JP2008503666A - ラダー枕木軌道 - Google Patents

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Abstract

ラダー枕木の上にレールが取り付けられた軌道であって、ラダー枕木は、レール(2,3)の下に配置され、軌道長手方向(7)に延びる縦桁(5,6)と、これを横切る向きに延び、軌道の両方の縦桁(5,6)を互いにつなぐ横棒(8)とで構成された軌道。軌道は、被覆部材(10,11)によって構成された被覆部を有している。被覆部材(10,11)は、縦桁(5,6)の、レール(2,3)の横にある縁部ゾーン(12)に支持されている。軌道のレール(2,3)間に配置された被覆部材(10)は、縦桁(5,6)の間の空間(13)上に支柱なくして架設されている。

Description

本発明は、ラダー枕木の上にレールが取り付けられた軌道であって、当該ラダー枕木は、レールの下に配置され軌道の長手方向に延びレールを支持する縦桁と、縦桁を横切る向きに延び、ラダー枕木の両方の縦桁を互いにつなぐ横棒と、で構成された軌道に関する。
上述のようにレールがラダー枕木の上に取り付けられた軌道は、構造上の観点からも機能上の観点からも、他の上部構造形態と比べて明らかな利点を提供する。ラダー枕木は、バラスト道床であってよい基礎の上に、またはたとえば橋桁など他の下部構造で形成されていてもよい基礎の上に全体が敷設される、プレファブ式の安定した躯体である。縦桁は、軌道のレールを支える機能を有するだけでなく、レールの曲げ荷重を吸収することにも役立ち、それは高さ方向だけでなく横方向でも行われる。これは、横枕木で構成された軌道に比べた利点となる。軌道を通る車両によって引き起こされる可能性があるだけでなく、周囲の環境に帰せられる要因が原因となることもある種々の荷重を受けても、ラダー枕木の横棒は、軌道の軌間に悪影響が及ぼされないことを保証する。縦桁の道床への良好なアクセス性も得ることができ、このことは維持作業を行うために、特にバラスト道床の再充填をするために好ましい。
本発明の目的は、上述の種類の軌道に軌道被覆を設けることであり、このような軌道被覆は、レール高さとなる歩行可能または走行可能な通行面の形成に役立てることができ、あるいは、たとえばそのような軌道を車輌が走行する際に発生する騒音の回避や、液体の形態であるか固体の形態であるかを問わず好ましくない異物に対する軌道もしくは下部構造の保護といった、その他の機能をもたせるためのものである。軌道被覆は、簡単なやり方で取り付けることができ、構造的に単純な構造を有しているべきであり、軌道のレールまたはその下部構造にできるだけ不都合な影響を及ぼさず、むしろ逆に、後者を出来る限り防護するのが望ましい。
本発明に基づいて構成された冒頭に述べた種類の軌道は、ラダー枕木のレールを支持する縦桁の、レールに隣接する縁部ゾーンに支持された板状の被覆部材によって構成された軌道被覆を備え、軌道のレールの間に配置された被覆部材は、各ラダー枕木の縦桁の間の空間を、縦桁から縦桁まで、支柱なくして架設されていることを特徴としている。このような構成により、上述の目標設定をうまく達成することができる。通行面を形成する場合には少なからぬ自重を有する場合があり、大きな荷重にもさらされる被覆部材は、レールを損なうことなく、また、縦桁を支持する、たとえばバラスト道床として施工された下部構造にも不都合な影響を及ぼすことなく、このような荷重を直接縦桁に伝えるため、軌道の動的挙動を不都合に変えてしまいかねない、軌道の弾性特性への影響が生じることがない。軌道のレール間に配置された被覆部材は、軌道の両方の縦桁で支持され、軌道の外側に配置された被覆部材は、一方の側が縦桁に支持され、他方の側が軌道外部の他の基礎部分に支持されている。
