JP4555733B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置に係り、特に、送迎対象者を送迎地点に送迎するのに好適なナビゲーション装置に関する。
従来から、ナビゲーション装置に搭載された案内システムとしては種々の方式の案内システムが知られているが、基本的には、目的地の決定、ルート計算の条件取得、ルート計算およびルート案内といった手順にしたがって案内を行うようになっている。
具体的には、目的地の決定においては、例えば、施設の種別等の種々の検索手段を利用者に提供することによって、所望の目的地を決定させる。
ルート計算の条件取得においては、ルート計算の条件として、利用者によって予め設定された優先項目または当該ルート計算のときに利用者によって設定される優先項目を取得する。この優先項目には、利用する道路、距離および移動時間等の項目が含まれる。
ルート計算においては、取得されたルート計算の条件を満足する現在位置から目的地までのルートを計算する。
ルート案内においては、ルート計算によって算出されたルートに沿って車両を現在位置から目的地まで画像(地図画面等)や音声を介して案内する。
このルート案内は、ルート計算が終了し、自車が発車した後にある条件を満足すれば即時に開始され、自車が目的地に到着するか、または、利用者が案内を中止させるまで継続して行われる。
特開2002−150494号公報
しかしながら、従来の案内システムにおいては、前述のように、目的地の決定、ルート計算の条件取得、ルート計算およびルート案内といった一連の手順を基本方式としていたため、このような基本方式を逸脱した案内を実行することは、利用者に大きな負担を強いる結果となっていた。
例えば、普段の生活において車で移動する生活圏領域における車の利用を考えると、家族の習い事のための送迎行為や、病院への送迎行為等、同じ目的地に比較的短い時間間隔で二度向かうことが毎日あるいは週単位で発生し得ることは容易に想像できる。
このような送迎行為は、特定の時刻までに目的地としての送迎地点に到着し、その送迎地点に用事がある同乗者を降車させる送り行為と、用事が済むであろう特定の時刻までに送迎地点に再度到着し、同乗者を乗車させる迎え行為とによって成り立っている。
このような送迎行為における迎え行為においては、同乗者が指定した時刻に送迎地点に到着し、送り行為で降車した同乗者を乗車させる必要がある。
そのため、運転者は、送り行為によって同乗者を送迎地点に降車させた後は、迎え行為のために送迎地点に到着しなければならない時刻と、現在の位置から想定される送迎地点への到着予想時刻とを常に意識して行動をとる必要がある。
また、運転者も人間である以上、迎え行為を意識すべきことをうっかり忘れて同乗者を迎えに行く時刻を逸脱してしまい、同乗者を送迎地点に長時間待たせてしまうことも容易に想像できる。
逆に、同乗者が同乗している送り行為では、運転者が送る時刻を忘れたとしても、同時に同乗者も忘れる確率は低いので、送り行為が遅延する可能性は低いと予想される。
さて、このような送迎行為に、従来の案内システムを利用する場合には、送り行為では、送迎地点を目的地として設定し、設定された目的地まで自車を案内すればよいため、従来通りの手順(前述した基本方式)にしたがって案内を適切に実行することが可能である。
しかしながら、迎え行為においては、従来通りの方式では困難を極めることになる。
すなわち、従来の案内システムを迎え行為に利用する場合には、運転者は、送り行為が完了した後に、同乗者を降車させた送迎地点を、再び目的地として設定して案内システムを動作させることになる。
ここで、運転者は、送り行為が完了した後、迎え行為を行うまでの間の時間は、通常、送迎行為以外の別の用事のために行動する。
しかしながら、従来の案内システムは、一旦動作を開始すると、常に、設定された目的地に到着し得るルート上を自車が走行するように画像や音声を介してルート案内を続けるようになっていた。
したがって、迎え行為のための目的地の設定を行った後においても、迎え行為のために送迎地点へ戻るにはまだ時間の余裕があり、その時間の余裕を利用して別の用事をこなしている運転者にとっては、不要なルート案内が実行され続けることになり、煩わしさを感じさせてしまうといった問題がある。
一方、このような不要なルート案内を停止するには、運転者がルート案内の設定を解除することが必要となり、操作が煩雑になるといった別の問題が生じる結果となる。
