JP2013048728A - パンツタイプ使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題は、前身頃Fの外装シート12は、少なくとも外面を形成する素材が、圧縮レジリエンスRC70%以上、かつ幅方向の剛軟度が15〜30mmの不織布とされ、前身頃Fの外装シート12におけるサイドシール部12Aを有する縦方向領域Tのうち、少なくともウエスト下部領域fi,fdにおける縦方向の一部の領域fdは、それ以外の領域fiと比べて接触圧が高く且つ幅方向の収縮率が低い高接触圧低収縮率領域とされている、ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつにより解決される。
【選択図】図6
Description
そこで、本発明の主たる課題は、高い接触圧によるフィット性と柔軟な風合いとを両立することにある。
<請求項1記載の発明>
股間部から腹側に延在する前身頃をなす外装シートの両側部と股間部から背側に延在する後身頃をなす外装シートの両側部とが接合されてサイドシール部が形成されるとともに、装着者の胴を通すためのウエスト開口部及び脚を通すための左右一対の脚開口部がそれぞれ形成され、
前記外装シートの内側の幅方向中央部に、吸収体を含む内装体が固定されており、
前記外装シートは不織布で形成されており、
前記前身頃の外装シートのうち前記サイドシール部を有する縦方向領域は、ウエスト開口部の縁部を形成する前ウエスト縁部領域と、この前ウエスト縁部領域より股間側に位置するウエスト下部領域とを有するとともに、それぞれ幅方向に弾性伸縮するように構成されている、
パンツタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記前身頃の外装シートは、少なくとも外面を形成する素材が、圧縮レジリエンスRC70%以上、かつ幅方向の剛軟度が15〜30mmの不織布とされ、
前記前身頃の外装シートにおける前記サイドシール部を有する縦方向領域のうち、少なくともウエスト下部領域における縦方向の一部の領域は、それ以外の領域と比べて接触圧が高く且つ幅方向の収縮率が低い高接触圧低収縮率領域とされている、
ことを特徴とする、パンツタイプ使い捨ておむつ。
高接触圧領域を有する外装シートに柔軟な素材を用いた場合、高接触圧領域における外装シートの収縮率が高くなり、外装シートの高密度化により硬質化する。これに対して、本発明では、高接触圧とするだけではなく、幅方向の収縮率を低下させた高接触圧低収縮率領域とすることにより、フィット性に優れるものでありながら、柔軟な風合いが得られるようになる。
前記高接触圧低収縮率領域は、接触圧が8〜11gf/cm2であり、かつ幅方向収縮率が100〜170%である、請求項1記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
接触圧及び幅方向収縮率は適宜定めることができるが、通常のパンツタイプ使い捨ておむつにおいて高い接触圧によるフィット性と柔軟な風合いとを両立する場合、この範囲内とするのが好ましい。
前記前身頃の外装シートは、前記前ウエスト縁部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状の前ウエスト縁部弾性伸縮部材と、ウエスト下部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状のウエスト下部弾性伸縮部材と、を有するものであり、
前身頃の外装シートにおける前記サイドシール部を有する縦方向領域のうち、前記高接触圧低収縮率領域は、それ以外の領域と比べて、前記ウエスト下部弾性伸縮部材の伸長率が低いか又は単位縦方向長さ当たりの前記ウエスト下部弾性伸縮部材の本数が少なく、かつウエスト下部弾性伸縮部材の太さが太い、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
高接触圧低収縮率領域は適宜の手法により形成することができるが、このようにウエスト下部弾性伸縮部材の伸長率、単位縦方向長さ当たりの本数、太さを適宜調整する手法が簡単に設計できるため好ましい。
前記前身頃の外装シートは、前記前ウエスト縁部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状の前ウエスト縁部弾性伸縮部材と、ウエスト下部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状のウエスト下部弾性伸縮部材と、を有するものであり、
