JP2008505238A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 重合ポリウレタンを未硬化ジエンエラストマー組成物に結合するための特に接着プライマーとして使用可能な接着組成物であって、
   前記接着組成物が、ポリイソシアネート化合物と、該ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基に対して反応する官能基を含むポリエステル又はビニルエステル樹脂をとを含み、これらのイソシアネート基の総数が、該ポリエステル又はビニルエステル樹脂の該官能基の総数に対して超えている、
   ことを特徴とする組成物。
2. 前記ポリイソシアネート化合物が、ジイソシアネートである、請求項１に記載の組成物。
3. 前記ジイソシアネート化合物が、ＴＤＩである、請求項２に記載の組成物。
4. 前記ポリエステル又はビニルエステル樹脂の前記官能基が、水酸基、カルボキシル基、チオール基、アミン基−ＮＨ、−ＮＨ₂、及び−ＮＨＲ、アミド基−ＣＯＮＨ₂及び−ＣＯＮＨＲ、チオアミド基−ＣＳＮＨ₂及び−ＣＳＮＨＲ、スルホン酸基−ＳＯ₂ＯＨ、及びこのような官能基の混合物（Ｒは、あらゆる一価の炭化水素基である）の中から選択される、請求項１に記載の組成物。
5. 前記ポリエステル又はビニルエステル樹脂の前記官能基が、水酸基である、請求項４に記載の組成物。
6. 前記ビニルエステル樹脂が、エポキシビニルエステル樹脂である、請求項１に記載の組成物。
7. 前記樹脂のための溶媒としてのスチレンを更に含む、請求項１に記載の組成物。
8. 前記スチレンの含有量が、５％〜１５％（前記樹脂及びその関連溶媒の総質量の％）である、請求項７に記載の組成物。
9. 前記樹脂の前記官能基に対するイソシアネート基の前記超過が、３よりも大きい、請求項１に記載の組成物。
10. 乾燥時の樹脂に対するポリイソシアネートの前記質量比が、１．０（Ｍ／１７４）（２／Ｎ）〜１．８（Ｍ／１７４）（２／Ｎ）である、請求項１に記載の組成物。
11. 接着性インタフェースにより第２のジエンゴム部分と一体となった少なくとも第１のポリウレタン部分を含む複合材料であって、
    前記接着性インタフェースが、少なくとも１つのポリイソシアネート化合物と、前記ポリウレタンのイソシアネート基に対して反応性の官能基を含むポリエステル又はビニルエステル樹脂と、該ビニルエステル又はポリエステル樹脂に結合することができるジエンエラストマーのための２次接着層とに基づいている、
    ことを特徴とする複合材料。
12. 前記２次接着層の前記ジエンエラストマーが、ポリビニルピリジン／スチレン／ブタジエン・エラストマー（「ｐ−ＶＳＢＲ」と略称される）である、請求項１１に記載の複合材料。
13. 前記接着性インタフェースが、少なくとも１つのポリイソシアネート化合物、エポキシビニルエステル樹脂、及びｐ−ＶＳＢＲエラストマーに基づいている、請求項１１に記載の複合材料。
14. 請求項１１に記載の複合材料を含む、空気又は非空気タイヤ。