JP2745355B2 - 工作機械の主軸熱変位補正方法および装置 - Google Patents
工作機械の主軸熱変位補正方法および装置Info
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- JP2745355B2 JP2745355B2 JP10377892A JP10377892A JP2745355B2 JP 2745355 B2 JP2745355 B2 JP 2745355B2 JP 10377892 A JP10377892 A JP 10377892A JP 10377892 A JP10377892 A JP 10377892A JP 2745355 B2 JP2745355 B2 JP 2745355B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X、Y、Z、A、C、
Wの各送り軸を備えた工作機械の主軸熱変位補正および
装置に関するものである。
Wの各送り軸を備えた工作機械の主軸熱変位補正および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械の主軸は、回転によって発熱す
るベアリングからの熱伝導により主軸が熱膨張し、ま
た、主軸頭構造の熱的バランスの不均一に基づき、その
全体が熱変形する。その結果、主軸先端の熱変位の大き
さ(変位量の絶対値)は、主軸の回転数、すなわち発熱
量に対応し、その変位特性は主軸の熱膨張によるZ軸方
向の伸びを主にして、主軸固有のパターンで、X、Y、
Z座標において変位(たとえば、図2参照)する。その
主軸先端の熱変位の中には、さきに述べたように単純な
主軸中心線の平行移動によるズレ以外に、主軸頭構造部
材の熱変形のアンバランスに基づく主軸姿勢(主軸中心
線のZ軸に対する平行度)の傾きも含まれる。
るベアリングからの熱伝導により主軸が熱膨張し、ま
た、主軸頭構造の熱的バランスの不均一に基づき、その
全体が熱変形する。その結果、主軸先端の熱変位の大き
さ(変位量の絶対値)は、主軸の回転数、すなわち発熱
量に対応し、その変位特性は主軸の熱膨張によるZ軸方
向の伸びを主にして、主軸固有のパターンで、X、Y、
Z座標において変位(たとえば、図2参照)する。その
主軸先端の熱変位の中には、さきに述べたように単純な
主軸中心線の平行移動によるズレ以外に、主軸頭構造部
材の熱変形のアンバランスに基づく主軸姿勢(主軸中心
線のZ軸に対する平行度)の傾きも含まれる。
【0003】このような主軸先端がX、Y、Z座標軸上
で原点に対し、相対的に変位することに基づく加工誤差
の補正について、従来技術では、次の方法により主軸の
変位量を測定し、ソフト的に座標軸原点をX、Yおよび
Z軸方向にオフセットして修正している。すなわち、主
軸回転数と、その先端の熱変位量との関係は再現(反復
可能)性があることを利用し、 あらかじめ、機械毎に主軸回転数と、それに対応する
熱変位量との関係を調べておいて、主軸回転数に対応し
て、その変位量を自動補正する。 主軸の所定回転数に基づく主軸先端の熱変位が安定
(通常、5〜10分間)するまで主軸を空転させた後、計
測中の短時間だけ回転を停めて工具刃先をタッチセンサ
ーなどにより実測し変形量を計測し、その都度、工具位
置を補正してから実加工する。
で原点に対し、相対的に変位することに基づく加工誤差
の補正について、従来技術では、次の方法により主軸の
変位量を測定し、ソフト的に座標軸原点をX、Yおよび
Z軸方向にオフセットして修正している。すなわち、主
軸回転数と、その先端の熱変位量との関係は再現(反復
可能)性があることを利用し、 あらかじめ、機械毎に主軸回転数と、それに対応する
熱変位量との関係を調べておいて、主軸回転数に対応し
て、その変位量を自動補正する。 主軸の所定回転数に基づく主軸先端の熱変位が安定
(通常、5〜10分間)するまで主軸を空転させた後、計
測中の短時間だけ回転を停めて工具刃先をタッチセンサ
ーなどにより実測し変形量を計測し、その都度、工具位
置を補正してから実加工する。
【0004】荒加工終了直後に主軸先端の熱変形量ま
たはワーク基準位置の座標値を計測し、工具位置の誤差
を補正した上で、仕上げ加工を施す。 上記、およびに代表されるような現状の熱変位補
正方法は、しかしながら、加工点(工具刃先)の位置の
補正(オフセット)のみであって、主軸姿勢の変形(Z
軸との平行度誤差)に基づく加工上の次の問題点までは