前身頃の外装シートにおける前記サイドシール部を有する縦方向領域のうち、前記高接触圧低収縮率領域は、それ以外の領域と比べて、前記ウエスト下部弾性伸縮部材の固定時の伸長率が低く、かつウエスト下部弾性伸縮部材が天然ゴムである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
天然ゴムは合成ゴムに比べて伸長時のSSカーブと収縮時のSSカーブとの差が小さい(つまり、同じ伸び(歪)において引張強さ(往)と引張強さ(復)との差が小さい)ため、高接触圧低収縮率領域においてウエスト下部弾性伸縮部材の伸長率を低くしても、接触圧を高く維持できるため、太さを太くしなくても(太くしても良い)高い接触圧を得ることができる。よって、高接触圧低収縮率領域においてウエスト下部弾性伸縮部材の太さが局所的に太くなることによる見栄えの悪化等の問題を抑制することができる。
前記前身頃の外装シートにおける少なくとも前記高接触圧低収縮率領域は、外面を形成する外側不織布と、この内面に貼り合わされた内側不織布との間に弾性伸縮部材が挟持されて形成されており、前記内側不織布の幅方向の剛軟度が前記外側不織布の幅方向の剛軟度よりも高い、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
このように少なくとも高接触圧低収縮率領域を不織布の二層構造とし、外側不織布は柔軟な素材としつつ、内側不織布をより高い剛軟度のものとすることにより、高接触圧低収縮率領域における弾性伸縮部材の伸長率等を変更しなくても、また変更するにしてもその変更を最小限に抑えつつ、低収縮率とすることができる。
前記高接触圧低収縮率領域に、前記内外固定部の幅が前後両側よりも狭く、かつその幅の狭い内外固定部の側縁近傍まで前記ウエスト下部弾性伸縮部材が延在する、大伸縮部が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
このように、高接触圧低収縮率領域において局所的に内外固定部の幅を狭めてその部分だけウエスト下部弾性伸縮部材の取り付け範囲を広げることによって、ウエスト下部弾性伸縮部材の収縮力作用範囲を拡大することができ、低収縮率としたことによる伸縮性の低下を補うことができる。よって、高接触圧低収縮率領域における接触圧をより低く抑えることができる。しかも、ウエスト下部弾性伸縮部材を有する縦方向範囲の全てにおいて内外固定部の幅を狭めるのではなく、一部(高接触圧低収縮率領域)のみ前後両側よりも内外固定部の幅を狭めるため、内装体と外装シートとの固定が不十分となることもない。
前記前身頃の外装シートにおけるウエスト下部領域は、前記前ウエスト縁部領域より股間側に位置し、装着者の腸骨領域に当接する腸骨当接領域と、装着者の下腹部に当接する下腹部当接領域とを有するとともに、それぞれ幅方向に弾性伸縮するように構成されており、
前記下腹部当接領域が前記高接触圧低収縮率領域とされている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
下腹部はその上側の腸骨領域等と比べて食事の前後や体の動きに伴うお腹の膨縮や変形が格段に少ないため、下腹部当接領域が最もズレにくい領域である。よって、この下腹部当接領域の接触圧を最も高くすることにより、おむつを体に対してしっかりと支えることができる。また、腸骨当接領域の締め付け力は相対的に弱いため、お腹の膨縮や変形に対して柔軟に追従することができる。なお、腸骨領域とは、腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位を意味し、下腹部とは恥骨部と鼠蹊部とを合わせた部分であり、腹部の最下部で、外陰部や大腿部に接する所を意味する。
図1〜図8は、パンツタイプ使い捨ておむつの一例を示している。このパンツタイプ使い捨ておむつは、製品外面(裏面)をなす外装シート12と、外装シート12の内面に貼り付けられた内装体200とから構成されているものであり、外装シート12と内装体200とを固定する内外固定部は図6に符号300で示されている。符号Yは展開状態におけるおむつの全長(前身頃Fのウエスト開口部WOの縁から後身頃Bのウエスト開口部WOの縁までの前後方向長さ)を示しており、符号Xは展開状態におけるおむつの全幅を示している。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3〜図5に示されるように、身体側となる表面シート30と、不透液性バックシート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、表面シート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、表面シート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、身体側に起立する立体ギャザー60を示している。
