JP5052408B2 - 経路探索装置、経路探索方法、及び経路探索プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、経路探索の手法に関する。
現行のナビゲーション製品には、ユーザが任意に指定した目的地までの経路を探索し、得られた経路に従って経路案内を行う機能が設けられている。また、到着希望時間を設定することができ、到着希望時間より早く到着してしまう場合には、到着希望時間に着くように経路を調整する機能を備えるものもある。特許文献1には、到着希望時間に対し、早く着くことが予想される場合は有料道路使用を減らすことにより、目的地に到着希望時間までに到着し、且つ通行料金を可能な限り倹約できる誘導経路探索方法が開示されている。
特許文献2には、到着希望時間に対し、早く着くことが予想される場合は複数の通過ポイントを算出し、ユーザに選択させるナビゲーション装置が開示されており、このことで時間通りに到着すると共にユーザが立ち寄りたい場所により多く立ち寄ることが可能になることが記載されている。
特許文献3には、選択された経路に含まれるETC割引対象有料道路の通行予定時刻がETC割引条件を満足するように誘導経路を調整するナビゲーションシステムが開示されている。
特開平11−002536号公報 特開2004−108874号公報 特開2007−078464号公報
しかしながら、上記の経路探索方法では、同一の場所に「T分後に戻る」という設定ができない。例えば、長時間の駐車ができない場所に人を迎えに行く場合、相手がその場所にいないと、一旦その場所を離れてまた戻るということが必要になるが、時間通りに戻れることは少なく、戻ることに時間がかかり、相手を待たせてしまうことが多いという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、駐車できない場所に人を迎えに行って、相手を待たなければならないような場合でも、所定の時刻に同じ場所に戻ってくることができることにより、相手を待たせることがないユーザにとってより便利な経路探索方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、地図データを取得する地図データ取得部と、前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索手段と、前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、地図データを取得する地図データ取得部を備える経路探索装置において実行される経路探索方法であって、前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索工程と、前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索工程と、を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、地図データを取得する地図データ取得部を備える経路探索装置によって実行される経路探索プログラムであって、前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索手段、前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索手段、として前記経路探索装置を機能させることを特徴とする。
本発明の1つの観点では、経路探索装置は、地図データを取得する地図データ取得部と、前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索手段と、前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索手段と、を備える。上記の経路探索装置では、例えば、駐車できない目的地で人と待ち合わせをしていて、到着時に相手がいなかったとしても、所定の時刻に同じ場所に戻ってくることができるので、相手を待たせることがない。
上記の経路探索装置の他の一態様では、ユーザが指定時間を入力するための時間入力手段をさらに備え、前記第2経路探索手段は、ユーザが入力した指定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する。これにより、例えば、ユーザが駐車できない場所に人を迎えに行って、待ち合わせ時刻よりも早く着いてしまったような場合でも、ユーザが現在時刻と待ち合わせ時刻の差分を入力することで、待ち合わせ時刻に戻ってくることができるので、相手を待たせることがない。
上記の経路探索装置の他の一態様では、前記目的地に到着する到着予定時刻を算出する到着時刻算出手段をさらに備え、前記第2経路探索手段は、前記到着予定時刻よりも早く前記目的地に移動体が到着した場合、前記到着予定時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を自動的に探索する。例えば、ユーザが到着予定時刻に基づいて、待ち合わせ場所に待ち合わせ時刻に着くように出発した場合でも、道路交通状況などにより、ユーザが目的地を設定した時に算出された到着予定時刻よりも早く目的地に到着する場合がある。このような場合、この態様では、待ち合わせ場所が駐車できない場所であったとしても、当初の到着予定時刻に待ち合わせ場所に戻ってくることできるので、相手を待たせることがない。
