JP2003136591A - 伸縮性シート部材の製造方法 - Google Patents

伸縮性シート部材の製造方法

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JP2003136591A
JP2003136591A JP2001338838A JP2001338838A JP2003136591A JP 2003136591 A JP2003136591 A JP 2003136591A JP 2001338838 A JP2001338838 A JP 2001338838A JP 2001338838 A JP2001338838 A JP 2001338838A JP 2003136591 A JP2003136591 A JP 2003136591A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風合い及び身体に装着したときのフィット性
が良好で、ズレ難い吸収性物品を製造することが可能な
伸縮性シート部材の製造方法を提供すること。 【解決手段】 帯状のシート5を搬送経路Rに沿って搬
送しながらシート5の基面部にその長手方向に沿って弾
性部材4を伸張状態で固定し、固定された弾性部材を内
包するようにシート5を折り曲げた後に、シート5及び
弾性部材4を、外周面部に弾性を有するアンビルロール
150と外周面部に山型の歯形を有するダイロール15
1との間で押圧し、シート5の表面にその長手方向に略
波形状に起伏するエンボス加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮性シート部
材、特に、生理用ナプキンや失禁パッド等の吸収性物品
の立体ギャザーに用いて好適な伸縮性シート部材の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生理用
ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収性物品には、当該吸
収性物品の身体への装着性、排出物の漏れを防止する目
的で、着用者の大腿部に面で当接させて、排泄物の漏れ
を防止しようとする立体ギャザーを備えているものがあ
る(例えば、特開平7−323044号公報参照)。斯
かる立体ギャザーは、不織布シートの基面部にその長手
方向に沿って弾性部材を伸張状態で接着剤等で固定し、
固定された該弾性部材を内包するように該不織布シート
を折り曲げて製造された伸縮性シート部材で構成されて
いる。
【0003】このため、弾性部材の収縮によって形成さ
れる不織布シート表面の起伏が不揃いとなりやすく、得
られる吸収性物品も、風合いや身体へのフィット性が良
好なものが得られ難く、ズレが生じ易いものであった。
【0004】従って、本発明の目的は、風合い、身体に
装着したときのフィット性が良好で、ズレ難い吸収性物
品を製造することが可能な伸縮性シート部材の製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状のシート
を搬送経路に沿って搬送しながら該シートの基面部にそ
の長手方向に沿って弾性部材を伸張状態で固定し、固定
された該弾性部材を内包するように該シートを折り曲げ
た後に、外周面部に弾性を有するアンビルロールと外周
面部に山型の歯型を有するダイロールとを備えたエンボ
ス加工手段で、該シートの表面にその長手方向に略波形
状に起伏するエンボス加工を施す伸縮性シート部材の製
造方法を提供することにより、前記目的を達成したもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。
【0007】図1〜6は、本発明の伸縮性シート部材の
製造方法を生理用ナプキンの立体ギャザー形成用部材の
製造に適用した場合に用いられる装置を模式的に示すも
のであり、これらの図において、符号1は、装置を示し
ている。
【0008】装置1は、図8に示すような、生理用ナプ
キン2に用いられる立体ギャザー形成用部材3を形成す
