JP2008307222A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着時の装着感が良好で、容易に製造できる使い捨て吸収性物品を提供する。
【解決手段】吸収性物品本体2の幅方向の両側部に、吸収性物品本体2の長手方向に沿って、装着者の肌に密着して例えば排泄物等の漏出を防止するフラップ部12を配設する。このフラップ部12は、それぞれ異なるシート材である、起立可能な基部13と、長手方向に沿ってフラップ弾性体14が配設され伸縮可能な延出部15とで形成する。起立可能な基部13は、起立し易いように延出部15より硬いシート材で形成する。装着者の肌と接触する延出部15は、基部13より柔軟性を有するシート材にて形成する。このように基部13および延出部15をそれぞれ異なるシート材で形成することで、使い捨て吸収性物品1の装着感が向上する。さらに、基部13と延出部15とを接合するだけでフラップ部12を形成できるので容易に製造できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、子供用、大人用、あるいは失禁用等の使い捨て吸収性物品に関するものである。
一般的に、使い捨て吸収性物品は、表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に配設された吸収体とを有する略四角形状の吸収性物品本体を備えている。この吸収性物品本体には、装着者の背側の腰回りに位置する背側腰回り部と、装着者の腹側の腰回りに位置する腹側腰回り部と、装着者の股下に位置し、両側部に脚回り部を有する股下回り部とが長手方向に順次一体的に形成されている。
この吸収性物品本体の前記背側腰回り部および前記腹側腰回り部の両側部には、面状ファスナを有する接合片がそれぞれ設けられ、これらの面状ファスナを係合することで前記背側腰回り部および前記腹側腰回り部の両側部が接合されて、一つの腰回り開口部と、一対の脚回り開口部とを有するパンツ形状に形成される。なお、前記背側腰回り部および前記腹側腰回り部の両側部がそれぞれ例えば溶着等によりあらかじめ接合されて、パンツ形状とされるものもある。
そして、例えば排泄物等の漏出を防止する為に、吸収性物品本体の内面に長手方向に沿って、この吸収性物品本体の内面から起立可能な基部と、この基部から一体的に形成され、弾性体が設けられて伸縮可能な延出部とを有するフラップ部が設けられたものがある。
このフラップ部の延出部は、前記基部より前記吸収性物品本体の幅方向の内側に位置した第1延出部と、前記基部より前記吸収性物品本体の幅方向の外側に位置した第2延出部とから形成されており、使い捨て吸収性物品の装着時において、前記延出部が、折り重なることなく前記吸収性物品本体の幅方向へ広がり、前記延出部全体が肌に密着し易く、例えば排泄物等の漏出を確実に防止できる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−276520号公報(第2−4頁、図1、図3)
しかしながら、上述した特許文献1の使い捨て吸収性物品では、基部と延出部とは同一のシート材で一体的に形成されており、前記基部は、起立可能であるのである程度の硬さを有するシート材で形成する必要があり、この基部と同一のシート材で装着者の肌と接触する前記延出部を形成すると、装着感が悪く、さらに、前記延出部にはフラップ弾性体が配設され、このフラップ弾性体の収縮によって前記延出部が硬くなるので、装着感がより悪化してしまう。
また、前記基部から吸収性物品本体の幅方向の内側に張り出す第1延出部と、前記基部から前記吸収性物品本体の幅方向の外側に張り出す第2延出部とを有する前記延出部および前記基部が一体的に形成されているので、製造工程が複雑になり容易に製造できない問題が考えられる。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、装着時の装着感が良好で、容易に製造できる使い捨て吸収性物品を提供する。
