JP2016520429A - 線形摩擦圧接 - Google Patents

線形摩擦圧接 Download PDF

Info

Publication number
JP2016520429A
JP2016520429A JP2015562305A JP2015562305A JP2016520429A JP 2016520429 A JP2016520429 A JP 2016520429A JP 2015562305 A JP2015562305 A JP 2015562305A JP 2015562305 A JP2015562305 A JP 2015562305A JP 2016520429 A JP2016520429 A JP 2016520429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
forging
welding
mounting plate
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015562305A
Other languages
English (en)
Inventor
リード,スティーヴン
ジョン ハリス,フレデリック
ジョン ハリス,フレデリック
サール,ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUKA Systems UK Ltd
Original Assignee
Thompson Friction Welding Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thompson Friction Welding Ltd filed Critical Thompson Friction Welding Ltd
Publication of JP2016520429A publication Critical patent/JP2016520429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1245Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/1205Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using translation movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/129Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding specially adapted for particular articles or workpieces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

摩擦圧接のための装置(10)であって、当該装置(10)は、第1ワークピースを取り付けるための面を有する取付プレート(12)と、第1ワークピースの溶接面に対してほぼ垂直な方向に、第2ワークピースに対して鍛圧を与えるための鍛圧装置(24)と、鍛圧の方向に対してほぼ垂直な方向に取付プレート(12)の振動を生じさせる振動子(14)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、摩擦圧接の方法および装置に関するものである。
摩擦圧接は、はんだ、フラックスまたは充填材料を必要とすることなく、2つの物体を互いに接合するための手段として、エンジニアリング分野において使用されている。この技術は、その比較的溶融のない特性が高度の工学材料において粒成長を防止するため、従来の溶接方法に対する一定のアドバンテージを提供する。さらに、溶接継手の周囲に形成され、“フラッシュ”として知られる材料の波形シートは、接合部からデブリおよび埃を運び、接合面において多大な前処理を行う必要性をなくす。
さらに、摩擦圧接は、アルミニウムと鋼のような非常に異なる融点を有する2つの材料を接合するのに使用することができるが、それは、従来の溶接方法を使用しても実現することができなかった。これは、別の方法では十分な接合強度を確保するために必要とされる、例えば、ボルトまたはリベットなどの追加の重量が望ましくない航空宇宙産業において特に有用である。
スピン溶接または回転摩擦圧接は、接合される2つの物体の一方が高速に回転された後、他方の物体に対して加圧下で保持される場合である。
接合部は、通常、回転が完了した後に加圧下で接合部を維持することにより、固定される。
一方、線形摩擦圧接は、接合される物体の一方または両方が、他方に対して直線的に振動されるときに実行される。鍛圧は、振動の途中または後に、物体に、通常は固定された物体に加えられて、接合がもたらされる。