解決できない。すなわち、 (1)ワーク加工面の傾き〔図5(a)参照〕。 (2)工具の切込み毎に、図5(b)に示すようなワー
ク加工面に対して段差(加工面精度の劣化)が生じるこ
と。
たはワーク基準位置の座標値を計測し、工具位置の誤差
を補正した上で、仕上げ加工を施す。 上記、およびに代表されるような現状の熱変位補
正方法は、しかしながら、加工点(工具刃先)の位置の
補正(オフセット)のみであって、主軸姿勢の変形(Z
軸との平行度誤差)に基づく加工上の次の問題点までは
解決できない。すなわち、 (1)ワーク加工面の傾き〔図5(a)参照〕。 (2)工具の切込み毎に、図5(b)に示すようなワー
ク加工面に対して段差(加工面精度の劣化)が生じるこ
と。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、主軸
取付け部にA、CのNC回転送り軸が付加された6軸制
御工作機械であることに着目し、主軸位置と同姿勢の変
形をメカニカルに補正し、もって従来方法の位置の補正
では対応できない、前記主軸熱変形に起因する上述ワー
ク加工面の傾きおよび加工精度の劣化を防止することを
目的とする。
取付け部にA、CのNC回転送り軸が付加された6軸制
御工作機械であることに着目し、主軸位置と同姿勢の変
形をメカニカルに補正し、もって従来方法の位置の補正
では対応できない、前記主軸熱変形に起因する上述ワー
ク加工面の傾きおよび加工精度の劣化を防止することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、以下に述べるとおりの各構成要件を具備
している。 (1) ベッド10上をX軸方向に直動するテーブル11
と、該テーブル11を挾んで両側に立設されたコラム12、
12の上部を結合するクロスビーム13上をY軸方向に直動
するサドル14と、該サドル14上をZ軸方向に直動するラ
ム15と、該ラム15の下部に設けられたC軸ベース16にC
軸方向の回動が可能に支承したA軸ベース17と、該A軸
ベース17にA軸方向の回動が可能に支承したW軸ベース
18と、該W軸ベース18上をW軸方向に直動する主軸頭9
と、該主軸頭9にW軸方向と平行な軸線を有して軸支し
た主軸7とを具備し、該主軸7先端に装着された工具と
前記テーブル11に載置されたワークとの間でX、Y、
Z、A、C、Wの各軸方向の相対移動を行ってワークに
NC加工を施すように構成した6軸制御工作機械におい
て、
達成するため、以下に述べるとおりの各構成要件を具備
している。 (1) ベッド10上をX軸方向に直動するテーブル11
と、該テーブル11を挾んで両側に立設されたコラム12、
12の上部を結合するクロスビーム13上をY軸方向に直動
するサドル14と、該サドル14上をZ軸方向に直動するラ
ム15と、該ラム15の下部に設けられたC軸ベース16にC
軸方向の回動が可能に支承したA軸ベース17と、該A軸
ベース17にA軸方向の回動が可能に支承したW軸ベース
18と、該W軸ベース18上をW軸方向に直動する主軸頭9
と、該主軸頭9にW軸方向と平行な軸線を有して軸支し
た主軸7とを具備し、該主軸7先端に装着された工具と
前記テーブル11に載置されたワークとの間でX、Y、
Z、A、C、Wの各軸方向の相対移動を行ってワークに
NC加工を施すように構成した6軸制御工作機械におい
て、
【0007】主軸熱変位を補正するため、主軸回転数に
対応する少なくとも前記A軸およびC軸を含む所定の送
り軸の補正値を予め記憶し、NCプログラムで主軸回転
数が指令されたとき、当該主軸回転数に対応する前記記
憶した各送り軸の補正値をNC装置に指令して、その各
送り軸を駆動し、工具のワークに対する位置および姿勢
を所定の位置および姿勢に補正後、前記NCプログラム
に基づく加工を行うようにしたことを特徴とする工作機
械の主軸熱変位補正方法。
対応する少なくとも前記A軸およびC軸を含む所定の送
り軸の補正値を予め記憶し、NCプログラムで主軸回転
数が指令されたとき、当該主軸回転数に対応する前記記
憶した各送り軸の補正値をNC装置に指令して、その各
送り軸を駆動し、工具のワークに対する位置および姿勢
を所定の位置および姿勢に補正後、前記NCプログラム
に基づく加工を行うようにしたことを特徴とする工作機
械の主軸熱変位補正方法。
【0008】(2) ベッド10上をX軸方向に直動する
テーブル11と、該テーブル11を挾んで両側に立設された
コラム12、12の上部を結合するクロスビーム13上をY軸
方向に直動するサドル14と、該サドル14上をZ軸方向に