請求項1に記載された発明は、内面側に位置する表面シートと、外面側に位置する裏面シートと、これら表面シートと裏面シートとの間に配設された吸収体とを有する吸収性物品本体を備え、この吸収性物品本体の幅方向の両側部には、フラップ部が前記吸収性物品本体の長手方向に沿って配設され、このフラップ部は、起立可能な基部と、長手方向に沿ってフラップ弾性体が配設され伸縮可能な延出部とから形成され、前記基部は、前記表面シートおよび前記裏面シートの少なくともいずれか一方に接合される基端部と、この基端部の他端側に位置し前記延出部と接合される先端部と、これら基端部と先端部との間に位置する自由部とを有し、前記延出部は、前記基部の先端部と接合される接合部と、この接合部より前記延出部の幅方向の内側に位置する内側延出部と、前記接合部より前記延出部の幅方向の外側に位置する外側延出部とを有し、前記基部より柔軟性を有するシート材によって形成された使い捨て吸収性物品である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された使い捨て吸収性物品において、基部は、延出部より不透液性が良好なシート材にて形成されたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2に記載された使い捨て吸収性物品において、内側延出部の幅方向の長さは、外側延出部の幅方向の長さより短く形成されたものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された使い捨て吸収性物品において、フラップ部の基部における先端部および自由部より吸収性物品本体の幅方向の外側部には、外側フラップ部が吸収性物品本体の長手方向に沿って形成され、この外側フラップ部には、長手方向に沿って外側フラップ弾性体が配設され、前記フラップ部の外側延出部の外側縁部は、前記外側フラップ弾性体より前記吸収性物品本体の幅方向の内側に位置し、前記フラップ部の内側延出部の内側縁部が前記吸収体の上方に位置したものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載された使い捨て吸収性物品において、フラップ部の長手方向の両端縁部には、前記フラップ部の内側延出部と表面シートとが接合された内側接合部と、前記フラップ部の外側延出部と基部とが接合された外側接合部とが形成され、前記外側接合部の長手方向の長さは、前記内側接合部の長手方向の長さより長く形成されたものである。
請求項6に記載された発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載された使い捨て吸収性物品において、吸収性物品本体には、背側腰回り部、股下回り部、および腹側腰回り部が長手方向に順次一体的に設けられ、フラップ部の延出部は、吸収性物品本体の背側腰回り部の少なくとも一部に設けられた非伸縮である背側非伸縮部と、前記吸収性物品本体の腹側腰回り部の少なくとも一部に設けられた非伸縮である腹側非伸縮部とを備え、前記背側非伸縮部の前記吸収性物品本体の長手方向の長さは、前記腹側非伸縮部の前記吸収性物品本体の長手方向の長さより長く形成されたものである。
請求項7に記載された発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載された使い捨て吸収性物品において、吸収性物品本体には、この吸収性物品本体の長手方向に沿って延出部以外の部分に設けられた長手方向折畳み線および前記吸収性物品本体の幅方向に沿って設けられた幅方向折畳み線の少なくともいずれか一方が設けられたものである。
請求項1に記載された発明によれば、フラップ部が基部および延出部を有することで、装着時に、前記延出部が確実に装着者の肌に密着でき、前記基部および前記延出部によって例えば排泄物等の漏出を防止できる。
また、前記基部と前記延出部とが異なるシート材で形成されることで、肌に接触する前記延出部を前記基部より柔軟性を有するシート材にて形成できるので、装着時の装着感を向上できる。
さらに、前記フラップ部は、前記基部と前記延出部とを接合するだけで形成できるので容易に製造できる。
請求項2に記載された発明によれば、基部が延出部より不透液性が良好なシート材で形成されたことで、例えば排泄物等の漏出を効果的に防止できる。
請求項3に記載された発明によれば、内側延出部の幅方向の長さが、外側延出部の幅方向の長さより短く形成されたことで、前記内側延出部が吸収体および表面シートを覆う面積を小さくでき、前記内側延出部による前記吸収体の吸収力の低下を抑制できる。
請求項4に記載された発明によれば、外側フラップ部が設けられたことで、フラップ部とこの外側フラップ部とによって、例えば排泄物等の漏出をより確実に防止できる。
また、前記フラップ部の外側延出部の外側縁部が前記外側フラップ弾性体より吸収性物品本体の内側に位置し、前記フラップ部の内側延出部の内側縁部が吸収体の上方に位置するように形成されることで、例えば排泄物等の漏出をより確実に防止できる。
請求項5に記載された発明によれば、外側接合部の長手方向の長さが、内側接合部の長手方向の長さより長く形成されることで、前記内側延出部より反り易い前記外側延出部の反りを抑制できるので、延出部全体を平面形状に維持し易く、確実に前記延出部が装着者の肌に密着できる。