従来の線形摩擦圧接技術において、物体に加えられる鍛圧は、材料に応じておおよそ100トンに制限されている。それは、それよりも大きな力が、物体のアライメントの信頼性を低下させる傾向があるためである。
また、それらの周知の技術は、同時に2つの物体のみの接合を可能にするものである。
本発明の目的は、従来技術のデメリットの少なくとも一部を克服することである。
よって、本発明の目的は、材料に応じて、100トンを超える鍛圧、典型的には最大約500トンの鍛圧の適用を可能にする線形摩擦圧接のための装置を提供することである。
また、本発明の更なる目的は、2つを超える物体の同時溶接を可能にする線形摩擦圧接のための装置を提供することである。
本発明の第1態様によれば、摩擦圧接のための装置が提供され、この装置が、第1ワークピースを取り付けるための面を有する取付プレートと、前記取付プレートの面に対してほぼ垂直な方向に、第2ワークピースに対して鍛圧を与えるための鍛圧装置(forge)と、鍛圧の方向に対してほぼ垂直な方向に前記取付プレートの振動を生じさせる振動子とを備える。
好ましくは、当該装置は、前記振動子の質量中心(centre of mass)から前記振動の方向と平行に引いた第1の線を含み、この第1の線が、前記鍛圧の方向と平行な第2の線と、前記取付プレートと前記鍛圧装置との間の溶接点(weld point)で交わる。
本発明者等は、仕上げ溶接の時点で溶接される領域の図心(centroid)となる溶接点の位置の周囲に当該装置を配置して、回転モーメントがそれらに作用しないようにすることにより、非常に大きな鍛圧を接合部(weld)に与えることができ、より迅速でより強力な結合を物品間に提供できることを見出している。
好ましくは、回転運動、例えば、溶接領域(weld area)の図心周りの回転モーメントが使用時に与えられないように、鍛圧装置が第2ワークピースに鍛圧を作用させるべく配置されている。
一実施形態において、溶接領域の図心の周りに回転運動が生じないように、鍛圧が与えられる。
好ましくは、前記鍛圧の平均ベクトル(average vector)が、前記溶接点と交わり、かつ溶接領域の平面に対して実質的に垂直である。
好ましくは、前記鍛圧装置が、前記鍛圧を与える少なくとも1の鍛圧シリンダを備える。好ましくは、前記鍛圧装置が2つの鍛圧シリンダを含み、それらを、使用時に前記溶接点の両側の等距離のところに力を与えるように配置させることができる。
好ましくは、鍛圧のバランスがとられ、例えば、振動子、鍛圧軸および鍛圧シリンダが接合部のほぼ中心に作用する。
好ましくは、前記接合部が、単一部分または複数部分の接合部を含むものであってもよい。
好ましくは、当該装置が、例えば溶接ハウジングを提供するために、前記取付プレートの両側に前記取付プレートに実質的に垂直なサイドプレートを備える。
好ましくは、当該装置は、前記鍛圧装置を前記サイドプレートにロックするための少なくとも1のロックデバイスを備える。
好ましくは、前記鍛圧装置は、例えば前記取付プレートにおいてワークピースの位置決めを可能とするために、前記取付プレートに近接および離間する方向に移動可能である。
好ましくは、前記取付プレートは、前記溶接点に第1ワークピースの溶接面を位置決めするように配置されている。好ましくは、前記取付プレートは、前記溶接点に第1ワークピースの溶接面、例えば溶接領域の図心を位置決めするために、移動自在および/または調節自在である。
更なる態様において、本発明は、摩擦圧接、例えば、線形摩擦圧接のための方法を提供し、この方法は、第1ワークピースの溶接面と第2ワークピースの溶接面とを摩擦係合させるステップと、溶接点周りの回転モーメントがゼロとなるように、第1ワークピースおよび/または第2ワークピースに鍛圧を与えるステップとを備え、前記溶接点が、前記溶接面どうしの界面の図心である。
本発明の更なる態様においては、摩擦圧接のための方法が提供され、この方法が、第1ワークピースの溶接面と第2ワークピースの溶接面とを摩擦係合させるステップと、第1ワークピースおよび第2ワークピースの溶接面を、それらが溶融点に達するまで、振動させるステップと、第2ワークピースにより第1ワークピースに鍛圧を与えるステップであって、それらワークピースが溶接点で接触するように促されるステップとを備え、前記溶接点が、前記溶接面どうしの界面の図心である。
好ましくは、当該方法は、第1ワークピースの溶接面を2またはそれ以上の第2ワークピースの溶接面と摩擦係合させるステップを含む。
好ましくは、第1ワークピースおよび/または2またはそれ以上の第2ワークピースに与えられる鍛圧が、ゼロの溶接点周りの回転モーメントを与え、前記溶接点が、前記溶接面の全界面の図心である。
好ましくは、第1ワークピースおよび/または第2ワークピースが、毎秒10乃至100の振動回数、例えば、少なくとも毎秒25乃至45の振動回数で、第1ワークピースおよび第2ワークピースの溶接力に対してほぼ垂直な方向に振動される。
