JP2008307605A - 線形摩擦溶接装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成要素歪みが最小である高強度溶接部を製造する線形摩擦溶接装置及び方法を提供すること。
【解決手段】Y軸振動、第1の溶融軸に沿った第1の溶融負荷、及び第2の溶融軸に沿った第2の溶融負荷を提供するための運動を、装置のX平面、Y平面及びZ平面に提供する3セットの直交アクチュエータを含む。溶接用の二軸溶融の方法は、複数の界面での溶接部にX溶融軸及びZ溶融軸に沿って第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷をかけるための溶接ヘッドを提供することを含む。溶融負荷は、互いに直角にかけられてよく、溶接界面長に相当する大きさを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、概して線形摩擦溶接の分野に関し、特に線形摩擦溶接機用の二軸溶融の装置及び方法に関する。
線形摩擦溶接は、類似金属または異種金属を接合するソリッドステート工程であって、溶接部における望ましい微細構造及び熱により影響を受けたゾーンを生じさせ、構成要素歪みが最小で高強度の溶接部を作り出す。さらに、線形摩擦溶接は、工程の振動により表面のむらと汚染物質が溶接中に生じたばりとして排出され、製造ステップを排除するという点で自動洗浄式工程である。
その名が暗示するように、線形摩擦溶接は、互いを基準にして、制御された方法で部品の振動により生じた摩擦によって被溶接部品を加熱することを必要とする。振動に加えて、部品は、本明細書中「溶融負荷」と呼ばれる制御された負荷が接触面に対して垂直にかけられた状態でともに押し付けられる。従来の技術の図8を参照すると、この従来の工程では、基部部品800に溶接される部品802が振動軸804に沿って振動する間、基部部品800は通常静止したままである。溶融負荷806がかけられた状態で、振動運動により部品802は、溶接されている材料の融点温度以下の溶接温度まで摩擦面808で加熱される。局所化された加熱により、材料は、材料が「塑性状態」を取る所定温度に達する。隣接する材料がその塑性状態にある間、振動運動は停止され、溶融負荷力は溶融運動で増加され、2つの部品を共に押し付ける。一旦一緒になると、溶融負荷は部品が冷えるまで保持され、最終的にはゼロに減少し、溶接サイクルを完了する。
線形摩擦溶接により製造される溶接部は構造的に適切であり、高い品質であることが示されてきた。従来の手段では容易に溶接できないチタニウム等の材料は、この工程を使用して無事に溶接できる。このため、このようにして被溶接部品は、特に、航空産業においてのように最小重量と組み合わされた高度な構造的完全性が必要とされる用途で特に望ましい。
完成部品を製造するために機械加工できるニアネットシェイプ(NNS)構造体を作成できる線形摩擦溶接装置及び工程は開発中である。構造体を完成部品に近く組み立てるこの方法は、最終部品を製造するために必要とされる材料の量及び機械加工時間を削減し、それにより部品の生産費を大幅に削減する。ニアネットシェイプ構造体を作成できる従来の線形摩擦溶接装置は、現在、溶接を達成するために単一溶融軸に沿って溶融負荷を活用しており、溶接界面での負荷制御を正確に制御できる単純で不連続の2枚のプレートが垂直に溶接された構造体を溶接するときに適切である。
順次プレート部品溶接あるいは複数の接触面での溶接が所望されるとき、溶接を達成するために単一の溶融軸を活用する線形摩擦溶接工程はかなりの不利な点を示す。従来の技術の図9を参照すると、同時に溶接されている、基部プレート溶接部904及び傾斜した溶接界面906の両方で、部品902が基部部品900に溶接されているのが示される。熱は、振動面908に沿って発生する制御された摩擦を通して生じる。現在の工程は、溶接界面904と906の一方を基準にして垂直に、または溶融軸910の平面内の溶接界面を基準にして所定の角度で配置されてよい単一溶融軸910に沿ってかけられる溶融負荷を含む。溶融負荷制御は1つの軸においてしか行われないため、二平面の溶接を行うために必要とされる溶融負荷は、傾斜した溶接界面906を溶接するために適切な結果として生じる溶融負荷を生じさせることと、基部プレート溶接部904を作るために十分な溶融負荷を生じさせることの折衷である。
この点において、同時二平面溶接部を作るときに所望されるものは、溶接性能を高め、線形摩擦溶接装置の溶接機能を拡張するために追加の溶融軸を提供する装置及び方法である。第2の溶融軸を提供することにより、プレート間の角度接触の必要性は排除され、第2のの軸における溶融負荷の精密な制御が達成される。さらに、第1の溶融軸を基準にして斜めに作用する追加の溶融負荷がかけられる第2の溶融軸を追加することにより線形摩擦溶接工程に1桁分の制御が加えられ、溶接性能を高める。
したがって、本発明の目的は、複数の接触面で同時に溶接する線形摩擦溶接装置及び方法を提供することである。
本発明の別の目的は、構成要素歪みが最小である高強度溶接部を製造する線形摩擦溶接装置及び方法を提供することである。
本発明の追加の目的は、溶接工程の制御を改善する線形摩擦溶接装置及び方法を提供することである。
