JP2008310454A - 不適格者操縦抑制システム及び不適格者操縦抑制方法 - Google Patents

不適格者操縦抑制システム及び不適格者操縦抑制方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被操縦体の駆動源の始動後に操縦するオペレータが交代しても、交代後のオペレータが操縦適格性を欠く場合には、不適格者操縦を回避することができる不適格者操縦抑制システム及び不適格者操縦抑制方法の提供にある。
【解決手段】駆動源付きの被操縦体を操縦するオペレータの交代を検知するオペレータ交代認識装置と、被操縦体の操縦に不適格なオペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行う不適格者操縦回避装置と、オペレータ交代認識装置及び不適格者操縦回避装置と通信可能なコントローラ20とを有し、コントローラ20は、オペレータ交代認識装置により駆動源駆動中におけるオペレータの交代が認識された場合には、不適格者操縦回避装置を作動させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両等の被操縦体における不適格者操縦抑制システム及び不適格者操縦抑制方法に係り、特に、被操縦体の駆動源の始動後におけるオペレータの交代を把握するオペレータ交代認識装置を有する不適格者操縦抑制システムと、交代したオペレータの運転適格性を検知する不適格者操縦抑制方法に関する。
通常、車両などの被操縦体を操縦するオペレータがオペレータとしての運転適格性を欠くと、被操縦体の適正な走行が成立しないおそれがある。
操縦体を車両とした場合では、不適格者による不適格操縦として、例えば、飲酒運転、無免許運転などが挙げられ、この場合、道路交通法の法令違反となり、適正な走行は成立しない。
従来では、例えば、特許文献1に開示された飲酒運転防止システムが知られている。
この種の飲酒運転防止システムでは、運行車両が、乗務員を特定する乗務員特定装置、乗務員の呼気中のアルコール濃度を検出するアルコール検出装置を備えている。
運行車両は通信手段を介して管理システムと通信可能であり、管理システムは乗務員の登録情報や運転可否判定基準情報等を格納したデータベース、運転の可否を判定する判定手段、運転否と判定された場合の運転継続を不可能とする措置を自動的に行う安全運行防護手段を備えている。
この種の飲酒運転防止システムによれば、乗車後の運行中の飲酒状況が、乗務員特定装置、アルコール検出装置により検出される。
検出結果を管理システムに通知し、管理システムにより運転の可否を判定し、運転否と判定した場合は、安全運行防護手段により運転の継続を不可能とするようにする。
また、エンジンの始動時にのみ運転手の飲酒状況をアルコール検出装置により検出する飲酒運転防止システムであると、飲酒をしていない運転手がエンジンを始動して運転を開始し、その後、エンジンが未停止の状態で、飲酒している人が運転手として交代した場合には、飲酒運転防止システムが作動しないことから飲酒運転を抑制することができないおそれがあるが、この飲酒運転防止システムでは、車両のエンジンが未停止の状態で運転者が交代した場合、アルコール検出装置と別に設けられた室内アルコール濃度検出装置により、車両室内の雰囲気中におけるアルコール分の検出を行うようにしており、アルコール分の検出により運転否とした場合、管理システムが警告装置による警告を行い、運転者に知らせるようにしている。
また、関連する別の従来技術としては、例えば、特許文献2に記載された異常状態報知機能付ナンバープレートが存在する。
この技術は、飲酒運転等、車室内の異常状態が発生したとき外部に異常状況を的確に報知する技術である。
ナンバープレートには、車室内の異常状態を外部に報知する警告灯を有する報知部が設けられており、報知部は異常状態検出部と接続された信号出力部と接続されている。
異常状態検出部は、運転着座検出器が運転者の着座を検出し、アルコール検出センサが酒気を検出したとき、判断部により飲酒運転による異常と判断して異常信号を出力する。
異常信号が出力されると、信号出力部で報知信号となり、報知部の警告灯が点灯あるいは点滅して外部への異常状態の報知が行われる。
特開2004−318411号公報(第5−8頁、図1−2) 特開2002−225649号公報(第3−4頁、図1−3)
しかしながら、特許文献1に開示された飲酒運転防止システムによる飲酒運転の防止方法は、室内アルコール濃度検出装置により、車両室内の雰囲気中におけるアルコール分の検出を常に行うようにしていることから、アルコール検出装置を常時作動状態にしておかなくてはならないという問題がある。
また、特許文献2に記載された技術では、運転者着座検出器による運転者の着座の検出と、アルコール検出センサよる運転手の酒気を検出の両方が検出された場合に異常信号を出力するということが記載されているのみであり、上述したように、エンジンが未停止の状態で飲酒している人が運転手として交代した場合に飲酒運転を抑制できるものではない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、被操縦体の駆動源の始動後に操縦するオペレータが交代しても、交代後のオペレータが操縦適格性を欠く場合には、不適格者操縦を回避することができる不適格者操縦抑制システム及び不適格者操縦抑制方法の提供にある。