好ましくは、第1ワークピースおよび/または第2ワークピースは、鍛圧が与えられている間に、振動されない。
好ましくは、鍛圧の大きさは、4トンと150トンの間、例えば、80トンと120トンの間である。
好ましくは、鍛圧の大きさは、少なくとも65トン、例えば、少なくとも80トンである。
好ましくは、第1ワークピースおよび/または第2ワークピースの振動が、振動子によってもたらされる。
好ましくは、使用時に前記振動子の質量中心が前記溶接面と同一平面上に位置するように、第1ワークピースおよび第2ワークピースが配置される。
好ましくは、前記第1および第2溶接面の界面の図心が前記振動子の質量中心と位置合わせされるように、第1ワークピースおよび第2ワークピースが配置される。
好ましくは、当該方法が、鍛圧を除く前に、第1ワークピースおよび第2ワークピースを冷却することを可能にするステップを備える。
以下の図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明することとする。
図1は、側面図で摩擦圧接装置を示している。 図2は、平面図で摩擦圧接装置を示している。 図3は、斜視図で摩擦圧接装置を示している。 図4は、摩擦圧接装置の斜視図を示しており、振動の方向と鍛圧装置の移動方向を示している。 図5は、典型的な圧接を実行しているときの、時間に対する変位および力のグラフを示している。
図1は、線形摩擦圧接装置10を示している。この装置10は、当該装置に第1ワークピースを取り付けるための取付プレート12を備える。取付プレート12は、一対の平行なサイドプレート16a,16bの間であって、振動子14の近傍および下方に垂直に保持されている。
振動子14は、サイドプレート16a,16bの間のギャップの上方に置かれるように、それらサイドプレートの上に固定されている。
サイトプレート16a,16bは、固定具22により床に固定することが可能なシャーシ20上に取り付けられている。また、シャーシ20上には、レール26によって鍛圧装置24も取り付けられ、レールは、取付プレート12の面12aに対してほぼ垂直に配置されている。鍛圧装置24は、取付プレート12に向けてレール26に沿って移動可能である。鍛圧装置24は、一対の鍛圧シリンダ28a,28bを備え、それらシリンダは、鍛圧装置24から取付プレート12に向けて延在し、それを介して鍛圧が加えられる。
4つの雄ロック部材30a,30b,30c,30dは、鍛圧装置24のコーナーからサイドプレート16a,16bに向けて延在している。サイドプレート16a,16bにおける対応するロック凹部32a,32b,32c,32dは、鍛圧装置24がレール26の前端26aに配置されたときに、雄ロック部材30a,30b,30c,30dを受け入れるように形成されている。
この装置10の付随部品の位置決めは、摩擦圧接中の使用における動作の改善に寄与する。
振動子14は、サイドプレート16a,16b間の中程であって取付プレート12と鍛圧装置24との間の鉛直線34上にその質量中心がくるように配置されている。
鉛直線34に対する取付プレート12の相対位置は、調整手段(図示省略)を介して調節可能である。
この鉛直線34は、溶接点18で水平線36と交差しており、この水平線36は、2つの鍛圧シリンダ28a,28bから等距離の位置で、鍛圧装置24から引くことができ、かつレール26と平行となっている。
溶接点18は、ワークピースが仕上げ溶接位置にあるときの溶接界面領域の図心を示している。取付プレート12は、それによりワークピースの位置決めを可能としている。
この具体的な実施形態において、ロック部材30a,30b,30c,30dの位置決めは、溶接点に対しても対称とされる。特に、ロック部材が縦に整列される場合(すなわち、部材30bの上方に部材30a、部材30dの上方に部材30cが配置される場合)、各々の中心線が鉛直面において等距離にあり、かつ水平面において水平線36から等距離にあるように、それらロック部材が配置されている。
それら配列の一部または全てによって装置に与えられる安定性の増加は、圧接中に大きな鍛圧が使用されることを可能にする。
上記装置を利用する摩擦圧接の第1方法においては、その意図する溶接領域の図心が溶接点18に配置されるように第1ワークピースが取付プレート12に取り付けられる。
第2ワークピースは、鍛圧装置24に取り付けられるとともに、意図する溶接領域の図心が溶接点18で第1ワークピースに押し付けられるようにクランプされる。
その後、鍛圧装置24がレール26に沿ってその前進位置に移動され、ロック部材30a,30b,30c,30dが対応するロック凹部32a,32b,32c,32dと係合してロックされ、それにより、それらワークピースが互いに押し付け合うように導かれる。