直動するラム15と、該ラム15の下部に設けられたC軸ベ
ース16にC軸方向の回動が可能に支承したA軸ベース17
と、該A軸ベース17にA軸方向の回動が可能に支承した
W軸ベース18と、該W軸ベース18上をW軸方向に直動す
る主軸頭9と、該主軸頭9にW軸方向と平行な軸線を有
して軸支した主軸7とを具備し、該主軸7先端に装着さ
れた工具と前記テーブル11に載置されたワークとの間で
X、Y、Z、A、C、Wの各軸方向の相対移動を行って
ワークにNC加工を施すように構成した6軸制御工作機
械において、
テーブル11と、該テーブル11を挾んで両側に立設された
コラム12、12の上部を結合するクロスビーム13上をY軸
方向に直動するサドル14と、該サドル14上をZ軸方向に
直動するラム15と、該ラム15の下部に設けられたC軸ベ
ース16にC軸方向の回動が可能に支承したA軸ベース17
と、該A軸ベース17にA軸方向の回動が可能に支承した
W軸ベース18と、該W軸ベース18上をW軸方向に直動す
る主軸頭9と、該主軸頭9にW軸方向と平行な軸線を有
して軸支した主軸7とを具備し、該主軸7先端に装着さ
れた工具と前記テーブル11に載置されたワークとの間で
X、Y、Z、A、C、Wの各軸方向の相対移動を行って
ワークにNC加工を施すように構成した6軸制御工作機
械において、
【0009】主軸熱変位を補正するため、主軸回転数に
対応する少なくとも前記A軸およびC軸を含む所定の送
り軸の補正値を予め記憶する記憶手段6と、NCプログ
ラムで主軸回転数が指令されたとき、当該主軸回転数に
対応する前記記憶手段6に記憶した各送り軸の補正値を
NC装置4に指令する制御手段MTCとを具備し、該制
御手段MTCからNC装置4に指令された補正値に従っ
て当該各送り軸を駆動して工具のワークに対する位置お
よび姿勢を所定の位置および姿勢に補正後、前記NCプ
ログラム5に基づく加工を行うように構成したことを特
徴とする工作機械の主軸熱変位補正装置。
対応する少なくとも前記A軸およびC軸を含む所定の送
り軸の補正値を予め記憶する記憶手段6と、NCプログ
ラムで主軸回転数が指令されたとき、当該主軸回転数に
対応する前記記憶手段6に記憶した各送り軸の補正値を
NC装置4に指令する制御手段MTCとを具備し、該制
御手段MTCからNC装置4に指令された補正値に従っ
て当該各送り軸を駆動して工具のワークに対する位置お
よび姿勢を所定の位置および姿勢に補正後、前記NCプ
ログラム5に基づく加工を行うように構成したことを特
徴とする工作機械の主軸熱変位補正装置。
【0010】
【作用】主軸の回転数が指定されると、記憶手段に記憶
されている補正値テーブルから当該回転数に対応する補
正値情報を呼出し、NC装置のサーボ部に指令して工作
機械の送り軸モータを駆動し、X、Y、Z、A、Cおよ
びW軸のうち指令された送り軸を駆動して、工具のワー
クに対する位置および姿勢を補正する。補正後、NCプ
ログラムに基づく加工が行なわれる。その際に、上記補
正値テーブルに記憶されている主軸回転数に応じて主軸
姿勢が安定する迄の時間も呼出され、この安定時間を経
過する迄、実加工が拘束されるようにすることもできる
し、この安定時間をオペレータに知らせる表示機能を付
加させるようにしてもよい。また、当該工作機械のNC
加工は、主軸に現回転数が設定されている間は、常に、
それにより主軸位置および姿勢が補正された新座標系に
基づいて施される。
されている補正値テーブルから当該回転数に対応する補
正値情報を呼出し、NC装置のサーボ部に指令して工作
機械の送り軸モータを駆動し、X、Y、Z、A、Cおよ
びW軸のうち指令された送り軸を駆動して、工具のワー
クに対する位置および姿勢を補正する。補正後、NCプ
ログラムに基づく加工が行なわれる。その際に、上記補
正値テーブルに記憶されている主軸回転数に応じて主軸
姿勢が安定する迄の時間も呼出され、この安定時間を経
過する迄、実加工が拘束されるようにすることもできる
し、この安定時間をオペレータに知らせる表示機能を付
加させるようにしてもよい。また、当該工作機械のNC
加工は、主軸に現回転数が設定されている間は、常に、
それにより主軸位置および姿勢が補正された新座標系に
基づいて施される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の好適な一実施例につき、図
面に沿って説明するが、本実施例を構成する各具体的要
件は、本発明の出願当時の当業界における技術レベルの
範囲内で、任意に変形可能な構成が含まれているので、