請求項6に記載された発明によれば、背側非伸縮部の長手方向の長さが、腹側非伸縮部の長手方向の長さより長く形成されたことで、背側腰回り部が腹側腰回り部より伸縮し難くなり、使い捨て吸収性物品を容易に装着できる。
また、前記背側腰回り部にフラップ部によって皺が形成され難く、皺による装着感の悪化を抑制できる。
請求項7に記載された発明によれば、長手方向折畳み線が、延出部以外の部分に設けられることで、前記延出部の幅方向の形状を平面状に維持できるので、前記延出部を装着者の肌に確実に密着できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図3を参照しながら詳細に説明する。
図1に示されるように、使い捨て吸収性物品1は、例えば使い捨て紙おむつであり、展開状態からパンツ形状にすることで、例えば病人、失禁者等の装着者の背部側から腹部側に身体に沿って装着するものである。
この使い捨て吸収性物品1は、略矩形状の吸収性物品本体2を備えており、この吸収性物品本体2は、内面側に位置する表面シート3、外面側に位置する裏面シート4、これら表面シート3と裏面シート4との間に配設された液吸収性を有する吸収体5にて層状に形成されている。
ここで、表面シート3は、例えば織布、不織布、多孔性フィルム、あるいは合成繊維等の透液性および通気性を有しかつ肌着に近い感触のシート材で形成されることが好ましく、この場合、例えば排泄物等を吸収体5へ透過するとともに、身体に直接接触しても不快感を与えない。
また、裏面シート4は、例えば排泄物等が漏出しないように、不透液性のシート材で形成され、例えば不織布、ポリエチレン樹脂製の合成樹脂シート等にて形成されると、不透液性および通気性を有しているので好ましく、この場合、排泄物の漏出によって例えば下着や他の衣類、あるいはシーツ等の汚れを防止できる。
さらに、吸収体5は、例えばパルプを主とする材料であって、一部に高分子吸収体等の物質を含んだ材料にてシート状に形成され、例えば排泄物等を充分に吸収する。
そして、表面シート3と裏面シート4との間に吸収体5を封着するように、例えば接着剤等で表面シート3の周縁部を裏面シート4に接合し、これら表面シート3、裏面シート4、および吸収体5を有する吸収性物品本体2は、長手方向に沿って略矩形状に形成される。
なお、図1では、表面シート3と裏面シート4とは、形状や大きさが異なるが、これら表面シート3および裏面シート4の形状や大きさは限定されず、例えばそれぞれの形状および大きさが同一でもよい。
また、吸収性物品本体2は、展開状態で、長手方向の一端側に背側腰回り部6が形成され、他端側に腹側腰回り部7が形成され、背側腰回り部6と腹側腰回り部7との間には股下回り部8が形成され、これら背側腰回り部6と股下回り部8と腹側腰回り部7とは、吸収性物品本体2の長手方向に順次一体的に形成されており、股下回り部8の幅方向の両側縁には、略凹弧上に切り欠きされた脚回り部9が形成されている。
そして、使い捨て吸収性物品1は、展開状態から適宜折り曲げられて、装着者の背側の腰回りに背側腰回り部6が位置し、装着者の腹側の腰回りに腹側腰回り部7が位置し、装着者の股下部に股下回り部8が位置するようになっており、吸収体5は、背側腰回り部6と腹側腰回り部7と股下回り部8との略中央部に、吸収性物品本体2の長手方向に沿って配設されている。
吸収性物品本体2の背側腰回り部6および腹側腰回り部7には、面状ファスナを有する接合片10がそれぞれ設けられ、これら接合片10を互いに係合することによって、使い捨て吸収性物品1が、一つの腰回り開口部と一対の脚回り開口部とを有するパンツ形状に形成される。
なお、接合片10は、背側腰回り部6および腹側腰回り部7に設けられていれば、その箇所は限定されず、例えば背側腰回り部6の両側部および腹側腰回り部7の外側面に設けられることで、係合し易くなるので好ましい。
吸収性物品本体2の幅方向の両側部には、例えば排泄物等の漏出を防止するフラップ部12が設けられている。
このフラップ部12は、図2に示されるように、起立可能な基部13と、長手方向に沿ってフラップ弾性体14が配設されて伸縮可能な延出部15とから形成されており、延出部15のフラップ弾性体14が収縮することで、基部13は起立状態になる。
また、使い捨て吸収性物品1を展開し、延出部15のフラップ弾性体14が伸長することで、基部13は、図3に示されるような内側面全体が表面シート3および吸収体5上に密着する密着状態となる。
このように、基部13は、延出部15のフラップ弾性体14の伸縮によって、例えば図2に示されるような起立状態や図3に示されるような密着状態等に自在に変形できる。
