JP2002172132A - 紙おむつ - Google Patents

紙おむつ

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JP2002172132A
JP2002172132A JP2000371680A JP2000371680A JP2002172132A JP 2002172132 A JP2002172132 A JP 2002172132A JP 2000371680 A JP2000371680 A JP 2000371680A JP 2000371680 A JP2000371680 A JP 2000371680A JP 2002172132 A JP2002172132 A JP 2002172132A
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waist
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啓滋 鳥越
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レッグ開口縁がひらひらとし難く、脚周りがす
っきりとして見栄えの良い紙おむつを提供する。 【解決手段】外形シート1の前身頃Fと後身頃Bとの両
側縁部30,30が接合されて、腰周り開口部WOおよ
び左右一対のレッグ開口部LOが形成され、レッグ開口
部を形成する股部領域Lと胴周り領域Tとからなり、レ
ッグ開口部を形成する股部領域Lにおける少なくともレ
ッグ開口縁6,6に、胴周りと平行に整形伸縮部材23
F,23Bが設けられたものとする。この整形伸縮部材
23F,23Bによりレッグ開口縁6,6が幅方向中央
部側へ収縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンツ型などの使
い捨て紙おむつに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙おむつは、外形シートの前身
頃と後身頃との両側縁部が接合されて、ウエスト開口部
および左右一対のレッグ開口部が形成され、透液性トッ
プシートと不透液性バックシートとの間に吸収コアを挟
んでなる吸収主体が、製品幅方向中央において前身頃か
ら後身頃にわたって縦方向に取り付けられたものであ
り、汎用されている。
【0003】特にパンツ型紙おむつにおいては、腹側及
び背側のそれぞれにおいて、ウエスト開口縁からレッグ
開口始端に至る胴周り領域において周方向に沿い、かつ
縦方向に間隔を有する多数の伸縮部材を有するものとさ
れている。胴周り領域は、概念的にウエスト部と腰下部
とに分けることができ、それぞれ多数の伸縮部材が取り
付けられる。これらウエスト伸縮部材および腰下部伸縮
部材は、製品のずれ落ち防止に寄与するとともに、特に
後者は製品の肌への密着性を高める機能がある。
【0004】また、おむつ使用時(装着時)に腹側の左
右両側縁と背側の左右両側縁とを接合するタイプのいわ
ゆるテープ式紙おむつもあり、これは胴周り伸縮部材が
設けられていないものが主流となっている。
【0005】ところで、これら従来の紙おむつにおいて
は、レッグ開口部を形成する股部領域におけるレッグ開
口縁は、製造過程におけるカット代または吸収主体取り
付け代の残り部分であり(以下、余剰部ともいう)、伸
縮部材が取り付けられておらず、外形シートの素材(通
常は不織布)のみにより形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来品
においては、余剰部たるレッグ開口縁が波状にヒラヒラ
しており、脚周りに不要なボリューム感を与えるなど、
見栄えが悪いという問題点があった。
【0007】一方、この問題点は余剰部が無くなるよう
にレッグ開口部をカットすれば対処できるようにも考え
られる。しかし、かかる余剰部は製品状態においては不
要であるかもしれないが、製造過程においてはカット代
または吸収主体取り付け代として必要なものであり、そ
のような余剰部を無くすことは製造上好ましくない。
【0008】そこで、本発明の主たる課題は、レッグ開
口縁がひらひらとし難く、脚周りがすっきりとして見栄
えの良い紙おむつを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1記載の発明>使用状態においてウエスト開口
部および左右のレッグ開口部が形成される、レッグ開口
部を形成する股部領域と胴周り領域とからなる紙おむつ
であって、前記股部領域内の少なくともレッグ開口縁
に、当該レッグ開口縁を幅方向中央部側へ収縮させる伸
縮部材が設けられた、ことを特徴とする紙おむつ。
【0010】<作用効果>本発明によれば、後述の図
5、図7および図9に示すように、前記レッグ開口部を
形成する股部領域のうちレッグ開口縁をおむつ幅方向中
央部側へ収縮させることができるので、余剰部が少なく
なると共に、縦方向(収縮方向と直交する方向)に沿っ
た小皺が収縮方向に多数並列形成され、この縦小皺によ
りレッグ開口縁の剛性が高まる。そして、これらの作用
によってレッグ開口縁が従来品のように波状にヒラヒラ
しなくなり、脚周りがすっきりとして見栄えも良くな
る。