る伸縮性シート部材の製造装置である。
【0009】図3に示すように、装置1は、基面部50
の内面に伸張状態の6本の糸状の弾性部材4が配された
帯状のシート5を搬送経路Rに沿って搬送する搬送手段
11と、搬送経路Rの幅をW両側から狭めるように搬送
経路Rの両側に配設され且つ搬送経路Rの上方において
基面部50を部分的に覆うように内向きに突出する突出
部120、130をそれぞれ有する第1、第2のガイド
12、13とを備えている。
【0010】図1に示すように、前記搬送手段11は、
シート5を搬送する通気性の無端状の搬送ベルト110
と、搬送ベルト110を搬送経路Rに沿って回転駆動さ
せる駆動ローラー111を含むローラー群と、搬送ベル
ト110に前記基面部50を負圧吸着させるバキューム
ボックス(吸引手段)112とを備えている。
【0011】搬送コンベア112は、シート5の基面部
50が、第1、第2のガイド12、13による張出し部
の形成エリアへの進入前後において所定の角度θで搬送
されるように巻回されている。角度θは、搬送コンベア
面を基準とし、コンベア吸引面から100〜150度と
することが好ましく、135〜145度とすることがよ
り好ましい。100度未満であるとシート5がたるんで
成形できない場合があり、150度を超えるとシート5
が張りすぎて成形できない場合がある。
【0012】図2及び図3に示すように、第1のガイド
12の突出部120は、上流側の端部が下流に向かうに
つれて漸次内側に突出する平面視台形状に形成されてお
り、前記基面部50を部分的に覆うように基面部50の
一方の側面部51を絞りこんで前記第1の張出し部31
を形成し得るようになしてある。
【0013】第1のガイド12の上流側の端部121
は、前記斜めに立ち上がっている。この立ち上がりの角
度θ12は、搬送コンベア面を基準として5〜15度で
あることが好ましく、10〜12度であることがより好
ましい。5度未満であるとシート5が折れ曲がらない場
合があり、15度を超えるとシート5にしわが入り成形
に支障をきたす場合がある。第1のガイド12の突出部
120における上流側の端部の絞り角度(シートの搬送
方向に対する角度)θ120は、第1ガイド12の搬送
方向Rの端面を基準として8〜15度であることが好ま
しく、10〜12度であることがより好ましい。8度未
満であるとシート5が折れ曲がらずに成形不良になる場
合があり、15度を超えると角度が付きすぎてシート5
にしわが入る場合がある。突出部120の突出幅W12
は、第1のガイド12の端面を基準として、8〜15m
mであることが好ましく、10〜12mmであることが
より好ましい。8mm未満であると第1のガイドの折り
幅を出すことができなくなる場合があり、15mmを超
えると第2のガイドとの干渉が生じて成形が困難とな場
合がある。突出部120の下面と搬送ベルト110の上
面との間隔D12(図7(b)参照)は、第1のガイド
12、第2のガイド13が交差する点において、1.0
〜2.5mmであることが好ましく、1.5〜2.0m
mであることがより好ましい。1.0mm未満であると
シート5の抵抗が高くなり成形不良となる場合があり、
2.5mmを超えるとシート5にしわ等の成形不良が発
生する場合がある。
【0014】第2のガイド13は、突出部130が搬送
経路Rを斜めに横切るように平面視V字状に形成されて
いる。第2のガイド13の突出部130は、第1のガイ
ド12の突出部120を覆うように配設されており、前
記基面部50における一方の側面部51で覆われていな
い部分を覆い且つ絞りこまれた一方の側面部51の上面
に重ね合わせるように、基面部50の他方の側面部52
を長手方向に沿って内側に折り曲げて前記第2の張出し
部32及び前記基壁部30を形成し得るようになしてあ
る。
【0015】第2のガイド13の上流側の端部131
は、前記斜めに立ち上がっている。この立ち上がりの角
度θ13は、材料の加工性の点から5〜15度であるこ
とが好ましく、8〜10度であることがより好ましい。
第2のガイド13の突出部130における上流側の端部