表面シート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
また、表面シート30は、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートを貼り合せて得た積層シートからなるものであってもよい。同様に、表面シート30は、平面方向に関して、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートからなるものであってもよい。
立体ギャザー60を設ける場合、表面シート30の両側部は、不透液性バックシート11と立体ギャザー60との間を通して、吸収要素50の裏側まで回りこませ、液の浸透を防止するために、不透液性バックシート11及び立体ギャザー60に対してホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。
表面シート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、表面シート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、表面シート30上を常に乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
中間シート40としては、表面シート30と同様の素材や、スパンレース、スパンボンド、SMS、パルプ不織布、パルプとレーヨンとの混合シート、ポイントボンド又はクレープ紙を例示できる。特にエアスルー不織布が嵩高であるため好ましい。エアスルー不織布には芯鞘構造の複合繊維を用いるのが好ましく、この場合芯に用いる樹脂はポリプロピレン(PP)でも良いが剛性の高いポリエステル(PET)が好ましい。目付けは20〜80g/m2が好ましく、25〜60g/m2がより好ましい。不織布の原料繊維の太さは2.2〜10dtexであるのが好ましい。不織布を嵩高にするために、原料繊維の全部又は一部の混合繊維として、芯が中央にない偏芯の繊維や中空の繊維、偏芯且つ中空の繊維を用いるのも好ましい。
図示の形態の中間シート40は、吸収体56の幅より短く中央に配置されているが、全幅にわたって設けてもよい。中間シート40の長手方向長さは、吸収体56の長さと同一でもよいし、液を受け入れる領域を中心にした短い長さ範囲内であってもよい。
不透液性バックシート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。不透液性バックシート11には、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。このほかにも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、不透液性バックシート11として用いることができる。
不透液性バックシート11は、防漏性を高めるために、吸収要素50の両側を回りこませて吸収要素50の表面シート30側面の両側部まで延在させるのが好ましい。この延在部の幅は、左右それぞれ5〜20mm程度が適当である。
また、不透液性バックシート11の内側、特に吸収体56側面に、液分の吸収により色が変化する排泄インジケータを設けることができる。
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56は長方形形状でも良いが、図6にも示すように、前端部、後端部及びこれらの間に位置し、前端部及び後端部と比べて幅が狭い括れ部とを有する砂時計形状を成していると、吸収体56自体と立体ギャザー60の、脚回りへのフィット性が向上するため好ましい。
また、吸収体の寸法は適宜定めることができるが、前後方向及び幅方向において、内装体の周縁部又はその近傍まで延在しているのが好ましい。なお、符号56Xは吸収体56の幅を示している。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下のものが望ましく、また、180μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