上記の経路探索装置の他の一態様では、前記地図データは駐車禁止地区データを含み、前記駐車禁止地区データに基づいて、前記目的地が駐車可能か否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段が駐車不可と判定した場合に、前記第2経路探索手段を実行する。これにより、ユーザは待ち合わせ場所が駐車可能か否かを自ら判断しなくてもよいので、ユーザにとってより便利である。
上記の経路探索装置の他の一態様では、電車時刻表情報を取得する時刻表情報取得部と、ユーザが電車情報を入力するための電車情報入力手段と、をさらに備え、前記第2経路探索手段は、前記電車時刻表情報に基づいて、ユーザが入力した前記電車情報に対応する電車の到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する。この態様では、例えば、ユーザが電車で来る人を迎えに行って、待ち合わせ場所(駅)に相手がいなかった場合でも、ユーザが相手の乗っているであろう電車の電車情報を入力することで、当該電車の到着時刻に戻ってくることができるので、相手を待たせることがない。
本発明の他の観点では、地図データを取得する地図データ取得部を備える経路探索装置において実行される経路探索方法は、前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索工程と、前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索工程と、を有する。
本発明の他の観点では、地図データを取得する地図データ取得部を備える経路探索装置によって実行される経路探索プログラムは、前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索手段、前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索手段、として前記経路探索装置を機能させる。
上記の経路探索方法及び経路探索プログラムによっても、駐車できない場所に人を迎えに行って、到着時に相手がいなかった場合でも、所定の時刻に同じ場所に戻ってくることができることにより、相手を待たせることがないユーザにとってより便利な経路探索を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明は、本発明を車両用のナビゲーション装置に適用した例を示す。
[ナビゲーション装置]
図1に、ナビゲーション装置1の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用のインタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としてもよいし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしてもよい。データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、VICS(Vehicle Information Communication System)センタなどから配信される情報を取得する。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データなどを表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM )等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、情報表示部として機能し、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
[経路探索装置]
次に、本発明による経路探索装置100について説明する。図2は、経路探索を実行するための経路探索装置100の機能構成を示す。なお、経路探索装置100は、実体的には、図1に示すナビゲーション装置1の構成要素により実現される。
図示のように、経路探索装置100は、取得部101と、経路探索部102と、判定部103と、入力部104と、到着時刻算出部105と、を備える。
取得部101は、地図データ及び電車時刻表情報を取得する。地図データ及び電車時刻表情報は、データ記憶ユニット36に記憶しており、データ記憶ユニット36から読み出すこととしてもよいし、通信装置38によって外部から取得することとしてもよい。
経路探索部102は、取得部101が取得した地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索と、目的地に車両が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索とを行う。これにより、例えば、駐車できない場所に人を迎えに行って、到着時に相手がいなかった場合でも、所定の時刻に同じ場所に戻ってくることができるので相手を待たせることがない。
判定部103は、取得部101が取得した地図データに含まれる駐車禁止地区データに基づいて、車両が到着する目的地が駐車可能か否かを判定する。判定部103が、目的地が駐車不可であると判定した場合、経路探索部102は、第2経路探索を行う。これにより、ユーザは到着した目的地が駐車可能か否かを自ら判断する必要がないので、ユーザにとってより便利である。
入力部104には、ユーザが指定時間を音声入力又は手入力する。また、入力部104には、ユーザが電車情報を入力する。ユーザが入力部104に指定時間を入力すると、経路探索部102は、入力された指定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する。例えば、ユーザが駐車できない場所に人を迎えに行って、待ち合わせ時刻より早く到着してしまった場合、現在時刻と待ち合わせ時刻との差分を入力部104に入力すればよい。また、すぐに車両を移動させなければならず、ユーザが指定時間を手入力する時間がない場合は、音声入力すればよい。