図4は、圧接装置の斜視図を示しており、取付プレート12に取り付けられた第1ワークピースの振動の方向を示している。振動子14により生成される振動は、線34に平行な鉛直面内にある。
また、図4は、ワークピースを取付プレート12の領域において、理想的には溶接点18において接触させるために、レール26に沿って移動する鍛圧装置24の移動方向も示している。
その後、振動子14は、線34に沿った鉛直面内においてワークピース間の摩擦運動をもたらすために、作動される。振動子14は、好ましくは、毎秒10−100の振動回数の周波数で、より好ましくは、毎秒25−45の振動回数の周波数で、取付プレート12を振動させる。
上述したように、ワークピースは接触するように導かれる。初期の段階で加えられる鍛圧は、ワークピースを接触させる際は、相対的に小さく、典型的にはほぼ230kN程度となる。鍛圧装置によってワークピースに与えられる鍛圧は、溶接点18の領域においてワークピースを加熱する摩擦力を生成するのに十分なものとされる。
加熱は、ワークピースを軟化させ、溶接点18の周囲の領域が十分に熱く、柔らかく、かつ塑性的に変形可能となったときに、当業者によって理解されるように、それらは、溶融点に達したとみなすことができる。溶融点において、振動子14の動作が停止され、取付プレートは、ワークピースが意図した最終位置に配置されるように、再配置される。
その後、鍛圧装置24は、鍛圧シリンダ28a,28bが最大約500トンの非常に高い鍛圧を第2ワークピースに与えて、2つのワークピースを互いに結合させるように、作動される。ワークピースが冷却されて硬化されると、鍛圧が除去されて、このときには結合されているワークピースが、装置10から取り除かれる。
図5は、典型的な溶接プロファイルを示し、鍛圧装置の変位、実際の鍛圧および振動子の振幅の関係を示している。
これは、時間に対する変位として示されており、これによれば、圧接を形成する時間が、通常はほんの数秒であることが分かる。
上述したように、振動子14は、中性またはゼロ変位点の両側のほんの少量、典型的には±2.5mmで、実現および変位される。
圧接の初期のフェーズ中は、鍛圧装置によって与えられる圧力が、相対的に低いが、摩擦加熱を生じさせるのに十分なものとされる。材料が十分かつ適切に柔らかく塑性的に変形可能であるか、または材料が互いに溶融することとなる溶融点に接近した時点で、振動子14が停止されて、溶接点18で2つのワークピースを互いに結合させるために、クランプ圧が大幅に増大される。
当然のことながら、2つのワークピースが融合され得る溶融点は、ワークピースの材料の性質に依存するものとなる。明らかに、必要とされる可塑変形の温度および量は、圧接される具体的な金属または合金の組成に従って変化するものとなる。
動作の第2モードにおいて、この装置は、1より多いワークピース(例えば、第2ワークピースおよび第3ワークピースなど)を第1ワークピースに結合させるように構成される。
この複合圧接動作を実行する際は、第1ワークピースは、上述したように、取付プレートに取り付けられる。
その後、第2および第3ワークピースは、再び上述した方法と同様に、鍛圧装置に取り付けられ、その結果、第1ワークピースと第2および第3ワークピースとが、仕上げ溶接において意図されるように整列される。
最適な溶接仕上げのために、結合された溶接領域の図心を溶接点18上に確実に位置させることが望ましい。
当業者が理解するように、これは、溶接点18に、第1ワークピースと第2および第3ワークピースとの間の任意の接触を必ずしも存在させる必要性がないことを意味している。
ワークピースが正確に配置されると、上述したように、鍛圧装置34がサイドプレート16a,16bに対してロックされて、第2および第3ワークピースが第1ワークピースに押し付けられるように導かれるとともに、振動子14が作動される。
振動子14は、ワークピースがそれらの溶融点に到達するときに停止され、そのときに、鍛圧が鍛圧シリンダ28a,28bによって与えられる。ワークピースが冷却されると、鍛圧が除去されて、完成し圧接されたワークピースが、この装置10から取り除かれる。
多くのその他の有効な代替例が当業者に思い浮かぶこととなるのは間違いないであろう。当然のことながら、本発明は、記載した実施形態に限定されるものではなく、添付の請求項の主旨および範囲内にある当業者に自明な変形を包含するものである。
振動子14がこの装置およびワークプレース12上に取り付けられ、ワークプレートの鉛直方向の動作および振動をもたらすように、図示のように圧接装置を設計して組み立てるのが便利であるが、水平動作を与えるように振動子を取り付けることも可能で、現実的なものである。実際に、水平方向の動作は、ワークプレートを含む水平軸の両側における振動子の位置決めを必要とする可能性があり、そのような配列は、振動子の構成、それらのサイズおよびその他の関連する部材の位置に関して、ある便益を有するように示され得る。