また、送迎行為は定期的に発生するにもかかわらず、送り行為が完了する度ごとに、送り行為と同一の送迎地点を、迎え行為における目的地として設定するのでは、目的地を設定するための設定手段の操作回数が多くなり、操作が煩雑になるといった問題がある。
さらに、迎え行為においては、案内システムから提供される現在地から目的地(送迎地点)までの到着予想時刻を常に念頭におきながら送迎行為以外の用事をこなす必要があり、運転者の疲労を助長させるといった問題もある。
その上、従来の技術の中には、指定された到着時刻に自車が目的地に到着するようなルートを引くものも見受けられるが、それは、常に走行していることを前提とした冗長なルートを引くだけであるから、前述した問題を有効に解決するには至らない。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、不要なルート案内が実行されることを防止して利用者を煩わしさから解放することができ、かつ、煩雑な操作を削減して利用者にかかる操作上の負担を軽減することができ、さらに、迎え行為を開始するまでに利用者に課される監視負担を除去することができるナビゲーション装置を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明に係るナビゲーション装置は、送迎地点、前記送迎地点への送り行為における到着時刻および前記送迎地点への迎え行為における到着時刻を予め設定可能とされ、予め設定された前記迎え行為における到着時刻に車両が前記送迎地点に到着するように前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能を有し、前記車両が、予め設定された前記送迎地点に予め設定された前記送り行為における到着時刻または前記到着時刻の近時に到着した場合にのみ、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能を自動的に起動するように形成され、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能によって、前記迎え行為のための出発時刻となったことが確認された場合に、前記迎え行為のための案内を実行するように形成されていることを特徴としている。
そして、このように構成されたナビゲーション装置は、送り行為が完了することによってはじめて迎え行為のための出発時刻を監視する機能を起動することができ、かつ、この機能によって迎え行為のための出発時刻となったことが確認されてはじめて迎え行為のための案内を実行することができる。
これにより、迎え行為に要する設定を行うと、常に迎え行為のための出発時刻の監視が無条件に開始されて迎え行為のための案内が勝手に実行されてしまうようなことを防止することが可能となる。
また、前述のように構成されたナビゲーション装置は、迎え行為に要する設定を、送り行為に要する設定と同一工程で行うことができる。
さらに、前述のように構成されたナビゲーション装置は、迎え行為のための出発時刻を監視する機能によって、迎え行為のための出発時刻となったことが確認されれば、確実に迎え行為のための案内を実行することができる。
また、本発明に係るナビゲーション装置は、前記送迎地点、前記送迎地点への前記送り行為における到着時刻および前記送迎地点への前記迎え行為における到着時刻を設定する設定手段と、この設定手段によって設定された前記送り行為における到着時刻または前記到着時刻の近時に、前記車両が前記送迎地点に到着することにより、送迎行為が発生していることを検出する送迎発生検出手段と、この送迎発生検出手段によって送迎行為が発生していることが検出されることによって自動的に起動され、起動後に、前記車両が現在位置から前記送迎地点へ向かう場合における前記送迎地点への到着予想時刻の算出を、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能の一部として開始するように形成された到着予想時刻算出手段と、この到着予想時刻算出手段によって逐次算出される前記到着予想時刻に基づいて、前記迎え行為のための出発時刻となったか否かの判定を、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能の一部として逐次行うように形成された判定手段と、この判定手段が、前記迎え行為のための出発時刻となったと判定した場合に、前記迎え行為のための案内を実行する案内手段とを備えたことを特徴としている。
