JP3497815B2 - 使い捨て紙おむつ - Google Patents

使い捨て紙おむつ

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JP3497815B2
JP3497815B2 JP2000374192A JP2000374192A JP3497815B2 JP 3497815 B2 JP3497815 B2 JP 3497815B2 JP 2000374192 A JP2000374192 A JP 2000374192A JP 2000374192 A JP2000374192 A JP 2000374192A JP 3497815 B2 JP3497815 B2 JP 3497815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨て紙おむ
つ、少なくとも前身頃の胴周り部において周方向に収縮
する伸縮部材を有する使い捨て紙おむつに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パンツ型使い捨て紙おむつが汎用
されている。この場合における胴周り部に配置する伸縮
部材としては、通常は糸ゴムが使用されている。この伸
縮部材は、ウエスト開口部と、これから股部に至る間の
腰下部との両者に配置することが多く、腰下部において
は全域ではなくウエスト開口部側に伸縮部材を偏在させ
てあり、その配置間隔は10mm以上である。また、通
常は、ウエスト開口部の伸縮部材の配置間隔は小さく、
これに対して腰下部の伸縮部材は、腹部の過度の圧迫を
防止するために配置間隔を大きくしてある。
【0003】一方で、製品を装着したときのずれ落ちを
防止するために、各糸ゴムの太さを太くし、収縮力を大
きくしてある。
【0004】他方、近年では柔らかい感触を与えるため
に、プラスチック製の裏面側シートの外側に不織布シー
トを配置することが行なわれている。この傾向はパンツ
型紙おむつにおいて特にそうである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、製品の外面を
構成するシートを不織布により形成し、その不織布の使
用面側に糸ゴムを配置すると、不織布の繊維間組織が比
較的に粗であるために、その不織布を透して糸ゴムの存
在が透けて見え、装着者にとっては、その糸ゴムにより
着用者の肌を痛め付け、特にゴム跡を生じるのではない
かとの感じを与え、消費意欲を損なう。
【0006】また、不織布はポリエチレンなどのプラス
チックシートに比較して柔軟性がある。その結果、製品
外面に皺の生成が顕著であり、しかも体裁の悪い皺が発
生する。すなわち非装着段階において、図1に示すよう
に、糸ゴムGの収縮に伴って発生する皺は、隣接する糸
ゴムGの一方から他方に亘る形態で発生し、この凹凸の
皺が胴周り方向に繰り返し状態で生成する。さらに隣接
する糸ゴムG相互間の皺と、一つ隣の隣接する糸ゴムG
相互間の皺とは、連続せず独立的な傾向をもって生成す
る。
【0007】これらの皺は、糸ゴムG相互の配置間隔が
大きいほど、その離間距離に応じた長い稜または谷を持
ち、かつ胴周り方向の凹凸のピッチが大きい。したがっ
て、製品の外面において全体的に見れば大きい皺がラン
ダムに生成するために、製品の外面が「モコモコ」した
ものとなり、パンツ衣類とはまったく遠く離れた感覚を
与えるものである。
【0008】さらに、従来の製品における各糸ゴムGは
その太さが太く、収縮力が大きいので、たとえば一つの
山皺を例に採ると、その山の糸ゴムG側の谷が深くな
り、糸ゴムGの存在が明瞭となる。また、山または谷が
大きくかつ収縮力が強く作用するので、山部または谷部
に複雑な小皺がランダムに生成する。
【0009】他方、太い糸ゴムGの存在が不織布シート
を透けて見えるために、消費者はその太い糸ゴムGによ
って装着者の肌を強く締め付けるのではないかとのおそ
れを抱かせる。実際に、吸収コアが存在しない脇部にお
いては、太い糸ゴムGの収縮力が強く作用し、その部分
が肌にゴム跡となって残ることもあることが知見されて
いる。また、主に各糸ゴムが肌に当たる部分における製
品の内面と肌との摩擦により製品のずれ落ちを防止して