本発明の追加の目的は、線形摩擦溶接装置の機能を拡張する装置及び方法を提供することである。
本発明の追加の目的は、部品に正確にかけられなければならない溶融負荷を、溶融軸の平面に垂直ではない溶接面に与える二軸溶融制御のための装置及び方法を提供することである。
前記の及び他の目的及び優位点を達成するために、ならびに具現化され、本明細書に幅広く説明されるような本発明の目的に従って、本発明は、二軸溶融を活用する線形摩擦溶接の装置及び方法を提供する。
本発明の一実施形態では、振動ブロックと、この振動ブロックの対向する側面で支えられる少なくとも1台のY軸振動アクチュエータと、第1の溶融軸に沿って第1の溶融負荷を提供するために振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータと、第2の溶融軸に沿って第2の溶融負荷を提供するために振動ブロックによって支えられる少なくとも1つのX軸溶融アクチュエータとを含み、第1の溶融軸及び第2の溶融軸が互いに関して異なる角度となる線形摩擦溶接装置である。
この線形摩擦溶接装置は、少なくとも1台のX軸溶融アクチュエータによって提供される第2の溶融負荷に対抗するために振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のX軸対抗負荷アクチュエータと、該少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータによって提供される第1の溶融負荷に対抗するために振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸対抗負荷浮動シリンダとをさらに含んでよい。
振動ブロックは、少なくとも1台のY軸振動アクチュエータ、X軸における少なくとも1台の溶融アクチュエータと少なくとも1台の対抗負荷アクチュエータ、及びZ軸における少なくとも1台の溶融アクチュエータと少なくとも1台の対抗負荷シリンダの間で維持される。装置は、基部部品に関して振動する部品を固定する固定ツールをさらに含んでよい。
別の実施形態では、本発明は、Y軸振動、第1の溶融軸に沿った第1の溶融負荷、及び第2の溶融軸に沿った第2の溶融負荷を提供するための運動を、溶接ヘッド装置のX平面、Y平面及びZ平面に提供する3セットの直交アクチュエータを含む溶接ヘッド装置と、溶接テーブルアセンブリと、X軸方向で可動の部品テーブルと、Z軸運動を提供するガントリアセンブリであって、Y軸運動を提供し、溶接ヘッドを支えるために溶接ヘッドキャリッジを支えるガントリアセンブリと、線形摩擦溶接装置の動作を制御する制御卓とを含む線形摩擦溶接装置を提供する。装置は、他の構成部品の中でもばり除去システムをさらに含んでよい。
さらに別の実施形態では、本発明は、二軸溶融線形摩擦溶接の方法を提供する。方法は、Y軸振動、Z軸溶融軸に沿った第1の溶融負荷、及びX軸溶融軸に沿った第2の溶融負荷を提供するための運動を、溶接ヘッド装置のX平面、Y平面及びZ平面に提供する3セットの直交アクチュエータを含む溶接ヘッド装置を備える線形摩擦溶接装置を提供することと、基部プレートを提供することと、第1の溶接界面及び第2の溶接界面で基部プレートに溶接される部品を提供することと、第1の溶接界面を基準にして斜めに第1の溶融負荷を、及び第2の溶接界面を基準にして斜めに第2の溶融負荷をかけ、第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷が所定の大きさを有することと、部品及び基部プレートを加熱するために所定の振動振幅でY軸に沿って部品を振動することと、振動振幅をゼロに削減することと、第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷を所定の設定点に増加し、所定の期間維持することと、第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷をゼロに削減することとを含む。
第1の溶接界面を基準にした第1の溶融負荷の角度及び第2の溶接界面を基準にした第2の溶融負荷の角度はゼロ度から90度の範囲であり、好ましくは実質的に垂直である。第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷の振幅は、溶接界面の長さに対応する。X溶融軸及びZ溶融軸は互いに直角に作用する。方法は、振動振幅をいつゼロに削減するのかを決定するために溶接中に材料の変位を監視することと、溶融変位を監視し、記録することとをさらに含んでよい。
本発明のこれらの、及び他の特長、態様、及び優位点は、本発明の以下の詳細な説明が添付図面に関して読まれるときにさらによく理解される。
以上、説明した通り、本発明の線形摩擦溶接装置においては、
二軸溶融のための線形摩擦溶接装置であって、
振動ブロックと、
この振動ブロックの対向する側面で支えられる少なくとも1台のY軸振動アクチュエータと、
第1の溶融軸に沿って第1の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックにより支えられる少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータと、