被覆部材は、粒子状の骨材と結合剤からなる複合材料でできているのが好ましい。骨材を形成する粒子は、たとえば小粒の砂利、砕石、砂など、天然の粒状の石材でもよく、あるいは、たとえば焼成された粘土からなる粒子や、ガラスまたはこれに類似する材料を含めた化学プロセスの粒子状生成物など、テクノロジープロセスで生成される粒子であってもよい。結合剤としては、たとえば通常のセメント、人工樹脂改質セメント、あるいは、場合により改質添加剤を混入されていてもよい人工樹脂などが考慮の対象となる。被覆部材の中に、金属棒または繊維で構成されることのできる鉄筋を設けることもできる。ごく一般的には、たとえば金属やプラスチックなど、上記以外の材料からなる成形品も考慮の対象になる。被覆部材は、所望の場合には、たとえば金属形材や金属帯、あるいはその他の種類の形材や帯材、たとえば繊維強化プラスチックなどで構成された安定化フレームを備えていてもよい。
被覆部材を簡単なやり方で敷設することができ、必要な場合には、軌道の下部構造にアクセスできるようにするために再び軌道から取り外すことができる、構造的に単純な構成は、軌道被覆は、レール側の縁部に隣接する下面の支持ゾーンで縦桁の上面に支持された被覆部材によって構成されていることを特徴とする。この場合、被覆部材がその下面に、支持ゾーンから下方に向かって突き出し、縦桁の側面に当接し、それによって被覆部材を横ずれが生じないように保持するストッパ面を有していることを意図すれば、被覆部材を、好ましくない横ずれが生じないように、簡単なやり方で固定することができる。この場合、被覆部材の支持ゾーンから下方に向かって突き出すストッパ面は、軌道長手方向に見たときに円弧状に形成されており、各円弧の凸面は、それぞれ隣接する縦桁のほうを向いていることを意図すれば、好ましい発展例が得られる。この発展例は、特に、通常はまっすぐに構成されるラダー枕木が、軌道の円弧に従った多角形で敷設されて、レールが円弧状に延びるように当該ラダー枕木の上に固定される、円弧形に延びる軌道に配置される被覆部を製造するのに有利である。この場合、被覆部材のストッパ面の円弧状の構成により、当該被覆部材を、軌道の円弧形に合わせた姿勢のまま、簡単なやり方で位置決めすることができる。
強度面でそのつどのケースに応じた被覆部材を使用しなくても、さまざまな要求事項を考慮に入れた被覆部を製造できるという可能性をもたらす別の実施態様は、軌道被覆は、補助支持体上に支持された被覆部材によって構成され、補助支持体は縦桁で支持され、軌道のレールの間に配置された被覆部材は、各ラダー枕木の縦桁の間の空間を縦桁から縦桁まで支柱なくして横切る補助支持体上に支持されていることを特徴としている。本発明による軌道のこの実施態様では、補助支持体を配置する間隔を選択することによって、そのつど希望する被覆部の耐荷重を実現することができる。同様に、通行面を形成することが企図されたのではなく、たとえば防音部を形成するため、あるいは防護カバーを形成することが企図された被覆部の場合には、このようにして特別に軽量な被覆部材を利用することができる。この実施態様では、補助支持体が縦桁の上面に載置されていることを意図すると、軌道被覆を取り付けるときの簡単な操作性が得られる。
横ずれに対する被覆部材の固定という観点から少なからぬケースで好都合な変形例は、被覆部材はそのレール側の縁部で、弾性成形体を介して軌道のレールに当接し、それによって横ずれが生じないように保持されていることを特徴としている。
被覆部の防音特性を改善するために、および、被覆部材や縦桁に形状誤差がある場合にこれを補償するために、被覆部材が弾性成形体を介して縦桁に当接することを意図すると好都合である。この観点から、補助支持体を用いた実施態様では、被覆部材が弾性成形体を介して補助支持体の上に載置されていることを意図すると好ましい。同様に、補助支持体が弾性成形体を介して縦桁に支持されることを意図するのが好ましい。
本発明の主題の1つの好ましい変形例において、軌道のレールの間に配置された被覆部材は、ヒンジ状に組み合わされた部分被覆部材からなる部材対の形態で構成され、幾何学的なヒンジ軸がレールと平行に延びていることを意図すると、被覆部材の取付けと取外しの大幅な簡素化を実現することができる。この場合、各部材対の部分被覆部材は互いに向かい合う縁部で互いに支持され、各部分被覆部材には、部材対の他方の部分被覆部材を向いた縁部に沿って、メアンダ状に交互に連続して支持部と被支持部とが設けられ、一方の部分被覆部材の被支持部は他方の部分被覆部材の支持部の上に載置され、他方の部分被覆部材の被支持部は一方の部分被覆部材の支持部の上に載置されていることを意図するのが好都合である。この場合、支持部は、部材上面を起点として各々の他方の部分被覆部材を向く縁部まで達する凹部によって構成され、被支持部の下には、支持部の凹部と相補的に形成され、部材下面を起点として上方に向かう凹部が形成されていることを意図すると、好都合な実施態様が得られる。