いるが、単位面積当たりの糸ゴム本数は少ないので、よ
ほど大きい収縮力でないと製品のずれ落ちのおそれがあ
る。
【0010】したがって、本発明の主たる課題は、伸縮
部材の存在が見えないまたは見え難いようにすることに
より、過度の締め付けやゴム跡の生成のおそれを、装着
者に対して抱かせないようにすることにある。また、伸
縮部材が透けて見えることを解消して商品の高級感や仕
上がりの良さを訴えることができるようにする。
【0011】他の課題は、皺が目立たず、すっきり感、
すなわち製品の外面が「モコモコ」せず、皺が見えると
しても木目細かい皺であり、全体的には平坦面状の外面
を呈し、見栄えに優れた使い捨て紙おむつを提供するこ
とにある。別の課題は、面として肌に対して押圧される
ようにすることにより、局部的な過度の肌への圧迫がな
いことによりゴム跡の生成がなく、製品の内面と肌との
摩擦が全体に及び、ぴったり接触することによりフィッ
ト性が良好であり、製品のずれ落ちを防止できるように
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1記載の発明> 胴周り部において周方向に収縮する伸縮部材が、製品の
外面を構成する裏面不織布シートの使用面側に配置され
た使い捨て紙おむつであって、前記裏面不織布シートは
JIS P 8138に基づく不透明度が50%以上で
あり、前記伸縮部材の太さが620dtex以下である
ことを特徴とする使い捨て紙おむつ。
【0013】(作用効果) 裏面不織布シートはJIS P 8138に基づく不透
明度が50%以上であり、伸縮部材の太さが925dt
ex以下であると、伸縮部材の存在が見えないか見え難
い。その結果、過度の締め付けやゴム跡の生成のおそれ
を、装着者に対して抱かせないものとなる。また、伸縮
部材が透けて見えないので、商品の高級感や仕上がりの
良さを訴えることができる。
【0014】<請求項記載の発明> 使用状態においてウエスト開口部及び左右のレッグ開口
部が形成され、少なくとも前記ウエスト開口縁から前記
レッグ開口始端に至る長さ範囲の胴周り部において周方
向に沿い、かつ縦方向に7.0mm以下の間隔をもって
前記伸縮部材が設けられている、請求項1記載の使い捨
て紙おむつ。
【0015】(作用効果)伸縮部材の配設 間隔が7.0mm以下とされると、上述
の作用効果のほか、次記の作用効果も奏する。すなわ
ち、伸縮部材の太さが細く、かつ間隔が小さいので、図
2に模式的に示すように、生成する皺は周方向に幅狭で
あり、縦方向に長さが短く、皺がほぼ縦方向に連続する
形態で生成する。そして、各皺の凹または凸はごく小さ
い。しかも、糸ゴムg部分での括れが殆どなく、外面を
構成するシートの色と糸ゴムgの色とが同色(特に白
色)である場合に糸ゴムgの存在が判別し難い。その結
果、皺が目立たず、見えるとしても木目細かい皺であ
り、全体的には平坦面状の外面を呈し、すっきり感、す
なわち製品の外面が「モコモコ」せず、見栄えに優れた
使い捨て紙おむつとなる。しかも、面として肌に対して
押圧されるようにすることにより、局部的な過度の肌へ
の圧迫がないことによりゴム跡の生成がなく、製品の内
面と肌との摩擦が全体に及び、ぴったり接触することに
よりフィット性が良好であり、製品のずれ落ちを防止で
きる。
【0016】<請求項記載の発明>前記 太さが620dtex以下の伸縮部材が、前記間隔
を7.0mm以下とされた状態で前記裏面不織布シート
に対して取り付けられた領域が、少なくとも前身頃にお
いて前記胴周り部の60%以上の長さ範囲にわたって存
在する、請求項2記載の使い捨て紙おむつ。
【0017】(作用効果)このように 、ウエスト開口縁からレッグ開口始端に至る
長さ範囲の胴周りの60%以上の長さ範囲にわたって存
在する伸縮部材の太さが620dtex以下とされ、か
つ配置が7.0mm以下とされると、皺が目立たず、す
っきり感、すなわち製品の外面が「モコモコ」せず、皺
が見えるとしても木目細かい皺であり、全体的には平坦
面状の外面を呈し、見栄えに優れる作用効果が一層顕著
にあらわれる。
【0018】<請求項記載の発明>前記 伸縮部材の伸長倍率は150〜350%である請求
項1〜のいずれか1項に記載の使い捨て紙おむつ。
