JP2003242541A - 駅務システムにおける終電時刻通知方法、駅務システムにおける携帯端末、駅務システムにおける最終電車通知システム、駅務システム - Google Patents

駅務システムにおける終電時刻通知方法、駅務システムにおける携帯端末、駅務システムにおける最終電車通知システム、駅務システム

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JP2003242541A
JP2003242541A JP2002041973A JP2002041973A JP2003242541A JP 2003242541 A JP2003242541 A JP 2003242541A JP 2002041973 A JP2002041973 A JP 2002041973A JP 2002041973 A JP2002041973 A JP 2002041973A JP 2003242541 A JP2003242541 A JP 2003242541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ユーザが最終電車の時刻を知ら
ないため、電車に乗り遅れたり、時間を忘れていたた
め、最終電車に間に合わなかったなどの問題を解消する
ことができる。 【解決手段】 この発明は、携帯端末と駅務システムを
融合させることにより、駅を利用するユーザに対して最
終電車の時刻を通知することを可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駅を利用するユ
ーザ(ユーザ所有の携帯端末)に対して最終電車の時刻
を通知することができる駅務システムにおける終電時刻
通知方法、駅務システムにおける携帯端末、駅務システ
ムにおける最終電車通知システム、駅務システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電車を利用するユーザが自宅の最寄駅以
外から自宅の最寄駅まで電車を利用して自宅に帰る場
合、事前に乗車する駅から自宅の最寄駅まで到達できる
最終の電車の時刻を把握しておく必要がある。しかしな
がらユーザのおかれている状況によっては、時間の経過
を忘れ、最終電車に間に合わない場合がしばしばある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、駅を利用
するユーザ(ユーザ所有の携帯端末)に対して最終電車
の時刻を通知することができることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、区間情報な
どの送受信を行う携帯端末を所持する人の改札の内外へ
の通行を許可するものにおいて、外部機器と上記携帯端
末の情報の伝送により、上記携帯端末の現在位置を判断
し、この判断した現在位置と、上記携帯端末を所持する
人の自宅の最寄駅とから、現在の位置からの最寄駅と上
記自宅の最寄駅との通行方法と通行時間とを判断し、こ
の判断した上記自宅の最寄駅との通行方法と通行時間と
現在の日時から、上記自宅の最寄駅での終電による帰宅
が可能な現在位置での出発時刻を判断し、この判断され
た出発時刻を上記携帯端末により通知するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。 [第1の実施形態]図1は、最終電車の時刻(以下終電
時刻とする)を通知する機能をサポートする駅務機器シ
ステムに関するシステム構成図である。本システムは、
ユーザが駅の自動改札を通過する状況を管理し、ある一
定条件を満たすユーザに対して終電時刻が近づいてきた
時点で終電時刻案内を通知するものである。
【0006】図1は、この発明の実施の形態に係る駅務
システムとこの駅務システムを用いて終電時刻を通知す
る終電時刻通知システムの概略構成を示すものである。
すなわち、駅務システム11は、種々の駅務機器を有す
る複数の駅12、…からなり、上記各駅12、…はLA
N等により駅センターサーバ5にオンライン接続されて
いる。
【0007】上記各駅12、…は、設置されている駅全
体を制御し駅センターサーバ5とオンライン接続されて
いる駅務機器制御装置3と、この駅務機器制御装置3と
駅構内LANを介して接続される駅務データ集計機4、
複数台の自動券売機、複数台の自動精算機と、この駅務
機器制御装置3に回線を介して接続される監視盤(図示
しない)を介して接続される複数台の自動改札機2、…
とから構成されている。
【0008】よって本システムでは、以下の点を前提条
件とする。 (条件1)定期券の媒体 定期券の媒体は、これまで一般的に利用されている磁気
カードではなく、携帯端末(携帯電話、PDAなど)1
とする。
【0009】(条件2)携帯端末1の機能(その1) 本システムにおいては、ユーザ所有の携帯端末1に対し
て最終電車の時刻を通知する。したがって携帯端末1に
は、メール機能が付いていることが条件である。
【0010】(条件3)携帯端末1の機能(その2) 本システムにおいては、携帯端末1にて自動改札機2に
よる入場あるいは出場時のデータ送受信、およびユーザ
の現在位置情報(終電時刻を通知する時間を決める際に
使用)を取得するための手段として近距離無線技術であ
るブルートゥースを利用する。したがって携帯端末1に
は、ブルートゥース通信機能が付いていることが条件で
ある。
【0011】以下では本システムを構成する各装置の概
要について説明する。 (1)携帯端末1 本システムにおいて携帯端末1は、以下の機能を搭載し
たものである。 ・自動改札機2を入場あるいは出場するための電子定期
券である ・終電時刻を通知する対象となるメール機能を搭載した
端末である ・ブルートゥース用のアクセスポイント10経由でユー
ザの位置情報を本システムの駅センターサーバ5に通知
するためにブルートゥース通信機能を搭載した端末であ
る。
【0012】(2)自動改札機2 ユーザの駅構内への入場あるいは出場の判定、およびユ
ーザの自動改札機2の通過情報を上位システムに通知す
る。ユーザの携帯端末1とのデータ通信を実現するため
にブルートゥース通信機能を持ち合わせている。 (3)駅務機器制御装置3 駅全体の駅務機器(自動改札機2、券売機、定期券発行