被覆部材自体に関して構造的に非常に簡素に構成され、被覆部材を軌道へ取り付けるとき、および場合により被覆部材を軌道から取り外すときに好ましい実施態様は、被覆部材は軌道長手方向を横切る向きに延びるU形材の形態を有し、U形材の形態は、実質的に平坦な底板と、軌道長手方向を横切る向きに延びる底板の縁部にあり、底板から突き出すフランジリブと、で構成され、被覆部材の横方向の位置決めは、フランジリブの縦桁を向いた端部で形成される支持ラグによって行われることを特徴としている。
さらに別の実施態様は、被覆部材は、板状の基部と、その上面に設けられた、植物を根づかせることが企図された層と、を有していることを特徴としている。この実施態様により、軌道の走行時に生じる騒音は、被覆部材の上に形成される植物の生育によって、良好に減衰されることができる。この場合、軌道領域に多くの場合存在している厳しい動作条件のもとでも、騒音減衰効果は、少ない保全コストで比較的長期にわたって維持される。被覆部材の上に植物を根づかせることが企図された層により、高密度に茂る植物の生育を維持することができ、また、このように生育植物を備える被覆部材は、優れた吸音特性を有することが示されている。この場合、被覆部材が縦桁に支持されており、レールで発生する固体伝搬音が縦桁へ伝わるときに減衰することによって、騒音減衰効果がいっそう促進される。このような生育植物は、播種または植込みによって比較的容易に形成することができ、あるいは、良好な条件のもとでは自然に発生する。このような生育植物は、レール交通の条件に合わせるために時おり刈り込むことができ、そのための機械をたとえば軌道上で走らせることができる。植物を根づかせることが企図された層を形成するには、さまざまな材料を利用することができる。たとえば土、腐植土、砂、粒状の材料、たとえば粘土または石粒子またはプラスチック顆粒などが考慮の対象になり、板状または粒子状の発泡材も考慮の対象になる。この場合、被覆部材の基部により、植物を根づかせることが企図されたこの層と軌道道床との明確な分離がなされ、生育植物や、植物を根づかせることが企図された層を形成する微小材料が、軌道道床に不都合な影響を及ぼすことがない。植物を根づかせることが企図された層を形成する材料は、被覆部材のすでに敷設済みの基部部分に載せることができ、このことは敷設を簡素化する。なぜなら、植物を根づかせることが企図された層によって生じる重量負荷が、被覆部材の敷設時にはないためである。場合によっては、適切であると考えられる場合には、植物を根づかせることが企図された層を軌道被覆から再び除去することもできる。生育植物が常に生長することにより、有害な影響が生じた後でも、騒音減衰特性が再生される。
すぐ上に挙げた実施態様の好ましい発展例は、被覆部材の基部が少なくとも1つの槽の形態で構成されており、この槽は、植物を根づかせることが企図された層で充填されていることを特徴とする。このことは、根づかせることが企図された層を形成する材料が、簡単なやり方で、被覆部材の基部の上面で好ましくない変位に対して良好に固定され、また、少ない材料コストと重量で、被覆部材の優れた形状安定性という面から追加の利点が得られるという利点をもたらす。少ない重量は、このような被覆部材を敷設するときの作業性にとっても好ましく、このような敷設は、根づかせることが企図された層を形成する材料を槽に充填する前に、行うことができる。
さらに、植物を根づかせることが企図された層が不織布で覆われていることを意図すると非常に好都合である。この方策により、根づかせることが企図された層だけでなく、不織布を貫通してこの層に根づいた植物も簡単なやり方で保護することができ、特に、根づかせることが企図された層の材料と、この層に根づいた植物とを、高速で走るレール走行車両から及ぼされる吸引作用から守ることができ、さらには、根づかせることが企図された層が作られてから短時間のうちにはもう被覆部材を歩行することができ、もしくは、たとえば芝刈り機等の軽量の車両で走行することができ、それによって不都合が生じないことが簡単なやり方で保証される。