【0019】(作用効果) 上記数値範囲を限定したものであると、フィット性を損
なうことなく、皺の生成が目立たないものとなる。
【0020】<請求項記載の発明>前記 裏面不織布シートと対向する同色の使用面側不織布
が設けられ、これら裏面不織布シートと使用面側不織布
との間に前記伸縮部材が介在されている請求項1〜
いずれか1項に記載の使い捨て紙おむつ。
【0021】(作用効果) 伸縮部材が両不織布の存在により見え難いものとなる。
【0022】<請求項記載の発明> 前記裏面不織布シートは、40g/m2以下であり、厚
みが0.1mm以上であり、JIS P 8143に規
定の剛度が10mm以上である請求項1〜のいずれか
1項に記載の使い捨て紙おむつ。
【0023】(作用効果) 厚みが0.1mm以上であるので、伸縮部材の隠蔽性が
高くなり、目付けが40g/m2以下で、かつ剛度が1
0mm以上であるので、伸縮性に優れ、かつ風合いに優
れたものとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながらさらに詳説する。以下、本発明の実施の形
態について、まずパンツ型使い捨ておむつの例を採って
詳説し、その後、おむつ使用時(装着時)に背側の左右
両側部を腹側の左右両側部に持ち込み、これらをテープ
ファスナー(粘着剤テープファスナー及び面ファスナー
を含む)により接合するタイプのいわゆるテープ式紙お
むつに対する適用例も説明する。
【0025】(『本発明の用語の説明』、及びパンツ型
使い捨ておむつの第1の実施の形態) 主に図3によって、本発明の部位や方向に関する用語説
明をしつつ、図4及び図5によって、第1の実施形態に
係るパンツ型使い捨ておむつについて説明する。この第
1の実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつは、図3及
び図4に示すように、可撓性の外形シート1と、この外
形シート1内面に固定され、股下4を中心として縦方向
(前後方向)に延在する吸収主体10とを主体として構
成されている。
【0026】外形シート1は2枚または3枚以上の通気
・撥水性の不織布を積層固定してなり、この外形シート
1と吸収主体10とを重ね合わせた後の製造工程の最終
段階で、前身頃Fと後身頃Bとの両側縁部の長手方向全
体を超音波シールや熱溶融などの手段により接合する
(この接合部を符号30としてある)ことにより、図6
に示されているようにウエスト開口部WOおよび左右一
対のレッグ開口部LOを形成してある。
【0027】図3の符号において、「縦方向」とは、腹
側と背側を結ぶ方向を意味し、「周方向」とは前記縦方
向と直交する方向を意味する。「ウエスト開口縁」とは
ウエスト開口部WOの縁を意味し、「レッグ開口縁」と
はレッグ開口部LOの縁を意味する。「レッグ開口始
端」とはレッグ開口部LOのレッグ開口縁と接合部30
とが交差する位置を意味し、レッグ開口縁の始まり個所
の意味である。「胴周り部」Tとは、ウエスト開口縁か
らレッグ開口始端に至る長さ範囲の全体領域を意味す
る。胴周り部Tは、概念的に「ウエスト部」Wと「腰下
部」Uとに分けることができる。これらの縦方向の長さ
は、製品のサイズによって異なるが、ウエスト部Wは1
5〜40mm、腰下部Uは65〜120mmである。
「股部」Lとは、レッグ開口部LOを形成する長さ範囲
の全体領域を意味する。また、「中央部」とは、製品の
中央線を含む側部を除く中間領域を意味する。「脇部」
とは、胴周り部Tにおける両側部を意味する。
【0028】吸収主体10は、図5にも示すように、不
織布などからなり着用者の肌に直接触れる長方形の透液
性トップシート11と、綿状パルプを主体とし、ある程
度の剛性を有する(半剛性の)長方形の吸収コア13と
その上下面全体を包む額巻きされた長方形のクレープ紙
14とからなる吸収体ABと、この吸収体ABの裏面に
おいて両側縁近傍まで達する、ポリエチレンプラスチッ
クフィルムなどからなる長方形の不透液性バックシート
12とを有し、前記透液性トップシート11は、吸収体
ABの両側縁を周り込んで裏面に達し、不透液性バック
シート12に重ねられており、これらの各要素はホット
メルト接着剤により接着(図中*で示しているのが接着
部分である)一体化されたものである。必要に応じて、