の絞り角度θ130は、立体ギャザーの加工性の点にお
いて、5〜15度であることが好ましく、8〜10度で
あることがより好ましい。突出部130の下面と搬送ベ
ルト(搬送手段)110の上面との間隔D13(図7
(c)参照)は、第1のガイド12の突出部120との
干渉を防ぐとともに、シート5の側面部52を折り曲げ
る際の折りずれを防ぎ、折りの安定性を図る点におい
て、3〜6mmであることが好ましく、4.5〜5.5
mmであることがより好ましい。
【0016】また、図3(a)に示すように、絞り終了
点E12は、第2のガイド13の突出部との交点C13
よりも前にあることが好ましい。特に、立体ギャザー形
成用部材3の加工性の点から、絞り終了点E12と交点
C13との間隔は、5〜10mmであることが好まし
く、15〜20mmであることがより好ましい。
【0017】また、装置1は、基面部50に固定された
弾性部材4を内包するように折り曲げられたシート5
を、当該弾性部材4とともに挟持するニップロール14
と、シート5及び弾性部材4を押圧してシート5の表面
にエンボス加工を施す加工手段15とを備えている。
【0018】図4に示すように、エンボス加工手段15
は、外周面部に弾性を有するアンビルロール150と外
周面部に放射状に突出する山型の歯型151aを有する
剛性のダイロール151とを備えている。このように、
外周面部に弾性を有するアンビルロール150と外周面
部に歯型151aを有する剛性のダイロール151とを
用いることで、図5に示すように、アンビルロール15
0とダイロール151とが噛み合ってアンビルロール1
50の外周面が歯型151aの谷間を埋めるように追随
できるように構成されている。
【0019】アンビルロール150は、外周面部が弾性
部材で構成されているか又は弾性部材で一体的に構成さ
れているものが好ましいが、アンビルロール150を構
成する該弾性部材は、ゴム硬度(JIS A)が60°
〜90°であるものが好ましく、65°〜75°である
ものがより好ましい。ゴム硬度が60°未満であると、
ダイロールの歯型がアンビルロールに噛み込み過ぎてシ
ートが破断する場合があり、90°を超えるとダイロー
ルの歯型がアンビルロールに噛み込まなくなりシートに
エンボス加工が施されなくなる場合がある。また、該弾
性部材は、その引張強度が7.5〜12.5MPaであ
るものが好ましく、8〜8.5MPaであるものがより
好ましい。引張強度が7.5MPa未満であると、柔ら
かすぎてダイロールの歯型が噛み込み過ぎてシートが破
断する場合があり、12.5MPaを超えると硬すぎて
歯型がうまく噛み込まなくなる場合がある。アンビルロ
ール150を構成する該弾性部材は、上記のゴム硬度及
び引張強度を有するものであれば、特にその材質は制限
されないが、硬度の調整が容易で、成形性も良好であ
り、ホットメルト等の接着剤が付着し辛い等の点からシ
リコーンゴム等の非粘着性の弾性材で構成されているも
のを用いることが好ましい。
【0020】前記ダイロール151の外周面に設けられ
た歯型151aは、図4に示すように、その山及び谷の
部分が当該ダイロール151の軸方向に沿って形成され
ており、ダイロール151は、当該軸が搬送方向Rに略
直交するように略水平に配置されている。これによって
立体ギャザー形成用部材3の上面部33に形成される略
波形のエンボス模様の谷及び山が弾性部材4の伸張方向
に略直交する方向に形成されるように構成されている。
【0021】また、歯型151aは、図6に示すよう
に、隣り合う歯型の頂部間のピッチPが1.0〜5mm
であることが好ましく、1.5〜2.0mmであること
がより好ましい。該歯型151aのピッチPが1.0m
m未満であると歯型がアンビルロールに噛み込まず、シ
ート表面に波形状に起伏するエンボス加工が鮮明に施さ
れない場合があり、5mmを超えるとピッチが広すぎて
繊細で柔らかなギャザーを形成できなくなる場合があ
る。また、歯型151aの先端部の曲率半径rは、0.
1〜0.5mmであることが好ましく、0.15〜0.
2mmであることがより好ましい。該曲率半径rが0.