【0011】<請求項2記載の発明>前記伸縮部材が胴
周りと平行に設けられた、請求項1記載の紙おむつ。
【0012】<作用効果>請求項1記載の発明は、レッ
グ開口縁を幅方向中央部側へ収縮させうる限り、伸縮部
材の方向は問わないものであるが、より好ましくは請求
項2記載のように伸縮部材が胴周りと平行に設けられ
る。
【0013】<請求項3記載の発明>幅方向中央部に縦
方向に沿って吸収コアを有するとともに、前記伸縮部材
が、前記股部領域において前記レッグ開口縁から少なく
とも吸収コアの近傍位置または吸収コアと対応する位置
まで胴周りと平行に連続的に設けられた、請求項1また
は2記載の紙おむつ。
【0014】<作用効果>請求項3記載の発明によれ
ば、図5に示すように、伸縮部材が、股部領域において
レッグ開口縁から少なくとも吸収コアの近傍位置または
吸収コアと対応する位置まで胴周りと平行に連続的に設
けられており、吸収コアは外形シートと比べて剛性が高
い(撓みにくく、収縮しにくい)ので、レッグ開口縁は
胴周りと平行な方向に沿って幅方向中央の吸収コア側に
収縮される。よって、さらにレッグ開口縁がひらひらし
難く、脚周りがすっきりとして見栄えも良くなる。
【0015】<請求項4記載の発明>前記伸縮部材が、
前記吸収コアの一部または全部と対応する部分には設け
られていない、請求項3記載の紙おむつ。
【0016】<作用効果>請求項3記載の発明によれ
ば、本発明の伸縮部材が吸収コアの一部または全部と対
応する部分には設けられていないので、当該部位の見た
目が非常にスッキリとしたものとなり、レッグ開口縁の
収縮によるスッキリ効果と相まって、おむつ全体として
非常にスッキリとした見栄えとなる。
【0017】<請求項5記載の発明>前記伸縮部材が、
前記レッグ開口部に沿ってレッグ開口始端の上側部位ま
で延在された、請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙
おむつ。
【0018】<作用効果>請求項4記載の発明の伸縮部
材は、レッグ開口縁を収縮させるだけでなく、図10に
矢印で示すように、延在部分によってレッグ開口縁を含
む股部領域全体をレッグ開口始端の上側部位へ向けて引
き上げることができ、股部領域全体の肌へのフィット性
も高めることができる。
【0019】<請求項6記載の発明>前記レッグ開口縁
とこれに対応する伸縮部材の端部とがヒートシールによ
り固定された、請求項1〜5のいずれか1項に記載の紙
おむつ。
【0020】<作用効果>本発明の伸縮部材は通常の場
合ホットメルト接着剤等の接着剤により固定されるが、
その場合、伸縮部材の外側端部が内側に引き込まれてし
まうおそれがある。しかし、請求項5記載の発明に従っ
て、図7に示すように伸縮部材の外側端部をヒートシー
ルにより固定すればそのような引き込みを防止すること
ができる。
【0021】<請求項7記載の発明>前記レッグ開口縁
に前記レッグ開口部に沿って連続する脚周り伸縮部材を
設けるとともに、この脚周り伸縮部材からの前記レッグ
開口縁のはみ出し幅を5mm以内とした、請求項1〜6
のいずれか1項に記載の紙おむつ。
【0022】<作用効果>かかる構成により、レッグ開
口縁の端部が脚周り方向にも収縮し、これがレッグ開口
縁の幅方向中央側への収縮と相まって、レッグ開口縁の
ヒラヒラ感がさらに少なくなり、スッキリとした見栄え
になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、まずパンツ型使い捨ておむつの例を採って詳説し、
その後、おむつ使用時(装着時)に背側の左右両側縁部
を腹側の左右両側縁部に持ち込み、これらをテープファ
スナー(粘着剤テープファスナーおよび面ファスナーを
含む)により接合するタイプのいわゆるテープ式紙おむ
つに対する適用例も説明する。
【0024】<『本発明の用語の説明』及びパンツ型使
い捨ておむつの第1の実施の形態>主に図1によって、
本発明の部位や方向に関する用語説明をしつつ、図2〜
図6によって、第1の実施形態に係るパンツ型使い捨て
おむつについて説明する。この第1の実施形態に係るパ
ンツ型使い捨ておむつは、図2及び図3に示すように、
可撓性の外形シート1と、この外形シート1内面に固定
され、股間(股下、折り返し部)4を中心として縦方向
(前後方向)に延在する吸収主体10とを主体として構
成されている。
【0025】外形シート1は2枚または3枚以上の通気
・撥水性の不織布を積層固定してなり、この外形シート
1と吸収主体10とを重ね合わせた後の製造工程の最終
段階で、前身頃Fと後身頃Bとの両側縁部の長手方向全
体を超音波シールや熱溶融などの手段により接合する
(この接合部を符号30としてある)ことにより、図4
に示されているようにウエスト開口部WOおよび左右一
対のレッグ開口部LOが形成される。
【0026】図1の符号において、「縦方向」とは、腹
側と背側を結ぶ方向を意味し、「周方向」とは前記縦方
向と直交する方向(または製品幅方向)を意味する。
「ウエスト開口縁」とはウエスト開口部WOの縁を意味
し、「レッグ開口縁」とはレッグ開口部LOの縁を意味
する。「レッグ開口始端」とはレッグ開口部LOのレッ
グ開口縁と接合部30と交差する位置を意味し、レッグ
開口縁の始まり個所の意味である。「胴周り領域」Tと