次に、本発明の実施形態を、本発明の主題の例示的な実施形態が概念的に示された図面を参照して、例示によって、詳細に説明する。
本発明に基づいて構成された軌道1の図1および図2に示す実施形態は、レール2,3がラダー枕木4の上に取り付けられている軌道である。ラダー枕木4は、軌道長手方向7に延びる縦桁5,6と、これを横切る向きに延び、ラダー枕木の両方の縦桁を互いにつなぐ横棒8と、で構成されている。ラダー枕木4の縦桁5,6は、軌道の基盤を形成するバラスト道床9の上に支持されている。軌道の基盤は、所望の場合には、これ以外のやり方で構成されていてもよく、たとえば、橋梁または高架橋またはスラブ軌道の構成要素であってよい支持桁の形態で構成されていてもよい。レール2,3は、レール取付部材2a,3aにより、ラダー枕木4の縦桁5,6の上に取り付けられている。
軌道1は、板状の被覆部材10,11により構成された軌道被覆を備えている。被覆部材10は軌道のレール2,3の間に配置されており、被覆部材11は軌道のレール2,3に隣接して外側に配置されている。被覆部材10,11は、レール2,3を支持するラダー枕木4の縦桁5,6の、レール2,3に隣接した縁部ゾーン12で支持されている。軌道1のレール2,3の間に配置された被覆部材10は、各ラダー枕木4の縦桁5,6の間にある空間13上を、縦桁から縦桁まで支柱なくして架設されている。このようにして、被覆部材10とバラスト道床9の間では事実上いっさいの接触が回避されるので、ラダー枕木とバラスト道床の相互作用によって得られる軌道の動的特性への不都合な影響が、被覆部材10によって生じることがない。
レール2,3に隣接して外側に配置された被覆部材11は、レール側では縦桁5,6の上に支持されており、レールと反対を向いている側では、軌道1に隣接して配置された基礎14の上に支持されている。軌道に被覆部材を設けることの根底にある目標設定に応じて、図1に示すように、軌道のレール間に配置された被覆部材と、軌道のレールに隣接して外側に配置された被覆部材とを設けることができる。あるいは、たとえば被覆部を設けることによって軌道のスムーズな歩行を可能にしたいときや、小型車両での走行を可能にしたいときは、軌道のレール間にだけ被覆部材を配置することもできる。
レール2,3の間に配置された被覆部材10は、図1と図2に示す実施形態では、当該被覆部材のレール側の縁部17に隣接する下面15にある支持ゾーン16で、縦桁5,6の上面18にある縁部ゾーン12の上に支持されている。このとき振動減衰のために、弾性成形体23が、支持ゾーン16と縦桁5,6の上面18との間に挿入されている。被覆部材10,11を横方向で位置決めし、横ずれに対して保持するために、図1と図2に示す実施形態では、これらの被覆部材は、弾性成形体24を介して、レール側の縁部17で軌道のレール2,3に当接している。
図3に示す変形例では、縦桁5,6の側面20は、被覆部材10を軌道の横方向で位置決めし、横ずれに対して保持する役目をする。被覆部材10自体、およびこの被覆部材に作用する荷重によって引き起こされる重量負荷は、支持ゾーン16から、縦桁5,6の縁部ゾーン12へ伝えられる。横方向で位置決めをし、横ずれに対する固定をするために、被覆部材10の下面15には、縦桁5,6の側面20に当接し、それによって横ずれに対して被覆部材10を保持する、支持ゾーン16から下方に向かって突出するストッパ面19が設けられている。このとき、被覆部材10の縦桁5,6の上での、振動減衰を伴う支持を維持するために、被覆部材10の支持ゾーン16と縦桁5,6の縁部ゾーン12との間だけでなく、被覆部材10のストッパ面19と縦桁5,6の側面20との間にも、図3に示すように、好ましくは山形材25の形態で一体化されていてよい弾性成形体が挿入されている。しかしながら、垂直方向の重量負荷が伝達されるときの振動減衰を、横方向の位置決めのための振動減衰とは別個に行い、図3に示す山形材25に代えて、それぞれ2つの弾性成形体を挿入することも可能である。