基部13は、表面シート3および裏面シート4の少なくともいずれかに接合される基端部16と、この基端部16の他端側に位置し延出部15と接合される先端部17と、これら基端部16と先端部17との間に位置する自由部18とを有する。
延出部15は、基部13の先端部17と接合される接合部19と、この接合部19より延出部15の幅方向の内側に位置する内側延出部20と、接合部19より延出部15の幅方向の外側に位置する外側延出部21とを有する。
基部13および延出部15は、それぞれ異なるシート材で形成されており、基部13は、延出部15のシート材より硬いシート材で形成されることで確実に起立できるので好ましい。
また、延出部15は、使い捨て吸収性物品1の装着時に装着者の肌と接触するので、起立可能な基部13より柔軟性を有するシート材にて形成されることで、装着感を向上できるので好ましい。
基部13を形成するシート材は限定されないが、例えばスパンボンド法やメルトブロー法で形成されたポリプロピレンのシート材を3層にしたSMS(スパンボンド、メルトブロー、スパンボンド)不織布等で形成される。
延出部15を形成するシート材も限定されないが、例えばサーマルボンド法やスパンボンド法で形成された、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンおよびポリプロピレンの芯鞘構造、繊維太さが2dtex以下のファインデニールポリプロピレン等のシート材であるサーマルボンド不織布やスパンボンド不織布等で形成される。
基部13および延出部15のシート材は、それぞれ異なる素材や製法で形成してもよいが、素材や製法は同一で、素材の密度を変えることでも基部13および延出部15の柔軟性を調整することができる。例えば、基部13のシート材の目付の範囲を15〜25g/mとし、延出部15のシート材の目付の範囲を10〜20g/mの範囲として、これらの範囲で基部13の目付が延出部15の目付より大きくなるようにそれぞれのシート材を形成すると延出部15の柔軟性が基部13の柔軟性より良好になる。
また、基部13および延出部15の表面には熱エンボス加工が施されており、基部13および延出部15の熱エンボスの量を調整することで、シート材の素材や製法や目付が同一であっても、基部13および延出部15の柔軟性を調整できる。熱エンボスにより基部13および延出部15の柔軟性を調整する場合は、延出部15の熱エンボスの量を基部13の熱エンボスの量より少なくすることで、延出部15の柔軟性が基部13の柔軟性より良好になる。
なお、柔軟性については、例えばカンチレバー法(JISL1096:1999)において、延出部15の値が基部13の値より小さくなることで、延出部15が基部13より柔軟性を有すると判断できる。
このように、基部13および延出部15をそれぞれ異なるシート材にて形成することで、それぞれに最適なシート材を選択でき、また、基部13の先端部17の上側に延出部15の接合部19を配設させ、先端部17と接合部19とを接合するだけで容易にフラップ部12が形成できる。
基部13と延出部15とを接合するに際しては、基部13の先端部17を自由部18から吸収性物品本体2の幅方向の内側に折り曲げ、先端部17の外側面と接合部19とが接合されており、このように接合されることで、接合面積を大きくでき、確実かつ容易に接合できるので好ましい。
なお、先端部17における延出部15の接合部19との接合箇所は限定されず、例えば先端部17の先端縁や内側面等でもよく、さらに接合面積も限定されない。
また、基部13と延出部15とを接合する方法は限定されず、例えば接着剤や溶着等の一般的な方法で接合できる。
延出部15に配設されたフラップ弾性体14は、例えば紐状ゴム等の伸長可能な部材であり、延出部15の長手方向に沿って伸長した状態で、例えば接着剤等で固着されて配設され、延出部15を伸長可能にする。
ここで、フラップ弾性体14の形状は限定されず、例えば、紐状、リボン状、フィルム状等で適宜選択でき、その数や配設間隔も限定されず、複数のフラップ弾性体14が配設される場合は配設間隔も均等でなくてもよいが、接合部19の上側にフラップ弾性体14が位置するように配設されると、延出部15を平面状に維持し易いので好ましく、図2のように複数本の紐状のフラップ弾性体14のうち少なくとも一つが接合部19の上側に位置するように配設されるか、または図示しないが、フィルム状のフラップ弾性体14が延出部15の幅方向の略全体に配設されると好ましい。