第2の溶融軸に沿って第2の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックにより支えられる少なくとも1台のX軸溶融アクチュエータと、
を備え、前記第1の溶融軸及び前記第2の溶融軸が互いに関して異なる角度となる線形摩擦溶接装置」
に、その構成上の主たる特徴があり、これにより、複数の接触面で同時に溶接することができて、構成要素歪みが最小である高強度溶接部を製造することができ、溶接工程の制御を改善することができて、機能を拡張することもできる線形摩擦溶接装置を提供することができるのである。
また、本発明に係る線形摩擦溶接を行う溶接方法においては、
「Y軸振動、Z軸溶融軸に沿った第1の溶融負荷、及びX軸溶融軸に沿った第2の溶融負荷を提供するための運動を、溶接ヘッド装置のX平面、Y平面、及びZ平面に提供する3セットの直交アクチュエータを含む溶接ヘッド装置を備える線形摩擦溶接装置を提供することと、
基部プレートを提供することと、
第1の溶接界面及び第2の溶接界面で前記基部プレートに溶接される部品を提供することと、
前記第1の溶接界面を基準にして斜めに前記第1の溶融負荷を、及び前記第2の溶接界面を基準にして斜めに前記第2の溶融負荷をかけ、前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷が所定の規模を有することと、
前記部品及び前記基部プレートを加熱するために所定の振動振幅で前記Y軸に沿って前記部品を振動することと、
前記振動振幅をゼロに削減することと、
前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷を所定の設定点に増加し、所定の期間維持することと、
前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷をゼロに削減することと、
をさらに含む線形摩擦溶接方法」
に、その構成上の主たる特徴があり、これにより、複数の接触面で同時に溶接することができて、構成要素歪みが最小である高強度溶接部を製造することができ、溶接工程の制御を改善することができて、機能を拡張することもできる線形摩擦溶接方法を提供することができるのである。
本発明は、ここで本発明の例示的な実施形態が示される添付図面を参照し、さらに詳細に後述される。しかしながら、本発明は多くの異なった形で具現化されてよく、本明細書に述べられた代表的な実施形態に限定されると解釈すべきではない。例示的な実施形態は、本開示が詳細且つ完璧となるように提供され、本発明の範囲を十分に伝達し、当業者が本発明を作成、使用及び実践できるようにする。別紙の図面中に示した符号は、各図面全体を通して同じ要素を示す。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による二軸溶融機能を含む線形摩擦溶接装置の全体的が、図中において一括した符号100で示してある。この線形摩擦溶接装置100の特殊な実施形態、及びその構成要素のいくつかは、本明細書に示され、説明されているが、多様な変型を本発明の範囲を逸脱することなく機械及びその設計に加えることができることが理解されるべきである。
この線形摩擦溶接装置100は、少なくとも1つの部品102を基部プレート等の別の部品に線形摩擦溶接するために動作可能である。線形摩擦溶接装置100は、基部プレート構造体を取り付けるための表面を提供する溶接テーブル104を含む。部品テーブル106は、V字形の平らな通路に乗り、テーブルのためのX軸移動を提供する。部品テーブル106及び溶接テーブルアセンブリ104は、溶接工程の負荷力に耐えるように構築される。溶接テーブル104は、溶接のために定位置に部品テーブル106を固定する油圧ロックシステムをさらに含む。
ガントリスライド108は、装置にZ軸の運動を与え、複数の大径摺動柱112を支える溶接テーブル支持基部の各側面上でガントリサポート110に取り付けられる。このガントリスライド108は、Z位置二重ロック114を含み、さらに、Y軸の移動及び位置決めを行う溶接ヘッドキャリッジ116を支え、油圧ロックシステムを含む。溶接ヘッドキャリッジ116は、溶接ヘッド118、及び、ばり除去システム120を維持する。
この線形摩擦溶接装置100は、全体が機械基部122によって支えられており、装置制御、データ取得、手動機能及び自動機能のためのオペレータインタフェース及びコンピュータシステムを含む専用の制御卓124で制御される。制御卓124は、モータ、油圧装置及び安全装置用の制御機構をさらに含むが、モータ始動装置、駆動コントローラ、出力調整、過負荷保護、及び電源切断をさらに含んでよい。
一実施形態では、本発明に係る線形摩擦溶接装置100を制御するシステムは、各装置と連動して使用されるコンピュータシステムを含んでよい。このような制御システムは、リアルタイムで溶接パラメータのデータ取得のために動作可能である。また、制御システムは、当該線形摩擦溶接装置100が動いているときの溶接パラメータ及びデータを記録し、データを使用し、溶接が適切に行われたかどうかを判断する。