Claims (15)

  1. 摩擦圧接のための装置であって、
    a)第1ワークピースを取り付けるための面を有する取付プレートと、
    b)前記第1ワークピースの溶接面に対してほぼ垂直な方向に、第2ワークピースに対して鍛圧を与えるための鍛圧装置と、
    c)鍛圧の方向に対してほぼ垂直な方向に前記取付プレートの振動を生じさせる振動子とを備えることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記振動子の質量中心から前記振動の方向と平行に引いた第1の線が、前記鍛圧の方向と平行な第2の線と、前記取付プレートと前記鍛圧装置との間の溶接点で交わることを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、
    使用時に回転運動が与えられないように、前記鍛圧が与えられることを特徴とする装置。
  4. 請求項3に記載の装置において、
    前記鍛圧の平均ベクトルが、前記溶接点と交わり、かつ溶接領域の平面に対して実質的に垂直であることを特徴とする装置。
  5. 請求項2乃至4の何れか一項に記載の装置において、
    前記鍛圧装置が、前記鍛圧を与える少なくとも1の鍛圧シリンダを含み、好ましくは、前記鍛圧装置が2つの鍛圧シリンダを含み、それらが、使用時に前記溶接点の両側の等距離のところに力を与えるように配置可能となっていることを特徴とする装置。
  6. 請求項5に記載の装置において、
    振動子、鍛圧軸および鍛圧シリンダが接合部のほぼ中心に力を与えるべく作用するように、鍛圧のバランスがとられていることを特徴とする装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の装置において、
    当該装置が、溶接ハウジングを提供するために、前記取付プレートの両側に前記取付プレートに対して実質的に垂直なサイドプレートを備え、
    当該装置が、前記鍛圧装置を前記サイドプレートにロックするための少なくとも1のロックデバイスを備え、
    前記鍛圧装置が、前記取付プレートにおいてワークピースの位置決めを可能とするために、前記取付プレートに近接および離間する方向に移動可能であり、
    前記取付プレートが、前記溶接点に第1ワークピースの溶接面を位置決めするように配置されていることを特徴とする装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、
    前記取付プレートが、前記溶接点に第1ワークピースの溶接面を位置決めするために、移動自在に調節されることを特徴とする装置。
  9. 摩擦圧接のための方法であって、
    a)第1ワークピースの溶接面と第2ワークピースの溶接面とを摩擦係合させるステップと、
    b)第1ワークピースおよび第2ワークピースの溶接面を、それらが溶融点に達するまで、振動させるステップと、
    c)第2ワークピースにより第1ワークピースに鍛圧を与えるステップであって、それらワークピースが溶接点で接触するように促されるステップとを備え、前記溶接点が、前記溶接面どうしの界面の図心であることを特徴とする方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、
    第1ワークピースおよび/または第2ワークピースが、第1ワークピースおよび第2ワークピースの溶接力に対してほぼ垂直な方向に振動されることを特徴とする方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、
    第1ワークピースおよび/または第2ワークピースが、毎秒約10乃至100の振動回数で、振動されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    第1ワークピースおよび/または第2ワークピースが、鍛圧が与えられている間に、振動されないことを特徴とする方法。
  13. 請求項10乃至12の何れか一項に記載の方法において、
    使用時に前記振動子の質量中心が前記溶接面と同一平面上に位置するように、第1ワークピースおよび第2ワークピースが配置されていることを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、
    前記第1および第2溶接面の界面の図心が前記振動子の質量中心と位置合わせされるように、第1ワークピースおよび第2ワークピースが配置されていることを特徴とする方法。
  15. 請求項9乃至14の何れか一項に記載の方法において、
    前記接合部が、単一部分または複数部分の接合部を含むことができることを特徴とする方法。
JP2015562305A 2013-03-11 2014-03-11 線形摩擦圧接 Pending JP2016520429A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1304331.0 2013-03-11
GB1304331.0A GB2514087B (en) 2013-03-11 2013-03-11 Linear friction welding
PCT/GB2014/050723 WO2014140561A1 (en) 2013-03-11 2014-03-11 Linear friction welding