図4に示す実施形態では、被覆部材10は、それ自体がラダー枕木の縦桁5,6に支持される補助支持体22の上に支持されている。この支持は、縦桁5,6の上面18で行われる。横方向では、補助支持体22は縦桁5,6の側面20で位置決めされている。補助支持体22と縦桁5,6の間には、図4に示すように山形形状を有していてよい弾性成形体26が挿入されている。しかしながら、このような山形材に代えて、一方は縦桁5,6の上面に配置され、他方は当該縦桁の側面20に配置される、弾性成形体のペアをそれぞれ設けることもできる。補助支持体22は、縦桁5,6の間の空間13を、縦桁から縦桁へ支柱なくして横切っている。被覆部材10は、この実施形態では、弾性成形体27を介して補助支持体22の上に載っており、被覆部材10のレール側の縁部17が弾性成形体24を介して軌道のレール2,3に当接することによって、横方向で位置決めされてずれないように固定されている。
図5に示す変形例では、被覆部材10は、図4に示す実施形態の場合と同じく、弾性成形体27を介して補助支持体22の上に載っており、横方向では、弾性成形体24を介して、レール側の縁部17でレール2,3に当たって位置決めされている。補助形材22は、この場合には、縦桁5,6の互いに向かい合う側面20に設けられたコンソールピンもしくはコンソールラグ28に支持されており、補助支持体22はこれらの側面20で横方向にも位置決めされている。
図6と図7は、ラダー枕木4によって構成された円弧状に延びる軌道を平面図と断面図で示している。ラダー枕木4は直線状に延びる縦桁5,6を有しており、その上に、軌道のレール2,3が円弧状に延びるようにレール取付部材2a,3aで固定されている。これは、軌道円弧の半径に比べて短い縦桁5,6の長さによって可能となる。被覆部材10は、この実施形態では、被覆部材10の下面15にある支持ゾーン16で、縦桁5,6の上面18に支持されており、ストッパ面19により、横方向に、縦桁5,6の側面20に対して位置決めされている。このとき、被覆部材10と縦桁5,6の間には、山形材として構成された弾性成形体25が挿入されている。この山形材は、平形材のペアで置き換えられてもよい。本例では、被覆部材10の支持ゾーン16から下方に向かって突き出すストッパ面19は、軌道長手方向7に見たときに円弧状に形成されており、各円弧の凸面21がそれぞれ隣接する縦桁のほうを向いている。これに関しては、図6と図7に示す形態で設けられる被覆部材10を下から見た図で示す図8も参照することができる。被覆部材10の下方に向かって突き出すストッパ面をこのように円弧状に施工することで、被覆部材は、相応に向きを変えることによって、軌道の円弧状の形状とラダー枕木の縦桁5,6の直線状の構成とに適合した位置へ、簡単なやり方で向きを変えることができる。図6には、軌道の円弧に対して半径方向に向いた被覆部材10の位置が示されている。
図9に示す実施形態では、板状の基部29と、その上面30に植物31を根づかせることが企図された層32とを有する被覆部材10が設けられている。このような構成により、軌道を走行するときに発生する好ましくない騒音の放出を明らかに低減することができる。植物31を根づかせることが企図された層32は、植物31が貫通して育つことができる不織布33で覆われている。この不織布33により、層32および生育植物31は、被覆部材10を歩行または走行するときに生じるような機械的影響に対して、および、軌道を高速で走行するときに生じる吸引作用に対して、良好に防護される。被覆部材10は、この実施形態では、軌道のラダー枕木の縦桁5,6の上に支持されており、被覆部材10の下面15にある支持ゾーン16と、縦桁5,6の上面18にある縁部ゾーン12との間に、弾性成形体23が挿入されている。被覆部材10を横方向で位置決めするために、レール側の縁部17は、弾性成形体24を介して、レール2,3に当接している。
図10に示す実施形態の場合にも、被覆部材10は、植物31を根づかせることが企図された層32を備えている。この被覆部材10の基部は、根づかせることが企図された層32が充填された槽34の形態で構成されている。このような槽状の構成は取扱を容易にし、比較的大きな根づき容積を実現させるとともに、植物の成長を促進する優れた水分備蓄を実現させる。被覆部材10は、この場合、それ自体が弾性成形体26を介して縦桁5,6に支持された補助支持体22の上に支持されている。横方向では、この補助支持体22は縦桁5,6の側面20によって位置決めされ、横ずれに対して保持されている。被覆部材10は、補助支持体に挿通された排出管35によって、補助支持体22の上に横方向に位置決めされ、保持されている。