さらに、フラップ弾性体14は、延出部15に配設されていれば、その配設箇所や配設方法や長手方向の長さは限定されない。また、複数のフラップ弾性体14が配設される場合では、例えばそれぞれの長手方向の長さが略同一のフラップ弾性体14が配設されてもよく、それぞれの長手方向の長さが異なるフラップ弾性体14が配設されてもよいが、接合部19の上側および内側延出部20に配設されるフラップ弾性体14の長さが外側延出部21に配設されるフラップ弾性体14の長さより長いことで、延出部15の幅方向の断面形状が平面状に維持し易いので好ましい。
なお、通常、図2のように、延出部15を構成するシート材によりフラップ弾性体14が囲繞されるように形成されるが、この場合は、延出部15の内面に例えば接着剤等を塗布して、内面を全面的に接合することも可能であるが、延出部15の内面を全面的に接合すると延出部15が硬くなってしまい、使い捨て吸収性物品1の装着感が悪化する恐れがある。したがって、フラップ弾性体14に例えば接着剤等を塗布して延出部15の内面に接合し、このフラップ弾性体14に塗布された接着剤によって延出部15の内面同士を接合すると、延出部15が硬くなることによる装着感の悪化を防止できるので好ましい。
フラップ部12において、必要に応じて、基部13が延出部15より不透液性の良好なシート材で形成されると、例えば排泄物等の漏出を効果的に防止できるので好ましい。
この場合、基部13および延出部15の両方が、不透液性を有するシート材で形成される必要はなく、基部13が不透液性を有するシート材で形成されると、この基部13が起立することで、例えば排泄物等の漏出を防止できるので、延出部15は不透液性を有するシート材で形成されなくてもよい。
また、基部13および延出部15の両方が不透液性を有するシート材で形成され、さらに基部13が延出部15より不透液性が良好なシート材で形成されると、例えば排泄物等の漏出を確実に防止できるので好ましい。
基部13および延出部15の不透液性については、低水圧用の耐水試験A法(JISL1092:1998)において、基部13のシート材の耐水度が100mmHO以上であれば、基部13の不透液性を確保できるので好ましい。さらに好ましくは100〜400mmHOである。
また、延出部15のシート材は、耐水度が100mmHOより小さくてもよいが、100mmHO以上であれば、延出部15の不透液性も確保できるので好ましい。
なお、基部13および延出部15は、必要に応じて不透液性を有するシート材で形成されるものであり、不透液性を有するシート材で形成されない場合もある。
フラップ部12の基部13における先端部17および自由部18より吸収性物品本体2の幅方向の外側部には、外側フラップ部23が吸収性物品本体2の長手方向に沿って形成されている。
この外側フラップ部23は、長手方向に沿って外側フラップ弾性体24が配設されて、伸縮可能となっており、このように外側フラップ弾性体24が配設された外側フラップ部23が形成されたことで、フラップ部12および外側フラップ部23によって、例えば排泄物等の漏出をより確実に防止でき、さらに、脚回り部9が伸縮可能となって装着者の脚回りに確実に密着できるので好ましい。
外側フラップ弾性体24は、外側フラップ部23の長手方向に沿って配設されていれば、フラップ弾性体14と同様に、その形状、数、配設方法、配設間隔、配設箇所は限定されないが、図2に示されるように、フラップ部12の基部13における基端部16と裏面シート4との間に外側フラップ弾性体24が配設されると、外側フラップ弾性体24による装着時の違和感を防止できるので好ましい。
また、フラップ部12の外側延出部21の外側縁部が外側フラップ弾性体24より外側に突出していると、この突出部分から例えば排泄物等が漏出してしまう可能性があるので、外側延出部21の外側縁部が外側フラップ弾性体24より前記吸収性物品本体2の幅方向の内側に位置するように形成されると、例えば排泄物等の漏出を確実に防止できるので好ましい。
さらに、フラップ部12の内側延出部20の内側縁部が吸収体5の幅方向の外側縁部より外側に位置していると、例えば排泄物等が延出部15を越え易くなり漏出する可能性があるので、内側延出部20の内側縁部が吸収体5上に位置するように形成されると例えば排泄物等の漏出を防止できるので好ましい。
なお、外側フラップ部23および外側フラップ弾性体24は、必要に応じて設けるものであり、外側フラップ部23および外側フラップ弾性体24を設けない場合もある。
また、この実施の形態では、接合片10が設けられ、この接合片10の面状ファスナを係合することでパンツ形状にしてアウタとして使用するタイプが記載されているが、このタイプに限定されず、例えば、あらかじめ背側腰回り部6の両側部と腹側腰回り部7の両側部とが溶着されてパンツ形状にされたアウタとして使用されるパンツタイプや、アウタや下着等を着用した際にインナとして使用するパッドタイプ等にも適用可能である。