そして、このように構成されたナビゲーション装置は、到着予想時刻算出手段による到着予想時刻の算出と、判定手段による判定とによって、迎え行為のための出発時刻を簡便かつ適切に監視することができる。
さらに、本発明に係るナビゲーション装置は、迎え行為のための案内が、少なくとも、迎え行為のための出発時刻となった旨を画像および音声の少なくとも一方によって利用者に通知することを含むことを特徴としている。
そして、このように構成されたナビゲーション装置は、利用者に対して、少なくとも、迎え行為のための出発時刻となった旨を通知することができる。
さらにまた、本発明に係るナビゲーション装置は、利用者の携帯情報端末に、迎え行為のための出発時刻となった旨を画像および音声の少なくとも一方によって通知することを特徴としている。
そして、このように構成されたナビゲーション装置は、利用者が車外にいる場合においても、携帯情報端末を介して利用者に迎え行為のための出発時刻となった旨を通知することができる。
本発明に係るナビゲーション装置によれば、迎え行為に要する設定を行うと、常に迎え行為のための出発時刻の監視が無条件に開始されて迎え行為のための不要なルート案内が勝手に実行されることを防止することができ、利用者を煩わしさから解放することができる。
また、前記ナビゲーション装置によれば、迎え行為に要する設定を、送り行為に要する設定と同一工程で行うことができるので、煩雑な操作を削減して利用者にかかる操作上の負担を軽減することができる。
さらに、前記ナビゲーション装置によれば、迎え行為のための出発時刻を監視する機能によって、迎え行為のための出発時刻となったことが確認されれば、確実に迎え行為のための案内を実行するようにしたので、迎え行為を開始するまでに利用者に課される監視負担を除去することができる。
また、本発明に係るナビゲーション装置によれば、到着予想時刻算出手段による到着予想時刻の算出と、判定手段による判定とによって、迎え行為のための出発時刻を簡便かつ適切に監視することができるので、前述した本発明に係るナビゲーション装置に比べて迎え行為をさらに簡便かつ適切に行うことができる。
さらに、本発明に係るナビゲーション装置によれば、利用者に対して、少なくとも、迎え行為のための出発時刻となった旨を通知するようにしたので、迎え行為を確実に行わせることができる。
さらにまた、本発明に係るナビゲーション装置によれば、利用者が車外にいる場合においても、携帯情報端末を介して利用者に迎え行為のための出発時刻となった旨を通知するようにしたので、迎え行為をさらに確実に行わせることができる。
以下、本発明に係るナビゲーション装置の実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態におけるナビゲーション装置1は、設定手段としての送迎地点・時刻設定部3を有している。
利用者は、この送迎地点・時刻設定部3によって、送迎地点と、この送迎地点への送り行為における到着時刻(以下、「送り時刻」と称する)と、送迎地点への迎え行為における到着時刻(以下、「迎え時刻」と称する)とを設定することができるようになっている。
さらに、送迎地点・時刻設定部3は、設定された送迎地点、送り時刻および迎え時刻の情報を記憶するようになっている。
この送迎地点・時刻設定部3は、例えば、図2に示すように、送迎地点、送り時刻および迎え時刻を利用者による入力操作によって設定することが可能とされた送迎地点・時刻設定画面5を、ナビゲーション装置1の図示しない表示部に表示する機能を有するものであってもよい。
この場合、利用者による入力操作は、タッチパネル、リモコンおよびリニアエンコーダ等の種々の手段を介して行うことができるようにしてもよい。また、送り時刻および迎え時刻は、日とともに設定することができるものであってもよい。
したがって、本実施形態においては、送迎地点・時刻設定部3によって、迎え行為に要する設定(送迎地点および迎え時刻の設定)を、送り行為に要する設定(送迎地点および送り時刻の設定)と同一工程で行うことができる。
また、本実施形態におけるナビゲーション装置1は、自車の現在位置を検出する自車位置検出部6を有している。
この自車位置検出部6は、GPSレシーバによる電波航法、車速センサおよびジャイロセンサによる自律航法あるいは、電波航法と自律航法とを混合させたハイブリッド方式等の方法によって自車の現在位置を検出し、検出した現在位置を記憶するようになっている。