機など)を統括管理するための装置である。
【0013】(4)駅務データ集計機4 各駅単位のデータ(駅利用状況など)を集計するための
装置であり、集計したデータは、駅センターサーバ5に
送信される。 (5)駅センターサーバ5 すべての駅の統括管理、駅利用ユーザのデータ管理、お
よび本システムの終電時刻通知機能を実現するための装
置である。 (6)インターネット網6 本システムでは、駅務システム11とユーザ所有の携帯
端末1との情報交換をインターネット網6を介して行わ
れる。
【0014】(7)ゲートウェイ7 インターネット網6と携帯電話網8を結ぶための装置で
ある。 (8)携帯電話網8 携帯電話システムにおけるネットワークである。 (9)基地局9 携帯端末(携帯電話)1における通信用の無線基地局で
ある。
【0015】(10)ブルートゥース対応のアクセスポ
イント10 ユーザの位置情報を駅務システム11に通知するために
利用するためのものであり、街中の所定間隔ごとに設置
する。これにより、通信範囲内に進入したユーザの携帯
端末1に対する位置情報をブルートゥース対応のアクセ
スポイント10経由(インターネット網6を介して)で
駅務システム11に通知する。このアクセスポイント1
0、…は、カバーする地域全域を網羅するように設置さ
れている。
【0016】駅センターサーバ5には、データベース2
0が設けられており、このデータベース20にはユーザ
情報を管理するための種々のテーブルが設けられてい
る。このテーブルとしては、ユーザ管理テーブル21、
定期券テーブル22、パスワードテーブル23、終電通
知機能テーブル24、通知日設定テーブル25、連絡先
テーブル26、改札通過状況テーブル27、位置情報管
理テーブル28、終電時刻通知対象管理テーブル29が
設けられている。
【0017】以下では各テーブルの内容について説明す
る。 (1)ユーザ管理テーブル21 このユーザ管理テーブル21は、電子定期券としての携
帯端末1を所有しているユーザを管理するためのテーブ
ルである。ユーザが電子定期券を購入すると本テーブ
ル、および各種テーブル(定期券テーブル22、パスワ
ードテーブル23、連絡先テーブル26)にユーザ情報
が登録される。またユーザ所有の定期券の利用期限が過
ぎた場合、本テーブルに登録されているユーザ情報は自
動的に削除される。ユーザ管理テーブル21は、図2に
示すように、ユーザ名、ユーザID、有効期間によって
構成されている。
【0018】上記電子定期券の購入の例について説明す
る。すなわち、携帯端末1の利用者は電話のWeb機能
などを使って電子定期券を購入したい電鉄会社のホーム
ページにアクセスし、申し込み操作を行う。これによ
り、この申し込みが上記ホームページ経由で電鉄ユーザ
オンライン販売システムに送信され、電鉄ユーザオンラ
イン販売システムにて電子定期券の購入情報が登録され
る。特願2000−334972号参照。
【0019】この電子定期券の購入情報としてのユーザ
名、ユーザID、有効期間、パスワード、メールアドレ
スが、駅センターサーバ5に供給され、データベース2
0の各テーブルに登録される。
【0020】また、電子定期券の購入情報は、携帯端末
1にも登録されており、携帯端末1と駅センターサーバ
5とは、ユーザIDにより連携されている。 (2)定期券テーブル22 この定期券テーブル22は、ユーザ所有の電子定期券の
区間情報を管理するためのテーブルである。なお定期区
間の右側(A駅〜B駅の場合、B駅に相当)に記載され
る駅を、ユーザの自宅最寄駅とする。
【0021】定期券テーブル22は、図3に示すよう
に、ユーザID、定期区間によって構成されている。ま
た、定期券テーブル22に、定期区間の右側、あるいは
左側がユーザの自宅最寄駅であることを示すデータを追
加するようにしても良い。
【0022】ユーザの自宅最寄駅としては、朝、午前
中、1日の最初の乗車駅とするようにしてもよい。 (3)パスワードテーブル23 パスワードテーブル23は、ユーザが終電時刻通知機能
を利用するために登録するデータ(終電通知機能テーブ
ル24、通知日設定テーブル25、連絡先テーブル2
6)ヘアクセスする時、ユーザ認証するためのパスワー
ドを管理するためのテーブルである。
【0023】パスワードテーブル23は、図4に示すよ
うに、ユーザID、パスワードによって構成されてい
る。 (4)終電通知機能テーブル24 終電通知機能テーブル24は、本システムにおける終電
時刻の通知機能の使用状況(使用する/使用しない)を
管理するためのテーブル。本システムにおいてユーザが
終電通知機能”使用しない”に設定した場合、一部のテ
ーブル(通知日設定テーブル25、連絡先テーブル2
6、位置情報管理テーブル28)の内容は、無効とな
る。
【0024】終電通知機能テーブル24は、図5に示す
ように、ユーザID、使用有無によって構成されてい
る。 (5)通知日設定テーブル25 通知日設定テーブル25は、ユーザに対して終電時刻を
通知する通知日を管理するためのテーブルである。通知
日は、(A)特定日時指定(*月*日)、(B)特定期
間指定(*月*日〜*月*日)、(C)曜日指定(*曜
日〜*曜日)という3つのパターンにて登録することが
可能である。
【0025】通知日設定テーブル25は、図6に示すよ
うに、ユーザID、通知日によって構成されている。 (6)連絡先テーブル26 連絡先テーブル26は、ユーザの終電時刻の通知先メー
ルアドレスを管理するためのテーブルである。
【0026】連絡先テーブル26は、図7に示すよう
に、ユーザID、メールアドレスによって構成されてい
る。 (7)改札通過状況テーブル27 改札通過状況テーブル27は、ユーザの自動改札機2の
通過状況(***駅入場/出場)を管理するためのテー
ブルである。
【0027】改札通過状況テーブル27は、図8に示す
ように、ユーザID、改札通過状況によって構成されて
いる。 (8)位置情報管理テーブル28 位置情報管理テーブル28は、ユーザの位置情報を管理
するためのテーブルである。
【0028】ユーザの位置情報は、街中に設置している
ブルートゥース対応のアクセスポイント10とインター
ネット網6を経由して、ユーザの携帯端末1から駅務シ
ステム11に通知される情報である。本システムにおい