次に、上記第1の実施の形態の作用および効果を説明する。
使い捨て吸収性物品1の装着に際しては、吸収性物品本体2の背側腰回り部6、腹側腰回り部7、股下回り部8をそれぞれ装着者の背側腰回り、腹側腰回り、股下回りに対応させ、背側腰回り部6および腹側腰回り部7の接合片10に設けられた面状ファスナを互いに係合させて装着する。
ここで、吸収性物品本体2の幅方向の両側部に、基部13および延出部15を有するフラップ部12が設けられたことで、装着時に、延出部15が確実に装着者の肌に密着でき、基部13と延出部15とによって例えば排泄物等の漏出を防止できる。
そして、基部13と延出部15とを異なるシート材で形成することで、肌に接触する延出部15を、起立可能で比較的硬く形成された基部13のシート材より柔軟性を有するシート材で形成できるので装着時の装着感を向上できる。
また、基部13を起立し易いシート材で形成できることで、フラップ部12の基部13が、図2に示されるような起立状態や図3に示される密着状態に自在に変形でき、基部13が装着者の装着部の動きに対応して変形できるので、延出部15が装着部に確実に密着できる。
さらに、幅方向の断面形状が平面状に形成された延出部15と基部13とを接合してフラップ部12が形成されるので、容易かつ確実に延出部15の幅方向の断面形状を平面状に維持でき、フラップ部12の延出部15を装着者の装着部に確実に密着できる。
また、基部13の先端部17の上側に延出部15の接合部19を配設させて、先端部17と接合部19とを接合するだけでフラップ部12を形成できるので、例えば折返し等の煩雑な製造工程がなく容易に製造できる。
なお、基部13と延出部15とは、例えば接着剤や溶着等の一般的な方法で接合可能である。
使い捨て吸収性物品1の装着時に、例えば排泄物等と接触し易いフラップ部12の基部13が、延出部15より不透液性が良好なシート材で形成されると、例えば排泄物等の漏出を効果的に防止できる。
また、基部13および延出部15の両方が不透液性を有するシート材で形成され、さらに、基部13が延出部15より不透液性が良好なシート材で形成されると、例えば排泄物等の漏出を確実に防止できる。
フラップ部12の基部13における先端部17および自由部18より吸収性物品本体2の幅方向の外側部に、吸収性物品本体2の長手方向に沿って、外側フラップ弾性体24が配設された伸縮可能な外側フラップ部23が設けられたことで、フラップ部12と外側フラップ部23とによって、例えば排泄物等の漏出をより確実に防止できる。
さらに、フラップ部12の外側延出部21の外側縁部が、外側フラップ弾性体24より吸収性物品本体2の幅方向の内側に位置し、フラップ部12の内側延出部20の内側縁部が吸収体5上に位置するように形成されることで、例えば排泄物等の漏出をより確実に防止できる。
次に、第2の実施の形態を図4を参照して説明する。なお、上記の実施の形態と同一の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、フラップ部12の延出部15は、内側延出部20の幅方向の長さが、外側延出部21の幅方向の長さより短く形成されている。
なお、内側延出部20および外側延出部21の幅方向の長さは限定されないが、外側延出部21の長さを自由部18の幅方向の長さより短くすると、自由部18が起立し易いので好ましい。
このように、内側延出部20の幅方向の長さが、外側延出部21の幅方向の長さより短く形成されたことで、内側延出部20が吸収体5および吸収体5上に位置する表面シート3を覆う面積を小さくできるので、内側延出部20による吸収体5の吸収力の低下を抑制できる。
次に、第3の実施の形態を図5を参照して説明する。なお、上記の実施の形態と同一の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、フラップ部12の長手方向の両端縁部には、内側延出部20の下側面と表面シート3の上側面とが接合された内側接合部25が形成され、さらに外側延出部21の下側面と基部13の外側面とが接合された外側接合部26が形成されている。
また、外側接合部26の長手方向の長さは、内側接合部25の長手方向の長さより長く形成されており、このように形成されることで、内側延出部20より反り易い外側延出部21の反りを抑制でき、延出部15全体を平面状に維持し易くできるので、確実に延出部15が肌に密着でき、フラップ部12によって例えば排泄物等の漏出を確実に防止できる。