一方、ユーザが入力部104に電車情報を入力すると、経路探索部102は、取得部101が取得した電車時刻表情報に基づいて、入力された電車情報に対応する電車の到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する。例えば、電車で来る人を迎えに行ってまだ相手が到着していなかった場合は、相手が乗っている電車に関する電車情報を入力すればよい。
到着時刻算出部105は、目的地に到着する到着予定時刻を算出する。経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出した到着予定時刻よりも早く目的地に車両が到着した場合、到着予定時刻に戻ってくる誘導経路を自動的に探索する。これにより、ユーザが駐車できない場所に人を迎えに行って、到着予定時刻より早く到着してしまった場合でも、到着予定時刻に戻ってくることができ、相手を待たせることがない。
なお、図1における入力装置60は入力部104として機能し、CPU22を含むシステムコントローラ20は取得部101、経路探索部102、判定部103及び到着時刻算出部105として機能する。
[第1実施例]
図3は、本発明の第1実施例に係る指定時間の入力の例を示す。図3(a)は、車両201が目的地であるU駅前に到着した際の表示画面の例である。ユーザが現在地は駐車不可であると判断し、「時間入力ボタン」205を押した場合、図3(b)に示す指定時間を入力する表示画面に切り替わる。なお、表示画面の切り替えは、判定部103がU駅前は駐車不可であると判定した場合、自動的に指定時間を入力する表示画面に切り替わることとしてもよい。指定時間を入力する表示画面は、指定時間入力領域202を有し、ユーザはタッチ操作などで指定時間を入力する。経路探索部102は、ユーザが入力した指定時間経過後にU駅前に戻ってくる誘導経路203を探索する。図3(c)は、経路探索部102が探索した誘導経路203の案内開始時の表示画面の例である。ここでは、ユーザによる指定時間の手入力について説明しているが、ユーザは指定時間を発声することにより指定時間を音声入力してもよい。
次に、図4に、本発明の第1実施例に係る第2経路探索における誘導経路の例を示す。車両が目的地301に到着し、ユーザが入力部104に指定時間Tを入力すると、経路探索部102は、ユーザが入力した指定時間T経過後の時刻Hに同じ目的地301に戻ってくる誘導経路302を探索する。車両が誘導経路302を走行中、経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出する到着予定時刻に基づいて、時刻Hに目的地301に到着できるか否かの判定を行い、到着できないと判定した場合、到着できる誘導経路に変更する。
ここで、本発明の第1実施例による第2経路探索処理について図5を参照して説明する。経路探索部102は、取得部101が取得した地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索処理を実行後、誘導経路を車両が走行して目的地に到着した際に、第2経路探索処理を実行する。
図5は第1実施例による第2経路探索処理のフローチャートである。なお、この処理は、主として図1に示すCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実行される。
まず、車両が目的地に到着する(ステップS1)。経路探索部102は、車両がすぐに移動を開始したか否かを判定する(ステップS2)。車両が移動を開始しなかった場合(ステップS2;No)、経路探索部102は、ユーザが「時間入力ボタン」を押したか否かを判定する(ステップS3)。「時間入力ボタン」を押さなかった場合(ステップS3;No)、第2経路探索処理を終了する。「時間入力ボタン」を押した場合(ステップS3;Yes)、経路探索部102は、ユーザが手入力した時間Tを受け取り(ステップS4)、ステップS6を実行する。
一方、すぐに車が移動を開始した場合(ステップS2;Yes)、経路探索部102は、ユーザが音声入力した時間Tを受け取る(ステップS5)。経路探索部102は、現在時刻から時間T経過後の時刻Hに同じ目的地にもどってくる誘導経路を探索する(ステップS6)。経路探索部102は、誘導経路を決定し(ステップS7)、車両が誘導経路を走行する(ステップS8)。車両が誘導経路を走行中、経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出する到着予定時刻が時刻Hであるか否かの判定を行う(ステップS9)。到着時刻が時刻Hでない場合(ステップS9;No)、ステップS6に戻り、ステップS6〜S9を繰り返す。到着時刻が時刻Hである場合(ステップS9;Yes)、車両は時刻Hに目的地に再到着し(ステップS9)、第2経路探索処理を終了する。
以上述べたように第1実施例の経路探索装置によれば、駐車できない場所に人を迎えに行って、相手を待たなければならないような場合でも、ユーザが入力した指定時間の経過後に同じ場所に戻ってくることができるので相手を待たせることがなく、ユーザにとってより便利な経路探索を提供できる。
[第2実施例]