上記課題を達成するため、本発明は、駆動源付きの被操縦体を操縦するオペレータの交代を検知するオペレータ交代認識装置と、前記被操縦体の操縦に不適格なオペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行う不適格者操縦回避装置と、前記オペレータ交代認識装置及び前記不適格者操縦回避装置と通信可能なコントローラとを有し、前記コントローラは、前記オペレータ交代認識装置により前記駆動源駆動中におけるオペレータの交代が認識された場合には、前記不適格者操縦回避装置を作動させることを特徴とする。
本発明によれば、駆動源が駆動している状態で、操縦するオペレータとして適格者から不適格者に交代された場合、オペレータ交代認識装置によりオペレータの交代が認識される。
オペレータの交代が認識されると、不適格者操縦回避装置の作動により、交代後のオペレータによる不適格者操縦が回避又は妨げられる。
なお、不適格者操縦回避装置は、オペレータによる不適格操縦の回避または妨げとなる動作を行う装置であり、例えば、オペレータの条件を検知する装置や、オペレータに対して警告を発する装置であればよい。
また、本発明では、上記の不適格者操縦抑制システムにおいて、前記オペレータ交代認識装置が、撮影によりオペレータの撮像データを取得する撮像手段を有してもよい。
この場合、オペレータ交代認識装置が有する撮像手段は、オペレータを撮像することによりオペレータの撮像データを取得する。
交代前のオペレータの撮像データと交代後のオペレータの撮像データを比較処理することにより、オペレータの交代の有無を判別することができる。
また、本発明では、上記の不適格者操縦抑制システムにおいて、前記オペレータ交代認識装置が、オペレータとの物理的接触の有無を検知する接触検知手段を有してもよい。
この場合、オペレータ交代認識装置が有する接触検知手段は、オペレータとの物理的接触の有無を検知する。
接触検知手段が物理的接触の有無を検知することにより、コントローラがオペレータの交代の有無を認識することができる。
また、本発明では、上記の不適格者操縦抑制システムにおいて、前記オペレータ交代認識装置が、オペレータとの物理的接触の有無を検知する接触検知手段と、該接触検知手段と連動してオペレータの同一性を認証するオペレータ認証手段を有してもよい。
この場合、接触検知手段が物理的接触の有無を検知することにより、オペレータ交代の可能性が認識され、オペレータ認証手段により交代前のオペレータと交代後のオペレータの同一性が認証される。
また、本発明では、上記の不適格者操縦抑制システムにおいて、前記不適格者操縦回避装置は、交代後のオペレータの呼気に含まれるアルコール分を検知するアルコール検知手段を有してもよい。
この場合、不適格者操縦回避装置が備えるアルコール検知手段は、オペレータの呼気に含まれるアルコール分を検知する。
また、本発明は、駆動源付きの被操縦体を操縦するオペレータの交代を検知するオペレータ交代認識装置と、前記被操縦体の操縦に不適格なオペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行う不適格者操縦回避装置と、前記オペレータ交代認識装置及び前記不適格者操縦回避装置と通信可能なコントローラとを有し、前記コントローラが、前記オペレータ交代認識装置により駆動源駆動中におけるオペレータの交代を認識したとき、前記不適格者操縦回避装置は、交代後のオペレータの適格性を確認し、前記コントローラがオペレータの運転適格性を不適正と認識したとき、不適格者操縦回避装置は該オペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行うことを特徴とする。
この場合、駆動源が駆動している状態で、操縦するオペレータとして適格者から不適格者に交代された場合、オペレータ交代認識装置によりオペレータの交代が認識され、不適格者操縦回避装置の作動により、交代後のオペレータによる不適格者操縦を回避又は妨げることができる。
本発明によれば、走行体の駆動源の始動後に走行体を操縦するオペレータの交代を認識し、交代後の運転者が運転適格性を欠く場合には、不適正運転を抑制することができる走行体のオペレータ不適正運転抑制システム及びオペレータ不適正運転抑制方法を提供することができる。
〔第1の実施形態〕
以下、第1の実施形態に係る不適格者操縦抑制システムについて説明する。
第1の実施形態の不適格者操縦抑制システムは、具体的には、車両の飲酒運転を防止、あるいは抑制するための飲酒運転防止システムに適用した例である。
図1は、第1の実施形態に係る飲酒運転防止システムのシステム構成を示すブロック図であり、図2及び図3は飲酒運転防止システムにおける処理を示すフロー図である。
図1に示す飲酒運転防止システム10は、エンジン19を有する車両(図示せず)に搭載されている。
車両は被操縦体に相当し、エンジン19は被操縦体の駆動源に相当する。
飲酒運転防止システム10は、車両を運転するドライバHの交代を検知するドライバ交代検知装置と、ドライバHの呼気中に含まれるアルコールを検知するアルコール検知機構11と、各種情報を表示するディスプレイ16と、エンジン19を制御するエンジン・ユニット・コントローラ(以下「ECU」と表記する)18と、各部を制御する車載コントローラ20とを有する。
アルコール検知機構11は、ドライバHの呼気に含まれているアルコールを検知することができる機構である。
因みに、アルコール検知機構11は、不適格操縦抑制システムにおける不適格者操縦回避装置の一部を構成するアルコール検知手段に相当し、不適格者操縦回避装置は、酒気帯び等の操縦不適格なオペレータによる被操縦体の操縦を回避又は妨げる動作を行う装置である。