格別の理由を示すことなく本実施例に記載の構成要件の
みに基づいて、本発明の要旨を限定して解釈することは
許されない。図1は、本発明の一実施例のブロック図、
図2は、主軸姿勢の補正方法を解説する図、図3は、主
軸頭の概略構成斜視図、図4は、主軸姿勢の熱変位特性
と、その回転数との関係を模式的に示す図である。
面に沿って説明するが、本実施例を構成する各具体的要
件は、本発明の出願当時の当業界における技術レベルの
範囲内で、任意に変形可能な構成が含まれているので、
格別の理由を示すことなく本実施例に記載の構成要件の
みに基づいて、本発明の要旨を限定して解釈することは
許されない。図1は、本発明の一実施例のブロック図、
図2は、主軸姿勢の補正方法を解説する図、図3は、主
軸頭の概略構成斜視図、図4は、主軸姿勢の熱変位特性
と、その回転数との関係を模式的に示す図である。
【0012】図1中、1は、本実施例を具備するNC工
作機械で、説明の都合上、これを主軸モータ2、送り軸
モータ3によって代表し表示する。4は、NC装置で、
NCプログラム5からの情報を読み取って、そのうちの
主軸回転数情報は機械制御装置MTCに送り出し、工作
機械の主軸モータ2に当該回転数を指令する。一方、送
り軸移動情報は、サーボ手段を介して工作機械の送り軸
モータ3へ、各送り軸の移動指令を伝える。このとき、
主軸回転数に対応した熱変位に対する各軸の補正値と安
定時間(主軸熱変位が安定する迄の時間)を、あらかじ
め機械制御装置MTCの補正値テーブルの記憶手段6
に、表1に示すようなテーブル形式で記憶させておい
て、
作機械で、説明の都合上、これを主軸モータ2、送り軸
モータ3によって代表し表示する。4は、NC装置で、
NCプログラム5からの情報を読み取って、そのうちの
主軸回転数情報は機械制御装置MTCに送り出し、工作
機械の主軸モータ2に当該回転数を指令する。一方、送
り軸移動情報は、サーボ手段を介して工作機械の送り軸
モータ3へ、各送り軸の移動指令を伝える。このとき、
主軸回転数に対応した熱変位に対する各軸の補正値と安
定時間(主軸熱変位が安定する迄の時間)を、あらかじ
め機械制御装置MTCの補正値テーブルの記憶手段6
に、表1に示すようなテーブル形式で記憶させておい
て、
【0013】
【表1】 主軸回転数が指定されると、それに対応する補正値と安
定時間の情報を表1に示すテーブルから採り出してNC
装置4へ送出し、これらの補正値に基づいて送り軸モー
タ3を制御し、機械のX、Y、A、CおよびW軸の座標
系を補正した主軸回転数に対応した新座標系を設定す
る。主軸回転数の指令が変更されない限り、前記工作機
械は、この新座標系を基準にして制御される。
定時間の情報を表1に示すテーブルから採り出してNC
装置4へ送出し、これらの補正値に基づいて送り軸モー
タ3を制御し、機械のX、Y、A、CおよびW軸の座標
系を補正した主軸回転数に対応した新座標系を設定す
る。主軸回転数の指令が変更されない限り、前記工作機
械は、この新座標系を基準にして制御される。
【0014】図2において (1)主軸7の特定回転数に対する主軸姿勢の変位(傾
き)量は、接触形変位センサー8をテストバーに当てて
軸を移動し、図示のように測定長Loとしたとき、 Y−Z平面における傾き量 Ey/Lo X−Z平面における傾き量 Ex/Lo を測定する。 X−Y平面における傾き量 Er/Lo ただし、Er=√(Ex2 +Ey2 ) 測定結果より主軸姿勢の補正量を下記(a)、(b)式
により算出し、A、C軸を制御して主軸姿勢をメカニカ
ルに補正する。
き)量は、接触形変位センサー8をテストバーに当てて
軸を移動し、図示のように測定長Loとしたとき、 Y−Z平面における傾き量 Ey/Lo X−Z平面における傾き量 Ex/Lo を測定する。 X−Y平面における傾き量 Er/Lo ただし、Er=√(Ex2 +Ey2 ) 測定結果より主軸姿勢の補正量を下記(a)、(b)式
により算出し、A、C軸を制御して主軸姿勢をメカニカ
ルに補正する。
【0015】(2)C軸回転角度の補正量(度) ΘC=arctan(Ey/Ex)……(a) (3)A軸回転角度の補正量(度) ΘA=arctan(Er/Lo)……(b)
【0016】このA、C軸を補正したことにより工具先
端の加工点の位置ずれが発生するが、その位置ずれ補正
値もX、Y、W軸の補正値として算出し、補正値テーブ
ルの記憶手段6中に記憶させておく。上述説明の本実施
例においては、Z軸は、ワーク取付け面に直角な方向の
軸線、X軸は、Z軸に直交する平面内でワークからコラ