は、ウエスト開口縁からレッグ開口始端に至る長さ範囲
の全体領域を意味する。胴周り領域Tは、概念的に「ウ
エスト部」Wと「腰下部」Uとに分けることができる。
これらの縦方向の長さは、製品のサイズによって異なる
が、ウエスト部Wは15〜40mm、腰下部Uは45〜
120mmである。「股部領域」Lとは、レッグ開口部
を形成する範囲、すなわち前身頃側のレッグ開口始端か
ら後身頃側のレッグ開口始端に至る長さ範囲の全体領域
を意味する。また、「中央部」とは、製品の中央線を含
む側部を除く中間領域を意味する。「脇部」とは、胴周
り領域Tにおける両側部を意味する。
【0027】吸収主体10は、図3にも示すように、不
織布などからなり着用者の肌に直接触れる長方形の透液
性トップシート11と、綿状パルプを主体とし、ある程
度の剛性を有する(半剛性の)長方形の吸収コア13と
その上下面全体を包む額巻きされた長方形のクレープ紙
14とからなる吸収体ABと、この吸収体ABの裏面に
おいて両側縁近傍まで達する、ポリエチレンプラスチッ
クフィルムなどからなる長方形の不透液性バックシート
12とを有し、前記透液性トップシート11は、吸収体
ABの両側縁を周り込んで裏面に達し、不透液性バック
シート12に重ねられており、これらの各要素はホット
メルト接着剤により接着(図中*で示しているのが接着
部分である)一体化されたものである。必要に応じて、
図示のように透液性トップシート11とクレープ紙14
との間に透液性セカンドシート11Sを介在させること
ができる。この吸収主体10は、ほぼ裏面全体が前記外
形シート1に対して、ホットメルト接着剤により接着し
て一体化してある。
【0028】吸収主体10の両側部には、使用面側に突
出する脚周り起立カフスC,Cがそれぞれ形成され、こ
の起立カフスCは、実質的に幅方向に連続した起立シー
ト40と、伸縮部材、たとえば糸ゴムからなる一本のま
たは図示のように複数本の伸縮部材50,50…とによ
り構成されている。
【0029】さらに詳細には、起立カフスCは、起立シ
ート40を2重に形成され、各伸縮部材50,50…を
ホットメルト接着剤などにより固着した状態で包んで形
成されたものである。各起立カフスC,Cを形成する起
立シート40は、透液性でなく不透液性もしくは疎水性
であるのが望ましい。このため、起立シート40の内面
に別のシート(フィルム、不織布等)を張り込んで防漏
性を高める構成としても良い。また、不織布などの透液
性シートに対してシリコン処理などにより液体をはじく
性質となるようにしてもよい。さらに、通気もしくは蒸
気透過性を有しているのが望ましい。
【0030】二重の起立シート40の内面は、吸収体A
B及び不透液性バックシート12の裏面側に回り込んで
ホットメルト接着剤などにより固着されている。その結
果、二重の起立シート40のこの固着始端は、起立カフ
スCの起立端を形成している。
【0031】この起立端より先端側は、製品本体に固定
されていない自由部分である。
【0032】他方、長手方向前後端部において、ホット
メルト接着剤などにより、前記自由部分は、その先端が
物品の中央側に向かう状態で物品に、具体的には透液性
シート1外面に固定されている。
【0033】また、伸縮部材50,50…は、少なくと
も1本が自由部分にあることを基本形態とするが、特に
その伸縮部材50は自由部分の先端部にあることが好ま
しく、さらに、図3に示されているように、根元側にも
伸縮部材50を有することが好ましい。先端部には、図
示のように複数本有するのがさらに望ましい。
【0034】図2は、紙おむつを長手方向に展開した状
態を示しているが、装着時には、紙おむつが舟形に体に
装着されるので、そして各伸縮部材50,50…の収縮
力が作用するので、製品の前後端はそのままで、脚周り
では、各伸縮部材50,50…の収縮力により起立カフ
スCが起立する。そしてこのとき、吸収主体10の側部
を変形させ持ち上げ、また若干吸収体3も変形させつつ
持ち上げ、深いポケット空間を形成する。
【0035】左右の起立カフスC,Cで囲まれる空間
は、尿または軟便の閉じ込め空間を形成する。この空間
内に排尿されると、その尿は透液性トップシート1を通
って吸収体要素AB内に吸収されるとともに、軟便の固
形分については、起立カフスCがバリヤーとなり、その
乗り越えが防止される。
【0036】他方、前身頃F及び後身頃Bの長手方向端
部において、ウエスト部Wにおける外形シート1の不織
布間には、ウエスト周りのフィット性を高めるために、
ウエスト開口部WOの端縁に平行に間隔を置いて細い糸
ゴムからなるウエスト伸縮部材20F,20Bが伸縮す
るように伸長下に配置固定されている。ウエスト部Wに
おけるウエスト伸縮部材20F,20Bの間隔および本
数は適宜定めることができるが、例えば間隔としては2
〜8mm程度、本数としては4〜10本程度が好まし
い。またウエスト伸縮部材20F,20Bとしては、細
い糸ゴム、具体的には太さが620dtex以下とされ
た伸縮部材を用いるのが好ましい。
【0037】さらに本実施形態では、前身頃F及び後身
頃Bのウエスト部Wから股部領域Lの間の領域たる腰下
部Uにおける、前身頃Fの下腹部及び後身頃Bの臀部
に、周方向に沿って腰下部伸縮部材21F,21Bが設