1mm未満であるとシートが歯型の先端部で切断される
場合があり、0.5mmを超えるとシート表面に波形状
に起伏するエンボス加工が鮮明に施されない場合があ
る。さらに、隣り合う歯型151aの側面部のなす角度
θ151は、45〜90度であることが好ましく、55
〜65度であることがより好ましい。該角度θ151が
45度未満であるとピッチが狭くなりすぎ、また、90
度を超えるとピッチが広くなりすぎ、いずれも目的とす
る間隔の波形状の起伏を有するエンボス加工が施せない
場合がある。
【0022】ダイロール151は、当該ダイロール15
1の回転軸152が油圧駆動のシリンダーユニット15
3のロッドで支持されており、シリンダーユニット15
3を駆動させることで該ロッドを上下動させ、アンビル
ロール150とダイロール151との間をシート5及び
弾性部材4を所定の圧力で押圧し、シート5の表面、即
ち立体ギャザー形成用部材3の上面部33に長手方向に
沿った略波形のエンボス加工を施せるように構成されて
いる。
【0023】なお、図には示していないが、エンボス加
工手段15は、ダイロール151を加熱する加熱手段を
備えており、当該加熱手段で当該ダイロール151を所
定温度に加熱することで、立体ギャザー形成用部材3の
上面部33にエンボス加工が良好に行えるように構成さ
れている。
【0024】また、装置1は、図1に示すように、前記
弾性部材4に接着剤を間欠塗工する塗工手段16と、重
ね合わせた前記シート5の側面部51、52を部分的に
接合できるように当該側面部52に接着剤を間欠塗工す
る塗工手段17とを備えている。塗工手段14は、弾性
部材4に対応して所定間隔おきに接着剤の吐出口を有す
る櫛歯状のノズル(図示せず)を備えており、各弾性部
材4にそれぞれ接着剤を塗工できるように構成されてい
る。
【0025】次に、本発明の伸縮性シート部材の製造方
法を、その好ましい実施形態として、装置1を用いた立
体ギャザー形成用部材の製造方法に基づいて図面を参照
しながら説明する。
【0026】先ず、図3(b)に示すように、帯状のシ
ート5を搬送経路Rに沿って搬送手段11のバキューム
ボックス112当該シート5を搬送ベルト110に負圧
吸着させた状態で搬送しながら、シート5の基面部50
の内面にその長手方向に沿ってほぼ等間隔に6本の糸状
の弾性部材4を伸張状態で固定する(図7(a)参
照)。
【0027】搬送ベルト110によるシート5の搬送速
度は、立体ギャザーの加工性と各寸法の安定性から、ベ
ルト11と同速度であることが好ましく、50〜200
m/minであることが好ましく、100〜150m/
minであることがより好ましい。
【0028】搬送ベルトでシート5を搬送する場合に
は、第1、第2のガイド12、13による張出し部の形
成エリアへの進入前後におけるシート5の基板部50の
角度(同エリアへの進入前後の搬送経路R’搬送経路R
との角度)θが、所定の角度となるように搬送すること
が好ましい。この角度θは、安定的に加工を行える点か
ら100〜150度、好ましくは135〜145度とな
るようにシート5を搬送することが好ましい。
【0029】バキュームボックス112による負圧吸引
力は、シート及び弾性部材を確実に保持できる点から9
80〜9800Paであることが好ましく、4900〜
7840Paであることがより好ましい。
【0030】前記立体ギャザー形成用部材3を構成する
シート5としては、立体ギャザー形成用部材3が肌に直
接当接することから、肌触りの良好なものが好ましい。
また、低表面張力の液が透過することを防止する観点か
ら疎水性のものであることが好ましい。これらの要請を
満足するシートとして、疎水性繊維からなるか又は疎水
化処理されたエアスルー不織布、スパンボンド不織布又
はスパンボンド/メルトブロー複合不織布を用いること
が好ましい。
【0031】立体ギャザー形成用部材3を不織布で構成
する場合、該不織布は、立体ギャザーの長さ方向につい
て測定されたバルクソフトネスが0.03〜0.3N、
特に0.05〜0.2Nであることが好ましく、立体ギ
ャザーの幅方向(高さ方向)について測定されたバルク
ソフトネスが0.05〜0.5N、特に0.07〜0.