包装シート58の包装形態は適宜定めることができるが、製造容易性や前後端縁からの高吸収性ポリマー粒子の漏れ防止等の観点から、吸収体56の表裏面及び両側面を取り囲むように筒状に巻き付け、且つその前後縁部を吸収体56の前後から食み出させ、この食み出し部分を表裏方向に潰してホットメルト接着剤等の接合手段により接合する形態が好ましい。
外装シート12は、股間部から腹側に延在する前身頃Fを構成する部分と、股間部から背側に延在する後身頃Bを構成する部分とを有し、これら前身頃Fの両側部と後身頃Bの両側部とがそれぞれ接合されてサイドシール部12Aが形成されるとともに、図8に示すように、装着者の胴を通すためのウエスト開口部WO及び脚を通すための左右一対の脚開口部LOが形成されているものである。なお、股間部とは、展開状態における前身頃Fのウエスト端縁から後身頃Bのウエスト端縁までの前後方向中央を意味し、それよりも前側の部分及び後側の部分が前身頃F及び後身頃Bをそれぞれ意味する。
上述の例では、前身頃Fから後身頃Bまでを一体的な外装シート12により連続的に覆っているが、図9に示すように、外装シート12が、装着者の胴回りのうち腹側を覆う腹側外装シート12Fと背側を覆う背側外装シート12Bとに分割されており、腹側外装シート12Fの幅方向中央部内面に内装体200の前端部がホットメルト接着剤等により連結されるとともに、背側外装シート12Bの幅方向中央部内面に内装体200の後端部がホットメルト接着剤等により連結されており、腹側外装シート12Fと背側外装シート12Bとが股間側で連続しておらず、離間されている形態も採用することができる。この離間距離は150〜250mm程度とすることができる。この場合、内装体200における不透液性バックシートの裏面には、内装体200の裏面全体を覆うように、あるいは腹側外装シート12Fと背側外装シート12Bとの間に露出する部分の一部又は全体を覆うように、股間部外装シートを固定することもできる。股間部外装シートとしては、前述した外装シートに用いられるものと同様の資材を用いることができる。
外装シート12の後身頃Bの外面における幅方向中央部には、後処理テープ70(固定手段)が設けることができる。後処理テープ70は、おむつ100を表面シート30が内側に且つ前身頃Fが内側となるように丸め若しくは折り畳んだ状態で固定するためのものである。一般的な後処理テープ70は、図5に示すように、基端部71が外装シート12の外面に接着剤等により固定されるとともに、この基端部71よりも先端側の部分は三つ折り(断面Z字状)や二つ折りで折り畳まれて、折り重なり部分間が仮止め接着剤72により剥離可能に固定(仮固定)されている。また、先端部に白色等の不透明色に着色された摘み部73を有するとともに、この摘み部73を除く部分が透明または半透明であり、この後処理テープ70における透明または半透明の部分を通して、後処理テープ70の外面側から後述するデザインが視認可能になっている。具体的な構造は適宜構成することができるが、図示形態では、全体を透明又は半透明の複数の基材を長手方向に連結して形成するとともに、摘み部73に着色テープ74を張り合わせた構造を採用している。
廃棄時には、おむつ100を表面シート30が内側になるとともに前身頃Fが内側となるように丸め若しくは折り畳んだ後、後処理テープ70の折り重なり部分を剥離して展ばし、丸めた若しくは折り畳んだおむつ100の後身頃Bからウエスト開口部WOを越えて反対側の外面まで巻き付けるようにして接着剤により固定する。後処理テープ70は、不使用時にはコンパクトに折り畳まれ、使用時には長尺状に展開できる三つ折り形状のものが特に好適である。
後処理テープ70等の固定手段は、前身頃Fに設けてもよく、後身頃Bと前身頃Fの両方に設けてもよい。
特徴的には、前身頃Fの外装シート12は、少なくとも外面を形成する素材(図示例では外側不織布12S)が、圧縮レジリエンスRCが70%以上、好ましくは70〜80%程度、かつ幅方向の剛軟度が15〜30mm、好ましくは20〜25mmの不織布とされる。圧縮レジリエンス及び剛軟度の測定方法については後述のとおりである。図示形態のように前身頃Fの外装シート12と後身頃Bの外装シート12とを共通の素材で一体的に形成する場合には、後身頃Bの外装シート12についても同様の素材構成とすることが望ましいが、異ならしめることもできる(特に後述する外装シート12分割構造の場合に好適)。このような圧縮レジリエンス及び幅方向の剛軟度の不織布としては、例えば繊度2〜3dtexのポリプロピレン繊維からなる目付け15〜20g/m2程度のスパンボンド不織布を例示することができる。
