JP2018075591A - 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法 - Google Patents

線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018075591A
JP2018075591A JP2016218047A JP2016218047A JP2018075591A JP 2018075591 A JP2018075591 A JP 2018075591A JP 2016218047 A JP2016218047 A JP 2016218047A JP 2016218047 A JP2016218047 A JP 2016218047A JP 2018075591 A JP2018075591 A JP 2018075591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
linear friction
workpiece
vibration
excitation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016218047A
Other languages
English (en)
Inventor
和典 ▲徳▼江
和典 ▲徳▼江
Kazunori Tokue
百々 泰
Yasushi Momo
泰 百々
真裕 谷田
Masahiro Tanida
真裕 谷田
昂史 藤田
Takafumi Fujita
昂史 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2016218047A priority Critical patent/JP2018075591A/ja
Publication of JP2018075591A publication Critical patent/JP2018075591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

【課題】加振回数のばらつきによる寸法精度の低下を抑制できる線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法の提供。【解決手段】ワークAにワークBを押し付けるフォージ装置10と、ワークAをワークBに対して相対的に加振させる加振装置20と、を有する線形摩擦接合装置1であって、押し付け方向におけるワークBの変位量を検出する位置センサ30と、位置センサ30の検出結果に基づいて、ワークAを加振させる振幅を、第1の振幅から当該第1の振幅よりも小さい第2の振幅に切り換えるように加振装置20を制御する加振制御装置50と、を有する、という構成を採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法に関するものである。
近年、航空機エンジンの分野においては、機械的強度及び軽量性の向上を図るために、圧縮機又はタービンのロータとして一体型翼車(ブリスク)が用いられる。一体型翼車とは、ディスクと翼を一体型構造にしたものである。一体型翼車は、素材から削り出しによって形成するのが通常である。しかし、大量の切り粉が発生するなど素材の利用効率が悪い。そこで、別々に形成したディスクと翼を線形摩擦接合(Linear Friction Welding:LFW)で一体化することで素材の利用効率を高めることが望まれている。このような線形摩擦接合として、例えば、下記特許文献1に記載されたエローフォイルブリスクの線型摩擦溶接が知られている。
特開2012−35325号公報
ところで、線形摩擦接合プロセスでは、一定の振幅と周波数で一方の部材を加振させながら、一定の荷重で他方の部材を押し付けることで両者を接合させる。このため、両者の接合部の側方にバリが排出され、押し付け方向においてワーク長さが減少する所謂バーンオフが生じる。理論上は、加振振幅、加振回数、荷重が全く同一となるよう装置を動作させればバーンオフ量は一定となる。しかし実際には、ワークを高速(例えば50Hz程度)で加振させる加振装置を、毎回全く同じ回数だけ加振させるように制御することは難しい。1回程度の加振回数のばらつきが、例えばコンマ数ミリ程度のバーンオフ量のばらつきにつながり、寸法精度が低下する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、加振回数のばらつきによる寸法精度の低下を抑制できる線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、一方の部材に他方の部材を押し付ける押付装置と、前記一方の部材を前記他方の部材に対して相対的に加振させる加振装置と、を有する線形摩擦接合装置であって、前記押し付け方向における前記他方の部材の変位量を検出する位置センサと、前記位置センサの検出結果に基づいて、前記一方の部材を加振させる振幅を、第1の振幅から当該第1の振幅よりも小さい第2の振幅に切