コンピュータシステムは、従来、メモリに記憶されているプログラム命令を実行するプロセッサを含んでよい。メモリは、前述された方法を実行するための命令及びデータを含む、プロセッサが実行するための命令及びデータを記憶する。コンピュータシステムにおけるソフトウェア実現の範囲に応じて、メモリは動作時に実行可能コードを記憶してよい。メモリは、例えば、列を成す高速キャッシュメモリだけではなく読取専用メモリ(ROM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む。オペレーティングシステムは、アプリケーションプログラムが、当業者によって容易に理解されるように実行してよいソフトウェアプラットホームを提供する。コンピュータシステムは、大量記憶装置、1台または複数の周辺装置、リモート接続、1台または複数の入力装置、1つまたは複数の携帯記憶媒体ドライブ、ディスプレイ及び1台または複数の出力装置を含むが、これに限定されない追加装置の任意の組み合わせを取り込んでよい。
多様な構成要素は、当業者によって既知の適切なバスを介して接続される。記憶装置はクライアント及びサーバの情報、本発明の例示的な実施形態に従って方法を実施するためのコード、及びプロセッサのためのコンピュータ命令を記憶する。周辺装置は、制御システムに機能性を付加するために入力/出力(I/O)インタフェース等の任意のタイプのコンピュータサポート装置を含んでよいが、これに限定されない。
ばり除去システム120は、次のプレートを溶接する前に溶接工程によって生じたばりを除去するために機能する。このばり除去システム120は、Y軸機械スライド、Z軸機械スライド、工具チャック付きの内蔵型モータ駆動スピンドルヘッド、摺動軸ごとの電気サーボボールネジドライブを含む二軸機械加工ヘッドを含んでよい。ばり除去システム120は、ガントリフレームの前側に取り付けられて示されている。溶接テーブルはX軸移動及び位置決めを行う。ばり除去システム120の制御機構は、前述された制御システムの中に統合されている。当該制御システムは、部品構成情報、及びばり除去システムを制御し、自動化されたばり除去動作を正確に制御するために溶接サイクルの最後に生成される溶接ヘッド位置から位置決め情報を計算する。
線形摩擦溶接装置100は、完全な部品溶接サイクルの自動化を提供するために自動部品装填システムをさらに含んでよい。この場合の自動部品装填システムは、部品運搬システム及び自動多軸採集装填アームを含む。部品運搬システムには、基部プレートに溶接される部品が、部品が溶接されなければならない順序で装填される。システムは、受け取りステーションへの各部品を自動的に割り出しする。アームが各部品を取り上げ、それを溶接ヘッドに運ぶ。部品運搬システムは、オペレータが手動で装填する自立式割り出しテーブルである。アームは、運動のX軸、Y軸及びZ軸でサーボモータ駆動される。部品把持部はアームの端部に取り付けられている。アームは、ガントリサポートフレームに取り付けられてよい。動作中、把持部は、駐車位置から部品運搬ステーションに移動し、溶接される次の部品を把持する。それは、制御システムからの位置フィードバック情報を使用し、溶接ヘッドの固定ナックルを用いて部品をインラインで位置決めし、部品をナックルの中に装填する。溶接ヘッドが部品を固定すると、把持部は部品を放し、駐車位置に戻る。それから、全ての部品が定位置で溶接するまで、サイクルは繰り返す。
図2を参照すると、本発明による二軸溶融装置及び方法によって実行される二軸線形摩擦溶接の工程段階が示されている。直角のプレート溶接が示されている第1の工程では、プレート200は第1の水平基部プレート溶接204及び第2の垂直溶接206で基部プレート202に溶接される。プレート200の振動は、振動軸208に沿って発生する。第1の垂直基部プレート溶接204を実行するための第1の溶融負荷210は、Z軸に沿って示される、プレート200の水平部分に実質的に垂直にかけられる。第2の垂直基部溶接206を実行するための第2の溶融負荷212は、プレート200の水平部分に実質的に水平にかけられる。この溶接では、垂直基部溶接部204及び206の2つの溶接端縁は、実質的に等しい長さであり、したがって各軸でかけられる溶融負荷は大きさがほぼ等しい。
続けて図2を参照すると、ガセットプレート溶接が示されている第2の工程では、プレート214は、第1の水平基部プレート溶接部216及び第2の垂直溶接部218で基部プレート202に溶接される。プレート214の振動は、振動軸220に沿って発生する。基部プレート溶接216を実行するための第1の溶融負荷222は、Z軸に沿って示されるプレート200の水平部分に実質的に垂直にかけられる。垂直溶接218を実行するための第2の溶融負荷224は、プレート200の水平部分に実質的に平行にかけられる。
この第2の例示的な溶接想定では、垂直溶接部218の長さは水平溶接部216の長さより実質的に大きく、したがって第2の溶融負荷224は溶接長さ差異に相当するさらに大きな規模を有する。例えば、第2の溶接部の3倍の長さを有する第1の溶接部は、規模が約3倍大きいその溶融軸に沿った溶融負荷を必要とするであろう。本発明の方法を実施するために使用できる精密な制御は、溶接品質の信頼性の向上につながる。両方の溶接想定では、第1の溶融軸及び第2の溶融軸が溶接ヘッド上で運ばれ、互いに関して異なる角度で作用する。