図6に外装シート12と内装体200とを固定する内外固定部300の領域を示すように、内外固定部300のうち、高接触圧低収縮率領域(図6に示す例では下腹部当接領域fdを想定)に位置する部分301の幅X2が、その前後両側よりも狭く構成されるとともに、前身頃Fにおいてはこの幅の狭い内外固定部301の側縁近傍まで下腹部弾性伸縮部材20が延在されることにより、高接触圧低収縮率領域における弾性伸縮範囲の幅が、その前後両側よりも広く構成されていると好ましい。特に、内外固定部300のうち、後下端側領域bdに位置する部分304の両側縁が内装体の両側縁近傍(同じでも良い)に位置するとともに、内外固定部300のうち、高接触圧低収縮率領域に位置する部分301の幅X2が、後下端側領域bdに位置する部分304の幅X3よりも狭く構成されるとともに、後身頃Bにおいては幅の広い内外固定部304の側縁近傍まで後下端側弾性伸縮部材14が延在されていると、より好ましい。以下では、この弾性伸縮範囲の広い部分の縦方向領域を大伸縮部EXともいう。
下腹部当接領域fdを高接触圧低収縮率領域とする場合、下腹部における尿受け入れ空間が少なくなり、急激に大量の排尿があると漏れに繋がるおそれがある。そこで、図示例のように少なくとも股間部における外装シート12(内装体200でも良い)の内側不織布12Hと外側不織布12Sとの間に、内装体200の股間部を幅方向に収縮させつつ外側に膨出させる股間部弾性伸縮部材13を設けて、図8に示すように内装体200の股間部を幅方向に収縮させつつ外側に膨出させて、内装体200と装着者の股間との間の空間を大きくするのも好ましい形態である。この場合の股間部弾性伸縮部材13としては、糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材を幅方向に伸長した状態で縦方向に間隔を空けて多数設けると、構造が簡素で、製造容易であるため好ましい。もちろん、伸縮不織布(糸ゴム等の弾性伸縮部材の付加なくして不織布自体が少なくとも幅方向に弾性伸縮するものを意味し、たとえば特開2008−156785号公報や特開2001−200460号公報記載のもの等。)やゴムシート等のシート状の弾性伸縮部材を用いて一部又は全部の領域を弾性伸縮するように構成しても良い。
股間部弾性伸縮部材13に細長状弾性伸縮部材を用いる場合、その弾性伸縮部材として、太さ155〜1880dtex、特に470〜1240dtex程度(合成ゴムの場合。天然ゴムの場合には断面積0.05〜1.5mm2、特に0.1〜1.0mm2程度)の糸ゴムを、4〜12mmの間隔で3〜22本程度、それぞれ伸長率150〜400%、特に220〜320%程度で固定することができる。
以下に用語の定義を示す。
(a)「伸長率」
「伸長率」は自然長を100%としたときの値、つまり自然長をt、伸長時の長さをt1としたときに[(t1−t)/t]×100%で表される値を意味する。
(b)「収縮率」
「収縮率」とは、弾性変形限界(例えば外装シートの場合、不織布基材の収縮が伸ばされて無くなった状態)の長さをu1とし、自然長をuとしたとき、[(u1−u)/u]×100%で表される値を意味する。
(c)「圧縮レジリエンス(RC)」
KES(Kawabata≡s Evaluation System for Fabrics)に基づき、KES−FB3−AUTO−A 自動化圧縮試験機を用いた圧縮試験により測定する。測定は、圧縮面積2cm2の円形平面をもつ鋼板間で、0gf/cm2から最大圧縮荷重50gf/cm2まで試料を圧縮し、元に戻す間で行う。RCとは圧縮レジリエンスのことで圧縮回復性を表わし、値が100に近い程、回復性が良い。
(d)「剛軟度」
「剛軟度」は、JIS−L−1096に準じて45度カンチレバー法で測定される値である。
(e)「接触圧」
接触圧は、周長が500mmの円筒(幼児の腹まわりの長さの平均を想定)におむつを装着し、エイエムアイ・テクノ社製の接触圧測定器(AMI3037−2))及びφ=15mmのエアパックを用い、測定対象となる弾性伸縮領域内にエアパックの全体が収まるようにセットして接触圧を測定する。
(f)用語「引張強さ(往)」、「引張強さ(復)」
引張試験機(例えばSHIMADZU社製のAOUTGRAPHAGS−G100N)を用いて測定することができる。具体的には、おむつの該当部分を切りだして試験片を作成し、20℃条件下において、チャック間50mm、引張速度300mm/minの条件で引張試験を行う。この際の、伸び0から弾性変形限界(例えば外装シートの場合、不織布基材の収縮が伸ばされて無くなった状態)まで伸ばしていくときの引張強さを「引張強さ(往)」とし、弾性変形限界から伸び0まで戻していくときの引張強さを「引張強さ(復)」とする。