けられている。そして本例では、前身頃Fの腰下部伸縮
部材21Fは,一方側の接合部30から他方側の接合部
30までの部分のうち吸収コア13のほぼ全体を除く製
品の左右脇部に設けられており、一方後身頃Bの腰下部
伸縮部材21Bは、一方側の接合部30から他方側の接
合部30まで連続的に設けられている。
【0038】好適には、これら腰下部伸縮部材21F,
21Bとして、細い糸ゴム、具体的に太さが620dt
ex以下とされた伸縮部材が用いられ、前身頃F及び後
身頃Bの両者において、縦方向の間隔が7.0mm以下
とされ、それぞれ平行に15〜40本、外形シート1の
不織布間に配置固定される。この腰下部伸縮部材21
F,21Bおける相互間隔は、ウエスト伸縮部材20
F,20Bの間隔に対して同じか、あるいはそれよりも
短いものが望ましい。
【0039】また、これら腰下部伸縮部材21F,21
Bとして使用する糸ゴムは、前述のウエスト伸縮部材2
0として使用する細い糸ゴムよりも伸張応力および断面
外径が小さいか、あるいは実質的に同一のものとするこ
とができる。ここにおいて使用する細い糸ゴムとして
は、具体的には、伸張応力が、150%伸長時において
4〜17gの範囲、特に5〜10gの範囲のものが好適
に使用される。
【0040】そしてかかる構成のもと本発明に従って、
股部領域Lにおける少なくともレッグ開口縁6,6に、
当該レッグ開口縁6,6を幅方向中央部側へ収縮させる
整形伸縮部材23F,23Bが縦方向に間隔をおいて多
数設けられている。より詳細には、本形態では股部領域
Lの前身頃Fに対しては、整形伸縮部材23Fが、両レ
ッグ開口縁6,6から吸収コアと対応する位置まで連続
的にそれぞれ設けられ、吸収コア13の中央部には設け
られていない。また後身頃Bに対しては、整形伸縮部材
23Bが一方のレッグ開口縁6から他方のそれまで連続
的に設けられている。特に本例では、これら整形伸縮部
材23F,23Bは、股部領域Lにおける股間部4の前
後各2〜3cm(計4〜6cm)、特に4〜6cm(計
8〜12cm)の長さ範囲Rを除いて設けられている。
【0041】この整形伸縮部材23についても、腰下部
伸縮部材21F,21Bと同様に、太さが620dte
x以下の伸縮部材を縦方向の間隔を7.0mm以下とし
て不織布間に配置固定するのが望ましい。
【0042】かくして形成された本発明の紙おむつにお
いては、図5に示すように、整形伸縮部材23F,23
Bによってレッグ開口縁6,6が胴回りと平行に収縮し
て小さくなるとともに、縦方向(収縮方向と直交する方
向)に沿った小皺が収縮方向に多数並列形成され、この
縦小皺によりレッグ開口縁6,6の剛性が高まる。そし
て、これらの相乗作用によってレッグ開口縁6,6が従
来品のように波状にヒラヒラしなくなり、脚周りがすっ
きりとして見栄えが良好となる。さらにこの作用効果に
よって、おむつの上から着用するパンツとの密着性も良
好となり、パンツを重ねて着用した場合にもスッキリと
して見栄えが良くなる。
【0043】特に本例の場合には、この作用効果の他に
も、前身頃Fにおける整形伸縮部材23F,23Fが、
吸収コア13と対応する部分において不連続となってい
るので、吸収コア13に対して加えられる幅方向の収縮
力が弱められ、吸収体13を横切る伸縮部材の作用によ
り胴周り締め付け方向に沿って形成される縦皺によって
吸収体が肌から浮き上がりにくく、腰周り部分からの漏
れが生じにくいという作用効果がある。一方、後身頃B
においては、整形伸縮部材23Bが一方側のレッグ開口
縁から他方側のそれまで連続的に形成されているので、
当該部位の肌への密着性が高くなり、ずれ落ち防止効果
が向上する。
【0044】ここに、ウエスト伸縮部材20F,20
B、腰下部伸縮部材21F,21Bおよび整形伸縮部材
23F,23Bに関し、上記太さ範囲外または縦方向間
隔範囲外では、図6に(a)として模式的に示すよう
に、糸ゴムGの収縮に伴って発生する皺は、隣接する糸
ゴムGの一方から他方に亘る形態で発生し、この凹凸の
皺が胴周り方向に繰り返し状態で生成する。さらに隣接
する糸ゴムG相互間の皺と、一つ隣の隣接する糸ゴムG
相互間の皺とは、連続せず独立的な傾向をもって生成す
る。これらの皺は、糸ゴムG相互の配置間隔が大きいほ
ど、その離間距離に応じた長い稜または谷を持ち、かつ
胴周り方向の凹凸のピッチが大きい。したがって、製品
の外面において全体的に見れば大きい皺がランダムに生
成するために、製品の外面が「モコモコ」したものとな
り、パンツ衣類とはまったく遠く離れた感覚を与えるも
のである。さらに、各糸ゴムGの太さが太く、収縮力が
大きいので、たとえば一つの山皺を例に採ると、その山
の糸ゴムG側の谷が深くなり、糸ゴムGの存在が明瞭と
なる。また、山または谷が大きくかつ収縮力が強く作用
するので、山部または谷部に複雑な小皺がランダムに生
成する。さらに、太い糸ゴムGの存在が明瞭であるため
に、消費者はその太い糸ゴムGによって装着者の肌を強
く締め付けるのではないかとのおそれを抱き、消費意欲
を減退させる。実際に、吸収コアが存在しない脇部にお
いては、太い糸ゴムGの収縮力が強く作用し、その部分
が肌にゴム跡となって残ることもあることが知見されて
いる。また、主に各糸ゴムが肌に当たる部分における製
品の内面と肌との摩擦により製品のずれ落ちを防止して