3Nであることが好ましい。更に幅方向のバルクソフト
ネス値が、長さ方向のバルクソフトネス値と同等又はそ
れ以上であることが好ましい。前記不織布の長さ方向及
び幅方向のバルクソフトネス値を前記範囲とし、また両
バルクソフトネス値の大小関係を前述のものとすること
により、両張出し部31、32に配された弾性部材4
が、長さ方向に収縮し易くなる。また、立体ギャザー形
成用部材3の両張出し部31、32による面シール効
果、及び立体ギャザー形成用部材3の起立性が、着用者
の動作にかかわらず安定的に維持される。
【0032】前記バルクソフトネスは、以下の方法で測
定される。即ち、テンシロン(東洋ボールドウィン製、
型式:RTM−25)を用い、不織布サンプルを120
mm×10mmにカットし、10mmの高さの円筒を作
り、その上端と下端をステープルで止め、測定用の円筒
サンプルを作る。この円筒サンプルの高さ方向に圧縮速
度10mm/minで圧縮した時の最大荷重を測定し、
その値をバルクソフトネス値とする。長さ方向のバルク
ソフトネス値とは、不織布の長さ方向が圧縮方向となる
場合の値をいい、幅方向のバルクソフトネス値とは、不
織布の幅方向が圧縮方向となる場合の値をいう。
【0033】シート5に固定する際の弾性部材4の伸張
率は、100〜300%であることが好ましく、120
〜150%であることがより好ましい。伸張率が100
%未満であると弾性部材4が搬送中にたわみ、立体ギャ
ザーが形成されない場合があり、300%を超えると伸
張率が高すぎて弾性部材4の張力が高く、シートに固定
できない場合がある。また、弾性部材4の引張強度は、
200〜600gfであることが好ましく、300〜4
00gfであることがより好ましい。引張強度が200
gf未満であると弾性部材を伸張した場合に該弾性部材
が破断する場合があり、600gfを超えるとソフトな
伸張率を出すことができなくなる場合がある。弾性部材
4の構成材料は、上記伸張率及び引張強度が得られるも
のであれば、生理用ナプキンに通常用いられるものを特
に制限なく用いることができるが、低伸張率で引張強度
(張力)が得られる点からポリオレフィン類及びポリウ
レタン類の発泡体並びに天然ゴムが特に好ましい。弾性
部材4は、線径が0.2〜0.5mm、特に0.25〜
0.3mmの糸状のものが好ましいが、帯状、フィルム
状等の形態のものを用いることもできる。
【0034】前記シート5に内包される弾性部材4全体
の弾性率は、形成する伸縮性シート部材の形態に応じて
適宜設定することができる。
【0035】弾性部材4のシート5への固定手段は、生
理用ナプキンに通常用いられるものであれば特に制限さ
れないが、ホットメルト接着剤、ヒートシールが好まし
く用いられる。
【0036】本実施形態では、シート5に弾性部材4を
固定する前に、側面部51又は52の所定位置に、前記
基壁部30を部分的に接合するための接着剤53を塗工
手段17で間欠塗工する。基壁部30の接合に用いられ
る接着剤は、生理用ナプキンに用いられる通常のもので
あれば特に制限されないが、ホットメルト接着剤、ヒー
トシールが好ましく用いられる。
【0037】次に、搬送経路の幅を前記ガイド12、1
3で両側から狭めて、基面部50の両側に延在する両側
面部51、52のうち、側面部51を基面部50を部分
的に覆うようにガイド12の突出部120で絞りこんで
前記立体ギャザー形成用部材3における第1の張出し部
31を形成する(図7(b)参照)。
【0038】その一方、前記基面部50における前記側
面部51で覆われていない部分を覆い且つ絞り込まれた
側面部51の上面に重ね合わせるように、他方の側面部
52を、前記ガイド13の突出部130で長手方向に沿
って内側に折り曲げて前記立体ギャザー形成用部材3に
おける第2の張出し部32及び前記基壁部30を形成す
る(図7(c)参照)。
【0039】次に、図1及び図3(b)に示すように、
立体ギャザー形成用部材3をニップロール14で挟持し
て当該立体ギャザー形成用部材3を平坦にする。ニップ
ロール14による立体ギャザー形成用部材3の挟持圧
は、弾性部材4とシート5とを強固に接着させる目的で
0.2〜0.5MPaであることが好ましく、0.4〜
0.45MPaであることがより好ましい。
【0040】次に、弾性部材4を内包したシート5をエ
ンボス加工手段15のアンビルロール150及びダイロ
ール151の間に通して押圧し、シート5の表面にその
長手方向に略直交する筋状の形態で当該長手方向に略波
形に起伏するエンボス加工を施す。
【0041】アンビルロール150及びダイロール15
1による弾性部材4を内包したシート5の挟持圧は、1
〜3MPaであることが好ましく、1.5〜2MPaで
あることがより好ましい。該挟持圧が1Pa未満である