り換えるように前記加振装置を制御する制御装置と、を有する、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記制御装置は、前記位置センサの検出結果が目標値の前に設定した閾値に到達したときに前記第1の振幅から前記第2の振幅による加振に切り換え、その後、前記位置センサの検出結果が前記目標値に到達したときに前記第2の振幅による加振を停止させるように前記加振装置を制御する、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記制御装置は、前記第1の振幅の加振による前記他方の部材の単位時間当たりの変位量に基づいて前記閾値を設定する、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記制御装置は、前記第1の振幅の加振による前記他方の部材の単位時間当たりの変位量に基づいて前記第2の振幅の大きさを設定する、という構成を採用する。
また、本発明においては、一方の部材に他方の部材を押し付け、前記一方の部材を前記他方の部材に対して相対的に加振させる線形摩擦接合方法であって、前記押し付け方向における前記他方の部材の変位量を検出し、前記変位量に基づいて、前記一方の部材を加振させる振幅を、第1の振幅から当該第1の振幅よりも小さい第2の振幅に切り換える、という手法を採用する。
本発明によれば、一方の部材に押し付けられる他方の部材の当該押し付け方向における変位量を検出し、当該変位量に基づいて、一方の部材を加振させる振幅を、第1の振幅から当該第1の振幅よりも小さい第2の振幅に切り換える。このように、本発明では、位置センサによって他方の部材の変位量、すなわちバーンオフ量を検出することで、線形摩擦接合プロセスの終了直前で加振振幅を小さいものに切り換えることができる。加振振幅が小さくなると、単位時間当たりのバーンオフ量(バーンオフ速度)が小さくなる。これにより、加振停止時に加振回数が多少ばらついたとしても、バーンオフ速度が小さいため、バーンオフ量のばらつきが小さくなる。
したがって、本発明では、加振回数のばらつきによる寸法精度の低下を抑制することができる。
本発明の実施形態における線形摩擦接合装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における線形摩擦接合装置の動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態における線形摩擦接合装置1の構成を示すブロック図である。
線形摩擦接合装置1は、ワークA(一方の部材)と、ワークB(他方の部材)とを接合させるための装置であって、フォージ装置10(押付装置)と、加振装置20と、位置センサ30,31及び荷重センサ32と、フォージ制御装置40と、加振制御装置50(制御装置)と、を有する。
フォージ装置10は、ワークAにワークBを押し付けるものであり、フォージ治具11と、フォージシリンダ12と、動力源13と、を有する。フォージ治具11は、ワークBを保持するチャック機構などを有し、ワークAに対して近接離間する方向に移動可能な構成となっている。フォージシリンダ12は、油圧シリンダなどからなり、フォージ治具11に荷重を与える。この荷重方向は、ワークAとワークBの接合面2に対して垂直な方向であって、ワークBの押し付け方向となる。
動力源13は、フォージ制御装置40の制御の下、フォージシリンダ12に動力(例えば作動油)を供給する。フォージ制御装置40は、位置センサ30及び荷重センサ32の検出結果に基づいて、動力源13に動力供給指令を出す(後述)。位置センサ30は、フォージシリンダ12の位置すなわち押し付け方向におけるワークBの変位量を検出する。荷重センサ32は、フォージ治具11とフォージシリンダ12との間に介在し、ワークBの押し付け荷重を検出する。
加振装置20は、ワークAをワークBに対して相対的に加振させるものであり、加振治具21と、加振シリンダ22と、動力源23と、を有する。加振治具21は、ワークAを保持するチャック機構などを有し、ワークBの押し付け方向に対して直交する方向に移動可能な構成となっている。加振シリンダ22は、油圧シリンダなどからなり、加振治具21を加振させる。この加振方向は、ワークAとワークBの接合面2に対して平行な方向であって、ワークBの押し付け方向(荷重方向)に対して直交する方向となる。
動力源23は、加振制御装置50の制御の下、加振シリンダ22に動力(例えば作動油)を供給する。この動力源23は、サーボ弁などを有し、加振シリンダ22を高速(例えば50Hz程度)で加振させる。加振制御装置50は、位置センサ30,31の検出結果に基づいて、動力源23に動力供給指令を出す(後述)。位置センサ31は、加振方向における加振シリンダ22の位置を検出する。