ム(門形)に向かって左右方向軸線、Y軸は、Z軸とX
軸とに直交する方向の軸線、A旋回運動は、X軸に平行
な軸回りの回転、C旋回運動は、Z軸に平行な軸回りの
回転、を、それぞれ示す。
端の加工点の位置ずれが発生するが、その位置ずれ補正
値もX、Y、W軸の補正値として算出し、補正値テーブ
ルの記憶手段6中に記憶させておく。上述説明の本実施
例においては、Z軸は、ワーク取付け面に直角な方向の
軸線、X軸は、Z軸に直交する平面内でワークからコラ
ム(門形)に向かって左右方向軸線、Y軸は、Z軸とX
軸とに直交する方向の軸線、A旋回運動は、X軸に平行
な軸回りの回転、C旋回運動は、Z軸に平行な軸回りの
回転、を、それぞれ示す。
【0017】なお、この測定と各補正値の算出は、あら
かじめ行い、以降は原則として行う必要はない。また、
W軸の補正値に代えてZ軸補正値を採用しても良い。図
3は、本実施例の主軸頭9部分の斜視図、図4は、その
主軸の熱変位特性曲線の一例であって、図中、X、Y、
Z軸およびA、C軸回転は、それぞれ上述の定義に従
う。図中、7は、主軸であって、同軸は、その指定され
た回転数に応じたX、Y、Z軸およびA、C軸回転補正
値によって、図2において述べたとおりの各軸に対する
姿勢の補正が行なわれる。
かじめ行い、以降は原則として行う必要はない。また、
W軸の補正値に代えてZ軸補正値を採用しても良い。図
3は、本実施例の主軸頭9部分の斜視図、図4は、その
主軸の熱変位特性曲線の一例であって、図中、X、Y、
Z軸およびA、C軸回転は、それぞれ上述の定義に従
う。図中、7は、主軸であって、同軸は、その指定され
た回転数に応じたX、Y、Z軸およびA、C軸回転補正
値によって、図2において述べたとおりの各軸に対する
姿勢の補正が行なわれる。
【0018】ただし、図4に示す特性曲線にみられるよ
うに、主軸回転数N1 、N2 またはN3 に対し、各補正
値に示すとおりに回転中の主軸姿勢が落ち着く迄には、
若干の時間(たとえば、5〜10分程度)が掛かるの
で、その間、工具は実加工に入れぬように拘束されてい
る。あるいは、その時間を表示してオペレータに知らせ
るようにし、その時間経過後に加工開始のスイッチをオ
ペレータが入れるようにしても良い。工作機械の主軸の
回転数を変更すると、新回転数に対応する姿勢安定時間
を経過した後でなければ、次回実加工ができないように
拘束されるが、荒加工の後に引続いて仕上げ加工を施す
といったように、前工程の加工精度がラフな場合におい
ては、あらかじめ、熱変位の安定時間を考慮しなくても
良いモードを選択し、直ちに実加工を開始することがで
きるようにもできる。
うに、主軸回転数N1 、N2 またはN3 に対し、各補正
値に示すとおりに回転中の主軸姿勢が落ち着く迄には、
若干の時間(たとえば、5〜10分程度)が掛かるの
で、その間、工具は実加工に入れぬように拘束されてい
る。あるいは、その時間を表示してオペレータに知らせ
るようにし、その時間経過後に加工開始のスイッチをオ
ペレータが入れるようにしても良い。工作機械の主軸の
回転数を変更すると、新回転数に対応する姿勢安定時間
を経過した後でなければ、次回実加工ができないように
拘束されるが、荒加工の後に引続いて仕上げ加工を施す
といったように、前工程の加工精度がラフな場合におい
ては、あらかじめ、熱変位の安定時間を考慮しなくても
良いモードを選択し、直ちに実加工を開始することがで
きるようにもできる。
【0019】図4のグラフ中、横軸方向には、主軸の回
転数N1 、N2 およびN3 の経過時間を採り、縦軸方向
は主軸先端の熱変位量を示し、X軸、Y軸およびZ軸の
表示がある曲線は、それぞれ特定の回転数に対する各軸
方向の主軸の熱変位特性曲線を表示するであって、前記
曲線のうち、いずれの曲線も、ほぼ、水平線に平行な個
所が各回転数に対する主軸姿勢が安定したところで、横
軸方向にとって各曲線の水平部分までの原点からの長さ
が、いわゆる熱変位の安定時間(時定数ともいう)
T1 、T2 、T3 と称するものと理解されたい。0から
N1 へ回転数が上昇したときの安定時間がT1 、N1 か
らN2 へ回転数が上昇したときの安定時間がT2 、N2
からN3 へ回転数が上昇したときの安定時間がT3 であ
る。ここで、0からN2 に回転数が直接上昇した場合の
安定時間は、ほぼ、T1 +T2 であり、0からN3 に回
転数が直接上昇したときの安定時間は、ほぼ、T1+T
2 +T3 であることが、実験的に確認されている。表1
に示す安定時間は、0から直接回転数が上昇するときの