図示のように透液性トップシート11とクレープ紙14
との間に透液性セカンドシート11Sを介在させること
ができる。この吸収主体10は、ほぼ裏面全体が前記外
形シート1に対して、ホットメルト接着剤により接着し
て一体化してある。
【0029】吸収主体10の両側部には、使用面側に突
出する脚周り起立カフスC,Cがそれぞれ形成され、こ
の起立カフスCは、実質的に幅方向に連続した起立シー
ト40と、伸縮部材、たとえば糸ゴムからなる一本のま
たは図示のように複数本の伸縮部材50,50…とによ
り構成されている。
【0030】さらに詳細には、起立カフスCは、起立シ
ート40を2重に形成され、各伸縮部材50,50…を
ホットメルト接着剤などにより固着した状態で包んで形
成されたものである。各起立カフスC,Cを形成する起
立シート40は、透液性でなく不透液性もしくは疎水性
であるのが望ましい。また、不織布などの透液性シート
に対してシリコン処理などにより液体をはじく性質とな
るようにしてもよい。さらに、通気もしくは蒸気透過性
を有しているのが望ましい。起立シート40の間に不透
液性フィルムシートを挟み込みより防漏性を高めること
ができる。
【0031】二重の起立シート40の内面は、吸収体A
B及び不透液性バックシート12の裏面側に回り込んで
ホットメルト接着剤などにより固着されている。その結
果、二重の起立シート40のこの固着始端は、起立カフ
スCの起立端を形成している。
【0032】この起立端より先端側は、製品本体に固定
されていない自由部分である。
【0033】他方、長手方向前後端部において、ホット
メルト接着剤などにより、前記自由部分は、その先端が
物品の中央側に向かう状態で物品に、具体的には透液性
トップシート11外面に固定されている。
【0034】また、伸縮部材50,50…は、少なくと
も1本が自由部分にあることを基本形態とするが、特に
その伸縮部材50は自由部分の先端部にあることが好ま
しく、さらに、図5に示されているように、根元側にも
伸縮部材50を有することが好ましい。先端部には、図
示のように複数本有するのがさらに望ましい。
【0035】図4は、紙おむつを長手方向に展開した状
態を示しているが、装着時には、紙おむつが舟形に体に
装着されるので、そして各伸縮部材50,50…の収縮
力が作用するので、製品の前後端はそのままで、脚周り
では、各伸縮部材50,50…の収縮力により起立カフ
スCが起立する。そしてこのとき、吸収主体10の側部
を変形させ持ち上げ、また若干吸収コア13も変形させ
つつ持ち上げ、深いポケット空間を形成する。
【0036】左右の起立カフスC,Cで囲まれる空間
は、尿または軟便の閉じ込め空間を形成する。この空間
内に排尿されると、その尿は透液性トップシート11を
通って吸収体AB内に吸収されるとともに、軟便の固形
分については、起立カフスCがバリヤーとなり、その乗
り越えが防止される。
【0037】他方、前身頃F及び後身頃Bの長手方向端
部において、概略的に図7にも示すように、ウエスト部
Wにおける外形シート1の不織布間1A、1B間に、ウ
エスト周りのフィット性を高めるために、ウエスト開口
部WOの端縁に平行に間隔を置いて細い糸ゴムからなる
ウエスト伸縮部材20F,20Bを配置し、これらが伸
縮するように伸長下にホットメルト接着剤などにより固
定されている。ウエスト部Wにおけるウエスト伸縮部材
20F,20Bの間隔および本数は適宜定めることがで
きるが、例えば間隔としては4〜8mm程度、より望ま
しくは4〜7mm、本数としては4〜10本程度が好ま
しい。
【0038】そしてかかる構成のもと、本発明に従っ
て、ウエスト部Wより下方の腰下部Uにおける前身頃F
の下腹部及び後身頃Bの臀部に、周方向に沿って腰下部
伸縮部材21F,21Bが設けられている。そして、腰
下部伸縮部材21F,21Bはそれぞれ、前身頃F及び
後身頃Bにおいて、一方側の接合部30から他方側の接
合部30までの部分のうち吸収コア13のほぼ全体を除
く製品の左右脇部に設けられている。
【0039】外形シート1の裏面側の不織布シート1A
はJIS P 8138に基づく不透明度が50%以上
のものが使用される。不透明度は日本電色工業社製「測
色色差計」にてJISP 8138に従って測定でき