溶接平面が第1の溶融軸または第2の溶融軸に実質的に垂直ではない溶接部では、それにも関わらず溶融軸は互いに直角に作用し、斜めの表面にかかる溶融負荷の正確な制御は二軸溶融制御を通して達成される。第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷にかかる力の量は、溶融軸に関する溶接界面の角度及び溶接界面の長さに基づいて計算される。計算は、例えばZ軸等の第1の溶融軸が与える結果として生じる溶融負荷を決定するために使用できる。次に、この値は斜め溶接平面に垂直な必要とされる溶融負荷から差し引かれる。計算を完了する場合、結果として生じる値が、X軸で必要とされる追加の溶融負荷を決定し、結果として生じる溶融負荷を達成し、斜め平面での溶接を適切に完了するために使用される。このケースの場合、制御ソフトウェアは部品の幾何学的形状入力に基づき溶接ヘッドパラメータを自動的に設定する。
図3及び図4を参照すると、本発明の方法による二軸溶融のための線形摩擦溶接ヘッド300が示されている。線形摩擦溶接ヘッド300は、溶接部を作り出す振動及び溶融負荷力を提供するために動作可能である。溶接ヘッド300は、他の構成部品を支えるための振動ブロック302を含む。二(2)台のY軸振動静圧軸受アクチュエータ304が、振動ブロック302の対向する側面に設けられ、その中で支えられる。四(4)台のZ軸溶融静圧軸受アクチュエータ306は、第1の溶融軸、つまりZ軸に沿って溶融負荷を提供するために振動ブロック302の上面に設けられる。二(2)台のX軸静圧軸受溶融アクチュエータ308は、第2の溶融軸、つまりX軸に沿って溶融負荷を提供するために振動ブロック302の1つの側面に沿って設けられる。二(2)台のX軸対抗負荷静圧軸受アクチュエータ310は、X軸溶融アクチュエータ308の溶融負荷に対抗するために二(2)台のX軸静圧溶融アクチュエータ308に対向する。四(4)台のZ軸対抗負荷浮動シリンダ312は、Z軸溶融アクチュエータ306の負荷に対抗するために振動ブロック302の各角の回りに配置される。
振動ブロック302は、振動する部品316を固定する固定工具314のための取り付け面をさらに提供する。振動ブロック302は、Y軸静圧振動アクチュエータ304、X軸の静圧溶融アクチュエータと対抗負荷アクチュエータ308と310、及びZ軸の静圧溶融アクチュエータと対抗負荷シリンダ306と312の間で維持される。複数の静圧アクチュエータのそれぞれは、好ましくは作動用のサーボ弁、及び圧力センサと位置フィードバックセンサを備える。好ましくは、静圧振動アクチュエータには速度フィードバック用の加速度計が備えられる。
図5を参照すると、図3及び図4に示されている線形摩擦溶接ヘッド300が、図1の機械100等の線形摩擦溶接装置の内部に設置され、維持される。動作中、溶接ヘッド300の各軸は、圧力及び位置のフィードバック付きのサーボ弁を使用して制御される。振動ブロック302は、3セットのアクチュエータ間の溶接ヘッド筐体内に取り付けられる。図示されているように、基部プレート502及びプレート504は以前に、Z軸溶融負荷だけを使用して溶接平面506で共に溶接されていた。溶接ヘッド内に固定されたプレート500は、溶接平面506と508で接触している。図示されるように、プレート500は、溶接平面506及び溶接平面508に沿って基部プレート502及びプレート504に直角で溶接されなければならない。X軸溶融アクチュエータ308は、X軸溶融軸方向510に沿って溶融負荷を提供する。X軸対抗負荷アクチュエータ及び静圧軸受アクチュエータ310は、X軸内の静圧軸受にかかる、必要とされる前負荷を生じさせるために対抗負荷力を提供する。この配置は、溶接ヘッドに負荷がかからない状態で溶融アクチュエータ308がX軸内で位置決めし、制御を維持することを可能にする一方で、X軸で振動ブロック302を制限する。
Z軸溶融アクチュエータ306は、Z軸溶融軸方向512に沿って溶融負荷を提供する。再び、静圧アクチュエータと一体化している静圧軸受に前負荷が必要とされる。Z軸対抗負荷シリンダ312は、図3及び図4を参照、振動ブロックの重量に対抗負荷するための力、及び溶接ヘッド筐体内に振動ブロック302を保持するための静圧溶融アクチュエータの前負荷を提供する。この配置は、静圧溶融アクチュエータが、溶接ヘッド300に負荷がかからない状態でZ軸の位置を制御できるようにする。あらゆる2セットのアクチュエータの結合された運動が運動の1つの平面を提供する。3セットの直交アクチュエータは、溶接ヘッド運動の3つの平面を生じさせる。静圧振動アクチュエータは、ヘッドの高周波往復Y軸運動を提供する。図5を参照すると、振動軸はページから外向きの方向にある。