アルコール検知機構11は、ドライバHの呼気中のアルコール分を検知するアルコールセンサ12を有している。
アルコールセンサ12は、ドライバHの呼気に含まれるアルコールを検知したとき、アルコールの検知を示す検知信号を車載コントローラ20へ伝達することができるように、車載コントローラ20と接続されているセンサである。
アルコールセンサ12は、公知のアルコールセンサを用いてもよく、また、アルコール濃度が一定値を超えたときに検知信号を発信したり、アルコール濃度に応じた検知信号を発信したりするアルコールセンサであってもよい。
この実施形態のアルコール検知機構11では、アルコールセンサ12が呼気を通すための導管(図示せず)内に設けられている。
これは、ドライバHの呼気を積極的に導管内に送り込むことにより、車室内の雰囲気中にアルコール分が含まれている場合(飲酒した同乗者が存在するケース)でも、車室内に含まれるアルコール分の影響をできるだけ小さくしようとするためである。
ドライバ交代検知装置はドライバHの交代を検知するための装置である。
因みに、この実施形態におけるドライバ交代検知装置は、不適格操縦抑制システムにおける被操縦体を操縦するオペレータの交代を検知するオペレータ交代認識装置に相当する。
この実施形態のドライバ交代検知装置は、ドライバHとの物理的接触の有無を検知する接触検知手段としてのシートセンサ14と、シートセンサ14と連動してドライバHの同一性を確認するオペレータ認証手段としての車載カメラ15を有する。
接触検知手段は、オペレータとの物理的接触に基づいて接触時にオペレータの存在を車載コントローラ20に認識させ、非接触時にはオペレータの不存在を認識させる手段である。
シートセンサ14は、運転シート17へのドライバHの着座により所定以上の荷重を受けたときに非接触状態から接触状態となったことを示すON信号を車載コントローラ20へ伝達し、ドライバHの離席により荷重が解除されたときには、接触状態から非接触状態になったことを示すOFF信号を車載コントローラ20に伝達することができる構成となっている。
オペレータ認証手段は、オペレータが交代した可能性がある場合に交代前後のオペレータの同一性を確認するための手段である。
この実施形態のオペレータ認証手段は、シートセンサ14と連動して着座中のドライバHを撮像する車載カメラ15である。
車載カメラ15は、シートセンサ14のON信号を車載コントローラ20が受けたときに、ドライバHを撮影するように車載コントローラ20の制御を受けるように構成されている。
車載カメラ15は、被写体を撮像する撮像部(図示せず)と、各撮像データを比較して被写体の同一性を確認する処理部(図示せず)を有しており、車載カメラ15によるドライバHの同一性の確認結果を車載コントローラ20へ伝達することができる構成となっている。
このように、この実施形態では、シートセンサ14及び車載カメラ15がドライバ交代検知装置を構成する。
この実施形態の飲酒運転防止システム10では、音声機能を有するディスプレイ16が備えられている。
ディスプレイ16は各種情報を表示する表示装置であるが、異常を周囲に報知する警告手段でもある。
ディスプレイ16は、車載コントローラ20の制御により作動される構成となっており、アルコール検知機構11がドライバHの呼気中のアルコール分を検知し、車載コントローラ20がドライバHを運転不適格ドライバと認識したとき、車載コントローラ20の制御を受けて警告表示するほか、音声による警告を発声する。
この実施形態では、ディスプレイ16を警告手段としたが、ドライバHや車室内の同乗者に運転不適格ドライバであることを報知することが可能であれば、ランプ点滅や警告音等、報知のための媒体や手段は特に限定されない。
警告手段としてのディスプレイ16は、アルコール検知機構11とともに、不適格操縦抑制システムにおける不適格者操縦回避装置の一部を構成する要素に相当する。
ECU18(Engine Cntrol Unit)はエンジン制御専用のコンピュータであり、エンジン19における各センサからの情報に基づいて、エンジン19の燃料噴射量や噴射時間を決定するほか、アイドル回転数の制御、空燃比の調整や点火時期の制御を行う機能を有する。
ECU18は公知のECUを用いてもよく、この実施形態のECU18は、車載コントローラ20の制御を受けることが構成を有している。
また、ECU18の機能を車載コントローラ20が含むようにして、ECU18と車載コントローラ20の一体化を図ってもよい。
車載コントローラ20は、アルコール検知機構11、ドライバ交代検知装置、ディスプレイ16及びECU18と通信可能な上位のコンピュータである。
因みに、車載コントローラ20は、不適格操縦抑制システムおいて、オペレータ交代認識装置及び不適格者操縦回避装置と通信可能なコントローラに相当する。
車載コントローラ20は、図示はしないが、各種のプログラムやデータを処理する処理部、データ及びプログラムを保存する記憶部、各機器と通信する通信部等を有する。
特に、車載コントローラ20の記憶部には、ドライバHの交代を認識し、交代後のドライバHの呼気におけるアルコールを検知して、アルコールの検知によって警告を発する一連の処理を行うプログラムが読み込み可能な状態で保管されている。
記憶部には、車載カメラ15により撮像されたドライバHの撮像データをデータベース化して格納し、必要に応じて撮像データを利用できるようにしている。