ては、この位置情報に従って終電時刻を通知する時間を
決定する。
【0029】位置情報管理テーブル28は、図9に示す
ように、ユーザID、駅からの距離によって構成されて
いる。 (9)終電時刻通知対象管理テーブル29 この終電時刻通知対象管理テーブル29は、終電時刻を
通知する対象ユーザを管理するためのテーブルである。
【0030】このテーブル29には、時間毎に終電通知
の対象となるユーザを登録する。本テーブル29には、
ユーザが自宅最寄駅以外の駅の自動改札機2による出場
時に登録され、ユーザからの位置情報などによりテーブ
ルの内容が更新されるようになっている。終電時刻通知
対象管理テーブル29は、図10に示すように、通知時
間と対象ユーザIDによって構成されている。
【0031】上記携帯端末1は、図11、図12に示す
ように、本体31と送受信用のアンテナ部32により形
成されている。本体31の前面には、上から順に、スピ
ーカ孔33、表示部34、操作部35、マイク孔36に
より構成されている。スピーカ孔33に対向する本体3
1内には、後述する受話部としてのスピーカ(図示しな
い)が設けられている。マイク孔36に対向する本体3
1内には、後述する送話部としてのマイク(図示しな
い)が設けられている。表示部34は、種々の操作案内
が行われるものである。操作部35は、携帯電話として
用いる際の種々の設定を行ったり、電話番号の入力を行
ったり、携帯端末として用いる場合の設定を行ったり、
モード設定の変更を指示するものである。
【0032】本体31内には、図12に示すように、全
体を制御する制御部40、携帯電話用の制御プログラ
ム、ブルートゥース(近距離無線通信機能)用の制御プ
ログラム、デバイス固有番号(ID番号、認識番号、機
体番号)、定期券情報等の各種情報を記憶するメモリ部
41、電源発生回路と電池部からなる電源部42、変調
復調回路としての無線送受信部43、送話部としてのマ
イク44、受話部としてのスピーカ45、アンテナ部3
2、表示部34、入力部35の上記の既存の携帯電話の
構成に加えて、ブルートゥースの通信ができるように、
ブルートゥース用通信部46とブルートゥース用メモリ
部47により構成されている。
【0033】ブルートゥース用通信部46は、制御部4
0からの送信情報および自動改札装置2からの受信情報
の双方向の情報の受け渡しが可能である。上記ブルート
ゥース用メモリ部47には、ブルートゥース特有の番号
として、システムでユニークなデバイス固有ナンバーが
登録されている。このデバイス固有ナンバーは書替えが
行えないものである。
【0034】また、ブルートゥース用メモリ部47に
は、乗車券情報として定期券に対する区間情報あるいは
SF(ストアードフェア)カードに対する残額情報が格
納されている。また、ブルートゥース用メモリ部47に
は、認証コードやセキュリティ情報を格納することが可
能であり、さらに、ブルートゥースにより実現されるサ
ービスのプログラムを格納することが可能である。
【0035】無線送受信部43、ブルートゥース用通信
部46は、通信手段としてのアンテナ部32に接続さ
れ、アンテナ部32にて受信したブルートゥース通信部
42からの受信情報を復調して制御部40、電源部42
へ出力したり、制御部40からのブルートゥース通信部
42に対する送信情報をアンテナ部32を用いて送信す
るものである。無線送受信部43、ブルートゥース用通
信部46は、携帯電話Mとして用いられる際と、駅務シ
ステムの端末機器として用いられる際の、信号周波数の
違い等に対処して別々に設けられているものである。ま
た、携帯電話Mとして用いられる際と、駅務システムの
端末機器として用いられる際とは、メモリ部41とブル
ートゥース用メモリ部47とに登録されている別々のア
プリケーションにより制御されるようになっている。つ
まり、近距離無線通信機能(ブルートゥース)用のアプ
リケーションも用意されている。
【0036】すなわち、通常は、携帯電話として使用さ
れ、付加機能として近距離無線通信機能(ブルートゥー
ス)を利用して乗車券(定期券、SFカード)の代わり
に自動改札装置1で使用することができる。マイク44
は、携帯電話Mとして用いる際に利用者により発せられ
た言葉を音声情報に変換して出力するものである。スピ
ーカ45は、他の機器から供給された受信した音声情報
を再生してスピーカから出力するものである。電源部4
2は、無線送受信部43からの受信情報(電波)に基づ
いて電源電圧を生成し、各部に供給するものである。
【0037】図13から図18は、ユーザが終電時刻通
知の条件を登録するとき、ユーザの携帯端末1の画面3
4上に表示する画面イメージである。ユーザが終電時刻
通知の条件を登録には、ユーザ所有の携帯端末1経由の
ほか、ユーザ所有のパーソナルコンピュータからインタ
ーネット経由で行うことも可能である。 (1)メニュー画面 図13は、駅務システム用メニュー画面である。
【0038】このメニュー画面により、終電時刻通知設
定、定期券情報表示などを選択可能である。 (2)定期券情報表示画面 図14は、ユーザの携帯端末1に搭載されている電子定
期券の情報を表示する画面であり、たとえば、氏名、年
令、性別、定期区間、経由、期間である。 (3)終電時刻通知設定項目の選択画面 図15は、終電時刻を通知するための各種設定項目を選
択するための画面であり、終電時刻通知機能、終電時刻
通知日、連絡先の選択画面である。 (4)終電時刻通知機能使用登録画面 図16は、終電時刻通知機能を使用する/使用しないを
登録する画面であり、使用する場合にはパスワードの入
力も表示される。 (5)終電時刻通知日登録画面 図17は、終電通知の通知日を登録する画面である。通
知日は、(A)特定日時指定(*月*日)、(B)特定
期間指定(*月*日〜*月*日)、(C)曜日指定(*
曜日〜*曜日)という3つのパターンにて登録すること
が可能であり、パスワードの入力も表示される。 (6)連絡先登録画面 図18は、終電時刻の通知先(メールアドレス)を登録
する画面であり、パスワードの入力も表示される。
【0039】図19は、本システムにおいて、携帯端末
1を所持するユーザが自動改札機2を入場しその後出場
した後、駅務システム11側からユーザ(ユーザ所有の