送迎地点・時刻設定部3および自車位置検出部6には、送迎発生検出手段としての送迎発生検出部7が接続されている。
この送迎発生検出部7は、送迎地点・時刻設定部3に、送迎地点、送り時刻および迎え時刻が設定された以降において、自車の現在位置および現在時刻の、送迎地点・時刻設定部3に記憶された送迎地点および送り時刻との一致の有無の判定を開始するようになっている。
なお、この判定に際して、自車の現在位置については、自車位置検出部6から取得することができ、現在時刻については、一般的なナビゲーション装置1が持っているGPSから、あるいは、独自に持っている時計から取得することができる。
送迎発生検出部7による判定は、自車の現在位置が、送迎地点・時刻設定部3に設定された送迎地点と一致し、かつ、現在時刻が、送迎地点・時刻設定部3に設定された送り時刻と一致するか、または、所定の誤差範囲内(例えば、設定された送り時刻に対して±10分となる時刻)に収まるまで繰り返されるようになっている。
そして、送迎発生検出部7は、自車の現在位置が送迎地点と一致し、かつ、現在時刻が送り時刻と一致するか、または、所定の誤差範囲内に収まった場合には、送り行為が完了したものとみなして、送迎行為が発生していることを検出するようになっている。
さらに、本実施形態におけるナビゲーション装置1は、予め設定された迎え時刻に自車が送迎地点に到着するように迎え行為のための出発時刻を監視する機能(以下、「監視機能」と称する)を有している。
前記監視機能は、自車が、送迎地点・時刻設定部3に設定された送迎地点に、設定された送り時刻または送り時刻の近時(例えば、設定された送り時刻に対して±10分となる時刻)に到着した場合、換言すれば、送迎発生検出部7によって送迎行為が発生していることが検出された場合にのみ自動的に起動されるようになっている。
前記監視機能についてさらに詳述すると、本実施形態において、送迎発生検出部7には、前記監視機能の一部を負担する到着予想時刻算出手段としての到着予想時刻算出部8が接続されている。
到着予想時刻算出部8には、ルート計算部9が接続されており、このルート計算部9は、自車位置検出部6の検出結果とVICSから取得出来る実際の交通状況に基づいて、自車の現在位置から目的地となる送迎地点までのルートを計算するようになっている。
到着予想時刻算出部8は、送迎発生検出部7によって送迎行為が発生していることが検出されることによって自動的に起動され、起動後に、自車が現在位置から送迎地点へ向かう場合における送迎地点への到着予想時刻の算出を、前記監視機能の一部として開始するようになっている。
この到着予想時刻は、ルート計算部9のルート計算機能を用いることによって、自車の現在位置および現在時刻の少なくとも一方の変化にともなって逐次算出されるようになっているとともに、一般的なナビゲーション装置1に接続されているVICSシステムから取得される今現在の交通状況を加味して算出されるようになっている。
また、本実施形態において、到着予想時刻算出部8および送迎地点・時刻設定部3には、前記到着予想時刻算出部8とともに前記監視機能を負担する判定手段としての判定部11が接続されており、この判定部11は、到着予想時刻算出部8の起動とともに自動的に起動されるようになっている。
そして、判定部11は、到着予想時刻算出部8によって逐次算出される到着予想時刻に基づいて、到着予想時刻の送迎地点・時刻設定部3に設定された迎え時刻との一致の有無を判定、すなわち、迎え行為のための出発時刻発生の有無の判定を、前記監視機能の一部として逐次行うようになっている。
したがって、本実施形態においては、監視機能を有する到着予想時刻算出部8と判定部11とを、送迎発生検出部7によって送迎行為が発生していることが検出された場合にのみ自動的に起動することができるようになっている。
さらに、本実施形態において、判定部11には、案内部12が接続されている。
この案内部12は、判定部11が迎え行為のための出発時刻となったと判定した場合に、図示しない表示部を用いた画像表示や、図示しない音声出力部を用いた音声出力等の方法によって、迎え行為のための案内を実行するようになっている。
したがって、本実施形態においては、送迎発生検出部7により、送迎行為が発生していること、すなわち、送り行為が完了したことが検出されてはじめて到着予想時刻算出部8および判定部11を起動することができ、かつ、判定部11により、迎え行為のための出発時刻となったことが確認されてはじめて案内部12による案内を実行することができるようになっている。