る。
【0040】また、裏面不織布シート1Aは、40g/
2以下であり、厚みが0.1mm以上であり、JIS
P 8143に規定の剛度が10mm以上であるのが
望ましい。厚みが0.1mm以上であると、伸縮部材の
隠蔽性が高くなり、目付けが40g/m2以下で、かつ
剛度が10mm以上であると、伸縮性に優れ、かつ風合
いに優れたものとなる。外形シート1の裏面側の不織布
シート1Aの色は白色が清潔感の点から望ましい。積層
する不織布1Bについても同様である。
【0041】図示例では、これら腰下部伸縮部材21
F,21Bとして、細い糸ゴム、具体的に太さが925
dtex以下、望ましくは620dtex以下とされた
伸縮部材が用いられる。腰下部伸縮部材21F,21B
は、裏面側の不織布シートと同じでかつ白色が望まし
い。必要により、伸縮部材を半透明または透明とすると
その存在が判り難くなり好適である。
【0042】腰下部伸縮部材21F,21Bは、前身頃
F及び後身頃Bの両者において、股下4方向の間隔が望
ましくは7.0mm以下、さらに望ましくは5.0mm
以下とされ、それぞれ平行に15〜40本、外形シート
1の不織布間に配置固定されている。この腰下部伸縮部
材21F,21Bおける相互間隔は、ウエスト伸縮部材
20F,20B…の間隔に対して同じか、あるいはそれ
よりも短いものが望ましい。
【0043】また、これら腰下部伸縮部材21F,21
Bとして使用する糸ゴムは、前述のウエスト伸縮部材2
0F,20Bとして使用する細い糸ゴムよりも伸張応力
および断面外径が小さいか、あるいは実質的に同一のも
のとすることができる。ここにおいて使用する細い糸ゴ
ムとしては、具体的には、伸張応力が、150%伸長時
において4〜17gの範囲、特に5〜10gの範囲のも
のが好適に使用される。
【0044】他方、第1の実施の形態においては、股部
Lにおける中央部を除く左右部においても股部伸縮部材
23を設けてある。この股部伸縮部材23についても、
腰下部伸縮部材21F,21Bと同様に、太さが620
dtex以下の伸縮部材を縦方向の間隔を7.0mm以
下として不織布間に配置固定できる。
【0045】(パンツ型使い捨ておむつの第2の実施の
形態) 図8及び図9に示す第2の実施の形態は、第1の実施の
形態と異なる点として、股部Lに股部伸縮部材23を設
けない、しかも腰下部伸縮部材21F,21Bは吸収主
体10を横断して周方向に連続して不織布間に配置固定
したものである。
【0046】(パンツ型使い捨ておむつの第3の実施の
形態) 図10は、第1の実施の形態と異なる点として、股部L
に股部伸縮部材23を設けない、しかもウエスト伸縮部
材20F,20Bを、中央にはこれを配置しないで脇部
のみとした構造の、図4と同様の展開状態のものを示す
ものである。図11に使用状態を示す。
【0047】(パンツ型使い捨ておむつの第4の実施の
形態) 図12は、外形シート1を、幅方向中央シート1Aと、
両側部のサイドシート1B、1Bにより構成し、各サイ
ドシート1B、1Bとしてたとえば不織布間に網目状た
とえば格子状に糸ゴムを固定したものを用いたものであ
る。そして幅方向中央シート1Aに両側部のサイドシー
ト1B、1Bを接合し、各サイドシート1B、1Bを周
方向及び前後方向に伸縮するようにしたものである。こ
の場合における、周方向の糸ゴムはウエスト部W及び腰
下部Uの伸縮部材を形成する。
【0048】(パンツ型使い捨ておむつの各形態につい
ての補足説明及び他の実施の形態) 上記の第1〜第4の実施の形態を概念的に纏めると、そ
れぞれ図13の(A)〜(D)に示すとおりとなる。こ
れらを比較して推測できるように、ウエスト伸縮部材2
0F,20B、ならびに腰下部伸縮部材21F,21B
は、吸収主体10を横断して周方向に連続して配置固定
する形態と、吸収コア13が位置する中央部には存在せ
ず、製品の左右脇部のおいてのみ配置固定する形態とを
選択的に採ることができる。また、股部伸縮部材23の
配設の有無についても選択可能である。さらに、前身頃
Fと後身頃Bとの間で伸縮部材の配設形態を相違させる
こともできる。したがって、図13の(E)に他の実施
の形態として示すように、ウエスト伸縮部材20F,2
0B、ならびに腰下部伸縮部材21F,21Bを、吸収