携帯端末1)に対して終電時刻を通知するまでの各装置
間のデータの流れを中心とした基本のフローチャートで
ある。以下では、基本のフローチャートの4つのステッ
プ(自動改札入場、自動改札出場、位置情報通知、終電
時刻通知)を説明する。
【0040】(設定シナリオ) ・ユーザ(以下ユーザU1とする)所有の定期券区間
は、A駅〜B駅(B駅が自宅最寄駅)とする。 ・ユーザはA駅から自動改札機2を入場し、定期区間外
のC駅より自動改札機2を出場するものとする。 (1)自動改札入場(図19−処理i) ・ユーザUlがA駅の自動改札機2から入場する(ST
1)。このとき自動改札機2はユーザの携帯端末1より
ユーザの”定期券情報”データ(図19−a)を取得す
る。 ・自動改札機2は、ユーザU1の”定期券情報”データ
(図19−a)より駅への入場判定を行う(ST2)。
入場判定がOKならば、駅務機器制御装置3などを経由
して駅センターサーバ5に対してユーザUlの”自動改
札通過情報(A駅入場)”データ(図19−b)を送信
してユーザU1のA駅自動改札入場を通知する。またユ
ーザU1の携帯端末1に”定期券情報更新”データ(図
19−c)を送信し、定期券情報の更新を行う。 ・駅センターサーバ5は、改札通過状況テーブル27に
あるユーザU1に関する情報を更新する(*駅出場→A
駅入場)(ST3)。 (2)自動改札出場(図19−処理ii) ・ユーザU1がC駅の自動改札機2を出場する(ST
4)。このとき自動改札機2はユーザの携帯端末1より
ユーザの”定期券情報”データ(図19−d)を取得す
る。 ・自動改札機2は、ユーザU1の”定期券情報”データ
(図19−d)より駅への入場判定を行う(ST5)。
入場判定がOKならば、駅務機器制御装置3などを経由
して駅センターサーバ5に対してユーザU1の”自動改
札通過情報(C駅出場)”データ(図19−e)を送信
してユーザU1のC駅自動改札出場を通知する。またユ
ーザU1の携帯端末1に”定期券情報更新”データ(図
19−f)を送信し、定期券情報の更新を行う。 ・駅センターサーバ5は、改札通過状況テーブル27に
あるユーザU1に関する情報を更新する(A駅入場→C
駅出場)(ST6)。 ・駅センターサーバ5は、ユーザU1を終電時刻通知対
象と判断し、終電時刻通知対象管理テーブル29にユー
ザU1を追加する(ST7)。 (3)位置情報通知(図19−処理iii) ・ユーザUlの携帯端末1は、街中にあるブルートゥー
ス対応のアクセスポイント10を経由して駅センターサ
ーバ5に対して”位置情報通知”データ(図19−g)
を定期的に送信する(ST8)。 ・駅センターサーバ5は、ユーザU1からの”位置情報
通知”データ(図19−g)より位置情報管理テーブル
28のユーザU1に関する情報を更新する(ST9)。 ・また、駅センターサーバ5は、ユーザU1に対する終
電時刻の通知時間を再計算し、終電時刻通知対象管理テ
ーブル29の情報を更新する(ST10)。 (4)終電時刻の通知(図19−処理iv) ・駅センターサーバ5は、ユーザUlの携帯端末1に対
して”終電時刻情報”データ(図19−h)を送信する
(メール機能を使用)(ST11)。 ・ユーザU1は、携帯端末1で駅センターサーバ5よ
り”終電時刻情報”メールを受信する(ST12)。
【0041】図20は、ユーザの携帯端末1、自動改札
機2からの各種情報(自動改札入出場情報、ユーザの位
置情報)に対する処理、およびユーザに対する終電時刻
の通知処理を行う駅センターサーバ5に関するフローチ
ャートである。
【0042】以下、詳細な処理内容を説明する。 (1)自動改札機2の通過情報に対する処理 ユーザがある駅の自動改札機2を通過(入場あるいは出
場)した場合、自動改札機2より各駅の駅務機器制御装
置3を経由して自動改札通過情報(***駅入場or*
**駅出場)が駅センターサーバ5に送信される。駅セ
ンターサーバ5では、自動改札通過情報を受信した場合
(ST21)、終電時刻通知対象判別処理を行う(ST
22)。 (2)位置情報通知に対する処理 ユーザの携帯端末1は、自宅最寄駅以外の駅にて自動改
札機2を出場した後、次にどこかの駅の自動改札機2か
ら入場するまで定期的に位置情報を駅センターサーバ5
に対して送信する。駅センターサーバ5では、ユーザの
携帯端末1から位置情報を受信した場合(ST23)、
次の処理を行う。
【0043】駅センターサーバ5は、受信した位置情報
に従って位置情報管理テーブル28を更新する(ST2
4)。この後、駅センターサーバ5は、終電時刻の通知
時間の再計算を行う(ST25)。すなわち、駅センタ
ーサーバ5は、位置情報より得られるユーザの現在位置
から最寄駅までの距離、および最寄駅からユーザの自宅
最寄駅までの鉄道ルートより終電時刻の通知時間を再計
算する。
【0044】さらに、駅センターサーバ5は、再計算さ
れた終電時刻を元に終電時刻通知対象管理テーブル29
を更新する(ST26)。 (3)終電時刻通知処理 駅センターサーバ5は、ユーザに対して終電時刻を通知
するために終電時刻通知対象管理テーブル29を一定間
隔で検索する(ST27)。検索時点において終電時刻
を通知する対象ユーザがいる場合、次の処理を行う(S
T28)。
【0045】駅センターサーバ5は、終電時刻通知メー
ルを作成後、連絡先テーブル26に登録されている対象
ユーザの連絡先メールアドレスに対してメールを送信す
る(ST29)。駅センターサーバ5は、終電時刻通知
対象管理テーブル29から終電時刻を通知したユーザを
削除する(ST30)。
【0046】図21は、上記ステップ22の駅センター
サーバ5における終電時刻通知対象の判別処理に関する
フローチャートである。本処理は、駅を利用するすべて
のユーザに対して終電時刻を通知するのでなく、次の条
件を満たすユーザのみに対して終電時刻を通知する。こ
の処理によってユーザ所有の携帯端末1に対して必要の
ない終電時刻を通知するメールを送ることがなくなり、
かつ駅務システム11全体の負荷を軽減することができ
る。 (終電時刻通知対象のユーザとなる条件)以下の条件に
該当するユーザは、終電時刻通知の対象外ユーザとす
る。
【0047】条件1 終電時刻通知機能の使用状況:ユ
ーザの登録した終電時刻通知機能が”使用しない”とな
っている場合。 条件2 終電時刻通知日の設定:日付がユーザの登録し