図11と図12は、被覆部材10が、実質的に平坦な底板36と、底板36からその軌道長手方向7を横切る向きに延びる縁部38で突き出すフランジリブ37とで構成された、軌道長手方向7を横切る向きに延びるU形断面を有する実施形態を示している。この場合、被覆部材10はその下面15にある支持ゾーン16で、弾性成形体23を介して、縦桁5,6の上面18にある縁部ゾーン12の上に支持されている。被覆部材10の側方の位置決めは、この場合、縦桁5,6を向いたフランジリブ37の端部によって形成される支持ラグ39によって行われる。このようにして、構造的に単純で容易に取扱が可能な被覆部材の構成が得られる。この被覆部材は、図11と図12に示すように、植物31を根づかせることが企図された層32を備えていてもよく、それにより、上に説明したのと同じ利点を得ることができる。
図13と図14は、軌道のレール間に配置された被覆部材の取付けや取外しのときに、取扱性の大幅な容易化を実現することができる実施形態を示している。この場合、軌道のレール2,3の間に配置された被覆部材は、ヒンジ状に接合された部分被覆部材40a,40bからなる部材対40の形態で構成されており、幾何学的なヒンジ軸41はレール2,3と平行に延びている。図13に断面図で示す据付状態では、各部材対40の部分被覆部材40a,40bは、互いに向かい合う縁部42a,42bで相互に支持されており、これら両方の部分被覆部材の安定した組み合いが形成されて、1つの板状の統一体をなしている。図14に示すような折り畳みを可能にする部分被覆部材のヒンジ状の組み合いを具体化するために、および、図13に示されるようにこれらの部分被覆部材を安定的に組み合わせて1つの統一体にするために、各々の部分被覆部材40a,40bにおいて、該当する部材対の他方の部分被覆部材を向く縁部42a,42bに沿って、メアンダ状に交互に連続する支持部43a,43bと被支持部44a,44bが設けられ、一方の部分部材40aの被支持部44aは、他方の部分被覆部材40bの支持部43bの上に載置されて、他方の部分被覆部材の被支持部44bは、一方の部分被覆部材40aの支持部43aの上に載置されている。このとき、部分被覆部材の下面と上面において実質的に平坦で平滑な形状を実現するために、支持部43a,43bは、それぞれ他方の部分被覆部材を向く縁部まで達する、部材上面45a,45bを起点とする凹部によって構成されており、被支持部44a,44bの下には、支持部の凹部と相補的に形成された、部材下面46a,46bを起点として上方に向かう凹部が形成されている。
上述の支持部と被支持部によって形成される部分被覆部材の組み合いの変形例として、部分被覆部材を通常のヒンジのような形式で、軸または軸ピンによって連結することも可能である。
図13と図14に示す実施形態において部分被覆部材の対を組み合わせてなる被覆部材10は、その下面にある支持ゾーン16で、弾性成形体23を介して、縦桁5,6の上面18の上に支持されている。側方の位置決めをするために、被覆部材10は、そのレール側の縁部17で弾性成形体24を介して、レール2,3に当接している。
図13、図14に示す実施形態では、部分被覆部材は、植物31を根づかせることが企図された層32で充填された槽の形態で構成されている。この層32は、植物31が貫通して成長することができる不織布33で覆われている。図14では、図の簡略化のために、生育植物は幾何学パターンによって抽象的に示されている。
所望の場合には、部材対の形態で部分被覆部材が構成されている場合でも、上に説明したような組み合いの役目をする部材を有してはいるが、植物を根づかせる役目をする層は支持していない通常のプレートの形態で、部分被覆部材を具体化することができる。さらに、図9に図示するのと同様に、植物が根づくことを可能にする層を受け入れる凹部を上面に有する厚壁のプレートの形態で、部分被覆部材を具体化することが可能である。