と充分な圧力を与えることができず接着不良となる場合
があり、3MPaを超えると弾性部材4やシート5が破
断する場合がある。
【0042】また、ダイロール151の温度は、70〜
120℃であることが好ましく、80〜100℃である
ことがより好ましい。該温度が70℃未満であると成形
後のシートに目的とする波形状の起伏を有するエンボス
加工が施されなくなる場合があり、120℃を超えると
シートが溶け始め、シート表面が硬くごわごわとして肌
触りの悪いものとなる場合がある。
【0043】エンボス加工手段15の回転するアンビル
ロール150及びダイロール151間に繰り込まれたシ
ート5及び弾性部材4には、ダイロール151の歯型1
51aがアンビルロール150に噛み合う際にその形態
がシート5の表面に転写される。この際、アンビルロー
ル150の外周面が前記弾性部材で形成されているた
め、ダイロール151の歯型151aがアンビルロール
150に噛み込み、シート5の表面に歯型151aに対
応する形状が転写されて略波形の起伏が形成されるが、
弾性部材4が断裂されずにエンボス加工が施される。
【0044】このようにして形成されたエンボス加工手
段15を通過したシート5の表面(立体ギャザー形成用
部材3における上面33)には、図3(b)に示すよう
に、その長手方向に1.0〜3.0mm間隔おきに当該
長手方向に略直交する方向に筋状に揃った凹部(谷)を
有し当該長手方向に略波形に起伏するエンボス加工が施
される。
【0045】エンボス加工が施された立体ギャザー形成
用部材3は、基壁部30の端部をプレカットした後、前
記生理用ナプキン2の製造ラインに供給される。そし
て、図8に示すように、基壁部30及び基壁部30から
横方向に両側に張り出す第1、第2の張出し部31、3
2を有する断面が略T字状の形態で、第1、第2の張出
し部31、32のそれぞれに糸状の弾性部材4が6本内
包され、上面部33に略波形のエンボス形状が形成され
た形態で生理用ナプキン2の立体ギャザーに適用され
る。
【0046】このようにして生理用ナプキン2に適用さ
れた立体ギャザーの高さHは、5〜50mmであり、第
1の張出し部31の先端と、張出し部32の先端との間
の距離Wは、6〜40mmである。
【0047】以上説明したように、本実施形態の立体ギ
ャザー形成用部材の製造方法は、シート5を搬送経路に
沿って搬送しながらシート5の基面部50にその長手方
向に沿って弾性部材4を伸張状態で固定し、固定された
弾性部材4を内包するようにシート5を折り曲げた後
に、外周面部に弾性を有するアンビルロール150及び
外周面部に山型の歯型を有するダイロール151を備え
たエンボス加工手段15で、シート5の表面(立体ギャ
ザー形成用部材3の上面部33)にその長手方向に略波
形状に起伏するエンボス加工を施すようにしたので、風
合い及び身体に装着したときのフィット性が良好で、ズ
レ難い立体ギャザーを製造することができる。
【0048】本発明は前記実施形態に制限されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変
更することができる。
【0049】本発明は、前記実施形態におけるように、
断面が略T字状の立体ギャザーの形成に用いる伸縮性シ
ート部材の製造に特に好適であるが、帯状のシートを搬
送経路に沿って搬送しながら該シートの基面部にその長
手方向に沿って弾性部材を伸張状態で固定し、固定され
た該弾性部材を内包するように該シートを折り曲げた形
態を有する伸縮性シート部材であればその形態には特に
制限はない。例えば、図9に示す生理用ナプキン2’の
ような、外側にのみ張り出す張り出し部31’を有する
立体ギャザーの形成に用いる伸縮性シート部材の製造に
も適用することができる。
【0050】本発明は、前記実施形態のように、シート
及び弾性部材の長手方向に略直交するように山及び谷が
形成される歯型を有するエンボスロールを用いることが
好ましいが、シート及び弾性部材の長手方向に斜めに交
差するように山及び谷が形成されるように歯型を設けた
エンボスロールを用いることもできる。
【0051】本発明は、前記実施形態におけるように、
吸引手段112によってシート5の基面部50を搬送ベ
ルト110に吸着させた状態で搬送しながら行うことが
好ましいが、吸引手段112による吸着は、必要に応じ
て省略することもできる。
【0052】本発明においては、前記実施形態における
ように、重ね合わされた前記シート5の前記側面部5
1、52を部分的に接合して前記基壁部30を部分的に
接合することが好ましいが、基壁部30の接合は必要に
応じて省略することもできる。
【0053】本発明においては、前記実施形態における
ように、前記弾性部材4に間欠的に接着剤を塗工してシ