た通知日設定に該当しない場合。
【0048】条件3 電車乗車時:ユーザが電車内、駅
構内にいる場合。 条件4 自宅最寄駅下車ユーザが一番最後に降りた駅が
自宅最寄駅の場合。この条件は、ユーザが既に自宅に帰
宅した、あるいは自宅近辺にいると判断している。な
お、駅構内にブルートゥース対応の基地局が設置されて
いる場合、連絡通路等で終電時刻通知を行えるように設
定しても良い。
【0049】以下では、上記条件に該当するユーザを対
象外とするための詳細な処理内容を説明する。 (1)改札通過状況テーブル更新、および条件3の判別
処理 駅センターサーバ5は、自動改札通過情報より改札通過
状況テーブル27を更新する(ST31)。
【0050】駅センターサーバ5は、対象ユーザの改札
通過状況が”***駅入場”の場合(ST32)、条件
3を満たすため終電時刻通知の対象外ユーザと判断す
る。このとき、駅センターサーバ5は、判別対象ユーザ
が終電時刻通知の対象ユーザだった場合(ST41)、
終電時刻通知対象管理テーブル29から判別対象ユーザ
の情報を削除する(ST42)。 (2)終電通知機能検索、および条件1の判別処理 駅センターサーバ5は、ステップ32により対象ユーザ
の改札通過状況が”***駅出場”の場合、終電通知機
能テーブル24を検索し(ST33)、判別対象ユーザ
の終電通知機能の使用状況を確認する。
【0051】駅センターサーバ5は、終電通知機能の使
用状況が”使用しない”の場合(ST34)、条件1を
満たすため終電時刻通知の対象外ユーザと判断する。 (3)定期券テーブル検索、および条件4の判別処理 駅センターサーバ5は、ステップ34により終電通知機
能の使用状況が”使用する”の場合、定期券テーブル2
2を検索し(ST35)、判別対象ユーザの自宅最寄駅
を確認する。
【0052】駅センターサーバ5は、判別対象ユーザの
出場駅が自宅最寄駅の場合(ST36)、条件4を満た
すため終電時刻通知の対象外ユーザと判断する。 (4)通知日設定テーブル検索、および条件2の判別処
理 駅センターサーバ5は、ステップ36により判別対象ユ
ーザの出場駅が自宅最寄駅でない場合、通知日設定テー
ブル25を検索し(ST37)、判別対象ユーザの終電
時刻の通知日設定を確認する。
【0053】駅センターサーバ5は、日付が終電時刻の
通知日設定に該当しない場合(ST38)、条件2を満
たすため終電時刻通知の対象外ユーザと判断する。 (5)終電時刻通知時間計算 駅センターサーバ5は、ステップ38により日付が終電
時刻の通知日設定に該当する場合、判別対象ユーザの出
場駅、および自宅最寄駅より終電時刻通知を行う時間を
計算する(ST39)。なおこの時間については、判別
対象ユーザが出場駅からどの程度離れた場所にいるかに
ついては、考慮しないものとする。 (6)電通知対象管理テーブル登録 駅センターサーバ5は、条件1〜4に該当しなかった判
別対象ユーザを終電時刻通知の対象ユーザと判断し、終
電時刻通知対象管理テーブル29に登録する(ST4
0)。
【0054】図22は、自動改札入出場時のユーザの携
帯端末1、自動改札機2に関するフローチャートであ
る。ユーザの携帯端末1と自動改札機2間の通信方式
は、ユーザの定期券媒体が携帯端末1であり、ブルート
ゥースによる通信を用いる。携帯端末1と自動改札機2
間でのブルートゥース接続においては、携帯端末1をマ
スタ、自動改札機2をスレーブとして接続するものとす
る。
【0055】以下、詳細な処理内容を説明する。 (1)ブルートゥース接続フェーズ 携帯端末1と自動改札機2間のブルートゥース接続を実
行するフェーズである。この処理フェーズにおいては、
携帯端末1と自動改札機2間の認証処理などのセキュリ
ティ関連の処理も実行する。携帯端末1は、自動改札入
出場アプリケーションを起動し(ST51)、近辺にい
るブルートゥースデバイス検索(Inquiry)を実
行する(ST52)。
【0056】携帯端末1は、ブルートゥースデバイスが
あった際(ST53)、この処理で検出されたブルート
ゥースデバイスのサービス検索を行い(ST54)、自
動改札サービスをサポートしているデバイス(自動改札
機2)を検索する(ST55) 携帯端末1は、ステップ55の処理で検出されたブルー
トゥースデバイスとのブルートゥース接続を実行する
(ST56) 自動改札機2は携帯端末1からのブルートゥース接続を
待ち(ST71)、ブルートゥース接続ありの際に、ブ
ルートゥース接続確立処理を実行する(ST72)。 (2)判定フェーズ 自動改札機2は、携帯端末1より定期券情報を取得し、
判定処理を実行するフェーズである。
【0057】携帯端末1は自動改札機2からの定期券取
得要求を待ち(ST57)、取得要求があった場合には
保持している定期券情報を送信する(ST58) 携帯端末1は自動改札機2からの定期券取得更新を待ち
(ST59)、更新要求があった場合には保持している
定期券情報を更新する(ST60) 自動改札機2は携帯端末1に対して定期券情報取得要求
を行い(ST73)、定期券情報を取得する(ST7
4) 自動改札機2は取得した定期券情報を元に判定処理を行
い(ST75)、携帯端末1に対して定期券情報更新要
求を行う(ST76)。 (3)ブルートゥース切断フェーズ 携帯端末1と自動改札機2間のブルートゥース接続の切
断を実行するフェーズである。
【0058】携帯端末1は、自動改札機2からのブルー
トゥース接続の切断通知を待ち(ST61)、ブルート
ゥース切断があった場合には内部におけるブルートゥー
ス切断処理を実行する(ST62)。
【0059】自動改札機2は、携帯端末1とのブルート
ゥース接続を切断する(ST77)。図23は、ユーザ
所有の携帯端末1から駅センターサーバ5に対して位置
情報を通知する時のユーザ所有の携帯端末1に関するフ
ローチャートである。ユーザ携帯端末1は、ブルートゥ
ース対応のアクセスポイント10経由で駅センターサー
バ5と接続する。
【0060】この位置情報は、ユーザの出場駅(下車
駅)と現在位置との距離を判断するためのデータであ
り、駅センターサーバ5がユーザ(携帯端末1)に対し
て終電時刻を通知する時間を再計算する時に使用する。
【0061】ユーザの現在位置を取得する手段として、