いるが、単位面積当たりの糸ゴム本数は少ないので、よ
ほど大きい収縮力でないと製品のずれ落ちのおそれがあ
る。
【0045】これに対して、上記範囲内においては、図
6に(b)として模式的に示すように、生成する皺は胴
周り方向に幅狭であり、股下方向に長さが短く、皺がほ
ぼ股下方向に連続する形態で生成する。そして、各皺の
凹または凸はごく小さい。しかも、糸ゴムg部分での括
れが殆どなく、外面を構成するシートの色と糸ゴムgの
色とが同色である場合に糸ゴムgの存在が判別し難い。
その結果、皺が目立たず、見えるとしても木目細かい皺
であり、全体的には平坦面状の外面を呈し、すっきり
感、すなわち製品の外面が「モコモコ」せず、見栄えに
優れた使い捨て紙おむつとなる。しかも、面として肌に
対して押圧されるようにすることにより、局部的な過度
の肌への圧迫がないことによりゴム跡の生成がなく、製
品の内面と肌との摩擦が全体に及び、ぴったり接触する
ことによりフィット性が良好であり、製品のずれ落ちを
防止できる。
【0046】またこの作用効果を発揮させるためには、
各伸縮部材を配設する領域のうち60%以上,望ましく
は70%以上、より好ましくは90%以上の伸縮部材
が、上記範囲の太さ及び間隔を有すれば足り、最大40
%範囲において上記範囲の太さまたは間隔を有しなくて
も良い。
【0047】<パンツ型使い捨ておむつの第2の実施形
態>第1の実施形態の整形伸縮部材23F,23Bは、
通常の場合ホットメルト接着剤等の接着剤により外形シ
ート1に対して固定されるが、その場合、整形伸縮部材
の外側端部が中央側に向かって引き込まれてしまうおそ
れがある。
【0048】そこで、本第2の実施形態では、図7およ
び図8に示すように整形伸縮部材23F,23Bの外側
端部をヒートシールHS,HS…により外形シート1に
固定している。かかるヒートシールHS,HS…によっ
て、整形伸縮部材23F,23Bの外側端部は外形シー
ト1に対して強固に固定され、引き込まれ難くなる。
【0049】<パンツ型使い捨ておむつの第3の実施形
態>第3の実施形態は、図9および図10に示すよう
に、整形伸縮部材23F,23Bを、各身頃の対応する
レッグ開口部に沿って接合部30(レッグ開口始端の上
側部位)まで延在させた形態である。この延在部分が符
号EGにより示されている。この場合にも、整形伸縮部
材23F,23Bは、股部領域Lにおける股間部4の前
後各2〜3cm、特に4〜6cmの長さ範囲Rを除いて
設けられている。
【0050】本形態によれば、前述第1の実施形態と同
様に、整形伸縮部材23F,23Bの胴周りと平行な部
分により、レッグ開口縁6,6が収縮されるだけでな
く、延在部分EG,EG…によってレッグ開口縁6,6
を含む股部領域全体を接合部30側、すなわち腰脇側へ
向けて引き上げることができ、股部領域全体の肌へのフ
ィット性も高めることができる。
【0051】<パンツ型使い捨ておむつの第4の実施形
態>第4の実施形態は、図11に示すように、第1の実
施形態とは反対に、前身頃Fにおける整形伸縮部材23
Fは一方側のレッグ開口縁6から他方側のそれまで連続
的に設けられており、後身頃における整形伸縮部材23
Bは両レッグ開口縁6,6から吸収コアと対応する位置
まで連続的にそれぞれ設けられ、かつ吸収コア13の中
央部には設けられていない形態である。図示例では、整
形伸縮部材23F,23Bに合わせて腰下部21F,2
1Bも連続・不連続が第1の実施形態とは反対にされて
いる。
【0052】<パンツ型使い捨ておむつの第5の実施形
態>第5の実施形態は、図12に示すように、前身頃F
の整形伸縮部材23Fおよび後身頃Bの整形伸縮部材2
3Bの両方が、両レッグ開口縁6,6から吸収コアと対
応する位置まで連続的にそれぞれ設けられ、かつ吸収コ
ア13の中央部には設けられていない形態である。図示
例では、これら整形伸縮部材23F,23Fに合わせ
て、ウエスト伸縮部材20F,20Bの両方および腰下
部伸縮部材21F,21Bの両方も、それぞれ中央部に
不連続部分を設けている。
【0053】<パンツ型使い捨ておむつの第6の実施形
態>第6の実施形態は、図13に示すように、前身頃F
の整形伸縮部材23Fおよび後身頃Bの整形伸縮部材2
3Bの両方が、一方側のレッグ開口縁6から他方側のそ
れまで連続的に設けられた形態である。図示例では、こ
れら整形伸縮部材23F,23Fに合わせて、ウエスト
伸縮部材20F,20Bの両方および腰下部伸縮部材2
1F,21Bの両方も、胴周り領域Tの一方側接合部か
ら他方側接合部まで連続させている。
【0054】<パンツ型使い捨ておむつの第7の実施形
態>本発明における整形伸縮部材は、例えば図14に前
身頃Fの整形伸縮部材23Fの例を示すように、股部領
域Lにおけるレッグ開口縁から吸収コアの近傍位置、好
ましくは吸収コア13から幅方向に5mm、特に2mm
離間する位置までしか、延在させないようにすることも
できる。図示例ではこの距離を符号zにより示してあ
る。この構成は、前身頃の整形伸縮部材23Fであると
後身頃Bの整形伸縮部材23Bであるとを問わず、適用
することができる。
【0055】<パンツ型使い捨ておむつの第8の実施形
態>また本発明における整形伸縮部材は、例えば図15
に前身頃Fの整形伸縮部材23Fの例を示すように、股