ート5に固定することが好ましいが、弾性部材4に接着
剤を連続的に塗工することもできる。
【0054】本発明の伸縮性シート部材は、生理用ナプ
キンの他、使い捨ておむつ、失禁パッド等の吸収性物品
に用いられる立体ギャザー形成用部材や表面シートの製
造にも適用できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、風合い及び身体に装着
したときのフィット性が良好で、ズレ難い吸収性物品を
製造することが可能な伸縮性シート部材の製造方法が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伸縮性シート部材の製造方法を生理用
ナプキンの立体ギャザー形成用部材の製造に適用した一
実施形態における製造装置を模式的に示す図である。
【図2】同装置の一部を模式的に示す斜視図である。
【図3】同装置の一部を平面視した状態を模式的に示す
図であり、(a)は装置のみの図、(b)は製造状態を
示す図である。
【図4】同装置におけるエンボス加工手段を模式的に示
す正面図である。
【図5】同エンボス加工手段におけるアンビルロールと
ダイロールとのかみ合い状態を模式的に示す図である。
【図6】本発明に用いられるダイロールの歯型の形態を
示す図である。
【図7】本発明の立体ギャザー形成用部材の製造方法の
手順を模式的に示す図であり、(a)はシートの基面部
に弾性部材を配設した状態を示す図、(b)は一方の側
面部を絞りこんで第1の張出し部を形成した状態を示す
図、(c)は、他方の側面部を折り曲げて第2の張出し
部及び基壁部を形成した状態を示す図である。
【図8】本発明の立体ギャザー形成用部材の製造装置で
作成された立体ギャザーの一実施形態を備えた生理用ナ
プキンの要部断面図である。
【図9】本発明の立体ギャザー形成用部材の製造装置で
作成された立体ギャザーの他の実施形態を備えた生理用
ナプキンの要部断面図である。
【符号の説明】
1 立体ギャザー形成用部材の製造装置 2 生理用ナプキン(吸収性物品) 3 立体ギャザー形成用部材(伸縮性シート部材) 4 弾性部材 5 シート 11 搬送手段 12 第1のガイド 13 第2のガイド 14 ニップロール 15 エンボス加工手段 150 アンビルロール 151 ダイロール 16、17 塗工手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 59/04 B29L 9:00 // A61F 5/44 31:48 13/514 A41B 13/02 K B29K 105:20 T B29L 9:00 S 31:48 A61F 13/18 320 Fターム(参考) 3B029 BD14 BF07 4C003 CA04 DA06 HA05 4C098 AA09 CC10 CC12 DD10 DD12 DD13 DD22 DD23 DD24 4F209 AC03 AD08 AD17 AG01 AG05 AH63 NA01 NA10 NB02 NG02 NG05 NK07 PA04 PB02 PB11 PC03 PC05 PG05 PQ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のシートを搬送経路に沿って搬送し
    ながら該シートの基面部にその長手方向に沿って弾性部
    材を伸張状態で固定し、固定された該弾性部材を内包す
    るように該シートを折り曲げた後に、外周面部に弾性を
    有するアンビルロール及び外周面部に山型の歯型を有す
    るダイロールを備えたエンボス加工手段で、該シートの
    表面にその長手方向に略波形状に起伏するエンボス加工
    を施す伸縮性シート部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シートが不織布である請求項1記載
    の伸縮性シート部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送経路の幅を両側から狭めて、前
    記シートにおける前記基面部の両側に長手方向に沿って
    延在する両側面部の一方を該基面部を部分的に覆うよう
    に絞りこむ一方、前記基面部における一方の前記側面部
    で覆われていない部分を覆い且つ絞り込まれた該側面部
    の上面に重ね合わせるように、他方の側面部を長手方向
    に沿って内側に折り曲げて、基壁部及び該基壁部から横
    方向に両側に張り出す第1、第2の張出し部を形成し、
    前記弾性部材を該第1、第2の張出し部内に内包する請
    求項1又は2記載の伸縮性シート部材の製造方法。
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