コア13が位置する中央部には存在せず、製品の左右脇
部のおいてのみ配置固定し、さらに股部伸縮部材23を
設けない形態や、図13の(F)に別の実施の形態とし
て示すように、ウエスト伸縮部材20F、ならびに腰下
部伸縮部材21Fを、吸収コア13が位置する中央部に
は存在せず、製品の左右脇部おいてのみ配置固定し、
さらに股部伸縮部材23を設ける形態なども採用でき
る。このように伸縮部材の配設形態は適宜であることを
付言する。腰下部伸縮部材21F,21B、または股部
伸縮部材23を、吸収コア13が位置する中央部には存
在せず、製品の左右脇部においてのみ配置固定する場合
において、腰下部伸縮部材21F,21B端部、または
股部伸縮部材23の端部が吸収コア13の側縁部に重な
る場合と、吸収コア13の側縁に達しないで離間する場
合との両者を含む。
【0049】また、上記例はほぼ砂時計形状の外形シー
ト1に対して長方形の吸収主体10を接合してあるが、
外形シート1と同形状の透液性トップシート11を設
け、これらの間に吸収体ABを設ける形態でもよい。さ
らに、外形シート1と吸収主体10とが境界なく一体化
してある形態でもよい。
【0050】製品の外面を構成するシートは、上記例で
は2枚または3枚以上の通気・撥水性の不織布を積層固
定したものであるが、1枚の不織布でもよく、この場合
にはその不織布の使用面側に伸縮部材を接合することが
できる。さらに積層する不織布間の中間にプラスチック
シートを介在させたり、または裏面側不織布の使用面側
に張り合わせたりすることができる。
【0051】腰下部伸縮部材21Fまたは腰下部伸縮部
材21Bは、格子網状に配設することでもよい。この1
例が図12に示す形態である。この種の形態でも弾性伸
縮部材は本発明で規定する縦方向に間隔を有する。
【0052】さらに、実施の形態において、少なくとも
前身頃Fのウエスト伸縮部材20F及び腰下部伸縮部材
21Fが、ウエスト開口縁からレッグ開口始端に至る長
さ範囲の胴周り部Tの60%以上,望ましくは70%以
上、より好ましくは90%以上の長さ範囲にわたって存
在することが望ましい。したがって、最大40%領域に
おいては、腰下部伸縮部材21Fが本発明で規定する太
さまたは間隔を有しなくとも、全体としてのすっきり感
を損なうことはない。
【0053】具体例を挙げてより詳説すると、図14に
拡大して示すように、7mm以下の間隔配置のウエスト
伸縮部材20F,20F…の長さaと、腰下部伸縮部材
21F,21F…の配置のうち、7mmを超える長さ範
囲部分を除き、7mm以下の長さ範囲b及びcとの合計
長さの、胴周り部Tの長さに対する割合が(すなわち
(a+b+c)/T)が60%以上であることを規定す
るものである。
【0054】ところで、外形シート1には、股間部また
は股下部をフィットさせるために、種々の形態で伸縮部
材を設けることができる。
【0055】図15は、前脇部の端部から股部Lのレッ
グ開口縁にほぼ平行に後脇部の端部に亘って、それぞれ
股部伸縮部材24,24を外形シート1の不織布間に固
定したものである。この形態では、股部伸縮部材24が
レッグ開口部LOを収縮させ、体液の漏れを防止する。
なお、股部伸縮部材24,24を明示するために、吸収
主体10を仮想線で示してある。
【0056】図16は、前身頃F及び後身頃Bにおい
て、左方の脇部の端部から股下部を横断するように右方
の脇部の端部に亘って、それぞれ股間・股下部伸縮部材
25F,25Bを外形シート1の不織布間に固定したも
のである。また、この例においては、前身頃F側と後身
頃B側の股間・股下部伸縮部材25F,25Bが一部交
差する形態としてある。
【0057】図17は、前身頃F及び後身頃Bにおい
て、左方の脇部の端部から股下部を横断するように右方
の脇部の端部に亘って、それぞれ股間・股下部伸縮部材
26F,26Bを外形シート1の不織布間に固定したも
のである。この例においては、股間・股下部伸縮部材2
6F,26Bは交差することなく、股下部において平行
する形態としてある。
【0058】一方、図18に示すように、股下部分にお
いて、吸収主体10、特に吸収コア13の幅より外形シ
ート1の幅が狭いようにすることもできる。この図18
の形態や前述の形態において、吸収コア13の側縁より