軌道に隣接して外側に配置された被覆部材11は、便宜上、図1と図2に示す実施形態にのみ図示している。当然ながら、上に説明したそれ以外のどの実施形態でも、レールを向いた一方の側でラダー枕木の縦桁5,6に支持され、軌道のレールと反対を向いている側では専用の基礎の上に載る、このような種類の軌道のレールに隣接して外側に配置された被覆部材11を設けることができる。
本発明に基づいて構成された軌道の第1の例示的な実施形態を示す平面図である。 図1のII−II線に沿った軌道の断面図である。 軌道の変形例を示す、図2と同様軌道の横方向で切った断面図である。 被覆部材が補助支持体の上に載置されている、本発明に基づいて構成された軌道の一実施形態の、図2と同様軌道の横方向で切った断面図である。 図4に示す実施形態の変形例の、同様の断面図である。 円弧状の軌道形状を有する、本発明に基づいて構成された軌道の一実施形態を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿った軌道の断面図である。 軌道に設けられた被覆部材の下面図である。 被覆部材がその上面に、植物を根づかせることが企図された層を有している、本発明に基づいて構成された軌道の実施形態を、軌道の横方向に延びる断面で示す図である。 植物を根づかせることが企図された層を内部に含む槽の形態で被覆部材が構成されている、本発明に基づいて構成された軌道の別の実施形態を、軌道の横方向に延びる断面で示す図である。 被覆部材が軌道長手方向を横切る向きに延びるU形材の形態を有している、本発明に基づいて構成された軌道の一実施形態を、軌道の横方向に延びる断面で示す図である。 被覆部材が軌道長手方向を横切る向きに延びるU形材の形態を有している、本発明に基づいて構成された軌道の一実施形態を、軌道長手方向に延びる断面で示す図である。 軌道のレール間に配置された被覆部材が、ヒンジ状に組み立てられた部分被覆部材からなる部材対の形態で構成されている、本発明に基づいて構成された軌道の一実施形態を、完成状態で横方向に切った断面図である。 軌道のレール間に配置された被覆部材が、ヒンジ状に組み立てられた部分被覆部材からなる部材対の形態で構成されている、本発明に基づいて構成された軌道の一実施形態を、部分被覆部材の組み立て中における展開された状態で示す、軌道の斜視図である。

Claims (18)

  1. ラダー枕木の上にレールが取り付けられた軌道であって、該ラダー枕木は、該レールの下に配置され該軌道の長手方向に延び該レールを支持する縦桁と、該縦桁を横切る向きに延び、該ラダー枕木の両方の該縦桁を互いにつなぐ横棒と、で構成された軌道において、
    前記軌道(1)は、前記ラダー枕木(4)の前記レール(2,3)を支持する前記縦桁(5,6)の、該レール(2,3)に隣接する縁部ゾーン(12)に支持された板状の被覆部材(10,11)によって構成された軌道被覆を備え、該軌道(1)の該レール(2,3)の間に配置された該被覆部材(10)は、各ラダー枕木の該縦桁(5,6)の間の空間(13)上に、該縦桁(5)から該縦桁(6)まで、支柱なくして架設されていることを特徴とする軌道。
  2. 前記軌道被覆は、レール側の縁部(17)に隣接する下面(15)の支持ゾーン(16)で前記縦桁(5,6)の上面(18)に支持された前記被覆部材(10,11)によって構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の軌道。
  3. 前記被覆部材(10,11)はその下面(15)に、前記支持ゾーン(16)から下方に向かって突き出し、前記縦桁(5,6)の側面(20)に当接し、それによって前記被覆部材(10,11)を横ずれが生じないように保持するストッパ面(19)を有していることを特徴とする、請求項2に記載の軌道。
  4. 前記被覆部材(10,11)の前記支持ゾーン(15)から下方に向かって突き出す前記ストッパ面(19)は、軌道長手方向(7)に見たときに円弧状に形成されており、各円弧の凸面(21)は、それぞれ隣接する前記縦桁(5,6)のほうを向いていることを特徴とする、請求項3に記載の軌道。