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016520429A true JP2016520429A (ja) 2016-07-14

Family

ID=48189699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015562305A Pending JP2016520429A (ja) 2013-03-11 2014-03-11 線形摩擦圧接

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20160031036A1 (ja)
EP (1) EP2969365A1 (ja)
JP (1) JP2016520429A (ja)
GB (1) GB2514087B (ja)
WO (1) WO2014140561A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153975A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 直線オシレート式摩擦溶接装置
JP2008307605A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Cyril Bath Co 線形摩擦溶接装置及び方法

Family Cites Families (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3542275A (en) * 1968-04-12 1970-11-24 Caterpillar Tractor Co Reciprocating friction welder
GB1315676A (en) * 1970-07-18 1973-05-02 Thompson Pipework Ordnance Div Method of and apparatus for friction welding
GB2177639B (en) * 1985-07-08 1988-12-29 Philips Electronic Associated Ultrasonic wire bonder and method of manufacturing a semiconductor device therewith
JPS63215046A (ja) * 1987-03-04 1988-09-07 Toshiba Corp ウエツジボンデイング方法
GB8822235D0 (en) * 1988-09-21 1988-10-26 Allwood Searle & Timney Friction welding
FR2672831B1 (fr) * 1991-02-15 1993-05-28 Smf Int Machine de soudage par friction a haute cadence.
AU2791892A (en) * 1991-10-28 1993-06-07 Abbott Laboratories An ultrasonically welded plastic ribbon and apparatus and process for forming same
GB9309819D0 (en) * 1993-05-13 1993-06-23 Allwood Searle & Timney Imprivements relating to friction welding
GB2279597B (en) * 1993-05-13 1996-05-15 Rolls Royce Plc Improvements relating to friction welding
GB9309864D0 (en) * 1993-05-13 1993-06-23 Allwood Searle & Timney Improvements relating to friction welding
US5813593A (en) * 1996-11-15 1998-09-29 General Electric Company Translational friction welding apparatus and method
GB2320451A (en) * 1996-12-20 1998-06-24 Rolls Royce Plc Friction welding apparatus
US5865364A (en) * 1996-12-24 1999-02-02 United Technologies Corporation Process for linear friction welding
US6354482B1 (en) * 1998-11-06 2002-03-12 United Technologies Corporation Friction welder
JP2000278073A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Asahi Rubber Kk 超音波複合振動を用いた表面実装型振動子等の封止方法
WO2002076737A1 (en) * 2001-03-21 2002-10-03 Forward Technology Industries, Inc. Method and apparatus for linear vibration welding
US6688512B2 (en) * 2001-12-20 2004-02-10 United Technologies Corporation Apparatus and method for friction welding
US6779708B2 (en) * 2002-12-13 2004-08-24 The Boeing Company Joining structural members by friction welding
DE10333783A1 (de) * 2003-07-24 2005-02-17 Multi Orbital Systems Gmbh Orbital-Reibschweissverfahren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
GB0412775D0 (en) * 2004-06-09 2004-07-07 Rolls Royce Plc Method of replacing damaged aerofoil
AT500986B1 (de) * 2004-11-04 2007-07-15 Voestalpine Schienen Gmbh Verfahren zum verbinden von schienen durch reibschweissen
US7353978B2 (en) * 2005-10-13 2008-04-08 The Boeing Company Method of making tailored blanks using linear friction welding
US20070084539A1 (en) * 2005-10-14 2007-04-19 Norbert Junker Quick change device for the oscillating tool of a vibration welding machine
US7637300B2 (en) * 2006-05-25 2009-12-29 Branson Ultrasonics Corp. Vibration welding apparatus and welding method
GB0611926D0 (en) * 2006-06-16 2006-07-26 Rolls Royce Plc Welding of single crystal alloys
US7931184B2 (en) * 2006-09-18 2011-04-26 Spinduction Weld, Inc. Apparatus for induction friction solid state welding
US8851357B2 (en) * 2007-02-07 2014-10-07 The Boeing Company Apparatus and method for removing weld flash
CN101020275A (zh) * 2007-03-16 2007-08-22 西北工业大学 铝制件与钢制件的线性摩擦焊接方法
JP5060984B2 (ja) * 2008-02-07 2012-10-31 株式会社豊田自動織機 摩擦圧接装置
WO2009104275A1 (ja) * 2008-02-22 2009-08-27 株式会社豊田自動織機 摩擦圧接装置
US8118957B2 (en) * 2008-02-27 2012-02-21 Honda Motor Co., Ltd. Vibration welding method and vibration welding apparatus
DE102009052880A1 (de) * 2009-11-13 2011-05-19 Mtu Aero Engines Gmbh Verfahren zum Herstellen eines integral beschaufelten Rotors, Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens sowie mittels des Verfahrens hergestellter Rotor
DE102009052882A1 (de) * 2009-11-13 2011-05-19 Mtu Aero Engines Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines integral beschaufelten Rotors sowie mittels des Verfahrens hergestellter Rotor
EP2507010B1 (fr) * 2009-11-30 2015-10-21 Snecma Procédé de réalisation d'un renfort métallique d'aube de turbomachine
DE102009059307A1 (de) * 2009-12-23 2011-06-30 Schunk Sonosystems GmbH, 35435 Verfahren zum elektrisch leitenden Verbinden von Drähten
CN102145434A (zh) * 2010-02-05 2011-08-10 严锦璇 双头同步超声波金属焊接装置
US8070039B1 (en) * 2010-08-25 2011-12-06 APCI, Inc. Linear friction welder
CN107052106B (zh) * 2010-10-22 2020-03-13 西瑞尔贝兹公司 结构部件及制造方法
WO2012070138A1 (ja) * 2010-11-25 2012-05-31 日鍛バルブ株式会社 摩擦圧接機のバリ取り装置
JP5853405B2 (ja) * 2011-04-25 2016-02-09 株式会社Ihi 摩擦接合方法及び接合構造体
GB201111428D0 (en) * 2011-07-05 2011-08-17 Rolls Royce Plc A method of linear friction welding
US8967216B2 (en) * 2011-12-01 2015-03-03 Apci, Llc Linear friction welder with helical groove
WO2013085942A1 (en) * 2011-12-05 2013-06-13 Apci, Llc Linear friction welding method
CA2854977C (en) * 2011-12-05 2019-07-02 Apci, Llc Linear friction welding apparatus and method
US9233501B2 (en) * 2011-12-05 2016-01-12 Apci, Llc Apparatus for linear friction welding
EP2788141B1 (en) * 2011-12-05 2019-09-18 Apci Llc Apparatus for linear friction welding
CN104396050B (zh) * 2012-06-28 2016-08-17 丰田自动车株式会社 电池的制造方法以及电池
US9333702B2 (en) * 2012-11-30 2016-05-10 The Boeing Company Linear friction welding machine and associated method
US8651361B1 (en) * 2013-02-13 2014-02-18 The Boeing Company Method for angular oscillation friction welding to an axially symmetric weld surface
US9610650B2 (en) * 2013-04-23 2017-04-04 California Institute Of Technology Systems and methods for fabricating structures including metallic glass-based materials using ultrasonic welding
US20140326778A1 (en) * 2013-05-06 2014-11-06 Shang-Che Lee Ultrasonic wire bonding wedge with multiple bonding wire slots