さらに、車載コントローラ20は、キーKを用いたエンジン始動時における信号の伝達を受けることができるように、イグニッションキーのキーユニット22からの伝達を受けることができる。
キーユニット22におけるキーKの操作に伴う信号等は、ECU18、あるいはエンジン始動のための機器に伝達されてもよい。
次に、この飲酒運転防止システム10による飲酒運転の防止あるいは抑制の手順について説明する。
図2は、飲酒運転防止システムにおける一連の処理(S1〜S19)を示すフロー図であり、図2のフロー図の上段には、横方向に飲酒運転防止システムの構成要素が示されている。
まず、車両のエンジン19が停止している状態からエンジン19を始動するまでの過程における飲酒運転防止について説明する。
ドライバHが運転シート17に着座するとシートセンサ14がON信号を発信し、ON信号は車載コントローラ20へ伝達される。
ドライバHがキーユニット22にキーKを差し込みエンジン始動側へ操作すると、エンジン始動指示の信号がキーユニット22から車載コントローラ20へ伝達される。
この時点で、車載コントローラ20はドライバHの存在とエンジン始動要求が存在することを認識する。
着座したドライバHとエンジン始動要求の存在が車載コントローラ20に認識されると、車載コントローラ20はアルコール検知機構11に対してアルコール検知指示を与えるほか、ディスプレイ16にアルコール検知を行う旨を表示する(図2におけるS1〜S6を参照)。
次に、アルコール検知指示を受けたアルコール検知機構11は、アルコール検知可能な状態に作動される。
アルコール検知機構11が可動状態となったとき、車載カメラ15がドライバHを撮影してドライバHの撮像データを取得する(図2におけるS13を参照)。
このとき、取得した撮像データはドライバHの交代が認められた場合の再検知の際に利用されるデータである。
このとき取得した撮像データは車載コントローラ20の記憶部に保存される。
一方、ディスプレイ16には、アルコール検知を行う旨が表示され、アルコール検知機構11が可動状態となった時点で、ドライバHは、ディスプレイ16の表示に従い、所定時間以内にアルコール検知機構11の導管へ呼気を送り込まなくてはならない。
アルコール検知機構11の導管に対し、所定時間内に呼気の供給が行われないと、キーKによるエンジン始動の操作がリセットされて、車載コントローラ20におけるエンジン始動要求が解除される。
ドライバHが所定時間以内にアルコール検知機構11の導管へ呼気を送り込み、この呼気中にアルコール分が存在しない場合には、アルコールセンサ12が反応しないため、アルコール検知機構11の検知結果としては「アルコール非検知」となる。
「アルコール非検知」を示す信号を車載コントローラ20へ伝達すると、車載コントローラ20では着座中のドライバHを運転適格ドライバであると判断し、エンジン始動の指示をECU18に伝達し、ECU18はエンジン19を始動する(図2におけるS7〜S16を参照)。
アルコールセンサ12がドライバHの呼気からアルコールを検知したとき、アルコール検知機構11の検知結果としては「アルコール検知」となり、「アルコール検知」を示す信号を受けた車載コントローラ20は、着座中のドライバHを運転不適格ドライバと判断して飲酒運転警告指示をディスプレイ16に伝達する。
ディスプレイ16では飲酒検知警告指示に基づき、ドライバHや同乗者が認識できるような飲酒運転警告画面を表示するとともに、音声による警告を発声する(図2におけるS18、S19を参照)。
次に、エンジン19の始動後にドライバHが運転シート17から離席して、再び着座したケースについて説明する。
この場合、再び着座したドライバHが別人である可能性がある。
こうしたドライバ交代の場合、例えば、エンジン19を始動したドライバHが非飲酒状態で、エンジン19の始動後に交代したドライバHが酒気帯び状態である可能性がある。
こうしたエンジン始動後におけるドライバHの離席後の再着座では、ドライバHの交代の有無を確認して、交代後のドライバHにおいてアルコール検知を行うことが望ましい。
図3に示すように、エンジン始動状態(例えば、アイドリング状態)でドライバHが運転シート17から離席すると、シートセンサ14はドライバHの荷重から開放される。
このため、接触状態から非接触状態となってシートセンサ14のOFF信号が車載コントローラ20へ伝達される。
OFF信号の伝達を受けた車載コントローラ20はドライバHの離席が認識される(図3におけるS20〜S22を参照)。
その後、ドライバHが運転シート17に着座することにより、シートセンサ14のON信号が車載コントローラ20へ伝達される。
車載コントローラ20は、ECU18との通信によりエンジン19が駆動中であることが認識されている。
車載コントローラ20は、エンジン駆動中におけるシートセンサ14のOFF信号と、OFF信号後のON信号の伝達を受けることにより、再着座したドライバHに対するアルコール検知の必要の可能性が存在することを認識する。
以下の手順では、再着座したドライバHが離席前のドライバHと同一人物かどうかを確認した上で、アルコール検知の実施が必要か判定し、離席前と離席後の着座のドライバHが同一人物でないとき、アルコール検知を実施し、同一人物であるときはアルコール検知を実施しない。
車載コントローラ20が、再着座したドライバHに対するアルコール検知の必要の可能性が存在することを認識した後、車載コントローラ20から、車載カメラ15に対して再着座したドライバHの撮像を指示する。