  5. 前記軌道被覆は、補助支持体(22)上に支持された前記被覆部材(10,11)によって構成され、該補助支持体(22)は前記縦桁(5,6)で支持され、前記軌道の前記レール(2,3)の間に配置された前記被覆部材(10)は、各ラダー枕木の前記縦桁(5,6)の間の空間(13)を該縦桁(5)から該縦桁(6)まで支柱なくして横切る前記補助支持体(22)上に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の軌道。
  6. 前記補助支持体(22)は前記縦桁(5,6)の上面(18)に載置されていることを特徴とする、請求項5に記載の軌道。
  7. 前記被覆部材(10,11)はそのレール側の縁部(17)で、弾性成形体(24)を介して前記軌道の前記レール(2,3)に当接し、それによって横ずれが生じないように保持されていることを特徴とする、請求項2または5に記載の軌道。
  8. 前記被覆部材(10,11)は弾性成形体(23,25)を介して前記縦桁に当接していることを特徴とする、請求項2または3に記載の軌道。
  9. 前記被覆部材(10,11)は弾性成形体(27)を介して前記補助支持体(22)の上に載置されていることを特徴とする、請求項5または6に記載の軌道。
  10. 前記補助支持体(22)は、弾性成形体(26)を介して前記縦桁(5,6)に支持されていることを特徴とする、請求項5または6に記載の軌道。
  11. 前記軌道の前記レール(2,3)の間に配置された前記被覆部材は、ヒンジ状に組み合わされた部分被覆部材(40a,40b)からなる部材対(40)の形態で構成され、幾何学的なヒンジ軸(41)が前記レール(2,3)と平行に延びていることを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の軌道。
  12. 各部材対(40)の前記部分被覆部材(40a,40b)は互いに向かい合う縁部(42a,42b)で互いに支持され、各部分被覆部材(40a,40b)には、該部材対(40)の他方の部分被覆部材を向いた縁部に沿って、メアンダ状に交互に連続して支持部(43a,43b)と被支持部(44a,44b)とが設けられ、一方の前記部分被覆部材(40a)の前記被支持部(44a)は他方の前記部分被覆部材(40b)の前記支持部(43b)の上に載置され、前記他方の部分被覆部材(40b)の被支持部(44b)は前記一方の部分被覆部材(40a)の前記支持部(43a)の上に載置されていることを特徴とする、請求項11に記載の軌道。
  13. 前記支持部(43a,43b)は、部材上面(45a,45b)を起点として各々の前記他方の部分被覆部材を向く縁部(42a,42b)まで達する凹部によって構成され、前記被支持部(44a,44b)の下には、前記支持部の前記凹部と相補的に形成され、部材下面(46a,46b)を起点として上方に向かう凹部が形成されていることを特徴とする、請求項12に記載の軌道。
  14. 前記被覆部材(10)は軌道長手方向(7)を横切る向きに延びるU形材の形態を有し、該U形材の形態は、実質的に平坦な底板(36)と、軌道長手方向を横切る向きに延びる該底板(36)の縁部(38)にあり、該底板(36)から突き出すフランジリブ(37)と、で構成され、該被覆部材の横方向の位置決めは、前記フランジリブ(37)の前記縦桁(5,6)を向いた端部で形成される支持ラグ(39)によって行われることを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の軌道。
  15. 前記被覆部材(10,11)は、板状の基部(29)と、その上面(30)に設けられた、植物(31)を根づかせることが企図された層(32)と、を有していることを特徴とする、請求項1から14のいずれか1項に記載の軌道。
  16. 前記被覆部材(10)の前記基部は少なくとも1つの槽(34)の形態で構成されており、該槽は、前記根づかせることが企図された層(32)で充填されていることを特徴とする、請求項15に記載の軌道。
  17. 前記根づかせることが企図された層(32)は不織布で覆われていることを特徴とする、請求項15または16に記載の軌道。
  18. 前記被覆部材はレール高さとなる面を形成していることを特徴とする、請求項1から17のいずれか1項に記載の軌道。
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