ブルートゥース対応のアクセスポイント10に位置を示
す情報を設定し、ユーザはその位置情報を携帯端末1か
ら駅センターサーバ5に通知する。ユーザ所有の携帯端
末1がブルートゥース対応アクセスポイントの所持して
いる位置情報を取得する手段として、次の2つのいずれ
かの方法を用いて実現する。
【0062】(位置情報の取得手段) (A)ブルートゥースのリモートネーム利用ブルートゥ
ースには、各デバイスに設定するフレンドリ名称があ
り、その内容はリモートネーム取得機能を用いることに
よって相手のフレンドリ名称を取得できる。本システム
においては、ブルートゥース対応アクセスポイントのフ
レンドリ名称に位置の情報を示すデータをセットする。
ユーザ携帯端末1は、ブルートゥース対応のアクセスポ
イント10のフレンドリ名称(すなわち位置情報)を取
得し、その内容をアクセスポイント10経由で駅センタ
ーサーバ5に通知する。
【0063】(B)サービス情報利用 各ブルートゥースデバイスは、他のブルートゥースデバ
イスに提供するサービス情報を内部で保持しており、そ
の内容はブルートゥースのサービス検索機能にて取得す
ることができる。
【0064】本システムにおいては、ブルートゥース対
応のアクセスポイント10のサービス情報に位置の情報
を示すデータをセットする。ユーザの携帯端末1は、ブ
ルートゥース対応のアクセスポイント10のサービス検
索を実行し、位置情報を取得する。そしてその内容をア
クセスポイント10経由で駅センターサーバ5に通知す
る。
【0065】以下、詳細な処理内容を説明する。(1)
デバイス検索処理 ユーザの携帯端末1は、ブルートゥースのデバイス検索
機能(Inquiry)にて近辺にあるブルートゥース
デバイスを検索する(ST81)。
【0066】(2)サービス検索処理 携帯端末1は、このデバイス検索にて発見されたブルー
トゥースデバイスに対して(ST82)、ブルートゥー
スのサービス検索機能(Service Discov
ery)にて”LANアクセスサービス”をサポートし
ているかを確認する(ST83、84、89)。
【0067】(3)ブルートゥース接続処理 携帯端末1は、サービス検索処理にて”LANアクセス
サービス”をサポートしているブルートゥースデバイス
を発見した場合、そのデバイス(ブルートゥース対応ア
クセスポイント)とのブルートゥース接続を確立する
(ST85)。
【0068】(4)位置情報取得処理 携帯端末1は、フレンドリ名称の取得、あるいはサービ
ス検索を実行し、位置情報を取得する(ST86)。 (5)位置情報通知 携帯端末1は、ブルートゥース対応のアクセスポイント
10を経由して、UDP通信にてユーザの携帯端末1の
位置情報を駅センターサーバ5に通知する(ST8
7)。
【0069】(6)ブルートゥース切断処理 携帯端末1は、ブルートゥース対応のアクセスポイント
10とのブルートゥース接続を切断する(ST88)。
【0070】本発明では、現在の世の中で普及している
携帯端末1と駅務システム11を融合させることによ
り、駅を利用するユーザに対して最終電車の時刻を通知
することを可能としている。これにより、 ・ユーザが最終電車の時刻を知らないため、電車に乗り
遅れた。 ・時間を忘れていたため、最終電車に間に合わなかっ
た。 などの問題を解消することができる。
【0071】また最終電車の時刻を通知する対象は、 ・ユーザの自動改札機2の通過状況 ・ユーザに登録してもらう終電時刻通知機能に関する情
報(使用有無、通知日、自宅最寄駅など)の情報から絞
り込むことにより、システム全体の負荷を軽減すること
ができる。
【0072】さらには、最終電車の時刻を通知する時間
については、 ・ユーザの携帯端末1から通知される位置情報 ・ユーザの自宅最寄駅までの鉄道ルート の情報からユーザが自宅最寄駅まで電車で帰ることがで
きるように最終電車の時刻を通知する最適な時間を計算
することができる。
【0073】上記したように、ユーザが終電時刻通知機
能に関する情報を登録、修正、削除する機能がある。ま
た、ユーザが登録する情報(終電時刻通知機能の使用有
無、通知日、自宅最寄駅)、および自動改札の入出場状
況に従って終電時刻を通知する対象を絞り込む機能を備
えている。
【0074】さらに、ユーザの位置情報からユーザの現
在位置から最寄駅までの距離を測定すること、およびユ
ーザの自宅最寄駅までの最短ルートを検索することによ
り、終電時刻を通知する時間を計算する機能を備えてい
る。これにより、駅を利用するユーザ(ユーザ所有の携
帯端末)に対して最終電車の時刻を通知することができ
る。
【0075】[第2の実施形態]上記第1の実施形態で
は、携帯電話としての携帯端末に電子定期券の情報を付
与した場合について説明したが、これに限らず、定期と
しての無線カード(ICカード)と通知用としての携帯
電話とを用い、自宅最寄駅まで電車で帰ることができる
ように最終電車の時刻を通知するようにしてもよい。
【0076】この場合、図24、図25に示すように、
駅務システム側は無線カード(ICカード)Mによる自
動改札入出場処理を行い、携帯電話1によりブルートゥ
ース対応のアクセスポイント10による現在位置通知と
終電時刻通知が為されるものである。図25のフローチ
ャートにおいて、自動改札入場処理と自動改札出場処理
を無線カード(ICカード)Mと自動改札機2との間の
データ転送により行い。また、位置情報通知と終電時刻
の通知とを携帯電話1と駅センターサーバ5との間のデ
ータ転送により行う。
【0077】ただし、上記無線カード(ICカード)M
を券売機、発行機等で新規購入する際、上記無線カード
と携帯電話1との連携を取るために、メールアドレスあ
るいは携帯の電話番号の入力が必要となり、発行用に発
番されるID番号とともに、駅センターサーバに通知す
る。携帯電話1による無線カードMとの連携要求あるい
はID番号取得要求を駅センターサーバにより行うこと
により、メールアドレスあるいは携帯の電話番号に付与
されているID番号が返送され、携帯電話1に登録でき
る。
【0078】[第3の実施形態]また、上記第1の実施
形態では、携帯端末の所持者の位置をブルートゥース対
応のアクセスポイントを用いて行っていたが、携帯端末
にGPSにより位置座標を得る機能を付与し、この位置