車載カメラ15は再着座したドライバHを撮像して撮像データを取得する。
車載カメラ15は、エンジン始動時に撮像した離席前のドライバHの撮像データを車載コントローラ20から呼び出し、再着座時に撮影した撮像データを画像処理して比較する(図3におけるS27〜S32を参照)。
車載カメラ15は、画像処理された離席前と再着座後の撮像データの比較により、ドライバHの同一性を確認する。
撮像データの比較処理は、ドライバHの顔特徴を比較することによりドライバHの同一性を確認するプログラムにより処理される。
車載カメラ15が撮像データの比較処理によりドライバHの同一性を確認した場合、図3における「B」へ進み、警告を受けることなく車両を再発進させることができる。
一方、車載カメラ15がドライバHの同一性を認証できなかった場合、図3における「A」へ進み、図2に示すアルコール検知機構11によるアルコール検知が実施される。
このときのアルコール検知は、エンジン始動前に行ったプロセスと同じであり、アルコール検知機構11による検知の結果、アルコールが検知されなかった場合には、警告を受けることなく車両を再発進させることができる。
アルコールが検知されると、ディスプレイ16がドライバHや同乗者が認識できるような警告画面を表示するとともに、音声による警告を発声する。
これによりドライバH及び同乗者は飲酒運転による不適正運転を認識することができる。
このように、アルコール検知機構11が作動することや、ディスプレイ16による警告は、運転不適格なドライバHによる車両の運転を回避又は妨げている。
この実施形態に係る飲酒運転防止システム10によれば以下の効果を奏する。
(1)飲酒運転防止システム10によれば、エンジン19が駆動している状態で、操縦するドライバHが運転適格者から運転不適格者に交代された場合、ドライバ交代検知装置であるシートセンサ14及び車載カメラ15によりドライバHの交代が認識され、アルコール検知機構11がアルコール検知を行ったり、ディスプレイ16が警告表示等を行ったりすることにより、交代後のドライバHによる不適格者操縦が回避又は妨げられる。また、エンジン19が駆動している状態でドライバHが交代されていない場合には、ディスプレイ16による警告表示等は行われることがない。
(2)シートセンサ14がドライバHとの物理的接触の有無を検知することにより、ドライバ交代の可能性が認識され、車載カメラ15が交代前と交代後のドライバHを撮影し、両撮影データを比較することにより交代前のドライバHと交代後のドライバHの同一性を確認することができる。
(3)エンジン19が駆動する状態では、ドライバHの交代の有無が確認されたときのみアルコール検知が行われる。このため、ドライバHの交代がない場合には、飲酒運転防止システムが実質的に作動されない状態とすることができ、例えば、省エネ・低負荷の飲酒運転防止システムを実現することができる。
(4)アルコール検知機構11は、ドライバHの呼気の供給を受けてドライバHのアルコールを検知するから、例えば、車室内の雰囲気にアルコール分が含まれていてもドライバHのアルコール検知を正確に実施することができる。
(5)ドライバHの交代が疑わしい場合は、車載カメラ15がドライバの交代を確認するから、交代直後に運転不適格ドライバによる不適正な運転は直ちに実施し難く、しかも、車載カメラ15によりドライバの交代が確認されるとアルコール検知機構11によるアルコール検知が求められるから、さらに不適正運転は困難となる。
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態に係る不適正操縦抑制システムについて説明する。
この実施形態に係る不適格者操縦抑制システムも第1の実施形態と同様に、飲酒運転を防止あるいは抑制するための飲酒運転防止システムに適用した例である。
従って、第1の実施形態と共通する構成については符号を共通して用いるほか、共通する構成の説明については第1の実施形態の説明を援用する。
図4は、シートセンサを備えない第2の実施形態に係る飲酒運転防止システム30の構成を示すブロック図であり、図5及び図6は第2の実施形態に係る飲酒運転防止システムによる飲酒運転防止のフロー図である。
図4に示すように、第2の実施形態に係る飲酒運転防止システムは、車両を運転するドライバHの呼気中に含まれるアルコール濃度を検知するアルコール検知機構11と、ドライバHの交代を検知するドライバ交代検知装置と、ドライバHの運転適格性が不適正であることを報知する報知装置と、エンジンを制御するECU18と、アルコール検知機構11、ドライバ交代検知装置、報知装置及びECU18と通信可能な制御装置としての車載コントローラ20とを有する。
アルコール検知機構11と、ディスプレイ16と、ECU18と、車載コントローラ20の構成は、第1の実施形態に係る飲酒運転防止システム10と基本的に同一である。
ドライバ交代検知装置は、ドライバHの交代を検知するための装置であるが、この実施形態では、撮影によりドライバHの撮像データを取得する撮像手段であり、具体的には車載カメラ31である。
車載カメラ31は、着座中のドライバHの撮像データを取得するカメラ機能と、撮像した複数のドライバHの画像データを比較処理してドライバHの同一性を認証する認証機能を有する。
さらに、運転シート17へのドライバHの着座と離席を認識する機能を有する。
この実施形態に係る飲酒運転防止システム30による飲酒運転防止につい説明する。