部領域Lにおけるレッグ開口縁6,6だけに設けること
もできる。この構成も、前身頃の整形伸縮部材23Fで
あると後身頃Bの整形伸縮部材23Bであるとを問わ
ず、適用することができる。
【0056】<パンツ型使い捨ておむつの第9の実施形
態>さらに上記例では、股間部4の前後各2〜3cm、
特に4〜6cm長さ範囲Rには整形伸縮部材23F,2
3Bを設けていないが、本発明における整形伸縮部材
は、股部領域Lの縦方向全体に設けることもできる。
【0057】この形態の一例が、図16に示されてい
る。この第9の実施形態は、外形シート1を、幅方向中
央シート1Aと、両側部のサイドシート1B、1Bによ
り構成し、各サイドシート1B、1Bをたとえば不織布
間に網目状たとえば格子状に糸ゴムを固定したものを用
いたものである。そして幅方向中央シート1Aに両側部
のサイドシート1B、1Bを接合し、各サイドシート1
B、1Bを幅方向及び前後方向に伸縮するようにしたも
のである。この場合における、幅方向の糸ゴムはウエス
ト部W及び腰下部Uの伸縮部材のみならず、本発明の整
形伸縮部材を形成している。
【0058】<パンツ型使い捨ておむつの第10の実施
形態>本発明においては、整形伸縮部材の他にも、股間
部をフィットさせるために、種々の形態で伸縮部材を外
形シート1に設けることができる。第10の実施形態
は、図17に示すように、整形伸縮部材23F,23B
に加えて、レッグ開口縁6,6の全体に、レッグ開口部
に沿って連続する脚周り伸縮部材24,24を外形シー
ト1の不織布間に固定した形態である。本発明において
は、この脚周り伸縮部材24,24からのレッグ開口縁
6,6のはみ出し幅tを5mm以内(好適には2mm以
内)とするのが望ましい。なお、図16では脚周り伸縮
部材を目立たせるために、吸収主体10を仮想線で示し
てある(後述の図17および図18の例も同じ)。
【0059】かかる脚周り伸縮部材24は、一般にレッ
グ開口部LOを収縮させ、体液の漏れを防止するために
設けられるが、本発明に従ってレッグ開口縁6,6のは
み出し幅tを5mm以内としたことにより、整形伸縮部
材23F,23Bによるレッグ開口縁の収縮と相まっ
て、レッグ開口縁6のヒラヒラ感をさらに少なくし、見
栄えを更にスッキリとさせる効果がある。
【0060】<パンツ型使い捨ておむつの第11の実施
形態>第11の実施形態は、図18に示すように、前身
頃F及び後身頃Bにおいて、左方の脇部の端部から左方
のレッグ開口縁6を通り、股間(股下)部を横断して、
右方のレッグ開口縁6を通り脇部の端部まで連続させ
て、それぞれ脚周り・股間部伸縮部材25F,25Bを
外形シート1の不織布間に固定したものである。また、
この例においては、前身頃F側と後身頃B側の脚周り・
股間部伸縮部材25F,25Bが股間部4の前後各2〜
3cm、特に4〜6cmの範囲R内で一部交差する形態
としてある。
【0061】この形態においても、伸縮部材25F,2
5Bの脚周り部分からのレッグ開口縁6,6のはみ出し
幅tを5mm以内(好適には2mm以内)とすると、第
10の実施形態と同様、さらにレッグ開口縁6のヒラヒ
ラ感がさらに少なくなる。
【0062】<パンツ型使い捨ておむつの第12の実施
形態>第12の実施形態は、図19に示すように、第1
1の実施形態に対して、前身頃F側と後身頃B側の脚周
り・股間部伸縮部材26F,26Bが股間部4の前後各
2〜3cm、特に4〜6cmの範囲R内を通るものの、
交差しない点が異なる形態である。かかる形態でも、伸
縮部材26F,26Bの脚周り部分からのレッグ開口縁
6,6のはみ出し幅tを5mm以内(好適には2mm以
内)とすると、第10の実施形態と同様、さらにレッグ
開口縁6のヒラヒラ感がさらに少なくなる。
【0063】<パンツ型使い捨ておむつの各形態につい
ての補足説明及び他の実施の形態>上記の実施の形態を
比較して推測できるように、本発明の整形伸縮部材23
F,23Bは、吸収主体10を横断して胴周りと平行に
連続して配置固定する形態と、吸収コア13のほぼ全体
部分には存在せず、製品の左右脇部のおいてのみ配置固
定する形態を採ることができる。また、前身頃の整形伸
縮部材23Fは、吸収コア13のほぼ全体部分には存在
せず、製品の左右脇部のおいてのみ配置固定し、後身頃
の整形縮部材23Bについては吸収主体10を横断して
胴周りと平行に連続して配置固定することができる。も
ちろん、この逆でもよい。
【0064】また、特に後身頃Bのレッグ開口縁6は吸
収コア13からのはみ出し長さが前身頃Fのそれと比べ
て長くひらひらし易いので、少なくとも後身頃のレッグ
開口縁については整形伸縮部材23Bを設けるのが好ま
しく、その場合には前身頃Fにおける整形伸縮部材23
Fを省略することもできる。もちろん、逆に前身頃Fに
のみ整形伸縮部材を設ける態様を採ることもできる。
【0065】さらに、上記例のように起立カフスbを有
する場合には、その伸縮部材50,50…により吸収主
体の側端部が脚周り方向に収縮するため、その側方に余
るレッグ開口縁6,6が余計にひらひらし易い。したが
って、本発明は特にかかる起立カフスを有する紙おむつ
に対して好適なものである。
【0066】また外形シートの股間側端部が、起立カフ
スCを有する場合はその起立端から、起立カフスCを有