本実施形態の加振制御装置50は、位置センサ30の検出結果に基づいて、ワークAを加振させる振幅を、第1の振幅W(後述する図2参照)から当該第1の振幅Wよりも小さい第2の振幅W(後述する図2参照)に切り換えるように加振装置20(動力源23)を制御する。第1の振幅Wは、線形摩擦接合を行う定常加振振幅である。第2の振幅Wは、定常加振振幅に所定の加振減衰比率を乗算したものである。この加振減衰比率は、例えば、10〜60%の範囲で設定され、本実施形態では例えば50%に設定されている。
以下、上記構成の線形摩擦接合装置1による動作(線形摩擦接合方法)について、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態における線形摩擦接合装置1の動作を示すタイムチャートである。なお、図2に示す「フォージシリンダ位置」は、位置センサ30の検出結果に相当する。また、「フォージシリンダ荷重」は、荷重センサ32の検出結果に相当する。また、「加振シリンダ位置」は、位置センサ31の検出結果に相当する。
ワークA,Bは、線形摩擦接合の接合シーケンスの前は、互いに離間した状態とされている。この状態で、加振制御装置50は、第1の振幅W(定常加振振幅)で加振するように加振シリンダ22を駆動させる(ステップS1)。具体的に、加振制御装置50は、位置目標値(第1の振幅W)と、位置センサ31が検出した位置のフィードバックとを比較し、動力源13に動力供給指令を与える。なお、図2では、この加振によるサイン波は略記している。加振装置20の駆動が開始したら、フォージ制御装置40は、ワークAにワークBを定速で接近させるようにフォージシリンダ12を駆動させる(ステップS2)。
フォージシリンダ12の駆動によってワークBがワークAに接触すると(ステップS3)、当該接触により荷重が立ち始める(ステップS4)。ワークBがワークAに接触したら、フォージ制御装置40は、荷重目標値Fと、荷重センサ32が検出した荷重のフィードバックとを比較し、動力源13に動力供給指令を与える。押し付け荷重が荷重目標値Fに到達したら、その状態を保ち、ワークA,Bを接合させる(ステップS5)。なお、荷重目標値Fとは、ワークA,Bを接合するために、摩擦時に保つべき定荷重(摩擦荷重)である。
ワークA,Bの接合プロセスが進んでいくと、両者の側方(加振方向)にバリが排出され、押し付け方向においてワーク長さが減少する(所謂バーンオフ)。バーンオフは、ワークBがワークAにちょうど接触するステップS3から開始される。このバーンオフ量は、位置センサ30の検出結果から容易に求めることができる。すなわち、ワークBがワークAに接触した位置(接合位置P)からの押し付け方向におけるワークBの変位量が、バーンオフ量となる。
加振制御装置50は、バーンオフ量が所定の閾値Pに到達したとき(ステップS6)、ワークAを加振させる振幅を、第1の振幅Wから第2の振幅Wに切り換えるように加振装置20を制御する(ステップS7)。閾値Pは、バーンオフ量の目標値Pの前に設定されている。バーンオフ量の目標値Pは、目標とする線形摩擦接合後のワークの寸法に基づいて設定される値である。閾値Pは、バーンオフ量の目標値Pの直前に設定することが好ましく、本実施形態では目標値Pのコンマ数mm手前(例えば0.5mm手前)であって加振回数数回分(例えば5回分)に相当するバーンオフ量に基づいて設定されている。
加振制御装置50は、バーンオフ量が所定の閾値Pに到達したら、加振シリンダ22の位置目標値を第2の位置目標値(第2の振幅W)に変更し、当該第2の位置目標値と、位置センサ31が検出した位置のフィードバックとを比較し、動力源13に動力供給指令を与える。本実施形態のように動力源13にサーボ弁を備える場合、このサーボ弁の開度を半分にするように動力供給指令を出すことで、加振周波数を変更することなく容易に加振シリンダ22の加振振幅を小さくすることができる。
このように、第1の振幅Wから第2の振幅Wによる加振に切り換えられると、振幅の減少により単位時間当たりのバーンオフ量(バーンオフ速度)が小さくなる。このバーンオフ速度によるワークA,Bの接合プロセスがステップS6から進んでいき、バーンオフ量が目標値Pに到達したとき(ステップS8)、加振制御装置50は、第2の振幅Wによる加振を停止させるように加振装置20を制御する(ステップS10)。
ここで、加振が停止するまでの加振回数がばらつくことがあるが、本実施形態では、線形摩擦接合プロセスの終了直前の加振振幅が第2の振幅Wになっているため、この直前のバーンオフ量を小さく(加工量を小さく)することができる。すなわち、線形摩擦接合プロセスの終了直前の加振振幅が第1の振幅Wになっている場合と比較すると、目標値Pに対するバーンオフ量のばらつきが小さくなる。
フォージ制御装置40は、バーンオフ量が目標値Pに到達したとき、第1の荷重目標値Fより大きい第2の荷重目標値Fで押し付けるようにフォージシリンダ12を駆動させる(ステップS9)。フォージ制御装置40は、第2の荷重目標値Fと、荷重センサ32が検出した荷重のフィードバックとを比較し、動力源13に動力供給指令を与える。押し付け荷重が第2の荷重目標値Fに到達したら、その状態を保ち、ワークA,Bを一定時間押し付ける(ステップS11)。なお、第2の荷重目標値Fとは、ワークA,Bの摩擦後に両者の接合を安定させるための荷重(フォージ荷重)である。