外方へ食み出る外形シート1はヒラヒラしがちであり、
製品全体にすっきり感を得ようとするときの問題とな
る。そこで、第1の形態の股部伸縮部材23と同様に、
股部Lの両側に整形伸縮部材27を外形シート1の不織
布間に設け、食み出る外形シート1を中央側に寄せるこ
とで、ヒラヒラ感を解消することができる。この場合に
おいて、整形伸縮部材27群の外端部はホットメルト接
着剤によるシール線28により固定することにより、整
形伸縮部材27群の外端部の中央側への引き込みを防止
することができる。
【0059】図19は同様にヒラヒラ感を解消するため
に、前身頃F及び後身頃Bにおいて、左方の脇部の端部
から股部を横断するように右方の脇部の端部に亘って、
それぞれ整形伸縮部材29,29を外形シート1の不織
布間に固定したものである。この形態では、整形伸縮部
材29に中間の周方向部分が、吸収コア13の側縁より
外方に食み出る外形シート1を中央側に寄せることで、
ヒラヒラ感を解消することができるとともに、整形伸縮
部材29の端部が脇部の端部に亘るので、股部を胴周り
部T側に持ち上げるように作用し、腹部及び臀部のたる
みを解消し、よりすっきり感に富むものとなる。
【0060】(テープ式紙おむつの第1の実施の形態) 前述のように、本発明はパンツ型使い捨ておむつのほ
か、テープ式紙おむつをも対象とする。この第1の実施
の形態を図20及び図21に示す。この例においては、
両側部に起立シート41,41を有し、これらの自由起
立部の先端部に伸縮部材51,51が設けられ、起立カ
フスC,Cを構成している。起立シート41は外形シー
トと同様の裏面シート1と接合されている。42は背側
の左右両側部を腹側の左右両側部に持ち込み、接合する
ためのテープファスナーである。この例において、前身
頃F及び後身頃Bの長手方向端部において、ウエスト部
Wにおける外形シート1の不織布間には、ウエスト周り
のフィット性を高めるために、ウエスト開口部WOの端
縁に平行に間隔を置いて細い糸ゴムからなるウエスト伸
縮部材20F,20Bが伸縮するように伸長下に配置固
定されている。さらに前身頃Fの下腹部及び後身頃Bの
臀部に、中央部を除く脇部に周方向に沿って腰下部伸縮
部材21F,21Bが設けられている。
【0061】(テープ式紙おむつの第2の実施の形態) 第2の実施の形態を図22及び図23に示す。この形態
は起立カフスを有しない例である。そして、吸収コア1
3の外方のフラップ部に縦方向に沿って伸縮部材52,
52が、透液性トップシート11とバックシート12と
の間に固定されている。この例においても、ウエスト伸
縮部材20F,20B、及び腰下部伸縮部材21F,2
1Bが設けられている。
【0062】(伸縮部材について) 上記の伸縮部材としては、天然ゴムや合成ゴムなどの材
質のほか、ウレタンなどの弾性伸縮性のものを用いるこ
とができる。
【0063】(実施例) 不透明度が異なる各種の裏面不織布シートを使用し、伸
縮部材の隠蔽性、ならびに腰下部の伸縮部材の太さ及び
配置間隔を種々変更した上で、得られた製品における外
面に生成される皺の状態を観察したところ、表1に示す
ようになった。
【0064】
【表1】
【0065】この結果から、高い伸縮部材の隠蔽性を得
るためには、不透明度が50%以上のものが望ましく、
また、伸縮部材の太さと縦方向の間隔の両者が皺の生成
に関与し、上記実施の形態で言及している範囲のものの
みが皺が生成するとしても木目細かく、見栄えに優れた
外観を呈するものが得られることが判る。
【0066】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、伸縮部
材の存在が見えないまたは見え難いようになり、過度の
締め付けやゴム跡の生成のおそれを、装着者に対して抱
かせないようにすることができる。また、伸縮部材が透
けて見えることを解消して商品の高級感や仕上がりの良
さを訴えることができる利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来製品の皺の発生状況概要図である。
【図2】本発明製品の皺の発生状況概要図である。
【図3】本発明の用語説明のための、第1の実施の形態
の展開状態使用面側からの平面図である。