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153975A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 直線オシレート式摩擦溶接装置
JP2008307605A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Cyril Bath Co 線形摩擦溶接装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014140561A1 (en) 2014-09-18
GB2514087B (en) 2018-01-24
US20190061047A1 (en) 2019-02-28
EP2969365A1 (en) 2016-01-20
GB201304331D0 (en) 2013-04-24
US20160031036A1 (en) 2016-02-04
GB2514087A (en) 2014-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7735705B2 (en) Device and method for joining the faces of parts
US10399175B2 (en) Systems and methods for improving weld strength
US20170225275A1 (en) Device and method for measuring quality of ultrasonic welding
US20130284379A1 (en) System and Method for Mounting Ultrasonic Tools
US20140326781A1 (en) Linear Friction Welding Method
GB2533854A (en) X-type punch rivet pliers with vibration support
CA2500369C (en) Method for metallically connecting rods by means of oscillating friction welding
KR101047877B1 (ko) 하이브리드 마찰 교반 접합시스템을 이용한 이종재료 접합방법
US10010969B2 (en) Shaped welding
JP4461438B2 (ja) 摩擦溶接によりレールを結合する方法
JP2016520429A (ja) 線形摩擦圧接
CN105397380B (zh) 用于锂电池铝箔端面焊接的焊接机固定装置
JP4501149B2 (ja) 振動溶着装置
KR20170102114A (ko) 이종 금속의 레이저 용접장치
JP6601170B2 (ja) 線形摩擦接合装置及び加振治具
WO2021230350A1 (ja) リベット接合方法及び接合処理装置
JPH0260436B2 (ja)
JP6547595B2 (ja) 線形摩擦接合装置
KR100621147B1 (ko) 사방 마찰 운동을 이용한 플라스틱 창틀골재의 절단부 접합장치 및 그 방법
WO2013085967A1 (en) Apparatus and method for linear friction welding repairs
JP6367580B2 (ja) シーム溶接方法
ZIMMER-CHEVRET et al. Determining the ability of a high payload robot to perform FSW applications
JP2006181623A (ja) 超音波接合方法および超音波接合装置
ZIMMER-CHEVRET et al. Qualification of a robotized Friction Stir Welding System

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180604

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190418

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191008