まず、停止中のエンジン19をドライバHが始動するまでのフロー(図5におけるS101〜S118)までの過程での飲酒運転の防止あるいは抑制について説明する。
図5に示すように、車両を運転するドライバHが着座して、キーユニット22にキーKを差し込みエンジン始動側へ操作すると、エンジン始動指示の信号がキーユニット22から車載コントローラ20へ伝達される。
この時点で、車載コントローラ20はドライバHの存在とエンジン始動要求が存在することを認識され、車載コントローラ20はアルコール検知機構11に対してアルコール検知指示を与え、ディスプレイ16にアルコール検知を行う旨を表示する。
次に、アルコール検知機構11によるアルコール検知は第1の実施形態と同じ手順なので説明を省略するが、車載カメラ31は、アルコール検知機構11が可動状態となったとき、ドライバHを撮影してドライバHの撮像データを取得する。
このとき、取得した撮像データはドライバHの交代が認められた場合の再検知の際に利用される。
アルコール検知機構11により、アルコール分が検知されない場合は、「アルコール非検知」となり、車載コントローラ20ではドライバHが飲酒していないと判断し、エンジン始動の指示をECU18に伝達し、ECUはエンジンを始動する。
アルコール分が検知された場合、「アルコール検知」を示す信号を受けた車載コントローラ20は、着座しているドライバHが運転不適格ドライバであると判断して飲酒運転の警告指示をディスプレイ16に伝達する。
ディスプレイ16では飲酒運転の警告指示に基づき、ドライバHや同乗者が認識できるような警告画面を表示するとともに、音声による警告を発声する。
次に、ドライバHが交代した場合の手順について説明する。
図6はエンジン19の駆動中にドライバHが交代した場合の飲酒運転の防止あるいは抑制の一連の処理(S119〜S134)を示したフロー図である。
エンジン始動前のアルコール検知により「アルコール非検知」となりエンジン19の始動が許可され、エンジン19が駆動している状態では、車載カメラ31が所定時間毎にドライバHを撮影する(例えば1回撮影/2〜3秒)。
例えば、エンジン駆動中の状態でドライバHが離席すると、車載カメラ31はドライバHが存在しない撮像データを撮影することになる。
ドライバHが存在しない撮像データを認識したとき、車載カメラ31がドライバHの不在を認識する。
車載カメラ31では、ドライバHの不在を認識すると、次に着座するドライバHの撮像データを取得したときに、離席前のドライバHの撮像データと比較する処理を行うことができるプログラム上のステップに進む。
離席後にドライバHが運転シート17に再び着座すると、車載カメラ31は着座したドライバHの撮像データを取得して、この撮像データと離席前のドライバHの撮像データと比較する。
車載カメラ31による撮像データの比較により、離席前の撮像データと再び着座したドライバHの撮像データにおけるドライバHが同一と認証されると、車載コントローラ20に「ドライバ同一」を示す比較結果が伝達され、図6における「D」へ進むことになるから、この場合、警告を受けることなく車両の再走行が可能である。
一方、車載カメラ31が再着座したドライバHが離席前のドライバHと一致しないと認識した場合、「ドライバ不一致」を示す信号を車載コントローラ20へ伝達する。
この場合、図6における「C」へ進むことになるから、車載コントローラ20では、「ドライバ不一致」の結果に基づき、再着座したドライバHに対するアルコール検知を必要と認識し、アルコール検知機構11にアルコール検知を指示する。
このときのアルコール検知は、図5に示すように、エンジン始動前に行ったプロセスと同じであり、検知の結果、アルコールが検知されなかった場合には、警告を受けることなく車両を再発進させることができる。
アルコール検知によりアルコールが検知されると、ディスプレイ16がドライバHや同乗者が認識できるような飲酒運転警告画面を表示するとともに、音声による警告を発声する。
これによりドライバH及び同乗者は飲酒運転による不適正運転を認識することができる。
この実施形態に係る飲酒運転防止システム30によれば、第1の実施形態の作用効果(3)、(4)と同等の作用効果を奏する。
さらに言うと、飲酒運転防止システム30によれば、エンジン19が駆動している状態で、操縦するドライバHが運転適格者から運転不適格者に交代された場合、ドライバ交代検知装置である車載カメラ31によりドライバHの交代が認識され、アルコール検知機構11がアルコール検知を行ったり、ディスプレイ16が警告表示等を行ったりすることにより、交代後のドライバHによる不適格者運転が回避又は妨げられる。
ドライバ交代検知装置が、実質的に車載カメラ31であることから、車載カメラ31の使用のみでエンジン始動後におけるドライバHの交代を認識することができる。
〔第3の実施形態〕
次に、第3の実施形態に係る不適格者操縦抑制システムについて説明する。
この実施形態に係る不適格者操縦抑制システムも第1、第2の実施形態と同様に、飲酒運転を防止あるいは抑制するための飲酒運転防止システムに適用した例である。
従って、第1の実施形態と共通する構成については符号を共通して用いるほか、共通する構成の説明については第1の実施形態の説明を援用する。
図7は、車載カメラを備えない第3の実施形態に係る飲酒運転防止システムの構成を示すブロック図であり、図8は第3の実施形態に係る飲酒運転防止システムによる飲酒運転防止あるいは抑制の一連の処理(S201〜S223)を示すフロー図である。