時間である。
転数N1 、N2 およびN3 の経過時間を採り、縦軸方向
は主軸先端の熱変位量を示し、X軸、Y軸およびZ軸の
表示がある曲線は、それぞれ特定の回転数に対する各軸
方向の主軸の熱変位特性曲線を表示するであって、前記
曲線のうち、いずれの曲線も、ほぼ、水平線に平行な個
所が各回転数に対する主軸姿勢が安定したところで、横
軸方向にとって各曲線の水平部分までの原点からの長さ
が、いわゆる熱変位の安定時間(時定数ともいう)
T1 、T2 、T3 と称するものと理解されたい。0から
N1 へ回転数が上昇したときの安定時間がT1 、N1 か
らN2 へ回転数が上昇したときの安定時間がT2 、N2
からN3 へ回転数が上昇したときの安定時間がT3 であ
る。ここで、0からN2 に回転数が直接上昇した場合の
安定時間は、ほぼ、T1 +T2 であり、0からN3 に回
転数が直接上昇したときの安定時間は、ほぼ、T1+T
2 +T3 であることが、実験的に確認されている。表1
に示す安定時間は、0から直接回転数が上昇するときの
時間である。
【0020】なお、図4表示の曲線には乱れ、リップル
の表示を省略した。本実施例において、主軸駆動モータ
2などは比較的に小容量であって主軸回りの発熱量、熱
変位も、主軸頭付近のみの問題として処理することがで
きるので、図4に示すような主軸回転数−熱変位特性曲
線は、個々の工作機械に対して再現性が良い。特に加工
精度が要求される仕上げ加工では、無負荷回転運転状態
に近く各回転数での主軸熱変位が一定状態で安定するこ
と、熱変位の時定数が一つの工具による連続加工時間に
比べて短かく、主軸姿勢が安定するまでのタイムロスは
無視できるから、上記操作が加工能率に影響することは
ない。
の表示を省略した。本実施例において、主軸駆動モータ
2などは比較的に小容量であって主軸回りの発熱量、熱
変位も、主軸頭付近のみの問題として処理することがで
きるので、図4に示すような主軸回転数−熱変位特性曲
線は、個々の工作機械に対して再現性が良い。特に加工
精度が要求される仕上げ加工では、無負荷回転運転状態
に近く各回転数での主軸熱変位が一定状態で安定するこ
と、熱変位の時定数が一つの工具による連続加工時間に
比べて短かく、主軸姿勢が安定するまでのタイムロスは
無視できるから、上記操作が加工能率に影響することは
ない。
【0021】図5は、従来方法に基づく主軸熱変形の補
正を施した場合における、ワーク加工面の傾き〔図5
(a)参照〕、ワーク加工面精度の劣化〔図5(b)参
照〕の一例を示すものである。図6は、本実施例装置を
付設した門形工作機械の正面図、図7は、その側面図で
あって、図中、X、Y、Z軸およびA、C旋回運動は、
さきに述べた定義に従う。また、W運動はZ軸に関連す
る補助直線運動軸である。
正を施した場合における、ワーク加工面の傾き〔図5
(a)参照〕、ワーク加工面精度の劣化〔図5(b)参
照〕の一例を示すものである。図6は、本実施例装置を
付設した門形工作機械の正面図、図7は、その側面図で
あって、図中、X、Y、Z軸およびA、C旋回運動は、
さきに述べた定義に従う。また、W運動はZ軸に関連す
る補助直線運動軸である。
【0022】図中、7は、主軸、9は、主軸頭、10は、
ベッド、11は、ベッドに支承されてX方向に滑動するテ
ーブルで、その上面は水平面をなし、該平面にワークを
固定する。12は、コラムで、テーブル11の両側にあって
X軸に対して直交方向位置に、かつZ軸に平行な各一対
のコラムを設置し、その各上端を結んで水平方向にクロ
スビーム13を架設し、門形機械を構成している。14はサ
ドルで、前記クロスビーム13に支承されてY軸方向に滑
動可能である。15は、サドル14に設けたラムで、前記ラ
ム15はサドルに支承されてZ軸方向に滑動する。16は、
ラム15の下部に一体的に設けたC軸ベース、17は、C軸
ベース16にC軸受により軸支されたA軸ベースで、同ベ
ース17はC軸ベース16に対し、C方向に±(180 +α)
°旋回可能である。
ベッド、11は、ベッドに支承されてX方向に滑動するテ
ーブルで、その上面は水平面をなし、該平面にワークを
固定する。12は、コラムで、テーブル11の両側にあって
X軸に対して直交方向位置に、かつZ軸に平行な各一対
のコラムを設置し、その各上端を結んで水平方向にクロ
スビーム13を架設し、門形機械を構成している。14はサ
ドルで、前記クロスビーム13に支承されてY軸方向に滑
動可能である。15は、サドル14に設けたラムで、前記ラ