一般的には、二軸溶融溶接工程に関して、振動ブロックが移動中に、事前設定された(条件付きの)溶融負荷が、溶接界面を基準にしてゼロ度から90度まで、好ましくは実質的に垂直に、Z軸方向及びX軸方向でかけられる。振動運動及び負荷がかけられた状態で、結果として生じる摩擦が溶接界面を材料の塑性状態まで加熱する。材料は溶接界面から排出され、それにより溶接表面を清掃する。各溶融軸変位は、清掃工程中に変位された、つまり消費された材料の量を決定するために制御システムによって監視されている。事前設定された清掃変位に達すると、振動振幅は、最終的な溶融運動のために部品を配置するためにゼロに削減される。ゼロ振動で、あるいはゼロ振動近くで、事前設定された最終的な溶融負荷がZ軸方向及びX軸方向でかけられる。かけられた溶融負荷が部品を共に押し付ける。溶融負荷圧力は一定に保持される。溶融変位は監視され、記録される。材料が冷却し、凝固すると、溶融変位は停止する。溶融負荷は、部品の位置決め及び溶接の品質を保証するために、溶融変位が停止した後に事前設定された期間維持される。最終的な溶接ヘッド位置が記録され、溶融圧力がゼロに削減され、部品クランプが解放され、溶接ヘッドが収縮され、このようにして溶接サイクルを完了する。
図6Aから図6Cを参照すると、本発明の実施形態による二軸溶融を活用する特定の線形摩擦溶接工程のための流れ図が示される。工程の始動は、基部部品が線形摩擦溶接装置上に装填され(ステップ600)、基部部品に溶接されるプレートが振動ブロックの固定機構内で固定される(ステップ602)と開始する。それから溶接制御パラメータが決定され、設定され、溶接サイクルが開始される(ステップ604)。溶接サイクルの最初の部分では、機械が、溶接界面との接触から所定の距離に溶接ヘッドを迅速に位置決めする。次に、機械が低速送り接触制御に切り替わる(ステップ606)。基部プレートに溶接されるプレートが、溶接ヘッド感知運動を通して基部プレートと適切に接触しているかどうかを判断するために照会が行われる(ステップ608)。適切な接触がなされていないと判断されると、工程は低速送り接触感知制御ステップを繰り返す。適切な接触がなされたと判断されると、工程の次のステップは、機械がガントリ及びテーブル機械位置決めシステムを介して溶接ヘッドをその開始位置に配置することである(ステップ610)。
次に溶接ヘッドが開始位置にあるかどうかを判断するために照会がなされる(ステップ612)。溶接ヘッドが開始位置にないと判断されると、溶接ヘッドを位置決めする工程が繰り返される。溶接ヘッドが適切な開始位置にある場合、機械ロックシステムはガントリ、溶接ヘッドキャリッジ及びテーブルをロックする(ステップ614)。部品を溶接するために、溶融負荷がかけられ、振動が開始し、溶融調整負荷がかけられる(ステップ616)。次に、部品表面調整距離に達したかどうかを判断するために照会が実行される(ステップ618)。距離限度に達していないと判断されると、溶融負荷をかけることと、振動が繰り返される。距離限度に達していると判断されると、振動振幅はゼロまで一定の比率で減らされ、停止する(ステップ620)。次に、振動振幅がゼロに達したかどうかを判断するために照会が実行される(ステップ622)。振動振幅がゼロに達していないと判断されると、振動振幅はゼロに削減され、停止する。振動がゼロに達していると判断されると、溶融負荷は溶融負荷設定点まで高められ、保持される(ステップ624)。次に、溶融運動が停止したかどうかを判断するために照会が実行される(ステップ626)。溶融運動が停止していないと判断されると、溶融負荷は設定点値でかけられ続け、続行する。溶融運動が停止していると判断されると、停止点が所定の期間保持され、溶接ヘッドの最終位置が記録され、溶融負荷はゼロに削減され、ガントリロック及び部品クランプが解放され、溶接ヘッドが収縮される(ステップ628)。溶接工程は完了した。工程は次に第2の、つまり次のプレートについて繰り返されてよい。
本発明のシステム及び方法は、単一界面溶接部及び多界面溶接部を生じさせるために使用されてよい。図7Aから図7Hを参照すると、溶接用の線形摩擦溶接装置の動作の簡略化された概要シーケンスの多様な図が示される。図7Aを参照すると、ステップ1で、基部プレート700はテーブル702に取り付けられる。溶接ヘッド704は、Y軸振動706、X軸溶融708、及びZ軸溶融710を提供する。図7Bを参照すると、ステップ2で、基部プレート712が溶接ヘッド704の中に固定される。図7Cを参照すると、ステップ3で、溶接ヘッド704は部品712を配置し、Z軸溶融710だけがアクティブな状態で単一平面に沿って線形摩擦溶接を実行する。図7Dを参照すると、ステップ4で、溶接は完了し、溶接ヘッドは収縮される。
図7Eを参照すると、ステップ5で、溶接ヘッド704が次の溶接のために配置される。図7Fを参照すると、ステップ6で、第2のプレート部品714が、溶接ヘッド704の中に装填される。図7Gを参照すると、ステップ7で、溶接ヘッド704は第2の部品714を配置し、Z軸710及びX軸708溶融がアクティブな状態で線形摩擦二平面溶接を実行する。振動はY軸706に沿って発生する。図7Hを参照すると、ステップ8では、溶接ヘッド704は収縮され、二平面溶接は完了し、プレート部品714が1つの界面に沿ってプレート部品712に溶接され、1つの界面に沿って基部部品700に溶接される。