図7に示すように、第3の実施形態に係る飲酒運転防止システム40は、アルコール検知機構11と、ドライバ交代検知装置であるシートセンサ14と、ECU18と、車載コントローラ20とを有する。
アルコール検知機構11と、シートセンサ14と、ディスプレイ16と、ECU18と、車載コントローラ20の構成は、第1の実施形態に係る飲酒運転防止システムと基本的に同一である。
ドライバ交代検知装置は、ドライバHの交代を検知するための装置であり、この実施形態では、ドライバHとの物理的接触の有無を検知する接触検知手段を有し、具体的にはシートセンサ14である。
シートセンサ14は、運転シート17へのドライバHの着座と離席を認識する機能を有し、第1の実施形態のシートセンサと同じ機能を有する。
この実施形態に係る飲酒運転防止システム40による飲酒運転防止につい説明する。
まず、停止中のエンジン19をドライバHが始動するまでのフローについて説明する。
車両を運転するドライバHが着座して、キーユニット22にキーKを差し込みエンジン始動側へ操作すると、エンジン始動指示の信号がキーユニット22から車載コントローラ20へ伝達される。
この時点で、車載コントローラ20はドライバHの存在とエンジン始動要求が存在することを認識され、車載コントローラ20はアルコール検知機構11に対してアルコール検知指示を与え、ディスプレイ16にアルコール検知を行う旨を表示する。
次に、アルコール検知機構11によるアルコール検知は第1の実施形態と同じ手順なので説明を省略する。
アルコール検知機構11により、アルコール分が検知されない場合は、「アルコール非検知」となり、車載コントローラ20では着座中のドライバHが運転適格ドライバと判断し、エンジン始動の指示をECU18に伝達し、ECU18はエンジン19を始動する。
アルコール分が検知された場合、「アルコール検知」を示す信号を受けた車載コントローラ20は、着座中のドライバHを運転不適格ドライバと判断して飲酒運転警告指示をディスプレイ16に伝達する。
ディスプレイ16では飲酒運転警告指示に基づき、ドライバHや同乗者が認識できるような飲酒運転警告画面を表示するとともに、音声による警告を発声する。
次に、エンジン始動後にドライバHが運転シート17から離席して、再び着座したケースについて説明する。
この場合、再び運転シート17に着座したドライバHが別人であったり、エンジン始動時と状態が違ったりする可能性がある。
こうしたドライバ交代の場合、例えば、エンジン19を始動したドライバHが非飲酒状態で、エンジン始動後に交代したドライバHが飲酒状態である可能性がある。
あるいは、同一ドライバHでありながらエンジン始動時には非飲酒状態で、エンジン駆動のままで離席し、再び着座したとき飲酒状態である可能性がある。
こうしたエンジン始動後におけるドライバHの離席後の再着座では、ドライバHの交代が存在するという前提で、交代後のドライバHのアルコール検知を行うことが望ましい。
図7に示すように、エンジン始動状態(例えば、アイドリング状態)でドライバHが運転シートから離席すると、シートセンサ14が荷重から開放され接触状態から非接触状態となり、シートセンサ14のOFF信号が車載コントローラ20へ伝達される。
車載コントローラ20では、ドライバHが離席したことが認識される。
その後、ドライバHが運転シート17に着座することによりシートセンサ14のON信号が車載コントローラ20へ伝達される。
車載コントローラ20は、ECU18との通信によりエンジン駆動中であることが認識されている。
車載コントローラ20が、エンジン駆動中におけるシートセンサ14のOFF信号と、OFF信号後のON信号の伝達を受けることにより、再着座したドライバHに対するアルコール検知の必要の可能性が存在することを認識する(図8におけるS218〜S223を参照)。
以下の手順では、再着座したドライバHが離席前のドライバHと同一人物かどうかに関わらず、アルコール検知の実施が必要と判断する。
車載コントローラ20が、再着座したドライバHに対するアルコール検知の必要の可能性が存在することを認識した後、アルコール検知が実施される。
このときアルコール検知は、エンジン始動前に行ったプロセスと同じであり、検知の結果、アルコールが検知されなかった場合には、警告を受けることなく車両を再発進させることができる。
アルコール検知によりアルコールが検知されると、ディスプレイ16がドライバHや同乗者が認識できるような飲酒運転警告画面を表示するとともに、音声による警告を発声する。
これによりドライバH及び同乗者は飲酒運転による不適正運転を認識することができる。
この実施形態に係る飲酒運転防止システムによれば、第1の実施形態の作用効果(3)、(4)と同等の作用効果を奏する。
さらに言うと、エンジン始動後においてシートセンサ14のOFF、ON信号の認識により、ドライバHが交代したことを前提としてアルコール検知が必ず実施されるから、酒気帯びドライバによる飲酒運転が回避又は妨げられることになり、飲酒運転による不適格運転の可能性がさらに小さくなる。