ワークA,Bを一定時間押し付けたら、フォージ制御装置40は、フォージシリンダ12による押し付けを停止させる。具体的に、フォージ制御装置40は、動力源13からフォージシリンダ12への動力供給を停止するように指令を出し、フォージシリンダ12の荷重を抜く(ステップS12)。
以上により、線形接合装置1による線形摩擦接合プロセスが終了する。
上述したように、本実施形態では、ワークAに押し付けられるワークBの当該押し付け方向における変位量を検出し、当該変位量に基づいて、ワークAを加振させる振幅を、第1の振幅Wから当該第1の振幅Wよりも小さい第2の振幅Wに切り換える。このように、本実施形態では、位置センサ30によってワークBの変位量、すなわちバーンオフ量を検出することで、線形摩擦接合プロセスの終了直前で加振振幅を小さいものに切り換えることができる。加振振幅が小さくなると、単位時間当たりのバーンオフ量(バーンオフ速度)が小さくなる。これにより、加振停止時に加振回数が多少ばらついたとしても、バーンオフ速度が小さいため、バーンオフ量のばらつきが小さくなる。
このように、上述の本実施形態によれば、ワークAにワークBを押し付けるフォージ装置10と、ワークAをワークBに対して相対的に加振させる加振装置20と、を有する線形摩擦接合装置1であって、押し付け方向におけるワークBの変位量を検出する位置センサ30と、位置センサ30の検出結果に基づいて、ワークAを加振させる振幅を、第1の振幅Wから当該第1の振幅Wよりも小さい第2の振幅Wに切り換えるように加振装置20を制御する加振制御装置50と、を有する、という構成を採用することによって、線形摩擦接合プロセスの終了直前のバーンオフ速度を小さくし、加振回数のばらつきによる寸法精度の低下を抑制することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、位置センサ30の検出結果が予め設定した閾値Pに到達したときに第1の振幅Wから第2の振幅Wによる加振に切り換えると説明したが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、加振制御装置50が、第1の振幅Wの加振によるワークBの単位時間当たりの変位量に基づいて閾値Pを設定する構成であってもよい。第1の振幅Wの加振によるワークBの単位時間当たりの変位量とは、図2に示すステップS3からステップS6までのフォージシリンダ位置の傾きに相当する。当該傾きが大きい場合(=バーンオフ速度が大きい場合)は振幅減衰までのバーンオフ量が大きくなるため、閾値Pを小さく(目標値Pからより離れた値)設定することが好ましい。一方で、当該傾きが小さい場合、閾値Pを大きく(目標値Pにより近い値)設定することで、第2の振幅Wによる加工時間を短くし、線形摩擦接合プロセスのトータルの加工時間を短くすることができる。
また、例えば、上記実施形態では、ワークAを加振させる振幅を、第1の振幅Wから予め設定された第2の振幅Wに切り換えると説明したが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、加振制御装置50が、第1の振幅Wの加振によるワークBの単位時間当たりの変位量に基づいて第2の振幅Wの大きさを設定する構成であってもよい。第1の振幅Wの加振によるワークBの単位時間当たりの変位量とは、同じように、図2に示すステップS3からステップS6までのフォージシリンダ位置の傾きに相当する。当該傾きが大きい場合(例えばワークA,Bが削れ易い材質の場合)は、削り過ぎの懸念があるため、第2の振幅Wを小さく設定することが好ましい。一方で、当該傾きが小さい場合(例えばワークA,Bが削れ難い材質の場合)、第2の振幅Wを大きく設定することで、第2の振幅Wの加振によるバーンオフ速度を上げ、線形摩擦接合プロセスのトータルの加工時間を短くすることができる。
また、例えば、本発明は、動翼や静翼のディスクと翼とを線形摩擦接合する場合に限らず、ワークAとワークBとを摩擦接合する場合に広く適用可能である。
1 線形摩擦接合装置
10 フォージ装置(押付装置)
20 加振装置
30 位置センサ
50 加振制御装置(制御装置)
A ワーク(一方の部材)
B ワーク(他方の部材)
第1の振幅
第2の振幅

Claims (5)

  1. 一方の部材に他方の部材を押し付ける押付装置と、前記一方の部材を前記他方の部材に対して相対的に加振させる加振装置と、を有する線形摩擦接合装置であって、
    前記押し付け方向における前記他方の部材の変位量を検出する位置センサと、
    前記位置センサの検出結果に基づいて、前記一方の部材を加振させる振幅を、第1の振幅から当該第1の振幅よりも小さい第2の振幅に切り換えるように前記加振装置を制御する制御装置と、を有する、ことを特徴とする線形摩擦接合装置。