動作パラメータは、単一軸線形摩擦溶接技法と大幅に異なると考えられていない。一例としてのみ、溶接ヘッドの振動周波数は、材質、材料の厚さ、部品用途及び類似する変数に応じて、約25Hzから100Hzの間であってよく、25Hzから45Hz及び40Hzから60Hzの間の範囲が典型的である。溶融圧力は、再び材質、材料厚さ、部品用途及び類似する変数に応じて、約14,000psiであってよい。溶接角度は多くの場合90度となるが、他の相対角度は、本発明の装置及び方法で達成されてよい。
二軸溶融線形摩擦溶接装置及び方法が前述されるが、本発明の多様な詳細は本発明の範囲から逸脱することなく変更されてよい。さらに、本発明の好適実施形態の前記説明及び本発明を実施するための最良の形態は、制限のためではなく、図解の目的だけに提供される。
二軸溶融機能を含む線形摩擦溶接装置の斜視図である。 本発明の実施形態による順次二軸線形摩擦溶接工程段階を示す概略図である。 二軸溶融用の線形摩擦溶接ヘッドの底部斜視図である。 図3の線形摩擦溶接ヘッドの上部斜視図である。 溶接ガントリ及び溶接ヘッドを通して取られる図1の断面図である。 本発明の実施形態による3段階の線形摩擦溶接工程の内の第1段階を示す流れ図である。 本発明の実施形態による3段階の線形摩擦溶接工程の内の第2段階を示す流れ図である。 本発明の実施形態による3段階の線形摩擦溶接工程の内の第3段階を示す流れ図である。 動作中の線形摩擦溶接装置の動作をA〜Dの4段階に分けて簡略化した斜視図である。 動作中の線形摩擦溶接装置の動作をE〜Hの4段階に分けて簡略化した斜視図である。 従来の技術の線形摩擦溶接工程段階を示す概略図である。 従来の技術の単一軸線形摩擦溶接工程段階を示す概略図である。
符号の説明
100 線形摩擦溶接装置
102 部品
104 溶接テーブル
106 部品テーブル
108 ガントリスライド
110 ガントリサポート
112 大径摺動柱
114 Z位置二重ロック
116 溶接ヘッドキャリッジ
118 溶接ヘッド
120 ばり除去システム
122 機械基部
124 専用制御卓
200 プレート
202 基部プレート
204 第1の水平基部プレート溶接
206 第2の垂直基部プレート溶接
208 振動軸
210 第1の溶融負荷
212 第2の溶融負荷
214 プレート
216 第1の水平基部プレート溶接
218 第2の垂直基部プレート溶接
220 振動軸
222 第1の溶融負荷
224 第2の溶融負荷
300 線形摩擦溶接ヘッド
302 振動ブロック
304 Y軸振動アクチュエータ
306 Z軸溶融アクチュエータ
308 X軸溶融アクチュエータ
310 X軸対抗負荷アクチュエータ
312 Z軸対抗負荷浮動シリンダ
314 固定工具
316 部品

Claims (18)

  1. 二軸溶融のための線形摩擦溶接装置であって、
    振動ブロックと、
    この振動ブロックの対向する側面で支えられる少なくとも1台のY軸振動アクチュエータと、
    第1の溶融軸に沿って第1の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックにより支えられる少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータと、
    第2の溶融軸に沿って第2の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックにより支えられる少なくとも1台のX軸溶融アクチュエータと、
    を備え、前記第1の溶融軸及び前記第2の溶融軸が互いに関して異なる角度となる線形摩擦溶接装置。
  2. 前記少なくとも1台のX軸溶融アクチュエータによって提供される前記第2の溶融負荷に対抗するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のX軸対抗負荷アクチュエータをさらに備える請求項1に記載の線形摩擦溶接装置。
  3. 前記少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータによって提供される前記第1の溶融負荷に対抗するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸対抗負荷浮動シリンダとをさらに備える請求項1または請求項2に記載の線形摩擦溶接装置。
  4. 前記振動ブロックが、前記少なくとも1台のY軸振動アクチュエータ、X軸における前記少なくとも1台の溶融アクチュエータと前記少なくとも1台の対抗負荷アクチュエータ、及びZ軸における前記少なくとも1台の溶融アクチュエータと前記少なくとも1台の対抗負荷シリンダとの間で維持される請求項1〜請求項3のいずれかに記載の線形摩擦溶接装置。
  5. 振動した部品を固定するために前記振動ブロックによって支えられる固定ツールをさらに備える請求項1〜請求項4のいずれかに記載の線形摩擦溶接装置。
  6. 前記アクチュエータのそれぞれが静圧軸受アクチュエータである請求項1〜請求項5のいずれかに記載の線形摩擦溶接装置。
  7. 前記装置が、溶接テーブルアセンブリと、部品テーブルと、ガントリスライドアセンブリと、溶接ヘッドキャリッジと、ばり除去システムとを含む線形摩擦溶接装置の内部で維持される請求項1〜請求項6のいずれかに記載の線形摩擦溶接装置。