座標をインターネット経由で駅務システムに送信するよ
うにしても良い。
【0079】この場合、図26に示すように、図1のシ
ステム構成からブルートゥース対応のアクセスポイント
10を削除し、携帯端末1からの位置情報が基地局9、
携帯電話網8、ゲートウェイ7、インターネット網6を
介して駅センターサーバ5に送信される。
【0080】また、上記GPSによる位置座標をたとえ
ば交差点とかに設置されているブルートゥース対応のア
クセスポイントにより(全地域をカバーしなくて良
い)、駅務システムに通知するようにしても良い。この
場合、図1のシステム構成で、携帯端末1にGPSによ
り位置座標を得る機能を付与し、図1の場合よりも少な
い数の設置数のアクセスポイントにより携帯端末1から
の位置情報を駅務システムに送信する。
【0081】また、上記駅センターサーバの機能及びデ
ータベースの各テーブルの内容を携帯端末に全て登録す
ることにより、携帯端末だけで現在位置からの最終電車
の時刻を通知する処理を実行するようにしても良い。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、駅を利用するユーザ(ユーザ所有の携帯端末)に対
して最終電車の時刻を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するための終電時刻
通知システムの概略構成を示す図。
【図2】ユーザ管理テーブルの構成例を示す図。
【図3】定期券テーブルの構成例を示す図。
【図4】パスワードテーブルの構成例を示す図。
【図5】終電通知機能テーブルの構成例を示す図。
【図6】通知日設定テーブルの構成例を示す図。
【図7】連絡先テーブルの構成例を示す図。
【図8】改札通過状況テーブルの構成例を示す図。
【図9】位置情報管理テーブルの構成例を示す図。
【図10】終電時刻通知対象管理テーブルの構成例を示
す図。
【図11】携帯端末の外観図。
【図12】携帯端末の内部構成ブロック図。
【図13】携帯端末の表示部により表示されるメニュー
画面を示す図。
【図14】携帯端末の表示部により表示される定期券情
報表示画面を示す図。
【図15】携帯端末の表示部により表示される終電時刻
通知設定項目の選択画面を示す図。
【図16】携帯端末の表示部により表示される終電時刻
通知機能使用登録画面を示す図。
【図17】携帯端末の表示部により表示される終電時刻
通知日登録画面を示す図。
【図18】携帯端末の表示部により表示される定期券情
報表示画面を示す図。
【図19】携帯端末を所持するユーザが自動改札機を入
場しその後出場した後、駅務システム側からユーザに対
して終電時刻を通知するまでの各装置間のデータの流れ
を中心とした基本のフローチャートである。
【図20】駅センターサーバの処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図21】駅センターサーバにおける終電時刻通知対象
の判別処理を説明するためのフローチャートである。
【図22】自動改札入出場時のユーザの携帯端末、自動
改札機による処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図23】携帯端末から駅センターサーバに対して位置
情報を通知する処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図24】終電時刻通知システムの概略構成を示す図。
【図25】無線カードを所持するユーザが自動改札機を
入場しその後出場した後、駅務システム側からユーザの
携帯電話にメールにて終電時刻を通知するまでの各装置
間のデータの流れを中心とした基本のフローチャートで
ある。
【図26】終電時刻通知システムの概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…携帯端末、2…自動改札機、3…駅務機器制御装
置、4…駅務データ集計機、5…駅センターサーバ、6
…インターネット網、7…ゲートウェイ、8…携帯電話
網、9…基地局、10…アクセスポイント、11…駅務
システム、12…駅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z 7/34 H04B 7/26 106C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区間情報などの送受信を行う携帯端末を
    所持する人の改札の内外への通行を許可する駅務システ
    ムにおいて、 上記携帯端末の情報の伝送により、上記携帯端末の現在
    位置を判断し、 この判断した現在位置と、上記携帯端末を所持する人の
    自宅の最寄駅とから、上記自宅の最寄駅での終電による
    帰宅が可能な現在位置での出発時刻を判断し、 この判断された出発時刻を上記携帯端末により通知す
    る、 ことを特徴とする駅務システムにおける終電時刻通知方
    法。
  2. 【請求項2】 区間情報などの送受信を行う携帯端末を
    所持する人の改札の内外への通行を許可する駅務システ
    ムにおいて、 上記携帯端末の情報の伝送により、上記携帯端末の現在
    位置を判断し、 この判断した現在位置と、上記携帯端末を所持する人の
    自宅の最寄駅とから、現在の位置からの最寄駅と上記自
    宅の最寄駅との通行ルートと通行時間とを判断し、 この判断した上記自宅の最寄駅との通行ルートと通行時
    間と現在の日時から、上記自宅の最寄駅での終電による
    帰宅が可能な現在位置での出発時刻を判断し、 この判断された出発時刻を上記携帯端末により通知す
    る、 ことを特徴とする駅務システムにおける終電時刻通知方
    法。
  3. 【請求項3】 区間情報などの送受信を行う携帯端末を
    所持する人の改札の内外への通行を許可する駅務システ
    ムにおいて、 所定の領域内の携帯端末と近距離無線通信により接続さ
    れることにより、この設置位置への上記携帯端末の進入
    を判断し、 この判断した現在位置と、上記携帯端末を所持する人の
    自宅の最寄駅とから、現在の位置からの最寄駅と上記自
    宅の最寄駅との通行ルートと通行時間とを判断し、 この判断した上記自宅の最寄駅との通行ルートと通行時