  2. 前記制御装置は、前記位置センサの検出結果が目標値の前に設定した閾値に到達したときに前記第1の振幅から前記第2の振幅による加振に切り換え、その後、前記位置センサの検出結果が前記目標値に到達したときに前記第2の振幅による加振を停止させるように前記加振装置を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の線形摩擦接合装置。
  3. 前記制御装置は、前記第1の振幅の加振による前記他方の部材の単位時間当たりの変位量に基づいて前記閾値を設定する、ことを特徴とする請求項2に記載の線形摩擦接合装置。
  4. 前記制御装置は、前記第1の振幅の加振による前記他方の部材の単位時間当たりの変位量に基づいて前記第2の振幅の大きさを設定する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の線形摩擦接合装置。
  5. 一方の部材に他方の部材を押し付け、前記一方の部材を前記他方の部材に対して相対的に加振させる線形摩擦接合方法であって、
    前記押し付け方向における前記他方の部材の変位量を検出し、
    前記変位量に基づいて、前記一方の部材を加振させる振幅を、第1の振幅から当該第1の振幅よりも小さい第2の振幅に切り換える、ことを特徴とする線形摩擦接合方法。
JP2016218047A 2016-11-08 2016-11-08 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法 Pending JP2018075591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016218047A JP2018075591A (ja) 2016-11-08 2016-11-08 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016218047A JP2018075591A (ja) 2016-11-08 2016-11-08 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018075591A true JP2018075591A (ja) 2018-05-17

Family

ID=62149613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016218047A Pending JP2018075591A (ja) 2016-11-08 2016-11-08 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018075591A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109865933A (zh) * 2019-03-22 2019-06-11 南昌航空大学 一种线性摩擦焊接装置
CN110899955A (zh) * 2019-12-09 2020-03-24 成都交大焊接科技有限公司 一种细长件的摩擦焊接系统和方法
WO2020067191A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社Link-Us 超音波接合方法
CN111203630A (zh) * 2020-04-20 2020-05-29 中国航空制造技术研究院 一种线性摩擦焊顶锻方向的精度控制方法及应用
WO2021200504A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 国立大学法人大阪大学 線形摩擦接合装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270392A (ja) * 1988-05-03 1990-03-09 Branson Ultraschall Niederlassung Der Emerson Technol Gmbh & Co 摩擦溶接の機械的パラメーターを制御する方法
JPH09285879A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Toyota Motor Corp 摩擦圧接方法および摩擦圧接装置
JPH1071651A (ja) * 1996-07-03 1998-03-17 Emerson Electric Co 熱可塑性加工片を処理する方法及び装置
JP2003245781A (ja) * 2002-02-20 2003-09-02 Izumi Kogyo Kk 摩擦圧接方法及び摩擦圧接装置
JP2008307605A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Cyril Bath Co 線形摩擦溶接装置及び方法
JP2015051537A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 精電舎電子工業株式会社 超音波溶着装置及び超音波溶着装置の振動制御方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270392A (ja) * 1988-05-03 1990-03-09 Branson Ultraschall Niederlassung Der Emerson Technol Gmbh & Co 摩擦溶接の機械的パラメーターを制御する方法