ム15はサドルに支承されてZ軸方向に滑動する。16は、
ラム15の下部に一体的に設けたC軸ベース、17は、C軸
ベース16にC軸受により軸支されたA軸ベースで、同ベ
ース17はC軸ベース16に対し、C方向に±(180 +α)
°旋回可能である。
【0023】18は、A軸ベースにA軸受により軸承され
たW軸ベースで、同ベース18はA軸ベース17に対しA方
向に±(90+α)°旋回可能である。9は主軸頭で、W
軸ベース18に設けたW方向溝に嵌合・支持されてW方向
に自在に直動可能に設けられている。上記各軸ベースの
補正運動については、さきに述べたとおり図1、図2お
よび図3に記載の構成ならびに表1記載の数値によっ
て、主軸回転数N1 、N2 またはN3 に対応して制御さ
れることは、いうまでもない。本実施例では、A、C、
X、Y、Z、Wの各送り軸に補正値を有する場合を示し
たが、場合によっては、A、Cの2軸だけを補正すれば
良い場合もある。よって本発明の補正値は、少なくとも
A軸およびC軸を含む各送り軸のものであれば、何でも
よい。
たW軸ベースで、同ベース18はA軸ベース17に対しA方
向に±(90+α)°旋回可能である。9は主軸頭で、W
軸ベース18に設けたW方向溝に嵌合・支持されてW方向
に自在に直動可能に設けられている。上記各軸ベースの
補正運動については、さきに述べたとおり図1、図2お
よび図3に記載の構成ならびに表1記載の数値によっ
て、主軸回転数N1 、N2 またはN3 に対応して制御さ
れることは、いうまでもない。本実施例では、A、C、
X、Y、Z、Wの各送り軸に補正値を有する場合を示し
たが、場合によっては、A、Cの2軸だけを補正すれば
良い場合もある。よって本発明の補正値は、少なくとも
A軸およびC軸を含む各送り軸のものであれば、何でも
よい。
【0024】
【発明の効果】以上のとおりであって、本発明は、X、
Y、Z、A、C、Wの各送り軸を有する6軸制御工作機
械において、主軸回転数に対応する熱変位補正テーブル
を用意することにより、従来の主軸の熱変形に基づく加
工点位置の補正に加え、主軸姿勢の補正が可能になり、
これによって、ワークの加工面の倒れ、および加工面段
差のない高精度の加工が可能となる。
Y、Z、A、C、Wの各送り軸を有する6軸制御工作機
械において、主軸回転数に対応する熱変位補正テーブル
を用意することにより、従来の主軸の熱変形に基づく加
工点位置の補正に加え、主軸姿勢の補正が可能になり、
これによって、ワークの加工面の倒れ、および加工面段
差のない高精度の加工が可能となる。
【図1】本発明実施例のブロック図である。
【図2】主軸姿勢の補正方法を解説する立体図を示す。
【図3】主軸頭部分の概略構成斜視図である。
【図4】主軸姿勢の熱変形特性曲線を、その回転数との
関係で示す図である。
関係で示す図である。
【図5】従来の補正方法による補正済み主軸姿勢工具に
基づくワーク加工面の倒れと段差の発生を示す図であ
る。
基づくワーク加工面の倒れと段差の発生を示す図であ
る。
【図6】本実施例装置を付設した門形工作機械の正面図
を示す。
を示す。
【図7】上記門形工作機械の側面図である。
1 NC工作機械(門形工作機械) 2 主軸モータ 3 送り軸モータ 4 NC装置 5 NCプログラム 6 補正値テーブルの記憶手段 7 主軸 8 接触変位センサー 9 主軸頭 10 ベッド 11 テーブル 12 コラム 13 クロスビーム 14 サドル 15 ラム 16 C軸ベース 17 A軸ベース 18 W軸ベース。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッド10上をX軸方向に直動するテーブ
ル11と、該テーブル11を挾んで両側に立設されたコラム
12、12の上部を結合するクロスビーム13上をY軸方向に
直動するサドル14と、該サドル14上をZ軸方向に直動す
るラム15と、該ラム15の下部に設けられたC軸ベース16
にC軸方向の回動が可能に支承したA軸ベース17と、該
A軸ベース17にA軸方向の回動が可能に支承したW軸ベ
ース18と、該W軸ベース18上をW軸方向に直動する主軸
頭9と、該主軸頭9にW軸方向と平行な軸線を有して軸
支した主軸7とを具備し、該主軸7先端に装着された工
具と前記テーブル11に載置されたワークとの間でX、
Y、Z、A、C、Wの各軸方向の相対移動を行ってワー
クにNC加工を施すように構成した6軸制御工作機械に
おいて、主軸熱変位を補正するため、主軸回転数に対応
する少なくとも前記A軸およびC軸を含む所定の送り軸
