために糸供給部の待機位置に自動的に回収することによって、作業能率を向上させることができるようになる。
一方、本発明の思想がシングルニードル(single needle)自動刺繍機およびマルチニードル(multi needle)自動刺繍機、ミシンなどの多様な裁縫機械に適用できるのは、この技術分野における通常の知識を有する者に自明である。
1 上糸供給装置
3 糸
7 ヘッドステム
9 糸巻き
10 糸供給部
11 糸供給ブロック
12 糸待機管
13 空気供給部
15 連結管
17 支持管
18 補助空気供給部
19 糸案内管
20 糸待機量調節ユニット
21 糸待機量調節本体
23 糸案内部
25 糸受容部
27 ガイドスリット
31 糸待機量調節バー
33 調節バー支持部
35 調節バー駆動部
41 糸移送遮断部
43 第1遮断部
45 第2遮断部
47 弾性部材
49 遮断駆動部
50 糸支持部
51 支持プレート
53 第1支持部
55 第2支持部
60 糸支持案内部
61 糸支持棒
63 糸案内部材
3 糸
7 ヘッドステム
9 糸巻き
10 糸供給部
11 糸供給ブロック
12 糸待機管
13 空気供給部
15 連結管
17 支持管
18 補助空気供給部
19 糸案内管
20 糸待機量調節ユニット
21 糸待機量調節本体
23 糸案内部
25 糸受容部
27 ガイドスリット
31 糸待機量調節バー
33 調節バー支持部
35 調節バー駆動部
41 糸移送遮断部
43 第1遮断部
45 第2遮断部
47 弾性部材
49 遮断駆動部
50 糸支持部
51 支持プレート
53 第1支持部
55 第2支持部
60 糸支持案内部
61 糸支持棒
63 糸案内部材
Claims (7)
- 糸を針作業部に供給する糸供給部を備えた裁縫機械において、
糸をカッティングするカッターと前記カッターを支持するカッター支持部を有し、前記糸供給部から前記針作業部への糸移動経路に沿って移動する糸をカッティングするカッティング部と、
前記カッターが前記糸移動経路上の糸をカッティングするように前記カッティング部を駆動するカッティング駆動部とを含むことを特徴とする裁縫機械。 - 糸ボビンと前記糸供給部との間に設けられ、前記糸ボビンに向かうカッティングされた糸を前記針作業部に再移送可能なように前記糸供給部に回収する糸待機量調節部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の裁縫機械。
- 前記カッティング駆動部は、前記カッター支持部を支持する支持軸と、
前記支持軸に連結され、前記カッターが前記糸移動経路上の糸をカッティングするように前記カッターを前記糸に向かって接触および離隔させる駆動部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の裁縫機械。 - 前記カッティング駆動部は、前記支持軸に移動可能に結合され、前記糸移動経路上の糸を所定のカッティング位置に案内し、前記カッターが通過するカッター通過部が形成されたガイドと、
前記カッター支持部と前記ガイドとの間に設けられ、前記カッター支持部と前記ガイドが所定の間隔を維持するように所定の弾性力を提供する弾性部材とをさらに含み、
前記駆動部は前記ガイドが前記糸移動経路上の糸を所定のカッティング位置に案内するように駆動することを特徴とする、請求項3に記載の裁縫機械。 - 前記ガイドは磁石を含むことを特徴とする請求項4に記載の裁縫機械。
- 前記糸待機量調節部は、前記糸ボビンに巻取られた前記カッティングされた糸が前記糸ボビンから前記糸供給部方向に案内するように設けられた糸案内部と、前記糸案内部から連通されて前記カッティングされた糸を待機状態で受容するように受容空間を形成する複数の糸受容部とを有する糸待機量調節本体と、
前記糸受容部に沿って移動可能に設けられ、前記糸ボビンに向かう前記カッティングされた糸を前記糸案内部に位置した作業状態から待機状態に移動させて、前記カッティングされた糸の端部を前記糸供給部に回収する糸待機量調節バーとを含むことを特徴とする請求項2に記載の裁縫機械。 - 前記糸待機量調節部は、前記糸ボビンと前記糸待機量調節本体との間に設けられ、前記糸ボビンから前記糸待機量調節本体に移送される前記糸を遮断する糸移送遮断部をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の裁縫機械。
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