Claims (7)
- 股間部から腹側に延在する前身頃をなす外装シートの両側部と股間部から背側に延在する後身頃をなす外装シートの両側部とが接合されてサイドシール部が形成されるとともに、装着者の胴を通すためのウエスト開口部及び脚を通すための左右一対の脚開口部がそれぞれ形成され、
前記外装シートの内側の幅方向中央部に、吸収体を含む内装体が固定されており、
前記外装シートは不織布で形成されており、
前記前身頃の外装シートのうち前記サイドシール部を有する縦方向領域は、ウエスト開口部の縁部を形成する前ウエスト縁部領域と、この前ウエスト縁部領域より股間側に位置するウエスト下部領域とを有するとともに、それぞれ幅方向に弾性伸縮するように構成されている、
パンツタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記前身頃の外装シートは、少なくとも外面を形成する素材が、圧縮レジリエンスRC70%以上、かつ幅方向の剛軟度が15〜30mmの不織布とされ、
前記前身頃の外装シートにおける前記サイドシール部を有する縦方向領域のうち、少なくともウエスト下部領域における縦方向の一部の領域は、それ以外の領域と比べて接触圧が高く且つ幅方向の収縮率が低い高接触圧低収縮率領域とされている、
ことを特徴とする、パンツタイプ使い捨ておむつ。 - 前記高接触圧低収縮率領域は、接触圧が8〜11gf/cm2であり、かつ幅方向収縮率が100〜170%である、請求項1記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
- 前記前身頃の外装シートは、前記前ウエスト縁部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状の前ウエスト縁部弾性伸縮部材と、ウエスト下部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状のウエスト下部弾性伸縮部材と、を有するものであり、
前身頃の外装シートにおける前記サイドシール部を有する縦方向領域のうち、前記高接触圧低収縮率領域は、それ以外の領域と比べて、前記ウエスト下部弾性伸縮部材の伸長率が低いか又は単位縦方向長さ当たりの前記ウエスト下部弾性伸縮部材の本数が少なく、かつウエスト下部弾性伸縮部材の太さが太い、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。 - 前記前身頃の外装シートは、前記前ウエスト縁部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状の前ウエスト縁部弾性伸縮部材と、ウエスト下部領域に縦方向に間隔を空けて幅方向伸長状態で固定された多数の幅方向に沿う細長状のウエスト下部弾性伸縮部材と、を有するものであり、
前身頃の外装シートにおける前記サイドシール部を有する縦方向領域のうち、前記高接触圧低収縮率領域は、それ以外の領域と比べて、前記ウエスト下部弾性伸縮部材の固定時の伸長率が低く、かつウエスト下部弾性伸縮部材が天然ゴムである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。 - 前記前身頃の外装シートにおける少なくとも前記高接触圧低収縮率領域は、外面を形成する外側不織布と、この内面に貼り合わされた内側不織布との間に弾性伸縮部材が挟持されて形成されており、前記内側不織布の幅方向の剛軟度が前記外側不織布の幅方向の剛軟度よりも高い、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
- 前記高接触圧低収縮率領域に、前記内外固定部の幅が前後両側よりも狭く、かつその幅の狭い内外固定部の側縁近傍まで前記ウエスト下部弾性伸縮部材が延在する、大伸縮部が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
- 前記前身頃の外装シートにおけるウエスト下部領域は、前記前ウエスト縁部領域より股間側に位置し、装着者の腸骨領域に当接する腸骨当接領域と、装着者の下腹部に当接する下腹部当接領域とを有するとともに、それぞれ幅方向に弾性伸縮するように構成されており、
前記下腹部当接領域が前記高接触圧低収縮率領域とされている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
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