そして、吸収性物品本体2の長手方向の両端縁部の吸収体5が配設されていない部分には、内側接合部25と外側接合部26とによって端縁フラップ部27が形成され、例えば排泄物等が吸収性物品本体2の長手方向から漏出する恐れを防止できる。
ここで、内側接合部25は、吸収体5が配設されていない端縁フラップ部27上に形成され、外側接合部26は、端縁フラップ部27から吸収体5が配設された部分のフラップ弾性体14近傍まで形成されると、端縁フラップ部27によって例えば排泄物等の漏出をより確実に防止でき、外側延出部21の反りをより確実に抑制できるので好ましい。
次に、第4の実施の形態を図6を参照して説明する。なお、上記の実施の形態と同一の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
パンツ形状にして着用されるタイプの使い捨て吸収性物品1において、図6に示されるように、フラップ部12の延出部15は、吸収性物品本体2の背側腰回り部6の少なくとも一部に設けられた非伸縮である背側非伸縮部28と、吸収性物品本体2の腹側腰回り部7の少なくとも一部に設けられた非伸縮である腹側非伸縮部29とを備えており、背側非伸縮部28の吸収性物品本体2の長手方向の長さは、腹側非伸縮部29の吸収性物品本体2の長手方向の長さより長く形成されている。
これら背側非伸縮部28および腹側非伸縮部29を非伸縮に形成する方法は限定されず、例えばフラップ弾性体14を配設しない方法や配設されたフラップ弾性体14を切断する方法等で適宜選択できる。
ここで、装着者の背側の腰回りは腹側の腰回りに比べて屈曲し難く、背側腰回り部6は比較的伸縮性を有さなくてよいので、背側非伸縮部28の長さを腹側非伸縮部29の長さより長く形成し、フラップ弾性体14によって背側腰回り部6が腹側腰回り部7より伸縮し難くすることで、背側腰回り部6および腹側腰回り部7を装着者の腰回りに対応させ易くできるので、使い捨て吸収性物品1を容易に装着できる。
背側非伸縮部28の吸収性物品本体2の長手方向の長さが、腹側非伸縮部29の吸収性物品本体2の長手方向の長さより長く形成されていれば、これら背側非伸縮部28および腹側非伸縮部29の長さは限定されず、背側非伸縮部28の長手方向の長さを長く形成するほど、背側腰回り部6にフラップ弾性体14による皺が形成され難く、皺による装着時の違和感を抑制できる。
したがって、背側腰回り部6全体の延出部15を背側非伸縮部28とすることで、装着時の違和感をより抑制できるので好ましい。
次に、第5の実施の形態を図7を参照して説明する。なお、上記の実施の形態と同一の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように吸収性物品本体2は、この吸収性物品本体2の長手方向に沿って延出部15以外の部分に設けられた長手方向折畳み線31と、吸収性物品本体2の幅方向に沿って設けられた幅方向折畳み線32とを備え、使い捨て吸収性物品1は、これら長手方向折畳み線31および幅方向折畳み線32に沿って折畳まれる。
通常、使い捨て吸収性物品1は、製造過程において、展開状態から長手方向折畳み線31および幅方向折畳み線32に沿って折畳まれたコンパクトな状態で包装されるが、延出部15以外の部分に長手方向折畳み線31が設けられたことで、使い捨て吸収性物品1の展開状態において、長手方向折畳み線31による折跡で、延出部15の幅方向の形状が、例えばV字形等に折れ曲がることを防止でき、延出部15の幅方向の形状を平面状に維持できるので、使い捨て吸収性物品1の装着時に装着者の肌に確実に密着できる。
ここで、図7では、長手方向折畳み線31は、延出部15の外側に設けられているが、吸収性物品本体2の延出部15以外の部分であれば限定されず、例えば延出部15の内側に設けられてもよく、また、幅方向折畳み線32は、吸収性物品本体2上であれば限定されない。
さらに、長手方向折畳み線31および幅方向折畳み線32が設けられる数も限定されず、例えば吸収性物品本体2の長手方向および幅方向のそれぞれの中心線を通る長手方向折畳み線31および幅方向折畳み線32をそれぞれ1本ずつ設ける等、適宜設定できる。