【図4】第1の実施の形態の展開状態使用面側からの平
面図である。
【図5】その5‐5線矢視図である。
【図6】第1の実施の形態製品の斜視図である。
【図7】外形シート構造の断面図である。
【図8】第2の実施の形態の展開状態使用面側からの平
面図である。
【図9】第2の実施の形態製品の斜視図である。
【図10】第3の実施の形態の展開状態使用面側からの
平面図である。
【図11】第3の実施の形態製品の斜視図である。
【図12】第4の実施の形態の展開状態使用面側からの
平面図である。
【図13】伸縮部材の配設形態の説明図である。
【図14】伸縮部材の配設割合に関する説明図である。
【図15】別の実施の形態の展開状態使用面側からの平
面図である。
【図16】他の実施の形態の展開状態使用面側からの平
面図である。
【図17】さらに別の実施の形態の展開状態使用面側か
らの平面図である。
【図18】整形伸縮部材を設けた形態の展開状態使用面
側からの平面図である。
【図19】整形伸縮部材を設けた別の形態の展開状態使
用面側からの平面図である。
【図20】テープ式紙おむつの第1の実施の形態の展開
状態使用面側からの平面図である。
【図21】その5‐5線相当位置矢視図である。
【図22】テープ式紙おむつの第2の実施の形態の展開
状態使用面側からの平面図である。
【図23】その5‐5線相当位置矢視図である。
【符号の説明】
1…外形シート、4…股下、10…吸収主体、12…バ
ックシート、13…吸収コア、AB…吸収体、C…バリ
ヤーカフス、20F,20B…ウエスト伸縮部材、21
F,21B…腰下部伸縮部材、23…股部伸縮部材、T
…胴周り部、U…腰下部、L…股部、W…ウエスト部、
WO…ウエスト開口部、LO…レッグ開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−58638(JP,A) 特開2000−140014(JP,A) 特開 平9−299401(JP,A) 特開2000−296150(JP,A) 特開2000−300603(JP,A) 特開 平8−19570(JP,A) 特開 平4−259459(JP,A) 特表 平10−504266(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴周り部において周方向に収縮する伸縮部
    材が、製品の外面を構成する裏面不織布シートの使用面
    側に配置された使い捨て紙おむつであって、 前記裏面不織布シートはJIS P 8138に基づく
    不透明度が50%以上であり、前記伸縮部材の太さが
    20dtex以下であることを特徴とする使い捨て紙お
    むつ。
  2. 【請求項2】使用状態においてウエスト開口部及び左右
    のレッグ開口部が形成され、少なくとも前記ウエスト開
    口縁から前記レッグ開口始端に至る長さ範囲の胴周り部
    において周方向に沿い、かつ縦方向に7.0mm以下の
    間隔をもって前記伸縮部材が設けられている、請求項1
    記載の使い捨て紙おむつ。
  3. 【請求項3】前記太さが620dtex以下の伸縮部材
    が、前記間隔を7.0mm以下とされた状態で前記裏面
    不織布シートに対して取り付けられた領域が、少なくと
    も前身頃において前記胴周り部の60%以上の長さ範囲
    にわたって存在する、請求項2記載の使い捨て紙おむ
    つ。
  4. 【請求項4】前記伸縮部材の伸長倍率は150〜350
    %である請求項1〜のいずれか1項に記載の使い捨て
    紙おむつ。
  5. 【請求項5】前記裏面不織布シートと対向する同色の使
    用面側不織布が設けられ、これら裏面不織布シートと使
    用面側不織布との間に前記伸縮部材が介在されている請
    求項1〜のいずれか1項に記載の使い捨て紙おむつ。
  6. 【請求項6】前記裏面不織布シートは、40g/m2
    下であり、厚みが0.1mm以上であり、JIS P
    8143に規定の剛度が10mm以上である請求項1〜
    のいずれか1項に記載の使い捨て紙おむつ。
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