しない場合は吸収コア13の側端から、内側または外側
に5〜15mm、特に5〜10mm入り込むまたは張出
すように脚周りがカットされているのが好ましい。これ
により、外形シートの余剰部が少なくなり、本発明の整
形伸縮部材23F,23Bとの相乗作用によりレッグ開
口縁が更にひらひらし難くなる。
【0067】一方、ウエスト伸縮部材20F,20Bや
腰下部伸縮部材21F,21Bについては、その有無な
らびに吸収コア13と対応する部分における連続・不連
続を任意に選択できる。
【0068】上記例は砂時計形状の外形シート1に対し
て長方形の吸収主体10を接合してあるが、本発明では
外形シート1と同形状の透液性トップシート11を設
け、これらの間に吸収体ABを設ける形態でもよい。
【0069】製品の外面を構成するシートは、上記例で
は2枚または3枚以上の通気・撥水性の不織布を積層固
定したものであるが、1枚の不織布でもよく、この場合
にはその不織布の使用面側に伸縮部材21を接合するこ
とができる。さらに積層する不織布間の中間にプラスチ
ックシートを介在させたり、または裏面側不織布の使用
面側に張り合わせたりすることができる。
【0070】他方、製品の中央部(吸収コアのほぼ全体
領域)に、図20に示すように、デザインシート100
を設け、このデザインシート100の外面にキャラクタ
ーなどのデザインを施すことができる。このデザイン部
分は、ある程度の剛性を有する吸収コア13を有し、か
つ本発明にしたがって外形シート1が変形したり皺を生
じたりすることがないために、そのデザインが崩れるこ
となく鮮明に分かるものとなる。デザインシート100
は外形シート間に介在させることができる。また、外形
シート1に印刷するか、不透液性バックシート12の裏
面側に印刷することができる。さらに、図示のように、
製品の正面と裏面とに対応して、当該キャラクターの正
面と背面とを施すと、誰でも一目で前後を判別でき、お
むつ換えが楽しくなり、着用者も喜ぶものとなる。この
デザインに係る構成は、次述のテープ式紙おむつに対し
ても適用できる。
【0071】<テープ式紙おむつの第1の実施の形態>
前述のように、本発明はパンツ型使い捨ておむつのほ
か、テープ式紙おむつをも対象とする。この第1の実施
の形態を図21及び図22に示す。この例においては、
両側部に起立シート41,41を有し、これらの自由起
立部の先端部に伸縮部材51,51が設けられ、起立カ
フスC,Cを構成している。起立シート41は外形シー
トと同様の裏面シート1と接合されている。42は背側
の左右両側部を腹側の左右両側部に持ち込み、接合する
ためのテープファスナーである。この例において、前身
頃F及び後身頃Bの長手方向端部において、ウエスト部
Wにおける外形シート1の不織布間には、ウエスト周り
のフィット性を高めるために、ウエスト開口部WOの端
縁に平行に間隔を置いて細い糸ゴムからなるウエスト伸
縮部材20,20…が伸縮するように伸長下に配置固定
されている。さらに前身頃Fの下腹部及び後身頃Bの臀
部に、胴周り方向に沿って腰下部伸縮部材21F,21
Bが設けられている。
【0072】そして、本発明の整形伸縮部材23F,2
3Bが、股部領域Tにおけるレッグ開口縁6,6から胴
周りと平行に吸収コア13の近傍位置まで取り付けら
れ、吸収コア13の全部と対応する範囲には設けられて
いない。
【0073】(テープ式紙おむつの第2の実施の形態)
第2の実施の形態を図23及び図24に示す。この形態
は起立カフスを有しない例である。そして、吸収コア1
3の外方のフラップ部に伸縮部材52,52が、透液性
トップシート11とバックシート12との間に固定され
ている。この例においても、ウエスト伸縮部材20,2
0…、及び腰下部伸縮部材21F,21Bが設けられて
いる。
【0074】そしてこの例においても、本発明の整形伸
縮部材23F,23Bが、股部領域Tにおけるレッグ開
口縁6,6から胴周りと平行に吸収コア13の近傍位置
まで取り付けられ、吸収コア13の全部と対応する範囲
には設けられていない。
【0075】<伸縮部材について>本発明の各伸縮部材
としては、天然ゴムや合成ゴムなどの材質のほか、ウレ
タンなどの弾性伸縮性のものを用いることができる。ま
た、細帯状の弾性伸縮性帯や、面積的に大きいシート状
のものも使用できる。これらの例として、ウレタンなど
の帯、フィルムまたはシートなどがある。フィルムとし
ては無孔フィルムや孔開きフィルム、さらにシートとし
ては前述のような網目状のシートなどを適宜選択でき
る。無孔フィルム60の配設例を図25に示した。ま
た、網目状のフィルム61の配設例を図26に示した。
【0076】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、レッグ
開口縁がひらひらとし難く、脚周りがすっきりとして見
栄えの良い等の利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用語説明のための、パンツ型おむつの
第1の実施の形態の展開状態使用面側からの平面図であ
る。
【図2】パンツ型おむつの第1の実施の形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図3】図2の5−5線矢視図である。