の補正値を予め記憶し、NCプログラムで主軸回転数が
指令されたとき、当該主軸回転数に対応する前記記憶し
た各送り軸の補正値をNC装置に指令して、その各送り
軸を駆動し、工具のワークに対する位置および姿勢を所
定の位置および姿勢に補正後、前記NCプログラムに基
づく加工を行うようにしたことを特徴とする工作機械の
主軸熱変位補正方法。 - 【請求項2】 ベッド10上をX軸方向に直動するテーブ
ル11と、該テーブル11を挾んで両側に立設されたコラム
12、12の上部を結合するクロスビーム13上をY軸方向に
直動するサドル14と、該サドル14上をZ軸方向に直動す
るラム15と、該ラム15の下部に設けられたC軸ベース16
にC軸方向の回動が可能に支承したA軸ベース17と、該
A軸ベース17にA軸方向の回動が可能に支承したW軸ベ
ース18と、該W軸ベース18上をW軸方向に直動する主軸
頭9と、該主軸頭9にW軸方向と平行な軸線を有して軸
支した主軸7とを具備し、該主軸7先端に装着された工
具と前記テーブル11に載置されたワークとの間でX、
Y、Z、A、C、Wの各軸方向の相対移動を行ってワー
クにNC加工を施すように構成した6軸制御工作機械に
おいて、主軸熱変位を補正するため、主軸回転数に対応
する少なくとも前記A軸およびC軸を含む所定の送り軸
の補正値を予め記憶する記憶手段6と、NCプログラム
で主軸回転数が指令されたとき、当該主軸回転数に対応
する前記記憶手段6に記憶した各送り軸の補正値をNC
装置4に指令する制御手段MTCとを具備し、該制御手
段MTCからNC装置4に指令された補正値に従って当
該各送り軸を駆動して工具のワークに対する位置および
姿勢を所定の位置および姿勢に補正後、前記NCプログ
ラム5に基づく加工を行うように構成したことを特徴と
する工作機械の主軸熱変位補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377892A JP2745355B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 工作機械の主軸熱変位補正方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377892A JP2745355B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 工作機械の主軸熱変位補正方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277894A JPH05277894A (ja) | 1993-10-26 |
JP2745355B2 true JP2745355B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14362892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10377892A Expired - Fee Related JP2745355B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 工作機械の主軸熱変位補正方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745355B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438762B1 (ko) * | 1996-01-09 | 2004-08-16 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 공작기계의변위보정장치 |
JP3154946B2 (ja) | 1996-11-11 | 2001-04-09 | ファナック株式会社 | 工作機械の熱変位補正方法 |
JP5786436B2 (ja) * | 2011-05-06 | 2015-09-30 | 株式会社ジェイテクト | 数値制御装置および加工方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10377892A patent/JP2745355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05277894A (ja) | 1993-10-26 |
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