これにより、送迎地点・時刻設定部3に送迎地点および迎え時刻を設定すると、常に迎え行為のための出発時刻の監視が無条件に開始されて迎え行為のための案内が勝手に実行されてしまうことを簡便かつ確実に防止することができる。
また、到着予想時刻算出部8および判定部11によって、迎え行為のための出発時刻を簡便かつ適切に監視することができる。
さらに、到着予想時刻算出部8および判定部11によって、迎え行為のための出発時刻となったことが確認されれば、案内部12が確実に迎え行為のための案内を実行することができるため、利用者は、迎え行為のための案内が開始されるまでの間は、迎え行為のための出発時刻を気にせずに、他の用事に専念することができる。
前述した案内部12による迎え行為のための案内の方法としては、種々の方法を考えることができるが、少なくとも、迎え行為のための出発時刻となった旨を画像(文字情報を含む)および音声の少なくとも一方によって利用者に通知することを含むことが望ましい。
そのようにすれば、利用者は、少なくとも、迎え行為のための出発時刻となったことを知ることができるため、確実に迎え行為を実行することができる。
より好ましくは、案内部12は、迎え行為のための出発時刻となった旨を通知した後は、利用者を通常のナビゲーションのルート案内機能によって送迎地点まで案内することが望ましい。
そのようにすれば、迎え行為のための出発時刻が通知された地点(自車の現在位置)から送迎地点までのルートを利用者が知らない場合においても、利用者を送迎地点まで確実に案内することができる。
さらに、本実施形態において、案内部12には、利用者の携帯電話等の携帯情報端末14に情報を送信可能とされた通信部15が接続されている。
案内部12は、迎え行為のための出発時刻となった場合には、通信部15を通じて利用者の携帯情報端末14に、迎え行為のための出発時刻となった旨を画像や音声によって通知するようになっている。
これにより、利用者が車外にいる場合においても、携帯情報端末14を介して利用者に迎え行為のための出発時刻となった旨を通知することができる。
次に、本実施形態の作用について、具体例を用いて説明する。
本実施形態におけるナビゲーション装置1を用いて送迎行為を実行するには、まず、図3に示す出発地点Wにおいて、送迎地点・時刻設定部3により、図2に示すような送迎地点・時刻設定画面5を表示部(図示せず)に表示する。
そして、利用者が、送迎地点・時刻設定画面5に、送迎地点をX、送り時刻を17時、迎え時刻を19時と設定すると、送迎地点・時刻設定部3は、設定された内容を記憶する。
この設定が行われ、自車が出発地点Wから送り行為のために出発すると、送迎発生検出部7は、自車の現在位置と送迎地点Xとの一致の有無および現在時刻と設定された17時との一致の有無の判定を開始する。
なお、この時点では、到着予想時刻算出部8および判定部11は起動されていない。
そして、送迎発生検出部7は、自車が実際に17時に送迎地点Xに到着すると、前記判定を終了するとともに、送迎行為が発生していることを検出する。
次いで、送迎発生検出部7によって送迎行為が発生していることが検出されたことを受けて、到着予想時刻算出部8が起動される。
到着予想時刻算出部8は、起動された後、自車の現在位置から送迎地点Xへ向かう場合における到着予想時刻の算出を開始する。
到着予想時刻算出部8は、到着予想時刻の算出を開始した後、利用者が図3の実線の矢印に示すようなルートを走行しながら様々な用事をこなす間、当該ルート上の各地点(例えば、地点A、地点B、地点C)において、自車が送迎地点Xへ向かう場合における到着予想時刻を逐次算出する。
このとき、判定部11は、到着予想時刻算出部8によって逐次算出される送迎地点Xへの到着予想時刻に基づいて、迎え行為のための出発時刻発生の有無を逐次判定する。
図3においては、地点Aにおける送迎地点Xへの到着予想時刻は17時30分であり、地点Bにおける送迎地点Xへの到着予想時刻は18時30分であるため、地点A、Bにおいては、判定部11は、未だに迎え行為のための出発時刻となっていないと判定する。
そして、自車が地点Cを通過したときに、到着予想時刻が19時となると、判定部11は、迎え行為のための出発時刻となったと判定する。
この判定部11の判定を受けて、案内部12は、利用者に対して、迎え行為のための出発時刻となったことを画像や音声によって通知する。