JPH09285879A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Toyota Motor Corp 摩擦圧接方法および摩擦圧接装置
JPH1071651A (ja) * 1996-07-03 1998-03-17 Emerson Electric Co 熱可塑性加工片を処理する方法及び装置
JP2003245781A (ja) * 2002-02-20 2003-09-02 Izumi Kogyo Kk 摩擦圧接方法及び摩擦圧接装置
JP2008307605A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Cyril Bath Co 線形摩擦溶接装置及び方法
JP2015051537A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 精電舎電子工業株式会社 超音波溶着装置及び超音波溶着装置の振動制御方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020067191A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社Link-Us 超音波接合方法
JPWO2020067191A1 (ja) * 2018-09-28 2021-09-24 株式会社Link−Us 超音波接合方法
JP7255900B2 (ja) 2018-09-28 2023-04-11 株式会社Link-Us 超音波接合方法
CN109865933A (zh) * 2019-03-22 2019-06-11 南昌航空大学 一种线性摩擦焊接装置
CN110899955A (zh) * 2019-12-09 2020-03-24 成都交大焊接科技有限公司 一种细长件的摩擦焊接系统和方法
WO2021200504A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 国立大学法人大阪大学 線形摩擦接合装置
CN111203630A (zh) * 2020-04-20 2020-05-29 中国航空制造技术研究院 一种线性摩擦焊顶锻方向的精度控制方法及应用
CN111203630B (zh) * 2020-04-20 2020-08-04 中国航空制造技术研究院 一种线性摩擦焊顶锻方向的精度控制方法及应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018075591A (ja) 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法
JP6701643B2 (ja) 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法
JP2007083332A (ja) 切断装置および切断装置用カッターホルダ
JP2007030116A (ja) 切断装置および切断装置用カッターホルダ
JP5442629B2 (ja) 振動切削装置及び振動切削方法
JP2006312223A (ja) 切削加工装置、及び方法
JP2006212619A (ja) 超音波加工装置
CN101942547A (zh) 超声椭圆振动挤压装置及用其进行零件表面光整的振动挤压加工方法
WO2019026768A1 (ja) 工作機械の制御装置および工作機械
JP6721103B2 (ja) 線形摩擦接合装置及び線形摩擦接合方法
US9193088B2 (en) Cutting fluid ejection apparatus
JP2017154199A (ja) 振動加工装置及び振動加工方法
JP2006001008A5 (ja)
WO2006022236A1 (ja) 加振装置
JP4088061B2 (ja) 振動切削方法および振動切削装置
CN113747989A (zh) 切削装置和切削方法
JP2015174180A (ja) 超音波面取り機
JP2013111676A (ja) 圧入方法および圧入装置
JP2014237181A (ja) 振動切削装置および振動切削方法
WO2020067191A1 (ja) 超音波接合方法
JP6549019B2 (ja) 超音波研磨装置及び超音波研磨方法
JP2007152539A (ja) 超音波加工装置
JP2019214079A5 (ja) 加工ツールを用いた穴加工機
JP2006198758A (ja) 超音波振動テーブル
JP2019214079A (ja) 加工ツール及びこれを用いた穴加工機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200908