  8. Y軸振動、第1の溶融軸に沿った第1の溶融負荷、及び第2の溶融軸に沿った第2の溶融負荷を提供するための運動を、溶接ヘッド装置のX平面、Y平面及びZ平面に提供する3セットの直交アクチュエータを含む溶接ヘッド装置と、
    溶接テーブルアセンブリと、
    X軸方向で可動の部品テーブルと、
    ガントリアセンブリが、Y軸運動を提供し、溶接ヘッドを支えるための溶接ヘッドキャリッジを支える、Z軸運動を提供するガントリアセンブリと、
    前記線形摩擦溶接装置の前記動作を制御する制御卓と、
    を備える線形摩擦溶接装置。
  9. 前記溶接ヘッド装置が、
    振動ブロックと、
    前記振動ブロックの対向する側面で支えられる少なくとも1台のY軸振動アクチュエータと、
    前記第1の溶融軸に沿って前記第1の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータと、
    前記第2の溶融軸に沿って前記第2の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のX軸溶融アクチュエータと、
    前記第2の溶融負荷に対抗するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のX軸対抗負荷アクチュエータと、
    前記第1の溶融負荷に対抗するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸対抗負荷浮動シリンダと、
    を備える請求項8に記載の線形摩擦溶接装置。
  10. ばり除去システムをさらに備える請求項8または請求項9に記載の線形摩擦溶接装置。
  11. Y軸振動、Z軸溶融軸に沿った第1の溶融負荷、及びX軸溶融軸に沿った第2の溶融負荷を提供するための運動を、溶接ヘッド装置のX平面、Y平面、及びZ平面に提供する3セットの直交アクチュエータを含む溶接ヘッド装置を備える線形摩擦溶接装置を提供することと、
    基部プレートを提供することと、
    第1の溶接界面及び第2の溶接界面で前記基部プレートに溶接される部品を提供することと、
    前記第1の溶接界面を基準にして斜めに前記第1の溶融負荷を、及び前記第2の溶接界面を基準にして斜めに前記第2の溶融負荷をかけ、前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷が所定の規模を有することと、
    前記部品及び前記基部プレートを加熱するために所定の振動振幅で前記Y軸に沿って前記部品を振動することと、
    前記振動振幅をゼロに削減することと、
    前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷を所定の設定点に増加し、所定の期間維持することと、
    前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷をゼロに削減することと、
    をさらに含む線形摩擦溶接方法。
  12. 前記溶接ヘッド装置が、
    振動ブロックと、
    この振動ブロックの対向する側面で支えられる少なくとも1台のY軸振動アクチュエータと、
    前記第1の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸溶融アクチュエータと、
    前記第2の溶融負荷を提供するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のX軸溶融アクチュエータと、
    前記第2の溶融負荷に対抗するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のX軸対抗負荷アクチュエータと、
    前記第1の溶融負荷に対抗するために前記振動ブロックによって支えられる少なくとも1台のZ軸対抗負荷浮動シリンダと、
    を備える請求項11または請求項12に記載の線形摩擦溶接方法。
  13. 前記第1の溶接界面を基準にした前記第1の溶融負荷の角度、及び前記第2の溶接界面を基準にした前記第2の溶融負荷の角度が、ゼロ度から90度の範囲となる請求項11〜請求項12のいずれかに記載の線形摩擦溶接方法。
  14. 前記第1の溶接界面を基準にした前記第1の溶融負荷の角度、及び前記第2の溶接界面を基準にした前記第2の溶融負荷の角度が、ともに実質的に垂直である請求項11〜請求項13のいずれかに記載の線形摩擦溶接方法。
  15. 前記第1の溶融負荷及び第2の溶融負荷の前記振幅が、前記溶接界面の長さに相当する請求項11〜請求項14のいずれかに記載の線形摩擦溶接方法。
  16. 前記X溶融軸及びZ溶融軸が互いに直角に作用する請求項11〜請求項15のいずれかに記載の線形摩擦溶接方法。
  17. 前記振動振幅をいつゼロに削減するのかを決定するために溶接中に材料の変位を監視することをさらに含む請求項11〜請求項16のいずれかに記載の線形摩擦溶接方法。
  18. 溶融変位を監視し、記録することをさらに含む請求項11〜請求項17のいずれかに記載の線形摩擦溶接方法。
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