図6は、本発明の第2実施例に係る車両が目的地に到着した場面を模式的に表したものである。ユーザが電車で来る人を迎えに行って、車両201が目的地であるA駅に到着したが、相手が電車401に乗っておらず、まだA駅に到着していなかった場合、相手は次の電車402に乗っていることが考えられる。そこで、ユーザが、「電車情報入力ボタン」を押し、電車402の電車情報を入力すると、経路探索部102は、取得部101が取得した電車時刻表情報に基づいて、電車402がA駅に到着する時刻にA駅前に戻ってくる誘導経路を探索する。車両が誘導経路を走行中、経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出する到着予定時刻に基づいて、電車402がA駅に到着する時刻にA駅に到着することができるか否かの判定を行い、到着できないと判定した場合、到着できる誘導経路に変更する。
なお、電車情報には、電車の路線を示す路線情報と、上り電車か下り電車かを示す上り下り情報とがある。例えば、A駅に複数の路線が乗り入れている場合、ユーザが路線情報「X線」、上り下り情報「上り」、を入力すると、経路探索部102は、X線の上り電車で直近にA駅に到着する電車の到着時刻に戻ってくる誘導経路を探索する。ユーザが路線情報「X線」のみ入力した場合は、経路探索部102は、X線の電車で直近にA駅に到着する電車の到着時刻に戻ってくる誘導経路を探索する。ユーザが路線情報も上り下り情報も分からず、入力しなかった場合は、経路探索部102は、直近にA駅に到着する電車の到着時刻に戻ってくる誘導経路を探索する。
ここで、本発明の第2実施例による第2経路探索処理について図7を参照して説明する。本発明の第1実施例と同様に、経路探索部102は、取得部101が取得した地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索処理を実行後、誘導経路を車両が走行して目的地に到着した際に、第2経路探索処理を実行する。図7は第2実施例による第2経路探索処理のフローチャートである。なお、この処理は、主として図1に示すCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実行される。
まず、車両が目的地に到着する(ステップS11)。経路探索部102は、ユーザが「電車情報入力ボタン」を押したか否かを判定する(ステップS12)。「電車情報入力ボタン」を押さなかった場合(ステップS12;No)、第2経路探索処理を終了する。「電車情報入力ボタン」を押した場合(ステップS12;Yes)、経路探索部102は、ユーザから上り下り情報と路線情報の両方を受け取ったか否かを判定する(ステップS13)。上り下り情報と路線情報の両方を受け取った場合(ステップS13;Yes)、経路探索部102は、取得部101が取得した電車時刻表情報に基づいて、上り下り情報及び路線情報に対応する電車Aを特定し、電車Aの到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する(ステップS14)。そして、経路探索部102は誘導経路を決定し(ステップS15)、車両が誘導経路を走行する(ステップS16)。車両が誘導経路を走行中、経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出する到着予定時刻が電車Aの到着時刻であるか否かの判定を行う(ステップS17)。到着時刻が電車Aの到着時刻でない場合(ステップS17;No)、ステップS14に戻り、ステップS14〜S17を繰り返す。到着時刻が電車Aの到着時刻である場合(ステップS17;Yes)、車両は電車Aの到着時刻に目的地に再到着し(ステップS27)、第2経路探索処理を終了する。
一方、上り下り情報と路線情報の両方は受け取らなかった場合(ステップS13;No)、経路探索部102は、ユーザから上り下り情報又は路線情報を受け取ったか否かを判定する(ステップS18)。上り下り情報又は路線情報を受け取った場合(ステップS18;Yes)、経路探索部102は、取得部101が取得した電車時刻表情報に基づいて、上り下り情報又は路線情報に対応する次の電車Bを特定し、電車Bの到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する(ステップS19)。そして、経路探索部102は誘導経路を決定し(ステップS20)、車両が誘導経路を走行する(ステップS21)。車両が誘導経路を走行中、経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出する到着予定時刻が電車Bの到着時刻であるか否かの判定を行う(ステップS22)。到着時刻が電車Bの到着時刻でない場合(ステップS22;No)、ステップS19に戻り、ステップS19〜S22を繰り返す。到着時刻が電車Bの到着時刻ある場合(ステップS22;Yes)、車両は電車Bの到着時刻に目的地に再到着し(ステップS27)、第2経路探索処理を終了する。
一方、上り下り情報も路線情報も受け取らなかった場合(ステップS18;No)、経路探索部102は、取得部101が取得した電車時刻表情報に基づいて、次に駅に到着する電車Cを特定し、電車Cの到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する(ステップS23)。そして、経路探索部102は誘導経路を決定し(ステップS24)、車両が誘導経路を走行する(ステップS25)。車両が誘導経路を走行中、経路探索部102は、到着時刻算出部105が算出する到着予定時刻が電車Cの到着時刻であるか否かの判定を行う(ステップS26)。到着時刻が電車Bの到着時刻でない場合(ステップS26;No)、ステップS23に戻り、ステップS23〜S26を繰り返す。到着時刻が電車Cの到着時刻ある場合(ステップS26;Yes)、車両は電車Cの到着時刻に目的地に再到着し(ステップS27)、第2経路探索処理を終了する。