以上述べたように、本実施形態におけるナビゲーション装置1によれば、迎え行為に要する設定を行うと、常に、到着予想時刻算出部8による到着予想時刻の算出および判定部11による判定(迎え行為のための出発時刻の監視)が無条件に開始されて迎え行為のための不要なルート案内が勝手に実行されてしまうようなことを防止することができ、利用者を煩わしさから解放することができる。
また、迎え行為に要する設定を、送り行為に要する設定と同一工程で行うことができるようにしたので、煩雑な操作を削減して利用者にかかる操作上の負担を軽減することができる。
さらに、判定部11によって、迎え行為のための出発時刻となったことが確認されれば、案内部12によって確実に迎え行為のための案内を実行することができるので、迎え行為を開始するまでに利用者に課される監視負担を除去することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係るナビゲーション装置の実施形態を示すブロック図 送迎地点・時刻設定部の一例として、送迎地点・時刻設定画面を示す図 本発明に係るナビゲーション装置の実施形態において、具体的な動作例を示す説明図
符号の説明
1 ナビゲーション装置
3 送迎地点・時刻設定部
7 送迎発生検出部
8 到着予想時刻算出部
11 判定部
12 案内部
14 携帯情報端末

Claims (4)

  1. 送迎地点、前記送迎地点への送り行為における到着時刻および前記送迎地点への迎え行為における到着時刻を予め設定可能とされ、
    予め設定された前記迎え行為における到着時刻に車両が前記送迎地点に到着するように前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能を有し、
    前記車両が、予め設定された前記送迎地点に予め設定された前記送り行為における到着時刻または前記到着時刻の近時に到着した場合にのみ、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能を自動的に起動するように形成され、
    前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能によって、前記迎え行為のための出発時刻となったことが確認された場合に、前記迎え行為のための案内を実行するように形成されていること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記送迎地点、前記送迎地点への前記送り行為における到着時刻および前記送迎地点への前記迎え行為における到着時刻を設定する設定手段と、
    この設定手段によって設定された前記送り行為における到着時刻または前記到着時刻の近時に、前記車両が前記送迎地点に到着することにより、送迎行為が発生していることを検出する送迎発生検出手段と、
    この送迎発生検出手段によって送迎行為が発生していることが検出されることによって自動的に起動され、起動後に、前記車両が現在位置から前記送迎地点へ向かう場合における前記送迎地点への到着予想時刻の算出を、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能の一部として開始するように形成された到着予想時刻算出手段と、
    この到着予想時刻算出手段によって逐次算出される前記到着予想時刻に基づいて、前記迎え行為のための出発時刻となったか否かの判定を、前記迎え行為のための出発時刻を監視する機能の一部として逐次行うように形成された判定手段と、
    この判定手段が、前記迎え行為のための出発時刻となったと判定した場合に、前記迎え行為のための案内を実行する案内手段と
    を備えたことを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記迎え行為のための案内が、少なくとも、前記迎え行為のための出発時刻となった旨を画像および音声の少なくとも一方によって利用者に通知することを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 利用者の携帯情報端末に、前記迎え行為のための出発時刻となった旨を画像および音声の少なくとも一方によって通知することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
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