なお、上記の実施形態に係る軸流圧縮機は本発明の一実施形態を示すものであり、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、下記のように発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、いずれもドライバの酒気帯びの有無によりドライバの運転適格性を判断するようにしたが、オペレータの操縦適格性の対象は、酒気帯びの有無に限定されない。例えば、オペレータの健康状態や、資格条件を操縦適格性の対象としてもよく、この場合、予めオペレータの情報をデータ登録しておくことが好ましい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、オペレータによる被操縦体の操縦を、ドライバによる車両の運転としたが、被操縦体は各種交通手段に適用が可能であるほか、例えばクレーンのような走行体でもよく、この場合、オペレータの交代についても操作ペンダントを交代することで認識するようにすればよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、ドライバからアルコールが検知されたとき、ディスプレイによる警告表示等を行うようにしたが、車載コントローラが運転不適格ドライバと認識したとき、例えば、エンジンを強制的に停止するようにしてもよい。コントローラが不適格オペレータを認識した後の処置は、操縦不適格なオペレータによる被操縦体の操縦を回避又は妨げる動作を行う処置であれば特に限定されない。また、不適格者操縦回避装置としてアルコール検知装置とディスプレイを例として説明したが、不適格者操縦回避装置は、被操縦体の操縦を回避又は妨げる動作に応じた手段や装置を選択することができる。
○ 不適格者操縦回避装置をアルコールセンサとしたが、不適格者操縦回避装置はアルコールセンサに限定されるものではない。不適格者操縦回避装置としては、例えば、ディスプレイ16に「飲酒運転厳禁!!」のような表示をするシステムで飲酒運転を妨げるようにしても良いし、現在は技術的には存在しないが、運転手の体内のアルコール分を中和する成分を含んだ気体を噴出して、飲酒をした運転手にその気体を吸わせることで体内のアルコールを無くすことで飲酒運転を回避できるような装置が将来的に完成すればそのような装置であってもよい。
第1の実施形態に係る飲酒運転防止システムのブロック図である。 第1の実施形態の飲酒運転防止システムによる処理を示すフロー図である。 第1の実施形態の飲酒運転防止システムによる別の処理を示すフロー図である。 第2の実施形態に係る飲酒運転防止システムのブロック図である。 第2の実施形態の飲酒運転防止システムにおける処理を示すフロー図である。 第2の実施形態の飲酒運転防止システムにおける処理を示すフロー図である。 第3の実施形態に係る飲酒運転防止システムのブロック図である。 第3の実施形態の飲酒運転防止システムにおける処理を示すフロー図である。
符号の説明
10、30、40 飲酒運転防止システム
11 アルコール検知装置
12 アルコールセンサ
13 ドライバ交代検知装置
14 シートセンサ(接触検知手段)
15 車載カメラ(オペレータ認証手段)
16 ディスプレイ(報知装置)
17 運転シート
18 ECU
19 エンジン
20 車載コントローラ(コントローラ)
22 キーユニット
31 車載カメラ(オペレータ交代検知装置)
K キー
H ドライバ

Claims (6)

  1. 駆動源付きの被操縦体を操縦するオペレータの交代を検知するオペレータ交代認識装置と、
    前記被操縦体の操縦に不適格なオペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行う不適格者操縦回避装置と、
    前記オペレータ交代認識装置及び前記不適格者操縦回避装置と通信可能なコントローラとを有し、
    前記コントローラは、前記オペレータ交代認識装置により前記駆動源駆動中におけるオペレータの交代が認識された場合には、前記不適格者操縦回避装置を作動させることを特徴とする不適格者操縦抑制システム。
  2. 前記オペレータ交代認識装置が、撮影によりオペレータの撮像データを取得する撮像手段を有することを特徴とする請求項1記載の不適格者操縦抑制システム。
  3. 前記オペレータ交代認識装置が、オペレータとの物理的接触の有無を検知する接触検知手段を有することを特徴とする請求項1記載の不適格者操縦抑制システム。
  4. 前記オペレータ交代認識装置が、オペレータとの物理的接触の有無を検知する接触検知手段と、該接触検知手段と連動してオペレータの同一性を認証するオペレータ認証手段とを有することを特徴とする請求項1記載の不適格者操縦抑制システム。
  5. 前記不適格者操縦回避装置は、交代後のオペレータの呼気に含まれるアルコール濃度を検知するアルコール検知手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の不適格者操縦抑制システム。
  6. 駆動源付きの被操縦体を操縦するオペレータの交代を検知するオペレータ交代認識装置と、前記被操縦体の操縦に不適格なオペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行う不適格者操縦回避装置と、前記オペレータ交代認識装置及び前記不適格者操縦回避装置と通信可能なコントローラとを有し、
    前記コントローラが、前記オペレータ交代認識装置により駆動源駆動中におけるオペレータの交代を認識したとき、前記不適格者操縦回避装置は、交代後のオペレータの適格性を確認し、
    前記コントローラがオペレータの運転適格性を不適正と認識したとき、不適格者操縦回避装置は該オペレータによる操縦を回避又は妨げる動作を行うことを特徴とする不適格者操縦抑制方法。
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