以上述べたように第2実施例の経路探索装置によれば、駐車できない場所に電車で来る人を迎えに行って、相手を待たなければならないような場合でも、相手が乗っているであろう電車の到着時刻に同じ場所に戻ってくることができるので相手を待たせることがなく、ユーザにとってより便利な経路探索を提供できる。
[変形例]
なお、上記の第1実施例ではユーザが入力した指定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索することとし、第2実施例ではユーザが入力した電車情報に対応する電車の到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索することとしていたが、本発明の適用はこれに限られず、ユーザが目的地を設定した時に算出された到着予定時刻よりも早く目的に着いてしまった場合、到着予定時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索することとしてもよい。
実施例に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施例に係る経路探索装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施例に係る指定時間入力における表示画面の例である 第1実施例に係る第2経路探索における誘導経路の例である。 第1実施例に係る第2経路探索処理のフローチャートである。 第2実施例に係る車両が目的地に到着した場面を模式的に表した図である。 第2実施例に係る第2経路探索処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
20 システムコントローラ
22 CPU
36 データ記憶ユニット
38 通信装置
60 入力装置
101 取得部
102 経路探索部
103 判定部
104 入力部
105 到着時刻算出部

Claims (8)

  1. 地図データを取得する地図データ取得部と、
    前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索手段と、
    前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索手段と、
    を備えることを特徴とする経路探索装置。
  2. ユーザが指定時間を入力するための時間入力手段をさらに備え、
    前記第2経路探索手段は、ユーザが入力した指定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索することを特徴とする請求項1に記載の経路探索装置。
  3. 前記目的地に到着する到着予定時刻を算出する到着時刻算出手段をさらに備え、
    前記第2経路探索手段は、前記到着予定時刻よりも早く前記目的地に移動体が到着した場合、前記到着予定時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を自動的に探索することを特徴とする請求項1又は2に記載の経路探索装置。
  4. 前記地図データは駐車禁止地区データを含み、
    前記駐車禁止地区データに基づいて、前記目的地が駐車可能か否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段が駐車不可と判定した場合に、前記第2経路探索手段を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の経路探索装置。
  5. 電車時刻表情報を取得する時刻表情報取得部と、
    ユーザが電車情報を入力するための電車情報入力手段と、をさらに備え、
    前記第2経路探索手段は、前記電車時刻表情報に基づいて、ユーザが入力した前記電車情報に対応する電車の到着時刻に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の経路探索装置。
  6. 地図データを取得する地図データ取得部を備える経路探索装置において実行される経路探索方法であって、
    前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索工程と、
    前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索工程と、
    を有することを特徴とする経路探索方法。
  7. 地図データを取得する地図データ取得部を備える経路探索装置によって実行される経路探索プログラムであって、
    前記地図データに基づいて、ユーザにより設定された目的地までの誘導経路を探索する第1経路探索手段、
    前記目的地に移動体が到着した際に、所定時間の経過後に同じ目的地に戻ってくる誘導経路を探索する第2経路探索手段、として前記経路探索装置を機能させることを特徴とする経路探索プログラム。
  8. 請求項7に記載の経路探索プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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