【図4】使用状態斜視図である。
【図5】パンツ型おむつの第1の実施形態の要部斜視図
である。
【図6】皺の発生状況概要図である。
【図7】パンツ型おむつの第2の実施形態の展開状態使
用面側からの平面図である。
【図8】パンツ型おむつの第2の実施形態の要部斜視図
である。
【図9】パンツ型おむつの第3の実施形態の展開状態使
用面側からの平面図である。
【図10】パンツ型おむつの第3の実施形態の要部斜視
図である。
【図11】パンツ型おむつの第4の実施形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図12】パンツ型おむつの第5の実施形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図13】パンツ型おむつの第6の実施形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図14】パンツ型おむつの第7の実施形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図15】パンツ型おむつの第8の実施形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図16】パンツ型おむつの第9の実施形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図17】パンツ型おむつの第10の実施形態の展開状
態使用面側からの平面図である。
【図18】パンツ型おむつの第11の実施形態の展開状
態使用面側からの平面図である。
【図19】パンツ型おむつの第12の実施形態の展開状
態使用面側からの平面図である。
【図20】製品表裏のデザイン例を示す図である。
【図21】テープ式紙おむつの第1の実施形態の展開状
態使用面側からの平面図である。
【図22】テープ式紙おむつの第1の実施形態の、股間
中央部における縦断面図である。
【図23】テープ式紙おむつの第2の実施形態の展開状
態使用面側からの平面図である。
【図24】テープ式紙おむつの第2の実施形態の、股間
中央部における縦断面図である。
【図25】別の伸縮部材を設けた実施の形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【図26】他の伸縮部材を設けた実施の形態の展開状態
使用面側からの平面図である。
【符号の説明】
1…外形シート、10…吸収主体、11透液性トップシ
ート、12…不透液性バックシート、13…吸収コア、
14クレープ紙、20…ウエスト伸縮部材、21F,2
1B…腰下部伸縮部材、23F,23B…整形伸縮部
材、40…起立用シート、50…伸縮部材、60…持ち
上げ用伸縮部材、AB…吸収体、b…起立カフス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B029 BD10 BD13 BF07 4C098 AA09 CC02 CC11 CC12 CC16 CE05 CE06 DD03 DD04 DD10 DD20 DD23 DD25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用状態においてウエスト開口部および左
    右のレッグ開口部が形成される、レッグ開口部を形成す
    る股部領域と胴周り領域とからなる紙おむつであって、 前記股部領域内の少なくともレッグ開口縁に、当該レッ
    グ開口縁を幅方向中央部側へ収縮させる伸縮部材が設け
    られた、 ことを特徴とする紙おむつ。
  2. 【請求項2】前記伸縮部材が胴周りと平行に設けられ
    た、請求項1記載の紙おむつ。
  3. 【請求項3】幅方向中央部に縦方向に沿って吸収コアを
    有するとともに、前記伸縮部材が、前記股部領域におい
    て前記レッグ開口縁から少なくとも吸収コアの近傍位置
    または吸収コアと対応する位置まで胴周りと平行に連続
    的に設けられた、請求項1または2記載の紙おむつ。
  4. 【請求項4】前記伸縮部材が、前記吸収コアの一部また
    は全部と対応する部分には設けられていない、請求項3
    記載の紙おむつ。
  5. 【請求項5】前記伸縮部材が、前記レッグ開口部に沿っ
    てレッグ開口始端の上側部位まで延在された、請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の紙おむつ。
  6. 【請求項6】前記レッグ開口縁とこれに対応する伸縮部
    材の端部とがヒートシールにより固定された、請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の紙おむつ。
  7. 【請求項7】前記レッグ開口縁に前記レッグ開口部に沿
    って連続する脚周り伸縮部材を設けるとともに、この脚
    周り伸縮部材からの前記レッグ開口縁のはみ出し幅を5
    mm以内とした、請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    紙おむつ。
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