なお、この実施の形態では、長手方向折畳み線31および幅方向折畳み線32の両方が設けられているが、長手方向折畳み線31または幅方向折畳み線32のいずれか一方のみを設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態の使い捨て吸収性物品の展開状態を示す一部を切り欠いた平面図である。 同上使い捨て吸収性物品の基部の起立状態を示す断面図である。 同上使い捨て吸収性物品の図1におけるA−A断面図である。 本発明の第2の実施の形態の使い捨て吸収性物品を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態の使い捨て吸収性物品の展開状態を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態の使い捨て吸収性物品の展開状態を示す平面図である。 本発明の第5の実施の形態の使い捨て吸収性物品の展開状態を示す平面図である。
符号の説明
1 使い捨て吸収性物品
2 吸収性物品本体
3 表面シート
4 裏面シート
5 吸収体
6 背側腰回り部
7 腹側腰回り部
8 股下回り部
12 フラップ部
13 基部
14 フラップ弾性体
15 延出部
16 基端部
17 先端部
18 自由部
19 接合部
20 内側延出部
21 外側延出部
23 外側フラップ部
24 外側フラップ弾性体
25 内側接合部
26 外側接合部
28 背側非伸縮部
29 腹側非伸縮部
31 長手方向折畳み線
32 幅方向折畳み線

Claims (7)

  1. 内面側に位置する表面シートと、外面側に位置する裏面シートと、これら表面シートと裏面シートとの間に配設された吸収体とを有する吸収性物品本体を備え、
    この吸収性物品本体の幅方向の両側部には、フラップ部が前記吸収性物品本体の長手方向に沿って配設され、
    このフラップ部は、
    起立可能な基部と、長手方向に沿ってフラップ弾性体が配設され伸縮可能な延出部とから形成され、
    前記基部は、
    前記表面シートおよび前記裏面シートの少なくともいずれか一方に接合される基端部と、この基端部の他端側に位置し前記延出部と接合される先端部と、これら基端部と先端部との間に位置する自由部とを有し、
    前記延出部は、
    前記基部の先端部と接合される接合部と、この接合部より前記延出部の幅方向の内側に位置する内側延出部と、前記接合部より前記延出部の幅方向の外側に位置する外側延出部とを有し、前記基部より柔軟性を有するシート材によって形成された
    ことを特徴とする使い捨て吸収性物品。
  2. 基部は、延出部より不透液性が良好なシート材にて形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
  3. 内側延出部の幅方向の長さは、外側延出部の幅方向の長さより短く形成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載の使い捨て吸収性物品。
  4. フラップ部の基部における先端部および自由部より吸収性物品本体の幅方向の外側部には、外側フラップ部が吸収性物品本体の長手方向に沿って形成され、
    この外側フラップ部には、長手方向に沿って外側フラップ弾性体が配設され、
    前記フラップ部の外側延出部の外側縁部は、前記外側フラップ弾性体より前記吸収性物品本体の幅方向の内側に位置し、前記フラップ部の内側延出部の内側縁部が前記吸収体の上方に位置した
    ことを特徴とした請求項1乃至3のいずれか記載の使い捨て吸収性物品。
  5. フラップ部の長手方向の両端縁部には、
    前記フラップ部の内側延出部と表面シートとが接合された内側接合部と、前記フラップ部の外側延出部と基部とが接合された外側接合部とが形成され、
    前記外側接合部の長手方向の長さは、前記内側接合部の長手方向の長さより長く形成された
    ことを特徴とした請求項1乃至4のいずれか記載の使い捨て吸収性物品。
  6. 吸収性物品本体には、背側腰回り部、股下回り部、および腹側腰回り部が長手方向に順次一体的に設けられ、
    フラップ部の延出部は、吸収性物品本体の背側腰回り部の少なくとも一部に設けられた非伸縮である背側非伸縮部と、前記吸収性物品本体の腹側腰回り部の少なくとも一部に設けられた非伸縮である腹側非伸縮部とを備え、
    前記背側非伸縮部の前記吸収性物品本体の長手方向の長さは、前記腹側非伸縮部の前記吸収性物品本体の長手方向の長さより長く形成された
    ことを特徴とした請求項1乃至5のいずれか記載の使い捨て吸収性物品。
  7. 吸収性物品本体には、この吸収性物品本体の長手方向に沿って延出部以外の部分に設けられた長手方向折畳み線および前記吸収性物品本体の幅方向に沿って設けられた幅方向折畳み線の少なくともいずれか一方が設けられた
    ことを特徴とした請求項1乃至6のいずれか記載の使い捨て吸収性物品。
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