    間と現在の日時から、上記自宅の最寄駅での終電による
    帰宅が可能な現在位置での出発時刻を判断し、 この判断された出発時刻を上記携帯端末により通知す
    る、 ことを特徴とする駅務システムにおける終電時刻通知方
    法。
  4. 【請求項4】 区間情報などの送受信を行う携帯端末を
    所持する人の改札の内外への通行を許可する駅務システ
    ムにおいて、 上記携帯端末が、 外部機器からの位置情報を受信することにより、現在位
    置を判断する第1の判断手段と、 この第1の判断手段により判断した現在位置と、上記携
    帯端末を所持する人の自宅の最寄駅とから、現在の位置
    からの最寄駅と上記自宅の最寄駅との通行方法と通行時
    間とを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により判断した上記自宅の最寄駅と
    の通行方法と通行時間と現在の日時から、上記自宅の最
    寄駅での終電による帰宅が可能な現在位置での出発時刻
    を判断する第3の判断手段と、 現在時刻が上記第3の判断手段により判断された出発時
    刻となった際に、出発時刻であることを通知する通知手
    段とからなる、ことを特徴とする駅務システムにおける
    携帯端末。
  5. 【請求項5】 近距離無線通信機能と携帯電話機能を備
    えている携帯端末と、 この携帯端末との近距離無線通信により上記携帯端末に
    よる駅務処理を実行する駅務端末と、 上記携帯端末との近距離無線通信により位置情報を発信
    する発信機器と、 上記携帯端末と携帯電話機能により接続され、上記携帯
    端末との間で情報の送受信を行うとともに、上記駅務端
    末と通信回線により接続され、上記駅務端末による駅務
    処理の実行状況を記憶する上記処理システムと、 からなる駅務システムにおいて、 上記携帯端末との近距離無線通信により位置情報を上記
    処理システムに発信する発信機器を有し、 上記処理システムが、 上記駅務端末による駅務処理の実行状況により携帯端末
    の所持者の自宅の最寄駅以外の駅での降車を判断する第
    1の判断手段と、 この第1の判断手段により携帯端末の所持者の自宅の最
    寄駅以外の駅での降車を判断した際に、上記発信機器か
    らの位置情報に基づいて、この降車駅から上記自宅の最
    寄駅に帰れる最後の電車の時刻を判断する第2の判断手
    段と、 この第2の判断手段により判断された上記降車駅から上
    記自宅の最寄駅に帰れる最後の電車の時刻を上記携帯電
    話機能により上記携帯端末へ送信する送信手段とからな
    り、 上記携帯端末が、 上記携帯電話機能により供給される上記降車駅から上記
    自宅の最寄駅に帰れる最後の電車の時刻を通知する通知
    手段からなる、 ことを特徴とする駅務システムにおける最終電車通知シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 近距離無線通信機能と携帯電話機能を備
    え、区間情報を有する携帯端末と、 各駅ごとに設けられ、上記携帯端末との近距離無線通信
    により得られる区間情報により上記携帯端末の携帯者の
    入出場を許可する駅務端末と、 上記各駅の駅務端末を管理する駅務システムサーバと、 上記携帯端末との近距離無線通信により上記携帯端末を
    認識した際に、設置されている位置を示す位置情報と上
    記認識した携帯端末を示す情報を上記駅務システムサー
    バへ出力する出力装置と、 からなる駅務システムにおいて、 駅務システムサーバが、 各携帯端末ごとの上記駅務端末による入場と出場の状況
    を日時とともに記憶する第1の記憶手段と、 上記出力装置からの位置情報と携帯端末を示す情報とを
    記憶する第2の記憶手段と、 上記携帯端末ごとに、上記携帯端末の携帯者の自宅の最
    寄駅を記憶する第3の記憶手段と、 上記携帯端末ごとに、上記携帯端末の携帯者に対する終
    電時刻の通知を行うか否かを記憶する第4の記憶手段
    と、 上記携帯端末ごとの終電時刻の通知先を記憶する第5の
    記憶手段と、 上記携帯端末による携帯者の自宅の最寄駅以外の駅から
    の出場が為された際に、上記第2の記憶手段に記憶され
    ている上記携帯端末の携帯者の現在位置から上記第3の
    記憶手段により記憶されている携帯者の自宅の最寄駅へ
    の終電による帰宅が可能な時間を演算する演算手段と、 上記第4の記憶手段により終電時刻の通知を行うことが
    記憶されている際に、上記演算手段により演算された現
    在位置から携帯者の自宅の最寄駅への終電による帰宅が
    可能な時間を、上記第5の記憶手段に記憶されている対
    応する携帯端末の終電時刻の通知先へ携帯電話機能によ
    り通知する処理手段とからなる。
  7. 【請求項7】 上記携帯端末ごとの終電時刻の通知先
    が、メールアドレスであることを特徴とする請求項6に
    記載の駅務システム。
  8. 【請求項8】 上記携帯端末の携帯者に対する終電時刻
    の通知を行うか否か、上記携帯端末ごとの終電時刻の通
    知先が、上記携帯端末による携帯電話機能により設定さ
    れるものであることを特徴とする請求項6に記載の駅務
    システム。
  9. 【請求項9】 上記駅務システムサーバが、上記携帯端
    末の携帯者の現在位置から携帯者の自宅の最寄駅への終
    電による帰宅が可能な時間を演算する際、携帯者の自宅
    の最寄駅までの最短ルートを検索する機能を有し、この
    検索した最短ルートを対応する携帯端末へ通知するもの
    であることを特徴とする請求項6に記載の駅務システ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記携帯端末ごとの終電時刻の通知を
    通知日に基づいて行うか否かを設定するものであること
    を特徴とする請求項6に記載の駅務システム。
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